JP3467790B2 - 車両用リモコンスイッチ装置 - Google Patents
車両用リモコンスイッチ装置Info
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Description
作やエアコン操作等のために用いて好適の、車両用リモ
コンスイッチ装置に関する。
ン等の種々の内装品が装備され、これらの操作スイッチ
等が増加し、全てのスイッチ類をドライバの操作性のよ
い位置に配置するのが困難になっている。そこで、種々
の内装品の操作スイッチを兼ねた汎用の車両用リモコン
スイッチ装置が開発されている。
イッチ装置を示す図であるが、この車両用リモコンスイ
ッチ装置は、ドライバ106の近傍(ここではステアリ
ング部)に、図9に示すようなスイッチ部107を配設
し、このスイッチ部107の操作により、オーディオユ
ニット103やエアコンユニット104等の切替制御を
行なうことができるものである。
6が運転を行なうためのステアリングであり、このステ
アリング101には、図9に示すようなスイッチ部10
7が配設され、ドライバ106は運転中においてもスイ
ッチ部107の操作を行なうことができるようになって
いる。このスイッチ部107は、図9に示すように6つ
のリモコンスイッチ107−1〜107−6によって構
成されている。ここで、リモコンスイッチ107−1は
チャンネルモードを設定することができるものであり、
従って、このリモコンスイッチ107−1がリモコンス
イッチ107−2〜107−5のキーとなっている。
定できるチャンネルモードは、例えば、オーディオ制御
のモードやエアコン制御のモード等があり、これらのい
ずれかのモードを選択的に設定することができようにな
っている。なお、リモコンスイッチ107−6は、電源
をオフにするものであり、108はホーンボタンであ
る。
であり、このセレクタ102は、リモコンスイッチ10
7−1からの信号を受けて、チャンネルモードを切り替
えることができるものである。つまり、セレクタ102
は、リモコンスイッチ107−1からのモード選択信号
を受けて、これに応じてオーディオユニット103とエ
アコンユニット104とのいずれかを選択してスイッチ
部107と接続することができるようになっている。従
って、リモコンスイッチ107−2〜107−5からの
制御信号はセレクタ102によって選択されたチャンネ
ルモードに転送されるようになっている。
手段105は、オーディオユニット103とエアコンユ
ニット104との間で、現在選択されているもののモー
ドと、その操作内容等についての制御状態を表示するも
のであり、車両のダッシュボード部に設けられている。
このような構成により、ステアリング101装着のスイ
ッチ部107を、ドライバ106が操作することによ
り、ドライバ106は運転席より容易にオーディオ制御
若しくはエアコン制御等を行なうことができる。
モコンスイッチ装置では、ドライバが走行中にスイッチ
ング操作を行なう場合においては、操作状況を確認する
ために視線を前方から車両のダッシュボード部に移さね
ばならないという不具合がある。このため、特開平3−
169751にて開示された手段が開発されている。こ
の手段によれば、ヘッドアップディスプレイを用いるこ
とにより、操作状態を車内のフロントウィンドに投影さ
せて表示することにより、視線を前方から車両のダッシ
ュボード部に移すことなくスイッチング操作を可能なら
しめている。
アップディスプレイを用いた車両用リモコンスイッチ装
置においても、ドライバが運転中にスイッチング操作を
行なう場合には、複数存在するスイッチの中で手の感触
のみで所望のスイッチを確認することが困難である。こ
のため、ドライバは正確なスイッチ操作を行なうため
に、視線を前方よりステアリング部のスイッチ部分に移
さなければならないという課題がある。
たもので、ドライバが視線の移動を伴わず、迅速に所望
のスイッチの位置を探し出して、オーディオ等のスイッ
チング操作を行なうことができるようにした、車両用リ
モコンスイッチ装置を提供することを目的とする。
用リモコンスイッチ装置では、車両の運転席近傍に装着
され、スイッチング情報を入力するための複数のスイッ
チを有するスイッチ部をそなえ、該複数のスイッチのい
ずれかを操作しようとするとき、操作者の指がいずれの
スイッチの位置にあるかを検出してこれに応じた信号を
