JPS6168185A

JPS6168185A - 重量選別装置

Info

Publication number: JPS6168185A
Application number: JP18866484A
Authority: JP
Inventors: 俊行松本
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1984-09-08
Filing date: 1984-09-08
Publication date: 1986-04-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は重量選別装置に係るものである。

（従来技術）従来のものは、チェーンに固定アームを固定し、該固定
アームには平行リンクにより上下動枠を上下動自在に取
付け、該上下動枠の上部にはカップを設け、該カップは
上下動枠が下動すると前記固定アーム側の水平突起に当
接することにより傾動するようにしていた。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、従来のものは、そのカップは左側なら左側のみ
に傾斜するだけで、右側には傾斜できなかった。したが
って、作業者は、コンベアの一側のみに配置されている
ので作業能率が上がらなかった。そこで１本発明は切替
体を用いて左右いづれの側でも傾動するように改善し、
その場合の切替えを容易かつ正確に行なえるようにした
ものである。

（問題を解決するための手段）よって本発明は、チェーン１に固定アーム４を固定し、
該固定アーム４には平行リンク８．８により上下動枠１
３を上下動自在に取付け、該上下動枠１３の上部にはカ
ップ２３を設け。

該カップ２３は上下動枠１３が下動すると前記固定アー
ム４側の水平突起７に当接することにより傾動するよう
にしたものにおいて、前記カップ２３は上下動枠１３の
上部に形成した左右一対の挿入溝１６に左右摺動自在に
挿入した切替体１８により左右いずれの方向にも傾斜し
うるように形成し、前記挿入溝１６．１６の間には切替
体１８が定められた切替停止位置に停止されるように、
挿入溝１６側と切替体１８のいずれか一方に位置決め係
合溝２１ａ、２１ｂをいずれか他方に位置決め突起２２
を設けた重量選別装置、および、特許請求の範囲ｌにお
いて、前記位置決め係合溝２１ａ、２１ｂは前記挿入溝
１６．１６の間に形成した案内板２０に形成した重量選
別装置としたものである。

本発明の一実施例を図により説明すると、１は前後方向
に無端状に回動するチェーンである、２はチェーンｌの
案内レールである。したがって、チェーンｌは案内レー
ル２の上面を摺動する。チェーン１は所定の間隔を置い
て平行に一対設けられており、その内側に前後方向に一
定の間隔を置いて取付金具３がそれぞれ固定される。取
付金具３は前後方向よりみるとＬ型であり、上面に固定
アーム４を載置してネジ５で止める。固定アーム４は上
方に延長されて、その上端６には前方に水平に突出する
水平突起７が設けられる。

しかして、固定アーム４から前方に向けて平行リンク８
．８が設けられる。平行リンク８．８の後端９．９は軸
１Ｏ１１０により固定アーム４に軸着されて、先端１１
には軸１２．１２により、上下動枠１３が設けられる。

上下動枠１３の任意の位置には、前進すると案内溝の作
用で上下動枠１３を下方に平行移動させる摺動ピン１４
が設けられる。上下動枠１３の上部には移動方向に対し
て、左右方向の挿入筒１５をそれぞれ設ける。１６は挿
入筒１５に形成される挿入溝であり、前後方向に長い角
穴状を呈する。挿入筒１５．１５は上下動枠１３の左右
側の上部に所定の間隔を置いて固定されており、挿入筒
１５．１５のすぐ内側には上方から切込溝１７．１７を
形成する。１８は切替体で、挿入溝１６．１６に挿入さ
れて、左右方向に摺動する、切替体１８の左右両側には
断面がＬ型の係合溝１９．１９を形成する。

２０は切替体１８の摺動を案内する案内板で、案内板２
０の下面には位置決め溝２１ａ、２１ｂを設ける。２２
は切替体１８から突出する位置決め突起である。即ち、
切替体１８は第６図のように、左側に摺動させると位置
決め突起２２と位置決め溝２１ａとが係合し、右側の切
込溝１７と右側の係合溝１９が合致し、また、第７図の
ように切替体１８を右側に摺動させると、その反対とな
る。

２３はカップである。カップ２３は従来のものと異なり
、左右両側に重量選別果実を放出させうる構造である。

カップ２３には左右両側に脚部２４を形成し、脚部２４
の下端に前後方向に長いカップピン２５をそれぞれ取付
ける。カップピン２５は左右の切込溝１７に上方から係
合し、続いて左右両側の係合＠１９に上方から係合する
間隔に形成されている。２６はカップ２３の中央に形成
されているカム面で、カップ２３が下動すると水平突起
７に衝突してカップ２３は傾斜させる。

（作用）次に作用を述べる。

挿入溝１６．１６に切替体１８を挿入し、カップ２３の
カップピン２５．２５を切込溝１７．１７に挿入する。

しかして、カップ２３を第６図のように左側に傾斜させ
たいときには、切替体１８を左側に摺動させて、位置決
め突起２２を位置決め溝２１ａと係合させると、カップ
２３の左側のカップピン２５はＬ型の係合溝１９の奥に
嵌合するが、カップ２３の右側のカップピン２５は係合
溝１９の上面が開放しているところに上方から嵌合する
。

