JPS6165584A - ドロツプアウト補償方法およびその回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、映像機器、例えば、ビデオディスクプレーヤ
の再生動作の際に発生する、カラー映像信号中のドロッ
プアウトを良好に補償し、画像が乱れない再生画像を得
るためのドロップアウト補償方法およびその回路に関す
る。

（従来の技術） ビデオディスクプレーヤでディスクを再生する際、様々
な原因によりドロップアウトが生じ、再生画像が乱れる
ことがある。

ドロップアウトのうちでも、カラー映像信号の同期パル
ス区間において発生するドロップアウトによって、再生
画像の同期がとれなくなることが多い。これを除去する
ため、後述するドロップアウト補償回路が用いられてい
る。

第４図は従来のビデオディスクプレーヤのブロック図で
ある。

ここで説明するビデオディスクプレーヤのシステムは、
ビデオディスク上に記録されているピッ１−（凹み）情
報を針先に付いている微小容量電極によって読み出す構
成のものである。

図示するように、ビデオディスクプレーヤの主な構成は
、ピックアップ１、プリアンプ２、バンドパスフィルタ
３，４、ＦＭ復調回路５、トラッキングサーボ回路６、
音声復調回路７、映像復調回路８、オンスクリーン回路
９、基準信号発生回路１０、加算器１１　（１１Ａ、１
１Ｂ）、ドロップアウト検出回路１２、ＲＦコンバータ
１３からなる。

ピックアップ１はカンチレバー１Ａおよびトラッキング
ドライブコイル１Ｂからなる。

映像復調回路８は輝度信号系８Ａ、色信号系８Ｂからな
る。

輝度信号系８Ａは、ローパスフィルタ１４、色信号除去
回路１５、ドロップアウト補償回路１６、コアリング回
路１７、ペデスタルクランプ回路１８および切換スイッ
チ１９からなる。

切換スイッチ１９の可動接点１９Ｇは、ディスク再生時
、端子１９’Ａに接続されており、キャラクタを画面に
表示するオンスクリーン時、オンスクリーン回路９から
のミューティング信号によって、端子１９Ａから端子１
９Ｂに切換えられる。

オンスクリーン回路９はディスク再生時以外のときに、
モニタ画像中に種々のキャラクタ（文字あるいは数字な
ど）を表示するためのオンスクリーン信号を発生ずる−
６のである。

基準信号発生回路１０はビデオディスクプレーヤの各部
分に供給する信号（基準輝度信号、基準複合同期信号あ
るいは基準垂直同期信号など）を発生するものである。

なお、基準輝度信号とは、基準となる一定の輝度の輝度
信号に基準複合同期信号が加えられたイス号であり、デ
ィスク再生時以外に所定の輝度の画像を９作り出すため
の信号である。

ドロップアウト検出回路１２は、ＦＭ復調回路５からの
ＦＭ復調信号中にドロップアウトが発生したとぎ、輝度
信号系８Ａのドロップアウト補償回路１６にドロップア
ウト検出信号を送出するものである。

つぎに、上記したビデオディスクを再生する際について
説明する。

ピックアップ１（カンチレバーＩＡ＞でピックアップさ
れた情報信号は、プリアンプ２で増幅され、バンドパス
フィルタ３．４に供給され、それぞれ、所定の帯域幅の
信号がここから取出される。

フィルタ３からの情報信号はＦＭ復調回路５でＦＭ復調
された後ζ音声復調回路７に供給されると共に、映像復
調回路８およびドロップアウト検出回路１２に供給され
る。

音声復調回路７に供給された信号は、加算器１１Ａにて
、カラー映像信号に加算された後、ＲＦコンバータ１３
に供給される。このときスイッチ１９の可動接点ＩＬＣ
は端子１９Ａに接続されている。

フィルタ４に供給された情報信号は、トラッキングサー
ボ回路６を介してピックアップのトラッキングドライブ
コイル１Ｂに供給され、ここで、この信号はディスク上
の情報トラックを正しくトレースするための制御信号と
して動く。

ＦＭ復調回路５からのＦＭ復調情報信号は、映像復調回
路８の輝度信号系８Ａにあるローパスフィルタ１４に供
給され、ここで、この情報信号からカラー映像信号が取
出された後、この信号は色信号除去回路１５に供給され
る。

