JPS6169865A - 硬化性難燃シリコ−ン組成物 - Google Patents

硬化性難燃シリコ−ン組成物

Info

Publication number
JPS6169865A
JPS6169865A JP19110684A JP19110684A JPS6169865A JP S6169865 A JPS6169865 A JP S6169865A JP 19110684 A JP19110684 A JP 19110684A JP 19110684 A JP19110684 A JP 19110684A JP S6169865 A JPS6169865 A JP S6169865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
parts
weight
silicon
organopolysiloxane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19110684A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6350373B2 (ja
Inventor
Hideo Niimi
新見 英雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DuPont Toray Specialty Materials KK
Original Assignee
Toray Silicone Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Silicone Co Ltd filed Critical Toray Silicone Co Ltd
Priority to JP19110684A priority Critical patent/JPS6169865A/ja
Publication of JPS6169865A publication Critical patent/JPS6169865A/ja
Publication of JPS6350373B2 publication Critical patent/JPS6350373B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、硬化性難燃シリコーン組成物に関するもので
ある。
〔従来技術およびその問題点〕
硬化性シリコーン組成物に水酸化アルミニウムを添加し
てlit焼性を付与することは公知の方法である(特開
昭54−90349号公報)、この水酸化アルミニウム
の添加による難燃化機構は、一般に組成物が燃焼する際
に水酸化アルミニウムが吸熱分解し、分解生成した水が
燃焼物近傍の酸素濃度や可燃性の分解生成物濃度を希薄
にしたり、また吸熱反応により燃焼物自身の温度を下げ
て燃焼を抑制するためと考えられるが、このような水酸
化アルミニウムの添加によっても、難燃化は未だ充分で
はなく、更1こ難燃効果のあるカーボンブラック、グラ
7フイトの併用が必要とされていた(特開昭58−65
751号公報)。
しかしながら、カーボンブラックまたはグラ7アイYを
添加すると組成物は黒色ないし灰色に着色され、希望の
色に着色、特1こ白色にすることができないという欠点
を有していた。
〔発明の目的〕
本発明は、曲記した欠点P−解消することを目的とし、
白色を含めた希望の色に着色することが可能であり、し
かも優れた難燃性を有する硬化性難燃シリコーン組成物
を提供するものである。
〔発明の構成および作用の説明〕
上記した目的は、 (八) 1分子中1こけい素原子結合アルケニル基を2
個以上有するオルガノポリシロキサン100重量部。
(B)1分子中【こけい素原子結合水素原子を2個以上
有するオルガノポリシロキサン、(A)成分中のけい素
原子結合アル 乍ニル基1モルに対して(B’l成分 中のけい素原子結合水素原子が0゜ 5〜5.0モルの範囲となるよう な量。
(C)  補強性ソリカフィラー 5〜5ofX量部。
(D)  4B粉状水酸化アルミニツム50〜200重
