JPS6165226A - 白色スクリ−ン及び画像現出方法 - Google Patents

白色スクリ−ン及び画像現出方法

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JPS6165226A
JPS6165226A JP59187756A JP18775684A JPS6165226A JP S6165226 A JPS6165226 A JP S6165226A JP 59187756 A JP59187756 A JP 59187756A JP 18775684 A JP18775684 A JP 18775684A JP S6165226 A JPS6165226 A JP S6165226A
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JP
Japan
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wavelength
light
phosphor
emits light
inorganic phosphor
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Takuo Naito
内藤 拓男
Yozo Nishiguchi
西口 洋三
Mio Takashima
高嶋 美緒
Takeshi Takahashi
威 高橋
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Dai Nippon Toryo KK
Sinloihi Co Ltd
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Dai Nippon Toryo KK
Sinloihi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、可視光と紫外線の照射により複合画像を得る
ための白色スクリーン、及び該白色スクリーン上に画像
を現出する方法に関する。
(従来技術) 従来、可視光源による映写画像を得るために、白い紙、
布、金属、ガラス、メート、プラスチック等の基板、あ
るいはそれらの基板上に細かいがラスピーズ等を塗布し
た反射スクリーン等が知られていた。これらは、可視光
による単一画像を映写(投影)するものであシ、普通映
画、スライド、広告宣伝用等に使用されている。
一方、例えば赤、黄等の有彩の有機螢光顔料を含有した
螢光インクあるいは螢光塗料を用いて模様を描き、次い
でその模様を暗い環境下で、紫外線の照射によシ、励起
させ発色させるという手法も知られている。しかし、こ
の場合は描かれた模様が可視光下で既に有彩色を呈して
いるので、そのような模様を描いたスクリーンはもはや
白色スクリーンとしては使用出来ないものであった。
(発明が解決しようとする問題点) 前記の如く、通常一般に使用されている白色スクリーン
は可視光源による単一画像の投影、映写に使用されるの
みであシ、一方有彩の有機螢光顔料を使用したスクリー
ンは可視光下で有彩色を呈するため白色スクリーンとし
て使用出来ないという問題点を有していた。
しかしながら、最近では各種イベント、広告、宣伝、熱
台美術等において、可視光による単一画像または有機螢
光顔料の紫外線励起による単純な発色画像のみでは、観
客に視覚上の強力なイン/4クトを与えることができな
いという傾向がおこりがちである。そのためより強力な
イン/4クトを与える複合化された画像の現出、あるい
は多面的な使い方の出来るスクリーンに対する要望が強
くなって来ている。
(問題点を解決するための手段) 本発明者等は、前述の如き現状に鑑み、前記の如き各種
問題点を解消すべく鋭意検討の結果、多面的な使い方が
可能なスクリーン及びそれを用いる画像現出方法を見出
し、本発明に到達したのである。すなわち、本発明は、
基板上に、紫外線で発光する無機螢光体を含有する組成
物を用いて、可視光下で白に見える模様が描かれた白色
スクリーン、韮びに該スクリーンに暗い環境下で波長4
00〜りt Onmの可視光源による映写画像と波長2
54〜6600 nmの紫外線を照射することからなる
画像の現出方法を提供するものである。
以下本発明の詳細な説明する。
まず、本発明のスクリーンに使用される「基板」として
は、紙、布、金属、ガラス、プラスチツ久各種ゴード等
一般にスクリーン用基板として使用されているものは全
て使用可能である。但し、本発明においては、紫外線を