色信号除去回路１５は、ここに供給されたカラー映像信
号から輝度信号のみを取出す。ここで取出された輝度信
号はドロップアウト補償回路１６に供給され、ここで、
この信号中にドロップアウトがあるとこれは補償される
。

この後、ドロップアウトが補償された信号は、信号のノ
イズ成分を除去するためのコアリング回路１７、信号を
所定のペデスタルレベルに合印るためのペデスタルクラ
ンプ回路１８、切換スイッチ１９を経て加Ｑ器１１Ａに
供給され、ここで、音声復調回路７からの音声信号およ
び色信号系８Ｂからの色信号に合算され、加算器１１Ｂ
、ＲＦコンバータ１３を介して出力される。

第５図は従来のドロップアウト補償回路１６の構成図で
ある。ドロップアウト補償回路１６は１Ｈデイレイライ
ン２０および切換スイッチ２１からなる。

色信号除去回路１５からの輝度信号中にドロップアウト
がないときは、切換スイッチ２１の可動接点２１Ｃは端
子２１Ａに切換えられているので、輝度信号は１Ｈデイ
レイライン２０を通らずにコアリング回路１７に供給さ
れる。

色信号除去回路１５からの輝度信号中にドロップアウト
があるときには、ドロップアウト検出回路１２から切換
スイッチ２１に対してドロップアウト検出信号が供給さ
れるので、可動接点２１Ｃは端子２１Ａから端子２１Ｂ
に切換わることにより、ドロップアウトがある信号部分
の代わりに、この部分の１ト１直前の信号部分を出力さ
せることによってドロップアラ１〜を補償している。

第６図はドロップアウト補償回路１６を用いて、カラー
映像信号の垂直同期パルス区ｒ。１の最初の１Ｆ１区間
■において発生したドロップアウトを補ｔｆｌする過程
を示す図である。

ドロップアウト補償回路１６は、垂直同期パルス中の最
初の１日区間■にドロツブアラ１−が発生すると（同図
（ａ））、この区間■を、これに先行する等価パルスの
最後の１日区間■に置換えて新たな信号を形成し、ドロ
ップアウト補償を行なっている（同図（ｂ））。

しかしながら、このようにしてドロップアウトの補償が
行なわれたとしても、後述する所定の規格を満足する垂
直同期信号（■信号）を得ることができない。

すなわち、同図（Ｂ）に示す信号から得られたＶ信号は
、ドロップアウトがないときに生成されるＶ信号Ｃ′（
破線）よりも時間ｔだけ遅れた信号Ｃ（実線）が生成さ
れてしまうからである。

したがって、上記した従来のドロップアウト補償回路は
、カラー映像信号の同期パルス区間内に生じたドロップ
アウトを良好に補償できない。

第７図はＮＴＳＣ方式で定められたカラー映像信号の同
期パルス区間を示すものである。

同図＜　ａ’＞に示すように、同期パルスは、３Ｈ信号
の垂直同期パルスおよびこの前後にある各３Ｈの等価パ
ルスからなる。

同図（ｂ）は、同図（ａ）中の破線で囲んだ部分Ａを拡
大したものである。■信号を発生させるために必須であ
る、等価パルスおよび垂直同期パルスは、そ礼ぞれ、所
定の規格によって厳しく規定されている。例えば、ＮＴ
ＳＣ方式において、垂直同期パルスのパルス幅、の最大
許容誤差は、０．０７８＋０．０１）−１ （４，４５μｓ±０．６４μｓ＞ であり、その許容誤差は狭いのである。

（発明が解決しようとする問題点） 従来のドロップアウト補償回路では、カラー映像信号の
同期パルス区間で発生したドロップアウトを良好に補償
することができないので、所定の規格を満足する垂直同
期信号を得ることができず、したがって、この補償回路
を用いている映＠機器の再生時、再生画像の揺れや、再
生画像の流れ、あるいは、再生画像の品位が著しく劣化
してしまう問題点がある。

（問題点を解決するための手段） 基準垂直同期信号が印加されている期間、基準複合量１
１０信号を出力する第１のスイッチと、再生されたカラ
ー映像信号にドロップアウトが発生していないときは、
このカラー映像信号から分離し得た輝度信号を出力し、
ドロツブアラ１−１が発生しているときには、このカラ
ー映像信号の同期パルス区間以外の信号部分および基準
複合量＋Ｍ信号内のカラー映像信号の同期パルス区間に
対応する部分の信号のいずれか一方を出力するように構
成された第２のスイッチと、この第２のスイッチに接続
され、この第２のスイッチの出力信号を１Ｈ′！ｌ延す
るための１１１デイレイラインとからなるドロップアウ
ト補償回路。