量部。
(E)  微粉状粘土質鉱物 0〜50重量部。
(F)トリアゾール系化合物 0.001〜1重量部 および (C)  白金系化合物         触媒量から
成る硬化性難燃ソリフーン組成物により達成することが
できる。
本発明に用いられる(A)成分は、1分子中にけい素原
子結合アルケニル基を2個以上有するオルガノポリシロ
キサンであり、本組成物の主剤となるものである0本成
分中のけい素原子に結合するアルケニル基としてはビニ
ル基、7リル基、プロペニル基などが例示され、好まし
くはビニル基、7リル基である。該オルガノポリシロキ
サン中、けい素原子に結合する他の基としては、水酸基
らしくは一価有機基であり、−価有機基としてはメチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、オクチル基のよ
うなアルキル基、2−フェニルエチル基、2−フェニル
プロピル基、3.3.3−)リアルオロプロピル基のよ
うな置換アルキル基、フェニル基、キシリル基、ナフチ
ル基のようなアリール基または置換アリール基、メトキ
シ基、エトキシ基、プロポキシ基、メトキシエトキシ基
のようなアルコキン基などが例示される。該オルガノポ
リシロキサン中、けい素原子結合アルケニル基の位置は
特に限定さ几ず分子鎖中であってもよく、また分子鎖末
端であってもよい。またアルケニル基以外の一価有機基
は1分子中1こ1種のみでもよく、また2種以上が混在
していてもよい。分子構造としては直鎖状、分枝鎖状、
網状のいずれでもよく、これらの単一重合体もしくは共
重合体あるいは混合物であってもよい、特にエラストマ
ーを目的とするときは直鎖状であり、少なくとも分子鎖
両末端にアルケニル基が存在することが好ましい。粘度
は特に限定されず、25°Cにお(子る粘度力弓センチ
ボイズから生ゴム状のものまで使用でと、さらには加熱
によって少なくとも一時的に溶融ないしは軟化するらの
であれば固体状(vfに粉末状)のものまで使用可能で
あるが、通常は25”Cにおける粘度が200センチボ
イズ以上であることが好ましい、この粘度より小さいと
硬化物が脆くなる傾向がある。液状シリフーンゴムit
物を目的とするときは25℃における粘度が200〜1
00,000センチボイズの範囲であることが好ましく
、ミラブルタイプを1的とする場合は、いわゆる生ゴム
状が好ましく用いられる。
(B)I&分は1分子中にけい素原子結合水素原子を2
個以上有するオルガノポリシロキサンであり、(八)1
m分と反応して架橋構造を形成し、最終製品に強靭性を
与えるために必要となる成分である。該オルガノポリシ
ロキサン中のけい素原子に結合する池の基としては、(
A)成分で例示した一価有機基からアルケニル基を除い
たものがあげられる。けい素原子結合水素原子の位置は
特に限定されず、分子鎖中であってもよく、また分子鎖
末端であってもよい、また−価有磯基は1分子中に1種
のみでもよく2種以上が混在していてもよい1分子構造
としては直鎖状、分枝鎖状、環状、網状のいずれでもよ
く、これらの単一重合体もしくは共重合体あるいはン昆
合物であってもよい、粘度は特に限定されないが、25
°C1:おける粘度が0.5〜100゜000センチボ
イズであることか反応性の点から好ましい。
(B)成分の必要量としては(八)成分のオル〃/ポリ
ンロキサン中に含まれるアルケニル基1モルに対し、(
B)成分中のけい素原子結合水素原子が0.5〜5.0
モルとなるような量である。
これは(A)成分中のけい素原子結合アルケニル基1モ
ルに対し、CB)Il&l申分中い素原子結合水素原子
が5.0モルより多(なると未反応の゛けい素原子結合
水素原子が硬化物中に残存することになり、また0、5
モルより少ないと架橋が不充分となり、いずれの場合に
も耐熱性および強度が著しく減少するからである。
(C)1&分の補強用シリカフィラーは、最終製品に強
度および耐熱性を与えるために必要とされる成分であり
、これには煙霧質シリカや沈降法シリカがあるが、前者
が好ましい。待にこれらのシリカ表面をオルガ/シラン
