JPS6168551A - 誘電体における空間的な不均質性の検出装置 - Google Patents

誘電体における空間的な不均質性の検出装置

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JPS6168551A
JPS6168551A JP60198715A JP19871585A JPS6168551A JP S6168551 A JPS6168551 A JP S6168551A JP 60198715 A JP60198715 A JP 60198715A JP 19871585 A JP19871585 A JP 19871585A JP S6168551 A JPS6168551 A JP S6168551A
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sensor electrode
gap
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    • G01F1/712Measuring the time taken to traverse a fixed distance using auto-correlation or cross-correlation detection means
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば相関的な走行時間または速度測定に対
する、誘電体における空間的不均質性の検出装置に関す
る。
従来の技術 この形式の装置は例えばドイツ連邦共和国特許公開第3
235750号公報から公知である。
近接センサまたは充てん状態限界値スイッチとして使用
される容量的なセンサは一般に全体の平均容量の変化に
のみ応動すればよいが、誘電体の空間的な不均質性を出
来るだけ大きな分解能および出来るだけ精確な空間的な
位置検出によって検出しなければならない用途がある。
すなわち、容量センサによって形成されるローカル周波
数フィルタが出来るだけ高い上側の遮断周波数を有する
べきであることを意味する。この要求は特に、容量セン
サを用いた相関的な走行時間または速度測定において生
じる。公知のように相関的な走行時間または速度測定の
原理は、移動方向に相互に間隔をおいて位置する2つの
センサを用いて、移動する媒体のランダムな変動から信
号を取り出し、2つの信号の相互相関関数を形成しかつ
相互相関関数の最大値の位置から媒体の走行時間または
速度に関する情報を取り出す点にある。この目的のため
に通例使用される容量センサは、2つの互いに向きあっ
た電極から成り、これらの電極の間に誘電体が設けられ
ており、その空間的な不均質性を検出しようとするので
ある。ドイツ連邦共和国特許第3235750号公報に
は、2つの電極の部分電極への分割および部分電極のコ
ーディングされた配置によって同時にどのようにして、
電極によって形成されるローカル周波数フィルタの高い
遮断周波数および容量センサの申し分のない感度を得る
ことができるかが記載されている。
これら公知の容量センサを用いて得られる信号は、大き
な直流信号成分を含んでおり、これに対して誘電体の空
間的な不均質性から生じる有効信号成分は大抵は非常に
小さい。いづれの個別容量センサにおいても直流信号成
分はまず、空間的な不均質性によって惹起される容量変
動が重畳されている平均基本容量から生じる。例えば給
電電圧の変動または外部のノイズ混入によって惹起され
かつ不均質性によって惹起される有効な信号変動より著
しく大きい直流信号変動は特別妨害作用をする。このよ
うな直流信号成分および直流信号変動を抑圧するには、
接続されている信号処理回路において著しいコストが必
要になる。
ドイツ連邦共和国特許公開第2544822号公報およ
び第2544825号公報において、光学走査を用いた
相関的な走行時間または速度測定の場合に対して、直流
信号抑圧が、移動方向において相互に間隔をおいて配置
されている2つの光学センサ汐・らの出力信号の差の形
成によって行なうことができることが記載されている。
このことは光学センサにおいては簡単に実現さ牙1.る
。というのは光学センサは任意の近さに並べて配設され
るときも、互いに干渉することはないからである。
発明が解決しようとする問題点 容量センサの効果および精度は、電極間の電界の均質性
に基いている。電界の均質性は、近くに並べて設けられ
た電極が誘電体の空間的な不均質性のため時間的に変化
する電位をとるとき、妨害される。これにより生じる電
界歪のため、容量センサの空間的な分解能が損なわれか
つ完全な直流信号抑圧が妨げられる。したがって光学セ
ンサにおいて公知の、差形成による直原信号抑圧の手段
は、容量的センサには使用することができない。
本発明の課題は、直流信号を完全に抑圧することができ
て、しかも大きな分解能によって、誘電体における空間
的な不均質性を検出することができるようにした装置を
提供することである。
問題点を解決するための手段 本発明によればこの課題は次のようにした解決される。
すなわち電圧源によって給電される共通の発信器電極に
、少なくとも1対のセンサ電極が対応して設けられてお
り、かつおのおのの対のセンサ電極に、電子回路が接続
されており、該電子回路は、センサ電極に惹起される変
位電流の差に相応する出力信号を発生し、かっセンサ電
