JPS617344A - 弾性粘着剤組成物 - Google Patents

弾性粘着剤組成物

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JPS617344A
JPS617344A JP12756284A JP12756284A JPS617344A JP S617344 A JPS617344 A JP S617344A JP 12756284 A JP12756284 A JP 12756284A JP 12756284 A JP12756284 A JP 12756284A JP S617344 A JPS617344 A JP S617344A
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Takashi Ariyoshi
有吉 隆司
Tokuaki Emura
江村 徳昭
Takao Hayashi
隆夫 林
Toshitaka Nagamine
利登 長嶺
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Tosoh Corp
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Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は粘着力の優れた弾性粘着剤組成物に関する。更
に詳しくは粉末ゴムに゛(A)イソシアネート化合物と
(B)可塑剤及び/又は軟化剤を添加し、攪拌すること
により得られる常温で架橋し得る無溶剤型のゴム系弾性
粘着剤組成物にある。
〔従来の技術〕
一般に架橋したゴムは、大きい衝撃吸収性、大きな変形
性、あるいはその大きな変形に於いて回復性を示す等の
性質を持つことから、常温架橋型のゴム系弾性粘着剤は
、土木、建築、木工、自動車、航空機、家庭用品、電気
機器等の広い分野に於いて接着剤、シーリング材等とし
て使用されている。
(発明が解決しようとする問題点〕 この常温架橋型のゴム系弾性粘着剤には、溶剤型と無溶
剤型の2種類があり;前者はゴムにカーボンブラック、
炭酸カルシウム、可塑剤、軟化剤。
金属酸化物、フェノール樹脂等のゴム用配合剤類を練り
四−ルウバンバリーミキサ−等で混練りし、次にその混
練り物を数時間以上掛けて有機溶剤に溶解し、そして粘
着剤として、使用する前にゴムの常温架橋剤として公知
のイソシアネート化合物を添加混合して使用する。この
溶剤型の弾性粘着剤は上記したように練りロール、バン
バリーミキサ−等による配合剤類の混練り配合工程を含
み、更に混練り物の有機溶剤への溶解に数時間以上と、
極めて長い時間を要することから工業的、経済的な方法
とは云えない。また有機溶剤を含むため、人体に有害で
あり、更に引火爆発の危険があり、この製造および使用
は限定されている。また、後者は前述した混練り工程で
イソシアネート化合物を添加混練りしてそのまま使用で
きるが、練りロール、バンバリーミキサ−等によって、
ゴムにゴム用配合剤類を混練りする場合は、高いせん断
下で行うため、混線物が発熱を伴ない、イソシアネート
化合物を添加混練りした場合は、イソシアネート化合物
自体がゴムの常温架橋剤であるため、混練り中に架橋反
応が開始すると共に粘着力が薄れ、更には混練り物の可
使時間が数十分と限定されるため実際には採用されてい
ない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、これらの問題点と要望に答えるべく鋭意
研究を重ねた結果、粒径が少なくとも3酩以下の粉末ゴ
ムに規定量の(A)イソシアネート化合物と(B)可塑
剤及び/又は軟化剤を添加し、攪拌するだけで粘着力の
優れた常温架紀型の弾性粘着剤が得られることを見いだ
し本発明を達成した。
〔作用及び発明の効果〕
本発明の組成物は無溶剤型であるために、人体に無害で
あり、且つ引火爆発の危険がなく、使用方法および使用
場所についても何等限定されず、又、練りロール、バン
バリーミキサ−等による混練り工程および有機溶剤への
溶解工程が不要であるため、経済的にも優れている。又
、本発明の組成物は、必要量、必要な時間に製造するこ
とが出来るために、無溶剤型の常温架橋型ゴム系弾性粘
着物の宿命である可使時間に制限されることもなく、こ
の利点は大きい。
以下本発明の詳細な説明する。本発明に使用される粉末
ゴムは2個以上のイソシアネート基を有するイソシアネ
ート化合物で常温架橋出来る粉末ゴムであれば、特に制
