JPS62500669A - 単極電気化学槽、槽ユニットおよび単極槽系列中で電解を行う方法 - Google Patents

単極電気化学槽、槽ユニットおよび単極槽系列中で電解を行う方法

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JPS62500669A
JPS62500669A JP86500314A JP50031486A JPS62500669A JP S62500669 A JPS62500669 A JP S62500669A JP 86500314 A JP86500314 A JP 86500314A JP 50031486 A JP50031486 A JP 50031486A JP S62500669 A JPS62500669 A JP S62500669A
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ビーバー,リチヤード ニール
モーリス,グレゴリー ジエン エルドン
ノリー,ギユセツペ
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ザ ダウ ケミカル カンパニ−
オロンジオ デ ノラ インピアンテイ エレクトロキミチ エスピーエイ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 単極電気化学槽、槽ユニットおよび 単極横系列中で電解を行 う方法 本発明は改良された単極電気化学槽設計に関し、更に詳しくは槽ユニットの電極 構成要素に電流を供給するための安価で簡単な効率のよい電流伝送要素をもつ単 極電解槽に関する。
塩素および苛性アルカリは多くの化学製品の製造に必要な基礎化学薬品として必 須の大量必需品である。これらはほとんどすべてがアルカリ金属塩化物水溶液か ら電気化学的に製造され、そしてそのような製造の大部分は隔膜型電解槽から来 る。隔膜電解槽においては、塩水(塩化す) IJウム溶液)が絶えず陽極室に 供給され、そして通常は陰極で裏打ちされているアスベストから作られている隔 膜を通って流れる。水酸化物イオンの逆移動を最小にするために、流量は常に転 化流量よシも過剰に保って生成陰極液が未使用アルカリ金属塩化物を存在させて いるようにする。水素イオンは陰極において水素ガスの形体で該浴液から放出さ れる。苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)、未反応塩化ナトリウムおよびその他の 不純物を含む陰極液は次いで濃縮および精製して市販に供しうろ水酸化ナトリウ ム製品および塩化ナトリウムを得なければならない。この塩化ナトリウムは更に 水酸化ナトリウムを製造するために塩素および苛性アルカリ電解槽中で再使用す ることができる。
寸法安定性陽極および電極間の間隙をずっと狭くする陽極用の種々の被覆組成物 のような技術的進歩の出現により、電解槽はt流動率がこれらの電極の使用によ って非常に増強されるという点で一層効率的になった。また水不浸透性膜の出現 は、膜を横切る檀々のイオンの選択的移動という点で11解槽の使用に多大の貢 献をなし、生成物からの夾雑物の排除を可能にし、それによってや\高価な精製 および濃縮の処理工程をなくした。
寸法安定性陽極は今日では多数の塩素および苛性アルカリm造業者によって使用 されつつあるが、水不浸透性膜の広範囲な商業的使用は依然として実現させなけ ればならなかった。これは少なくとも部分的には、三次元隔膜に対して平面膜に ついて使用するための良好で経済的な電解槽ユニットが依然として与えられなけ ればオらなかったという事実に起因する。隔膜を使用する電解槽ユニットの幾何 学的構造は電極間に平面の膜を使用することを困難にする。従って、フィルタプ レス型電解槽ユニットが塩素、アルカリ金属水酸化物および水素の製造に膜を使 用するための別の槽ユニットとして提案された。
塩水溶液を電解して塩素および苛性アルカリを製造するためにふつうに使用する 2種の基本的な型の電解槽がある。すなわち単極電解槽および二極電解槽である 。二極電解槽は本発明の主題ではないけれども、従来技術を十分に理解するため には二極電解槽の操作を理解することが役に立つ。
二極フィルタプレス型電解槽はフィルタプレスのように直列の数個の電気化学ユ ニットから成る槽である。そこでは2つの末端ユニットを除く6槽が一面で陽極 として働き他面で陰極として働く。そしてこれら二極ユニット間の空間は膜によ って陽極室と陰極室に分割されている。代表的操作において、アルカリ金属ハロ ゲン化物溶液が陽極室に供給され、そこでハロゲン・ガスが陽極で発生する。ア ルカリ金属イオンは膜を通って選択的に陰極室にはこばれ、陰極で水酸化イオン と結合してアルカリ金属水酸化物となシ、その際に水素が発生する。この型の電 解槽において、生成アルカリ金属水酸化物は著るしく純粋であり、濃厚であるこ とができ、従って爾後の蒸発および塩分離の工程が最小になる。二極電極および 膜がフィルタプレス型構造物中にサンドイッチ状に配置される電解槽は、直列に 電気的に接続され、1つの陽極はある梅の共通の構造部材を介して隣接電解槽の 陰極に接続される。
単極フィルタプレス型電解槽は米国特許第434L604号によって一般に知ら れておシ、末端電解槽ユニットおよびこれらの末端電解槽ユニット間に配置した 複数個の中間電解槽ユニットから成る。
セパレータ(隔膜またはイオン交換膜でありうる)がそれぞれの隣接する陽極と 陰極との間に配置されて電解槽系列を複数の陽極および陰極の電解槽ユニットに 分割している。陽極槽ユニットのそれぞれには入口および出口が設けられていて 、電解液がこの入口を介して該ユニットに供給されそして液体およびガスがこの 出口を介して該ユニットから除かれる。それぞれの陰極槽ユニットには同様に出 口が設けられておシ、また必要ならば入口も設けられる。液体たとえば水をこの 入口を介して該ユニットに供給することができる61tt解槽ユニツト中の陽極 のそれぞれには該ユニットにtIL流を供給する接続子を設けることができ、ま た陰極のそれぞれには該ユニットから11L流を流出させる接続子を設けること ができる。単極電解槽においては、電流は1つの槽ユニットに供給され、そして 隣接する反対の電荷の槽ユニットから除かれる。この場合の電流は、二極11t 解槽系列におけるような槽系列の一端から槽系列の他端へと一連の電極中を流れ ることはない。
単極電解槽中の電極の実質的全表面の有効利用を確実にするためには、電流を電 極に比較的均一に且つ過度の抵抗損失なしに与えることが望ましい。これを達成 するために、従来技術における作業者は電流を効率よく電極に伝送させる櫨々の 機構および設計を考案した。
単極電極に1!流を与えるための第1の且つ自明の手段は、11!線、ケーブル 、ロンド等を使用して電力供給源を電極に直接に接続することである。この設計 は電気分布系の抵抗損失を最小にするけれども、若干の電極は電極体全体に比較 的均一に電流を分布するに十分に電気伝導性ではないのでうまく働かない。これ は塩素−アルカリ電解槽にしばしば使用されるチタン電極について特に真実であ る。従って、複数の接続子を電極に与えて適正な電流分布を確保することがしば しば必要でおる。種々の電気接続子はたとえば米国特許第4464242号、同 第4464243号および同第405a458号に記載されている。
本発明の特定の目的は最少の数の部品、最少の数の電気接続子をもう、安価で容 易に入手しうる材料を使用し、そして実質的に任意の合理的長さと幅の電極の使 用を可能にする単極電気化学槽用電気分布装置を提供することにある。
