JPS6163657A - キノロン誘導体、その製造方法及びそれを含有する医薬組成物 - Google Patents

キノロン誘導体、その製造方法及びそれを含有する医薬組成物

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JPS6163657A
JPS6163657A JP17924085A JP17924085A JPS6163657A JP S6163657 A JPS6163657 A JP S6163657A JP 17924085 A JP17924085 A JP 17924085A JP 17924085 A JP17924085 A JP 17924085A JP S6163657 A JPS6163657 A JP S6163657A
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alkoxy
quinolone
lower alkyl
carbon atoms
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JP17924085A
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ロイ ビクター デービス
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Boots Co PLC
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Boots Co PLC
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は治療活性を有する化合物に間する。さらに詳し
くは、本発明は、抗高血圧活性を有するキノロン誘導体
、そのキノロン誘導体を含有する医薬組成物、およびそ
のキノロン誘導体の製造方法に関する。
日本特許出願用69−12143号(ケミカル・アブス
トラクト(Chemical AbStraCtS)、
第71巻、101735Q(1969年);ダウエンド
・ファームドック・アブストラクト(De+”went
 Farmdoc Abstract) 38127 
F )には、式A (式中、Xは水素または低級アルコキシ、Rは低級アル
キル、フェニルまたはフェニルアルキル、R4は水素ま
たは低級アルキル、R2は低級アルキルであるか、ある
いはR1およびR2はそれらが結合する窒素原子ととも
にフルキレンイミノ、モルホリノまたは4−低級アルキ
ルピベラジンー1−イル基を形成する)で示される化合
物が記載されている。これらの化合物は抗炎症活性を有
すると述べられている。
本発明は、式■ 〔式中、キノロン環の2,3fff−間の点線はこの結
合が単結合のほか二重結合であってもよいことを示し、
Rは水素または低級アルキル、R1は低級アルキル、R
,2、R3およびR4はたがいに同種でも異種でもよく
、水素、ハロ、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ア
ルキルチオ、低級アルキルスルフィニル、低級アルキル
スルホニル、トリフルオロメチル、シアノもしくはフッ
素化低級アルコキシ;または低級アルキル、低級アルコ
キシ、低級アルキルチオ、ハロおよびトリフルオロメチ
ルから選ばれる1個もしくは2個の基で置換されていて
もよいフェニル;または基−0Arもしくは基−8(0
)。Ar(式中Arは低級アルキル、低級アルコキシ、
低級アルキルチオ、ハロおよびトリフルオロメチルから
選ばれる1個もしくは2叫の基で置換されていてもよい
フェニルであり、nl、to、1または2である);ま
たは基−NR5R6(式中、R5およびR6はたがいに
同種でも異種でもよく低級アルキルであるか、またはそ
れらが結合する窒素原子とともに、酸素、窒素およびイ
オウから選ばれるヘテロ原子をさらに含んでいてもよい
5〜7員環を形成することを示す)もしくはそのN−オ
キシドである〕で示されるキノロン誘導体が抗高血圧活
性を有することを発見し、完成されたものである。これ
らの化合物を高血圧の動物に投与すると、血圧が低下す
る。
したがって、本発明は、上記式Iの化合物を投与するこ
とからなる高血圧動物の血圧低下方法を提供するもので
ある。
式■の化合物の多くは新規化合物である。本発明は、式
■において、(a12,3位間が二重結合であり、R1
がメチル、Rが水素である場合には、R2,RおよびR
4の中の少なくとも1個は水素以外の基であり、(ハ)
 2,3位間が二重結合であり、Rが低級アルキル、R
3およびR4が水素である場合には、R2は水素または
低級アルコキシ以外の基である新規なキノロン誘導体を
提供するものである。
本明細書における「低級]の語は、炭素原子1〜8gを
含む基、とくに炭素原子1〜4個を含む基を意味する。
この基は直鎖でも分枝鎖でもよい。
このような基の例としては、メチル、エチル、プロピル
、イソプロピル、ブチル、二級ブチル、三級ブチル、メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、メチ
ルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ
