JPS616183A - 通気性ベントプラグ - Google Patents

通気性ベントプラグ

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JPS616183A
JPS616183A JP12414084A JP12414084A JPS616183A JP S616183 A JPS616183 A JP S616183A JP 12414084 A JP12414084 A JP 12414084A JP 12414084 A JP12414084 A JP 12414084A JP S616183 A JPS616183 A JP S616183A
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breathable
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豊治 夫馬
林 洋次郎
和之 西川
丘 久米
直史 牧口
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Sintokogio Ltd
Shinto Industrial Co Ltd
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Sintokogio Ltd
Shinto Kogyo KK
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  • Mold Materials And Core Materials (AREA)
  • Casting Devices For Molds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は全面にオったって良好な通気性を有し、特に脱
気が必要な成形型に好適な通気性ベン]・プラグに関す
る。
(従来の技術) Aノ合金、Zn合金、M9合金、Cu合金などの溶融金
属、プラスチック、ゴム、ガラスあるいはモルタル、ロ
ウなどの溶融状または軟化した可塑物質を、キャビティ
を有する型を用いて、重力流し込み、加圧流入あるいは
塑性流動を伴う方法などにより成形(鋳造を含む以下同
じ)する方法は従来より広く行われている。
この成形法の型に用いるベントプラグは一般に下記のよ
うな要求を満すものが望ましいが、従来ではこの各種要
求を満足できる実用的なベントプラグがなかった。
■ 目的とする成形に耐え得る十分な強度特性を備え、
多数回にわたり目づまりをおこさず使用できること。
■ ヘンドブラグの痕跡が残らず成形品の外観を損なわ
ないこと。
■ ヘンドブラグの製作が容易で安価に得られること。
すなわち、プラスチック、ゴム等の立体的な成品を得る
場合には固定金型と可動金型が用いられ、液状材料又は
軟質化させた材料を金型に装入し所定の圧力で加圧を行
って成形するが、従来のベントプラグは通気孔の孔径が
大きいため、液状材料等がその孔部に入り込んで一部残
り、その結果口つまりを起こしてキャビティ内の空気や
材料にまき込まれた空気類を除去することが困難になり
、また成形品側に44着した場合にはパリとなるなど、
■■の条件を満足することが難かしく、また加工製作す
る必要があるため高価となり■の条件を満足することが
できなかった。
またベントプラグを型にうち込んで上面を型面と同一面
にする必要上、やすり加工するが焼結合金製のベントプ
ラグにおいては靭性があるため通気孔が潰されて目づま
りを起こすなどの問題があった。
(発明の目的) 本発明は前記したような従来のベントプラグの不具合を
解消し、十分な強度と多数回の使用に耐えろとともに、
目っまりを起こすことなく良好な通気性を有することに
より、キャビティ内や成形材料中の空気やガスの除去を
効果的に行え、さらに成形品のパリを発生させず製作を
簡易かつ安価に行える通気性ヘンドブラグを提供しよう
とするものである。
(発明の構成) 上記目的を達成するため、本発明の通気性ヘンドブラグ
は特殊材料による複合焼成構造としたもので、すなわち
、金属粉とセラミック粉を・n・材としこれに硬化過程
で蒸発する成分を含む粘結材を重量配合比で(1〜5)
:(1〜5):1に混合したスラリー状試料を流し込み
成形し、成形体を自然乾燥又は/及び1次焼成後酸化性
雰囲気中で処理した複合焼成体からなり、該複合焼成体
が、酸化金属の分散した緻密な硬化層を有しかつ全体が
気孔率20〜70%の多孔質構造となっていることを特
徴とする通気性ベントプラグを第1発明とし、金属粉と