具体的にいえば、本発明は2つの末端電解槽ユニットとこれらの末端ユニット間 に配置した少なくとも1つの中間電解槽ユニットをもち、これらの槽ユニットが 実質的に水不浸透性のイオン交換膜および水不浸透性隔膜からえらばれたセパレ ータによって分離されている型の単極電解槽であって;該中間電解槽ユニットが 相互に間隔をおいた2つの実質的に平行で実質的に平らな電極要素と、これら電 極要素の間の間隔に配置した実質的に剛性の電流伝送要素とを備えて成シ;該伝 送要素が1対の向き合ったはソ平らな面とこれらの面の両面の上に分布させた且 つ伝送要素から該伝送要素に隣接する電極液室中に外側に予め定めた距離で突出 している複数の突起を備え、これらの突起の少なくとも1部が電極要素に直接ま たは間接に機械的および電気的に接続されておシ、そして該伝送要素には少なく とも1つの電気接続部材が取付けられていて電流を該伝送要素中に又は該伝送要 素から導いて電気エネルギーを該電極要素のそれぞれに分布させるようになって いる単極電解槽にある。
本発明はまた、対向両面からのびる複数の突起をもつ実質的に平らな体部の形状 の電流伝送賛索;複数の隆起部と上記体部に実質的に一致する輪郭とをもつ、そ して耐食性金属で作られていて上記体部の対向両面上に配置4されている面内張 シ;上記の隆起部分と接触の関係で上記の内張りに対して配置されている多孔質 電極要素;とを備えこれらの電極要素と面内張りと体部とが上記の複数の突起の 少なくとも若干の位置において電気的に接続されており;そして更に上記の体部 の縁の少なくとも1つに電流電力源の正または負の極を接続して該電極要素のそ れぞれに電気エネルギーを分布させるための電気接続部材を備えて成る電解槽用 単極ユニットにある。
本発明は更に、下記の単極電気化学槽系列すなわち、2つの末端槽ユニットとこ れらの末端ユニット間に配置した少なくとも1つの中間槽ユニットをもち、該中 間層ユニットが相互に間隔をおいた少なくとも2つの実質的に平行で実質的に平 らな電極要素とこれらの電極要素のそれぞれに電気エネルギーを分布するための 部材を備え、該分布部材が上記電極要素間の間隔に配置した電気伝導性の実質的 に剛性で平らな電流伝送要素から成り、該伝送要素には電流を該伝送要素中に又 は該伝送要素から導くための電気接続部材が備えてあり、該伝送要素は上記電極 要素のそれぞれの全表面にわたって間隔をおいた複数の点において該電極要素の それぞれに電気的および機械的に接続されておシ、そして該伝送要素はその対向 両面の上に分布し伝送要素から該伝送要素の対向両面上の1!極液室中に予め定 めた距離で外側に突出してbる複数の実質的に固体の突起を備えている型の単極 電気化学槽系列、において電解を行なうための方法であって、(a) 電力供給 源から中間槽ユニットの伝送要素に電流を流し、 (b) 上記伝送要素からその対向両面上の伝送要素に電気的に接続されている 電極要素に電流を流し、(C) それぞれの電極要素から′lt解液およびセパ レータを介して末端槽ユニットに、該電解液の電解を起こさせるのに十分な電圧 の電流を流し、 (d) 槽系列から電解生成物を除き、そして(e) 枯渇した電解液を槽から 除く、諸工程から成ることを特徴とする方法にある。
本発明は添付の図面を参照しての以下の記述によって更に良く理解することがで きる。これらの図面において同じ符号は同じ部品を現わす。
第1図は本発明の単極電解槽ユニット中で使用される際の¥lLl伝流要素(g cTE)の開裂した部分破断透視図である。
第2図は単極電解槽の開裂した断面側面図である。
第3図は面内張りのない単極電解槽および面内張りを用いる単極電解槽の横断側 面図であり、これらの単極槽ユニットを電解槽系列中でみられる状態で示すもの である。
本発明は単極電解槽の電極要素に電流を効率的に且つ均一に与える電流伝送要素 (以後ECTgと呼ぶ)を備える、単極電気化学槽の組立体または系列である。
本発明は塩素−アルカリ電気化学槽として使用するのに特に好適である。それは それ自体が簡単で安価な且つ製作の容易な電解槽である。
抵抗率の概念および抵抗率が電気エネルギーをはこぶ物質の能力に如何に影響を 及ばすかを理解するために、「抵抗率」なる用語が単位長さおよび単一断面の金 属の一部分の向きあった平行面間の直流(d、 c、 )抵抗であることを知る のが有用である。金属の抵抗率は該金属によって提供される電気抵抗を決定する 。
抵抗は次式によって計算される。
ここに R=低抵抗マイクロ・オーム)ρ=抵抗率Cマイクロ・オーム−センチ メートル)L=長さくセンナメートル) A=断面積(−) Mark: 5tandard Handbook of Mechanica lEngineers、第7版(セオドル・バウメイスター編集;米国ニューヨ ーク州マグロ−ヒル・ブック・カンパニー1967年刊行)には種々の金属の抵 抗率が記載されている。
金 属 抵抗率cマイクロオーム−cM)アルミニウム z655 鋼 1.673 電解鉄 10.1 鋳造鉄 75−98 鉛 20.65 マグネシウム 4.46 ニツケル 6.84 @ 1l−45 John H−Perry’s Chemical Engineer’s H andbook第4版(アール・エッチ・ベリイ、シー・エッチ・チャイルトン 、およびニス俸ディ・カークパトリック編集;米国ニューヨーク州マグロ−ヒル ・ブック・カンパニー1974年刊行)には種々の物質の抵抗率が記載されてい る。
物 質 抵抗率(マイクロオーム−信)炭素鋼 10 鋳造灰色鉄 67 展性鉄 60 鋳造モネルメタル 53 201ステンレス鋼・ 69 301ステンレス鋼 73 アルミニウム1100 3 鉛 21 マグネシウム合金AZ91B 14 鋳造ニツケル 20.8 更に、種々の鋳造鉄合金は上記刊行物に記載の範囲より高い又は低い抵抗率をも つことができる。他の鉄質金属または合金はある範囲の固有抵抗を示す。
電流伝送要素中の電圧低下は次式を用いて計算するとここに i=電流密度(ア ンペア/m2)L=長さCα) t=厚さくα) p=抵抗率(マイクロオーム・センナメートル)■=電圧低下Cミリボルト) 鋳造鋼が約15マイクロオーム・センチメートルの抵抗率、0.31アンペア/ −(2アンペア/平方インチ)の電a 密L、1m(100m)の長さ、および Z220(3/sインチ)の厚さ又は1.27 cIM(Hインチ)の厚さをも つと仮定すると、下記の数値が計算される。
アルミニウム 3.7 6.5 銅 13 4.1 鋼 13.9 24 鋳造鉄 120 210 展性鉄 83 146 マグネシウム 6.2 10.9 ニツケル 9.6 16.9 チタン 66 117 鋳造鉄 20.9 37 特定の物質の抵抗率は使用する特定の刊行物によりやや変化しているが、それら の数値は非常に類似している。
上記から理解されるように、電流伝送要素中の電圧低下はえらばれた物質に応じ て非常に変化する。
本発明は、非常に低い電圧降下をもつECTE用に高い抵抗率の金属を使用する ことを可能にし、抵抗率は低いが比較的高価な金属の使用を必要としない。
抵抗率が高い金属はど抵抗率の低い金属よシも大きい電気抵抗を生ずる。たとえ ば、銅は1.673マイクロオーム−センチメートルの抵抗率をもち、鋳造鉄は 約86マイクロオーム・センナメートルの平均抵抗率をもつ。
従って鋳造鉄は等しい大きさの銅片よシも約50倍も大きい電気抵抗を与える。
電極に電流を送るために従来技術が何故に銅のような抵抗率の低い金属の使用を 一般に教示していたかが容易に理解できる。
たとえば米国特許第4464242号のような従来技術が抵抗率の高い金属を使 用して電解槽中に電流を分布させることを教示する場合には、電解槽は大きさに 制限を受けた。電流分布金属の高い抵抗率から生じる高い抵抗損失のためである 。米国特許第4464242号にはやっかいな電流伝送装置を必要とする必然性 を避けるために、電解槽の寸法を15〜60αの長さに制限することが記載され ている。
理解されるように、物体の電気抵抗は(1)電流通路の長さを減少させるか、ま たは(2)電流が通る断面積全増大させることによって最少にすることができる 。本発明は、従来技術が前者の方法に集中したのに対して後者の方法の利点をと るものである。
