JPS6163370A - 自動ア−ク溶接の異常検出方法 - Google Patents

自動ア−ク溶接の異常検出方法

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JPS6163370A
JPS6163370A JP59185896A JP18589684A JPS6163370A JP S6163370 A JPS6163370 A JP S6163370A JP 59185896 A JP59185896 A JP 59185896A JP 18589684 A JP18589684 A JP 18589684A JP S6163370 A JPS6163370 A JP S6163370A
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JP
Japan
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welding
arc
line
welding line
workpiece
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JP59185896A
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Naoki Noda
直樹 野田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/02Seam welding; Backing means; Inserts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動アーク溶接の異常検出方法、特に位置ずれ
補正動作を行う自動アーク溶接の異常検出方法に関する
[従来の技術] 従来より、例えばティーチングプレイバック方式を採用
し、予め所定の溶接ラインをコンピュータにティーチン
グする自動アーク溶接方法が周知であり、この溶接方法
によれば、設定されたティーチング溶接ラインに沿って
トーチを移動しワークのアーク溶接を自動的に行うこと
ができることから、例えば自動車の溶接工程及びその他
の人足生産ラインにおける繰返し溶接に幅広く用いられ
ている。
ところで、このようなワークの自動アーク溶接を良好に
tlうためには、溶接の対象となるワークの実際の溶接
ラインが予め定められたティーチング溶接ラインと一致
するようにワークを正確に位置決めし、また実際の溶接
ラインとティーチング溶接ラインとの間に所定の位置ず
れが検出された場合にはこれを自動的に補正する位置ず
れ補正動作を行うことが必要となる。
このため、従来よりこのようなワークの実際の溶接ライ
ンとティーチング溶接ラインとの位置ずれを検出し、該
位置ずれを自動的に補正する位置ずれ補正方法が提案さ
れており、このような位置ずれ補正方法を用いることに
より、多少のワークの位置ずれにかかわりなく該ワーク
をその実際の溶接ラインに沿って確実にアーク溶接する
ことが可能となる。
〔発明が解決しようとする問題点] 従来の問題点 しかし、従来の方法は、このような位置ずれ補正を行う
に当たり、単にワークの実際の溶接ラインとティーチン
グ溶接ラインとのずれ幅を検出するのみで、該ずれ幅が
、ワークが製品として成立するためにFr容される限度
以上であるか否かの判別を行わなかった。このため、従
来の方法においでは、このような許容限度以上のずれ幅
をもって位置決めされたワークに対しても位置ずれ補正
動作を伴ったアーク溶接を行ってしまい不良品を生産し
てしまうという問題があった。
また、このような従来の方法にJ5いては、位置ずれ補
正システムの故障、誤動作を判別することなく、ワーク
の位置ずれ補正動作を行っている。
このため、例えば位置ずれ補正装置が故障し、あるいは
外乱、特にアーク電流及びアーク電圧の急激な変化に伴
い発生するノイズ等により装置が誤動作したような場合