限されるものではなく、例エバ天然コム(in)、イソ
プレンゴム(工R)。
スチレンブタジェンゴム(81R)lクロロプレンゴム
(OR)、ニトリルゴム(NBR)およびブタジェンゴ
ム(BR)等天然9合成ゴムの粉末ゴムが挙げられる。
これらの粉末ゴムの製法としてはベール状のゴムを粉砕
、破砕により粉末化したゴム、ゴムラテックスをスプレ
ー乾しフラッジ晶乾燥、冷凍法等の物理的手段あるいは
ゴムラテックスを凝固法、共沈法、マイクルカプセル法
またはポリマーイオンコンプレックス法等の化学的方法
を挙げることが出来る。本発明は、これらのいずれの方
法等によって得られた粉末ゴムにも適用出来る。
粉末ゴムの製法の一例として、特開昭53−75244
号の粉末ゴムの製法を挙げることが出来る。この方法は
、アニオン性もしくはノニオン性のゴムラテックスに、
アニオン性水溶性高分子を混合し、次に該アニオン性水
溶性高分子とコアセルベージlンを起生しうるカチオン
性高分子。
陽イオン界面活性剤等を混合し、ゴムラテックスから、
ゴム粒子を分離させた後、合成樹脂エマルジ1ンを添加
混合し、脱水乾燥して得られる粉末ゴムの製法である。
本発明に用いる粉末ゴムの粒径は、3鴎以下のものが好
ましく、粒径が3mを越えると粉末ゴムにイソシアネー
ト化合物と可塑剤もしくは軟化剤を添加し、攪拌すると
きに長時間を要し好ましくない。
本発明に使用される2個以上のイソシアネート基を有す
るインシアネート化合物としては、粉末ゴムを常温で架
橋することの出来るイソシアネート化合物であれば特に
制限されるものではなく、例えばポリフェニル−ポリメ
チレンポリイソシアネート、トリス(A−フェニ゛ルイ
ソシアネート)チオ7オスフエート、イソホロソジイソ
シアネート、トリフェニルメタントリイソシアネート、
テトラメチレンジイソシアネート、1.4−す7タレン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー)、
1.5−す7タレンジイソシアネート、2゜2′−ジフ
ェニルプリパン−4,4′−ジイソシアネー) 、 4
.4’ −フェニルメタンジイソシアネート、m−フェ
ニレンジイソシアネート、2.6−)リレンジイソシア
ネー)、2.4−)リレンジイソシアネ−ト等が挙げら
れ、これらイソシアネート化合物を単独もしくは混合物
として用いることが出来る。
そしてその添加量は使用粉末ゴム100重量部当り、1
〜70重量部、好ましくは10〜50重量部、更に好ま
しくは15〜30重量部である。1重量部未満ではイソ
シアネート化合物の架橋反応が小さく、常温架橋型のゴ
ム系弾性粘着剤としては使用出来ず、また70重量部を
越えて添加しても架橋反応の効果はあまり変わらない。
本発明に使用される可塑剤もしくは軟化剤としては、一
般的にゴムの可塑剤もしくは軟化剤として、練りロール
、バンバリーミキサ−等によりゴムに添加、混練りして
使用されているものであればよい。可塑剤としては7タ
ル酸エステル、二塩基酸エステル、グリコールエステル
、エポキシ系軟化剤、リン酸エステル類等の可塑剤で、
例えばジメチル7タレート、ジノニルフタレート、ジイ
ソブチル7タレート、ジイソブチル7タレート。
ジヘプチル7タレート、ジーn−オクチル7タレート、
ジイソオクチル7タレート、ジー(2−エチルヘキシル
)7タレート、ジノニルフタレート。
ジイソデシル7タレート、ジトリデンル7タレート、ジ
アリルフタレート、ジシクロへキシル7タレート、ジー
(2−エチルヘキシル)アジペート。
ジイソデシルアジペート、ジー(2−エチルヘキシA/
)アゼレート、ジブチルセパケート、ジー(2−エチル
ヘキシル)イソセバケート、ジエチレングリコール、ジ
ベンゾエート、トリエチレングリコール、ジー(2−エ
チルヘキソエート)、ブチルステアレート、ブチルオリ
エート、メチルアセチルリシル−ト、テトラーハイドロ
ハ−フリルオリエート、ブチルエポキシステアレート、
オクチルエポキシステアレート、トリフェニル7オス7
エート、タレジルジフェニルフォスフェート。
トリクレジ/L/7オス7エート等が挙げられる。
軟化剤としては鉱物油系、植物油系軟化剤類等のもので
、例えばパラフィン系オイル、す7テン系オイル、アロ
マ系オイル、ひまし油、綿実油。
あまに油、なたね油、大豆油、やし油、落花生油等が挙
げられる。これら可塑剤もしくは軟化剤は単独または混
合物として使用しても何等差しつかえない。そしてその
添加量は使用粉末ゴム100重量部当り、5〜200重
量部、好ましくは10〜100重量部、更に好ましくは