、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピル
スルフィニル、イソプロピルスルフィニル、メチルスル
ホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニルおよび
イソプロピルスルホニルを挙げることができる。基R1
はメチルであることが好ましい。「ハロ」の語は、塩素
、フッ素および臭素を包含する。
「フッ素化低級アルコキシ」の語は、1個または2個以
上のフッ素原子を有する低級アルコキシ基、たとえばジ
フルオロメトキシ、2,2.2−トリフルオロエトキシ
基を意味する。基−NR5R6の例としては、ジメチル
アミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、N−メチ
ル−N−エチルアミノ、ピロリジン−1−イル、ピペリ
ジノ、パーヒドロ−1日−アゼピン−1−イル、モルホ
リノ、チオモルホリノ、4−メチルビペラジン−1−イ
ル基を挙げるこができる。
本技術分野の熟練者には自明のように、キノロン環の2
.3位間が単結合の場合、式■の化合物は不斉中心を有
し、したがって2個の鏡像異性体が存在する。本発明は
、この両鏡像異性体およびその混合物を包含する。
式Iの化合物は、強酸、たとえば塩酸と酸付加塩を形成
することができる。このような塩も、それが医薬として
許容されるものである限り、式■の相当する化合物に代
えて治療に使用できることは自明であろう。
本発明は、式■の化合物と医薬的に許容される担体とか
らなる医薬組成物を提供する。
以下に使用する「活性化合物」の語は、先に定義した一
般式■の新規キノロン誘導体を意味する。
治療的使用に際しては、活性化合物を、経口的に、経直
腸的に、非経口的にあるいは局所的に投与する。とくに
経口投与が好ましい。すなわら、本発明の治療用組成物
は、経口、経直腸、非経口または局所投与用医薬組成物
の公知の任意の剤型とすることができる。このような組
成物に使用するのに適した医薬的に許容される担体は、
薬剤学の技術分野においてよく知られている。本発明の
組成物は、活性化合物0.1〜90重1%を含有するの
が適当である。一般に、本発明の組成物は単位投与量剤
型にW4製される。
経口投与用組成物は本発明の好ましい組成物であり、経
口投与用の公知医薬剤型、たとえば、錠剤、カプセル、
シロップおよび水性または油性懸濁剤である。これらの
組成物f7)tJ造に用いられる賦形剤については薬剤
学の分野において公知である。錠剤は、活性化合物を不
活性希釈剤たとえばリン酸カルシウムと、崩壊剤たとえ
ばトーモロコシデンプン、滑沢剤たとえばステアリン酸
マグネシウムの存在下に混合し、混合物を公知方法で打
錠することにより製造される。このような錠剤には、所
望により、公知方法でたとえばセルロースアセテートフ
タレート奢用いて、腸溶性コーティングを施すことがで
きる。同様に、賦形剤を添加したまたは添加しない活性
化合物を含有するカプセル、たとえば硬質または軟質ゼ
ラチンカプセルは、慣用方法によって製造することがで
き、また所望により公知方法で腸溶性コーティングを施
すことができる、。腸溶性コーティングを施した本発明
の組成物は活性化合物の性質によっては有利である。錠
剤またはカプセル剤は通常、1個に1〜.500 qの
活性化合物を含有する。その他の経口投与用組成物とし
ては、たとえば、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ムのような非毒性懸濁剤の存在下に水性メジウム中に活
性化合物を含有する水性懸濁剤、落花生油ような適当な
植物油中に本発明の化合物を含有する油性懸濁剤がある
経直腸投与に適した本発明の組成物としては、このよう
な投与のための公知な医薬剤型、たとえばカカオ脂また
はポリエチレングリコール基剤を用いた坐剤がある。
非経口投与に適当な本発明の組成物としては、このよう
な投与のための公知な医薬剤型たとえば水性および油性
メジウム中の滅菌懸濁液または適当な溶媒中の滅菌溶液
がある。
局所投与用組成物としては、活性化合物を経皮的に投与
されるように皮膚に接触させておくため活性化合物をマ
トリックス中に分6敗させた組成物がある。また、活性
化合物をクリームまたは軟膏基剤中に分散させることも
できる。
ある種の処方においては、本発明の化合物を、たとえば
、流動エネルギーミル造粒法によって得られる微小粒子
剤型として使用するのが有利である。
本発明の組成物には所望にJ:す、活性化合物に、他の
適合性ある薬理活性成分、たとえばプロプラノロール、
オキシブレノロールもしくはチモクールのようなβ−ブ
ロッカ−1またはベンド0フルアジドのような利尿剤を
配合させることもできる。
一般式Iの化合物の治療活性は、標準実験動物に対する
試験により明らかにされた。たとえば高血圧自然発症ラ
ットへの式Iの化合物の経口投与試験、正常血圧ラット
への式Iの化合物の十二指腸内投与試験等により、式1
の化合物は高血圧哺乳類動物の血圧を降下させるのに有
用であることが示されたのである。ヒトを含めた哺乳類
動物に腸内投与する場合、適切な用量は、一般的に0、
1〜25ay/Ng/El、通常0.5〜1011g/
に97日の範囲であり、これを1回にまたは分割して投
与する。非経口投与の場合、適切な用量は一般的に0.