本発明のECTEを用いると、抵抗率の高い安価な金属を全く満足に使用して、 寸法の小さな電解槽に制限されることなしに且つやっかいな電流伝送装置に頼る ことなしに、電流を分布させることができる。
ここで使用する「電解槽」なる用語は少なくとも2つの反対電荷の電極とセパレ ータたとえば膜とから成る要素の組合せを意味する。
ここに使用する「単極電解槽ユニット」なる用語は、同じ電荷(すなわち正また は負の電荷)をもつ少なくとも2つの電極とECTgとから成る要素の組合せを 意味する。
「電極要素」とは電極、または電極に付属する要素たとえば電流分布格子もしく は電流コレクターを意味する。
この要素はワイヤ・メツシュ、織ったワイヤ、孔あき板、金属スポンジ、膨張金 属、多孔または非孔金属シート、平らなまたは波壓の格子細工品、間隔をおいた ス) IJツブまたは棒、あるいは当業者に知られているその他の形体のもので ありうる。
本発明のECTEは(1)電流を電解槽ユニットの電極要素に導く部材および( 2)電極要素を所望の位置に保持する支持部材の両者の働きをする。
ECTEは種々の電解槽設計および構成で使用することができる。然し説明のた めに、いくつかの好ましい設計および構成を以下に述べる。
本発明はECTEを介して単極電解槽ユニットの電極要素に電流を導く金属製の ECTEを使用する。本発明のECTEは従来技術の電極要素に比べて大きな質 量をもち、低い抵抗をもち、そして電極要素のすべての部分に実質的に均一に電 気エネルギーを分布させるための通路を与える。その大きな質量と低い抵抗のた めに、本発明のECTEを使用する単極電解槽ユニットの寸法は従来技術のもの のように寸法の制限を受けることはない。
従来技術においては電極それ自体が多くの場合に実質的に主要な電導性部材であ ったが、本発明においてはECTEが主要な電導性部材である。それ故、電極要 素の全表面積を横切る主要な電流の伝導と分布は、電極要素と同じ広がりの且つ 電極要素材料と異なる材料で好都合に作りうる低い抵抗のECTE体部を介して 行なわれる。
ECTEは実質的に剛性である。ここに使用する「実質的に剛性」なる用語はそ れが自己支持性であって通常の環境のもとでそれ自身の重量下では曲がらないこ とを意味する。その上それはそれに付随する電極要素よシも実質的に剛性であシ 重い。
好ましくはECTEの金属は鉄質金属たとえば鉄、鋼、ステンレス鋼;他の金輌 たとえばニッケル、アルミニウム、銅、マグネシウム、鉛;それぞれの合金;お よびそれらの合金からえらばれる。更に好ましくはgc’rgの金属は主たる成 分が鉄特に展性鉄である鉄質金属からえらばれる。
本発明のECTEは1!導性の平らな支持体部分およびこの支持体部分の周縁に そってのびる窓枠状フランジから成る。このフランジ部分は複数の単極電解槽ユ ニットが相互に隣接して組立てられるとき電極を包む6槽の周辺シール面を形成 する。このクランプ部分は電解槽内部からの洩れの可能性のある場所を最少にす る。任意に、このフランジ部分はフランジ自体としてよりもガスケットとしてよ り大きく働く。
フランジ部分はgcTEの平らな支持体部分と同時に成形される単一体でありう る。任意に、クランプ部分の一部がECTEの支持体部分と同時に成形される単 一体であり、フランジ部分の別の部分が後に取付けられてクランプ部分を完成し ていてもよい。任意に、クランプ部分は複数片から組立てられて支持体部分に取 付けられてもよい。クランプ部分は金?4マたはプラスチック材料から作ること ができる。たとえば、弾性的に圧縮可能な材料または実質的に非圧縮性の材料か ら作った分離したクランプ部分をKCTEの支持体部分の周縁部の上に好都合に 置くことができる。枠部分は支持体部分に固定させることができ、あるいはフィ ルタプレス組立体を閉じる際に所定位置に単にクランプで留めることもできる。
クランプ部分に実質的に非圧縮性の材料を使用するときは、適当な弾性ガスケッ トを使用して通常の慣習により水圧シールを確保することができる。更に好まし くは、クランプ部分は支持体部分の一体部分である。すなわちクランプ部分はそ の薄い支持体部分と同じ材料で作られ、ECTEを形成する金属中に不連続性な しに単一の電気伝導体を形成する。
7279部分が全体としてフランジ部分の一体部分として形成されるときでさえ 、クランプ部分のごく一部は電解槽ユニットの内部領域と外部領域との間に流体 、電気またはその他の通続が行なわれるように省略するか又は除くことができる 。省略された部分の大きさに応じてガスケットまたは呈内張シの代シに支持体を 用いることができる。
また、クランプ部分は所望ならば電流を通す大きな物体を提供する。好ましくは 、クランプ部分の厚さは支持体部分の厚さより少なくとも約2〜3倍大きい。更 に好ましくは支持体部分の厚さが20〜25mであるのに対してクランプ部分の 厚さは60〜70mである。
ECTEは好ましくはその電気抵抗を最小にするために十分に大きな横1Ifr 面積をもつ。ECTEが大きな横断面積をもつという事実は、従来技術の構成で 使用しうるものよシも高い抵抗率をもつ金属の使用を可能にする。
従って、鉄、鋼、展性鉄のような金属が本発明での使用に好適である。更に詳し くは、銅と同程度の又はこれよりも抵抗率の高い材料を経済的に使用してECT Eを作ることができる。更に経済的には約10マイクロオーム・センナメートル よりも大きい抵抗率をもつ金属が使用される。最も経済的には、50マイクロオ ーム・αと同程度の又はこれよりも高い抵抗率をもつ金属が使用される。
ECT′FJの全体の大きさは従来技術の単極電解槽よりも犬きくありうる。本 発明のECTEによって提供される独特の電気分布装置のためである。また、従 来技術がチタン被覆の銅の棒のような高価な金属の使用を必要としていた場所に 、本発明は鉄または鋼のような安価な材料を使用することができる。従って、本 発明の電解槽の全体の大きさは実質的に制限がない。然し実用上のこととして、 0.25〜4m”の範囲の寸法が好ましく使用される。
本発明のECTEはその対向面を接続する1つ又はそれ以上の通路をもつことが できる。この通路は電解液またはガスをECTEの一面から他面に通過させる。
この通路はECTEの全表面積の約60容量チまでを占めること・Sでき、金属 の使用量を少なくして電解槽を更に経済的にすることができる。また、この通路 は予め定めた間隔を置いて電流を電解槽の若干の部分に向けることができる。
gcTEは好ましくは、電解液を収容しながら隣接電解液室を物理的に支持し且 つ電極要素を支持するのに必要な構造上の一体性を与える。
ECTEは支持体部分からこのECTEに隣接する電解液室に向って外側に予め 定めた距離で突出する多数の突起をもつ。これらの突起は電極要素に直接に又は 電極要素とそれぞれの突起との間に介在させたクーポンもしくはウェファ−のよ うな少なくとも1種の相溶性金属中間層を介して電極要素に間接的に機械的およ び電気的に接続しうる。好ましくは、これらの突起は同じ幾何学的面に存在し、 且つ実質的に固体である。然しこれらは鋳造の結果として内部空隙を含んでいて もよい。電極要素は好ましくはこれらの突起に溶接される。
両者の場合に、電極要素と支持体部分から突出する固体突起との間の多重電流路 の長さは実用上無視できる。
従って電極要素がこれらの突起に間接に接続されるときでさえ、抵抗は低い。
突起は支持体部分と共に一体成形され、セしてECTEが鋳造されるときに作ら れる。従ってそれらは支持体部分と同じ材料から成る。ある種の金属は溶接が困 難なので、これらの突起は支持体部分とは異なる金属から構成されていてもよい 。ECTF)、を作るために、突起を配位させようとする鋳型中の場所に棒を置 いて鋳造材料をこれらの棒のまわりに注入することができる。
