JPS6169546A

JPS6169546A - 輸送包装箱

Info

Publication number: JPS6169546A
Application number: JP19289684A
Authority: JP
Inventors: 浦宗　新策
Original assignee: PANA BUTSURIYUU SERVICE KK
Current assignee: PANA BUTSURIYUU SERVICE KK
Priority date: 1984-09-14
Filing date: 1984-09-14
Publication date: 1986-04-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は物品、商品等を内装し、輸送に供する包装箱に
関する。

従来例の構成とその問題点一般にこの種の輸送包装箱は段ボール紙によって構成さ
れ、その多くは外表面が黄土色をしており、また、フラ
ップの村上部材を剥いだ後に剥ぎ傷がつき、あるいは打
痕等が付いていて美観に欠け、したがって輸送の目的を
達した後において、物品保管等の用途に再利用できるも
のの、室内家具等に調和した室内用の物品収納体として
は不適である。さらに前記輸送包装箱は単に一枚のダン
ボール紙を折曲して箱を構成していることがら、フラッ
プ等を除いて、たとえば前面に開口ともつ収納箱とした
場合、その強度が小さいために収納体としての実用性に
欠けるものであった。

一方、最近の物品流通において、コンテナの使用、ある
いは木箱詰めなどにより、輸送包装箱の損傷を少なくで
きるようになってきている。

発明の目的本発明は前記の従来の問題に留意し、輸送等の目的を達
した後において、室内に調和した物品収納体として再利
用できる輸送包装箱を提供することを目的とするもので
ある。

発明の構成前記目的を達成するため、本発明は箱体部およびフラッ
プからなる段ボール箱の外表面に、色彩。

模様等を施し、前記外表面に剥離可能に外装紙を接着し
、前記外装紙の剥離によって室内用の収納箱体として再
利用可能にした輸送包装箱の構成としたものであり、輸
送の目的を達したのち、汚れまたは損傷した外表紙を剥
ぎ取り、室内に調和した収納箱体として利用し、その価
値を高めることができるものである。

実施例の説明以下本発明の一実施例を第１図〜第７図にもとづき説明
する。

Ｍ１図において、１は輸送包装箱本体で６９、箱体部２
と、箱体部２の開口部３ｆｒ、封止するためのフラップ
４よシなりている。前記輸送包装箱本体１は第２図で示
すように複数の段ボール紙５ａ。

５ｂを重ね合せて一体化してなるいわゆる強化段ボール
紙６よりなシ、約７ｆｆ程度の厚さを有し、外表面に室
内に調和する色彩、模様、たとえば木目などの模様６ｔ
−印刷した化粧紙７ｉ貼りつけ、前記化粧紙７０表面に
クラフト紙などの外表紙８を貼シつけている。前記化粧
紙７に対して外表紙８は接着剤で接着されるが、外表紙
８は接着剤層９をもつ接着シート状に形成され、化粧紙
７の表面にはワックスなどによシ表面処理し、接着され
た外表紙８が剥離しやすいようにしである。

前記箱体部２に対して連結されたフラップ４は第３図に
示すようにその連結部に凹条部１０を有し、その折シ曲
げを容易にしである。また、前記フラップ４は第４図に
示すように内面に不転粘着性の接着剤１１を介して外表
紙８を接着しである。

上記構成の輸送包装箱は、内部に物品を収納して輸送に
供するものであり、その輸送が終了した場合、外表紙８
を剥ぎ取ることによシ外面に化粧紙７による木目等の室
内に調和した模様６を呈せしめ、つぎにフラップ４を第
５図のように箱体部２の内側に折り重ねて第６図に示す
ように開口部３をもつ収容箱体ムとするものである。こ
の場合、外表紙８を剥ぎ取ったフラップ４は内面に接着
剤１１を有することから、第５図に示すように前記接着
剤１１によって箱体部２の内側にフラップ４を固着する
。

前記の収容箱体Ａは強化段ボール紙で形成されているこ
とから、もともと相当の強度を有するが、フラップ４が
内側に重ねられることによって補強され、物品収納に十
分に耐え得るものとなる。また、フラップ４は凹状部１
０？ｉ−もつため、折υ曲８８丁）げが容易で、第６図のように笛部の内側に重なるように
折シ曲げても、折り曲げ部に亀裂等が生じない。