には、ティーチング溶接ラインがワークの実際の溶接ラ
インに対しまったく誤った方向、誤った門をもって補正
され、ワーク自体の溶接を実際に必要とされる溶接ライ
ンとは仝    ゛く異なった位置にて行い溶接欠陥が
発生するという問題があった。
1+とl珀 本発明は、このような従来の課題に鑑み為されたもので
あり、その目的は、許容限度を越えたワークの位置ずれ
又は位置ずれ補正の誤動作を検出し、ワークの溶接欠陥
の発生を防止することの可能な自動アーク溶接の異常検
出方法を提供することにある。
[問題点を解決するための手段及び作用]前記目的を達
成するため、本発明の方法は、ティーチング溶接ライン
と実際の溶接ラインとのずれ幅を検出し、検出されたず
れ幅が所定の基準許容ずれ幅を上回った際、これを異常
と判別し異常検出信号を出力することを特徴とする。
[実施例コ 、次に本発明の好適な実施例を図面に基づき説明する。
第7実施例 第2図には本実施例において用いられる自動アーク溶接
装置が示されており、実施例の装置は、先端から溶接ワ
イヤ10が送給されるトーチ12を有し、該トーチ12
を溶接ロボット14のアーム16に取付けて3次元的に
移動し、ワーク18のアーク溶接を行っている。
このアーク溶接は、ワークを冶具(図示せず)を用いて
予め定められた所定の溶接ラインに沿って位置決めし、
その後溶接電源22からワーク18と溶接ワイヤ10の
間に所定の溶接電圧を印加し、トーチ12とともに溶接
ワイヤ10を予め定められた所定の溶接ラインに沿って
移動することにより准められる。
このようにしてアーク溶接を行うと、溶接ワイヤ10の
先端は順次消耗していくためその消耗mに対応した長さ
の溶接ワイヤ10を順次補給する必髪がある。このため
実施例の装置においては、溶接ワイ覧710が予め所定
同ドラム24に巻装されており、このようにして巻装さ
れた溶接ワイヤ10がワイヤ送給モータ26により消耗
♀に応じて順次連続的に供給される。
さらに、本実施例の装置においては、ガスシールド用ボ
ンベ28内に封入されたシールドガスがトーチ12を介
して溶接ワイヤ10の先端方向に向けて吹出され、ワー
ク18の溶接を良好なものとしている。
また、本実施例の装置は、前記アーク溶接に先立ってワ
ーク18の溶接ラインがロボット制御盤30内のメモリ
に予めティーチングされる。そして、ロボット制御盤3
0は、冶具によりワーク18が設訂される毎に、溶接ロ
ボット14等を制御し前記ティーチング溶接ラインに沿
って該ワーク18の溶接を行う。
従って、この装置によれば、ワーク18、例えば順次搬
送されてくる自動車部品等の溶接をティーチング溶接ラ
インに沿って正確に行うことが可能となる。
第1図には、基本となる一方のワーク18aに対し他方
のワーク18bが冶具等を用いて予め定められた所定の
ティーチング溶接ラインABに沿って位置決めされた場
合が示されており、第2図に示す自動アーク溶接装置に
より、該ティーチング溶接ラインABに沿ってアーク溶
接を(jうことにより、−・方のワーク18aに他方の
ワーク18bが確実にアーク溶接されることになる。
ところで、図中鎖線で示すごとく、基本と<Eるソー9
18a上において、他方のワーク181)がティーチン
グ溶接ラインABに対し幅dだけ一律にずれて位置決め
された場合には、予め設定されたティーチング溶接ライ
ンA[3が実際溶接ラインのA’ B’とずれてしまい
1両ワーク18a。
18bの溶接を行うことができなくなるという問題があ
る。
このため、本実施例の装置には位置ずれ補正装置が設け
られ、ワーク18a、18bのアーク溶接を行うにあた
り、ティーチング溶接ラインABとワークの実際の溶接
ラインA−B′とのずれ幅dを検出している。そして、
検出されたずれ幅dを補正ずれ幅として用い、ティーチ
ング溶接ラインABをワークの実際の溶接ラインA”B
′と一致するように補正している。
このようにすることにより、予め設定されたティーチン