しかして、カップ２３上に果実を乗せ、チェーンｌを前
進させると、計量の結果、摺動ピン１４が下動し、上下
動枠１３は平行リンク８．８により平行下動じ、カップ
２３のカム面２６は固定アーム４の水平突起−７に当接
し、カップ２３は持ち上げられることになるが、この場
合左側のカップピン２５は係合溝１９の奥に係合して上
動しないから、カップ２３は左側のカップピン２５を中
心に第６図のように傾斜し。

果実を左側に放出する。

しかして、前記と反対にカップ２３を第７図のように右
側に傾斜させたいときは、前記切替体１８を、位置決め
突起２２が位置決め溝２１ｂと係合するまで右側に摺動
させると、左側の切込溝１７と左側の係合溝１９が合致
し、前記同様の作用によりカップ２３は第７図のように
右側に傾斜する。

（効果）冒頭で述べたように、従来のものは、チェーンに固定ア
ームを固定し、該固定アームには平行リンクにより上下
動枠を上下動自在に取付け、該上下動枠の上部にはカッ
プを設け、該カップは上下動枠が下動すると前記固定ア
ーム側の水平突起に当接することにより傾動するように
していた。

しかし、従来のものは、そのカップは左側なら左側のみ
に傾斜するだけで、右側には傾斜できなかった。したが
って、作業者は、コンベアの一側のみに配置されている
ので作業能率が上がらなかった。そこで１本発明は切替
体を用いて左右いづれの側でも、傾動するように改善し
、その場合の切替えを容易かつ正確に行なえるようにし
たものである。

よって本発明は、チェーン１に固定アーム４を固定し、
該固定アーム４には平行リンク８．８により上下動枠１
３を上下動自在に取付け、該上下動枠１３の上部にはカ
ップ２３を設け、該カップ２３は上下動枠１３が下動す
ると前記固定アーム４側の水平突起７に当接することに
より傾動するようにしたものにおいて、前記カップ２３
は上下動枠１３の上部に形成した左右一対の挿入溝１６
に左右摺動自在に挿入した切替体１８により左右いずれ
の方向にも傾斜しうるように形成し、前記挿入溝１６．
１６の間には切替体１８が定められた切替停止位置に停
止されるように、挿入溝１６側と切替体１８のいずれか
一方に位置決め係合溝２Ｌａ、２１ｂをいずれか他方に
位置決め突起２２を設けた重量選別装置、および、特許
請求の範囲１において、前記位置決め係合溝２１ａ、２
１ｂは前記挿入溝１６．１６の間に形成した案内板２０
に形成した重量選別装置としたものであるから、挿入溝
１６．１６に挿入した切替体１８を、カップ２３を第６
図のように左側に傾斜させたいときには、左側に摺動さ
せて、位置決め突起２２を位置決め溝２１ａと係合させ
ると、左側のカップピン２５はＬ型の係合溝１９の奥に
嵌合し、右側のカップピン２５は係合溝１９の上面が開
放しているところに上方から嵌合してその目的が達成で
き、しかして、前記と反対にカップ２３を第７図のよう
に右側に傾斜させたいときは、前記切替体１８を１位置
決め突起２２が位置決め溝２１ｂと係合するまで右側に
摺動させるとその目的が達成でき、この場合、位置決め
突起２２と位置決め溝２１ｂとにより、作用は確実であ
る。

なお１位置決め突起２２は１合成樹脂の一体成形でもま
た薄金属の別体物でもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は要部正面図、第２図は要部側面図、第３図は挿
入溝部の断面図、第４図は切替体の断面図、第５図は挿
入溝と切替体の係合状態を示す斜視図、第６図は左側放
出説明図、第７因は右側放出説明図、第８図は上下動枠
の側面図、第９図は上下動枠の正面図である。符号の説明１・・・チェーン、２・・・案内レール、３・・・取付
金具、４・・・固定アーム、５・・・ネジ、６・・・上
端、７・・・水平突起、８・・・平行リンク、９・・・
後端、１０・・・軸、１１・・・先端、１２・・・軸、
１３・・・上下動枠、１４・・・摺動ピン、１５・・・
挿入筒、１６・・・挿入溝、１７・・・切込溝、１８・
・・切替体、１９・・・係合溝、２０・・・案内板、２
１ａ、２１ｂ・・・位置決め溝、２２・・・位置決め突
起、２３・・・カップ、２４・・・脚部、２５・・・カ
ップピン、２６・・・カム面。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）チェーン１に固定アーム４を固定し、該固定アー
ム４には平行リンク８、８により上下動枠１３を上下動
自在に取付け、該上下動枠１３の上部にはカップ２３を
設け、該カップ２３は上下動枠１３が下動すると前記固
定アーム４側の水平突起７に当接することにより傾動す
るようにしたものにおいて、前記カップ２３は上下動枠
１３の上部に形成した左右一対の挿入溝１６に左右摺動
自在に挿入した切替体１８により左右いずれの方向にも
傾斜しうるように形成し、前記挿入溝１６、１６の間に
は切替体１８が定められた切替停止位置に停止されるよ
うに、挿入溝１６側と切替体１８のいずれか一方に位置
決め係合溝２１ａ、２１ｂをいずれか他方に位置決め突
起２２を設けた重量選別装置。
（２）特許請求の範囲１において、前記位置決め係合溝
２１ａ、２１をは前記挿入溝１６、１６の間に形成した
案内板２０に形成した重量選別装置。