出力する指位置状態検出手段と、該複数のスイッチのう
ちのいずれかが操作されると、これを検出して対応した
信号を出力するスイッチ操作状態検出手段と、該指位置
状態検出手段からの指位置情報及び該スイッチ操作状態
検出手段からのスイッチ操作情報とを受けて、これらの
情報を表示する表示手段とが設けられ、該表示手段が、
フロントウィンドに半透過で表示するように構成され、
かつ、該指位置状態検出手段が、発光ダイオードと、該
発光ダイオードより発せられる光が接近してくる指に反
射しこの反射された光を受光し検出信号を出力するフォ
トトランジスタをそなえて構成されて、該指位置状態検
出手段が、操作者の指が該複数のスイッチのうちのいず
れかに近づいたことを検出するとともに操作者の指が該
複数のスイッチのうちのいずれかに接触したことを検出
して、これに応じた信号を出力するように構成されてい
る。
置は、車両の運転席近傍に装着され、スイッチング情報
を入力するための複数のスイッチを有するスイッチ部を
そなえ、該複数のスイッチのいずれかを操作しようとす
るとき、操作者の指がいずれのスイッチの位置にあるか
を検出してこれに応じた信号を出力する指位置状態検出
手段と、該複数のスイッチのうちのいずれかが操作され
ると、これを検出して対応した信号を出力するスイッチ
操作状態検出手段と、該指位置状態検出手段からの指位
置情報及び該スイッチ操作状態検出手段からのスイッチ
操作情報とを受けて、これらの情報を表示する表示手段
とが設けられ、該表示手段が、フロントウィンドに半透
過で表示するように構成されて、かつ、該指位置状態検
出手段が、二つの電極と、該二つの電極と接近する指と
の静電容量を検知する容量検知回路とをそなえ、上記静
電容量の変化により指の接近度合いを検知するように構
成されて、操作者の指が該複数のスイッチのうちのいず
れかに近づいたことを検出するとともに操作者の指が該
複数のスイッチのうちのいずれかに接触したことを検出
して、これに応じた信号を出力するように構成されてい
ることを特徴としている。また、該表示手段を、指位置
情報及びスイッチ操作情報をカラー表示により模式的に
色分けして表示するように構成することが好ましい。
グ部に装着されていると好適である。
は、操作者は、例えばステアリング部等の車両の運転席
近傍に装着されたスイッチ部を介して、スイッチング情
報を入力する。このとき、指位置情報検出手段が、操作
者の指が該複数のスイッチのうちのいずれかに近づいた
ことを検出するとともに操作者の指が該複数のスイッチ
のうちのいずれかに接触したことを検出して、これに応
じた信号を出力する。表示手段において、この指位置情
報がフロントウィンドに半透過の状態で模式的に表示さ
れる。
操作されると、スイッチ操作状態検出手段がこれを検出
して、このスイッチ操作情報を信号として出力する。表
示手段では、上記の指位置情報及びスイッチスイッチ操
作情報を受けて、これらの情報をフロントウィンドに半
透過の状態で模式的に表示する。
ての車両用リモコンスイッチ装置を説明する。ここで、
図1はその構成を示すブロック図であり、図2は本発明
の車両用リモコンスイッチ装置におけるステアリング部
の配線系を説明するための図であり、図3はスイッチ部
のオン状態を説明するための分解斜視図であり、図4,
5は指位置情報の検出方法を説明するための図であり、
図6は表示手段による表示態様を示す図であり、図7は
本発明の車両用リモコンスイッチ装置の動作を説明する
ためのフローチャートである。
置は、図1に示すように、車両内に搭載されたオーディ
オやエアコン等を、ドライバが運転中に所望の状態に制
御するために設けられたものである。この図1におい
て、101はドライバ10が操作を行なうステアリング
であり、このステアリング1には、スイッチ部107が
設置され、ドライバ10が運転中においても、このスイ
ッチ部107を操作することができるようになってい
る。
スイッチ107−1〜107−6により構成されてお
り、このリモコンスイッチ107−1〜107−6は、
図9に示した従来例の車両用リモコンスイッチ装置にお
けるスイッチ部107と同様の機能を有するものであ
る。つまり、リモコンスイッチ107−1は、リモコン
スイッチ107−2〜107−5のキーとなってチャン
ネルモード(例えばエアコン制御モード,オーディオ制
