JPS6163426A - 電磁波遮蔽成形物の製造方法 - Google Patents
電磁波遮蔽成形物の製造方法Info
- Publication number
- JPS6163426A JPS6163426A JP17566884A JP17566884A JPS6163426A JP S6163426 A JPS6163426 A JP S6163426A JP 17566884 A JP17566884 A JP 17566884A JP 17566884 A JP17566884 A JP 17566884A JP S6163426 A JPS6163426 A JP S6163426A
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- JP
- Japan
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- fusion
- point
- gap
- low
- alloy
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- Granted
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
- B29C2045/1696—Making multilayered or multicoloured articles injecting metallic layers and plastic material layers
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電磁波の遮蔽性を有する成形物の製造方法に関
するものであり、殊に低融点金属若しくは低融点合金(
以下単に低融点金属と称する)と熱可塑性樹脂との多層
成形物の射出成形法に関するものである。
するものであり、殊に低融点金属若しくは低融点合金(
以下単に低融点金属と称する)と熱可塑性樹脂との多層
成形物の射出成形法に関するものである。
近年、電子機器の急速な普及により、それらが発する電
磁波を防止する電磁波遮蔽材料が注目され、多くの提案
がなされている。
磁波を防止する電磁波遮蔽材料が注目され、多くの提案
がなされている。
中でも、導電性を有する金属の粉末やフレークを合成樹
脂に練り込む方法や金属繊維を練り込む方法などが多く
提案されている。
脂に練り込む方法や金属繊維を練り込む方法などが多く
提案されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、電磁波を遮蔽するための高度の導電性を得るた
めには多量の充填伍が必要となるし、また金属繊維の場
合には、充填mは比較的少的ですむが、金属を繊維化す
るのが非能率的であるため、金属はその地金に比べて非
常に高価なものとなって0る。また、金属の板や金網を
合成樹脂板と貼り合せて用いる提案もなされているが、
この場合には平板状の板もしくはゆるやかな形状にしか
賦型することができないため、一般のOA Ijl器の
筐体などの複雑な形状のものを作ることができない。そ
のため何れの方法も未だ広く実用化されるまでには至っ
ていない。
めには多量の充填伍が必要となるし、また金属繊維の場
合には、充填mは比較的少的ですむが、金属を繊維化す
るのが非能率的であるため、金属はその地金に比べて非
常に高価なものとなって0る。また、金属の板や金網を
合成樹脂板と貼り合せて用いる提案もなされているが、
この場合には平板状の板もしくはゆるやかな形状にしか
賦型することができないため、一般のOA Ijl器の
筐体などの複雑な形状のものを作ることができない。そ
のため何れの方法も未だ広く実用化されるまでには至っ
ていない。
この様な従来技術の現状に対して、本発明は合成樹脂の
複雑形状の例えば筺体を成形づる際に有利な成形法を提
供したもので熱可塑性樹脂を多層に射出成形するにあた
り、低融点金属ないしは合金を該金属ないしは合金の融
点以上ぐ上記の熱可塑性樹脂層間に圧入して低融点金属
ないしは合金の中間層を少くとも一層形成ばしめること
を特徴とする、目的の高度の導電性を与える成形方法を
提供するものである。
複雑形状の例えば筺体を成形づる際に有利な成形法を提
供したもので熱可塑性樹脂を多層に射出成形するにあた
り、低融点金属ないしは合金を該金属ないしは合金の融
点以上ぐ上記の熱可塑性樹脂層間に圧入して低融点金属
ないしは合金の中間層を少くとも一層形成ばしめること
を特徴とする、目的の高度の導電性を与える成形方法を
提供するものである。
本発明に用いる熱可塑性樹脂は射出成形可能な熱可塑性
樹脂であれば特に制約されるものではないが、アイオノ
マー樹脂をブレンドするのがより好ましい。すなわち、
アイオノマー樹脂は低融点金属と熱可塑性樹脂との密着
性を向上させるためにブレンドされるが、5重量部以上
ブレンドさせるとその効果が大きい。
樹脂であれば特に制約されるものではないが、アイオノ
マー樹脂をブレンドするのがより好ましい。すなわち、
アイオノマー樹脂は低融点金属と熱可塑性樹脂との密着
性を向上させるためにブレンドされるが、5重量部以上
ブレンドさせるとその効果が大きい。
射出成形可能な熱可塑性樹脂としてはポリオレフィン系
、ポリスチレン系、ポリ塩化ビニル系、ポリアクリル酸
エステル系、ポリメタアクリル酸エステル系、ポリアク
