JPS6163657A - キノロン誘導体、その製造方法及びそれを含有する医薬組成物 - Google Patents
キノロン誘導体、その製造方法及びそれを含有する医薬組成物Info
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- JPS6163657A JPS6163657A JP17924085A JP17924085A JPS6163657A JP S6163657 A JPS6163657 A JP S6163657A JP 17924085 A JP17924085 A JP 17924085A JP 17924085 A JP17924085 A JP 17924085A JP S6163657 A JPS6163657 A JP S6163657A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は治療活性を有する化合物に間する。さらに詳し
くは、本発明は、抗高血圧活性を有するキノロン誘導体
、そのキノロン誘導体を含有する医薬組成物、およびそ
のキノロン誘導体の製造方法に関する。
くは、本発明は、抗高血圧活性を有するキノロン誘導体
、そのキノロン誘導体を含有する医薬組成物、およびそ
のキノロン誘導体の製造方法に関する。
日本特許出願用69−12143号(ケミカル・アブス
トラクト(Chemical AbStraCtS)、
第71巻、101735Q(1969年);ダウエンド
・ファームドック・アブストラクト(De+”went
Farmdoc Abstract) 38127
F )には、式A (式中、Xは水素または低級アルコキシ、Rは低級アル
キル、フェニルまたはフェニルアルキル、R4は水素ま
たは低級アルキル、R2は低級アルキルであるか、ある
いはR1およびR2はそれらが結合する窒素原子ととも
にフルキレンイミノ、モルホリノまたは4−低級アルキ
ルピベラジンー1−イル基を形成する)で示される化合
物が記載されている。これらの化合物は抗炎症活性を有
すると述べられている。
トラクト(Chemical AbStraCtS)、
第71巻、101735Q(1969年);ダウエンド
・ファームドック・アブストラクト(De+”went
Farmdoc Abstract) 38127
F )には、式A (式中、Xは水素または低級アルコキシ、Rは低級アル
キル、フェニルまたはフェニルアルキル、R4は水素ま
たは低級アルキル、R2は低級アルキルであるか、ある
いはR1およびR2はそれらが結合する窒素原子ととも
にフルキレンイミノ、モルホリノまたは4−低級アルキ
ルピベラジンー1−イル基を形成する)で示される化合
物が記載されている。これらの化合物は抗炎症活性を有
すると述べられている。
本発明は、式■
〔式中、キノロン環の2,3fff−間の点線はこの結
合が単結合のほか二重結合であってもよいことを示し、
Rは水素または低級アルキル、R1は低級アルキル、R
,2、R3およびR4はたがいに同種でも異種でもよく
、水素、ハロ、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ア
ルキルチオ、低級アルキルスルフィニル、低級アルキル
スルホニル、トリフルオロメチル、シアノもしくはフッ
素化低級アルコキシ;または低級アルキル、低級アルコ
キシ、低級アルキルチオ、ハロおよびトリフルオロメチ
ルから選ばれる1個もしくは2個の基で置換されていて
もよいフェニル;または基−0Arもしくは基−8(0
)。Ar(式中Arは低級アルキル、低級アルコキシ、
低級アルキルチオ、ハロおよびトリフルオロメチルから
選ばれる1個もしくは2叫の基で置換されていてもよい
フェニルであり、nl、to、1または2である);ま
たは基−NR5R6(式中、R5およびR6はたがいに
同種でも異種でもよく低級アルキルであるか、またはそ
れらが結合する窒素原子とともに、酸素、窒素およびイ
オウから選ばれるヘテロ原子をさらに含んでいてもよい
5〜7員環を形成することを示す)もしくはそのN−オ
キシドである〕で示されるキノロン誘導体が抗高血圧活
性を有することを発見し、完成されたものである。これ
らの化合物を高血圧の動物に投与すると、血圧が低下す
る。
合が単結合のほか二重結合であってもよいことを示し、
Rは水素または低級アルキル、R1は低級アルキル、R
,2、R3およびR4はたがいに同種でも異種でもよく
、水素、ハロ、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ア
ルキルチオ、低級アルキルスルフィニル、低級アルキル
スルホニル、トリフルオロメチル、シアノもしくはフッ
素化低級アルコキシ;または低級アルキル、低級アルコ
キシ、低級アルキルチオ、ハロおよびトリフルオロメチ
ルから選ばれる1個もしくは2個の基で置換されていて
もよいフェニル;または基−0Arもしくは基−8(0
)。Ar(式中Arは低級アルキル、低級アルコキシ、
低級アルキルチオ、ハロおよびトリフルオロメチルから
選ばれる1個もしくは2叫の基で置換されていてもよい
フェニルであり、nl、to、1または2である);ま
たは基−NR5R6(式中、R5およびR6はたがいに
同種でも異種でもよく低級アルキルであるか、またはそ
れらが結合する窒素原子とともに、酸素、窒素およびイ
オウから選ばれるヘテロ原子をさらに含んでいてもよい
5〜7員環を形成することを示す)もしくはそのN−オ
キシドである〕で示されるキノロン誘導体が抗高血圧活
性を有することを発見し、完成されたものである。これ
らの化合物を高血圧の動物に投与すると、血圧が低下す
る。
したがって、本発明は、上記式Iの化合物を投与するこ
とからなる高血圧動物の血圧低下方法を提供するもので
ある。
とからなる高血圧動物の血圧低下方法を提供するもので
ある。
式■の化合物の多くは新規化合物である。本発明は、式
■において、(a12,3位間が二重結合であり、R1
がメチル、Rが水素である場合には、R2,RおよびR
4の中の少なくとも1個は水素以外の基であり、(ハ)
2,3位間が二重結合であり、Rが低級アルキル、R
3およびR4が水素である場合には、R2は水素または
低級アルコキシ以外の基である新規なキノロン誘導体を
提供するものである。
■において、(a12,3位間が二重結合であり、R1
がメチル、Rが水素である場合には、R2,RおよびR
4の中の少なくとも1個は水素以外の基であり、(ハ)
2,3位間が二重結合であり、Rが低級アルキル、R
3およびR4が水素である場合には、R2は水素または
低級アルコキシ以外の基である新規なキノロン誘導体を
提供するものである。
本明細書における「低級]の語は、炭素原子1〜8gを
含む基、とくに炭素原子1〜4個を含む基を意味する。
含む基、とくに炭素原子1〜4個を含む基を意味する。
この基は直鎖でも分枝鎖でもよい。
このような基の例としては、メチル、エチル、プロピル
、イソプロピル、ブチル、二級ブチル、三級ブチル、メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、メチ
ルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ
、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピル
スルフィニル、イソプロピルスルフィニル、メチルスル
ホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニルおよび
イソプロピルスルホニルを挙げることができる。基R1
はメチルであることが好ましい。「ハロ」の語は、塩素
、フッ素および臭素を包含する。
、イソプロピル、ブチル、二級ブチル、三級ブチル、メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、メチ
ルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ
、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピル
スルフィニル、イソプロピルスルフィニル、メチルスル
ホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニルおよび
イソプロピルスルホニルを挙げることができる。基R1
はメチルであることが好ましい。「ハロ」の語は、塩素