御モード等)を設定することができるものであり、リモ
コンスイッチ107−2〜107−5は、チャンネルモ
ードに基づいた制御を行なうためのものである。
風量制御モード,エアコン風方向制御モード及びエアコ
ン温度制御モードがあり、オーディオ制御モードには、
AMラジオ制御モード,FMラジオ制御モード,カセッ
トデッキ制御モード及びCDプレーヤ制御モードがあ
り、リモコンスイッチ107−1ではこれらの具体的な
制御モードに順次切り替えることができ、ドライバはこ
れらの各制御モードのうちの好みのものを選択できる。
リモコン対応ユニット200を設定することができる。
なお、リモコンスイッチ107−6は、電源をオフにす
るものであり、108はホーンボタンである。また、5
は指位置状態検出手段であり、この指位置状態検出手段
5は、例えばドライバ10がリモコンスイッチ107−
1〜107−6のいずれかを操作しようとするとき、ド
ライバ10の指が、リモコンスイッチ107−1〜10
7−6のうちのどの位置にあるかを検出して表示手段7
に出力するものである。
の態様としては、例えば、ドライバ10の指が、リモコ
ンスイッチ107−1〜107−6のいずれかに近づく
か又は接触するとこれを検出するようになっている。と
ころで、6はスイッチ操作状態検出手段であり、このス
イッチ操作状態検出手段6は、リモコンスイッチ107
−1〜107−6のいずれかの操作により出力されるオ
ーディオユニット3またはエアコンユニット4への制御
信号を検知して表示手段7に出力するものである。
リモコンスイッチ107−1〜107−6のいずれかが
オン状態となった場合にこれを検出するものである。そ
して、この検出情報は後述の表示手段7にて所望の態様
を以て表示するように構成されているのである。ところ
で、図1に示すように、コントローラ2は、セレクタ2
Aをそなえており、このセレクタ2Aには、リモコンス
イッチ107−1からの信号を受けてチャンネルモード
を切り替えることができるものである。
オユニット3とエアコンユニット4との間で、リモコン
スイッチ107−1からの信号を受けてチャンネルモー
ドを選択して切り替えることができるようになってい
る。さらに、リモコンスイッチ107−2〜107−5
からの制御信号によれば、選択されたチャンネルモード
についての所要の制御が行なわれるようになっている。
手段5とスイッチ操作状態検出手段6とからの検出情報
を、表示手段7にて表示させるため、表示パターン生成
回路2B及びHUD(ヘッドアップディスプレイ)駆動
回路2Cをそなえている。ここで、表示パターン生成回
路2Bは、リモコンスイッチ107−1〜107−6の
スイッチ操作検出情報又はリモコンスイッチ107−1
〜107−6上の指位置検出情報を受け、これらの検出
情報から表示パターンを生成するためのものである。
ン生成回路2Bで生成された表示パターンに対応して、
表示手段7を駆動する駆動信号を出力するためのもので
ある。表示手段7は、指位置状態検出手段5とスイッチ
操作状態検出手段6とからの各検出情報を、HUD駆動
回路2Cを介して受けることにより作動するが、HUD
駆動回路2Cからの信号に基づいて作動する表示用光源
を有する表示器7Aと、この7Aからの光を投影する虚
像表示画面8とをそなえている。虚像表示画面8はフロ
ントウィンド9に半透過で表示するもので、表示手段7
はいわゆるヘッドアップディスプレイとして構成されて
いる。
力される情報を、図1の点線で示すようにフロントウィ
ンド9に反射させて、虚像表示を生成させ、ドライバ1
0が、この虚像表示により、上記検出情報を視認するこ
とができるように構成されている。ところで、スイッチ
部107におけるリモコンスイッチ107−1〜107
−6は、図3に示すように、指110で押下することに
よりオン状態となるように構成されている。このように
ボタン式スイッチは、一般に押下したときにオン状態が
固定されるものと固定されないものとの2種類の態様が
あるが、いずれであってもよい。
線構造は、図2に示すように、ホーンボタン108及び
スイッチ部107の各端子は、ステアリング101の裏
側において、スリップリング109を介して、コントロ
ーラ2に接続されている。スリップリング109は、例
えば螺旋状の構成を有することにより、ステアリング1
01を回転させても、ホーンボタン108及びスイッチ
部107とコントローラ2とを接続できるようになって