グ溶接ラインABに対しワーク18bが所定のずれ幅d
をもって位置決めされた場合においても、ティーチング
溶接ラインABを実際の溶接ラインA′B−と一致させ
てワーク18a。
18bのアーク溶接を行なうができる。
本発明の特徴的事項はこのような位置ずれ補正動作を行
うにあたり、検出されたティーチング溶接ラインABと
実際の溶接ラインA′8′との補正ずれ幅dが、所定の
基準許容fれ幅Kを上回るか否かを判別する異常検出動
作を行い、この異常検出動作の結果の補正のずれ幅dが
基準許容ずれ幅Kを上回った際アーク溶接動作を防げる
異常発生したと判別し異常検出信号を出力することにあ
る。
従って、本発明によれば、このような異常検出動作をワ
ーク18a、18bのアーク溶接に先だって行うことに
より、ティーチング溶接ラインABに対するワーク18
bの溶接ラインA−B′が、該ワーク18a、18bが
製品として成立する許容ずれ幅Kを上回っている場合に
はこれを確実に検出して該ワークのアーク溶接を未然に
中止し、このような位置ずれに起因する不良品の発生を
未然に防止することが可能となる。
また、このような異常検出動作をアーク18a。
18bの自動アーク溶接中に行うことにより、例えばシ
ステムの故障及び誤動作によりティーチング溶接ライン
ABと実際の溶接ラインA”B′との補正ずれ幅dが基
準許容ずれ幅を上回った場合にも、該システムの誤動作
を確実に検出しシステムの故障及び誤動作に伴うワーク
の溶接欠陥の発生を未然に防止することが可能となる。
ところで、本発明の異常検出方法は、各種の位置ずれ補
正方法を用いる自動アーク溶接に適用可能であり、例え
ば、このような位置ずれ補正り法として、ウィービング
法やレーザ光、TVカメラ等を用いる各種の方法が開発
実用化されている。
すなわち、ウィービング法によれば、溶接ワイヤを溶接
ラインと直交する方向に所定振幅で交Hに#l動させ(
ウィービング)、溶接ラインを縫うようにしてワークの
アーク溶接を行っている。そして、この際発生する溶接
電圧及び溶接電流の位相ずれからワークの位置ずれを検
出し、該検出データに基づき予め設定されたティーチン
グ溶接う12合自動的に補正しワークのアーク溶接を行
っている。
また、レーデ光、TVカメラ等を用いる方法によれば、
アーク溶接に先だってレーザ光を走査し、あるいはTV
カメラ等によって得られる映像パターンを認識すること
により、ティーチング溶接ラインに対するワークの位置
ずれを検出し、該検出データに基づき予め定められたテ
ィーチング溶接ラインを自動的に補正しワークのアーク
溶接を行っている。
従って、このような各種の位置ずれ補正方法を採用する
自動アーク溶接においては、検出されたずれ幅に基づき
本発明に係る異常検出動作を行うことにより、ワークの
アーク溶接動作を妨げる異常の検出を確実に行うことが
可能となる。
次に、本発明の異常検出方法が適用される位置ずれ補正
方法について説明する。
本実施例の装首にJ3いては、ティーチング溶接ライン
AI3に対する実際の溶接ラインA−B−の補正ずれ幅
dの測定を、ワーク18a、18bの7−り溶接に先だ
ってティーチング溶接ライン△Bと交差する検出ライン
SEに沿って位置ずれ検出用7−り走査をすることによ
り行っている。
すなわち、このような位置ずれ検出用アーク走査を行う
ことにより、このアーク走査時に発生ずるアーク電流又
はアーク電圧変化に基づき、ティーチング溶接ラインA
Bの実際の溶接ラインA′B−に対するずれ幅dを検出
することができ、該ずれ幅dに基づきティーチング溶接
ラインABを実際の溶接ライン/MB−と一致さヒる補
正を行っている。
ここにおいて、その位置ずれ検出用のアーク走査は、テ
ィー、チング溶接ラインABと始点Aにて直交する検出
ラインSEに沿って行なわれ、その    。
走査方向はSからE又はEからSのいずれの方向に向か
って行ってもよい。実施例においては、このアーク走査
をSからEに向けて行っている。
第3図には、このようにして行われる位置ずれ検出用ア