照射するため、基板表面に螢光顔料や螢光染料を全く含
有しないものが使用に適する。また、基板の色はほぼ白
色(たソし、本発明における「白色」とは、画像のコン
トラストを得るためであυ、それ故完全な白色以外に、
薄いグレー色、薄い黄色、薄い青色等いわゆるオフホワ
イトまでも当然含むものである)のものである。
本発明において使用される「紫外線で発光する無機螢光
体」とは、紫外領域で発光する螢光体は全て使用可能で
あるが、好ましくは波長2!l〜≠00 nmの紫外線
によシ発光するものである。
より詳しくは、前記紫外線で発光する無機螢光体として
は、好ましくは波長コ、ZC−弘00 nmのの紫外線
により発光し、発光ピークが600〜is lhOnm
の範囲にある赤色発光無機螢光体、(以下単に「R螢光
体」という)、発光ピークがダブ0〜3ルOnmの範囲
にある緑色発光無機螢光体(以下単に「G螢光体」とい
う)、発光ピークが3デO〜、弘60 nmの範囲にあ
る青色発熱機螢光体(以下単に「B螢光体」という)の
使用が好ましい。
前記R螢光体としては、例えばY2O3’Eu (発光
ピーク4//nm:以下同様)、Y’VOs:Eu (
ANデ)。
Y2O2S:Eu (14)、 、?、j Mg0.0
.!; MgF2Goo2: Mn(640>、 (Y
、Gd)BO!i:Eu (4//)等が挙げられる。
これらは1種もしくは一種以上の混合物として使用され
る。
前記G螢光体としては、例えばZnS : Cu e 
AN(j、70) 、 (Zn−Cd)S:Cu、AN
 030− !f60’)、 ZnS:Cu。
Au、  人/  (j’jj)   、   Zn、
5104:Mn(ju&)、   ZnS:AN、Cu
(3コク)e  (Zn、Cd)S:Cu  (、rコ
j)、  ZnS:  Cu  C!;、30)−Gd
2o□s:Tb   (rlIII)、   La2O
2S:Tb   (r**)、   Y2SiO5:C
an’rb (&+lI)、 Zn2Goo4:Mu 
(jJ、?)、 CAMP^’11019 : Tb(
jJ、7)、 5rGa2S41u  (j、?り、 
ZnS:Cu、 co (j/A)。
MgO・nBz03:CasTb (j4tす* La
0flr:Tb、Tm (−t4’4’)+Lag02
S”Tb (μダ)等が挙げられる。これらは1種もし
くは一種以上の混合物として使用される。
前記B螢光体としては、ZnS:AJ’ (4’jO)
+ CaWO4(4!コj) e Y 2 S l O
s : C@ (Q 10 ) + Z n S : 
AN IGa 、C1(ダ50)。
Ca2B5%CI:Eu”C1l!0)# B&Mlk
l、4023:Eu”C4t!II)  等が挙げられ
る。なお、これらは1種もしくは二種以上の混合物とし
て使用される。
本発明に使用される紫外線で発光する無機螢光体は、粒
子径コ〜30μ、好ましくは3〜l!μ程度のものであ
る。前記無機螢光体は、用途あるいは環境条件(湿度)
等にあわせて適宜選択し使用するととが出来る。
尚、空気中の湿度や耐候性の向上を目的として、シリコ
ン、フッ素等の表面処理剤あるいは樹脂等で表面処理し
た螢光体も本発明の目的を逸脱しない限り使用可能であ
ることは云うまでもないことである。
本発明に於ては、前記の如き無機螢光体は、R螢光体、
G螢光体あるいはB螢光体毎の単色として、あるいは必
要によシ、R螢光体、G螢光体、B螢光体の三原色゛を
任意の割合に混合して使用することも可能である。これ
らの螢光体は通常展色剤中に分散され、インクあるいは
塗料組成物として使用される。
前記展色剤としては、アクリル樹脂、ビニル樹脂、ウレ
タン樹脂、アルキド樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素樹
脂等、通常インクあるいは塗料用展色剤として使用され
る熱可塑性樹脂、必要により熱硬化性樹脂も使用可能で
ある。これらの中から各基板に密着性のよいものを選択
すればよい。
本発明で使用される無機螢光体を含有する組成物とは、
前記無機螢光体及び展色剤、更に必要によシ一般にイン
クあるいは塗料に使用される溶剤(例えば、芳香族系、
ケトン系、エステル系等の溶剤)、各種添加剤(例えば
、分散剤、消泡剤等又可塑剤等との混合物である。これ
ら組成物の一例を挙げるならば無機螢光体20−40重
量%、展色剤−〇−40重量%、溶剤10−!0重i−
チ、その他添加剤、可塑剤等0J−10重f%程度の組
成物が例示される。このような組成物は、各成分を攪拌