いる。
手段としては、例えば図4(a)に示すように、発光ダ
イオード21より発せられる光が、接近してくる指11
0に反射して、この反射された光をフォトトランジスタ
22が受光して検出信号として出力する光反射式検出手
段がある。つまり、リモコンスイッチ107−1〜10
7−6毎に、図4(a)に示す、発光ダイオード21,
フォトトランジスタ22等をそなえた接近検出部20を
設けて、指の接近を検出するようになっている。
10と接近検出部20との距離が、例えば10mm程度
以内に近づくと、反射光を受光することができるように
構成されている。したがって、この場合は指110の接
近距離と検出信号との関係は、例えば図5に示すよう
に、指110と接近検出部20との距離が0〜10mm
であるときに、検出信号を出力するようになっている。
表示態様を図6に示す。この図6において、(a)は、
チャンネルモードがカセットデッキ制御モードの場合の
虚像表示画面8aを示すものであり、(b)はチャンネ
ルモードがエアコン風量制御モードの場合の虚像表示画
面8bを示すものである。ここで、図6(a),(b)
において、8a−1,8b−1はチャンネルモードの設
定に関するメッセージを示す表示部分であり、8a−2
〜8a−5,8b−2〜8b−5は、図3又は図9に示
すリモコンスイッチ107−2〜107−5の操作情
報、指位置情報に対応した表示を行なう表示部分であ
り、8a−6,8b−6は、電源をオフとするリモコン
スイッチ107−6に対応した表示部分である。
ンスイッチ装置は、以下のように動作する。例えば、ド
ライバ10が運転中において、オーディオユニット3に
挿入されたカセットテープで音楽を聴きたくなった場合
は、まず、ドライバ10は、ステアリング101に装着
されたリモコンスイッチ107−6の操作によって、本
装置の電源をオンとする。
ドをリモコンスイッチ107−1を操作することにより
カセットデッキ制御モードに設定し、リモコンスイッチ
107−2〜107−5の操作により、所定の制御を行
なうことができる。この際、本車両用リモコンスイッチ
装置は、リモコンスイッチ107−1〜107−5の操
作等により、例えば図7のフローチャートに従って表示
手段7による動作を行なう。
リモコンスイッチ107−1〜107−6のいずれかを
押下した場合は、セレクタ2Aを介して所望の制御が行
なわれるほか、これを検出したスイッチ操作状態検出手
段6では、その操作情報を表示手段7に出力する。そし
て、この操作情報を受けた表示手段7では、フロントウ
ィンド9に反射させた虚像表示画面8において、操作し
たリモコンスイッチに該当する表示部分を赤色により色
分けして表示するように画像を出力する。その他の部分
については、例えば白色により表示する(ステップS
2)。
プ制御モードにある場合において、ドライバ10が、カ
セットテープを再生するために、リモコンスイッチ10
7−4を押下した場合は、このリモコンスイッチ107
−4に該当する、図6(a)の表示部分8a−4が赤色
に表示され、その他の表示部分8a−1〜8a−3,8
a−5,8a−6は白色に表示されるのである。
モコンスイッチ107−1〜107−6のいずれも押下
していない場合は、処理はステップS3に移行する。つ
まり、ステップS3で、指位置状態検出手段5によっ
て、指位置情報が検出されている場合は、その指位置情
報を表示手段7に出力する。そして、この指位置情報を
受けた表示手段7では、前記の虚像表示画面8におい
て、リモコンスイッチ107−1〜107−6のいずれ
かに10mm以内に近づくことで検出された指位置に該
当する表示部分を青色に表示する。その他の部分につい
ては、ステップS2の場合と同様に表示する。
プ制御モードにある場合において、カセットテープを再
生するために、リモコンスイッチ107−4を押下した
い場合は、ドライバ10は自身の指をリモコンスイッチ
107−1〜107−6の周辺に置く。すると、ドライ
バ10の指位置の移動に伴い、図6(a)の虚像表示に
おける表示部分8a−1〜8a−6のうちで、指位置に
該当する表示部分の青色表示も移動する。従って、ドラ
イバ10はリモコンスイッチ107−4の位置を、視界
を移さずに探し出して押下することができる。
リモコンスイッチ107−1〜107−6の周辺に指を
近づけず、従ってスイッチングの動作を起こしていない