ーク走査が示されており、第4図にはそのアーク電流波
形が示されている。
まず、SからEに向けて位置ずれ検出用のアーク走査を
行う。この際ワーク18bがティーチング溶接ラインA
Bに対して正確に位置決めされている場合には、その走
査ラインは5−IA→C→Eと変化するが、ワーク18
bがティーチング溶接ラインASに対し所定のずれ幅d
をもって位置決めされている場合には、その走査ライン
はS→△′−倉C′ 〉Eと変化する。
この際におけるアーク電流の変化は、第4図に示すごと
<5−=A’区間において一定であり、A′→C′区間
で急増し、C′→E区間で再度一定値となる。
これは、Δ′→C′区間をアーク走査が行われる場合に
は、溶接ワイヤ10の先端がA’ C’に沿って消耗さ
れ溶接ワイヤ10の長さが短くなり、この結果アークT
i流回路の抵抗圃が減少することに起因する。
すなわちS→A、′区間をアーク走査する場合には、溶
接ワイヤ10の送給堡が消耗量とバランスしてその長さ
がほぼ一定となるが、A’ C’区間をアーク走査する
場合には、急激にワイヤ先端が、ワークのA’ C’面
(縦壁)に接近し、ワイヤ10が余分に溶融する前に瞬
間的にアーク長が短くなる。アーク部分はワイヤ自体に
比べ抵抗値が非常に高いため、この瞬間にはワイヤ10
とアーク柱の合計の抵抗値が大幅に低下し、その結果、
アーク電流が急増する。この急増した電流によりワイヤ
10が余分に溶けて、やがてもとのアーク長に復帰して
いく。またC′ →E区間をアーク溶接する場合には溶
接ワイヤ10の送給聞と消耗量    ゛がバランスし
長さが減少した状態で一定の直となる。従って、アーク
電流回路内における抵抗値は、5−)A ’区間におい
て一定であり、A′ →C′区間において急激に減少し
、C′→E区間においCふたたび減少した状態で・一定
となる。
この結果、8点からE点に向けて位置ずれ検出用アーク
走査を行う場合には、そのアーク電流は第4図に示すご
と<A’ C’区間にJ3いて急激に増加するため、こ
のアーク電流増加開始時点を検出すれば、ワーク18b
のワーク18aに対する設置位置、すなわちワーク18
a、18bの実際の溶接う、インA’ B’を検出する
ことができる。
尚、アーク特、性値の変化によりワークの溶接線検出す
る方法、いわゆるアークセンシング法は、実施例のごと
く電流を用いるものの外、電圧変化を利用する乙のもあ
り、本発明においても全く同様に適用できる。
そして、このようにして検出されたワーク18a、18
bの実際の溶接ライン/MB”と予め記憶されたティー
チング溶接ラインASとを比較することにより、両者の
ずれ幅dを補正ずれ幅として検出することができる。
ここにおいて、本実施例の方法によれば、このようにし
て検出された補正ずれ幅dと予め設定された所定の基準
許容ずれ幅にとを比較する異常検出動作を行う。
そして、この異常検出動作の結果、補i[ずれ幅dがM
準許容ヂれ幅に1;1.下の場合にはなんらの異常も発
生しないと判別し溶接許可信?Jを出力づる。
これにより、実施例の装置は、該補正ずれ#?Adに基
づきティーチング溶接ラインABを実際の溶接ラインA
Bを実際の溶接ラインΔ′B−と一致するように補正を
開始する。
このようにすることにより予め設定されたiイーチング
溶接うインASに対しワーク18bが所定のずれ幅dを
もって位置決めされた場合においても、そのずれ幅dに
基づきティーチング溶接ラインASを実際の溶接ライン
△−8−と一致するように補正しアーク溶接を開始する
ために、ワーク18bの位置ずれに起因する溶接欠陥の
発佳を未然に防止し、ワーク18a、18bの確実なア
ーク溶接を行うことが可能となる。
また、前記異常検出動作の結果、検出された補正ずれ幅
dが所定の基準許容ヂれ幅Kを上回った際には、アーク
溶接を妨げるなんらかの異常が存在すると判別し、異常
検出信号を発生でる。これにより、実施例の装ごは、直
ちにアーク溶接を中止し、これと同時ド所定の警報を発
