JPS6167782A - 食塩水供給管の防蝕方法 - Google Patents
食塩水供給管の防蝕方法Info
- Publication number
- JPS6167782A JPS6167782A JP18823784A JP18823784A JPS6167782A JP S6167782 A JPS6167782 A JP S6167782A JP 18823784 A JP18823784 A JP 18823784A JP 18823784 A JP18823784 A JP 18823784A JP S6167782 A JPS6167782 A JP S6167782A
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- Japan
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- salt water
- manometer
- metal
- electrolytic cell
- saline
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- Pending
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- Prevention Of Electric Corrosion (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
水供給管の防蝕方法に関する。
従来から得られるカセイソーダ、塩素、水素等の純度が
良好なことから水銀法会塩電解が行なわれてきたが、近
年、水銀公害の問題が発生し、隔膜法またはイオン交換
膜法会塩電解に変更され、イオン交換膜の改良が進み隔
膜法からイオン交換法への再切換が行なわれている。
良好なことから水銀法会塩電解が行なわれてきたが、近
年、水銀公害の問題が発生し、隔膜法またはイオン交換
膜法会塩電解に変更され、イオン交換膜の改良が進み隔
膜法からイオン交換法への再切換が行なわれている。
ところで、食塩水供給ラインは電解槽からの漏電を防止
するため通常、食塩水流量計測マノメーターの直後から
電解槽入口付近までゴム等の絶縁性物質のホースで配管
されている。このホースは電解槽入口またはマノメータ
ーに直結した金属性接続管にしっかりと固定されている
。
するため通常、食塩水流量計測マノメーターの直後から
電解槽入口付近までゴム等の絶縁性物質のホースで配管
されている。このホースは電解槽入口またはマノメータ
ーに直結した金属性接続管にしっかりと固定されている
。
しかしながら、この金属製接続管のいずれかが食塩電解
を続けていくうちに腐蝕し、ホースがはずれるという問
題が頻発するに到った。なおこの腐蝕が生じる側は、幾
槽も直列式に接続した電解槽の位置により固有のもので
あり、電流の人に近い電解槽では、電解槽側の金属製接
続管が電流の出に近い雷,解槽ではマノメーター側の金
属製接続管が腐蝕し易い。
を続けていくうちに腐蝕し、ホースがはずれるという問
題が頻発するに到った。なおこの腐蝕が生じる側は、幾
槽も直列式に接続した電解槽の位置により固有のもので
あり、電流の人に近い電解槽では、電解槽側の金属製接
続管が電流の出に近い雷,解槽ではマノメーター側の金
属製接続管が腐蝕し易い。
本発明者らは食塩水供給管の腐蝕防止方法を鋭意検討し
た結果、意外にもマノメーター直後のフランジ部に金属
製パツキンを絶縁性パツキンの間にはさんで取り付け、
この金属製パツキンと電解槽入口の食塩水供給管を金属
線で継いだところ、食塩水供給の腐蝕がほとんど生じな
いことを見出し、本発明を完成するに到った。
た結果、意外にもマノメーター直後のフランジ部に金属
製パツキンを絶縁性パツキンの間にはさんで取り付け、
この金属製パツキンと電解槽入口の食塩水供給管を金属
線で継いだところ、食塩水供給の腐蝕がほとんど生じな
いことを見出し、本発明を完成するに到った。
即ち、本発明は、食塩水供給ラインの食塩水流量計測マ
ノメーターの直後のフランジ部に絶縁性パツキンを介し
て中央部に金属片または金属捧を有する導電性パツキン
を挾み、この導電性パツキンと食塩電解槽への食塩水導
入部とを金属線で継ぐことを特徴とする食塩水供給管の
防蝕方法である。
ノメーターの直後のフランジ部に絶縁性パツキンを介し
て中央部に金属片または金属捧を有する導電性パツキン
を挾み、この導電性パツキンと食塩電解槽への食塩水導
入部とを金属線で継ぐことを特徴とする食塩水供給管の
防蝕方法である。
以下、図面により本発明を説明する。
食塩水1は精製されたのち食塩水流量計測マノメーター
2を経て、ゴム等の絶縁性物質でできたホースからなる