等により疎水化処理したものが、組成物の生産時の作業
性を良好にするため、好ましく使用される。(C)成分
の配合量としては(A)成分100重景部に対して5〜
50重量部である。これは、(C)成分の配合量が5重
量部より少ないとその補強効果が充分に現れず、また5
0重iRより多いと組成物が硬くなり生産性・加工性が
悪くなるからである。
(o)i分の、微粉状水酸化アルミニウムは、本組成物
の増量充填剤となりかつ、難燃性を付与させるために必
要とされる成分である。水酸化アルミニウムの粒子径は
小さいほど難焼性付与の効果が大きいとされており、0
.2〜100ミクロンのものが好ましく使用される。(
D)成分の配合量としては、(八)成分100重量部に
対して50〜200重量部であり、好ましくは50〜1
50重量部とさ八る。これは([1)成分の配合量が5
01i部より少ないと難焼性付与の効果が不充分であり
、また、200重量部より多いと、硬化物の耐摩耗性を
損なうからである。
(E)成分の微粉状粘土質鉱物は、本組成物に直接難燃
性を付与するものでないだめ、必須とされる成分ではな
いが、(E)成分を添加しない(八)、([i)、(C
)、(D)、(F)および(C)成分から成るシリフー
ンiIL代物の硬化物が燃焼時の水蒸気発生により著し
く形状が変形するのに対して、(EarIt分を添加す
ると驚くべきことに硬化物の燃焼後の形状がほとんど変
化しないことが見い出された。これは、(D)成分を除
いた(A)、(B>、(C)、(F)および<C)成分
に(E)成分のみを多量に配合しても変形防止効果は見
られず、また水酸化アルミニウム以外の充填剤、例えば
石英微粉末が配合されたシリコーン組成物に(E)r&
分を配合しても同様に変形防止の効果が見られないこと
から、(D)r!を分の水酸化アルミニウムと(E)成
分の微粉状粘土質鉱物とが併用されることによってのみ
変形防止効果が現われることが判明した。
(E)成分の微粉状粘土質鉱物としては雲母、タルク、
クレーなどが例示される。ここで雲母とは、ケイ酸塩鉱
物の1種でSiO□・^1.0.・K、0およブ結品水
から戊るらのであり、白雲母、セリサイト、絹雲母、金
雲母なども包含されるものである。タルクとは、510
2・MgOおよび結晶水から成るマグネシウムの含水ケ
イ酸塩鉱物であり、一般MLr&式 3Mgo・4S1
02・1I20  で示されるものである。 クレーと
はパイロフィライト(一般創1成式^1□0.・4S!
Ot・2H,O’+。
カオリナイト(一般組成式へ120.・2SiL・21
1.0)ハロイサイト(−膜組成式^120.・2Si
(]+・4 II r o )セリサイト (−膜組成式に2Q・3八120.・6SiO=・2H
,O)などの粘土鉱物の微細な粒子の集合体をなしてい
るもので、その主要構成鉱物によってパイロフィライト
質クレー、カオリン質クレー、セリサイト質クレーに分
類されるが、どのクレーでもf受用できる。 。
(ε)成分の添加量としては、(A)成分100重量部
に対してO〜50重及部であり、好ましくは1〜20重
量部である。これは(E)成分の添加量が少ないと変形
防止効果は小さし 50電量部より多くしても変形防止
効果の増大は認められないからである。
(F)成分のトリアゾール系化合物は、本組成物に難燃
性を付与するために必要とされる成分である。(D)成
分との相乗作用により¥に燃性が飛躍的に向上する。ト
リアゾール系化合物としては1,2.3−トリアゾール
、1,2.4−)す7ゾールおよびベンゾトリアゾール
またはこれらの誘導体が例示される。
1.2.4−)1771−ルお上りその誘導体としては
1−メチル−1,2,3−)リアゾール、1−フェニル
−1,2,3−)す7ゾール、4−メチル−2−フェニ
ル−1,2,3−)す7ゾール、1−べ/ツルー1.2
.3−)す7ゾール、4−ヒトaキシ−1,2−3−)
す7ゾール、1−7ミノー1.2.3−)リアゾール、
1−ベンズ7ミドー4−メチル−1,2,3−トリアゾ
ール、1−7ミノー4,5−シフノニルー1,2゜3−
トリアゾール、1.2.3−)す7ゾールー4−アルデ