生して異常の発生を管理者に通知する。また、これ以外
にも、該ワーク18bに塗料等をスプレーし、後の検査
において容易に該ワーク18a、18bを検出可能とし
ている。
このようにすることにより、本発明によれば、ワーク1
8a、18bの溶接に先だって、該ワークのずれ幅dが
製品として許容しえないような基準レベルを上回ってい
る場合にはこれを未然に検出しそのアーク溶接を中止す
ることができ不良品の発生を未然に防止することができ
る。
また、本発明によれば、このような異常検出動作を、ワ
ーク18a、18bのアーク溶接中においても行うこと
ができ、このようにすることにより、アーク溶接中にな
んらかの原因で誤動作が発佳し補正後のティーング溶接
ラインABと実際の溶接ラインA=8−との補正ずれ幅
dIfi基準許容ずれ幅を上回った際にはこれをアーク
溶接動nの異常と判別し、前述した所定の異常処理動作
を行うことができる。従って、本発明によればこのよう
なアーク動作途中における異常の検出を確実に行いワー
ク18a、18bの連環欠陥の発生を未然に防止するこ
とも可能である。
−の  °去を  いた1+置の・7施例第5図にはこ
のような本発明に係る方法が適用される自動アーク溶接
装胃の好適な実施例が示され、第6図にはその動作を示
すタイミングチャートが示されている。
実施例の装置は、ティーチング溶化ラインが予め設定さ
れた溶接ライン出力回路32を含み、この溶接ライン出
力回路32から例えば前記第1図に示すティーチング溶
接ラインA8の位置信号が位置制御系34に向り供給さ
れる。
この位置制御系34は、供給された1g号が減算器36
、増幅器38を介し゛C入力されるアクブユ1−夕40
を含み、アクチユエータ40はその入力信号に基づき溶
接トーチ12の位置制御を(jう。
ここにおいて、アクチュエータ40の出力(よ、フィー
ドバック回路42を介して減算器36に]、C−ドパツ
クされており、従ってアクチコエーチ40は減算器36
の出力信号がOとなるように、すなわち溶接ライン出力
回路32から出力される位置信号とアクチェエータ40
によって制御される溶接トーチ12の位置が一致するよ
う溶接トーチ12の位置制御を行う。
従って、実施例の装置においは、溶接トーチ12が、溶
接ライン出力回路32から出力される信号すなわちティ
ーチング溶接ラインへBに沿って移動制御されることに
なる。
なお、このような溶接トーチ12の位置制御系34は通
常溶接ロボットに複数個設けられているが、実施例にお
いては説明を簡単にするために、その内の1個のみを図
示し説明している。
また、このようなティーチング溶接ラインABに沿った
トーチ12の移動制御開始と同時に、溶接電源22は、
溶接ワイヤ10及びワーク18間に所定の溶接電圧を印
加し、溶接ワイヤ10とティーチング溶接ラインとの間
にアークを発生させる。
従って、ワーク18a、18bは第1図に示づティーチ
ング溶接ラインABに10って確実にアーク溶接される
ことになる。
また、本実施例の装置においては、ワーク18aに位置
決めされたワーク18bのティーチング溶接ラインAB
に対するずれ幅dを予め検B1し、そのずれ幅dに基づ
きティーチング溶接ラインABをワーク18a、18b
の実際の溶接ラインA’ B’と−・致するよう補正す
る位置ずれ補正回路44が設けられている。
実施例において、この位置ずれ補正回路444;l:、
前述した位置ずれ検出用7−り走査の検出ラインSEが
予め設定された検出ライン出力回路46と、この検出ラ
インSEに沿った位置ずれ検出用アーク走査に基づきワ
ーク18bの設置位置を検出する位置検出回路48と、
検出されたワーク18bの設置位置と′ティーチング溶
接ラインASとのfす れ幅dを演算するずれ幅検出回路50と、を会む。
そして、位置制御系34の入力段に、溶1脂ライン出力
回路32ら出力される溶接ラインΔBの位置情報とずれ
幅検出回路50から出力されるずれ幅dとを加算する加
算4152を設け、溶接ライン出力回路32から出力さ