場合は、ステップS5で、全ての表示部分8a−1〜8
a−6を、例えば白色に表示して通常表示を行なう。従
って、ドライバ10は運転中であっても、視線の移動や
運転姿勢を崩すことなく、迅速にオーディオ等のスイッ
チング操作を行なうことができる利点がある。
操作情報はカラー表示により色分けして表示している
が、本車両用リモコンスイッチ装置では、表示部分を点
滅させる等により、これらの情報をドライバ10に伝達
するようにしてもよい。たとえば、ドライバ10の指位
置がリモコンスイッチ107−1〜107−6上の何れ
かの位置にある場合には、虚像表示画面8においては、
当該位置におけるリモコンスイッチの表示部分を点灯さ
せ、スイッチ操作が行なわれると、そのリモコンスイッ
チの表示部分が点滅させることにより、これらの情報を
ドライバ10に伝達することができるのである。
の検出手段として、発光ダイオード21及びフォトトラ
ンジスタ22をそなえた接近検出部20を用いて、指の
接近を光の反射の検知により判断する光反射式のものを
用いているが、本車両用リモコンスイッチ装置によれ
ば、接近検出部20の代わりに、図4(b)に示すよう
な、2つの電極31,32と、これらの電極31,32
と接近する指110との静電容量C0 を検知する容量検
知回路33とをもうけ、このC0 の変化により指110
の接近度合いを検知するように構成された接近検出部3
0を設けた静電容量式の検出手段を用いることも可能で
ある。
は、電極31と指110との間の容量C1 ,電極32と
指110との間の容量C2 及び電極31,32間の容量
C3を用いることにより、式(1)に示すようにして求
めることができる。 C0 =C3 +1/{(1/C1 )+(1/C2 )} (1)
モコンスイッチ装置によれば、車両の運転席近傍に装着
され、スイッチング情報を入力するための複数のスイッ
チを有するスイッチ部をそなえ、該複数のスイッチのい
ずれかを操作しようとするとき、操作者の指がいずれの
スイッチの位置にあるかを検出してこれに応じた信号を
出力する指位置状態検出手段と、該複数のスイッチのう
ちのいずれかが操作されると、これを検出して対応した
信号を出力するスイッチ操作状態検出手段と、該指位置
状態検出手段からの指位置情報及び該スイッチ操作状態
検出手段からのスイッチ操作情報とを受けて、これらの
情報を表示する表示手段とが設けられ、該表示手段が、
フロントウィンドに半透過で表示するように構成され、
かつ、該指位置状態検出手段が、発光ダイオードと、該
発光ダイオードより発せられる光が接近してくる指に反
射しこの反射された光を受光し検出信号を出力するフォ
トトランジスタをそなえて構成されて、該指位置状態検
出手段が、操作者の指が該複数のスイッチのうちのいず
れかに近づいたことを検出するとともに操作者の指が該
複数のスイッチのうちのいずれかに接触したことを検出
して、これに応じた信号を出力するように構成されてい
ることにより、操作者は視線の移動を伴わず、迅速に所
望のスイッチの位置を探し出して、オーディオ等のスイ
ッチング操作を行なうことができる利点がある。また、
本発明の車両用リモコンスイッチ装置によれば、車両の
運転席近傍に装着され、スイッチング情報を入力するた
めの複数のスイッチを有するスイッチ部をそなえ、該複
数のスイッチのいずれかを操作しようとするとき、操作
者の指がいずれのスイッチの位置にあるかを検出してこ
れに応じた信号を出力する指位置状態検出手段と、該複
数のスイッチのうちのいずれかが操作されると、これを
検出して対応した信号を出力するスイッチ操作状態検出
手段と、該指位置状態検出手段からの指位置情報及び該
スイッチ操作状態検出手段からのスイッチ操作情報とを
受けて、これらの情報を表示する表示手段とが設けら
れ、該表示手段が、フロントウィンドに半透過で表示す
るように構成され、かつ、該指位置状態検出手段が、二
つの電極と、該二つの電極と接近する指との静電容量を
検知する容量検 知回路とをそなえ、上記静電容量の変化
により指の接近度合いを検知するように構成されて、操
作者の指が該複数のスイッチのうちのいずれかに近づい
たことを検出するとともに操作者の指が該複数のスイッ
チのうちのいずれかに接触したことを検出して、これに
応じた信号を出力するように構成されていることによ
り、操作者は視線の移動を伴わず、迅速に所望のスイッ