、フッ素および臭素を包含する。
「フッ素化低級アルコキシ」の語は、1個または2個以
上のフッ素原子を有する低級アルコキシ基、たとえばジ
フルオロメトキシ、2,2.2−トリフルオロエトキシ
基を意味する。基−NR5R6の例としては、ジメチル
アミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、N−メチ
ル−N−エチルアミノ、ピロリジン−1−イル、ピペリ
ジノ、パーヒドロ−1日−アゼピン−1−イル、モルホ
リノ、チオモルホリノ、4−メチルビペラジン−1−イ
ル基を挙げるこができる。
上のフッ素原子を有する低級アルコキシ基、たとえばジ
フルオロメトキシ、2,2.2−トリフルオロエトキシ
基を意味する。基−NR5R6の例としては、ジメチル
アミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、N−メチ
ル−N−エチルアミノ、ピロリジン−1−イル、ピペリ
ジノ、パーヒドロ−1日−アゼピン−1−イル、モルホ
リノ、チオモルホリノ、4−メチルビペラジン−1−イ
ル基を挙げるこができる。
本技術分野の熟練者には自明のように、キノロン環の2
.3位間が単結合の場合、式■の化合物は不斉中心を有
し、したがって2個の鏡像異性体が存在する。本発明は
、この両鏡像異性体およびその混合物を包含する。
.3位間が単結合の場合、式■の化合物は不斉中心を有
し、したがって2個の鏡像異性体が存在する。本発明は
、この両鏡像異性体およびその混合物を包含する。
式Iの化合物は、強酸、たとえば塩酸と酸付加塩を形成
することができる。このような塩も、それが医薬として
許容されるものである限り、式■の相当する化合物に代
えて治療に使用できることは自明であろう。
することができる。このような塩も、それが医薬として
許容されるものである限り、式■の相当する化合物に代
えて治療に使用できることは自明であろう。
本発明は、式■の化合物と医薬的に許容される担体とか
らなる医薬組成物を提供する。
らなる医薬組成物を提供する。
以下に使用する「活性化合物」の語は、先に定義した一
般式■の新規キノロン誘導体を意味する。
般式■の新規キノロン誘導体を意味する。
治療的使用に際しては、活性化合物を、経口的に、経直
腸的に、非経口的にあるいは局所的に投与する。とくに
経口投与が好ましい。すなわら、本発明の治療用組成物
は、経口、経直腸、非経口または局所投与用医薬組成物
の公知の任意の剤型とすることができる。このような組
成物に使用するのに適した医薬的に許容される担体は、
薬剤学の技術分野においてよく知られている。本発明の
組成物は、活性化合物0.1〜90重1%を含有するの
が適当である。一般に、本発明の組成物は単位投与量剤
型にW4製される。
腸的に、非経口的にあるいは局所的に投与する。とくに
経口投与が好ましい。すなわら、本発明の治療用組成物
は、経口、経直腸、非経口または局所投与用医薬組成物
の公知の任意の剤型とすることができる。このような組
成物に使用するのに適した医薬的に許容される担体は、
薬剤学の技術分野においてよく知られている。本発明の
組成物は、活性化合物0.1〜90重1%を含有するの
が適当である。一般に、本発明の組成物は単位投与量剤
型にW4製される。
経口投与用組成物は本発明の好ましい組成物であり、経
口投与用の公知医薬剤型、たとえば、錠剤、カプセル、
シロップおよび水性または油性懸濁剤である。これらの
組成物f7)tJ造に用いられる賦形剤については薬剤
学の分野において公知である。錠剤は、活性化合物を不
活性希釈剤たとえばリン酸カルシウムと、崩壊剤たとえ
ばトーモロコシデンプン、滑沢剤たとえばステアリン酸
マグネシウムの存在下に混合し、混合物を公知方法で打
錠することにより製造される。このような錠剤には、所
望により、公知方法でたとえばセルロースアセテートフ
タレート奢用いて、腸溶性コーティングを施すことがで
きる。同様に、賦形剤を添加したまたは添加しない活性
化合物を含有するカプセル、たとえば硬質または軟質ゼ
ラチンカプセルは、慣用方法によって製造することがで
き、また所望により公知方法で腸溶性コーティングを施
すことができる、。腸溶性コーティングを施した本発明
の組成物は活性化合物の性質によっては有利である。錠
剤またはカプセル剤は通常、1個に1〜.500 qの
活性化合物を含有する。その他の経口投与用組成物とし
ては、たとえば、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ムのような非毒性懸濁剤の存在下に水性メジウム中に活
性化合物を含有する水性懸濁剤、落花生油ような適当な
植物油中に本発明の化合物を含有する油性懸濁剤がある
。
口投与用の公知医薬剤型、たとえば、錠剤、カプセル、
シロップおよび水性または油性懸濁剤である。これらの
組成物f7)tJ造に用いられる賦形剤については薬剤
学の分野において公知である。錠剤は、活性化合物を不
活性希釈剤たとえばリン酸カルシウムと、崩壊剤たとえ
ばトーモロコシデンプン、滑沢剤たとえばステアリン酸
マグネシウムの存在下に混合し、混合物を公知方法で打
錠することにより製造される。このような錠剤には、所
望により、公知方法でたとえばセルロースアセテートフ
タレート奢用いて、腸溶性コーティングを施すことがで
きる。同様に、賦形剤を添加したまたは添加しない活性
化合物を含有するカプセル、たとえば硬質または軟質ゼ
ラチンカプセルは、慣用方法によって製造することがで
き、また所望により公知方法で腸溶性コーティングを施
すことができる、。腸溶性コーティングを施した本発明
の組成物は活性化合物の性質によっては有利である。錠
剤またはカプセル剤は通常、1個に1〜.500 qの
活性化合物を含有する。その他の経口投与用組成物とし
ては、たとえば、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ムのような非毒性懸濁剤の存在下に水性メジウム中に活
性化合物を含有する水性懸濁剤、落花生油ような適当な
植物油中に本発明の化合物を含有する油性懸濁剤がある
。
経直腸投与に適した本発明の組成物としては、このよう
な投与のための公知な医薬剤型、たとえばカカオ脂また
はポリエチレングリコール基剤を用いた坐剤がある。
な投与のための公知な医薬剤型、たとえばカカオ脂また
はポリエチレングリコール基剤を用いた坐剤がある。
非経口投与に適当な本発明の組成物としては、このよう
な投与のための公知な医薬剤型たとえば水性および油性
メジウム中の滅菌懸濁液または適当な溶媒中の滅菌溶液
がある。
な投与のための公知な医薬剤型たとえば水性および油性
メジウム中の滅菌懸濁液または適当な溶媒中の滅菌溶液
がある。
局所投与用組成物としては、活性化合物を経皮的に投与
されるように皮膚に接触させておくため活性化合物をマ
トリックス中に分6敗させた組成物がある。また、活性
化合物をクリームまたは軟膏基剤中に分散させることも
できる。
されるように皮膚に接触させておくため活性化合物をマ
トリックス中に分6敗させた組成物がある。また、活性
化合物をクリームまたは軟膏基剤中に分散させることも
できる。
ある種の処方においては、本発明の化合物を、たとえば
、流動エネルギーミル造粒法によって得られる微小粒子
剤型として使用するのが有利である。
、流動エネルギーミル造粒法によって得られる微小粒子
剤型として使用するのが有利である。
本発明の組成物には所望にJ:す、活性化合物に、他の
適合性ある薬理活性成分、たとえばプロプラノロール、
オキシブレノロールもしくはチモクールのようなβ−ブ
ロッカ−1またはベンド0フルアジドのような利尿剤を
配合させることもできる。
適合性ある薬理活性成分、たとえばプロプラノロール、
オキシブレノロールもしくはチモクールのようなβ−ブ
ロッカ−1またはベンド0フルアジドのような利尿剤を
配合させることもできる。
一般式Iの化合物の治療活性は、標準実験動物に対する
試験により明らかにされた。たとえば高血圧自然発症ラ
ットへの式Iの化合物の経口投与試験、正常血圧ラット
への式Iの化合物の十二指腸内投与試験等により、式1
の化合物は高血圧哺乳類動物の血圧を降下させるのに有
用であることが示されたのである。ヒトを含めた哺乳類
動物に腸内投与する場合、適切な用量は、一般的に0、
1〜25ay/Ng/El、通常0.5〜1011g/
に97日の範囲であり、これを1回にまたは分割して投
与する。非経口投与の場合、適切な用量は一般的に0.