配管3を通り、食塩水導入部4から食塩電解槽5に供給
される。
2を経て、ゴム等の絶縁性物質でできたホースからなる
配管3を通り、食塩水導入部4から食塩電解槽5に供給
される。
配管3はマノメーター2直後のフランジ6につげられた
接続管7でマノメーター2側で接続されており、食塩電
解槽5側では食塩水導入部4につげられた接続管8で接
続されている。
接続管7でマノメーター2側で接続されており、食塩電
解槽5側では食塩水導入部4につげられた接続管8で接
続されている。
ところでフランジ部乙にはゴム、テフロン等の絶縁性物
質でできたパツキン61.62が2個とその間に挾まれ
た金属製の導電性パツキン63h″−ある。この導電性
パツキンの中には金属片または金属捧64があり、その
例は第2図に示すようなものである。この金属片または
金属捧64の材質としては、電解槽の陽極金属と同一で
あるものが好ましい。もちろん溶出し難いものであれば
いずれでも使用できろ。
質でできたパツキン61.62が2個とその間に挾まれ
た金属製の導電性パツキン63h″−ある。この導電性
パツキンの中には金属片または金属捧64があり、その
例は第2図に示すようなものである。この金属片または
金属捧64の材質としては、電解槽の陽極金属と同一で
あるものが好ましい。もちろん溶出し難いものであれば
いずれでも使用できろ。
一方、この導電性パツキン66と食塩水導入部4は金属
製の導線9で継がれていて電解槽導入部4の漏電電位と
導電性パツキン66の電位が同一になるようなされてい
る。
製の導線9で継がれていて電解槽導入部4の漏電電位と
導電性パツキン66の電位が同一になるようなされてい
る。
フランジ部が第1図に示すような構成になっていれば導
電性パツキンが短い金属製管であってもかまわない。
電性パツキンが短い金属製管であってもかまわない。
本発明の方法では電解槽への食塩水導入部と食塩水流量
計測マノメーター直後のフランジ部が導線で継がれてい
るので、その間で電位差が生じることがないため、ゴム
等のホースの接続管が電蝕しなくなる。
計測マノメーター直後のフランジ部が導線で継がれてい
るので、その間で電位差が生じることがないため、ゴム
等のホースの接続管が電蝕しなくなる。
本発明の方法は簡単な金属線の結線のみで食塩水供給管
の防蝕が行なえると言う良好な方法であり、その工業的
価値はきわめて大なるものがある。
の防蝕が行なえると言う良好な方法であり、その工業的
価値はきわめて大なるものがある。
なお、本発明の方法はすべての食塩水電解に適用できる
が、イオン交換脱法食塩水電解にきわめて有効である。
が、イオン交換脱法食塩水電解にきわめて有効である。
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1
イオン交換脱法食塩水電解槽〔イオン交換膜としてNA
FION (商標〕使用、電解能力Na1l当り125
、8 kg/ hr ]を84個直列式ニ継イタモノヲ
用い、各電解槽への25係食塩水1018.4 kg/
h rで供給し、電解電圧各種平均340vで食塩水
を電解した。この際に食塩水流量マノメーター直後のフ
ランジ部には陽極金属と同一の金属捧(チタンに酸化ル
テニウムをコーティングしたもの〕を挿入したバッキン
グを設けてあり、このバッキングと電解槽への食塩水導
入部を銅線で結線してお℃また。
FION (商標〕使用、電解能力Na1l当り125
、8 kg/ hr ]を84個直列式ニ継イタモノヲ
用い、各電解槽への25係食塩水1018.4 kg/
h rで供給し、電解電圧各種平均340vで食塩水
を電解した。この際に食塩水流量マノメーター直後のフ
ランジ部には陽極金属と同一の金属捧(チタンに酸化ル
テニウムをコーティングしたもの〕を挿入したバッキン
グを設けてあり、このバッキングと電解槽への食塩水導
入部を銅線で結線してお℃また。
このようにして連続50日運転したが食塩水供給管に腐
蝕ばみられなかった。
蝕ばみられなかった。
比較例1
実施例1において食塩水導入部に接続してあった銅線を
はづした他は実施例1と同様に連続して食塩水を電解し
たところ1〜2日の間に電流入側の電解槽から11槽ま
での食塩水導入部の接続管が腐蝕した。また、食塩水流
量計測マノメーター側の接続管も電流出側の電解槽から
2.0槽までみられた。
はづした他は実施例1と同様に連続して食塩水を電解し
たところ1〜2日の間に電流入側の電解槽から11槽ま
での食塩水導入部の接続管が腐蝕した。また、食塩水流
量計測マノメーター側の接続管も電流出側の電解槽から
2.0槽までみられた。
第1図は食塩電解槽への食塩水供給ラインを示す図であ
り、第2図は食塩水計測マノメーター直後のフランジに