突起は好ましくは電極要素を剛的に支持するように間隔を置いて配置される。突 起と組合せられる平らな電極要素の単位面積当りの突起の頻度または間隔、丸い 横断面であるか細長いもしくはリブ型の横断面であるか、は広い限定範囲内で変 化しうる。隣接する突起同土間の分離は一般に、使用する特定の電極要素の抵抗 率に依存する。電極要素が薄いほど及び/又はその抵抗率が高いほど、突起同土 間の間隔は小さく、従って密な多重点もしくは電気接触を与えるが:電極要素が 厚いほど及び/又はその抵抗率が低いほど、突起同土間の間隔は大きくすること ができる。通常は突起同土間の間隔は5〜30mの範囲内にあるが、全体として の設計の考慮に従ってこれより小さい間隔または大きい間隔を使用することもで きる。
本発明が任意に含みうる更なる要素は金属シー1であってECTEの表面の上に 装着させる面内張シである。
この内張りがないとgcTEFi電解液室中の電解液の腐食環境にさらされる。
好ましくは、この内張りは電解液の腐食に対して実質的に耐性のある電気伝導性 の金属であって、突起の上に適合し且つ突起に接触するように、そして更に好ま しくは支持体部分から突出する突起の平らな端部に接触するように形成される。
更に好ましくは、この内張シは支持体部分に向って突起同土間の間隔中にこれら の間隔のまわりに十分に沈下していて、内張シと膜もしくは隣接電極液室との間 の電極液の自由循環を可能にするものである。付加的にこの内張りは流体指向の 目的で凹凸の形状をもつことができる。これらの付加的な凹凸形状は任意に支持 体部分に接続させることができる。
内張シを間隔をおいた突起のまわりに沈下させて支持体部分の平らな面と接触さ せることは必須ではない。好ましくは内張シは突起の頂面およびECTEの7ラ ンク部分の表面にのみ留まる。
面内張シがECTF:の金属と溶接的に相溶性でない場合には、内張シをECT Eに溶接しうるようにする丸めに、金属中間層を突起と内張シとの間に接触させ て配置することができる。それぞれの突起に接触する中間層の金属は突起を作っ ている金属と溶接的に相溶性があシ、従って突起に溶接される。内張りに接触す る中度層の面は内張シを作っている金属と溶接的に相溶性があり、従つて中間層 を介して突起に溶接される。はとんどの場合、単一の金属もしくは合金で作った 中間層が中間層クーポンまたはウェファ−として非常によく役立つ。ある場合に はクーポンは突起と内張りとの間の相溶性溶接を達成するために2層である必要 がありうる。
内張りがチタンで作られており、突起が鉄質金属で作られている場合には、バナ ジウムを突起と隣接内張シとの間に介在させる溶接的に相溶性の金属として役立 たせて、チタン内張りをこのバナジウム・クーポンを介して鉄質金属の突起に溶 接できるようにすることが好ましい。
バナジウムおよびニッケルはチタンと鉄質金属の双方に溶接的に相溶性のある金 属の例である。
内張シをECTEに接続させる第2の方法は2つの単一金属クーポンを使用する ことによって達成できる。たとえば、バナジウム・クーポンを鉄質金属の突起の 次に配置し、そしてチタンのような第2のクーポンをバナジウム・ウェファ−と チタン内張シとの間に配置する。
溶接的に相溶性でない場合に内張りをECTEに接続させる別の方法は爆発結合 の使用による。このような技術は画業技術において周知である。たとえば米国特 許第4111.779号参照。
多くの場合に、内張シがECTEの横方向の面の上にのびて、電解槽ユニットが 一緒に締付けられて電気化学槽を形成する際のセパレータ用シール面を形成する のが非常に望ましい。
塩素−アルカリ区′S槽において、内張シは陽極の単極ユニット中で最もふつう に使用され、陰極のユニット中で使用されることは少ない。然し、約22型i− チ苛性アルカリ溶液よりも高濃度の苛性アルカリを製造するために電気化学槽を 使用するときは、陰極液内張シを望ましく使用することができる。陰極液内張り は陰極液室の環境による腐食に実質的に耐性のある電気伝導性物質から作られる 。プラスチックを通して陰極を陰極突起に電気的に接続させるための準備がなさ れているある種の場合にはプラスチック内張りを使用することもできる。また、 プラスチック内張りと金属内張りの組合せを使用することもできる。同じことは 陽極内張りについてもいえる。
陰極液ユニット用の内張りは好ましくは鉄質金属、ニッケル、ステンレス鋼、ク ロム、モネルメタル、およびそれらの合金からえらばれる。
陽極ユニット用の内張りは好ましくはチタン、バナジウム、タンタル、コロンビ ュウ、ハフニウム、ジルコニウム、およびそれらの合金からえらばれる。
塩水溶液の電解によって塩素および苛性アルカリを製造するために本発明を使用 する場合には、陽極液単極ユニットにチタンまたはチタン合金の内張りを施し、 そしてECTEは鉄質材料製であるのが最も好ましい。
本発明はまた末端部材の使用を含む。末端部材は陰極の中槽または陽極の中槽の いづれかでありうる。「中槽」とはECTEと唯一個の電極をもつ種部材を意味 する。
全体の槽構造の設計に依存して、電極は陰極または陽極のいづれかでありうる。
陽極または陰極のいづれかである末端槽は1つの活性区域(すなわち生成物が製 造される区域)と1つの不活性区域(すなわち生成物が製造されない区域)から 成る。陽極であれ陰極であれ、活性区域の定義は前記と同じである。不活性区域 は単極電解槽組立体の定義を完成させる。電・群槽のこの部分は水圧締付は機に おけるように組立体を一緒に保持するのに使用することができる。
然し、末端部材は好ましくは陰極である。末端部材は中間の電極ユニットに使用 するものと同様のECTEをもつことができるが、その外面は平らであるか強化 リプを備えたものであシうる。陰極液側に内張シを使用するときは、末端部材も その内面の上に配置した且つ突起のまわりに輪郭をえかく同様の内張シをもつ。
それぞれの末端部材およびそれぞれの単極ユニットは外部電源をECTEに接続 する電気接続部材をもつ。これらの接続部材はフランジ部材であるか又はこれに 取付けることができ、あるいはまたフランジ部分の開口を通って支持体部分に接 続することができる。この電気接続部材はフランジ部分のまわりの複数の場所に 備えてgcTEへの11L流伝送を改良することもできる。この電気接続部材は 枠部分中の又はECTE中の開口であってもよく、この開口に電力供給ケーブル を取付ける。
更に好ましくは、電気接続部材はECTEの一体部分である。すなわちこの電気 接続部材はECTEと同じ材料から作られ、ECTE形成材形成材年中続性なし に単一体を形成する。実用上の観点から、接続部材はECTEの支持体部分の延 長部であって、その少なくとも一面にそってフランジ部分の周囲の外側に、母線 への接続を容易にするに十分な長さで突出している。
フランジ部分がECTEそれ自体の一体部分である場合には、電気接続部材はフ ランジ部分それ自体の縁によって与えられる。すなわち、柔軟性の銅ケーブルま たは曲線をフランジ部分の縁面に直接にボルト留めすることができる。電気接触 面にはたとえば銀または銅のような電気接触に特に適する物質を被覆することが できる。
特に第1図および第2図を参照して、単極電解槽ユニット(10)は電流伝送要 素(ECTE ) (14)を含み、このECTE(14)は支持体部分(17 )およびこの支持体部分(エフ)から外側に突出する複数個の突起(18)をも つ。この支持体部分(17)は支持体部分よシ大きな厚さをもつフランジ部分( 工6)によってその周縁上を囲まれている。開口(50,52,56,58)が フランジ部分(16)を通過して槽ユニツト中への反応試剤の導入のための及び 槽ユニットからの生成物および涸渇電解液の除去のための通路を提供している。
電極(36)が突起(18)に面して配置されておシ、それはフランジ部分(1 6)の表面(16B)と実質的に共平面にある。電極(36A)が同様にgcT E(14)の反対側の面に面して配置されている。