極をいづれの時点においても給電電圧に関して同じ電位
に保持するのである。
発明の作用および効果 本発明の装置において、おのおのの対の2つのセンサ電
極は任意の近さに隣接して配置することができ、しかも
これら電極は相互に影響し合わさずかつ電界歪みを惹起
することがない。
というのはこ」tらは常時、共通の発信器電極に印加さ
れる給電電圧に関して同じ電位に保持されるからである
。このことは、接続されている電子回路が電極電圧では
なくて、センサ電極に惹起される変位電流に応答するこ
とにより可能である。したがって変位電流の差に相応す
る出力信号においてすべての直流信号成分並びに対の2
つのセンサ電極に同じように作用するすべての障害作用
は完全に抑圧されている。さらに本発明の装置によれば
、センサ電極の相互作用が生じないため非常に狭くする
ことができる、おのおのの対の2つの隣接するセンサ電
極間のギャップの中心との関連においておのおのの不均
質性が非常に精確に位竺検出される。
本発明の構成によれば、非常に簡単に遮へい電極(1ガ
ード“電極)を使用することが可能になる。というのは
この電極は、給電電圧に関してセンサ電極と同じ電位に
簡単に保持することができるからである。また、分解能
および感度を高めるための別の構成、例えばセンサ電極
を、交錯接続および/またはコーディングされて配置さ
れる部分電極に分割することなども使用可能である。
実施例 次に本発明を図示の実施例につき図面を用いて詳細に説
明する。
第1図は、誘電体内の空間的な不均質性を検出するため
の装置の基本的な回路構成を示している。この装置は容
量センサ10、電圧源12および電子回路14を含んで
いる。
容量センサ10ば、発信器電極16およびこの電極に間
隔dをおいて向き合っている一対のセンサ電極18.2
0を有する。一方における発信器電極16と他方におけ
るセンサ電極18゜20との間に、その空間的な不均質
性を検出すべきである誘電体22が存在している。図平
面において上から下へ延びる垂線を表わす軸線Xは測定
方向、すなわち誘電体22の空間的な不均質性の位置ま
たは運動を検出しようとする方向を示す。空間的な不均
質性に対する例として、粒子24が図示a 、11.て
いる。これは速度Vで軸線Xの方向に、誘電体22と一
緒にまたは誘電体が静止しているときばそ、)1.に対
して相対的に移動する。
発信器電極16はit’ll定方向>Icおいて、間隔
d」:り大きい長さLを有する。センサ電極18゜20
は測定方向Xにおいて、これら電極の間に、その幅すが
発信器電極16の長さLおよび電極間隔dよりも小さい
狭いギャップ26が生じるように、隣接して配置されて
いる。センサ電極は 18および20のX方向における拡が態量であるが、い
づれにせよギャップ幅すよりは太き℃1゜ 発信器電極16はそれぞれセンサ電極18ないし20と
ともにコンデンサを形成する。このコンデンサの容量は
、電極の寸法、電極間隔dおよび電極間に存在する誘電
体の誘電率に依存する。
電圧源12は、発信器電極16に、第1図によればアー
ス電位である基準電位に対抗して電圧を加える。
おのおののセンサ電極18.20はそれぞれ、電子回路
14の入力側14aないし14bに接続されている。電
子回路14は、次の機能を満足するように、構成されて
いる。
王 発信器電極16に印加された電圧のためまたはおの
おののセンサ電極18.20における静電荷に影響され
て生じる変位電流に応答する(影響量の分離は、適当な
電圧源12の選択および信号UAの所属の後処理によっ
て行なうことができる)。
2、その出力側14cに、2つのセンサ電極18および
20において生じた変位電流の差に相応する信号を発生
する。
ろ 発信器電極16に印加される給電電位に関してセン
サ電極18.20を同じ電位に保持する。
これらの機能は、第1図に図示の、電子回路14の構成
によって非常妬簡単に実現される。
センサ電極は、入力側14aを介して演算増幅器30の
反転入力側に接続されている。この演算増幅器の帰還路
1r/−はコンデンサ32が設けられており、コンデン
サには抵抗33を並列に接続することができる。同様に
センサ電極20は演算増幅器34の反転入力側に接続さ
れており、この増幅器の帰還路には、抵抗37を並列接
続することができるコンデンサ36が設けられている。
2つの演算増幅器の非反転入力側は、センサ電極を給電
電圧に関して保持すべきである電位に接続されている。
最も簡単な場合これは第1図に図示されているようにア
ース電位とすることができる。2つの演算増幅器30お
よび34の出力側は、2つの演算増幅器の出力信号間の
差を形成する差回路40の2つの入力側に接続されてい
る。差回路40の出力側は電子回路の出力側14cであ
る。
既述の回路が、先に挙げた機能を最適に実現することは
当業者には明らかである。
1 公知のようにインバータとして接続形成されている
演算増幅器はその出力電圧を常時、帰還路を流れる電流
が反転入力側に供給される電流と同じであるように調整
する。第1図の装置においておのおのの演算増幅器の反
転入力側に供給される電流は、接続されたセンサ電極に
生じる変位電流である。したがって演算増幅器の出力電
圧は、影響により生じた変位電流に比例する。
その際 Uoは、電圧源12から発信器電極16に印加される給
電電圧であって、それについては最初、周波数fGの交
流電圧であるものと仮定する。