前記第６図に示す収容箱体Ａは単独で室内用として物品
の収納に供するが、第７図ａ１第７図すに示すように複
数の収容箱体ムを上下に、あるいは連結し、たとえば本
棚として、あるいは小物入れとして、一般の家具と同様
な使用を可能にならしめる。この場合、外表面は木目模
様を呈していることから、他の家具等と調和し、異和感
をもたせない。なお、第７図の連結手段としては接着剤
によるが、収容箱体Ａの板面が厚く、かつ、適当なかた
さをもつため、池にボルトなどの連結具を使用すること
を可能にする。

第８図は本発明の他の実施例を示し、このものは箱体部
２をなす強化ダンボール紙Ｓの一部材、すなわち内側の
ライナー５＆に合成樹脂等を含浸した防水構成としてい
る。このものは前記防水構成により厨房関係の物品の収
納を可能とし、また、併わせで強度補強がはかられてい
る。

第９図および第１０図は棚材の例全示し、これらのもの
は内部に浅１２を付し蒐棚板１３を内設している。前記
棚板１３は第１０図に示すように切シ取りたフラップ４
を利用することも可能である。

第１１図および第１２図はフラップ４を扉として利用し
た例を示し、適宜把手１４および固定子１ｓｔ−付すこ
とによってその目的を達成できる。

なお、前記実施例において、輸送包装箱の形状は立方体
に近い形状としているが、長方体状のものとしてもよく
、また、強化段ボールとしては２層段ボール以外の構成
であってもよい。また、化粧紙を用いずに強化段ボール
紙の外面に直接に模様を印刷した構成としてもよい。

発明の効果前記実施例の説明より明らかなように、本発明の輸送包
装箱は本来の輸送以外に室内に調和した物品収容体、た
とえば本箱、飾り箱、整理箱、サイドテーブルとして利
用でき、その実用価値を高めることができる。しかも、
強化段ボールに付した外装紙を剥がし、フラップを折り
曲げ、あるいは切シ取シ処理することによって物品収容
体とすることができるので、その取扱いが匣利である。

また、収納体としての強度も十分であり、単独、あるい
は集合して任意形状の収納体とすることもでき、興趣に
富んだものとすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の輸送包装箱の斜視図、第２
図は同要部の斜視図、第３図は同断面図、第４図は収容
箱体とする状態の断面図、第５図は収容箱体の断面図、
第６図は収容箱体の斜視図、第７図ａ、ｂは収納箱体の
使用形態を示す斜視図、第８図は本発明の他の実施例の
輸送包装箱の断面図、第９因、第１ｏ図、第１１図、第
１２図はそれぞれ使用形態の斜視図である。２・・・・・箱体部、４・・・・フラップ、５・・・強
化ダンボール紙、ｅ・・・・・模様、８・・・・・外表
紙。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第３
図「１シ４図第５図Ｊ第６図第７図第８図第９図第１０図ハ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）箱体部およびフラップからなる段ボール箱の外表
面に模様または色彩を施し、前記外表面に剥離可能に外
装紙を接着し、前記外装紙の剥離によって室内用の収納
箱体として再利用可能にしてなる輸送包装箱。
（２）段ボール箱は強化段ボール紙よりなる特許請求の
範囲第１項に記載の輸送包装箱。
（３）段ボール箱は防水処理されてなる特許請求の範囲
第１項に記載の輸送包装箱。
（４）段ボール箱は模様または色彩を施した化粧紙を有
し、外装紙は前記化粧紙の外表面に剥離可能に接着され
てなる特許請求の範囲第１項に記載の輸送包装箱。
（５）強化段ボール紙よりなる段ボール箱のフラップは
その連結部に凹条部を形成してなる特許請求の範囲第２
項に記載の輸送包装箱。
（６）フラップは内面に接着剤を有するとともに前記接
着剤上に外装紙が剥離可能に接着され、前記外装紙を除
くことによりフラップを箱体部の内側に接着自在に構成
してなる特許請求の範囲第５項に記載の輸送包装箱。
（７）収納箱体は扉としてフラップを利用してなる特許
請求の範囲第１項に記載の輸送包装箱。