JPS6171250A

JPS6171250A - 車両のスイツチ制御装置

Info

Publication number: JPS6171250A
Application number: JP19444784A
Authority: JP
Inventors: Yasuhiro Kiyono; 泰弘清野
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1984-09-14
Filing date: 1984-09-14
Publication date: 1986-04-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）発明の分野この発明は、たとえば自動車に装備されるトランクオー
プナ−、サンルーフ等を自動的に開閉操作するような各
種スイッチを搭載した車両のスイッチ制御装置に関し、
さらに詳しくは車両が停止状態か走行状態かによりスイ
ッチの入力をＭ　！＋３するスイッチ制御装置に関する
。

（ロ）発明の背景通常、この種のスイッチ制６１１装置は、車室内前面の
インストルメントパネルに各種機器の操作スイッチが所
用数搭載されて、自動車の操作性向上ならびに高級化が
図られている。

しかし、各種操作スイッチのうち、車両停止時において
のみスイッチ操作が許容される停止モードスイッチと、
スイッチ操作が走行中でも許容される走行モードスイッ
チとがインストルメントパネルに配設されているため、
ことに走行中のスイッチ操作ではスイッチの選定に戸惑
いやすくスイッチの操作性が低下する。

このため、走行中にもかかわらず、トランクオープナ−
等の停止モードスイッチを操作してしまうような誤操作
を誘起し、危険であった。

また、各種モードに対応する各々の操作スイッチを表示
画面近傍位置に配設する構成上、構造の簡単化が図れず
、コスト高となっていた。

（ハ）発明の目的そこでこの発明は、モード別に設定した車両の機器種目
を画面で表示して、走行中に停止モードの操作スイッチ
を操作するような、不適な入力操作を規制し、安全性を
高めると共に、画面内に操作スイッチを構成して構造を
簡単化することができる車両のスイッチ制御装置の提供
を目的とする。

（ニ）発明の要約この発明は、各種機器のスイッチ操作モードを、車両の
停止中と走行中のそれぞれに操作可能な停止モードと走
行モードとに分番プで、車両の停止・走行の運転状態に
対応してスイッチ操作モード別に機器種目を画面表示し
、この画面表示に対応する操作スイッチを当該画面上に
構成した車両のスイッチ制御装置であることを特徴とす
る。

（ホ）発明の効果この発明によれば、停止時と走行時とに、機器のスイッ
チ操作モードが切換えられるので、走行時に操作−すれ
ば危険な、たとえば、トランクオープナ−等を誤って作
動させることがなく、極めて安全である。

さらに、操作スイッチは一つで停止モードと走行モード
との二種の機能を持たせるので、操作スイッチの数ｍが
半減でき、しかも省スペース化が図れる。

各種機器の操作スイッチを一箇所に集めるので、配線が
容易となり、また視認しやすく、操作性の向上が図れる
。

多数の操作スイッチを一枚のフィルムで構成できるので
、操作スイッチのトータルコストを下げることができ、
かつ極めて薄型に形成できる。

（へ）発明の実施例この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。

図面は自動車のスイッチ＄す罪装置を示し、第１図およ
び第２図において、このスイッチ制御装置は、ベース１
１と、このベース１１に固定する各種の制御部品を搭載
したプリント基板１２と、これら全体を覆うケース１３
とから構成される。

上述のプリント基板１２には、自動車に装備された各機
器を作動させるために入力操作するタッチスイッチ式の
タッチパネルスイッチ１４をディスプレイ画面上に構成
する液晶表示用のＬＣＤ１５と、各医器のスイッチ操作
モードを走行モードと停止モードに基づいて切換えるモ
ード切換えスイッチ１６と、これを点灯表示するＬＥＤ
Ｉ　７゜１７と、表示制御用のＬＣＤドライバー１８と
、これらの入出力信号を制御するＣＰＩＪ１９とを当該
基板１２の上面に搭載している。２０は入出力用のフレ
キシブルケーブルであり、２１は上述のＬＣＤ’１５面
上に取付けられるタッチパネルスイッチ１４のフレキシ
ブルケーブルである。

ここで、各種機器のスイッチ操作モードについて述べる
と、このスイッチ操作モードは、車輌の停止中のみに操
作可能な停止モード、たとえば、第３図に示すように、
トランクオープナ、パーキング、ドアー、フューエルリ
ッドオープナ等の操作スイッチであり、さらに車輌の走
行中にも操作可能な走行モード、たとえば、第４図に示
ずように、ルームライト、サンルーフ、アンテナ、リヤ
ヒータ等の操作スイッチ等である。