（ｒｌ：用） 第１図に示すように、再生されたカラー映像信号の同期
パルス区間内においてドロップアウトが生じたとき、基
準垂直同期信号のタイミングに応じて第１のスイッチを
基Ｑ複合同期信号側に閉じると共に、第２のスイッチを
第１のスイッチ側の端子に切換える。

（実施例） 以下、前述したものと同一構成のものには同一符号を付
し、その説明を省略する。

第１図は本発明の特徴を最もよく表わす図である。

第２図は本発明回路の一実施例およびその周辺回路を示
す図である。

第３図はドロップアウト補償回路２２の動作を説明する
ためのタイムチャート図であり、同図（ａ）は垂直同期
パルス区間内にドロップアウトが発生しているカラー映
像信号、同図（ｂ）は、同図（ａ）に示した信号を本発
明のドロップアウト補償回路で補償したカラー映像信号
、同図（Ｃ）はす県複合ｌＬｉ１期信号、同図（ｄ）は
ドロップアウト検出信号、同図（ｅ）は基準垂直同期信
号（ＶＤ信号）、同図（ｆ）（よ、同図（ａ）に示した
信号を従来のドロップアウト補償回路で補償したカラー
映像信号、をそれぞれ示す図である。

第２図に示ずように、ドロップアウトｉｌ［ｉ　ｆｆｉ
回路２２は切換スイッチ（第２のスイッチ）２３、切換
スイッチ（第１のスイッチ）２４および１１−１テイレ
イライン２５からなる。

スイッチ２３の端子２３Ａは色信号除去回路１５からの
輝度信号が印加され、端子２３Ｂはスイッチ２４の可動
接点２４Ｇに接続されている。コアリング回路１７に接
続している可動接点２３Ｇは、ドロップアウト検出信号
がスイッチ２３に印加されると、端子２３Ａから端子２
３Ｂに切換えられる。

スイッチ２４の端子２４Ａは基準信号発生器１０からの
基準複合同期信号（第３図（Ｃ）に示す信号）が印加さ
机る。接点２４Ｂは１Ｈデイレイライン２５の入力端子
に接続される。可動接点２４Ｃはスイッチ２３の端子２
３Ｂに接続されている。

スイッチ２４は、ＶＤ信号が印加されている期間、可動
接点２４Ｃ°を端子２４Ａに接続する。

１ト１デイレイライン２５の出力端子はスイッチ２４の
端子２４Ｂ（あるいは、スイッチ２３とスイッチ２４の
中間点ａ）に接続される。その入力端子はスイッチ２３
とコアリング回路１７との中間点すに接続される。

つぎに、ドロツブアラＩ・補償回路２２の動作について
説明する。

■　カラー映像信号にドロップアウトが発生していない
とき、 スイッチ２３の可動接点２３Ｇは端子２３Ａに接続され
たままである。

したがって、色信号除去回路１５がらの輝度信号は、１
Ｈデイレイライン２５を介することなく、コアリング回
路１７に伝達される。

■　カラー映像信号の映像信号（同期パルス区間以外の
信号部分）にドロップアウトが発生したとき、 スイッチ２３の可動接点２３Ｇは、ドロップアウト検出
信号がここに印加されている間、端子２３Ａから端子２
３Ｂに切換えられる。

したがって、色信号除去回路１５からのドロップアウト
が生じている輝度信号の信号部分の代りに、この部分の
１１４直前の信号部分が、１Ｈディレイライン２５から
、端子２４Ｂ、可動接点２４Ｃ（あるいは、点ａ）、端
子２３Ｂ、可動接点２３Ｃを介して、コアリング回路１
７に伝達される。

■　カラー映（像信号中の同期パルス区間内にドロップ
アウトが発生したとき、 スイッチ２３の可ＷＪ＋　ＩＤ点２３Ｃは、ドロップア
ウト検出信号がここに印加されている間、端子２３Ａか
ら端子２３Ｂに切換えられる。