018は、発信器電極16とセンサ電極18との間の容
量であり、 C32は、演算増幅器30の帰還路におけるコンデンサ
32の容量であり、 R33は抵抗33の抵抗値であり、 U30は、演算増幅器30の出力電圧であり、C2oX
66、67、U34ばそれぞれセンサ電極20お」:び
そ旧、VC接続された回路部分についての相応の量であ
る。
抵抗値R、Rば、無視できる程度の太きさであり、次の
条件を満足するようになっている。
その際演算増幅器30ないし34の出力側に次の電圧が
生じる。
2 差回路40は、2つの電圧U30とU34との差を
形成し、したがって出力側に次の式が成立つ電圧UAを
発生する。
6、 負帰還演算増幅器は周知のようにその出力電圧を
常時、2つの入力側間の電圧(非常(、C小さい調整偏
差を考慮1−なければ)実際に零になるように、調整す
る。したがって反転入力側は、仮想上非反射入力側の電
位に保持さ」・、る3、第1図の回路においてセンサ電
極18.20は直接演算増幅器30ないし34の反転入
力側に接続されている。したがってそれらは仮想上、第
1図によれば例えばアース電位である、非反転入力側の
電位に保持される。アース電位は同時に、電圧源12か
ら発信器電極16に印加される電圧に対する基準電位で
あるので、2つのセンサ電極18.20は、発信器電極
161(印加された給電電圧に関して同じ電位に保持さ
れる。
第1図に図示のセンサ装置は、その構成および接続形成
のため、次のように作動する。
センサ電極18および20が同じ寸法を有しかつ発信器
電極16に関して同一に構成されており、かつ最初、電
極間の誘電体22が均質であると見做されるとき、容量
C18およびC2oは同じ大きさである。さらに2つの
センサ電極18.20が同じように接続されており、殊
に帰還コンデンサ32および36の容量c32およびC
36が同じ大きさであるとき、上記式(1)および(2
)による出力電圧030およびU34も同じ大きさであ
る。したがってこれら前提条件下では差回路40の出力
電圧UAは値零を有“する。このことは、2つのセンサ
電極18および20から取り出される信号に含まれてい
る直流信号成分が、出力信号UAにおいて抑圧されてい
ることを意味する。殊に、同じように2つのセンサ電極
18および20の信号に作用するすべての外乱作用量も
、出力信号UAにおいては抑圧されている。
この作用は通例、誘電体22が完全に均質である場合の
他に、不均質性が統計的に、センサ電極18および20
の平均容量が同じ大きさであるように分布しているとき
であれば、誘電体が不均質である場合にも生じる。これ
は例えば、誘電体22中に多数の微細な粒子が均一に分
布している場合である。したがって既述の構成は、平均
基本容量を、容量負荷に無関係に、均一化する。
これに対して第1図において粒子24によって図示され
ている誘電体22の空間不均質性が発生し、それにより
2つのセンサ電極18゜20の平均容量C18およびC
2oの平衡がくずれたとき、容量C18およびC2oは
測定軸線XIC沿った不均質を生ぜ1.める個所の位置
に依存して異なって変化する。その際差回路40の出力
信号UAは、上記式(ろ)にしたがって容量の差に依存
する値をとる。
第2図は、差回路、40の出力信号を、測定軸線XVc
沿った粒子の位置の関数として例示している。この座標
系の原点は、比較のためにX軸に示されている、2つの
センサtf&18.20間のギャップ26の中心に相応
する。
粒子が測定軸線Xの方向において2つのセンサ電極18
および20から比較的離れた所にあるとき、出力信号U
Aは値零を有する。その理由は2つのセンサ電極に対す
る粒子の作用が非常に僅か予ありかつ近似的に同じであ
るからである。
粒子がセンサ電極18に近づくと、出力電圧は、それが
最大値に達するまで正の方向に上昇する。その際出力電
圧は実質的に粒子がセンサ電極18を通過する間中その
最大値を維持している。
粒子がギャップに達するとき、出力電圧UAは急速に降
下し、かつ粒子がギーヤツゾ26の中央に位置するとき
、零を通る。零点通過後出力電圧UAは同じ急峻度で負
の最大値に移行する。
同じく粒子がセンサ電極20を通過する間中この最大値
は維持される。
出力信号UAの急峻な勾配で行なわれる零点通過から、
粒子24のギャップ026に対する中心位置が決められ
る。このために測定方向Xにおける粒子の位置のみが基
準となり、一方粒子が、測定方向を横断するセンサブレ
ートに対して相対的にどんな位置をとっているかどうか
は測定結果に何の影響も及ぼさない、3零点通過の周辺
の勾配は、測定方向Xを横断するすべての個所において
ギャップに関して中心において最大である。したがって
センサ出力電圧が値零をとる平坦なX一平面が存在する
センサ装置の既述の有利な特性は第1に、容量センサ1
0およびとりわけギャップ26を含む中央領域における
電界の申し分ない均質性から生じる。どの電界の均質性
には相当の割合で、ギャップ26の幅が発生器プレート
16の長さLに比べて非常に小さいという事実が役立っ
ている。というのはこれによりギャップの領域における
電界の縁の歪が回避されるからである。
付加的にギャップ26の僅かな幅すにより相応に急峻な
勾配を有する非常に狭い測定領域が生じる。実際に、ギ
ャップ26の幅は第1図の間隔dの約1係まで低減する
ことができる。
しかしとりわけ電界の均質性は、発信器プレー)16に