01〜2.5RI/に9/日、とくに0.05〜1.0
IFI/Kg/日の範囲である。経口投与が好ましい。
式1の化合物は、アンモニアまたはアミンRNH2を、
式■ で示されるアシル基を与えるこが可能なアシル化剤と反
応させることにより製造できる。
2.3位間が二重結合である場合、適当なアシル化剤に
は、相当するカルボン酸、エステルたとえばメチルエス
テルまたはエチルエステルのような低級アルキルエステ
ル、酸無水物、他の酸たとえばエトキシギ酸との混合酸
無水物、酸ハライドたとえば酸クロライド、および酸と
カルボジイミドたとえば1.3−ジシクロヘキシルカル
ボジイミド る場合、適当なアシル化剤は相当するカルボン酸のエス
テル、たとえばメチルエステルまたはエチルエステルの
ような低級アルキルエステルである。
反応条件により、アンモニアまはたアミン試薬は、たと
えば気体状のアンモニアもしくはアミン、または適当な
溶媒たとえば水もしくはエタノールのようなアルコール
中アンモニアもしくはアミンの溶液として使用する。式
■ で示される酸を、アミンRNH2と三塩化リンとの反応
で生成した錯化合物と反応させる方法も便利である。こ
の反応は、アミドの製造方法として本技術分野で公知の
方法と同様にして実施できる。
式■において2.3位間が二重結合の酸、相当する低級
アルキルエステル、およびそれらから誘導される他のア
シル化剤は、公知の型の化合物であり、本技術分野にお
いて公知の方法により製造できる。たとえば、R,R3
およびR4が一NR5R6以外の基である低級アルキル
エステルは、一般式■ (式中R7は低級アルキル、好ましくはメチルまたはエ
チルである)で示される4−ヒト0キシリキノリンのア
ルキル化によって製造できる。
式■において2.3位間が単結合であるアシル基に相当
するカルボン酸の低級アルキルエステルは、式V で示される陰イオンとクロルギ酸低級アルキルエステル
たとえばクロルギ酸エチルエステルとの反応で製造でき
る。
式■の陰イオンは、相当する2.3−ジヒドロ−4−キ
ノリノンを、適当な溶媒たとえばテトラヒドロフラン中
、リチウムジイソプロピルアミドまたはブチルリチウム
と反応させて製造できる。
必要な2.3−ジヒドロ−4−キノリノンは1位に置換
基をもたない相当する化合物をアルキル化することによ
り得られる。
式■の酸の低級アルキルエステルは、本技術分野で公知
の方法により、相当するカルボン酸または他のアシル化
剤に変換,することができる。
式Iにおいて、2,3位間が二重結合であり、R2.R
3およびR4がシアノ以外の基であり、Rが水素である
化合物は、式■ (式中R.R3およびR4はシアノ以外の塁である)で
示されるニトリルの水和によっても製造できる。
式■においてR  、R  およびR4が基一NRsR
6以外の基であるニトリルは、式■に4 で示される4−ヒドロキシキノリンのアルキル化によっ
て製造できる。
式■の化合物は、たとえば米国特許 第4.035.368号に記載されている公知の型の化
合物である。
式1において7位にシアノ、低級アルコキシ、低級アル
キルチオ、低級アルキルスルホニル、フッ素化低級アル
コキシ、アリールオキシ、アリールチオ、アリールスル
ホニルおよびアミノ基−NR5R6から選ばれる置換基
を有する化合物は、相当する7−フルオロ化合物を、シ
アニドイオン、低級アルコキシドイオン、低級アルカン
チオレートイオン、低級アルカンスルホネートイオン、
フッ素化低級アルコキシドイオン、アリールオキシドイ
オン、アリールチオレートイオン、アリールスルホネー
トイオンまたはアミン)−INR5R6と反応させるこ
とによって製造できる。7−アミノ基をたとえば有機過
カルボン酸で酸化すると、そのN−、t−キシドが得ら
れる。
7−フルキルスルフィニル、7−アリールスルフィニル
、7−フルキルスルホニルまたは7−アリールスルホニ
ル置換基を有する式Iの化合物は、相当する7−フルキ
ルチオまたは7−アリールチオ化合物を、酸化剤として
たとえば有機過カルボン酸を用いて酸化すると製造でき
る。
7−(フッ素化低級アルコキシ)li置換基有する式I
の化合物は、相当する7−フルオロ化合物をヒドロキシ
トイオンと反応させて相当する7−ヒドロキシ化合物に
導き、これを次に適当なフッ素化クロロアルカンたとえ
ばクロロジフルオロメタンと反応させて7−(フッ素化
低級アルコキシ)化合物たとえば7−ジフルオロメトキ
シ化合物を得る方法によっても製造できる。
式Iの各種7−置換化合物の製造法として上述した反応
は、類似の反応について公知の方法を用いることにより
実施できる。たとえば、式Iの7−フルオロ化合物とシ
アニドイオンの間の反応に際しては、7−フルオロ化合
物とシアン化ナトリウムを、適当な溶媒たとえばアセト
ニトリル中、好ましくは触媒の存在下、たとえば18−
クラウン−6のようなりラウンエーテルの存在下に加熱
する。
式Iの代表的化合物としては、実施例に記載の化合物な
らびに以下の化合物を挙げることができる。
咎 1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリ
ン−3−カルボキシアミド @ 1.N−ジメチル−4−オキソ−1,4−、ジヒド
ロキノリン−3−カルボキシアミド(07−ジアツー1