01〜2.5RI/に9/日、とくに0.05〜1.0
IFI/Kg/日の範囲である。経口投与が好ましい。
試験により明らかにされた。たとえば高血圧自然発症ラ
ットへの式Iの化合物の経口投与試験、正常血圧ラット
への式Iの化合物の十二指腸内投与試験等により、式1
の化合物は高血圧哺乳類動物の血圧を降下させるのに有
用であることが示されたのである。ヒトを含めた哺乳類
動物に腸内投与する場合、適切な用量は、一般的に0、
1〜25ay/Ng/El、通常0.5〜1011g/
に97日の範囲であり、これを1回にまたは分割して投
与する。非経口投与の場合、適切な用量は一般的に0.
01〜2.5RI/に9/日、とくに0.05〜1.0
IFI/Kg/日の範囲である。経口投与が好ましい。
式1の化合物は、アンモニアまたはアミンRNH2を、
式■ で示されるアシル基を与えるこが可能なアシル化剤と反
応させることにより製造できる。
式■ で示されるアシル基を与えるこが可能なアシル化剤と反
応させることにより製造できる。
2.3位間が二重結合である場合、適当なアシル化剤に
は、相当するカルボン酸、エステルたとえばメチルエス
テルまたはエチルエステルのような低級アルキルエステ
ル、酸無水物、他の酸たとえばエトキシギ酸との混合酸
無水物、酸ハライドたとえば酸クロライド、および酸と
カルボジイミドたとえば1.3−ジシクロヘキシルカル
ボジイミド る場合、適当なアシル化剤は相当するカルボン酸のエス
テル、たとえばメチルエステルまたはエチルエステルの
ような低級アルキルエステルである。
は、相当するカルボン酸、エステルたとえばメチルエス
テルまたはエチルエステルのような低級アルキルエステ
ル、酸無水物、他の酸たとえばエトキシギ酸との混合酸
無水物、酸ハライドたとえば酸クロライド、および酸と
カルボジイミドたとえば1.3−ジシクロヘキシルカル
ボジイミド る場合、適当なアシル化剤は相当するカルボン酸のエス
テル、たとえばメチルエステルまたはエチルエステルの
ような低級アルキルエステルである。
反応条件により、アンモニアまはたアミン試薬は、たと
えば気体状のアンモニアもしくはアミン、または適当な
溶媒たとえば水もしくはエタノールのようなアルコール
中アンモニアもしくはアミンの溶液として使用する。式
■ で示される酸を、アミンRNH2と三塩化リンとの反応
で生成した錯化合物と反応させる方法も便利である。こ
の反応は、アミドの製造方法として本技術分野で公知の
方法と同様にして実施できる。
えば気体状のアンモニアもしくはアミン、または適当な
溶媒たとえば水もしくはエタノールのようなアルコール
中アンモニアもしくはアミンの溶液として使用する。式
■ で示される酸を、アミンRNH2と三塩化リンとの反応
で生成した錯化合物と反応させる方法も便利である。こ
の反応は、アミドの製造方法として本技術分野で公知の
方法と同様にして実施できる。
式■において2.3位間が二重結合の酸、相当する低級
アルキルエステル、およびそれらから誘導される他のア
シル化剤は、公知の型の化合物であり、本技術分野にお
いて公知の方法により製造できる。たとえば、R,R3
およびR4が一NR5R6以外の基である低級アルキル
エステルは、一般式■ (式中R7は低級アルキル、好ましくはメチルまたはエ
チルである)で示される4−ヒト0キシリキノリンのア
ルキル化によって製造できる。
アルキルエステル、およびそれらから誘導される他のア
シル化剤は、公知の型の化合物であり、本技術分野にお
いて公知の方法により製造できる。たとえば、R,R3
およびR4が一NR5R6以外の基である低級アルキル
エステルは、一般式■ (式中R7は低級アルキル、好ましくはメチルまたはエ
チルである)で示される4−ヒト0キシリキノリンのア
ルキル化によって製造できる。
式■において2.3位間が単結合であるアシル基に相当
するカルボン酸の低級アルキルエステルは、式V で示される陰イオンとクロルギ酸低級アルキルエステル
たとえばクロルギ酸エチルエステルとの反応で製造でき
る。
するカルボン酸の低級アルキルエステルは、式V で示される陰イオンとクロルギ酸低級アルキルエステル
たとえばクロルギ酸エチルエステルとの反応で製造でき
る。
式■の陰イオンは、相当する2.3−ジヒドロ−4−キ
ノリノンを、適当な溶媒たとえばテトラヒドロフラン中
、リチウムジイソプロピルアミドまたはブチルリチウム
と反応させて製造できる。
ノリノンを、適当な溶媒たとえばテトラヒドロフラン中
、リチウムジイソプロピルアミドまたはブチルリチウム
と反応させて製造できる。
必要な2.3−ジヒドロ−4−キノリノンは1位に置換
基をもたない相当する化合物をアルキル化することによ
り得られる。
基をもたない相当する化合物をアルキル化することによ
り得られる。
式■の酸の低級アルキルエステルは、本技術分野で公知
の方法により、相当するカルボン酸または他のアシル化
剤に変換,することができる。
の方法により、相当するカルボン酸または他のアシル化
剤に変換,することができる。
式Iにおいて、2,3位間が二重結合であり、R2.R
3およびR4がシアノ以外の基であり、Rが水素である
化合物は、式■ (式中R.R3およびR4はシアノ以外の塁である)で
示されるニトリルの水和によっても製造できる。
3およびR4がシアノ以外の基であり、Rが水素である
化合物は、式■ (式中R.R3およびR4はシアノ以外の塁である)で
示されるニトリルの水和によっても製造できる。
式■においてR 、R およびR4が基一NRsR
6以外の基であるニトリルは、式■に4 で示される4−ヒドロキシキノリンのアルキル化によっ
て製造できる。
6以外の基であるニトリルは、式■に4 で示される4−ヒドロキシキノリンのアルキル化によっ
て製造できる。
式■の化合物は、たとえば米国特許
第4.035.368号に記載されている公知の型の化
合物である。
合物である。
式1において7位にシアノ、低級アルコキシ、低級アル
キルチオ、低級アルキルスルホニル、フッ素化低級アル
コキシ、アリールオキシ、アリールチオ、アリールスル
ホニルおよびアミノ基−NR5R6から選ばれる置換基
を有する化合物は、相当する7−フルオロ化合物を、シ
アニドイオン、低級アルコキシドイオン、低級アルカン
チオレートイオン、低級アルカンスルホネートイオン、
フッ素化低級アルコキシドイオン、アリールオキシドイ
オン、アリールチオレートイオン、アリールスルホネー
トイオンまたはアミン)−INR5R6と反応させるこ
とによって製造できる。7−アミノ基をたとえば有機過
カルボン酸で酸化すると、そのN−、t−キシドが得ら
れる。
キルチオ、低級アルキルスルホニル、フッ素化低級アル
コキシ、アリールオキシ、アリールチオ、アリールスル
ホニルおよびアミノ基−NR5R6から選ばれる置換基
を有する化合物は、相当する7−フルオロ化合物を、シ
アニドイオン、低級アルコキシドイオン、低級アルカン
チオレートイオン、低級アルカンスルホネートイオン、
フッ素化低級アルコキシドイオン、アリールオキシドイ
オン、アリールチオレートイオン、アリールスルホネー
トイオンまたはアミン)−INR5R6と反応させるこ
とによって製造できる。7−アミノ基をたとえば有機過
カルボン酸で酸化すると、そのN−、t−キシドが得ら
れる。
7−フルキルスルフィニル、7−アリールスルフィニル
、7−フルキルスルホニルまたは7−アリールスルホニ
ル置換基を有する式Iの化合物は、相当する7−フルキ
ルチオまたは7−アリールチオ化合物を、酸化剤として
たとえば有機過カルボン酸を用いて酸化すると製造でき
る。
、7−フルキルスルホニルまたは7−アリールスルホニ
ル置換基を有する式Iの化合物は、相当する7−フルキ
ルチオまたは7−アリールチオ化合物を、酸化剤として
たとえば有機過カルボン酸を用いて酸化すると製造でき
る。
7−(フッ素化低級アルコキシ)li置換基有する式I
の化合物は、相当する7−フルオロ化合物をヒドロキシ
トイオンと反応させて相当する7−ヒドロキシ化合物に
導き、これを次に適当なフッ素化クロロアルカンたとえ
ばクロロジフルオロメタンと反応させて7−(フッ素化
低級アルコキシ)化合物たとえば7−ジフルオロメトキ
シ化合物を得る方法によっても製造できる。
の化合物は、相当する7−フルオロ化合物をヒドロキシ