チの位置を探し出して、オーディオ等のスイッチング操
作を行なうことができる利点がある。
ッチ操作情報をカラー表示により模式的に色分けして表
示するように構成されていることにより、操作者は、よ
り明確に且つ迅速に指位置情報,操作情報を得ることが
できる。
ング部に装着されていることで、ドライバは、運転中に
姿勢を崩さずにスイッチング操作を行なうことができる
利点がある。
ッチ装置を構成を示すブロック図である。
ッチ装置におけるステアリング部の配線系を説明するた
めの図である。
ッチ装置のスイッチ部のオン状態を説明するための図で
ある。
ッチ装置の指位置状態検出手段の検出理論を説明するた
めの図であり、(a)は光反射式検出手段を示し、
(b)は静電容量式検出手段を示す。
ッチ装置の指位置情報の検出特性を示す図である。
ッチ装置の表示手段による表示態様を示す図であり、
(a)はカセットデッキ制御モードにおける表示態様を
示す図であり、(b)はエアコン風量制御モードにおけ
る表示態様を示す図である。
ッチ装置の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 車両の運転席近傍に装着され、スイッチ
ング情報を入力するための複数のスイッチを有するスイ
ッチ部をそなえ、 該複数のスイッチのいずれかを操作しようとするとき、
操作者の指がいずれのスイッチの位置にあるかを検出し
てこれに応じた信号を出力する指位置状態検出手段と、 該複数のスイッチのうちのいずれかが操作されると、こ
れを検出して対応した信号を出力するスイッチ操作状態
検出手段と、 該指位置状態検出手段からの指位置情報及び該スイッチ
操作状態検出手段からのスイッチ操作情報とを受けて、
これらの情報を表示する表示手段とが設けられ、 該表示手段が、フロントウィンドに半透過で表示するよ
うに構成され、 かつ、該指位置状態検出手段が、発光ダイオードと、該
発光ダイオードより発せられる光が接近してくる指に反
射しこの反射された光を受光し検出信号を出力するフォ
トトランジスタをそなえて構成されて、 操作者の指が該複数のスイッチのうちのいずれかに近づ
いたことを検出するとともに操作者の指が該複数のスイ
ッチのうちのいずれかに接触したことを検出して、これ
に応じた信号を出力するように構成されていることを特
徴とする、車両用リモコンスイッチ装置。 - 【請求項2】 車両の運転席近傍に装着され、スイッチ
ング情報を入力するための複数のスイッチを有するスイ
ッチ部をそなえ、 該複数のスイッチのいずれかを操作しようとするとき、
操作者の指がいずれのスイッチの位置にあるかを検出し
てこれに応じた信号を出力する指位置状態検出手段と、 該複数のスイッチのうちのいずれかが操作されると、こ
れを検出して対応した信号を出力するスイッチ操作状態
検出手段と、 該指位置状態検出手段からの指位置情報及び該スイッチ
操作状態検出手段からのスイッチ操作情報とを受けて、
これらの情報を表示する表示手段とが設けられ、 該表示手段が、フロントウィンドに半透過で表示するよ
うに構成され、 かつ、該指位置状態検出手段が、二つの電極と、該二つ
の電極と接近する指との静電容量を検知する容量検知回
路とをそなえ、上記静電容量の変化により指の接近度合
いを検知するように構成されて、 操作者の指が該複数のスイッチのうちのいずれかに近づ
いたことを検出するとともに操作者の指が該複数のスイ
ッチのうちのいずれかに接触したことを検出して、これ
に応じた信号を出力するように構成されていることを特
徴とする、車両用リモコンスイッチ装置。 - 【請求項3】 該表示手段が、指位置情報及びスイッチ
操作情報をカラー表示により模式的に色分けして表示す
るように構成されていることを特徴とする、請求項1又
は2記載の車両用リモコンスイッチ装置。 - 【請求項4】 該スイッチ部が、車両のステアリング部
に装着されていることを特徴とする、請求項1又は2記
載の車両用リモコンスイッチ装置。
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1993
- 1993-02-26 JP JP03849793A patent/JP3467790B2/ja not_active Expired - Fee Related
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