−メチル−4−オキソ−1゜4−ジヒドロキノリン−3
−カルボキシアミド(2) 7−フルオロ−6−メドキ
シー1−メチル−14−オキソ−1,4−ジヒドロキノ
リン−3−カルボキシアミド (87−クロロ−6−メドキシー1−メチル−4−オキ
ソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボキシアミド (116−メドキシー1.7−シメチルー4−オキソ−
1,4−ジヒドロキシキノリン−3−カルボキシアミド (し 1.7−シメチルー4−オキソ−1,4−ジヒド
ロキノリン−3−カルボキシアミド上述のように、一般
式1のキノ0ン誘導体の治療活性は、(ハ) 化合物の
高血圧自然発症ラットへの経口投与、および0化合物の
正常血圧ラットへの十三ms内投与を含めた試験によっ
て明らかにされた。これらの試験は以下の方法で実施さ
れたものである。
試験A 体重180〜240gの雌性、高血圧自然発症、青水−
岡本ラットを用いた。ラットを4群に分け、試験化合物
投与前、−夜絶食させた。血圧は次の方法で測定した。
ラットを、38℃に保ったキャビネット中に置き、キャ
ビネットに設けた孔部から尾を外部に誘導した。キャビ
ネットに収容して30分後に、尾のつけ根の周囲に膨張
させたカフを装着し、気体脈波トランスジューサーで動
脈拍動をモニターして血圧を測定した。期待された面圧
以上の圧力をカフに与え、この圧力を徐々に低下させる
。動脈拍動が再び発現したときのカフの圧力を血圧とし
た。ラットをキャビネットから取り出し、試験化合物の
所定用命を0.25%カルボキシメチルセルロース水溶
液に溶解または懸濁して経口投与した。投与前の血圧に
加え、投与1.5および5.0時間後に血圧を測定した
。この投与後のいずれかの時間に20%以上の血圧低下
がみられた場合、その化合物を活性とした。
試験B 体重210〜240gの雄性、正常血圧ラット(ウィス
ター系)を用いた。ラットを麻酔し、頚動脈および十二
指腸にカニユーレを挿入した。血圧は動脈カニユーレに
接続した圧トランスジューサーにより電気的に記録した
。試験化合物は0.25%カルボキシメチルセルロース
水溶液に溶解または懸濁して十二指腸内に投与した。血
圧は薬剤投与前と投与後30分間記録した。結果は、1
用縫あたり3匹のラットでの測定結果の平均として求め
た。投与後30分間、相聞依存性の明らかな、14%以
上の血圧低下を示した化合物を活性と判定した。
例1.2.4.5.6.7.8および9に示した式1の
化合物は90rIPg・/に9またはそれ以下の用量で
、試験Aにおいて活性であった。先に挙げた化合物Aお
よびBも、この試験において、90■/ Kyまたはそ
れ以下の用量で活性であった。
例3に示した式1の化合物は90m9/に9の投与口で
試験Aにおいては活性ではなかったが、90■/Kgの
用量で試験Bにおいては活性であった。
試験へにおいて90149/に9またはそれ以下の用量
で活性を有する化合物が好ましい。
式■において2.3位間に二重結合を有する化合物は、
2.3位間が単結合の化合物より好ましい。
本発明の化合物中好ましいサブグループは、式1におい
てR4が水素、R2およびR3は同種でも異種でもよく
、水素、ハロ、低級アルキル、低級アルコキシ、トリフ
ルオロメチル、シアノまたはフッ素化低級アルコキシの
新規化合物群である。
本発明の化合物中さらに好ましいサブグループは、式■ (式中、Rは水素または1個から4個までの炭素原子を
有するアルキルであり、R1は1個から4個までの炭素
原子を有するアルキルであり、R2は水素、ハロ、1個
から4個までの炭素原子を有するアルキルまたは1個か
ら4個までの炭素原子を有するアルコキシであり、R3
は水素、ハロ、1個から4個までの炭素原子を有するア
ルキル、1個から4個までの炭素原子を有するアルコキ
シ、トリフルオロメチル、シアノまたは1fllaから
4個までの炭素原子を有するフッ素化アルコキシである
。ただし、@ Rが水素でR1がメチルの場合には、R
およびR3の少なくとも一方は水素以外の基であり、(
ハ) Rが1個から4個までの炭素原子を有するアルキ
ルでRおよびR3の一方が、2 水素である場合には、R2およびR3の他方は水素また
は1個から4個までの炭素原子を有するアルコキシ以外
の基である)で示される化合物群である。
Rは水素であることが好ましい。R3はメチルであるこ
とが好ましい。
本発明を次に、以下の実施例によって例示するが、これ
は本発明をいかなる意味でも限定するものではない。実
施例中、部または%は重恒部または重石%であり、混合
溶媒の組成は容量化である。
新規化合物については、NMR,赤外スペクトルおよび
マススペルから1種または2種以上の分光学的特性を求
めた。温度は摂氏で表示する。
rIMsJは工業用メタノール変性アルコールの略であ
る。
例1 (a)  7−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3
−カルボン酸エチルエステル(4,79>、無水炭酸カ
リウム(3,09)、ジメチル硫酸(2,52g)およ
びブタノン(201) IIIg )混合物を還流下に
14時間煮沸した。溶媒を蒸発させ、残留物をジクロロ
メタン(150m)と摩砕した。
混合物をろ過し、ろ液を小容社に濃縮した。ジエチルエ
