JPS6171396A - 放射線汚染防止用シ−ト - Google Patents

放射線汚染防止用シ−ト

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JPS6171396A
JPS6171396A JP59192650A JP19265084A JPS6171396A JP S6171396 A JPS6171396 A JP S6171396A JP 59192650 A JP59192650 A JP 59192650A JP 19265084 A JP19265084 A JP 19265084A JP S6171396 A JPS6171396 A JP S6171396A
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JP
Japan
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weight
parts
vinyl acetate
sheet
ldpe
Prior art date
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JP59192650A
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JPH0154678B2 (ja
Inventor
杉本 克己
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Zeon Kasei Co Ltd
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Zeon Kasei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 彦業上の利用分野 本発明は、放射性物質を取扱う作業上の床基礎面や、上
記作業に従事する人員の放射線による汚染を防止するた
めの放射線汚染防止用シートに関するものである。
従来の技術 原子力発電所等放射性物質を取扱い、あるいは放射性物
質で汚染された作業場で作業する人員の保護のため、作
業床に取V可能なシートを敷き、また汚染された機器を
シ、−トで被覆し、汚染されたシートを適時取替え、ま
た作業場で生じた放射性物質を軟質の袋に入れ廃棄又は
保管する処分が行なわれている。これらの目的には、合
成Nnシートが使用され、例えば特公昭53−3611
6に示Tように作業床用として酢酸ビニル含有率5〜2
5重量%のエチレン・酢酸ビニル共言合体シートが用い
られている。
発明が解決しようとする問題点 上記エチレン・酢酸ビニル共重合体(以下、EVAと略
称する)は、汎用合成FIBII!例えば低密度ポリエ
チレン(以下、LDPEと略称する)に比べ、著しく高
価であり、大量に上記目的に使用する場合には、低価格
のシートが要望されており、またシートの表面滑性にお
いても更に改良が要求されている。放射線汚染防止用シ
ートに要求される特性としては、柔軟で、引裂および耐
衝11強度が大きいこと、表面の滑り性が小さいこと、
透明性および表面への粘着性などが要求されるが、特に
シート表面の粘着性の大きいことが、敷設したシート上
で作業者がr骨らないという安全外の点から重視されて
いる。
LDPEシートは、表面粘首性などの点で好ましくない
が、LDPEを主要成分として上記目的に適するように
改質されたシート(フィルムを含む)が得られれば、コ
スト低減の上から好都合であり、本発明はこの目的に適
い、かつ引裂強度。
伸び9表面?骨性等の諸機能にも還れた放射線汚染防止
用シートを提供するものである。
問題点を解決するための手段 本発明に係る放射線汚染防止用シートは、低密度ポリエ
チレン50〜95重量部、酢酸ビニル含育率28〜50
i!in%のエチレン・酢酸ビニル共重合体45〜5M
量部及び石油樹脂5重社部以下を合MT 100 KL
 f&部となるように配合した混合物を用いて成形した
ことを特徴とするものである。
即ちLDPEを主体に、これに高酢酸ビニル含量のEV
A及び好ましくは石油樹脂を配合することにより、LD
PEの欠点を補うことに成功したものである。
LDI’Eは50重量部以上95重量部以下配合するこ
とができ、好ましくは55〜90重世部である。EVA
は45〜5重ffi部の範囲とTることが好ましく、4
5重量部以上では、高酢酸ビニル含量のため剛性の低下
、伸び及び引裂強度の低下を来し、かつ、コスト的にも
不利となるからである。石油樹脂としては、C5系石油
I!+脂、特にこれのカルボン酸変性共重合体が好まし
く用いられ、シートに粘性(タッキネス)を付与するの
に非常にa効である。 hB記した石油樹脂とは、石油
精製の際に抽出されるC5モノマーを連鎖重合させたノ
ルボネンII+脂類似の構造を持つポリマーであって、
これに少量の不飽和有機酸等を共重合したもの等を指し
、該石油樹脂としては例えばフィントン■圏脂(日本ゼ
オン(株)製)などが挙げられる。
石itI]m脂は5風儀部以下加えられ、5重量部以上
加えると、得られたシートの透明性が害され、シートの
引裂強さが極度に低下するので好ましくない。なお、石
?lIJ国脂の添加量としては、α5重量部以上が好ま
しい。
本発明に係る放射線汚染防止用シートは、上述のvd脂
配合物を押出成形、インフレーション成形法等により成
形して得られる。シートの厚さは、咋業床用1機器被覆
用1袋用等、用途に応じて種々の厚さのものが選ばれる
作  用 本発明においては、LDPEを50重量部以上配合して
いるにも拘らず1表面の滑り防止効果(動j11擦抵抗
が大]や引裂強さ等が優れている。これは高酢酸ビニル
含量のEVAをブレンドした効果によるもので、恐らく
、ミクロ構造において組成物中で酢酸ビニル含量の多い
部分がポリエチレンマトリックス中にブロック的に存在
する、即ちミクロtRmにおいて分散が不均一であり、
この不均一分散構造が滑り防止に効果を示Tものと考え
られる。また、更に、これに石油Fji指重指体合体え
ることによって、より優れた粘η性が付与されるもので
ある。
以下、実施例、比較例により、本発明を具体的に説明す