また、ＶＤ信号がスイッチ２４に印加されている間、可
動接点２４Ｃは端子２４Ａに接続されているから、基準
信号発生回路１０からの基準複合同期信号は、端子２４
Ａ、可動接点２４Ｃ，端子２３Ｂ、可動接点２３Ｇを介
して、コアリング回路１７に供給される。

したがって、色信号除去回路１５からのドロップアウト
が生じている輝度信号の同期パルス区間の信号部分はコ
アリング回路１７に伝達されない。

なお、１Ｈデイレイライン２５を点ａに接続している場
合にも、例えば、基準信号発生回路１０の出力インピー
ダンスを１Ｈデイレイライン２５の出力インピーダンス
よりも充分小さくするなどの適宜手段により、同期パル
ス区間における１Ｈディレイライン２５の出力レベルが
基準信号発生回路１０の出力レベルよりも充分小さくな
るようにすれば、これによる悪影響はない。

上述したものは、映像様器の一例として、ビデオディス
クプレーヤについてのみ説明したものであるが、これ以
外の映像様器、例えば、ビデオテープレコーダについて
も、適宜、適用できることは言うまでもない。

（発明の効果） このように、上述した本発明になる構成を用いることに
よって、カラー映像信号中の映像信号部分およびその同
期パルス区間に発生するドロップアウトを良好に補ＩＱ
　’Ｊることがぐさるので、所定の規格を満足する垂直
同期信号を得ることができ、したがって、この構成を用
いている映（ｇＩｉ器の再生時、画像の揺れや、画像の
流れがなく、再生画像の品位が箸しく向上した再生画像
を得ることができるなどの効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の特徴を最もよく表わす図、第２図は本
発明回路の一実施例およびその周辺回路を示す図、第３
図はドロツブアラＩ・補償回路２２の動作を説明するた
めのタイムチャート図であり、同図（ａ）は垂直同期パ
ルス区間内にドロップアウトが発生しているカラー映像
信号、同図（ｂ）は、同図（ａ）に示した信号を本発明
のドロップアウト補償回路で補償したカラー映像信号、
同図（Ｃ）は基準複合同期信号、同図（ｄ）はドロップ
アウト検出信号、同図（ｅ）は基準垂直同期信号、同図
（ｆ）は、同図（ａ）に示した信号を従来のドロップア
ウト補償回路で補償したカラー映像信号、をそれぞれ示
す図、第４図は従来のビデオディスクプレーヤのブロッ
ク図、第５図は従来のドロップアウト補償回路の構成図
、第６図はドロップアウト補償回路１６を用いて、カラ
ー映像信号の垂直同期パルス区間の最初の１日区間■に
おいて発生したドロップアウトを補償する過程を示す図
、第７図はＮＴＳＣ方式で定められたカラー映像信号の
同期パルス区間を示す図である。 ２２・・・ドロップアウト補償回路、２３・・・切換ス
イッチ（第２のスイッチ）、２４・・・切換スイッチ（
第１のスイッチ）、２５・・・１Ｈディレイライン。 井１図 才２　図 １′″Ｂ　図 ３ｆ）：　　　“ ■ １′６　　口 才５■ 株７図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）再生されたカラー映像信号の同期パルス区間にド
   ロップアウトが発生した際、この同期区間を、ドロップ
   アウトが発生していない状態であるときの前記カラー映
   像信号の同期信号とほぼ同様な信号形態である基準複合
   同期信号で置換えることを特徴とするドロップアウト補
   償方法。
2. （２）再生されたカラー映像信号の同期パルス区間とほ
   ぼ同様なパルス幅を有する基準垂直同期信号が印加され
   ている期間、ドロップアウトが発生していない状態であ
   るときの前記カラー映像信号の同期信号とほぼ同様な信
   号形態である基準複合同期信号を出力するよう構成され
   た第１のスイッチと、前記カラー映像信号にドロップア
   ウトが発生していないときは、前記カラー映像信号から
   分離し得た輝度信号を出力し、ドロップアウトが発生し
   ているときには、前記カラー映像信号の同期パルス区間
   以外の信号部分および前記基準複合同期信号内の前記カ
   ラー映像信号の同期パルス区間に対応する部分の信号の
   いずれか一方を出力するように構成された第２のスイッ
   チと、この第２のスイッチに接続され、この第２のスイ
   ッチの出力信号を１Ｈ遅延するための１Ｈディレイライ
   ンとからなるドロップアウト補償回路。