混合等の通常の方法によシ混合し、得ることができる。
かくして得られた無機螢光体を含有する組成物を、基板
上に塗布して任意の模様を描くのであるが、本発明にお
いて「模様」とは、文字、記号、絵、写真、其の他抽象
的な各種の模様停会てを含むものである。
模様を描く手段としては、公知の各種手段例えば筆、刷
毛、スプレー、ローラー、ヘラ、ダンプ塗等による手描
き;シルク印刷、オフセット印刷、グラビア印刷等によ
る印刷;其の他特殊な描画機によるマーキングシステム
等どのような手段を採用してもよい。
特に、原画を3色分解し、3色の刷版を作成して網点印
刷方法を使用すれば、原画に忠実な色を再現出来るため
より好ましい結果をうろことができる。かくして得られ
た模様は、無機螢光体がほぼ無色であるため、可視光下
ではほぼ白色に見える。本発明の画像形成方法は、前記
の如くして得られた白色スクリーンに、好ましくは暗い
環境下で、波長1Ioo〜7 g Onmの可視光源に
よる映写画像と、波長−グ3〜4t00 nmの紫外線
を照射することからなるものである。
前記方法における可視光源による映写画像は、通常の映
画、スライド等でよく、又紫外線の照射は例えばブラッ
クランプ照射により行われる。また、本発明の前述の画
像現出方法に於ては、可視光源による画像投影と紫外線
照射は同時であってもよく、又交互であってもよい。
前者、すなわち可視光源による画像の投影と、紫外線照
射を同時に行った場合、無機螢光体含有組成物によシ描
かれた模様は、紫外線により無機螢光体が励起されるこ
とにより発光して、励起画像となるとともに、可視光源
による投影画像の当る部分は極端に明るい部分及び加法
混合により励起画像が消失し又は減衰した映写画像とな
る。すなわち複合化され、非常に幻想的な画像が得られ
るのである。
又、後者、即ち可視光源に°よる画像投影と紫外線照射
を交互に行うと、一枚のスクリーン上で、例えば全く異
質な画像を交互に見ることが出来るという、スクリーン
の多面的な使用が可能となる。
勿論、本発明のスクリーンに紫外線のみを照射して励起
画像のみを観ることも可能である。
尚、本発明のスクリーンは使用する環境の条件に対し、
よシ耐性(例えば、耐湿性、耐候性)をもたせるため、
模様形成後、ラミネート処理、クリヤー塗料塗布等を行
ってもよい。
以下本発明を実施例によシ具体的に説明する。
部又は係は重量部又は重+i係を示す。
実施例1 赤色発光螢光体としてY2O2S : Eu  を、緑
色発光螢光体としてZn2Ge04:、 Mnを、青色
発光螢光体としてca2B50.C/ : Eu2+を
各々ダ□部使用し、展色剤(破りエステル樹脂とアクリ
ル樹脂のる二弘混合物)30部、溶剤(セロソルブアセ
テート/メチルイソブチルケトン/キジロールニブ0 
/ j−/!rの混合物)25部及び其の他(分散剤、
消泡剤、可塑剤)5部を攪拌混合し、赤色発光螢光体含
有組成物(A)、緑色発光螢光体含有組成物(B)及び
青色発光螢光体含有組成物(C)を各々作成した。まず
、森林のカラー写真を赤、緑、背の三色に色分解し、更
に網分解し、三色の刷版をおこした後、前記(A) 、
 (B)及び(C)組成物を使用して紙の上にシルクス
クリーン印刷した。得られたスクリーンは、紙を基板と
し、やや黄味ががっているが全体としては白色のもので
あった。
前記スクリーンを暗所に設置°シた後、ブラックランプ
を使用して波長3oo〜グ□Onmの紫外線を照射する
と幻想的な光源色(ライトンースヵラー)による森林の
画像が得られた。
ついで、前記紫外線照射下で、波長4too〜7ざOn
mの可視光源により黄色の蝶の映写影像を投影した。か
ぐして、紫外線照射下で無機螢光体の光源色による森の
中を、可視光源による反射色の黄色の蝶が飛んで騒る美
しい画面が得られた。
実施例コ 緑色発光螢光体としてZnS : cu、 A/を用い
て実施例1と同様にして緑色発光螢光体含有組成物(D
)を得た。赤色及び青色発光螢光体含有組成物は、・前
記tA)及び(C)を使用した。氷上に白熊が、又海中
にアデラシがいる北極の風景(カラーイラスト)を前記
実施例1と同様にして、(A) 、 (C)及び(D1
組成物を用い、紙上にシルクスクリーン印刷した。得ら
れたスクリーンはほぼ白色のものであった。該スクリー
ンを暗所に設置した後、まずブラックランプを使用して
波長300−1θOnmの紫外線を照射すると美しい北
極の風景が得られた。ついでブラックランプの前面をシ
ャッターによシ遮蔽すると同時に、象と縞馬の群かなる
アフリカの影像を可視光源から映写した。かぐして、幻