トイオンと反応させて相当する7−ヒドロキシ化合物に
導き、これを次に適当なフッ素化クロロアルカンたとえ
ばクロロジフルオロメタンと反応させて7−(フッ素化
低級アルコキシ)化合物たとえば7−ジフルオロメトキ
シ化合物を得る方法によっても製造できる。
式Iの各種7−置換化合物の製造法として上述した反応
は、類似の反応について公知の方法を用いることにより
実施できる。たとえば、式Iの7−フルオロ化合物とシ
アニドイオンの間の反応に際しては、7−フルオロ化合
物とシアン化ナトリウムを、適当な溶媒たとえばアセト
ニトリル中、好ましくは触媒の存在下、たとえば18−
クラウン−6のようなりラウンエーテルの存在下に加熱
する。
は、類似の反応について公知の方法を用いることにより
実施できる。たとえば、式Iの7−フルオロ化合物とシ
アニドイオンの間の反応に際しては、7−フルオロ化合
物とシアン化ナトリウムを、適当な溶媒たとえばアセト
ニトリル中、好ましくは触媒の存在下、たとえば18−
クラウン−6のようなりラウンエーテルの存在下に加熱
する。
式Iの代表的化合物としては、実施例に記載の化合物な
らびに以下の化合物を挙げることができる。
らびに以下の化合物を挙げることができる。
咎 1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリ
ン−3−カルボキシアミド @ 1.N−ジメチル−4−オキソ−1,4−、ジヒド
ロキノリン−3−カルボキシアミド(07−ジアツー1
−メチル−4−オキソ−1゜4−ジヒドロキノリン−3
−カルボキシアミド(2) 7−フルオロ−6−メドキ
シー1−メチル−14−オキソ−1,4−ジヒドロキノ
リン−3−カルボキシアミド (87−クロロ−6−メドキシー1−メチル−4−オキ
ソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボキシアミド (116−メドキシー1.7−シメチルー4−オキソ−
1,4−ジヒドロキシキノリン−3−カルボキシアミド (し 1.7−シメチルー4−オキソ−1,4−ジヒド
ロキノリン−3−カルボキシアミド上述のように、一般
式1のキノ0ン誘導体の治療活性は、(ハ) 化合物の
高血圧自然発症ラットへの経口投与、および0化合物の
正常血圧ラットへの十三ms内投与を含めた試験によっ
て明らかにされた。これらの試験は以下の方法で実施さ
れたものである。
ン−3−カルボキシアミド @ 1.N−ジメチル−4−オキソ−1,4−、ジヒド
ロキノリン−3−カルボキシアミド(07−ジアツー1
−メチル−4−オキソ−1゜4−ジヒドロキノリン−3
−カルボキシアミド(2) 7−フルオロ−6−メドキ
シー1−メチル−14−オキソ−1,4−ジヒドロキノ
リン−3−カルボキシアミド (87−クロロ−6−メドキシー1−メチル−4−オキ
ソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボキシアミド (116−メドキシー1.7−シメチルー4−オキソ−
1,4−ジヒドロキシキノリン−3−カルボキシアミド (し 1.7−シメチルー4−オキソ−1,4−ジヒド
ロキノリン−3−カルボキシアミド上述のように、一般
式1のキノ0ン誘導体の治療活性は、(ハ) 化合物の
高血圧自然発症ラットへの経口投与、および0化合物の
正常血圧ラットへの十三ms内投与を含めた試験によっ
て明らかにされた。これらの試験は以下の方法で実施さ
れたものである。
試験A
体重180〜240gの雌性、高血圧自然発症、青水−
岡本ラットを用いた。ラットを4群に分け、試験化合物
投与前、−夜絶食させた。血圧は次の方法で測定した。
岡本ラットを用いた。ラットを4群に分け、試験化合物
投与前、−夜絶食させた。血圧は次の方法で測定した。
ラットを、38℃に保ったキャビネット中に置き、キャ
ビネットに設けた孔部から尾を外部に誘導した。キャビ
ネットに収容して30分後に、尾のつけ根の周囲に膨張
させたカフを装着し、気体脈波トランスジューサーで動
脈拍動をモニターして血圧を測定した。期待された面圧
以上の圧力をカフに与え、この圧力を徐々に低下させる
。動脈拍動が再び発現したときのカフの圧力を血圧とし
た。ラットをキャビネットから取り出し、試験化合物の
所定用命を0.25%カルボキシメチルセルロース水溶
液に溶解または懸濁して経口投与した。投与前の血圧に
加え、投与1.5および5.0時間後に血圧を測定した
。この投与後のいずれかの時間に20%以上の血圧低下
がみられた場合、その化合物を活性とした。
ビネットに設けた孔部から尾を外部に誘導した。キャビ
ネットに収容して30分後に、尾のつけ根の周囲に膨張
させたカフを装着し、気体脈波トランスジューサーで動
脈拍動をモニターして血圧を測定した。期待された面圧
以上の圧力をカフに与え、この圧力を徐々に低下させる
。動脈拍動が再び発現したときのカフの圧力を血圧とし
た。ラットをキャビネットから取り出し、試験化合物の
所定用命を0.25%カルボキシメチルセルロース水溶
液に溶解または懸濁して経口投与した。投与前の血圧に
加え、投与1.5および5.0時間後に血圧を測定した
。この投与後のいずれかの時間に20%以上の血圧低下
がみられた場合、その化合物を活性とした。
試験B
体重210〜240gの雄性、正常血圧ラット(ウィス
ター系)を用いた。ラットを麻酔し、頚動脈および十二
指腸にカニユーレを挿入した。血圧は動脈カニユーレに
接続した圧トランスジューサーにより電気的に記録した
。試験化合物は0.25%カルボキシメチルセルロース
水溶液に溶解または懸濁して十二指腸内に投与した。血
圧は薬剤投与前と投与後30分間記録した。結果は、1
用縫あたり3匹のラットでの測定結果の平均として求め
た。投与後30分間、相聞依存性の明らかな、14%以
上の血圧低下を示した化合物を活性と判定した。
ター系)を用いた。ラットを麻酔し、頚動脈および十二
指腸にカニユーレを挿入した。血圧は動脈カニユーレに
接続した圧トランスジューサーにより電気的に記録した
。試験化合物は0.25%カルボキシメチルセルロース
水溶液に溶解または懸濁して十二指腸内に投与した。血
圧は薬剤投与前と投与後30分間記録した。結果は、1
用縫あたり3匹のラットでの測定結果の平均として求め
た。投与後30分間、相聞依存性の明らかな、14%以
上の血圧低下を示した化合物を活性と判定した。
例1.2.4.5.6.7.8および9に示した式1の
化合物は90rIPg・/に9またはそれ以下の用量で
、試験Aにおいて活性であった。先に挙げた化合物Aお
よびBも、この試験において、90■/ Kyまたはそ
れ以下の用量で活性であった。
化合物は90rIPg・/に9またはそれ以下の用量で
、試験Aにおいて活性であった。先に挙げた化合物Aお
よびBも、この試験において、90■/ Kyまたはそ
れ以下の用量で活性であった。
例3に示した式1の化合物は90m9/に9の投与口で
試験Aにおいては活性ではなかったが、90■/Kgの
用量で試験Bにおいては活性であった。
試験Aにおいては活性ではなかったが、90■/Kgの
用量で試験Bにおいては活性であった。
試験へにおいて90149/に9またはそれ以下の用量
で活性を有する化合物が好ましい。
で活性を有する化合物が好ましい。
式■において2.3位間に二重結合を有する化合物は、
2.3位間が単結合の化合物より好ましい。
2.3位間が単結合の化合物より好ましい。
本発明の化合物中好ましいサブグループは、式1におい
てR4が水素、R2およびR3は同種でも異種でもよく
、水素、ハロ、低級アルキル、低級アルコキシ、トリフ
ルオロメチル、シアノまたはフッ素化低級アルコキシの
新規化合物群である。
てR4が水素、R2およびR3は同種でも異種でもよく
、水素、ハロ、低級アルキル、低級アルコキシ、トリフ
ルオロメチル、シアノまたはフッ素化低級アルコキシの
新規化合物群である。
本発明の化合物中さらに好ましいサブグループは、式■
(式中、Rは水素または1個から4個までの炭素原子を
有するアルキルであり、R1は1個から4個までの炭素
原子を有するアルキルであり、R2は水素、ハロ、1個
から4個までの炭素原子を有するアルキルまたは1個か
ら4個までの炭素原子を有するアルコキシであり、R3
は水素、ハロ、1個から4個までの炭素原子を有するア