対向する電極がギャップ26の両側において出来るだけ
大きな拡がりにおいて給電電圧に関して同じ電位に保持
することによっても生じる。第1図の実施例においてこ
のことは、次のようにして行なうことができる。すなわ
ち仮惣上アース電位に保持される2つのセンサ電極18
.20自体が、測定方向Xにおいて相当の拡/)−りを
有するようにする。センサ電極が小さな測定容量を得る
ためVcilllI定方向において小さな拡がりしか有
さないようにしたい場合において、センサ電極に接続さ
れる付加的な遮へい電極によって同じ作用を得ることが
できることについては後述するが、その際遮へい電極お
よびセンサ電極は給電電圧に関して同じ電位に保持さ牙
]、る。すべての場合において、電界の縁部の歪みがギ
ャップ26から出来るだけ遠く離れたところに保持され
るようにする。
」二連の、電界の均質性に対して付加的に、2つ(また
は場合によっては複数の)センサ電極と接続された唯一
の給電される発@器電極の使用によって、供給電圧の不
規則性により誤差が惹起されることが有り得ないように
保証される。
2つのセンサ電極回路には同じ電圧が供給されるので、
完全な電圧対称および一交流電圧が給電される場合−周
波数および位相の固定1−だ結合が保証されている。こ
の効果は、誘電体の特性、殊にその損失係数に無関係で
ある。さらにこの手段により、コストダウンも行なわれ
るという利点が生じる。それは唯一の電圧源しか必要で
ないからである。
センサ電極において得られる信号の差の形成は、第2図
の特性曲線かられかるように、帯域通過特性を有するロ
ーカル周波数フィルタの作用を生ぜしめ、これにより殊
に出力信号における直流信号成分が抑圧される。電子的
なフィルタ処理を殆んど行なわないですむので、信号処
理は簡単化される。ローカル周波数特性は、センサ電極
の幾何学模様によっても影響される。
これまで電圧源12の形式に関して何の説明もしていな
い。装置は、センサ電極に惹起される変位電流に応答す
るので、装置は直流電圧に動することができる。装置は
誘電体の緩慢に移動するまたは移動しない不均質性にも
応答するかまたは静電荷の影響を取り除くようにしたい
とき、発信器電極は交流電圧によって給電されなければ
ならない。直流電圧の[1支給の場合、変位電流は不均
質性の移動によってのみ、もしくは帯電粒子が問題であ
る場合、静電荷の移動によって影響されて生じる。信号
処理は勿論給電の形式に依存しかつ当業者であれば自明
のことである。例えばく形または正弦波状電圧の供給の
際位相検波回路またばSCフィルタ(ゝスイッチド・キ
ャパシタ“フィルタ)による位相固定のダウンコンバー
タ回路を使用することができる。
センサ電極が保持される電位の選択に関し、ても制御j
1%されない。第1図の実施例においてこの電位はアー
ス電位である。通例この解決法がとられるが、必ずしも
そうである必要はない。特に、センサ電極の電位は絶対
でなく、給電電圧に関してのみ定められなければならな
いことに注意しなければならない。例えば給電電圧が交
流電圧であるとき、センサ電極はこの交流電圧に関して
同じ電位に保持されなければならないが、直流電圧の場
合は異なった電位に接続することができる。逆に直流給
電の場合センサ電極は同じ直流電位に保持されるが、そ
れらは異なった交流電位をとることができる。同じこと
は、後述するように、遮へい電極を使用するとき、付加
的な遮へい電極の電位に対しても当嵌る。
第1図のセンサ装置は、誘電体における不均質性を検出
するために従来の容量センサも使用されるすべての用途
に対して有利に使用することができ、その際この装置は
公知のものに比して直流信号抑圧および空間的な分解能
の改善について利点を有する。この種の容量センサの有
利な用途として挙げられるのは、殊に無接触走行時間ま
たは無接触速度測定に対して必要であるように、相関的
な信号処理のために適した、ランダムな信号が得られる
ことである。相関的な走行時間または速度測定の原理は
周知のように、大抵の無接触センサを用いて、移動方向
において相互に間隔をおいて位置する、2箇所で移動過
程においてランダムな信号を取り出し、2つの信号の相
互相関関数を形成しかつ相互相関関数の最大値の位置か
ら移動過程において走行時間または速度についての情報
を得ることである。容量センサは、移動する過程が誘電
体中に不均質性を有するとき、使用される。これに関す
る典型的な例は、粒状または粉状の固体の空圧搬送であ
る。
第6図は、この用途に対する例として、導管50を通っ
て搬送される媒体の速度を、第1図に図示の形式の2つ
の容量センサ装置を用いて相関測定する場合の回路装置
を示す。よりわかり易くするために、おのおののセンサ
装置の構成部分には、第1図と同じ参照番号がつげられ
ているが、一方のセンサ装置にはダウンを付しており、
他方のセンサ装置には2重ダウンが付されている。これ
ら構成部分は第1図の装置と同じ機能を有するので、個
別についての詳明は省略する。
しかし第3図の装置は次の特別な点を有する。
−2つの容量センサー0′および10“は導管50に沿
って、それらのセンサ電極18’、20’ないし18“
、20“間のギャップ26′および26”が相互に所定
の間隔りをおいて位置するように、配設されている。
−発信器電極16’、  16“およびセンサ電極18
’、  20’、  1 B“、20“は、導管50の
周面に当接しておりかつ相応に湾曲1−ている。勿論導