挿入するパツキンの平面図である。 特許出願人 三井東圧化学株式会社 第1図 Q 1 0般 2 ジ九−11せ杉則マ ノ メー73 電艷杷
吋J’L を檀 4 嶺堪米各X節 5 電研櫓 6 1−17ンV #’j’ 7 1敬185’? (71メー7 イ争;
)8 11巨秤イL1にF (@βi”Jイ1勇゛ イ
Qす9t−馬狐尊線 61 電気チ己係停止ぐ・V代′ 62 喝Pνて糸色、昏要i<、l・干い3・ソで
〉63 便濤を4電・1・t)ぐ・7大ン第 2
図 3
り、第2図は食塩水計測マノメーター直後のフランジに
挿入するパツキンの平面図である。 特許出願人 三井東圧化学株式会社 第1図 Q 1 0般 2 ジ九−11せ杉則マ ノ メー73 電艷杷
吋J’L を檀 4 嶺堪米各X節 5 電研櫓 6 1−17ンV #’j’ 7 1敬185’? (71メー7 イ争;
)8 11巨秤イL1にF (@βi”Jイ1勇゛ イ
Qす9t−馬狐尊線 61 電気チ己係停止ぐ・V代′ 62 喝Pνて糸色、昏要i<、l・干い3・ソで
〉63 便濤を4電・1・t)ぐ・7大ン第 2
図 3
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)食塩水供給ラインの食塩水流量計測用マノメーター
の直後のフランジ部に、絶縁性パッキンを介して、中央
部に金属片または金属捧を有する導電性パッキンを挾み
、この導電性パッキンと食塩電解槽への食塩水導入部と
を金属線で継ぐことを特徴とする食塩水供給管の防蝕方
法。 2)導電性パッキンの中央部にある金属片または金属捧
が電解槽の陽極金属と同一の金属でできているものであ
る特許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18823784A JPS6167782A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 食塩水供給管の防蝕方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18823784A JPS6167782A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 食塩水供給管の防蝕方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6167782A true JPS6167782A (ja) | 1986-04-07 |
Family
ID=16220188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18823784A Pending JPS6167782A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 食塩水供給管の防蝕方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6167782A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104947117A (zh) * | 2014-03-27 | 2015-09-30 | 株式会社日立制作所 | 电防蚀系统、海水泵及海水淡化装置 |
CN105431572A (zh) * | 2013-06-28 | 2016-03-23 | Ksb股份公司 | 带有阴极的腐蚀保护的流体引导系统 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5926675A (ja) * | 1982-07-31 | 1984-02-10 | Shimadzu Corp | ゲ−トバルブ |
-
1984
- 1984-09-10 JP JP18823784A patent/JPS6167782A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5926675A (ja) * | 1982-07-31 | 1984-02-10 | Shimadzu Corp | ゲ−トバルブ |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105431572A (zh) * | 2013-06-28 | 2016-03-23 | Ksb股份公司 | 带有阴极的腐蚀保护的流体引导系统 |
CN104947117A (zh) * | 2014-03-27 | 2015-09-30 | 株式会社日立制作所 | 电防蚀系统、海水泵及海水淡化装置 |
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