ーテルを加えると固体が沈殿した。この固体を集め、エ
ーテルで洗浄し、乾燥し、IMSから再結晶すると、新
規化合物、7−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−1
,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸エチルエステ
ルが得られた。
融点164〜166°。
(ハ) 上記カルボン酸エステル(19,09)、アン
モニア水(比重0.88.750d)およびカプリルア
ルコール(2滴)の混合物を蒸気浴で1.5時間攪拌し
、ついで室温に冷却した。固体生成物をろ過して集め、
IMS/水3:2から再結晶すると、新規化合物、7−
フルオロ−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ
キノリン−3−カルボキシアミドが得られた。融点31
7〜318°。
λユ 6.7−シメトキシー、1−メチル−4−オキソ−1,
4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸エチルエステル
(4,0g)およびアンモニア飽和エタノール(200
d>の混合物をステンレス鋼製耐圧容器中、100°に
20時間加熱し、ついで室温まで冷却した。混合物を蒸
発させ、残留物を、シリカゲル上、溶出液としてジクロ
ロメタン/IMS96.5:3.5を用いた^圧液体り
Oマドグラフィーによって精製した。得られた生成物を
IMSから再結晶すると、新規化合物、6゜7−シメト
キシー1−メチル−4−オキソ−1゜4−2ヒトキノリ
ン−3−カルボキシアミドが得られた。融点323〜3
25° (分解)。
匠ユ @ 3−メトキシ−N−メチルアニリン(44g)およ
びエトキシメチレンマロン酸ジエチルエステル(69m
)の混合物を蒸気浴上で2時間加熱し、生成したエタノ
ールは蒸留により除去した。
残留物をvmに冷却すると、新規化合物、(3−メトキ
シ−N−メチルアニリノ)メチレンマロン酸ジエチルエ
ステルが油状物として得られた。
(ハ) 上記ステージで生成したマロン酸エステルすべ
てとポリリンli!(250aiりを混合し、蒸気浴上
で40分間加熱し、ついで室温に冷却した。
この混合物を氷と水の混合物中に注ぎ、生成した混合物
を5N*酸化ナトリウム水溶液で中和した。
生じた沈殿をろ過して集め、水で洗浄し、乾燥し、IM
Sから再結晶すると、新規化合物、7−メドキシー1−
メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−
カルボン酸エチルエステルられた。融点198〜200
°。
(へ) 上記カルボン酸エステル(1 1.8g)とア
ンモニア水(比重0.88、300#Iiりの混合物を
蒸気浴上で6時間、攪拌、加熱した。固体生成物をろ過
して集め、乾燥し、[MSから再結晶すると、新規化合
物、7−メドキシー1−メチル−4−オキソ−1.4−
ジヒドロキノリン−3−カルボキシアミドが得られた。
融点304〜306°。
匠A 7−りOロー1−メ禾ルー4ーオキソー1.4ージヒド
ロキノリン−3−カルボン酸エチルエステル(5.09
)とアンモニア水(比重0.88、100adりの混合
物を蒸気浴上で3.5時間、攪拌、加熱した。さらにア
ンモニア水(100d)を加え、加熱をさらに21時間
続けた。混合物を氷冷し、固体生成物をろ過して集め、
乾燥すると、新規化合物、7−りOロー1−メチル−4
−オキソ−1.4−ジヒドロキノリン−3−カルボキシ
アミドが得られた。融点〉240°。
例5 @ 7−エチル−4−ヒトOキシキノリン−3−カルボ
ン酸エチルエステル 水炭酸カリウム(6.8g)およびジメチルホルムアミ
ド(125aiりの混合物を室温で攪拌しながら、ヨー
ドメタン(7.7g)を滴加した。攪拌を30分間続け
た。この溶液を水冷し、2倍容の水で希釈し、ジクロロ
メタン(3X100d)で抽出した。抽出液を合し、水
で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上p乾燥し、蒸発させた
。残った油状物を冷酢酸エチル中で摩砕した。生成した
固体を集め、酢酸エチルで洗浄し、酢酸エチルから再結
晶すると、vr規化合物、7−エチル−1−メチル−4
−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸
エチルエステルが得られた。融点92〜94°。
(ハ) 上記カルボン酸エステル(5,87g)とアン
モニア水(比重0.88.100adりの混合物を攪拌
しながら、蒸気浴上で4時間加熱した。
さらにアンモニア水(100ajりを加え、加熱を2時
間続けた。さらにアンモニア水(100m)を加え、加
熱を一夜継続し、ついで、混合物を室温まで冷却した。
生成した沈殿を集め、水で洗浄し、乾燥すると、新規化
合物、7−エチル−1−メチル−4−オキソ−1,4−
ジヒドロキノリン−3−カルボキシアミドが得られた。
融点255〜256″″。
例6 @ 4−ヒドロキシ−7−ドリフルオロメチルキノリン
ー3−カルボン酸エチルエステル(370.59)、無
水炭酸カリウム (179.49>、ヨードメタン(202.4!j)お