゛α電気接続部材21)がフランジ部分(16)の外側に配置されており、フラ ンジ部分(16)と一体の部分を形成している。接続部材(21)は好適には該 接続部材(21)中に備えた孔(20)を介して電力供給源(図示していない) に接続される。電流は接続部材(21)からフランジ部分(16)を通シ次いで 支持体部分(17)を通って突起(18)に流れる。その後に電流は突起(18 )から内張り(存在する場合)t−通って電極(36)または(36A)に流れ る。
第2図はECTE(14)および支持体部分の対向面からのびる複数の一体の突 起f18,18A)をもつ単極ユニッ) (11)を更に明瞭に示している。支 持体部分は支持体部分(17)より厚いフランジ部分(16)によってその周縁 上を囲まれていて、複数の単極ユニットが相互に隣接して組立てられるときに電 解液室(22,22A)を与える。
内張り(26,26A)はECTE(14)をカバーするために与えられる。こ の内張シは、たとえば陽極についてはチタンの単一シートで作ることができ、そ の向きあった面のECTE表面の上に、そしてその近くに又はそれと実質的に接 触して装着されるようにプレスによって熱成形される。内張り(26,26A) は任意にシール面(16A、16C)をカバーすることができる。これはECT E(14)を電解槽の腐食環境から保護する。
ECTE(14)は好ましくは、そのフランジ部分(16)が成極液室の周囲境 界として役立つのみならず隣接ユニットに向ってシールして電解液室(22,2 2A)を形成するのにも役立つように構成される。
好ましくは内張シ(26,26A)はひずみを最小にするために内部応力を最小 にして製造される。内張シの応力を避けることは、480〜700℃の高温で内 張りをプレス中で熱成形することによって達成される。内張シを所望の形状にプ レスする前に、内張り金属とプレスの双方をこの高温に加熱する。内張シを加熱 プレス中に保持し、プログラムしたサイクルのもとで冷却してそれが室温に冷却 される際に内部に応力が生ずるのを防ぐ。。
内張り(26,26A)がfタフCあシ、ECTE(14)が鉄質材料であるな らば、それらは抵抗溶接またはコンデンサ族を浴接によって接合することができ る。抵抗溶接またはコンデンサ放電溶接は、内張シ(26,26A)をバナジウ ム・クーポン(30)を介して突起(18,18A)の平らな端部(28,28 A)に溶接することによって間接的に行なわれる。チタンと鉄質材料は通常は相 互に溶接的に相溶性ではないが、両者はバナジウムと溶接的に相溶性がある。従 って、バナジウム・クーポン(30,30A)を鉄質金属突起(18,18A) とチタン内張シ(26,26A)との間の中間層金属として使用してこれらを一 緒に溶接して内張り(26,26A)とECTE(14)との間に眠気的接続を 作りそして内張b (26,26A)を支持するためのECTE(14)の機械 的支持体を作ることを達成させることができる。
ECTE(14)に対する内張り(26,26A)の一般的装着は第2図から理 解することができる。内張シ(26゜26A)は、突起(18,18A)の外部 輪郭に容易に適合する内部輪郭をもつ刻み目のある中空キャップ(32,32A )を備えている。これらのキャップf32,32A、)は突起(18,18A) の上およびまわりに嵌合するような大きさと間隔をもつ。キャップ(32,32 A)は沈下の深さに寸法づけられていて、クーポンが突起(18,18A)の平 らな端部(28,28A)と接触しているとき及びこれらの要素が一緒に溶接さ れるときに、キャップの内部端がノ(ナジウム・クーポン(30,3OA)に接 触するようになっている。これらの突起およびキャップの形状は臨界的ではない 。それらは中心部分に平行または垂直にとった断面でみたとき正方形、長方形、 円錐形、円筒形、およびその他の便利な形状でありうる。これらの突起は支持体 部分の表面の上に分布した一連の間隔をおいたリプを形成するように細長い形状 をもつことができる。更に、これらの突起は1つの形状をもち、キャップは別の 形状をもつことができる。然し、突起の端部(28,28A)は好ましくは平ら であってすべてが同じ仮想幾何学面にある。
小太、突起とキャップは所望ならば電解液とガスの循環を導くような形状と配置 をとることができる。
内張り(26,26A)は中間に介在させる溶接的に相溶性のあるバナジウム・ クーポン(30,3OA)によりキャップ(32,32A)の内部端(34,3 4A)において突起(18,18A)の端部(28,28A)に抵抗浴接するこ とができる。
周縁面(42,42A)が内張り上に設けられていてシールfi(16,16C )に装着きれる。それらは任意にこれらの点で溶接される。
任意にガスケツ) (44)を内張り(26A)とイオン交換膜(27A)との 間に配置して複数の単極ユニットが相互に隣接して配置されたときの最小にする ことができる。
ガスケツ) (44)は所望ならば任意にECTE(14)のそれぞれの面に配 置することができる。
電気接続子(42)が7ランク部分(16)に接続されてECTE(14)に電 流を導く。接続子(19)は種々の形体をとることができ、ユニットの種々の場 所に配置することができる。1つより多い接続子を使用することもできる。
電極要素C第1図中の36,36A;第2図中の46゜46A)は好ましくは実 質的に平らな多孔質構造体であり、膨張金桶のシート、多孔板、穿孔板、または 織った金属ワイヤで作ることができる。任意に電極要素は電極に接触する電流収 集器であることができ、あるいは電極であることができる。′i、(4は任意に その表面上に触媒的に活性な被覆をもつことができる。第2図を参照して、電極 要素(46,46A)は内張り(26,26A)の刻み目のあるキャップ(32 ,32A)の平らな端部(38,38A)の外側に直接に溶接することができる 。これらの溶接は電気接続を形成し、電極要素(46,46A)のための機械的 支持体を提供する。
更に、他の要素、たとえばゼロ・ギャップ電解槽構造物用の特別の要素もしくは 組立部品または固体ポリマー電Tft、 (s p E )膜を電極要素(46 ,46A)と組合せて使用することもできる。また、本発明の単極電解槽ユニッ トは、時として減極電極と呼ばれるガス消費電極と組合せて使用するためのガス 室に適しうるものである。このガス室は液体電解液室の他に必要である。
もちろん、2つの単極ユニット間に形成させる電解槽が1つより多い膜を使用す る多室電解槽、たとえば2つの膜を相互に間隔をおいて配置してそれらの間に1 つの室を作りそしてそれぞれの膜とそれに隣接するフィルタプレス・ユニットと の間にそれぞれ1つづつの室を作った3室電解槽、であることも本発明の範囲内 にある。
第3図は本発明の単極電解槽ユニツ) (10,11)の組立体を示すものであ る。これらのユニットは相互に操作可能な組合せで配置される。単極ユニツ)  (10)が内張りをもたないのに対して単極ユニツ)(11)はその両面に内張 り(26,26A)をもつ。それぞれのユニットは隣接ユニットとは反対の電荷 をもつように設計されている。
たとえば二二ツ)(10)は電気接続子(21)を介して電力供給源の負極に接 続させて負に荷電された状態になし陰極として動くようにすることができる。同 様に、ユニット(11)は電気接続子を介して電力供給源の正極に接続させて正 に荷電された状態になし陽極として働くようにすることができる。それぞれのユ ニットはイオン交換膜(27)によって隣接ユニットから分離される。
相互に隣接する単極ユニットを組立てると多数の空洞が生じ、これらの空洞が電 解液室として働く。陰極液室(24)と11 圧液室(22)が形成される。陰 極液室(24)はこの室を電解量外部に接続する2つの通路をもつものとして示 されている。これらの通路は反応試剤を、たとえば通路(56)を介して[群槽 に導入し、そして生成物を通路(50)を介して電解槽から除く。同様に、陽極 液室(22)は入口通路(58)および出口通路(52)をもつ。