セラミック粉を骨材としこれに硬化過程で蒸発する成分
を含む粘結材を重量配合比で(1〜5)(1〜5):1
に混合したスラリー状試料を流し込み成形し、成形体を
自然乾燥又は/及び1次焼成後酸化性雰囲気中で処理し
た複合焼成体からなり、該複合焼成体が、酸化金属の分
散した緻密な硬化層を有しかつ全体が気孔率20〜70
%の多孔質構造となっているとともに、補強材でくるん
だ鋳ぐるみ構造になっていることを特徴とする通気性ベ
ントプラグを第2発明とするものであって、以下本発明
の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明による通気性ベントプラグの一使用例で
第1(a)図は第1図のA部拡大図を示し、lはゴム成
形用」二・下型2.3の通気孔4に嵌め込んだ通気性ベ
ントプラグで、金属粉とセラミック粉(耐火物粉)を骨
材とする複合焼成体5がらなっている。該複合焼成体5
は、外周部に緻密な硬化層5aを有すると共に、この硬
化層5aの内側に未焼成混合組織からなるバッキング層
5bを有している。6は注入孔、7はゴム成形品である
。第2図はプラスチック成形用の型に使用した実施例を
示すもので、8はプラスチック成形用の型で、この型8
には通気性ベントプラグ9が埋設され型8上面には枠フ
レーム10が載置されている。枠フレーム10と加圧フ
レーム11の間には、プラスチックシート12が緊張状
態を保って挾持され、加圧孔13より圧縮エヤーを供給
することによって加熱されたプラスチックシート12を
型8表面に密着、成形する。こうして得られたプラスチ
ック成形品は、ベントプラグの痕跡もなく、また型8と
プラスチックシート】2の間の残留空気が短時間で排出
されたことによって、生産性が良(なった。
ここで、複合焼成体 5 の構造について詳述すると、
前記硬化層5aは、第3図(a)のようにセラミック粉
に分散した鉄系粉の変化鉄粒(a−F203)20と焼
成セラミ、7り粒21との接合組織からなっている。こ
の硬化層5aの生成機構は必すしも明確ではないが、一
般には、鉄系粉が酸化により大きく体積が増加し、セラ
ミック粒子を包み込むかたちで焼結されつつセラミック
粒子の焼成も進行し、セラミック粒子との界面で拡散接
合的な接着が行オつれた結果と考えられる。そして、こ
の硬化層5aには、乾燥工程1次焼成工程及び2次焼成
工程て粘結材が蒸発することによる微細(5〜10μm
のどとじ)な気孔22を有し、この微細な気孔22によ
り多孔質でありながら緻密で平滑な面性状を構成する。
一方、硬化層5aの内側のバッキング層5bは、第3図
(b)のように焼成のなされないままの鉄系粉゛   
粒20′とセラミック粉粒21′の混合組織からなって
おり、それら鉄系粉粒20′の界面には、さきの粘結材
の蒸発とあいまち粗な気孔22′が形成されている。こ
の気孔22′は硬化層5aの気孔22と通しており、従
って複合焼成体5は全体が多孔質通気構造となっている
。前記気孔22.22′は亀裂でないことに特徴がある
気孔率は後述する配合条件焼成条件などによるが、一般
に20〜70%の範囲となっており、圧縮強度約100
〜900 kp/cJの特性を備える。
しかして、第1図ないし第2図で使用されているような
本発明の通気性ヘンドブラグ1.9は、骨材と粘結材を
配合混練してスラリー状試料を得しめこのスラリー状試
料を流し込み成形する工程と、混合成形体を乾燥ないし
1次焼成する工程と、この工程を経たものを酸化性雰囲
気条件で焼成する工程により得られる。
ます、スラリー状試料を得る工程は、金属粉とセラミッ
ク粉あるいはさらに繊維を十分に混合攪拌し、これに硬
化過程で蒸発する成分を含む粘結材たとえばエチルシリ
ケートなどのシリカゾルやコロイダルシリカなどを添加
して十分に混合攪拌することからなる。
さらに「金属粉」としては、鋳鉄粉、電解粉、純鉄粉な
どの鉄粉や銅粉さらにはニッケル、アルミなどの非鉄粉
などが用いられる。このうち、鋳鉄粉は焼成時に遊離カ
ーボンの燃焼により気孔形成を促進する利点がある。
「セラミック粉」としては、高温での変形率が小さく金
属粉と接合しやすいものたとえばムライト、焼成アルミ
ナ、活性アルミナ、電融アルミナ、クロマイト、シリマ
ナイトなどで代表される中性系のもの、溶融シリカ、ジ
ルコニウム、溶融ジルコンで代表される酸性系のものが
一般に適当であるが、マグネシア質で代表される塩基性
のものや滑石なども用いることができる。
また、「繊維」としては、一般にステンレス系のものが
適当といえるがガラス繊維、アルミ繊維でも゛よい。ス
テンレス系の鋼繊維は焼成工程で消失しないため、硬化
層及びバッキング層の両層に対する補強効果が高いから