れるティーチング溶接ラインASをワーク18a、18
bの実際の溶接ラインA’ B’ と一致するように補
正し、この補正された溶接ラインA’ B’に基づきア
ーク溶接を行うことを可能としている。
また、実施例の装置においては、溶接ライン出力回路3
2の出力と検出ライン出力回路46の出力とを選択的に
加惇器52に入力する選択スイッチ54と、ずれ幅検出
回路50から加算器52に供給される1言号をオンオノ
するスイッチ56と、が設けられ、後述する補正指令部
58からの信号に基づき所定のスイッチング動作を行っ
ている。
木実/ll!例の特徴的事項は、前記位置ずれ補正回路
44が検出した補正ずれ幅dに基づき、アーク溶接を妨
げる異常の発生を検出する異常検出回路80を設けたこ
とにある。
実施例において、この異常検出回路80は、溶接ライン
出力回路32の出力と加算器52の出力とを差演算づ゛
ることにより位置ずれ補正回路44の検出する補正ずれ
幅dを演粋する減粋各82と、予め基準許容グれIKが
設定される判別レベル設定器84と、を含む。そして、
比較器86は、このようにして減算器82から入力され
る補正ずれ幅dと判別レベル設定器84から入力される
基準許容ずれ幅にと比較し、d<Kの場合には溶接許可
信号を出力し、d≧にの場合には異常検出伝号を出力す
る。
次に実施例の回路動作を説明する。
(1)位置スれ検出用アーク走査の開始まず、補正指令
部58から、位置ずれ検出指令信号すが出力されると、
スイッチ56はオノされ、また選択スイッチ54は検出
ライン出ツノ回路4G側にVJ苔わる。
これにより、検出ライン出力回路46からはiff置ず
れ検出用アーク走査の検出ラインS ’Eを表す信号が
位置制OII系34に供給され、1−−チ12は該検出
ラインSEに沿って移動を開始する1、また、前記位置
ずれ検出指令信号すが出力されると同時に、溶接電源2
2も駆動され、ワーク18のパルス溶接を開始する。パ
ルス溶接以外の溶接法、すなわち直流アーク溶接法もほ
ぼ同様に適用できる。
このようにして、実施例の装置によれば、位置ずれ検出
指令すの出力と同時に、所定の検出ラインSEに沿った
位置ずれ検出用アーク走査が開始される。
(2)fれ幅の演算 このようにして位置ずれ検出用アーク走査が開始される
と、このときに流れるアーク電流[(d)又は電圧の変
化に基づきワーク18a上に設置されたワーク18bの
位置を検出することができる。
このため、実施例の装置は、電流検出回路60により溶
接パルス電流1 (d)の値を検出し、その検出信号を
位置検出回路48に供給している。
位置検出回路48は、溶接電源22から溶接パルス電流
1 (d)に同期して出力される溶接パルス周期信号C
により駆動され、電流検出回路60から供給される電流
信号1 (d)をゲート回路62でサンプリングし、≧
のサンプリング電流I n(r)を積分回路64に供給
している。
積分回路64は、このようにして入力された1ナンプリ
グ電流I n(f)  を溶接パルス周期の時間間隔で
積分し、その積分値I n(a)  を減r1468に
そのまま入力するとともに遅延メモリ66を介して溶接
パルス−回分遅延させて′@算器68に入力している。
従って、減算器68は、溶接パルス周期信号Cが出力さ
れる度に、今回のサンプリング電流In(g)と前回の
サンプリング電流in−,((Jl とを減算し、その
差電流1 (h)を判別回路70に入力する。
判別回路70は、予め所定のスレッシヨードレベルを設
定しておき、入力された差電流【(h)がこのスレッシ
ョールドレベルを上回った時点をワーク18bの設置位
置と判定して判定信号iをゲート回路72に供給する。
ゲート回路72はこの判定信号i出力時におけるフィー
ドバック回路42の出力信号、すなわちワーク18bの
設置位置をサンプリングし、該サンプリング信号口をず
れ幅検出回路50に供給する。
ずれ幅検出回路50は、前述したようにゲート回路72
