JPS6168180A - 都市ガス導管の補修方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、都市ガス導管において、埋設された又は構造
物で隠された主管、及び、その主管に接続した複数本の
分岐管を、それらの内部に加圧ガスによって供給される
シール剤又はライニング剤で補修する方法に関する。

〔従来技術〕

従来、第４図に示すように、主管（１）のうち補修対、
線域（１龜）の両側部分を掘出して開口させると共に、
補修対象の分岐管（ａ）　、　ｆｌの地上部分（３ｍ）
，（４ａ）を開口させ、主管（１）の一方の開口を蓋（
ｌ→で閉じ、１主管（１）の他方の開口から、ろるいは
、分岐管（’３１　、　＋４ａの開口人々から、シール
剤゛又はライニング剤を送風機αｎからの加圧ガスで供
給していた（文献を示すことができない）。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、いずれの従来方法においても、主管の掘出し及
び開口に多くの作業時間を必要とし、掘削作業及び掘出
し土砂の処理に多大の経費を必要とし、かつ、都市ガス
供給を中断しなけ几ばならず、作業性、工費面及びガス
供給面のいずれに２いても改良の余地があった。

本発明の目的は、極めて合理的な手段でもって、埋設又
は隠蔽された主管、及び、それに接続した複数の分岐管
に対する補修を、主管に対する掘出しや開口形成を全く
必要とすること無く、かつ、都市ガス供給を中断するこ
と無く行えるようにする点にある。

〔問題を解決するための手段〕

本発明の特徴手段は、地上から膨張収縮操作自在で引出
し自在に構成した少くとも２個のバッグを、主管内に少
くとも２本の分岐管の地上部分天々から送って膨張させ
、その膨張したバッグで前記主管を少くとも２個所で遮
断し、前記主管のうち前記バッグの相隣るものの間に接
続した上流側分岐管の地上部分に、前記バッグよりも上
流側で前記主管に接続した最上流側分岐管からの加圧部
市ガスによって、シール剤又はライニング剤を供給しな
がら、かつ、ｌＩ］紀相隣るバッグの間に前記主管に接
続した下流側分岐管の地上部分から前記バッグよりも下
流側で前記主管に接続した最下流側分岐管に、回収器で
シール剤又はライニング剤を分離した都市ガスを供給し
ながら、前記上流側分岐管から前記下流側分岐管に前記
主管を通って、シール剤又はライニング剤を送ることに
あり、その作用効果は次の通シでめる。

〔作　用〕

つまり、上流側分岐管の地上部分から下流側分岐管の地
上部分までシール剤又はライニング剤を加圧部市ガスで
送り、主管及び複数の分岐管に対するシール処理又はラ
イニング処理を施し、また、分岐管の地上１部分から導
入したバッグにより主管を２個所で遮断して、主管内に
おいて不必要な個所にシール剤又はライニング剤が流れ
ることを阻止するのである。

ま轡、シール剤又はライニング剤の移送のための都市ガ
スを、最上流側分岐管から上流側分岐管に供給すると共
に、シール剤又はライニング剤の移送に使った都市ガス
を最下流側分岐管から主管に供給し、バッグよりも下流
側においても主管による都市ガス供給を継続するのであ
る・ そして、主管及び分岐管に対するシール処理又はライニ
ング処理を完了すれば、バッグを収縮させて分岐管から
取出して、都市ガス供給を再開できる。

〔発明の効果〕

その結果、バッグによる主管遮断、主管と分岐管に対す
るシールやライニング、及び、バッグの取出しの全てを
、分岐管の地上部分を有効利用して、主管の掘出しや開
口形成を全く必要とすること無く行元、工事を容易迅速
にかつ経費少く行えるようになった。

また、主管からの都市ガスを利用して、シール剤又はラ
イニング剤を送ると共に、使用後のく、かつ、特別な圧
送用加圧ガスを準備する必要が無く、この面からも工牟
の簡略化及び経費節減を一層十分に図れ、さらには、工
事筒所の下流側における都市ガス供給継続によって、需
要先の不便を最小限に抑えることができるようにな９、
全体として、作業性、工費面、ガス供給面の全てにおい
て有利な状態で、主管及び分岐管の補修を行えるように
なつ７？、。

〔実施例〕

次に実施例を示す。

第１図に示すように、地中の都市ガス、供給用主管（Ｓ
）の補修対象部分（１ａ）に対して上流側に接続され７
？、　２本の分岐管（２）・、（３）と、下流側に接続
された２本の分岐管（４）、（５）の地上部分（３ｇ　
）　。

（２ａ）　，（４ａ）　、（５ｍ）に開口を形成する。

　つまシ、例えば、分岐管（２１、＋３１　、　＋４ａ
　、　ｔｅｌとしてのメーター立管において顧客用ガス
メーター及びメーターコックを外す等して、開口を形成
する。

火に、第２図に示すように、ホース（５）に接続した加
圧流体供給装置（７）により膨張操作自在で、ホース（
５）からの流体排出により収縮操作自在で、かつ、ホー
ス（５）によυ引出し自在に構成し斤バッグ（８ａ）　
、（８ｂンを、最上流側及び下流側分岐管（２）、（４
）の地上部分（２ａ）、（４亀）から主管（１）内に、
送風機（９１付パイプ（１０Ｉで上流側又は最下流側分
岐・　　官（３）又は（５）からの加圧都市ガスによっ
て圧送し、装置ｉ＋７１からの加圧流体で膨張させて、
膨張したバッグ（８ａ）、（８ｂ）で主管（１）を２個
所で遮断する。