ヒド、2−メチル−1,2,3−)す7ゾールー4−カ
ルボン酸、4−シフノー1゜2.3−)す7/−ル、5
−ヒドロキシ−1,2゜3−トリアゾール−1−イルl
!i1:酸などが例示される。
1.2.4−)リアゾールおよびその誘導体としては、
1−メチル−1,2,4−)す7ゾール、1.3−シフ
ノニルー1.2.4−)す7V−ル、5−7ミノー3−
メチル−1,2,4−)す7(−ル、3−メルカプト−
1,2,4−1リアゾール、1.2.4−)リアゾール
−3−カルボン酸、1−フェニル−1,2,4−)す7
ゾールー5−オン、1−フェニルウラ/−ルなどが例示
される。
ベンゾトリアゾールおよびその誘導体としては1−メチ
ルベンゾトリアゾール、5.6−ノメチルペンゾトリr
v−tし、27zニルベンゾトリアゾール、1−ヒドロ
キンベンゾトリアゾール、l−ベンゾトリアゾールカル
ボンチル、2−(3’ 、5’−ノブチル−2′−ヒト
aキシ−フェニル)−ベンゾトリアゾールなどが例示さ
れる.このうちでベンゾトリアゾールおよびその誘導体
が好ましく使用される.本成分は融点の高いものが多い
ので組成物中に均一に分散させるためにエタノール、イ
ソプロピル7ルコール、ベンゼン、トルエン、キシレン
などの有機溶媒に予め溶解または分散させて使用しても
よい。
(F)成分の配合量としては、(A)成分100重量部
に対して0.001〜1重量部であり、好ましくは0.
01〜0.1重i部である.これは(F)成分の配合量
が0.001重量部より少ないとfi燃性付与の効果が
不充分であり、また1電量部より多いと硬化が不充分と
なるためである。
(G)成分の白金系化合物は、( 八) rlt分と(
B)成分を架橋させるための触媒となる成分である。
白金系化合物としては微粒子状白金、アルミナ、シリカ
ゾル、アスベストなどの担体に微粒子状白金を担持させ
たもの、塩化白金酸、塩化白金酸とアルコール、エーテ
ル、アルデヒドあるいはビニルシロキサンなどの錯体が
、ロノウム化合物、パラノウム化合物、イリノウム化合
物が例示される。(G)成分の添加量としては、白金系
化合物の種類により異なり特に限定されないが通常、(
A)成分100重量部に対して白金系金属自体で1〜1
 0 0 0ppm.好ましくは5〜100pp−とさ
れる。本成分の白金系化合物は組成物中に均一に分散さ
せるためにイソプロピルアルコール、エタノール、ベン
ゼン、トルエン、キシレンなどの有機溶媒、あるいはオ
ルガノポリンクキサンに予め分散させて使用してもよい
本発明の組成物°の製造法としては(A)、(B)。
(C)、(D)、(E)、(F)オヨI/’(C)成分
ヲ単に混合すこことによって得られ、添加順序は特に限
定されないが、例えば(A)I&分に(C)成分を添加
後、加熱混合するか場合によっては減圧下で加熱混合し
てもよく、この場合冷却後に(B)、(D)、(E)。
(F)、および(C)成分を添加混合することが好まし
い.また(B)成分以外を全部混合した組成物を作り、
使用直前に(B)成分を添加してもよく、あるいは(1
4)成分および(C)成分を除いた残りを全部混合した
Ailr&物を作り、使用直前にCB)成分および(C
)成分を添加してもよい.本発明の組成物は室温で時間
と共に徐々に硬化反応が進むため、長時間保持する必要
があるときは従来公知の付加反応抑制剤、例えばエチニ
ルシクロヘキサノール、ツメチルホルムアミド、トリフ
ェニルホスフィン、環状メチルビニルシロキサン、3−
メチル−1−ブチン−3−オール、3.5−ツメチル−
1−ヘキサン−3−オール、シクロヘキシルブチノール
、3−フェニル−1−ブチン−3−オール、ノフェニル
エチニルηルビノール、3,5−ツメチル−3−ヘキセ
ン−1−インなどを添加してもよい、また本発明の組成
物に顔料、耐熱剤、接着付与剤、有機過酸化物、有機溶
剤などを必要に応じて添加してもよ本発明の11歳物は
、室温放置、または必要に応じて加熱することによって
l燃性の(Iれたエラストマー状、硬iレノン状あるい
はデル状ソリコーンに硬化させることができる。成形方