管50は、誘電体材料から成る。湾曲のためおのおのの
発信器電極とそり、に対向して設けられているセンサ電
極との間の間隔は一定でない。
しかし、等価な平面電極の間隔であるゝ実効“間隔が定
義される。
−測定方向における、すなわち導管50の軸線に対して
平行である、センサ電極18’、  2 rl’。
18”、20“の寸法は、同じ方向における発信器さ 電極16.16“の長〕り著しく小さい。
−2つの発信器電極16’、16“は共通して電圧源1
2から給電される。
−誘電体導管500周面に、切欠き54′。
54′′および56.56’を有する遮へい外とう52
が巻かれている。切欠き54’、  54〃に発信器電
極16′ないし16“が配設されており、一方切欠き5
6’、56“にはセンサ電極18’、20’ないし18
“、20〃が配設されている。切欠きは、電極と電極を
取り囲むシールrとの間のギャップの幅が非常に小さい
ように設計さJl、ている。
この幅は有利には、センサ電極間のギャップ26’、2
6’の幅のオーダにあり、すなわち例えば実効電極間隔
の約1係である。
一遮ヘイ外トう52およびセンサ’ti18’。
20’、18“、2o〃は、電圧源12に関して同じ電
位に保持される。図示の実施例においてこのことは、遮
へい外とうを直接アース接続することによって簡単に行
なわれている。すなわち遮へい外とうは電圧源12に関
して、固定電位に接続されており、この電位にセンサ電
極も仮想的に保持さり、る。
−2つの差回路40’、4σ′の出方信号は、相関器6
0の2つの入力側に相関すべき信号sXおよびSyとし
て供給される。相関器60が、差回路40’、40″の
出力信号を直接処理することができるように構成されて
いるとき、その入力側を直接差回路の出力側に接続する
ことができる。そうでない場合、第6図に図示されてい
るように、おのおのの差回路の出力側と相関器60の対
応する入力側との間に、差回路の出力信号を相関器によ
る処理に適する形に整形する信号処理回路58′ないし
58“が挿入されている。
相関的な走行時間測定または速度測定において公知であ
るように、相関器60は、次のようにして2つの信号S
XおよびSyの相互相関関数を形成する。すなわち相関
器は信号S の瞬時値を、可変の推移時間だけ遅延され
た、信号8xの瞬時値と乗算しかつ所定の観察時間わた
ってその積の平均値を形成する。ずれ時間のおのおのの
値妃対して相互相関関数の支持値が得られる。図示の用
途において相互相関関数は、センサ10′からセンサ1
0“への媒体の走行時間に等しい所定の推移時間におい
て最大値を有する。このことは、誘電体の空間的な不均
質性が2つのセンナの通過走行の際出力信号に変動を生
せしめることに基いているが、その変動はある類似性を
有している。2つのセンサ10′および10“の間隔り
は精確にわかっているので、求めら」1.た走行時間か
ら媒体の流」]の床度を容易に計算することができる。
センサ電極および遮へい外とうは同じ電位に保持される
ので、遮へい外とう12は、ケルビンによって提唱され
、た、漂遊容量の影響を排除しかつ縁効果による電界歪
を回避するゝゝガード”電極の周知の機能を果たす。し
かし通例コンデンサ電極との間に生じる電圧が変動し、
したがってゝゞガード“電位はコンデンサ電極の電位に
追従制御されなければならないので、既述の装置は、一
方における発信器電極および他方1でおけるセンサおよ
び“ガード”電極゛はそれぞれ固定の電位に接続されて
いるという特殊性を有する。これは、誘電体の不均質性
の検出は容量センサの電極電圧の測定ではなくて、セン
サ電極に惹起される変位電流の測定に基いているので、
可能である。
1ガード“電Jifj方式の使用により殊に、容量セン
サにおける電界の均質性を失なわずに、測定方向におけ
るセンサ電極の寸法を縮少することが可能1Cなる。こ
れにより2つのセンサ電極によって差回路において形成
されたローカル周波数フィルタのローカル周波数特性が
影響を受ける。
発信器電極16’、16“ば、蓮へい外とつ52とは異
なった電位に、接続されているので、勿論社のおのの発
信器電極と遮へい外とうとの間の境界における電界の縁
歪みが生じる。この電界歪みが測定結果(・こ影響を及
ぼすのを排除するために、測定方向においては(導管の
軸線に対して平行に)発信器電極の大きな寸法は維持さ
れる。これにより、センサ電極の領域および殊にセンサ
電極間のギャップの領域における電界の均質性は発信器
電極における縁歪みによって妨げられないように保証さ
れる。
第4図は、同時に、共通の発信器電極に2つ以−にのセ
ンサ電極が対応配設されている、相関速度測定装置の変
形実施例を示す。
容量センサ70を用いて流れの速度を測定すべきである
媒体は、誘電体から成る導管72を通って搬送される。
この管の周面には少なくとも容量センサ70の領域にお
いて、切欠き75および76を備えている遮へい外とう
77が被せられている。切欠き75には、電圧源80に
接続されている発信器電極78が配設されている。切欠
き76において6つのセンサ電極82゜84.86が測
定方向において(導管軸線に対して平行に)、それらの
間にそれぞれ狭いギャップ83ないし85が生じるよう
に、配設されている。電極および切欠きの寸法は、第6
図に基いて説明した規則IC相応する。測定方向におけ
る発信器電極78の寸法は、6つのセンサ電極82.8