30〜70重量部である。
本発明では、イソシアネート化合物は必須の成分であっ
て、可塑剤、軟化剤だけでは本発明の目的、効果は達成
することはできないし、またその合計量が20−225
0重量部の範囲であることかた250重量部を越えて添
加した場合は著しく粘度が下°がり作業性が劣り、工業
的な効果はない。
本発明の組成物を得るための一例としては、これらの必
要成分を容器中あるいは台上でへら、棒。
手などにより人力で攪拌するか、回転翼をもつ容器で攪
拌する方法を採用することが最良な方法である。通常、
ゴムの混練りに用いられる練りa −ルウバンバリーミ
キサ−等で混練りを行うことも可能であるが、混練り中
にしばしば架橋反応が起り、ゴ今′が流動性を示さなく
なる傾向を示すと共に粘着剤としての効果が薄れ、また
可使時間が数十分と限定されるなど、更に工夫を施す必
要性がある。本発明の組成物は粉末ゴムにイソシアネー
ト化合物と可塑剤及び/又は軟化剤を添加し、攪拌して
得られるものであるが、この添加方法には特に制限され
るものではなく、例えば上記の他にイソシアネート化合
物と可塑剤及び/又は軟化剤を混合して粉末ゴムに添加
する方法、あるいはイソシアネート化合物と可塑剤及び
/又は軟化剤を混合し、それに粉末ゴムを添加する方法
等がある。
また、本発明の組成物はそのまま使用出来るが、必要に
応じて公知の配合剤類を粉末ゴムに混合。
分散するが、あるいはイソシアネート化合物や軟化剤に
混合分散し、次に添加攪拌し本発明の組成物を得ること
も出来る。
〔実施例〕
以下実施例により本発明を更に説明するが、これら実施
例のみに限定されるものではない。
なお、以下の実施例で使用した粉末ゴムは特開昭53−
75244号の製法に従って製造した。
また部はすべて重量部である。
実施例1〜4及び比較例1〜3 ポリクロルプレンゴムラテックス(東洋曹達工業■社製
商品名「スカイプレンa−40sJのラテックス)を乾
燥重量が35%になるように調製し、このゴムラテック
スの20部にアルギン酸ソーダの1%水溶液20部を加
え、次に酢酸の10%水溶液を添加し、pH45にした
。この混合液をポリオキシエチレン牛脂アルキルプロピ
レンジアミンのα1%水溶液200部に添加した。次に
微粉末状に分離したゴムをデカンテーションにより洗浄
した後、ゴムが微粉末状に分散した水溶液中にポリスチ
レンエマルジョンをゴムラテックスの乾燥重量に対して
6重量外になるように加えて混合し、脱水、乾燥を行い
粒径[1511111の粉末クロロプレンゴムを得た。
次にこの得られた粉末クロロプレンゴム100部当り酸
化マグネシウム10部。
醸化亜鉛5部をパウダーミキサーでブレンドし、次にそ
の混合物を容器に取り、該粉末りpロプレンゴム100
部に対シてトリス(A−7エニルイソシアネート)チオ
フォスフェート25部、ジー(2−エチルヘキシル)7
タレ一ト25部ヲ添加し、その後竹べらで攪拌を行い、
本発明の弾性粘着剤組成物を得た。
次に、この得られた弾性粘着剤組成物の被着体との接着
強さを測定するために、木材引張りせん断接着強さの試
験をJ工S K 6851に準拠して行った。
まず、まかんばの柾目板に竹べらで6門の厚さに塗布し
、次に塗布していないまかんばの柾目板を塗布面に密着
さぜ、常温でα2Iai/mの圧締を10分間行い、除
圧後、温度23℃、湿度55%で7日間放置後、引張速
度25m/winで木材引張りせん断接着強さの測定を
行った。表1にその測定結果を示す。実施例2は実施例
1のトリス(A−7エニルイソシアネート)チオ7オス
7工−ト25部をポリフェニル−ポリメチレンポリイソ
シアネート20部に、実施例3は実施例1のジ(2−エ
チルへキシ/I/)フタジー)25部をジ(2−エチル
ヘキシル)アジペート50部に、実施例4は実施例1の
ジ(2−’xエチルヘキシル7タレ一ト25部をす7テ
ン系オイル(三菱石油■社製商品名「三菱20ライトプ
ロセス油」)35部に変えた以外実施例1の方法に従っ
た。比較例1は実施例1のトリス(A−yエニルイソシ
アネート)チオフォスフェート25部を5部に、ジ(2
−エチルヘキシル)7タレ一ト25部を10部に変えた
以外実施例1と同様な方法に従った。
しかしながら、弾性粘着剤組成物は得られず、木材以張
りせん断接着強さの測定は行えなかった。
比較例2は実施例1のトリス(A−フェニルイソシアネ
ート)チオフォスフェートを添加せず、ジ(2−エチル
ヘキシル)フタジー)25部を50部に変えた以外実施
例1と同様な方法に従りた。
表1にみられるように実施例1〜4の弾性粘着剤組成物