よび無水ジメチルホルムアミド(21)の混合物を、室
温で一夜@痒した。ざらにジメチルホルムアミド(50
0aiりを加え、攪拌を24時間続けた。ジメチルホル
ムアミドを真空中で留去し、残留物に水(21)を加え
た。生成した固体を集め、水で洗浄し、乾燥し、IMs
から再結晶すると、新規化合物、1−メチル−4−オキ
ソ−7−トリフルオロメチル−1.4−ジヒドロキノリ
ン−3−カルボン酸エチルエステルが得られた。融点2
22〜2244。
(ハ) 上記エステル(6.89)とアンモニア水(比
重0.88、100m)の混合物を攪拌しながら蒸気浴
上で加熱した。さらにアンモニア水(100d)を加え
、加熱攪拌を24時間続けた。
混合物を全部まで冷却し、生成した固体を集め、水で洗
浄し、乾燥した。固体を、沸騰ジクロロメタン/IMS
1:1に溶解し、ジクロロメタンを共沸蒸留によって除
去し、混合物を冷却することにより再結晶した。得られ
た固体を集め、乾燥すると、新規化合物、1−メチル−
4−オキソ−7−トリフルオロメチル−1.4−ジヒド
ロキノリン−3−カルボキシアミドが得られた。融点2
88〜292°。
例7 ツークロロ−1−メチル−4−オキソ−゛1,4ージヒ
ドロキノリンー3ーカルボン酸エチルエステル(5g)
とメチルアミンの1MS溶液(32%:35ae)の混
合物に三フッ化ホウ素エーテラート(5ae)を注意深
く加え、この混合物を還流化に8時間煮沸した。周分の
三フッ化ホウ素エーテラートおよびメチル7421MS
溶液を加え、混合物を還流下に24時間煮沸した。さら
に同量の三フッ化ホウ素エーテラートおよびメチル74
21MS溶液を加え、混合物を還流下に8時間煮沸した
。混合物を室温に16時間11i置したのち、ろ過した
。残留物をIMSで洗浄し、乾燥し、含水IMSから再
結晶すると、新規化合物、7−クロロ−1.N−ジメチ
ル−4−オキソ−1.4−ジヒドロキノリン−3−、カ
ルボキシアミドが得られた。融点266〜263°。
例8 (2) 例5@に記載したと同様にして、7−tert
−ブチル−4−ヒドロキシキノリン−3−カルボン酸エ
チルエステルをメチル化すると、新規化合物、7−te
rt−ブチル−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒ
ドロキノリン−3−カルボン酸エチルエステルが得られ
た。融点137、5〜139.5°。
(ハ) 上記エステル(7.669>とアンモニア飽和
メタノール(150−)の混合物をステンレス製耐圧容
器にとり、150°で23時間加熱した。冷却後、固体
生成物をろ過して集め、メタノールで洗浄した。生成物
を、商品名キーゼルゲル60(にieselgel 6
 0 )で市販されているシリカゲル上、溶出液として
ジクロロメタン:IMS95:5を用いてフラッシュク
ロマドグラフイー〔ジャーナル・オブ・オーガニック・
ケミストリー (J、 Oro、 Chet ) 、第
43巻、2923〜5(1978)参照)により精製し
た。新規化合物、7−tert−ブチル−1−メチル−
4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボキ
シアミド、融点268〜270’  (IMSより)が
得られた。
例9 (2) 例1(2)に記載したと同様にして、6−フル
オロ−4−ヒドロキシキノリン−3−カルボン酸エチル
エステルをメチル化すると、新規化合物、6−フルオロ
−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン
−3−カルボン酸エチルエステルが得られた。融点19
3〜195°。
(へ) 上記エステル(109)、アンモニア水溶液(
比重0.88.200m)およびカプリルアルコール(
2〜3滴)の混合物を攪拌しながら、95〜100°に
24時間加熱した。ざらにアンモニア<150id)を
追加し、95〜100°でさらに24時間攪拌した。固
体生成物をろ過して集め、沸1111Msで洗浄すると
、新規化合物、6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ
−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボキシアミドが
得られた。融点295〜299°。
i1及 カプセルの製造に際しては、活性化合物100重1部と
乳糖250重量部を粉砕し、混合する。
この混合物を、1カプセル中の活性化合物含量が100
#iFになるように硬質ゼラチンカプセルに充填する。
例11 以下の成分から錠剤を製造する。
1監1 活性化合物           100乳糖    
          100トーモロコシデンプン  
     22ポリビニルピロリドン       1
0ステアリン酸マグネシウム      3活性化合物
、乳糖およびデンプンの一部を粉砕、配合し、得らた混
合物をポリビニルビOリドンのエタノール溶液で顆粒化
する。乾燥顆粒をステアリン酸マグネシウムおよび残っ
たデンプンと混合する。ついで混合物を打錠機で圧縮し
、活性化合WΩ邑10019の錠剤を得る。
例12 例11の方法により錠剤を製造する。エタノール:ジク
ロロメタン1:1中20%セルロースアセテートフタレ