4.86が占める領域の拡がりより著しく大きい。切欠
き75および76は、電極と遮へい外とうとの間のギャ
ップが非常に狭くなるように設計されている。
センサ電極82.84.86は、既述の実施例における
センサ電極と同様に接続形成さオ]、ている。すなわち
センサ電極82は、演算増幅器88の反転入力側に接続
されており、演算増幅器の帰還回路にコンデンサ89が
設けられ、ている。センサ電極84は、帰還回路にコン
デンサ91が設けられている演算増幅器90の反転入力
側に接続されており、かつセンサ電極86は、帰還路に
コンデンサ93が設けられている演算増幅器92の反転
入力側に接続されている。3つの演算増幅p%88,8
9.92の非反転入力側並びに遮へい外とう72は、同
じ電位に、この実施例においてはアース電位に接続され
ている。演算増幅器の帰還路において場合に応じてコン
デンサに並列に抵抗を設けることができるが、第4図に
は簡単にするために図示されていない。
差回路94の2つの入力側は、演算増幅器88および8
9の出力側に、演算増幅器90の出力信号が演算増幅器
88の出力信号から引算されるように、接続されている
。差回路96の2つの入力側は、演算増幅器90および
92の出力側に、演算増幅器92の出力側が演算増幅器
90の出力信号から引算されるように、接続されている
。2つの差回路94.96の出力信号は、相関器98の
2つの入力側に、相関すべき信号SXないしSyとして
供給される。差回路と相関器との間に場合により挿入さ
れている信号処理回路は、第4図では簡単化のために省
略されている。
演算増幅器88,90.92の出力電圧を、先の表記に
相応してU88,90.U92によって表わすと、差回
路94.96の出力信号に対して次の式が成立つ: X   88  90 y   90  92 すなわち第4図の6つのセンサ電極は、真中のセンサ電
極が共通している2つの対を成している。このようにし
て3つのセンサ電極によって得られる信号は、相関に対
して基本的に、4つのセンサ電極を有する第3図の装置
と同じ特性を有するが、こ又では走行時間ないし速度測
定に対する基準となる間隔りが、ギャップ83および8
5それぞれの中心間間隔であるという点で相異している
。この場合の間隔は、第6図の装置における2つの容量
センサ10’、10“それぞれの中心間間隔りより著し
く小さい。測定区間の縮小は、信号相関のためには有利
である。
というのは、2つの測定個所における誘電体の不均質性
の一致が成立つ可能性は、走行時間が長くなるにしたが
ってますます僅かになるからである。したがって第4図
の装置によって得られる、相互相関関数の最大値は第3
図の装置における場合よりも極めて顕著に現われる。さ
らに第4図の実施例は測定装置内における所要スペース
が著しく低減されるという点でも極めて有利である。さ
らに電極構成は一層簡単であり、回路コストも僅かにな
る。
第4図に基いて説明した構成は、3つのセンサ電極の群
がそれぞれ2つの対を形成し、2つの対が真中のセンサ
電極を共用するようにして、2つ以上のセンサ電極を有
するセンサ装置に拡張される。
さらに第6図および第4図の装置においてゝガード“方
式にしたがって作用する遮へい電極の付加的な使用によ
り可能になる測定装置におけるセンサ電極の拡がりの低
減1Cより、センサ電極によって形成されるローカル周
波数特性が周波数範囲の一層高い周波数への拡大によっ
て有利に影響されるという利点が生じるが、同時に次の
理由により感度が低減される。つまりそれはおのおのの
センサ電極の有効な測定体積(ゝゝアパーチャ“)が相
応に小さくなるからである。この欠点は、おのおののセ
ンサ電極を、電気的1(相互に接続されている部分電極
に分割L、かつ2つ(またはそれ以上の複数の)センサ
電極の部分電極を交錯接、7して配設することによって
取り除くことは周知である。その際感度を表わす基準と
なる、おのおののセンサ電極のアパーチャは、部分電極
のアパーチャの和に相応し、一方ローカル周波数特性に
対しては部分電極の寸法が基準となる。この原理は、こ
匁で説明しているセンサ装置においても使用され、その
際仮想的に同じ電位に保持されるセンサ電極並びに同じ
く同じ電位に保持される遮へい電極のすべての利点は依
然として維持される。
第5図は、誘電体から成る導管102Vc配設されてお
りかつ分割されているセンサ電極によって構成されてい
る容量センサ100を有スル実施例を示している。この
場合も導管102の外周面は、少なくとも容量センサ1
00が占めている領域において、切欠き105および1
06を備えている遮へい外とう104によって取り囲ま
れている。切欠き105には、電圧源110に接続され
ている発信器電極108が配置されている。切欠き10
6には2つのセンサ電極112,114が配置されてい
る。センサ電極112は4つの部分電極112a。
112b、112c、112dVc分割されており、か
つセンサ電極114は、4つの部分電極1.14a、1
14b、114C’、111に分割されている。これら
部分電極は、測定方向において(導管102の軸線1C
対して平行+C) 一方のセンサ電極の部分電極が他方
のセンサ電極の部分電極が規則的に交互に現われるよう
に交錯接続されて配置されている。連続する部分電極間
に狭いギャップ115が生じる。
センサ電極112の4つの部分電極T 12 a。
112b、112c、112dは、電気的に相互接続さ