から供給されるワーク18bの位置信号nと溶接ライン
出力回路32から出力されるティーチング溶接ラインの
位置信号1とをずれ幅演算回路74に入ノ〕している。
このずれ幅演算回路74は、このようにして入力される
各信号n、Iを差演算し、位置決めされたワーク18b
のティーチング溶接ラインABに対するずれ幅dを演算
し、その演算結果をメモリ76内に1込み記憶する。
このようにして、実施例の装置は、位置ずれ検出用の7
−り走査を行い、このアーク走査によってワーク18b
とティーチング溶接ラインABとのずれ幅d1すなわち
実際の溶接ラインA’ [3’とティーチング溶接ライ
ンABとのずれ幅dを検出しその検出結果をメモリ76
内に占込み記憶する。
なお、実施例にJ5いて、ずれ幅演算回路74とメモリ
76との間には位置ずれ検出用アーク走査を行っている
場合にのみオンするスイッチ78が設【)られている。
(3)異常検出動作の開始 この様にして一連の位tずれ検出動性が終了づると、補
正指令部58から出力される位置ずれ検出指令すはオフ
され、次に異常検出動作が開始される。
寸なわら、補正指令部58から構成される装置ずれ検出
上/?t l)がオフされると、これに同期してスイッ
チ54が溶接ライン出力回路32の出ツノを1沢して加
算器52に供給する。これと同時に、スイッチ78がオ
フ、スイッチ56がオンされ、メモリ76内に記憶され
た補正ずれ幅dが加シ)器52に向は出力される。
従って、加算器52には、溶接ライン出力回路32から
出ツノされるティーング溶接ラインABの位置信号と、
メモリ76から出力される補正ずれ幅dを表わす信号と
、が入力される。この結果、加口器52からはティーン
グ溶接ラインABが実際の溶接ラインA′B=と一致す
るように補正された信号が位置イリ御系34に向は出力
されることになる。
実施例の異常検出回路80は、溶接ライン出力回路32
の出力するティーング溶接ラインABの位置信号と加q
器52から出力される補正後の溶接ラインの位置信号と
を減算器82により差FA停し、ずれ幅検出回路50の
検出した補正ずれ幅dを演F[iる。そして、この減算
器82の出力する補正ずれ幅dと、予め設定された基準
許容ずれ幅にと、を比較器86内において比較し、d<
Kの場合には溶接許可信号を出力し、d≧にの場合には
異常検出信号を出力する。
なお、ここにおいて基準許容ずれ幅にの設定を、アイー
ング溶接ラインASの実際の溶接ラインA−B′に対す
るずれ方向に応じて例えば一方を←に1 、他方を−に
2  (K+ ’+ K2はいずれも正の値)に設定し
ておき、比較器86は ÷に1 ≧d≧に2の範囲にある場合には溶接許可信号
を出力しこれ以外の場合には異常検出信号を出力するよ
うに形成してもよい。
(4)7−り溶接の開りFi この様にして、異常検出回路80がら、溶接X1町信号
が出ツノされると、実施例の装置IJディーング溶接ラ
インに沿ったワーク18a、18bの7−ク溶接を開始
する。ここにおいて、実施例の装置によれば、前述した
ように、加算器52において、溶接ライン出力回路32
から出力されるアイーング溶接ラインABの位置信号と
、メモリ76から出力される補正ずれ幅dを表わす1ε
号と、を加算し、ティーング溶接ラインABをワーク1
8bの実際の溶接ラインA−8−と一致するように補正
し信号を位1 !IJ Ml系34に向は供給している
。 従って、実施例の装置によればこの様にしてアーク
溶接が開始されることにより、補正後の1イーング溶接
ラインA′B−に沿ってワーク18a、18bの溶接を
行うことができ、ワーク18bの位置ずれのみにかかわ
りなくワーク18a、18bのアーク溶接を確実に行う
ことが  ;できる。
(5)アーク溶接の中1 また、前記異常検出回路8oがら、異常検出信号が出力
されると、実施例の装置は前記アーク溶接をおこなうこ
となく所定の異常処理動作を開始する。
すなわち、実施例の装置は、異常検出回路8゜からの異
常検出1g号の出力と同時にワーク18a18bの一連