法としては圧縮プレス成形、インノエクシッン成形、ト
ランス77−成形、注型法などの公知の方法が利用でき
る。また組成物を直接もしくは、トルエン、キシレン、
ベンゼンまたは塩素化炭化水素などの有fi、t%溶剤
に分散させて、ガラス繊維、炭素繊維、7久ベストのよ
うな無機繊維の布にナイフコーティング、リバースコー
ティング、エフナイフフーティング等の方法で被覆し、
あるいはそれら布に含浸させて絞った後、硬化させて難
燃性に優れたシリコーン被覆布を作ることもできる。
〔発明の実施例〕
次に本発明の実施例を示すが、実施例中に部とあるのは
すべて重量部を意味する。また51燃性試験は次に示す
ようなUL’−94の垂直法で評価した。すなわち幅1
627センチメードル、長さ12.7センチメードル、
厚さ1.59センチメートルの試験片を垂直に吊し、下
方から標準ガスを使用した規定の炎をまず10秒問接炎
して離し、その瞬間から試験片中の炎が消えるまでの時
間を測定し、また、炎が消えると同時に再び炎を10秒
間接炎して離し、同様にして炎が消えるまでの時間を測
定する。この試験を同一サンプルから切り取った5枚の
試験片について行ない10個の合計燃焼時間を求めた。
実施例1 両末端ジメチルビニルシリル基封値のツメチルポリシロ
キサン(粘度10,000センチボイズ)100部に、
シランにより疎水化処理した煙霧質シリカ(日本7エロ
ノル(株)製 商品名アエoゾルR972)101を加
え、120℃で1時間加熱混合したのち冷却し、水酸化
アルミニウム(日本軽金属(株)&1  商品名 B1
03、平均粒径3〜4ミクロン)と雲母粉(山田工業所
(株)製 商品名 Y−1000M)を表1に示す割合
で各々添加し、ベンゾトリアゾールの30%イソプロピ
ルアルフール溶no、3邪を加え、よく混合した後、3
本ロールを1回通してシリコーンゴムベースをi!i9
1した。このシリコーンゴムベースに両末端トリメチル
シリル基封鎖のメチルハイドクシエンポリシロキサン(
粘度50センチボイズ)1部を、触媒として塩化白金酸
・ビニルシロキサン・アルコール錯体をビニル基含有ツ
ノチルポリシロキサンの全重量に対し、白金金属自体と
して20ppmとなるように加え、よく混合して、減圧
下で脱泡した後、170°C15分間プレス成形し1.
59ミリメートルの厚さのシリコーンゴムシートを作成
した。なお、この組成物中の全けい素原子結合ビニル基
と全けい素原子結合水素原子とのモル比はl:3であっ
た。このシートから幅1゜27センチメードル、長さ1
2.7センチメードルの試験片を切1)取り、燃焼試験
および燃焼後の試験片の観察を行なった。その結果を表
1に示した。
表       1 実施例2 実施例1のシリコーンゴムベースにおいて、水酸化アル
ミニウム(日本軽金属(株)製 商品名 B103.平
均粒径3〜4ミクロン)の添加量を100部、雲母粉(
山田工業所(株)製 商品名 Y−1000M)の添加
量を10部とし、ベンゾトリアゾールの30%イソプロ
ピルアルコール溶液を表2に示す割合で各々添加した以
外は全く同様に調製したシリコーンゴムベースを調製し
、実施例1と同様に試験片を作り燃焼試験および燃焼後
の試験片の観察を行なった。
その結果を表2に示した。
表         2 実施例3 実m例2のシリコーンゴムベースにおり1て、ベンゾト
リアゾールの30%イソプロピルアルフール溶液の添加
量を0.2部とし、雲母粉10部の代りに表3に示す種
々の微粉状粘土質鉱物を各々10部配合した以外は全く
同様に調製し、実施例1と全く同様に試験片を作り燃焼
試験お上V燃焼後の試験片の観察を行なった。その結果
を表3に示した。
表        3 実施例4 実施例2のシリコーンゴムベースにおいて、両末端ツメ
チルビニルシリル基封鎖のノメチルボリシaキサンの代
りに両末端ツメチルビニルシリル基封頷のメチルフェニ
ルポリシロキサン(メチル基とフェニル基とのモル比は
4:1、粘度3000センチポイズ)100部を使用し
、ベンゾトリアゾールの代りに表4に示すような種々の
Fリアゾール誘導体の30%イソプロピルアルコール?