前述のしＣＤ１５は停止モードに設定されたとき、停止
モードに設定された各種の機器種目の図形を上述のタッ
チパネルスイッチ１４と共に対応して画面表示し、また
走行モードに設定されたときも、走行モードの機器種目
の図形をタッチパネルスイッチ１４と共に対応して画面
表示する。

なお、タッチパネルスイッチ１４の対応箇所には、第３
図および第４図に示すように、動作表示Ｊｌ’ｌＪ３よ
び機器の＋７１作中であることを点滅して表示するフリ
ッカｉＭ能を備えたアナンシェータ用ＬＥＤ２２を取付
けてもよい。

上述のタッチパネルスイッチ１４は、第５図および第６
図に示すように、ＰＥＴフィルム（ポリエステルフィル
ム）２３の片面にＳ電膜（酸化インジウム）２４薄く被
覆した一様な透明導電フィルムを設け、このフィルムの
導電膜２４に対し、エツチングにより一部剥離して、絶
縁間隔離した短冊状の電極を形成し、短冊状に形成され
た２枚の導電フィルム２５．２５を重ね合わせて、スイ
ッチマトリクスを構成しており、このフィルム２５の押
下された部分が導電されて１．所定の入力がなされる。

２５ａは周辺接着剤である。

ところで、この種の透明のタッチパネルスイッチは、表
示色を変えたり、色に濃淡をつけるなど色調変化による
カラーＬＣＤによりディスプレイ画面を構成してもよく
、また次の代表的な検出手段を用いてもよい。

（１）透明導電フィルムを使い接点回路を形成する方式
。

（２）光電ボード（マトリックス）により、指位置を検
出する方式。

（３）感圧素子（ビエーゾ）に対する指の押下刃を検出
するストレインゲージによる検出方式。

（４）ガラス等を誘導体として、電極に人が触れたとき
の容量の変化を検出する静電容量方式。

前述のベース１１は、上述のプリント基板１２と同平板
形に設けられ、このベース１１の上面にプリント基板１
２を載設した状態で、当該ベース１１およびプリント基
板１２の四隅に設けられた各連結孔２６・・・に、下方
よりネジ２７・・・を挿通してプリント基板１２上を習
う上方のケース１３にネジ止め固定して一体的に設ける
。２８は自動車側に固定するためのネジ孔、２９はその
ネジ、３０はケーブル挿通孔、３１．３１はケースに対
応する係合突起である。

前述のケース１３は、ケース上面に上述のＬＣＤ１５と
対向するタッチパネルスイッチ１４を備えた表示窓３２
を有し、また上面に前述のＬＥＤＩ７．１７と対向する
モード表示フィルム３３を尚えた表示窓３４を有し、こ
の表示窓３４は２個のＬＥＤＩ７．１７を各々に分離す
るように中央に１．１切仮３５を設けている。さらに、
モード切換えスイッチ１６を上面に露出させるための間
口窓３６を形成している。

第７図は制御回路ブロック図を示し、ＣＰＵ　１９はメ
モリ５１に記憶されたプログラムに沿って各回路装置を
制御し、車輪回転検知部５２は自動車の車輪停止・回転
状態を検出し、これを停止・走行判定部５３にて判定す
る。

このように構成された自動車のスイッチ制御装置の動作
状態を第８図を参照して説明する。

先ず、自動車が停止状態にあって、第１ステツプ６１で
スイッチ１ｉ１１御装置の電源をＯＮすると、第２ステ
ツプ６２で、自動車の停止・走行状態が停止・走行判定
部５あの出力に基づいて判定され、第３ステツプ６３で
停車状態と判定された場合には、ＬＥＤＩ　７に第３図
に示す停止モードの機器種目の図形が点灯表示され、か
つこの停止モードに対応する各種機器の種目の図形がＬ
ＣＤ１５に画面表示される。

そして、第４ステツプ６４で、これら表示種目の図形に
対応する所望のタッチパネルスイッチ１４を押下する。

この揚台、所望のモードが表示されていなければ、第５
ステツプ６５で、モード切換えスイッチ１６を押下して
第４図に示す走行モードに変換する。そして、所望のモ
ード、たとえばトランクオープナ−のタッチパネルスイ
ッチ１４を押下すると、第６ステツプ６６で、適切な入
力モードが判定されると、トランクが自動的に開かれ、
動作表示のＬＥＤＩ　Ｔが点灯し、しかも、開放されて
いる間、点滅してフリッカ表示する。これにより入力操
作を確認すると同時に動作をも１．ｄすることができる
。