ートおよび3%ジエチルフタレートの溶液を用い、慣用
方法によって、錠剤にIII溶性コーティングを施す。
例13 坐剤の製造に際しては、活性化合物100重緻部をトリ
グリセライド坐剤基剤130(11d部に加え、この混
合物を活性化合物100ηを含有する坐剤に成型する。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I 〔式中、キノロン環の2、3位間の点線はこの結合が単
    結合のほか二重結合であつてもよいことを示し、Rは水
    素または低級アルキル、R_1は低級アルキル、R_2
    、R_3およびR_4はたがいに同種でも異種でもよく
    、水素、ハロ、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ア
    ルキルチオ、低級アルキルスルフィニル、低級アルキル
    スルホニル、トリフルオロメチル、シアノもしくはフッ
    素化低級アルコキシ;または低級アルキル、低級アルコ
    キシ、低級アルキルチオ、ハロおよびトリフルオロメチ
    ルから選ばれる1個もしくは2個の基で置換されていて
    もよいフェニル;または基−OArもしくは基−S(O
    )_nAr(式中、Arは低級アルキル、低級アルコキ
    シ、低級アルキルチオ、ハロおよびトリフルオロメチル
    から選ばれる1個もしくは2個の基で置換されていても
    よいフェニルであり、nは0、1または2である);ま
    たは基 −NR_5R_6(式中、R_5およびR_6はたがい
    に同種でも異種でもよく低級アルキルであるか、または
    それらが結合する窒素原子とともに、酸素、窒素および
    イオウから選ばれるヘテロ原子をさらに含んでいてもよ
    い5〜7員環を形成することを示す)もしくはそのN−
    オキシドである。ただし、(8)2,3位間が二重結合
    であり、R_1がメチル、Rが水素の場合には、R_2
    、R_3およびR_4の中の少なくとも1個は水素以外
    の基であり、(b)2、3位間が二重結合であり、Rが
    低級アルキル、R_3およびR_4が水素である場合に
    は、R_2は水素または低級アルコキシ以外の基である
    〕で示されるキノロン誘導体。
  2. (2)キノロン環の2、3位間が二重結合であり、Rは
    水素である特許請求の範囲第1項記載のキノロン誘導体
  3. (3)キノロン環の2、3位間が二重結合であり、Rは
    低級アルキルである特許請求の範囲第1項記載のキノロ
    ン誘導体。
  4. (4)R_4が水素、R_2およびR_3はたがいに同
    種または異種であつて、水素、ハロ、低級アルキル、低
    級アルコキシ、トリフルオロメチル、シアノまたはフッ
    素化低級アルコキシである特許請求の範囲第2項記載の
    キノロン誘導体。
  5. (5)式VIII ▲数式、化学式、表等があります▼VIII 〔式中、Rは水素、R_1は1個から4個までの炭素原
    子を有するアルキル、R_2は水素、ハロ、1個から4
    個までの炭素原子を有するアルキルまたは1個から4個
    までの炭素原子を有するアルコキシ、R_3は水素、ハ
    ロ、1個から4個までの炭素原子を有するアルキル、1
    個から4個までの炭素原子を有するアルコキシ、トリフ
    ルオロメチル、シアノまたは1個から4個までの炭素原
    子を有するフッ素化アルコキシである。ただし、R_1
    がメチルである場合にはR_2およびR_3の少なくと
    も一方は水素以外の基である〕で示されるキノロン誘導
    体。
  6. (6)R_2が水素である特許請求の範囲第5項記載の
    キノロン誘導体。
  7. (7)R_1がメチルである特許請求の範囲第6項記載
    のキノロン誘導体。
  8. (8)R_3がフッ素、塩素またはトリフルオロメチル
    である特許請求の範囲第7項記載のキノロン誘導体。
  9. (9)R_4が水素、R_2およびR_3はたがいに同
    種または異種であつて、水素、ハロ、低級アルキル、低
    級アルコキシ、トリフルオロメチル、シアノまたはフッ
    素化低級アルコキシである特許請求の範囲第3項記載の
    キノロン誘導体。
  10. (10)式VIIIにおいて、RおよびR_1はたがいに同
    種または異種であつて1個から4個までの炭素原子を有
    するアルキルであり、R_2は水素、ハロ、1個から4
    個までの炭素原子を有するアルキルまたは1個から4個
    までの炭素原子を有するアルコキシであり、R_3は水
    素、ハロ、1個から4個までの炭素原子を有するアルキ
    ル、1個から4個までの炭素原子を有するアルコキシ、
    トリフルオロメチル、シアノまたは1個から4個までの
    炭素原子を有するフッ素化アルコキシであるが、R_2
    およびR_3の一方が水素である場合は、R_2および
    R_3の他方は水素または1個から4個までの炭素原子
    を有するアルコキシ以外の基であるキノロン誘導体。
  11. (11)R_2が水素である特許請求の範囲第10項記
    載のキノロン誘導体。