ルキル、1個から4個までの炭素原子を有するアルコキ
シ、トリフルオロメチル、シアノまたは1fllaから
4個までの炭素原子を有するフッ素化アルコキシである
。ただし、@ Rが水素でR1がメチルの場合には、R
およびR3の少なくとも一方は水素以外の基であり、(
ハ) Rが1個から4個までの炭素原子を有するアルキ
ルでRおよびR3の一方が、2 水素である場合には、R2およびR3の他方は水素また
は1個から4個までの炭素原子を有するアルコキシ以外
の基である)で示される化合物群である。
有するアルキルであり、R1は1個から4個までの炭素
原子を有するアルキルであり、R2は水素、ハロ、1個
から4個までの炭素原子を有するアルキルまたは1個か
ら4個までの炭素原子を有するアルコキシであり、R3
は水素、ハロ、1個から4個までの炭素原子を有するア
ルキル、1個から4個までの炭素原子を有するアルコキ
シ、トリフルオロメチル、シアノまたは1fllaから
4個までの炭素原子を有するフッ素化アルコキシである
。ただし、@ Rが水素でR1がメチルの場合には、R
およびR3の少なくとも一方は水素以外の基であり、(
ハ) Rが1個から4個までの炭素原子を有するアルキ
ルでRおよびR3の一方が、2 水素である場合には、R2およびR3の他方は水素また
は1個から4個までの炭素原子を有するアルコキシ以外
の基である)で示される化合物群である。
Rは水素であることが好ましい。R3はメチルであるこ
とが好ましい。
とが好ましい。
本発明を次に、以下の実施例によって例示するが、これ
は本発明をいかなる意味でも限定するものではない。実
施例中、部または%は重恒部または重石%であり、混合
溶媒の組成は容量化である。
は本発明をいかなる意味でも限定するものではない。実
施例中、部または%は重恒部または重石%であり、混合
溶媒の組成は容量化である。
新規化合物については、NMR,赤外スペクトルおよび
マススペルから1種または2種以上の分光学的特性を求
めた。温度は摂氏で表示する。
マススペルから1種または2種以上の分光学的特性を求
めた。温度は摂氏で表示する。
rIMsJは工業用メタノール変性アルコールの略であ
る。
る。
例1
(a) 7−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3
−カルボン酸エチルエステル(4,79>、無水炭酸カ
リウム(3,09)、ジメチル硫酸(2,52g)およ
びブタノン(201) IIIg )混合物を還流下に
14時間煮沸した。溶媒を蒸発させ、残留物をジクロロ
メタン(150m)と摩砕した。
−カルボン酸エチルエステル(4,79>、無水炭酸カ
リウム(3,09)、ジメチル硫酸(2,52g)およ
びブタノン(201) IIIg )混合物を還流下に
14時間煮沸した。溶媒を蒸発させ、残留物をジクロロ
メタン(150m)と摩砕した。
混合物をろ過し、ろ液を小容社に濃縮した。ジエチルエ
ーテルを加えると固体が沈殿した。この固体を集め、エ
ーテルで洗浄し、乾燥し、IMSから再結晶すると、新
規化合物、7−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−1
,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸エチルエステ
ルが得られた。
ーテルを加えると固体が沈殿した。この固体を集め、エ
ーテルで洗浄し、乾燥し、IMSから再結晶すると、新
規化合物、7−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−1
,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸エチルエステ
ルが得られた。
融点164〜166°。
(ハ) 上記カルボン酸エステル(19,09)、アン
モニア水(比重0.88.750d)およびカプリルア
ルコール(2滴)の混合物を蒸気浴で1.5時間攪拌し
、ついで室温に冷却した。固体生成物をろ過して集め、
IMS/水3:2から再結晶すると、新規化合物、7−
フルオロ−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ
キノリン−3−カルボキシアミドが得られた。融点31
7〜318°。
モニア水(比重0.88.750d)およびカプリルア
ルコール(2滴)の混合物を蒸気浴で1.5時間攪拌し
、ついで室温に冷却した。固体生成物をろ過して集め、
IMS/水3:2から再結晶すると、新規化合物、7−
フルオロ−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ
キノリン−3−カルボキシアミドが得られた。融点31
7〜318°。
λユ
6.7−シメトキシー、1−メチル−4−オキソ−1,
4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸エチルエステル
(4,0g)およびアンモニア飽和エタノール(200
d>の混合物をステンレス鋼製耐圧容器中、100°に
20時間加熱し、ついで室温まで冷却した。混合物を蒸
発させ、残留物を、シリカゲル上、溶出液としてジクロ
ロメタン/IMS96.5:3.5を用いた^圧液体り
Oマドグラフィーによって精製した。得られた生成物を
IMSから再結晶すると、新規化合物、6゜7−シメト
キシー1−メチル−4−オキソ−1゜4−2ヒトキノリ
ン−3−カルボキシアミドが得られた。融点323〜3
25° (分解)。
4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸エチルエステル
(4,0g)およびアンモニア飽和エタノール(200
d>の混合物をステンレス鋼製耐圧容器中、100°に
20時間加熱し、ついで室温まで冷却した。混合物を蒸
発させ、残留物を、シリカゲル上、溶出液としてジクロ
ロメタン/IMS96.5:3.5を用いた^圧液体り
Oマドグラフィーによって精製した。得られた生成物を
IMSから再結晶すると、新規化合物、6゜7−シメト
キシー1−メチル−4−オキソ−1゜4−2ヒトキノリ
ン−3−カルボキシアミドが得られた。融点323〜3
25° (分解)。
匠ユ
@ 3−メトキシ−N−メチルアニリン(44g)およ
びエトキシメチレンマロン酸ジエチルエステル(69m
)の混合物を蒸気浴上で2時間加熱し、生成したエタノ
ールは蒸留により除去した。
びエトキシメチレンマロン酸ジエチルエステル(69m
)の混合物を蒸気浴上で2時間加熱し、生成したエタノ
ールは蒸留により除去した。
残留物をvmに冷却すると、新規化合物、(3−メトキ
シ−N−メチルアニリノ)メチレンマロン酸ジエチルエ
ステルが油状物として得られた。
シ−N−メチルアニリノ)メチレンマロン酸ジエチルエ
ステルが油状物として得られた。
(ハ) 上記ステージで生成したマロン酸エステルすべ
てとポリリンli!(250aiりを混合し、蒸気浴上
で40分間加熱し、ついで室温に冷却した。
てとポリリンli!(250aiりを混合し、蒸気浴上
で40分間加熱し、ついで室温に冷却した。
この混合物を氷と水の混合物中に注ぎ、生成した混合物
を5N*酸化ナトリウム水溶液で中和した。
を5N*酸化ナトリウム水溶液で中和した。
生じた沈殿をろ過して集め、水で洗浄し、乾燥し、IM
Sから再結晶すると、新規化合物、7−メドキシー1−
メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−
カルボン酸エチルエステルられた。融点198〜200
°。
Sから再結晶すると、新規化合物、7−メドキシー1−
メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−
カルボン酸エチルエステルられた。融点198〜200
°。
(へ) 上記カルボン酸エステル(1 1.8g)とア
ンモニア水(比重0.88、300#Iiりの混合物を
蒸気浴上で6時間、攪拌、加熱した。固体生成物をろ過
して集め、乾燥し、[MSから再結晶すると、新規化合
物、7−メドキシー1−メチル−4−オキソ−1.4−
ジヒドロキノリン−3−カルボキシアミドが得られた。
ンモニア水(比重0.88、300#Iiりの混合物を