れておりかつ、帰還路にコンデンサ117が設けられて
いる演算増幅器116の反転入力側に接続されている。
同様センサ電極114の4つの部分電極114’a、 
 114b。
114c、114dは相互に接続されておりかつ帰還路
にコンデンサ119が設けられている演算増幅器118
の反転入力側に接続されている。2つの演算増幅器11
6,118の非反転入力側並びに遮へい外とう104は
、同じ電位に、図示の実施例ではアース電位に接続され
ている。演算増幅器116および118の出力側は、差
回路120の2つの入力側に接続されている。
第5図の装置は、交錯接続さ旧、−(いる部分電極に分
割されているセンサ電極を有する容量センサの利点を、
電圧源に関して仮想上同じ電位に保持されるセンサ電極
の利点と結びつけている。センサ電極の分割および交錯
接続は勿論、2つ以上のセンサ電極を有するセンサ装置
、例えば第4図に図示の形式の3つのセンサ電極を有す
るセンサ装置にも使用することができる。
第5図の装置におけるように、おのおののセンサ電極の
部分電極を規則的に配設する代わりに、それら部分電極
を所望のローカル周波数特性を得るために、前以って決
められたコーディングに応じて配設することもできる。
このような例は、第6図および第7図1・ζ図示されて
いる。
第6図に図示の容量センサ130は、少なくとも容量セ
ンサの頭切において遮へい外トう134を支持している
、誘電体性の導管132の外周面に取り付けら」tでい
る。遮へい外とうの切欠き135において、電圧源14
0に接続されている発信器電極138が配設されている
発信器電極138に、それぞれ部分電極に分割さJl、
ている2つのセンサ電極142および144が対向して
いる。おのおののセンサ電極の部分電極は、空間的なコ
ーディングに応じて、所定の部分電極間に、欠けてし・
る部分電極に相応する隙間が生じるように、配置されて
いる。
すなわちセンサ電@142において部分電極142aと
142bとの間にコードギャップがあり、かつ部分電極
142bと142cとの間に別のコードギャップ143
bが存在し、一方部分7n極142cおよび142dは
直接連続して並んでいる。センーリー電極144は同じ
やり方で構成されている。この電極は部分電極144a
と144bとの間にコードギャップ145aを有1−1
部分電1狙144bと1440との間の別のコードギャ
ップ145aを有している。
おのおのの部分電極に2進値゛″′1 “を対応させか
つおのおののコードギャップに2進値ゝ0“を対応させ
ると、第6図の2つのセンサ電極142および144の
そ牙1.ぞ牙1.は明らかに2進コード101011に
1−たがってコーディングさ」tでいる。
遮へい外とう134は、切欠き136 a。
136b、136c、136aおよび136eを有し、
これら切欠きにおいてそれぞれ、存在する部分電極は狭
いギャップを形成している。
これに対してコードギャップは、遮へい外とう1340
部分によって充たされている。これによって、5ガード
“効果は、コードギャップにおいても成立ち、したがっ
てセンサ電極の領域における既述の電界歪みが回避さね
、る。
センサ電極142の部分電極142a。
142b、142C,142dば、相互接続されており
かつ、帰還路にコンデンサ147を有する演算増幅器1
460反転入力側に接続さ」1゜ている。同様にセンサ
電極144の部分電極144a、144b、144c、
144dは相互接続されておりかつ、帰還路にコンデン
サ149を有する演算増幅器148の反転入力側に接続
されている。2つの演算増幅器146および148の非
反転入力側並びに遮へい外とう134は了−ス接続され
ている。演算増幅器146および148の出力側は、差
回路150の2つの入力側に接続されている。
第6図の実施例において、容量センサば、所望のコーデ
ィングの9桁数“に応じて、測定方向において著しい長
さになることがある。この拡がりは、所望のコーディン
グがこのことを許す場合には、部分電極の部分的または
完全な交錯接続によって低減される。この場合、確かに
仮想」二連へい電極と同じ電位に保持される、一方のセ
ンサ電極の交錯接続された部分電極が、他方のセンサ電
極に対してコードギャップを表わすことに注目される。
すなわち交錯接続は、2つのセンサ電極の部分電極がそ
れぞれ、他方のセンサ電極のコードギャップに収容する
ことができるときにだけ可能である。
第7図は、第6図の実施例に相応するコーディングされ
た容量センサの別の実施例であり、こ\では部分電極は
部分的に交錯接続さり、ている。繰返しを回避するため
に、第7図の装置の構成部分は、第6図の相応の構成部
分の参照番号に100足した参照番号によって示さ、1
17ている。
図かられかるように、部分電極242cおよび242d
はセンサ電極244のコードギャップ内にあり、かつ部
分電極244aおよび244bはセンサ電極242のコ
ードギャップ内にある。その他のコードギャップはこべ
でも遮へい外とう234の部分によって充ださ+1□で
いる。
したがって2進値の既述のような対応によって、2つの
センサ電極に対して次のコーディングが生じる。
センサ電極242:10100101 センサ電極244:11000101 容量センサをどのように縮少できたかは、第7図から直
接わかる。2つのコーディングはそれぞfl、 8つの
コード要素から成っているので、第6図の実施例にした