リロニトリル系、ポリブタジェン系、ポリアミド類、ポ
リエステル類もしくはこれらの変性物、共重合物、混合
物などが挙げられる。
、ポリスチレン系、ポリ塩化ビニル系、ポリアクリル酸
エステル系、ポリメタアクリル酸エステル系、ポリアク
リロニトリル系、ポリブタジェン系、ポリアミド類、ポ
リエステル類もしくはこれらの変性物、共重合物、混合
物などが挙げられる。
これらは射出成形性や射出成形後の成形物の物性要求に
より適宜選択される。
より適宜選択される。
低融点金属としては、熱可塑性樹脂の射出成形可能な温
度域以下の融点を有するもので1錫、鉛、ビスマス、亜
鉛、カドミウム、アンチモン等の単体もしくは合金を例
示することができる。
度域以下の融点を有するもので1錫、鉛、ビスマス、亜
鉛、カドミウム、アンチモン等の単体もしくは合金を例
示することができる。
射出成形可能な温度域は通常400℃以下である。
本発明の成形方法を実施態様を示した図面に基づいて説
明する。
明する。
図面は金型の模式図であり、金型4.5の間隙2に対し
て熱可塑性樹脂を射出孔3または1より射出する。この
場合、熱可塑性樹脂中にはアイオノマー樹脂を5重量部
以上ブレンドしておくことが望ましい。その理由は続い
て圧入する金属との密着性を向上させるためである。次
いで間隙2をわずかに広げてM層間隔を作り、空間側の
射出孔1または3より、低融点金属または合金をその融
点より十分高い温度にして金型間隙2内に圧入し固化さ
せる。
て熱可塑性樹脂を射出孔3または1より射出する。この
場合、熱可塑性樹脂中にはアイオノマー樹脂を5重量部
以上ブレンドしておくことが望ましい。その理由は続い
て圧入する金属との密着性を向上させるためである。次
いで間隙2をわずかに広げてM層間隔を作り、空間側の
射出孔1または3より、低融点金属または合金をその融
点より十分高い温度にして金型間隙2内に圧入し固化さ
せる。
次いで、更に間隙2を広げて金型壁と低融点合金との間
に薄層空間を作り、空間側の射出孔1または3より該低
融点金属の融点以下の融点または軟化点を持つ熱可塑性
樹脂を該低融点金属の融点以下の温度で射出することに
よって、中間層を有する多層の成形体を得ることができ
る。
に薄層空間を作り、空間側の射出孔1または3より該低
融点金属の融点以下の融点または軟化点を持つ熱可塑性
樹脂を該低融点金属の融点以下の温度で射出することに
よって、中間層を有する多層の成形体を得ることができ
る。
(実施例〕
ABS樹脂 J S RA B S 42 95f
lffi81!(日本合成ゴム社製) アイオノマー樹脂 サーリンA 511部をブレン
ドして金型の射出孔3より250℃で間隙2に流し込み
、金型温度200℃まで冷7JI 1.、た後、間隙2
を0.2mm更に聞き、射出孔1より220℃に加熱溶
融している鉛−錫合金(紺(点200℃)を圧入し、更
に金型を190℃まで冷却し該金属が固化した後、金型
間隙2を1HR開き、射出孔1よりABS樹脂 JSR
ABS35を190℃で圧入し、冷却固化した後、金型
を全開してカップ状の成形物を得た。
lffi81!(日本合成ゴム社製) アイオノマー樹脂 サーリンA 511部をブレン
ドして金型の射出孔3より250℃で間隙2に流し込み
、金型温度200℃まで冷7JI 1.、た後、間隙2
を0.2mm更に聞き、射出孔1より220℃に加熱溶
融している鉛−錫合金(紺(点200℃)を圧入し、更
に金型を190℃まで冷却し該金属が固化した後、金型
間隙2を1HR開き、射出孔1よりABS樹脂 JSR
ABS35を190℃で圧入し、冷却固化した後、金型
を全開してカップ状の成形物を得た。
この成形物の電気抵抗は4X 10′Ω・cmの比抵抗
を示し、電磁波シールドに充分な電気伝導度であった。
を示し、電磁波シールドに充分な電気伝導度であった。
本発明は従来の合成樹脂に導電性を有する金属粉末、°
フレークおよび金属繊維を練り込む方法とは異なり、射
出成形のみで電磁波シールドに充分な電気伝導度を有す
る電磁波遮蔽材料を製造する方法で、工程が簡略化され
ると共に複雑な形状の筐体を成形し得るところに特徴を
有するものである。
フレークおよび金属繊維を練り込む方法とは異なり、射
出成形のみで電磁波シールドに充分な電気伝導度を有す
る電磁波遮蔽材料を製造する方法で、工程が簡略化され
ると共に複雑な形状の筐体を成形し得るところに特徴を
有するものである。
第1図は本発明の実施例で使用した金型の1例を示した
模式図である。 1.3・・・射出孔 2・・・間隙 4.5・・・金型 第1図
模式図である。 1.3・・・射出孔 2・・・間隙 4.5・・・金型 第1図
Claims (2)
- (1)熱可塑性樹脂を多層に射出成形するにあたり、低
融点金属ないしは合金を該金属ないしは合金の融点以上
で上記の熱可塑性樹脂層間に圧入して低融点金属ないし
は合金の中間層を少くとも一層形成せしめることを特徴
とする射出成形方法。 - (2)熱可塑性樹脂にアイオノマー樹脂を含む特許請求
の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17566884A JPS6163426A (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | 電磁波遮蔽成形物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17566884A JPS6163426A (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | 電磁波遮蔽成形物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6163426A true JPS6163426A (ja) | 1986-04-01 |