の木材引張りせん断接着強さは比較例2に比べて極めて
高い値を示すことが明らかである。
実施例5,6及び比較例4 ニトリルゴムラテックス(商品名rli i pa15
157J、日本ゼオン■社製)を乾燥重量が35%にな
るように調整し、実施例1と同様な方法により粒径0.
5鰭の粉末ニトリルゴムを得た。
次に得られた粉末ニトリルゴム100部当り、亜鉛華1
0部、カーボンブラック(東海電極■社製商品名「ジー
ストH」)5部をパウダーミキサーでブレンドし、次の
その混合物を容器に取り次に該粉末ニトリルゴム100
部に対して、ポリフェニル−ポリメチレンポリイソシア
ネート25部とジイソブチルフタレート45部とクマロ
ンインデン樹脂5部を混合した溶液7−5部を添加し、
竹べらで攪拌を行い、本発明の弾性粘着剤組成物を得た
。次に実施例1と同様な方法に従い、得られた弾性粘着
剤組成物の被着体との接着強さを知るために木材引張り
せん断接着強さの試験を行った。
表2に測定結果を示す。実施例6は実施例5のジイソブ
チル7タレートをジイソデシルアジペートに変えた以外
、実施例5の方法に従った。比較例4は実施例5のポリ
フェニル−ポリメチレンポリイソシアネートを添加しな
い以外は実施例5と同様な方法に従った。
表2から実施例へ6に示すように比較例4に比べて優れ
た接着強さを示している。
手続補正ν) 昭和59年9 月10日 侍許庁長官  志 賀   学  殿 1事件の表示 昭和59年特許願第 127562号 2発明の名称 弾性粘着剤組成物 3補正をする者 電話番号(585)3311 4補正命令の日付 5補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6補正の内容 (1)  明細書6頁、下から9行目 「イソホロン」を 「イソホロン」と訂正する。
(2)  同頁、下から2行目 「λ6−トリレン」を 「2.4−トリレン」と訂正する。
手続ネ1n正研關 昭和60年 1月11日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粉末ゴム100重量部に対して、(A)2個以上のイソ
    シアネート基を有するイソシアネート化合物1〜70重
    量部と、(B)可塑剤及び/又は軟化剤5〜200重量
    部を、その合計量((A)+(B))が20〜250重
    量部である弾性粘着剤組成物。
JP12756284A 1984-06-22 1984-06-22 弾性粘着剤組成物 Granted JPS617344A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001316525A (ja) * 2000-05-02 2001-11-16 Denki Kagaku Kogyo Kk クロロプレン系ゴム組成物
WO2005056703A1 (de) * 2003-12-12 2005-06-23 Votteler Lackfabrik Gmbh & Co. Kg Mittel zur isoliergrundierung von holz und holzwerkstoffen und dessen verwendung
US10179527B2 (en) 2015-05-26 2019-01-15 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Support device for vehicle seat

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001316525A (ja) * 2000-05-02 2001-11-16 Denki Kagaku Kogyo Kk クロロプレン系ゴム組成物
WO2005056703A1 (de) * 2003-12-12 2005-06-23 Votteler Lackfabrik Gmbh & Co. Kg Mittel zur isoliergrundierung von holz und holzwerkstoffen und dessen verwendung
US10179527B2 (en) 2015-05-26 2019-01-15 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Support device for vehicle seat

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