それぞれのユニットには2つの電極要素が設置される。
図示の具体例において、陽極ユニット(11)は2つの陽極(46,46A)を もち、それぞれの陰極ユニツ)(10)は2つの陰極(36,36A)をもつ。
膜(27)および内張りECTEに対する陽極液室(22)内の電極(46,4 6A)の配置は、支持体部分(17)からの7ランク部分(16)の横方向の延 長部分、支持体部分からの突起(18)の延長部分、クーポン(30,30A) の厚さ、内張り(26,26A)の厚さ、ガスケット、電解液差圧、などの間の 関係によって決定される。電極(46゜46人)はこれらの関係を変えることに よって、たとえば支持体部分(17)からの突起(18)の延長部を変化させる ことによって、膜(27)に接触する位置から膜(27)と電極(46,46A )との間にかなりな間隙がある位置にまで移動させうろことが容易に理解できる 。然し、フランジ部分(16)が支持体部分から突起(18)がのびているのと 同じ距離だけのびているのが好ましい。これはECTE(14)の構造を簡単に する。機械の金属面が突起(18)の端部面(28)ならびにシール面(16A 、16C)の双方を同時に平らにしてこれらの面が同じ幾何学面にあるようにす ることができるからである。
膜(27)とクール面(16A)との間の流体シールの目的のために、内張、9  (26)をその周辺のまわシにオフセット・リップ(42)がのびている平鍋 の形状に形成させるのが好ましい。リップ(42)はフランジ部分(16)のシ ール面(16C)にびたシと適合する。膜(27)の周辺は内張りのリップ(4 2)にぴたりと適合し、そして周辺ガスケツ)+44)は膜(27)の周辺の他 面にびたシと適合する。第3図に示す電解槽系列において、内張シがない場合、 ガスケツ) (44)はフランジ部分(16)のシール面(16C)に及び!( 27)にぴたりと適合する。
唯1個のガスケット(44)が示しであるけれども本発明は膜(27)の両面に ガスケットを使用することも包含するものである。また、リップ(42)を使用 しない場合も包含するものである。
1京極液室中で塩化す) IJウム水溶液を電解して苛性アルカリおよび/捷た は水素ガスを製造する場合、鋼のような鉄質材料はほとんどの電解槽操作温度お よび苛性アルカ94度、たとえば約22チ以下の苛性アルカIJ a度および約 85℃以下の電解槽操作温度において、陰極液室金属要素として全く好適である 。従ってE CT g (14)を鋼りような鉄質材料で作シ、そして苛性アル カリを約22%以下の0度で製造し、寛解槽を約85℃以下で操作しようとする ならば、保護内張シは必要でないが、任意に内張りを陰極ユニットにも使用して ECTEf14)を騙食から保護するようにしてもよい。
平らな面をもつ電極(36,36A : 46,46A)はECTE(14)に 向って内側に且つ膜(27)から遠ざかって丸められた周縁をもつことが注目さ れるであろう。これは時としてギザギザの電極縁が膜に接触して膜を引裂くのを 防ぐためになされるものである。
本発明の電気化学槽を塩素−アルカリ哨として操作する際、塩化ナトリウム塩水 溶液を陽極液室(22)に供給し、任意に水を陰極液室(24)に供給する。電 力供給源(図示していない)からの電流を陽極(46,46A)と陰極(36, 36A)との間に通す。電流は塩水溶液中で電解反応を生せしめるに十分な電圧 にある。塩素は陽極(46,46A)で製造され、苛性アルカリと水素は陰極( 36,36A)で製造される。
任意に、酸素含有ガスを陰極の一面に供給して陰極を酸素減極陰極として操作す ることができる。同様に、水素を陽極の一面に供給して陽極を減極陽極と[7て 使用することかできる。電体の種類およびそれらの操作法は画業技術において周 知である。減極陰極へのガス状および液状の反応試剤の別々の取扱いのための通 常の手段を使用することができる。
NaC1塩水の電解により塩素と苛性アルカリを製造するための電解槽系列の操 作において、ある橿の操作条件が一般に使用される。陽極液室中では0.5〜5 .0のpHが望ましくは保持されるべきである。供給塩水は好ましくはごく少量 の多価カチオン(カルシウムとして表示して約0.05f/を未満)のみを含む 。供給塩水のpHが約3.5よシも低いとき供給塩水が約70ppm未満の濃度 の二酸化炭素を含むならば、上記よシ高い多価カチオン濃度も容認することがで き、同じ有利な結果がえられる。操作温度は0〜250℃の範囲であシうるが、 好ましくは約60℃以上である。通常の塩水処理を行なった後にイオン交換樹脂 によって多価カチオンを除いて精製した塩水は膜の寿命を長くする上で特に有用 である。供給塩水中の低い鉄含量は膜の寿命を長くするのに望ましい。好ましく は塩水供給物のpHを塩酸添加によって40以下のpI(に保つ。
ノズル(図示していない)を本発明の電解槽中で有利に使用することができ、そ してノズルは種々の設計形体をとることができる。このようなノズルはガスまた は液体が電解槽に入る際に又は電解槽から出る際にこれらのガスまたは液体によ って遭遇する圧力低下を最小にする。
ノズルを設置するための特に有用な設計と方法は次のとおりである。複数のニッ ケルまたはチタンのノズルをたとえば包囲鋳造によって製造する。このノズル鋳 造物を次いで所望の寸法に機械加工する。短い長さく約7−)の金属管をこのノ ズルに溶接する。この金属管はこの金X管は電極液またはガスを電解槽に導入し 、あるいは電解槽から除くための外部接続管として役立つ。多数のスロットをそ れぞれのECTE中に複数の所望位置くおいて機械加工で設けてノズルを受入れ るようにする。これらのスロットの寸法は、電解槽の諸要素が最終的に組立てら れたときにシールを確保するようスロットに挿入されるべきノズルの厚さに対応 する寸法である。内張りを使用するときは、内張シをカットしてノズルのまわシ に適合させる。ノズルを使用するときは内張りにタック溶接するのが好ましい。
次いでこの内張シーノズル組立体を電解槽中に配置する。次いで内張りキャンプ を電解槽の突起に溶接する。
好ましくは陰極液室中の圧力は陽極液室中の圧力よりもや\高い圧力に保たれる が、約30ctnの水柱圧以下の差圧に保たれるのが好ましい。
好ましくは電解槽の操作圧力は7気圧未満に保たれる。
電解液室の入ロダク) (56,58)および出口ダクト(50,52>が任意 に、それぞれの室(22,24)に接触するフランジ部分の接触部分中に設けら れる。これらの室中に内張fi (26,26A)があるときは、対応する開口 が内張り中に設けられる。これらの開口の例は第1図に電解液室出口(50)と して示しである。
突起(18)は支持体部分(17)を横切って背中合せの関係で伸びているよう に示されているけれども、そうである必要はない。これらの突起は相互にオフセ ットであることができる。内張りは対応する突起をもたないキャップを備えるこ とができる。
本発明のECTEは電極がイオン交換膜に埋め込まれているか、これに結合して いるか、またはこれに向って押圧されている固体ポリマー電解槽と組合せて使用 することができる。この場合には突起と電極との間に電流収集器を使用するのが 望ましい。電流収集器は電流を電極に分布させる。固体ポリマー電極は米国特許 第4344690号;同第446a311号;同第434Q452号;鳴22夷 121号;および同第4191,618号に記載されている。
陰極液室中の圧力は陽極液室の圧力よりや\大きい圧力に保って、2つの室を分 離する浸透選択性イオン交換膜をこの平らに配置した膜に平行に配置した「平板 」多孔質陽極に向っておだやかに押すようにするのが便利である。なお、この陽 極はECTEの陽極突起に電気的および機械的に接続されている。