である。これ以外の鋼繊維たとえば快削鋼なとを用いて
もバッキング層の補強効果は得られ、亀裂防止、セラミ
ック粉の脱落防止のメリットは得られる。鋼繊維はそれ
自体の強度が大きくかつ表面積の大きいもの、たとえば
ビビリ振動切削法などで生成したものが適当といえる。
前記金属粉とセラミック粉と粘結材の配合比、概ね重量
比で(1〜5):(1〜5):1が好ましく、この配合
比により強度、通気性、熱伝導性、表面性状などの諸特
性をバランスよく得ることがてきる。ここで、配合比の
下限を規定したのは、通気性ヘンドブラグとして使用可
能な最低限の強度を得るのに必要だからであり、上限を
規定したのは、骨材が多すぎると粘結材の被覆能を低下
させ、強度を低下させるからである。金属粉の」−眼を
規定したのは、セラミック粉と粘結材の配合が適正であ
っても金属粉が過剰となると十分な強度が得られないと
か、寸法変化が大きくなるとかクランクが入るなどとい
った不都合が生じる。
また、セラミック粉の上限を規定したのは、過度の配合
により強度が損われるからである。粘結材は骨材の接合
に必要である・と共に通気性を与えるために必要である
鋼繊維、ガラス繊維等を併用する場合、その添顔量は概
ね1〜20 VOノ%とすべきである。1%未満では強
度向上や寸法安定性などの効果を期待できない。しかし
20%を超える添加はファイバーボ′−ルが生じやすく
なり、成形性を低下させる。
なお、金属粉の粒径は一般に最大寸法で50〜5o。
μm1セラミツク粉は最大寸法で50〜3ooμmが望
ましい。下限を規定したのはクラックが入りゃすくなる
からであり、上限を規定したのは、強度を低下させるか
らである。鋼繊維、ガラス繊維等は、通気性ベントプラ
グ1.9の所望性状などにより、たとえば長さ0.1へ
5闘、太さ20〜400μ?nの範囲ものを適当に選択
すればよい。
次いで前記スラリー状試料を所望形状に固化成形する。
これはたとえば、筒状の2つ割り型枠にさきのスラリー
状試料を流し込み、所要時間放置することなどにより行
うもので、この流し込みに際して、硬化剤を加えたり、
充填性を助長するため振動を加えたり、スクイズするこ
゛とも効果的である。
次に本発明は前工程で得られた成形体を型枠がら脱型し
たのち、自然乾燥又は/及び1次焼成を行う。これは、
亀裂の発生や歪発生の防止を図ると共に、粘結材に含ま
れるアルコール分などを蒸発せしめることにより多孔質
化を図るためで、前者の自然乾燥は1〜48時間のごと
き範囲から適当に選択する。後者の1次焼成は、成形体
をトーチランプなどで直接着火することにより行えばよ
い。
この自然乾燥又は/及び1次焼成工程の終った成形体は
全体に通気性を有しておりそのままでも使用することが
可能である。しかし、機械的強度が低く、耐久性の低下
は歪めないため、本発明は乾燥又は/及び1次焼成の終
った成形体を酸化性雰囲気条件で2次焼成する。酸化性
雰囲気は空気でもよいし酸素供給を配慮したいわゆる酸
素富化空気などでもよい。焼成条件は配合比、目的とす
る気孔率などにもよるが、一般に焼成温度500〜15
00″C1焼成時間1時間以上とすべきである。
焼成温度の下限を500°C1焼成時間の下限を1時間
としたのは、焼成が不十分となって本発明の特徴である
緻密な硬化層が形成されず、通気性ベントプラグとして
必要な強度が得られないからである。焼成温度の」―限
を1500°Cとしたのは、硬化層は形成されろものの
、表面が荒れて、平滑度が損われるからである。
この酸化性雰囲気での2次焼成工程によりセラミック粉
の焼成と成形体に分散されている金属粉の酸化焼結が進
行し、表面から内部に向がって緻密な硬化層5aが漸進
的に生成され、このとき同時に成形体中に残留する粘結
材揮発分が燃焼除去されるため多孔質化が促進され、2
次焼成の完了により複合焼成体5からなる通気性ベント
プラグが得らヘタお、本発明において12通気性(気孔
率)を調整するには、金属粉とセラミック粉の種類、粒
径、配合比、流し込み成形の際の振動やスフイス条件、
焼成条件などを必要強度等を考慮しつつ任意に設定すれ
ばよい。
第5図は金属粉(たとえば鋳鉄粉)とセラミック粉の配
合比(金属粉/セラミック粉)と気孔率の関係を示すも
ので、気孔率を上げるには金属粉の混合割合を増せばよ
いことがわかる。第6図は粘結材:骨材(鉄系粉+セラ
ミック粉)の配合比と気孔率の関係を示すもので、骨材
配合比を低くすると気孔率が高くなる傾向を示すことが
わかる。
次に、本発明の使用状況と作用を説明する。
第1図のように本発明による複合焼成体50通気性ベン
トプラグ1をゴム成形用の上・下型2.3の通気孔4.