る。
比較例1〜8 比較例1として市販のLDPE車味、比較例2として、
市販の酢酸ビニル含t6%のEVAjlliE。
比較例3として同じく酢酸ビニル含量15%のもの単味
、比較例4〜6にLDPEの50重量部以下の鼠と低酢
酸ビニル含11EVA (酢酸ビニル含ff115重社
%)、高酢酸ビニル含量EVA (酢酸ビニル含量32
重置%、45重盪%)を用いて表1に示す割合で重合し
たもの、比較例7.8として、LDPEと高酢酸ビニル
含量EVAの混合物に、さらにC5系石油Fi!指と不
飽和有機酸の共重合体(フィントン”’ $ 20OS
 、日本ゼオン(株)製)を5’ii!Wk部を超えて
混合したものを用い、それぞれ80 m mmのノンベ
ント式押出機を用いてインフレーション法により厚さα
1〜αl’4mmのシートを作成し、それぞれ引張強さ
く測定法=JIS Z 17021 、 I+I+J 
(JIS Z 1702’) 、硬度(デュロメータD
、 AS1MD17061 、 NJJtllWA I
ASTMD 1894 、但しJIIl摩擦試験におけ
る引張速度はAslIMの150 mm/minの代り
に100 mm/ minを採用した)の測定を行なっ
た。結果を表1の物性値に示T0 実庸例1〜9 実施例3および5として、表1の組成櫃に示すように市
販のLDPEそれぞれ50重ffi部以上に、高酢酸ビ
ニル合一のEVA (酢酸ビニル含量28〜45重ii
t%ンを加えて100mff1部としたもの、及び実施
例1,2,4.6〜9としてLDPEと高酢酸ビニル含
量EVAに比較例で用いたのと同一の石油樹脂5重量部
以下を添加し合計100重量部としたものを用い、比較
例と同様に8QmmφノンベントI11出機を用いてイ
ンフレーション法により014mm厚のシートを作成し
、それぞれ比較例と同じく物性値を測定した。結果を表
1に示す。
以下余白 xm汚染防止用シートに要求される物性としては、引張
り強さは作業場における作業の点から80 kg/cm
  以上を必要とし、伸び500%以上。
硬度は適度の柔軟性を要するため30〜50が好マシく
、!111111gHtAS’IMD1894Mllj
aイー])50以上好ましくはα6以上の値を示すこと
が作業の安全上、あるいは機器の保護上望ましい。
上記比較例においてNo、1〜No、4では、引張強さ
伸び、硬度は良いがm*擦が劣り、一方阻5〜陽8に示
すように、EVA中の酢酸ビニルの含量及び/又は石油
樹脂を増量すれば動摩擦の値は増大するが反面、引張強
さ、伸びも低下し、特に引張強さの低下が著しく実用に
適さない。
これに対し、実施例1〜9はすべて引張り強ささハ80
 kg/cm  以上、伸び500%以上、 am擦α
5以上を充足している。
発明の効果 本発明によれば、LDPEを主成分とし、しかも酢酸ビ
ニル合成28〜45%のE VA、!−用いて物性値の
大きな犠牲もなく、またC5系石油m脂重合体の添加に
より、さらに容易に動摩擦抵抗値を向上させることが達
成された。本発明シートはLDPEを主体とするため、
従来のシートに比ベコストを低減でき、かつ優れた動M
11擦抵扼ををTるので、放射線汚染防止用シートとし
て放射線作業場の床シート用、lfl器被贋用等として
極めて有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、低密度ポリエチレン50〜95重量部、酢酸ビニル
    含有率28〜50重量%のエチレン・酢酸ビニル共重合
    体45〜5重量部及び石油樹脂5重量部以下を合計10
    0重量部となるように配合した混合物を用いて成形した
    放射線汚染防止用シート。
JP59192650A 1984-09-17 1984-09-17 放射線汚染防止用シ−ト Granted JPS6171396A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59192650A JPS6171396A (ja) 1984-09-17 1984-09-17 放射線汚染防止用シ−ト

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59192650A JPS6171396A (ja) 1984-09-17 1984-09-17 放射線汚染防止用シ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6171396A true JPS6171396A (ja) 1986-04-12
JPH0154678B2 JPH0154678B2 (ja) 1989-11-20

Family

ID=16294768

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59192650A Granted JPS6171396A (ja) 1984-09-17 1984-09-17 放射線汚染防止用シ−ト

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0649148A1 (en) * 1993-10-13 1995-04-19 Donald Weir Radiation-shielding material

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6097317U (ja) * 1983-12-07 1985-07-03 ダイハツ工業株式会社 エンジン用排気管

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6097317U (ja) * 1983-12-07 1985-07-03 ダイハツ工業株式会社 エンジン用排気管

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EP0649148A1 (en) * 1993-10-13 1995-04-19 Donald Weir Radiation-shielding material

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