がって2つのセンサ電極を別個に配置すれば16個の部
分電極の長さをとることになる。この長さは、第7図の
実施例においては、11個の部分電極に低減されている
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明により誘電体における空間的な不均質
性を検出するための装置における容量センサおよび接続
されている電子回路の基本原理を示す図であり、第2図
は第1図の装置の機能を説明するための線図であり、第
6図は、第1図に図示の形式の2つの容量センサを用い
た相関走行時間測定または速度測定装置のブロック回路
図であり、第4図は3つの電極を有する容量センサを使
用している、相関走行時間測定または速度測定装置の別
の実施例のブロック回路図であり、第5図はセンサ電極
が交錯接続されている部分電極に分割されている、本発
明の装置の容量センサの別の実施例のブロック回路図で
あり、第6図は、センサ電極が前以って決められたコー
ディングに応じて配置されている部分電極に分割されて
いる、本発明の装置の変形実施例を示すブロック回路図
、第7図は、コーディングされた配置された部分電極が
部分的に交錯接続されている、第6図の装置の別の変形
実施例のブロック回路図を示す。 10.10’、10“、70,130.230・・・容
量センサ、12,80,140.240・・・電圧源、
14・・・電子回路、16.16’、16“、78゜1
08.138.238・・・発信器電極、18゜18’
、18“、  20. 20’、  20“、82.8
4゜86.142,144,242,244・・・セン
サ電極、22・・・誘電体、26. 26’、  26
“。 83.85・・・ギャップ、30.30’、30“。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電圧源によって給電される共通な発信器電極に、少
    なくとも1対のセンサ電極が対応して設けられており、
    かつ該センサ電極に、電子回路が接続されており、該電
    子回路は、前記センサ電極に惹起される変位電流の差に
    相応する出力信号を発生し、かつ前記センサ電極をいづ
    れの時点においても給電電圧に関して同じ電位に保持す
    ることを特徴とする誘電体における空間的な不均質性の
    検出装置。 2、隣接するセンサ電極の間にギャップが存在し、該ギ
    ャップの幅は、発信器電極の寸法および発信器電極とセ
    ンサ電極との間の実効間隔より小さい特許請求の範囲第
    1項記載の誘電体における空間的な不均質性の検出装置
    。 3、センサ電極は、遮へい電極の切欠きに配設されてお
    り、かつ遮へい電極およびセンサ電極は、給電電圧に関
    して同じ電位に保持される特許請求の範囲第1項または
    第2項記載の誘電体における空間的な不均質性の検出装
    置。 4、おのおののセンサ電極と遮へい電極との間に、発信
    器電極の寸法および発信器電極とセンサ電極との間の実
    効間隔より小さい幅を有するギャップが存在する特許請
    求の範囲第3項記載の誘電体における空間的な不均質性
    の検出装置。 5、センサ電極の2つの隣接する対に、真中のセンサ電
    極が共通している特許請求の範囲第1項から第4項まで
    のいづれか1項記載の誘電体における空間的な不均質性
    の検出装置。 6、おのおののセンサ電極は、複数の部分電極に分割さ
    れている特許請求の範囲第1項から第5項までのいづれ
    か1項記載の誘電体における空間的な不均質性の検出装
    置。 7、複数の隣接するセンサ電極の部分電極は、交錯接続
    されている特許請求の範囲第6項記載の誘電体における
    空間的な不均質性の検出装置。 8、おのおののセンサ電極の部分電極は、コードギャッ
    プを挿入した前以って決められたコーディングにしたが
    って配設されており、かつおのおののコードギャップに
    、電圧源に関してセンサ電極と同じ電位に保持されてい
    る電極が配設されている特許請求の範囲第6項記載の誘
    電体における空間的な不均質性の検出装置。 9、一方のセンサ電極のコードギャップに配設されてい
    る電極は、他方のセンサ電極の部分電極である特許請求
    の範囲第8項記載の誘電体における空間的な不均質性の
    検出装置。 10、センサ電極のコードギャップに配設されている電
    極は、遮へい電極の部分である特許請求の範囲第8項ま
    たは第9項記載の誘電体における空間的な不均質性の検
    出装置。 11、おのおののセンサ電極は、演算増幅器の反転入力
    側に接続されており、該演算増幅器の非反転入力側は、
    センサ電極が電圧源に関して保持されるべきである電位
    に接続されている特許請求の範囲第1項から第10項ま
    でのいづれか1項記載の誘電体における空間的な不均質
    性の検出装置。 12、2対のセンサ電極の出力信号の差の形成によって
    得られる差信号は、相関すべき信号として相関器に供給
    される特許請求の範囲第1項から第11項までのいづれ
    か1項記載の誘電体における空間的な不均質性の検出装
    置。
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