蒸気浴上で6時間、攪拌、加熱した。固体生成物をろ過
して集め、乾燥し、[MSから再結晶すると、新規化合
物、7−メドキシー1−メチル−4−オキソ−1.4−
ジヒドロキノリン−3−カルボキシアミドが得られた。
融点304〜306°。
匠A
7−りOロー1−メ禾ルー4ーオキソー1.4ージヒド
ロキノリン−3−カルボン酸エチルエステル(5.09
)とアンモニア水(比重0.88、100adりの混合
物を蒸気浴上で3.5時間、攪拌、加熱した。さらにア
ンモニア水(100d)を加え、加熱をさらに21時間
続けた。混合物を氷冷し、固体生成物をろ過して集め、
乾燥すると、新規化合物、7−りOロー1−メチル−4
−オキソ−1.4−ジヒドロキノリン−3−カルボキシ
アミドが得られた。融点〉240°。
ロキノリン−3−カルボン酸エチルエステル(5.09
)とアンモニア水(比重0.88、100adりの混合
物を蒸気浴上で3.5時間、攪拌、加熱した。さらにア
ンモニア水(100d)を加え、加熱をさらに21時間
続けた。混合物を氷冷し、固体生成物をろ過して集め、
乾燥すると、新規化合物、7−りOロー1−メチル−4
−オキソ−1.4−ジヒドロキノリン−3−カルボキシ
アミドが得られた。融点〉240°。
例5
@ 7−エチル−4−ヒトOキシキノリン−3−カルボ
ン酸エチルエステル 水炭酸カリウム(6.8g)およびジメチルホルムアミ
ド(125aiりの混合物を室温で攪拌しながら、ヨー
ドメタン(7.7g)を滴加した。攪拌を30分間続け
た。この溶液を水冷し、2倍容の水で希釈し、ジクロロ
メタン(3X100d)で抽出した。抽出液を合し、水
で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上p乾燥し、蒸発させた
。残った油状物を冷酢酸エチル中で摩砕した。生成した
固体を集め、酢酸エチルで洗浄し、酢酸エチルから再結
晶すると、vr規化合物、7−エチル−1−メチル−4
−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸
エチルエステルが得られた。融点92〜94°。
ン酸エチルエステル 水炭酸カリウム(6.8g)およびジメチルホルムアミ
ド(125aiりの混合物を室温で攪拌しながら、ヨー
ドメタン(7.7g)を滴加した。攪拌を30分間続け
た。この溶液を水冷し、2倍容の水で希釈し、ジクロロ
メタン(3X100d)で抽出した。抽出液を合し、水
で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上p乾燥し、蒸発させた
。残った油状物を冷酢酸エチル中で摩砕した。生成した
固体を集め、酢酸エチルで洗浄し、酢酸エチルから再結
晶すると、vr規化合物、7−エチル−1−メチル−4
−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸
エチルエステルが得られた。融点92〜94°。
(ハ) 上記カルボン酸エステル(5,87g)とアン
モニア水(比重0.88.100adりの混合物を攪拌
しながら、蒸気浴上で4時間加熱した。
モニア水(比重0.88.100adりの混合物を攪拌
しながら、蒸気浴上で4時間加熱した。
さらにアンモニア水(100ajりを加え、加熱を2時
間続けた。さらにアンモニア水(100m)を加え、加
熱を一夜継続し、ついで、混合物を室温まで冷却した。
間続けた。さらにアンモニア水(100m)を加え、加
熱を一夜継続し、ついで、混合物を室温まで冷却した。
生成した沈殿を集め、水で洗浄し、乾燥すると、新規化
合物、7−エチル−1−メチル−4−オキソ−1,4−
ジヒドロキノリン−3−カルボキシアミドが得られた。
合物、7−エチル−1−メチル−4−オキソ−1,4−
ジヒドロキノリン−3−カルボキシアミドが得られた。
融点255〜256″″。
例6
@ 4−ヒドロキシ−7−ドリフルオロメチルキノリン
ー3−カルボン酸エチルエステル(370.59)、無
水炭酸カリウム (179.49>、ヨードメタン(202.4!j)お
よび無水ジメチルホルムアミド(21)の混合物を、室
温で一夜@痒した。ざらにジメチルホルムアミド(50
0aiりを加え、攪拌を24時間続けた。ジメチルホル
ムアミドを真空中で留去し、残留物に水(21)を加え
た。生成した固体を集め、水で洗浄し、乾燥し、IMs
から再結晶すると、新規化合物、1−メチル−4−オキ
ソ−7−トリフルオロメチル−1.4−ジヒドロキノリ
ン−3−カルボン酸エチルエステルが得られた。融点2
22〜2244。
ー3−カルボン酸エチルエステル(370.59)、無
水炭酸カリウム (179.49>、ヨードメタン(202.4!j)お
よび無水ジメチルホルムアミド(21)の混合物を、室
温で一夜@痒した。ざらにジメチルホルムアミド(50
0aiりを加え、攪拌を24時間続けた。ジメチルホル
ムアミドを真空中で留去し、残留物に水(21)を加え
た。生成した固体を集め、水で洗浄し、乾燥し、IMs
から再結晶すると、新規化合物、1−メチル−4−オキ
ソ−7−トリフルオロメチル−1.4−ジヒドロキノリ
ン−3−カルボン酸エチルエステルが得られた。融点2
22〜2244。
(ハ) 上記エステル(6.89)とアンモニア水(比
重0.88、100m)の混合物を攪拌しながら蒸気浴
上で加熱した。さらにアンモニア水(100d)を加え
、加熱攪拌を24時間続けた。
重0.88、100m)の混合物を攪拌しながら蒸気浴
上で加熱した。さらにアンモニア水(100d)を加え
、加熱攪拌を24時間続けた。
混合物を全部まで冷却し、生成した固体を集め、水で洗
浄し、乾燥した。固体を、沸騰ジクロロメタン/IMS
1:1に溶解し、ジクロロメタンを共沸蒸留によって除
去し、混合物を冷却することにより再結晶した。得られ
た固体を集め、乾燥すると、新規化合物、1−メチル−
4−オキソ−7−トリフルオロメチル−1.4−ジヒド
ロキノリン−3−カルボキシアミドが得られた。融点2
88〜292°。
浄し、乾燥した。固体を、沸騰ジクロロメタン/IMS
1:1に溶解し、ジクロロメタンを共沸蒸留によって除
去し、混合物を冷却することにより再結晶した。得られ
た固体を集め、乾燥すると、新規化合物、1−メチル−
4−オキソ−7−トリフルオロメチル−1.4−ジヒド
ロキノリン−3−カルボキシアミドが得られた。融点2
88〜292°。
例7
ツークロロ−1−メチル−4−オキソ−゛1,4ージヒ
ドロキノリンー3ーカルボン酸エチルエステル(5g)
とメチルアミンの1MS溶液(32%:35ae)の混
合物に三フッ化ホウ素エーテラート(5ae)を注意深
く加え、この混合物を還流化に8時間煮沸した。周分の
三フッ化ホウ素エーテラートおよびメチル7421MS
溶液を加え、混合物を還流下に24時間煮沸した。さら
に同量の三フッ化ホウ素エーテラートおよびメチル74
21MS溶液を加え、混合物を還流下に8時間煮沸した
。混合物を室温に16時間11i置したのち、ろ過した
。残留物をIMSで洗浄し、乾燥し、含水IMSから再
結晶すると、新規化合物、7−クロロ−1.N−ジメチ
ル−4−オキソ−1.4−ジヒドロキノリン−3−、カ
ルボキシアミドが得られた。融点266〜263°。
ドロキノリンー3ーカルボン酸エチルエステル(5g)
とメチルアミンの1MS溶液(32%:35ae)の混
合物に三フッ化ホウ素エーテラート(5ae)を注意深
く加え、この混合物を還流化に8時間煮沸した。周分の
三フッ化ホウ素エーテラートおよびメチル7421MS
溶液を加え、混合物を還流下に24時間煮沸した。さら
に同量の三フッ化ホウ素エーテラートおよびメチル74
21MS溶液を加え、混合物を還流下に8時間煮沸した
。混合物を室温に16時間11i置したのち、ろ過した
。残留物をIMSで洗浄し、乾燥し、含水IMSから再
結晶すると、新規化合物、7−クロロ−1.N−ジメチ
ル−4−オキソ−1.4−ジヒドロキノリン−3−、カ
ルボキシアミドが得られた。融点266〜263°。
例8
(2) 例5@に記載したと同様にして、7−tert
−ブチル−4−ヒドロキシキノリン−3−カルボン酸エ
チルエステルをメチル化すると、新規化合物、7−te
rt−ブチル−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒ
ドロキノリン−3−カルボン酸エチルエステルが得られ
た。融点137、5〜139.5°。
−ブチル−4−ヒドロキシキノリン−3−カルボン酸エ
チルエステルをメチル化すると、新規化合物、7−te
rt−ブチル−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒ
ドロキノリン−3−カルボン酸エチルエステルが得られ
た。融点137、5〜139.5°。
(ハ) 上記エステル(7.669>とアンモニア飽和
メタノール(150−)の混合物をステンレス製耐圧容
器にとり、150°で23時間加熱した。冷却後、固体
生成物をろ過して集め、メタノールで洗浄した。生成物
を、商品名キーゼルゲル60(にieselgel 6
0 )で市販されているシリカゲル上、溶出液として
ジクロロメタン:IMS95:5を用いてフラッシュク
ロマドグラフイー〔ジャーナル・オブ・オーガニック・
ケミストリー (J、 Oro、 Chet ) 、第
43巻、2923〜5(1978)参照)により精製し
た。新規化合物、7−tert−ブチル−1−メチル−
4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボキ
シアミド、融点268〜270’ (IMSより)が
得られた。
メタノール(150−)の混合物をステンレス製耐圧容
器にとり、150°で23時間加熱した。冷却後、固体
生成物をろ過して集め、メタノールで洗浄した。生成物
を、商品名キーゼルゲル60(にieselgel 6
0 )で市販されているシリカゲル上、溶出液として
ジクロロメタン:IMS95:5を用いてフラッシュク
ロマドグラフイー〔ジャーナル・オブ・オーガニック・
ケミストリー (J、 Oro、 Chet ) 、第
43巻、2923〜5(1978)参照)により精製し
た。新規化合物、7−tert−ブチル−1−メチル−
4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボキ
シアミド、融点268〜270’ (IMSより)が
得られた。
例9
(2) 例1(2)に記載したと同様にして、6−フル
オロ−4−ヒドロキシキノリン−3−カルボン酸エチル
エステルをメチル化すると、新規化合物、6−フルオロ
−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン
−3−カルボン酸エチルエステルが得られた。融点19
3〜195°。
オロ−4−ヒドロキシキノリン−3−カルボン酸エチル
エステルをメチル化すると、新規化合物、6−フルオロ
−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン
−3−カルボン酸エチルエステルが得られた。融点19
3〜195°。
(へ) 上記エステル(109)、アンモニア水溶液(
比重0.88.200m)およびカプリルアルコール(
2〜3滴)の混合物を攪拌しながら、95〜100°に
24時間加熱した。ざらにアンモニア<150id)を
追加し、95〜100°でさらに24時間攪拌した。固
体生成物をろ過して集め、沸1111Msで洗浄すると
、新規化合物、6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ
−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボキシアミドが
得られた。融点295〜299°。
比重0.88.200m)およびカプリルアルコール(
2〜3滴)の混合物を攪拌しながら、95〜100°に
24時間加熱した。ざらにアンモニア<150id)を
追加し、95〜100°でさらに24時間攪拌した。固
体生成物をろ過して集め、沸1111Msで洗浄すると
、新規化合物、6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ
−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボキシアミドが
得られた。融点295〜299°。
i1及
カプセルの製造に際しては、活性化合物100重1部と
乳糖250重量部を粉砕し、混合する。
乳糖250重量部を粉砕し、混合する。
この混合物を、1カプセル中の活性化合物含量が100
#iFになるように硬質ゼラチンカプセルに充填する。
#iFになるように硬質ゼラチンカプセルに充填する。
例11
以下の成分から錠剤を製造する。
1監1
活性化合物 100乳糖
100トーモロコシデンプン
22ポリビニルピロリドン 1
0ステアリン酸マグネシウム 3活性化合物
、乳糖およびデンプンの一部を粉砕、配合し、得らた混
合物をポリビニルビOリドンのエタノール溶液で顆粒化
する。乾燥顆粒をステアリン酸マグネシウムおよび残っ
たデンプンと混合する。ついで混合物を打錠機で圧縮し
、活性化合WΩ邑10019の錠剤を得る。
100トーモロコシデンプン
22ポリビニルピロリドン 1
0ステアリン酸マグネシウム 3活性化合物
、乳糖およびデンプンの一部を粉砕、配合し、得らた混
合物をポリビニルビOリドンのエタノール溶液で顆粒化
する。乾燥顆粒をステアリン酸マグネシウムおよび残っ
たデンプンと混合する。ついで混合物を打錠機で圧縮し
、活性化合WΩ邑10019の錠剤を得る。
例12
例11の方法により錠剤を製造する。エタノール:ジク
ロロメタン1:1中20%セルロースアセテートフタレ
ートおよび3%ジエチルフタレートの溶液を用い、慣用
方法によって、錠剤にIII溶性コーティングを施す。
ロロメタン1:1中20%セルロースアセテートフタレ
ートおよび3%ジエチルフタレートの溶液を用い、慣用
方法によって、錠剤にIII溶性コーティングを施す。
例13
坐剤の製造に際しては、活性化合物100重緻部をトリ
グリセライド坐剤基剤130(11d部に加え、この混
合物を活性化合物100ηを含有する坐剤に成型する。
グリセライド坐剤基剤130(11d部に加え、この混
合物を活性化合物100ηを含有する坐剤に成型する。
Claims (24)
- (1)式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I 〔式中、キノロン環の2、3位間の点線はこの結合が単
結合のほか二重結合であつてもよいことを示し、Rは水
素または低級アルキル、R_1は低級アルキル、R_2
、R_3およびR_4はたがいに同種でも異種でもよく
、水素、ハロ、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ア
ルキルチオ、低級アルキルスルフィニル、低級アルキル
スルホニル、トリフルオロメチル、シアノもしくはフッ
素化低級アルコキシ;または低級アルキル、低級アルコ
キシ、低級アルキルチオ、ハロおよびトリフルオロメチ
ルから選ばれる1個もしくは2個の基で置換されていて
もよいフェニル;または基−OArもしくは基−S(O
)_nAr(式中、Arは低級アルキル、低級アルコキ
シ、低級アルキルチオ、ハロおよびトリフルオロメチル
から選ばれる1個もしくは2個の基で置換されていても
よいフェニルであり、nは0、1または2である);ま
たは基 −NR_5R_6(式中、R_5およびR_6はたがい
に同種でも異種でもよく低級アルキルであるか、または
それらが結合する窒素原子とともに、酸素、窒素および
イオウから選ばれるヘテロ原子をさらに含んでいてもよ
い5〜7員環を形成することを示す)もしくはそのN−
オキシドである。ただし、(8)2,3位間が二重結合
であり、R_1がメチル、Rが水素の場合には、R_2
、R_3およびR_4の中の少なくとも1個は水素以外
の基であり、(b)2、3位間が二重結合であり、Rが
低級アルキル、R_3およびR_4が水素である場合に
は、R_2は水素または低級アルコキシ以外の基である
〕で示されるキノロン誘導体。 - (2)キノロン環の2、3位間が二重結合であり、Rは
水素である特許請求の範囲第1項記載のキノロン誘導体
。 - (3)キノロン環の2、3位間が二重結合であり、Rは
低級アルキルである特許請求の範囲第1項記載のキノロ
ン誘導体。 - (4)R_4が水素、R_2およびR_3はたがいに同
種または異種であつて、水素、ハロ、低級アルキル、低