JPH0136773B2 JPH0136773B2 (ja) | 1989-08-02 |
Family
ID=16000136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17566884A Granted JPS6163426A (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | 電磁波遮蔽成形物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6163426A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0485014A (ja) * | 1990-07-27 | 1992-03-18 | Nissei Plastics Ind Co | 複合成形品の成形方法 |
DE19638322A1 (de) * | 1996-09-19 | 1998-03-26 | Ver Foerderung Inst Kunststoff | Verfahren zur Herstellung von Kunststoffbauteilen mit elektrisch leitfähiger Oberfläche |
WO1998035808A1 (en) * | 1997-01-29 | 1998-08-20 | Jes Tougaard Gram | Procedure and machinery for the moulding of an assembled object |
EP1063078A3 (de) * | 1999-06-21 | 2001-07-04 | Rasmussen GmbH | Verfahren zur Herstellung eines Stutzens |
DE10312723A1 (de) * | 2003-03-21 | 2004-09-30 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Verfahren zur Herstellung eines Laugenbehälters für eine Waschmaschine und danach hergestellter Laugenbehälter |
-
1984
- 1984-08-23 JP JP17566884A patent/JPS6163426A/ja active Granted
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0485014A (ja) * | 1990-07-27 | 1992-03-18 | Nissei Plastics Ind Co | 複合成形品の成形方法 |
DE19638322A1 (de) * | 1996-09-19 | 1998-03-26 | Ver Foerderung Inst Kunststoff | Verfahren zur Herstellung von Kunststoffbauteilen mit elektrisch leitfähiger Oberfläche |
WO1998035808A1 (en) * | 1997-01-29 | 1998-08-20 | Jes Tougaard Gram | Procedure and machinery for the moulding of an assembled object |
CN1102492C (zh) * | 1997-01-29 | 2003-03-05 | 耶丝·图加亚尔德·格拉姆 | 模制一组装物品的工序和机器 |
US7497676B2 (en) | 1997-01-29 | 2009-03-03 | Jes Tougaard Gram | Procedure and machinery for the molding of an assembled object |
EP1063078A3 (de) * | 1999-06-21 | 2001-07-04 | Rasmussen GmbH | Verfahren zur Herstellung eines Stutzens |
DE10312723A1 (de) * | 2003-03-21 | 2004-09-30 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Verfahren zur Herstellung eines Laugenbehälters für eine Waschmaschine und danach hergestellter Laugenbehälter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0136773B2 (ja) | 1989-08-02 |
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