火に、第３図に示すように、最下流側分岐管（２）から
上流側分岐管（３）に加圧都市ガスを供給する送風機（
９）付パイプ１）０＋を接続し、送風機（９）の吐出側
においてパイプｕＯ＋に、シール剤又はライニング剤を
供給するタンク（１））を接続し、シール剤又はライニ
ング剤をガスから分離回収する回収器０乃を、下流側及
び最下流側分岐管（４）、（５）に接続したパイプ（１
０ｊに設ける。

次に、送風機（９）によって加圧都市ガスを上流側分岐
管（３）に供給しながら、タンク（１））からのシール
剤又はライニング剤を泡状でおるいは気流搬送で上流側
分岐管（３）、主管（１）、下流側分岐管（４）の順に
送り、主管（１）及び両分肢管＋３１　、　ｆ４＋のシ
ール処理又はライニング処理を行う。　そして、シール
剤又はライニング剤の移送に使用したガし、補修個所の
下流側においても都市ガス供給を継続する。

また、シールやライニング処理が完了すれば、パイプｔ
ｌｏｒを分岐管（２）ないしく５）から外し、バッグ（
８ａ）、（８ｂ）を収縮させてホース（５）により引出
し、弘本の分岐管（２＋　、　＋３１　、　＋４ａ　、
　＋５１を復元接続し、都市ガス供給を再開する。

〔別笑施例〕

火に別の実施例を説明する。

バッグ（８ａ）、（８ｂ）を挿脱する分岐管（２１、＋
４ａは、上流側及び下流側の一方又は両方において複数
本でもよく、上流側分岐管（３）や最下流側分岐管（５
）を利用してもよい。

バッグ（８ａ）　、（８ｂ）は、材質や形状、その他に
２いて適当に選択でき、また、バッグ（８ａ）、（８ｂ
）を分岐管＋２１　、　＋４ａ　Ｋ対して挿入し７？、
夛取出しｆｔ−、りするために、適当な治具を分岐管（
２）、（４）に接続して利用すればよい。　さらに、バ
ッグ（８ａ）。

（８ｂ）を圧送するに、各種の送風設備が利用でき、ま
た、可視性の押込具でバッグ（７１を送ってもよい。　
バッグ（８ａ）　、（８ｂ）を膨張するに、各種のガス
用又は成用供給設備を利用でき、バッグ（８ａ）　、（
８ｂ）を引出すに、そのための索具をバッグ（８ａ）、
（８ｂ）に連結してもよい・シール剤としては、例えば
種々のエマルジョンフテツクス、その他適当なものを利
用でき、そして、ライニング剤としては、例えばエポキ
シ樹脂、′つＶタン樹脂、その他適当なものが利用でき
る。

主管（１）は構造物に隠されたものでもよく、その場合
において、分岐管（２１、＋３１　、　＋４ａ　、　（
５＋の外部露出部を地°上部分（２ａ）、（３ｉ）、（
４ａ）、（５鳳）と称する。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は、本発明方法の手１嗅を例示する
概念図でおる。　第４図は従来例の概念図である。 （１戸・・・・・主管、ｆ２）　、　ｆ３）　、　ｆ４
）、　（ｓ）・・・・・・分岐管、（２ｉ）、（３ｍ）
，（４ａ）、（５ａ）　・・・・”分岐管の地上部分、
（８ａ）、（８ｂ）・・・・・・バッグ、（Ｉ２）・・
・・・・回収器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 地上から膨張収縮操作自在で引出し自在に構成した少く
   とも２個のバッグ（８ａ），（８ｂ）を、主管（１）内
   に少くとも２本の分岐管（２），（４）の地上部分（２
   ａ），（４ａ）天々から送つて膨張させ、その膨張した
   バッグ（８ａ），（８ｂ）で前記主管（１）を少くとも
   ２個所で遮断し、前記主管（１）のうち前記バッグ（８
   ａ），（８ｂ）の相隣るものの間に接続した上流側分岐
   管（３）の地上部分（３ａ）に、前記バッグ（８ａ）よ
   りも上流側で前記主管（１）に接続した最上流側分岐管
   （２）からの加圧都市ガスによつて、シール剤又はライ
   ニング剤を供給しながら、かつ、前記相隣るバッグ（８
   ａ），（８ｂ）の間に前記主管（１）に接続した下流側
   分岐管（４）の地上部分（４ａ）から、前記バッグ（８
   ｂ）よりも下流側で前記主管（１）に接続した最下流側
   分岐管（５）に、回収器（１２）でシール剤又はライニ
   ング剤を分離した都市ガスを供給しながら、前記上流側
   分岐管（３）から前記下流側分岐管（４）に前記主管（
   １）を通つて、シール剤又はライニング剤を送る都市ガ
   ス導管の補修方法。