陰極液および陽極液は画業技術において知られているように、それぞれの室中全 循環させることができる。この循環は強制循環であることができ、あるいはまた 電極18表昭62−500669 (11)で製造され電極から上昇するガスに よって生ずるガス・リフト循環であることもできる。
本発明は電気伝導性物質をイオン交換膜中に埋め込んだ又はイオン交換膜に結合 させた、新しく開発された固体ポリマー電解質電極と共に使用するのに好適であ る。
このような電極は画業技術において周矧であり、たとえば米国特許第4457. 815号および同第4457,823号に記載されている。
また、本発明は少なくとも1つの電極がイオン交換膜と物理的に接触しているゼ ロ拳ギャップ電解槽として使用するのに好適である。任意に、電極の双方がイオ ン交換膜と物理的に接触していてもよい。このような電解槽は米国特許第444 4639号;同第4.457.822号;および同第444a662号・に記載 されている。
また、他の電解W1要素を本発明の電解槽中に使用することもできる。たとえば 、米国特許第4444632号に記載のマット構造体を使用してイオン交換膜を 電解槽の電極の1つと物理的接触状態に保持することができる。
棟々のマットの形状が米国特許第434Q452号に記載されている。米国特許 第434Q452号に記載のマツトラ固体ポリマー電標液槽およびゼロ・ギャッ プ電解槽の両者と共に使用することもできる。
実施例1 4個の電流伝送要素を公称51tMXf)1mの単極電解槽用に鋳造した。
すべての電流伝送要素をASTM A336 、GRD65−45−12展性鉄 から鋳造した。これらは鋳造したま\の寸法に関して同一であった。仕上げ鋳造 品を検査して構造的に健全であシ表面欠陥がないことがわかった。主な寸法は次 のとお9であった。公称61 cTnX 61mの外側寸法;26Mの厚さの支 持体部分(17) ;支持体部分のそれぞれの面に配置した16個づつの突起( それぞれの突起は250の直径をもつ)でこれらの突起は相互に直接向い合って いる;λ55mのフランジ−シール面と6.4備の厚さをもつ、支持体部分の周 辺のまわりに伸びるフランジ部分。機械加工区域は7う/ジ部分の両面のフラン ジ・シール面とそれぞれの突起の頂部を包含していた(それぞれの面は単一面に 且つ反対面に平行に機械加工した)。
陰極槽はECTEの両面に0.9 mの厚さの保護ニッケル内張りを備えていた 。同様にニッケル製の入口ノズル及び出口ノズルを、上記の内張)をECTEK スポット溶接する前に該内張りに予め溶接した。最終の組立体は触媒的に被覆し たニッケル電極をそれぞれの突起の場所で内張りにスポット溶接したものを含ん でいた。
陰極末端槽は片面に保護ニッケル内張シを必要としないことおよび付随するニッ ケル電極がないことを除いて上記の陰極槽と同様であった。
陽極槽はECTEの両面に0.9 mの厚さの保護チタン内張りを備えていた。
同様にチタン製の入口ノズルおよび出口ノズルを、上流の内張りをECTEにス ポット溶接する前に該内張りに予め溶接した。最終の組立体は中間のバナジウム およびチタンのクーポンを介してチタン電極をそれぞれの突起の場所で内張りに スポット溶接したものを含んでいた。陽極はルテニウムおよびチタンの混合酸化 物の触媒層で被覆した。
陽極末端槽は片面に保護チタン内張りを必要としないことおよび付随するチタン 電極がないことを除いて上記の陽極槽と同様であった。
実施例2 実施例1のようにして製造した2つの単極ユニットと2つの末端槽を使用して1 を群槽組立体を作った。
陽極端部部材、単極陰極ユニット、単極陽極ユニット、および陰極端部部材をデ ュポン伽ド・ヌムール・アンド会カンパニー・インコーホレーテッドから入手し たNAFION 901■の3枚のシートと共に組立てることによって3個の電 解槽を作った。これらの膜は陰極面の上にのみガスケットを置いて電極から電極 までの間隙を1.8Iuとし、陰極から膜までの間隙を1.2uとした。陰極液 の操作圧を陽極液の圧力よりも140u水柱だけ高くして膜を陽極に向うように 水圧的に保った。
上記の単極の間隙のある電気化学槽組立体を電解液の強制循環を伴なって操作し た。平行して操作される3個の陽極室への合計の流れは約4.9t1分であった 。再循環陽極液への補給塩水は約800ゴ/分の新鮮な塩水(25,2重量%の NaCZ e pH11)であった。再循環陽極液は約19.2重量のNaCL を含み約4.5のI)Hをもってい丸。陽事液ループの圧力は約1.05〜/l ym”であった。3つの陰極室への平行供給は合計的5.7層1分であり、この 流れへの凝縮物補給は約75−7分であった。
電気化学槽の操作温度は約90℃であった。電解は約α3アンペア/ Can” で行なった。
これらの条件下で、この1Ji解槽は約33重量%のNaOHおよび約98.1 容P!tsの純度の塩素ガスを生産した。平均電解mt王は約130ボルトであ り、電流効率は約95チであった。
操作中、電解摺電圧は安定であり、そして電極液の洩れは@察されなかった。
実施例3 6個のECTEを公称61mXL22ωの単極電解槽用に鋳造した。これらの要 素は後に3個の陰極単極電解槽および3つの陽極単極電解槽を構成するために使 用した。
すべての電解槽構造物けASTM A336 、GRD65−45−12展性鉄 から鋳造され、鋳造時の寸法については同じであった。仕上げの鋳造品を検査し て構造的に健全であシ表面欠陥がないことが見出された。主な寸法は次のとおり でおった。公称58mX 128y++の外側寸法;220の厚さの支持体部分 ;λ5帰の)隔のフランジ部分シール面。フランジ部分は6.4mの厚さをもち 、支持体部分の周辺のまわシにのびていた。支持体の片面に28個の突起を配置 した。それぞれの突起はz5cWIの直径をもつ。支持体の反対側の面に30個 の突起(それぞれの突起はZ5mの直径をもつ)を配置した。これらの突起は支 持体部分に対して相互にオフセットであったが、所望ならば相互に直接向い合っ て鋳造することもできる。
機械加工区域はフランジ・シール面(両面)およびそれぞれの突起の頂部を含ん でいた(−4:れぞれの面は単一面に且つ反対側の面に平行に機械加工した)。
ノズル−ノツチ(両面の入口および出口)も仕上げ寸法に機械加工した。
陽極槽はECTlの両面にα9uの厚さの保護ニッケル内張りを備えていた。同 様にニッケル製の入口ノズルおよび出口ノズルを、内張りをECTEにスポット 溶接する前に、内張シに予め浴接した。最終の組立体はニッケル電極をそれぞれ の突起の場所で内張シ(両面)にスポットffi接したものを含んでいた。
陽極槽はBCTEの両面にα9uの厚さの保護チタン内張シを含んでいた。同様 にチタン製の入口ノズルおよび出口ノズルを、上記の内張りをECTEにスポッ ト溶接する前に該内張シに予め溶接した。最終の組立体はチタン電極をそれぞれ の突起の場所で内張シ(両面)にスポラ)M接したものを含んでいた。
多孔質チタン電極は15mの厚さのチタンシートを約155チの伸びまで拡張し てシート中にsx4.のダイヤモンド型開口を生ぜしめ、ルテニウムとチタンの 混合酸化物の触媒I−で被覆して成るものであった。上記のようにして、この被 覆チタンシートをそれぞれの突起の場所で内張りにスポット溶接した。
もつと博いα5關の厚さのチタンシートを約140チの伸び筐で拡張して4層2 Mのダイヤモンド型開口を生ぜしめ、同様にルテニウムとチタンの混合酸化物の 触媒層で板積したものを上記の厚いシートの上にスポット溶接した。
多孔質ニッケル陰極は粗い2絽の厚さのニッケルシートを拡張して8×4uの開 口を生ぜしめ、それぞれの突起の場所でニッケル内張シにスポット溶接して成る ものであった。0.15 mの直径のニッケル・ワイヤの波型に編んだ織物の3 層で作った弾性的に圧縮性のマットを上記の粗いニッケルシートの上に置いた。