のアーク溶接動作を直らに停止し、これと同時に所定の
警報を出力し異常の存在を操作者に知らゼ、また必要に
応じて異常の検出されたワーク18a、18bに対し不
良品検出用塗料をスプレーする。
また前記異常検出回路8oの動作は、ワークの7−り溶
接に先だって行われるばかりでなく、補正後のティーン
グ溶接ライン/MB−に沿ったアーク溶接操作中にも$
1続して行ねる。そして、この間になんらかの外乱又は
異常の発生により補正後の溶接ラインA=B′とティー
ング溶接ラインABとのずれ幅dIfi基準許容ずれ幅
Kを上回った場合には、これを異常と判別し、前記の異
常処理vJ伯を行う。
この様にして、本発明によれば、ティーング溶接ライン
と実際の溶接ラインとのずれ幅を補i[Lアーク溶接を
行うに当たり、発生する異常を確実に検出し不良品の発
生を防止することが可能となる。
また、本実施例の装置においては、溶接ライン出力回路
32内に戸イーング溶接ライン各部における基準許蓉ず
れ幅Kを個別にプログラムしておき、判定レベル設定器
84からその都度対応する基準許容ずれ幅Kを出力する
ことも可能である。
[発明の効果1 以上説明したように、本発明によれば、位置決めされた
ワークの位置ずれ補正を行いワークの自動アーク溶接を
行うにあたり、前記位置ずれ補正動作により検出される
ワークの補正ずれ幅に基づき、溶接動作を妨げる異常を
確実に検出し、ワークの溶接欠陥の発生を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動アーク溶接の巽常検出方法の
好適な実施例を承り説明図、 第2図は本発明に用いられるアーク溶接装置の説明図、 第3図は第1図に示す検出ラインに治った位置ずれ検出
アーク走査の説明図、 第4図は第3図に小寸検出ライン各部におけるアーク電
流を示す電流特性図、 第5図は本発明の方法が適用された自動アーク溶接装置
の好適な実施例を示す回路図、       8第6図
は第5図に示す回路各部の動作を示すタイミングチャー
ト図である。 城 AB  ・・・ ティーング溶接ライン、/MB−・・
・ 実際の溶接ライン。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動アーク溶接用に予め設定されたティーチング
    溶接ラインと実際の溶接ラインとの補正ずれ幅を検出し
    、該補正ずれ幅が予め設定された基準許容ずれ幅を上回
    つた際異常検出信号を出力することを特徴とする自動ア
    ーク溶接の異常検出方法。
  2. (2)特許請求の範囲(1)記載の方法において、ワー
    クのアーク溶接に先立つて、ティーチング溶接ラインに
    交差する検出ラインに沿つてアークを走査する位置ずれ
    検出用アーク走査を行い、この際発生するアークの変化
    に基づきティーチング溶接ラインの実際の溶接ラインに
    対する補正ずれ幅を検出することを特徴とする自動アー
    ク溶接における異常検出方法。
  3. (3)特許請求の範囲(1)、(2)のいずれかに記載
    の方法において、 異常検出信号が出力されることにより、自動アーク溶接
    の停止制御を行うことを特徴とする自動アーク溶接にお
    ける異常検出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102069267A (zh) * 2011-01-25 2011-05-25 杭州凯尔达电焊机有限公司 一种针对圆柱体相贯线焊缝的通用弧焊机器人示教方法

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JPS5992173A (ja) * 1982-11-16 1984-05-28 Shin Meiwa Ind Co Ltd ウイ−ビング倣い溶接方法

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