s液0.2部添加した以外は全く同様の条件でシリコー
ンゴムベースヲ調製し、実施例1と全く同様の方法で試
験片を乍1)燃焼試験および燃焼後の試験片の観察を行
なった。
なお、この組成物中の全けい素原子結合ビニル基と全け
い素原子結合水素原子とのモル比は1:2.5であった
。その結果を表4に示した6表           
4 〔発明の効果〕 本発明の硬化性難燃シリコーン組成物は、カーボンブラ
ックやグラファイトのような黒色物質を添加することな
く、優れた難燃性を有するので、白色も含めた種々の色
に着色が可能であり、更に微粉状粘土質鉱物を添加した
場合には、燃焼後ら硬化物の形状がほとんど変化するこ
とがないという特徴を有する。
本発明の組成物は、各種家電製品、自動車、建築材料な
どに幅広く利用することができ、特1ニガラスクロスや
炭素m維織物のような布のコーティングに適した難燃性
シリコーンコーティング組成物として利用することがで
きる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)1分子中にけい素原子結合アルケニル基を2個以
    上有するオルガノポリシロキサン 100重量部、 (B)1分子中にけい素原子結合水素原子を2個以上有
    するオルガノポリシロキサン、 (A)成分中のけい素原子結合アル ケニル基1モルに対して(B)成分 中のけい素原子結合水素原子が0. 5〜5.0モルの範囲となるよう な量、 (C)補強性シリカフィラー 5〜50重量部、 (D)微粉状水酸化アルミニウム 50〜200重量部、 (E)微粉状粘土質鉱物 0〜50重量部、 (F)トリアゾール系化合物 0.001〜1重量部 および (C)白金系化合物 触媒量 から成る硬化性難燃シリコーン組成物。
JP19110684A 1984-09-12 1984-09-12 硬化性難燃シリコ−ン組成物 Granted JPS6169865A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19110684A JPS6169865A (ja) 1984-09-12 1984-09-12 硬化性難燃シリコ−ン組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19110684A JPS6169865A (ja) 1984-09-12 1984-09-12 硬化性難燃シリコ−ン組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6169865A true JPS6169865A (ja) 1986-04-10
JPS6350373B2 JPS6350373B2 (ja) 1988-10-07

Family

ID=16268948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19110684A Granted JPS6169865A (ja) 1984-09-12 1984-09-12 硬化性難燃シリコ−ン組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6169865A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01116671A (ja) * 1987-10-30 1989-05-09 Shin Etsu Chem Co Ltd 定着ロール
EP0388201A2 (en) * 1989-03-16 1990-09-19 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Curable silicone composition
JPH04359059A (ja) * 1991-06-04 1992-12-11 Shin Etsu Chem Co Ltd 下巻き用ロール材料及び定着ロール
EP0801111A1 (en) * 1996-04-10 1997-10-15 Dow Corning Toray Silicone Company, Limited Heat-curable silicone rubber composition and method for the preparation thereof
EP1217058A1 (fr) * 2000-12-21 2002-06-26 Techspace Aero S.A. Composition pour protection thermique
JP2008163122A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Dow Corning Toray Co Ltd 付加硬化型シリコーンゴム組成物およびその成形体
JP2016027069A (ja) * 2014-06-26 2016-02-18 日東電工株式会社 難燃材料およびその用途
JP2019031601A (ja) * 2017-08-07 2019-02-28 信越化学工業株式会社 付加硬化型シリコーン組成物及びシリコーンゴム硬化物
RU2694757C2 (ru) * 2014-11-13 2019-07-16 Син-Эцу Кемикал Ко., Лтд. Силиконовая каучуковая композиция, отверждаемая при использовании реакции присоединения

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01116671A (ja) * 1987-10-30 1989-05-09 Shin Etsu Chem Co Ltd 定着ロール