0.15mの直径のニッケル・ワイヤで作シニッケルとルテニウムの混合酸化物 の触媒析出物で被覆したフライ・ネット型のニッケルスクリンを上記の弾性的に 圧縮性のマットの上に置いた。
イー・アイ・デエポン・ド・ヌムール・アンド−カンパニーから入手したNAF ION 901■ の膜を隣接する多孔質陰極要素と多孔質陽極要素との間に介 在させて完成フィルタ・プレス型電解槽組立体を閉じた。
これらの膜を被覆チタンシート(陽極)及びフライ・ネット型被覆ニッケルスク リーン(陰極)の向き合った面の間で弾性的に圧縮した。
塩化す) IJウムm液の電解を次の操作条件下で上記の電解槽中で行なり九。
陽極液濃度 200 t/lのNaC2陽極液pH4〜41 陰極液濃度 35重i%のNaOH 陽極液温度 90℃ 電流密度 3000A/m” 観察された平均の電解摺電圧は約16ボルトよシ低く3.23ボルトであった。
陰極効率は約95%であり、塩素ガス純度は約9&6%であった。
国際調査報告

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.2つの末端電解槽ユニツトとこれらの末端ユニツト間に配置した少なくとも 1つの中間電解槽ユニツトをもち、これらの槽ユニツトが実質的に水不浸透性の イオン交換膜および水不浸透性隔膜からえらばれたセパレータによつて分離され ている型の単極電解槽であつて;該中間電解槽ユニツトが相互に間隔をおいた2 つの実質的に平行で実質的に平らな電極要素と、これら電極要素の間の間隔に配 置した実質的に剛性の電流伝送要素とを備えて成り;該伝送要素が1対の向き合 つたほぼ平らな面とこれらの面の両面の上に分布させた且つ伝送要素から該伝送 要素に隣接する電極液室中に外側に予め定めた距離で突出している複数の突起を 備え、これらの突起の少なくとも1部が電極要素に直接または間接に機械的およ び電気的に接続されており、そして該伝送要素には少なくとも1つの電気接続部 材が取付けられていて電流を該伝送要素中に又は該伝送要素から導いて電気エネ ルギーを該電極要素のそれぞれに分布させるようになつている単極電解槽。
  2. 2.中間電解槽ユニツトの電流伝送要素がほぼ平らな支持体部分と該支持体部分 の周辺のまわりにのびるフランジ部分を備えて成り、該フランジ部分が該支持体 部分の厚さより少なくとも約2倍大きい厚さをもつ請求の範囲第1項記載の単極 電解槽。
  3. 3.中間電解槽ユニツトのフランジ部分が約10cm米満の厚さをもち、該支持 体部分が少なくとも約0.5cmの厚さをもつ請求の範囲第2項記載の単極電解 槽。
  4. 4.中間電解槽ユニツトの電流伝送要素が該伝送要素の対向両面に接続する開口 をもつ請求の範囲第1項〜第3項のいづれか1項に記載の単極電解槽。
  5. 5.該開口が該伝送要素の支持体部分の全表面積の約60%以下を占める請求の 範囲第4項記載の単極電解槽。
  6. 6.中間電解槽ユニツトの該伝送要素が水不浸透性である請求の範囲第1項〜第 3項のいづれか1項に記載の単極電解槽。
  7. 7.中間電解槽ユニツトの該伝送要素が鉄質金属、ニツケル、アルミニウム、銅 、マグネシウム、鉛、それぞれの合金、およびそれらの合金からえらばれた鋳造 性金属から作られている請求の範囲第1項〜第6項のいづれか1項に記載の単極 電解槽。
  8. 8.中間電解槽ユニツトのそれぞれが該支持体部分の対向両面上の突起の少なく とも一部分の少なくとも端部表面で接触する一対の面内張りを含み、そしてこれ らの内張りが電気伝導性で耐食性の材料から作られている請求の範囲第1項〜第 7項のいづれか1項に記載の単極電解槽。
  9. 9.中間電解槽ユニツトの内張りが突起の上およびまわりに適合するように作ら れており、且つ突起間の間隔にある該伝送要素に向つてこれらの間隔をおいた突 起のまわりに十分に沈下していて、内張りした伝送要素と電極要素との間での電 解液の循環を可能にしている請求の範囲第8項記載の単極電解槽。
  10. 10.中間電解槽ユニツトの内張りが突起と内張りとの間に配置した且つ突起と 内張りの双方に溶接的に相溶性である金属を介しての溶接によつて突起に接続さ れている請求の範囲第8項または第9項に記載の単極電解槽。
  11. 11.中間電解槽ユニツトの内張りがニツケル、ステンレス鋼、クロム、モネル 合金、チタン、パナジウム、タンタル、コロンビウム、ハフニウム、ジルコニウ ム、およびそれらの合金からえらばれた金属から作られている請求の範囲第8項 〜第10項のいづれか1項に記載の単極電解槽。
  12. 12.該ユニツト上の内張りが該フランジ部分と同一の広がりをもつ請求の範囲 第1項記載の単極電解槽。
  13. 13.該ユニツトのフランジ部分がガスケツトである請求の範囲第1項記載の単 極電解槽。
  14. 14.対向両面からのびる複数の突起をもつ実質的に平らな体部の形状の電流伝 送要素;複数の隆起部と上記体部に実質的に一致する輪郭とをもつ、そして耐食 性金属で作られていて上記体部の対向両面上に配置されている面内張り;上記の 隆起部分と接触の関係で上記の内張りに対して配置されている多孔質電極要素; とを備えこれらの電極要素と面内張りと体部とが上記の複数の突起の少なくとも 若干の位置において電気的に接続されており;そして更に上記の体部の縁の少な くとも1つに電流電力源の正または負の極を接続して該電極要素のそれぞれに電 気エネルギーを分布させるための電気接続部材を備えて成る電解槽用単極ユニツ ト。
  15. 15.電流伝送要素がほぼ平らな支持体部分と該支持体部分の周辺のまわりにの びるフランジ部分とから成る請求の範囲第14項記載の単極ユニツト。
  16. 16.フランジ部分の一区分が支持体部分と一体となつており、そしてフランジ 部分の一区分が分離している要素である請求の範囲第15項記載の単極ユニツト 。
  17. 17.フランジ部分が複数の組立部品から成る請求の範囲第15項記載の単極ユ ニツト。
  18. 18.下記の単極電気化学槽系列すなわち、2つの末端槽ユニツトとこれらの末 端ユニツト間に配置した少なくとも1つの中間槽ユニツトをもら、該中間層ユニ ツトが相互に間隔をおいた少なくとも2つの実質的に平行で実質的に平らな電極 要素とこれらの電極要素のそれぞれに電気エネルギーを分布するための部材を備 え、該分布部材が上記電極要素間の間隔に配置した電気伝導性の実質的に剛性で 平らな電流伝送要素から成り、該伝送要素には電流を該伝送要素中に又は該伝送 要素から導くための電気接続部材が備えてあり、該伝送要素は上記電極要素のそ れぞれの全表面にわたつて間隔をおいた複数の点において該電極要素のそれぞれ に電気的および機械的に接続されており、そして該伝送要素はその対向両面の上 に分布し伝送要素から該伝送要素の対向両面上の電極液室中に予め定めた距離で 外側に突出している複数の実質的に固体の突起を備えている型の単極電気化学槽 系列、において電解を行なうための方法であつて、(a)電力供給源から中間槽 ユニツトの伝送要素に電流を流し、 (b)上記伝送要素からその対向両面上の伝送要素に電気的に接続されている電 極要素に電流を流し、(c)それぞれの電極要素から電解液およびセパレータを 介して末端槽ユニツトに、該電解液の電解を起こさせるのに十分な電圧の電流を 流し、 (d)槽系列から電解生成物を除き、そして(e)枯渇した電解液を槽から除く 、 諸工程から成ることを特徴とする方法。
  19. 19.両末端槽ユニツト間に配置した複数の中間槽ユニツトを含み、そして電極 要素のそれぞれから電解液およびセパレータを通して隣接槽ユニツトに電流を流 す工程を含む請求の範囲第18項記載の方法。
JP86500314A 1984-12-17 1985-12-13 単極電気化学槽、槽ユニットおよび単極槽系列中で電解を行う方法 Pending JPS62500669A (ja)

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