想的な光源色による北極の画像と、シャープで写実的な
反射光によるアフリカの画像とを一つのスクリーン上で
交互に演出することが出来た。
(発明の効果) 本発明の白色スクリーンは、紫外線による励起画像と、
可視光源による静止又は動(画像が得られることにより
、非常に幻想的でドラマチックな画像の現出されるスク
リーンもしくは多面的に展開可能なスクリーンとなる。
従って審美性が高いということにとtxlらず、各種イ
ベント、広告、宣伝、舞台美術装置等に於て強烈な映像
効果を発揮し、そのため巾広く応用可能なものとなる。
手続補正書 1、事件の表示   昭和59年特許願第187756
号2、発明の名称   白色スクリーン及び画像現出方
法3、補正をする者 事件との関係  出願人 名 称   (332)犬日本塗料株式会゛社同   
シンロイヒ株式会社 4、代理人 5、通知の日付   昭和60年6月4日6、 ?il
f正の対象    明細書の発明の詳細な、tag明の
憫明細書中下記箇所を下記の通り訂正する。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上に、紫外線で発光する無機螢光体を含有す
    る組成物により可視光下で白に見える模様の描かれた白
    色スクリーン。
  2. (2)組成物が、紫外線で発光する赤色発光無機螢光体
    含有組成物、螢外線で発光する緑色発光無機螢光体含有
    組成物、紫外線で発光する青色発光無機螢光体含有組成
    物から選ばれた少くとも1種の組成物からなることを特
    徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の白色スクリー
    ン。
  3. (3)紫外線で発光する赤色発光無機螢光体は、波長2
    54〜400nmの紫外線で発光し、発光ピークが60
    0〜660nmの範囲にあることを特徴とする特許請求
    の範囲第(2)項記載の白色スクリーン。
  4. (4)紫外線で発光する緑色発光無機螢光体は、波長2
    54〜400nmの紫外線で発光し、発光ピークが49
    0〜560nmの範囲にあることを特徴とする特許請求
    の範囲第(2)項記載の白色スクリーン。
  5. (5)紫外線で発光する青色発光無機螢光体は、波長2
    54〜400nmの紫外線で発光し、発光ピークが39
    0〜460nmの範囲にあることを特徴とする特許請求
    の範囲第(2)項記載の白色スクリーン。
  6. (6)基板上に、紫外線で発光する無機螢光体を含有す
    る組成物により可視光下で白に見える模様の描かれた白
    色スクリーン上に、波長400〜780nmの可視光源
    による映写と波長254〜400nmの紫外線を照射す
    ることからなる画像現出方法。
  7. (7)波長400〜780nmの可視光源による映写と
    、波長254〜400nmの紫外線の照射を、同時に行
    なうことを特徴とする特許請求の範囲第(6)項記載の
    画像現出方法。
  8. (8)波長400〜780nmの可視光源による映写と
    、波長254〜400nmの紫外線の照射を、交互に、
    行なうことを特徴とする特許請求の範囲第(6)項記載
    の画像現出方法。
  9. (9)組成物が紫外線で発光する赤色発光無機螢光体含
    有組成物、紫外線で発光する緑色発光無機螢光体含有組
    成物、紫外線で発光する青色発光無機螢光体含有組成物
    から選ばれた少くとも1種の組成物からなることを特徴
    とする特許請求の範囲第(6)項記載の画像現出方法。
  10. (10)紫外線で発光する赤色発光無機螢光体は、波長
    254〜400nmの紫外線で発光し、発光ピークが6
    00〜660nmの範囲にあることを特徴とする特許請
    求の範囲第(9)項記載の画像現出方法。
  11. (11)紫外線で発光する緑色発光無機螢光体は、波長
    254〜400nmの紫外線で発光し、発光ピークが4
    90〜560nmの範囲にあることを特徴とする特許請
    求の範囲第(9)項記載の画像現出方法。
  12. (12)紫外線で発光する青色発光無機螢光体は、波長
    254〜400nmの紫外線で発光し、発光ピークが3
    90〜460nmの範囲にあることを特徴とする特許請
    求の範囲第(9)項記載の画像現出方法。
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