JPH0453434B2 (ja) * 1987-10-30 1992-08-26 Shinetsu Chem Ind Co
EP0388201A2 (en) * 1989-03-16 1990-09-19 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Curable silicone composition
JPH04359059A (ja) * 1991-06-04 1992-12-11 Shin Etsu Chem Co Ltd 下巻き用ロール材料及び定着ロール
EP0801111A1 (en) * 1996-04-10 1997-10-15 Dow Corning Toray Silicone Company, Limited Heat-curable silicone rubber composition and method for the preparation thereof
EP1217058A1 (fr) * 2000-12-21 2002-06-26 Techspace Aero S.A. Composition pour protection thermique
JP2008163122A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Dow Corning Toray Co Ltd 付加硬化型シリコーンゴム組成物およびその成形体
JP2016027069A (ja) * 2014-06-26 2016-02-18 日東電工株式会社 難燃材料およびその用途
RU2694757C2 (ru) * 2014-11-13 2019-07-16 Син-Эцу Кемикал Ко., Лтд. Силиконовая каучуковая композиция, отверждаемая при использовании реакции присоединения
JP2019031601A (ja) * 2017-08-07 2019-02-28 信越化学工業株式会社 付加硬化型シリコーン組成物及びシリコーンゴム硬化物

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6350373B2 (ja) 1988-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0388201B1 (en) Curable silicone composition
US4269753A (en) Siloxane compositions which can be ceramified at high temperatures
JP3828612B2 (ja) 液状シリコーンゴム組成物およびその製造方法
US5153244A (en) Curable organosiloxane composition yielding elastomers exhibiting reduced compression set values
JPH11140294A (ja) 難燃性ポリカーボネート樹脂組成物
US5221339A (en) Heat-conductive silicone oil compound
EP0808874B1 (en) Liquid silicone rubber composition
US5239034A (en) High-strength silicon rubber compositions
KR100432257B1 (ko) 하이드로실릴화반응용미립자촉매및이를함유하는열경화성실리콘조성물
US4755554A (en) Silicone rubber composition
EP0699717A2 (en) Organosiloxane compositions yielding cured products exhibiting adhesion and reduced flammability
US4599374A (en) Solvent resistant vulcanizable silicone rubber compositions made with fluorosilicone hydride cross linking agents
JPS62135561A (ja) 硬化性オルガノポリシロキサン組成物
US4102852A (en) Self-extinguishing room temperature vulcanizable silicone rubber compositions
JPS6169865A (ja) 硬化性難燃シリコ−ン組成物
JPH09208826A (ja) シリコーン水性エマルジョン組成物
AU735954B2 (en) Organopolysiloxane compositions crosslinkable with elimination of alcohols to give elastomers
US5866653A (en) Curable silicone rubber composition and manufacturing method thereof
JPH03247686A (ja) 接着性オルガノポリシロキサン組成物及びその硬化物
JP3485387B2 (ja) 耐火難燃性シリコーンゴム組成物
JP3178826B2 (ja) 難燃性液状シリコーンゴム組成物
JPS6261219B2 (ja)
JP4196143B2 (ja) 難燃性樹脂組成物
JPH032379B2 (ja)
JPH11140326A (ja) 硬化性オルガノシロキサン組成物