  12. (12)RおよびR_1がメチルである特許請求の範囲
    第11項記載のキノロン誘導体。
  13. (13)7−クロロ−1,N−ジメチル−4−オキソ−
    1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボキシアミドであ
    る特許請求の範囲第10項記載のキノロン誘導体。
  14. (14)特許請求の範囲第1項記載のキノロン誘導体と
    医薬的に許容される担体とからなる医薬組成物。
  15. (15)特許請求の範囲第2項および第4項から第8項
    までのいずれかに記載のキノロン誘導体と医薬的に許容
    される担体とからなる医薬組成物。
  16. (16)単位投与量剤型とした特許請求の範囲第15項
    記載の医薬組成物。
  17. (17)特許請求の範囲第3項および第9項から第13
    項までのいずれかに記載のキノロン誘導体と医薬的に許
    容される担体とからなる医薬組成物。
  18. (18)単位投与量剤型とした特許請求の範囲第17項
    記載の医薬組成物。
  19. (19)式 I においてキノロン環の2、3位間の点線
    はこの結合が単結合のほか二重結合であつてもよいこと
    を示し、Rは水素または低級アルキル、R_1は低級ア
    ルキル、R_2、R_3およびR_4はたがいに同種で
    も異種でもよく、水素、ハロ、低級アルキル、低級アル
    コキシ、低級アルキルチオ、低級アルキルスルフィニル
    、低級アルキルスルホニル、トリフルオロメチル、シア
    ノもしくはフッ素化低級アルコキシ;または低級アルキ
    ル、低級アルコキシ、低級アルキルチオ、ハロおよびト
    リフルオロメチルから選ばれる1個もしくは2個の基で
    置換されていてもよいフェニル;または基−OArもし
    くは基−S(O)_nAr(式中、Arは低級アルキル
    、低級アルコキシ、低級アルキルチオ、ハロおよびトリ
    フルオロメチルから選ばれる1個もしくは2個の基で置
    換されていてもよいフェニルであり、nは0.1または
    2である);または基−NR_5R_6(式中、R_5
    およびR_6はたがいに同種でも異種でもよく低級アル
    キルであるか、またはそれらが結合する窒素原子ととも
    に、酸素、窒素およびイオウから選ばれるヘテロ原子を
    さらに含んでいてもよい5〜7員環を形成することを示
    す)もしくはそのN−オキシドである化合物を哺乳類動
    物に投与する高血圧哺乳類動物の血圧を降下させる方法
  20. (20)キノロン環の2、3位間が二重結合であり、R
    は水素である特許請求の範囲第19項記載の方法。
  21. (21)キノロン環の2、3位間が二重結合であり、R
    は低級アルキルである特許請求の範囲第19項記載の方
    法。
  22. (22)アンモニアまたはアミンRNH_2を式II▲数
    式、化学式、表等があります▼II (式中、キノロン環の2、3位間の点線はこの結合が単
    結合のほか二重結合であつてもよいことを示し、R_1
    、R_2、R_3およびR_4は特許請求の範囲第1項
    において定義したと同義である)で示されるアシル基を
    与えることが可能なアシル化剤と反応させる特許請求の
    範囲第1項おける式 I のキノロン誘導体の製造方法。
  23. (23)キノロン環の2、3位間は二重結合であり、R
    は水素であり、アシル化剤は相当するカルボン酸、カル
    ボン酸エステル、酸無水物、混合酸無水物、酸ハライド
    および酸とカルボジイミドの混合物から選ばれる特許請
    求の範囲第22項記載の製造方法。
  24. (24)キノロン環の2、3位間は二重結合であり、R
    は低級アルキルであり、アシル化剤は相当するカルボン
    酸、カルボン酸エステル、酸無水物、混合酸無水物、酸
    ハライドおよび酸とカルボジイミドの混合物から選ばれ
    る特許請求の範囲第22項記載の製造方法。
JP17924085A 1984-08-15 1985-08-14 キノロン誘導体、その製造方法及びそれを含有する医薬組成物 Pending JPS6163657A (ja)

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GB8503625 1985-02-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6461461A (en) * 1987-09-01 1989-03-08 Otsuka Pharma Co Ltd Benzohetero ring derivative

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JPS6461461A (en) * 1987-09-01 1989-03-08 Otsuka Pharma Co Ltd Benzohetero ring derivative

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