そして、第７ステツプ６７で、トランクを閉じると、第
８ステツプ６８で、動作表示のＬＥＤＩ７は消灯し、第
９ステツプ６９でトランクオープナ−に対する人力操作
が終了する。また、第１０ステツプ７０で引続き次のモ
ード操作をする場合には、ｈ１１様なタッチパネルスイ
ッチ１４の入力操作を行なえばよく、モード操作が不要
な場合には電源をＯＦＦする。

次に、自動車の走行状態にあっては、第２ステツプ６２
で走行中が判定されて、第１１ステツプ７１で、走行判
定信号に基づいてＬＥＤＩ　７に走行モードの表示マー
クが点灯表示されると共に、ＬＣＤ１６には第４図に示
す走行モードの機器種目の図形が画面表示される。

そして、その走行モードに対応するタッチパネルスイッ
チ１４を押下すると、押下信号に基づいてたとえばサン
ルーフ等が自助的に開閉操作され、かつ押下された動作
表示のＬＥＤＩ７が点灯し、これにより押下した入力操
作を確認することができる。なお、自動操作の途中、た
とえば交差点での信号待ち等で停車した場合は操作完了
後に停止モードにモード変換される。

ところで、停車中にトランクオープナ等が開状態のまま
で走行に入ると、第７ステツプ６７で、モードが不適で
あると判定され、第１２ステツプ７２で、ＬＥＤＩ７に
停止モードが点灯表示され、第１３ステツプ７３で、動
作表示のＬＥ［）１７が点滅を開始し、ドライバーにト
ランクの締め忘れを警告する。

また、停車中に走行モードを操作する場合にはモード切
換えスイッチ１６を押下すれば、走行モードに変換する
ことができる。なお、走行中にモード切換えスイッチ１
６を押下してもモードは切換わらない。

以上のように停止中と走行中に表示モードが切換わるた
め、走行中に操作して危険なスイッチを誤操作する心配
がなく、仮に停止モード機能においで締め忘れ、あるい
は消し忘れで走行に入ってし、ドライバーに酋告を与え
るなど安全性の面で大きな効果が期待Ｃきる。

さらに表示モードを切換えることで、１つのスイッチで
複合足面を持たせることができるので、省スペース面か
らも大きな効果が期待できる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、第１図（ま申両のスイッチ制御２１１装置を示す分解斜
視図、　　゛第２図はその組立−Ｃ斜視図、第３図は停止モード時の機器種目を示す説明図、第４図
は走行モード時の機器種目を示す説明図、第５図はその
タッチパネルスイッチの説明図、第６図はその一部拡大
縦断面図、第７図はその制御回路ブロック図、第８図はそのフローチャートである。１４・・・タッチパネルスイッチ１５・・・ＬＣＤ　　　１６・・・モード切換えスイッ
チ１７・・・ＬＥＤ　　　　　　１９・・・ＣＰＵ５２
・・・車輪回転検知部５３・・・停止・走行判定部第２図第３図１４・・・クー・チノ′キル８イ・↑ 第４図ｆＡｓ図第６図ＩＥ８ｒＩＩＩ

Claims

【特許請求の範囲】

１．　車両に装備される各種機器のスイッチ操作モード
を、車両の停止中と走行中のそれぞれに操作可能な停止モードと走行モードとに分けて、各スイッチ操作モード別に機器種目を画面で表示すると共に、当該画面上に表示の機器種目に対応して入力するための各種操作スイッチを構成した画面表示器と、車両の停止・走行の運転状態に対応するスイッチ操作モードの機器種目を表示すべく画面表示器を制御する制御回路とを備えた車両のスイッチ制御装置。
２．　スイッチ操作モードを切換える切換えスイッチを
設け、前記制御回路はこの切換えスイッチの切換えに対応してスイッチ操作モードをモード別に表示制御するべく構成した特許請求の範囲第１項記載の車両のスイッチ制御装置。
３．　操作スイッチが入力されて該当機器が動作したこ
とを表示する表示部を設けた特許請求の範囲第１項記載の車両のスイッチ制御装置。
４．　機器の動作表示部は画面表示器の画面内に設けた特許請求の範囲第３項記載の車両のスイッチ制御装置。
５．　機器の動作表示部はフリッカ機能を持つべく構成
した特許請求の範囲第３項または第４項の車両のスイッチ制御装置。
６．　スイッチ操作モードの停止モードは車両の停止時
のみ操作を許容する機器種目を集合した特許請求の範囲第１項記載の車両のスイッチ制御装置。