級アルコキシ、トリフルオロメチル、シアノまたはフッ
素化低級アルコキシである特許請求の範囲第2項記載の
キノロン誘導体。 - (5)式VIII ▲数式、化学式、表等があります▼VIII 〔式中、Rは水素、R_1は1個から4個までの炭素原
子を有するアルキル、R_2は水素、ハロ、1個から4
個までの炭素原子を有するアルキルまたは1個から4個
までの炭素原子を有するアルコキシ、R_3は水素、ハ
ロ、1個から4個までの炭素原子を有するアルキル、1
個から4個までの炭素原子を有するアルコキシ、トリフ
ルオロメチル、シアノまたは1個から4個までの炭素原
子を有するフッ素化アルコキシである。ただし、R_1
がメチルである場合にはR_2およびR_3の少なくと
も一方は水素以外の基である〕で示されるキノロン誘導
体。 - (6)R_2が水素である特許請求の範囲第5項記載の
キノロン誘導体。 - (7)R_1がメチルである特許請求の範囲第6項記載
のキノロン誘導体。 - (8)R_3がフッ素、塩素またはトリフルオロメチル
である特許請求の範囲第7項記載のキノロン誘導体。 - (9)R_4が水素、R_2およびR_3はたがいに同
種または異種であつて、水素、ハロ、低級アルキル、低
級アルコキシ、トリフルオロメチル、シアノまたはフッ
素化低級アルコキシである特許請求の範囲第3項記載の
キノロン誘導体。 - (10)式VIIIにおいて、RおよびR_1はたがいに同
種または異種であつて1個から4個までの炭素原子を有
するアルキルであり、R_2は水素、ハロ、1個から4
個までの炭素原子を有するアルキルまたは1個から4個
までの炭素原子を有するアルコキシであり、R_3は水
素、ハロ、1個から4個までの炭素原子を有するアルキ
ル、1個から4個までの炭素原子を有するアルコキシ、
トリフルオロメチル、シアノまたは1個から4個までの
炭素原子を有するフッ素化アルコキシであるが、R_2
およびR_3の一方が水素である場合は、R_2および
R_3の他方は水素または1個から4個までの炭素原子
を有するアルコキシ以外の基であるキノロン誘導体。 - (11)R_2が水素である特許請求の範囲第10項記
載のキノロン誘導体。 - (12)RおよびR_1がメチルである特許請求の範囲
第11項記載のキノロン誘導体。 - (13)7−クロロ−1,N−ジメチル−4−オキソ−
1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボキシアミドであ
る特許請求の範囲第10項記載のキノロン誘導体。 - (14)特許請求の範囲第1項記載のキノロン誘導体と
医薬的に許容される担体とからなる医薬組成物。 - (15)特許請求の範囲第2項および第4項から第8項
までのいずれかに記載のキノロン誘導体と医薬的に許容
される担体とからなる医薬組成物。 - (16)単位投与量剤型とした特許請求の範囲第15項
記載の医薬組成物。 - (17)特許請求の範囲第3項および第9項から第13
項までのいずれかに記載のキノロン誘導体と医薬的に許
容される担体とからなる医薬組成物。 - (18)単位投与量剤型とした特許請求の範囲第17項
記載の医薬組成物。 - (19)式 I においてキノロン環の2、3位間の点線
はこの結合が単結合のほか二重結合であつてもよいこと
を示し、Rは水素または低級アルキル、R_1は低級ア
ルキル、R_2、R_3およびR_4はたがいに同種で
も異種でもよく、水素、ハロ、低級アルキル、低級アル
コキシ、低級アルキルチオ、低級アルキルスルフィニル
、低級アルキルスルホニル、トリフルオロメチル、シア
ノもしくはフッ素化低級アルコキシ;または低級アルキ
ル、低級アルコキシ、低級アルキルチオ、ハロおよびト
リフルオロメチルから選ばれる1個もしくは2個の基で
置換されていてもよいフェニル;または基−OArもし
くは基−S(O)_nAr(式中、Arは低級アルキル
、低級アルコキシ、低級アルキルチオ、ハロおよびトリ
フルオロメチルから選ばれる1個もしくは2個の基で置
換されていてもよいフェニルであり、nは0.1または
2である);または基−NR_5R_6(式中、R_5
およびR_6はたがいに同種でも異種でもよく低級アル
キルであるか、またはそれらが結合する窒素原子ととも
に、酸素、窒素およびイオウから選ばれるヘテロ原子を
さらに含んでいてもよい5〜7員環を形成することを示
す)もしくはそのN−オキシドである化合物を哺乳類動
物に投与する高血圧哺乳類動物の血圧を降下させる方法
。 - (20)キノロン環の2、3位間が二重結合であり、R
は水素である特許請求の範囲第19項記載の方法。 - (21)キノロン環の2、3位間が二重結合であり、R
は低級アルキルである特許請求の範囲第19項記載の方
法。 - (22)アンモニアまたはアミンRNH_2を式II▲数
式、化学式、表等があります▼II (式中、キノロン環の2、3位間の点線はこの結合が単
結合のほか二重結合であつてもよいことを示し、R_1
、R_2、R_3およびR_4は特許請求の範囲第1項
において定義したと同義である)で示されるアシル基を
与えることが可能なアシル化剤と反応させる特許請求の
範囲第1項おける式 I のキノロン誘導体の製造方法。 - (23)キノロン環の2、3位間は二重結合であり、R
は水素であり、アシル化剤は相当するカルボン酸、カル
ボン酸エステル、酸無水物、混合酸無水物、酸ハライド
および酸とカルボジイミドの混合物から選ばれる特許請
求の範囲第22項記載の製造方法。 - (24)キノロン環の2、3位間は二重結合であり、R
は低級アルキルであり、アシル化剤は相当するカルボン
酸、カルボン酸エステル、酸無水物、混合酸無水物、酸
ハライドおよび酸とカルボジイミドの混合物から選ばれ
る特許請求の範囲第22項記載の製造方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB848420689A GB8420689D0 (en) | 1984-08-15 | 1984-08-15 | Therapeutic agents |
GB8420689 | 1984-08-15 | ||
GB8503625 | 1985-02-13 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6163657A true JPS6163657A (ja) | 1986-04-01 |
Family
ID=10565358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17924085A Pending JPS6163657A (ja) | 1984-08-15 | 1985-08-14 | キノロン誘導体、その製造方法及びそれを含有する医薬組成物 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6163657A (ja) |
GB (1) | GB8420689D0 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6461461A (en) * | 1987-09-01 | 1989-03-08 | Otsuka Pharma Co Ltd | Benzohetero ring derivative |
-
1984
- 1984-08-15 GB GB848420689A patent/GB8420689D0/en active Pending
-
1985
- 1985-08-14 JP JP17924085A patent/JPS6163657A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6461461A (en) * | 1987-09-01 | 1989-03-08 | Otsuka Pharma Co Ltd | Benzohetero ring derivative |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB8420689D0 (en) | 1984-09-19 |
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