4にうち込んだあと、通気性ベントプラグ1の上端面と
型上面とが同一面になるようにやすり等で仕上加工する
。この際、本発明による通気性ベントプラグ1は従来の
ベントプラグのようにやすり加工によってその通気孔が
潰されることなく通気性を維持する。成形にあたっては
、型合わせされた型2.3のキャビティ内に注入孔6よ
り液状のゴム材料を流し込み固化成形する。
このゴム材料を流し込み際、キャビティ内の空気は通気
性ベントプラグlより短時間のうちに排気され、ピンホ
ールや巣のない良好なゴム成形品7が得られた。またこ
のゴム成形品7の表面にはベントプラグの痕跡も見られ
なかった。
上記のような成形において、本発明では通気性ベントプ
ラクが金属粉とセラミ、ツク粉を骨材とする複合焼成体
5からなっており、この複合焼成体5が金属粉の酸化し
た硬化層5aで外周部を形成しているtコめ、強度が1
00 kg/−J以上と通気性ベントプラグ1として必
要な条件を備え、急熱、急冷の繰返しによっても亀裂、
欠け、ホロツキなどの発生がなく通気性ベントプラグ1
において重要なコーナ一部の欠は等が生じない。ことに
骨材として鋼繊維を併用した場合には、曲げ強度も高く
、寸法変化も少ない特徴が得られる。しかも、このよう
に通気性ヘンドブラグとしての強度を有しているのに加
え、複合焼成体5を構成する外周の硬化層5a及び内側
のバンキング層5bとが微細な気孔22.22′からな
る多孔質で構成されており、全体に良好な通気性を備え
ている。そしてまた、表面を構成する硬化層5aは吸引
孔を有しているにも拘らず、緻密で表面あらさが小さく
、成形品の表面への影響がきわめて少ない。
これらのことから、表面や内部にピンホールや果あるい
はハリ等の発生のない複雑形状の成形品をきわめて簡単
に成形することができるものである。
次に本発明の具体的な実施例をボす。
実施例 ■ 金属粉として鋳鉄粉(粒径100 pmアンダーλ
セラミック粉として合成ムライト粉(粒径10011m
アンター)を用い、粘結材としてエチルシリケートを用
い、それらを重量配合比で3 : 3 : 1にとって
均一に混合攪拌してスラリー状試料Aを得た。
また、上記配合にステンレス繊維(長さ3M、太さ0.
191Jl)を1〜4 vOノ%て添加混合し、スラリ
ー状試料Bを得た。
次いでスラリー状試料A、Bを人々筒状の2つ割型枠に
流し込み、固化した成形体を脱型後24時間放置し、次
いで焼成炉に装入して空気条件て焼成温度900°Cに
て2次焼成を行い、通気性ベントプラグA′、B′を得
た。
l 各通気性ヘンドブラグA′、B′について、焼成時
間と圧縮強度の関係を示すと第7図の4とおりであり、
焼成時間と重量増加の関係を示すと第8図のとおりであ
る。焼成時間の増加と共に圧縮強度及び重量が増加する
。これは金属粉が酸化して硬化層が生成されたことによ
るものである。通気性ベントプラグB′について、曲げ
強度試験を行った結果及び寸法変化を測定した結果を示
すと第9図および第10図のとおりである。
この第9図及び第10図から、鋼繊維を添加した場合に
は、曲げ強度が著しく向」−することがわかる。なお、
通気性ベントプラクA″、B′について急熱急冷の影響
をみるため、800°05分加熱、常温5分冷却のづイ
クルで繰返し加熱冷却テストを行った。その結果、10
0サイクル後も亀裂、欠けなどの発生はみられなかった
l  通気性ベントプラクA’、B’について、焼成温
度一定の条件で、焼成時間と硬化層厚さ及び気孔率の関
係を検討した結果を示すと第11図のとおりである。
本発明の通気性ベントプラグ1は少なくとも20%以上
の気孔率を有していることがわかる。
■ なお、その地道気性ヘンドブラグA′、B′を鞄類
の底材をはじめとするコム製品、ガラス製品、プラスチ
ック製品の加圧成形用型に用いたところ、パリのない良
好な成形品が得られ、かつまたキャビティ内の空気やカ
スが効果的に除去されるため気泡などのない良品の得ら
れることがわかっt二。
同時に従来のようにハリを発生させないで済むため材料
効率が良くなった。
また、これら通気性ヘンドブラグは実際の使用において
は第1図におけろ成形用型2.30通気孔4からの離脱
防止あるいは成形用型2.3の通気孔4への打込みの際
の角部の欠は防雨を更に確実にするために、第4図(b
) (C)のように通気性ヘンドブラグ31を金属又は
合成樹脂等の補強材32てくるんだ鋳ぐるみの通気性ヘ
ンドブラグ33として、これを使用する場合が多くなる
このような鋳ぐるみの通気性ベントプラグ33は次のよ
うにして製作される。
すなわち、前述の実施例Iの工程と同様にして成形焼成
した通気性ベントプラグ31を割型34.35の中央部
にセットしく第4図(a)参照)、割型34.35と通
気性ベントプラグ31とて構成する中空部に金属あるい
は合成樹脂等の補強材32を流し込み固化させる。次に
、割型34.35を型開きして鋳ぐるみ通気性ベントプ
ラク33(第4図(b)参照)を取出す。この鋳ぐるみ
の通気性ベントプラグ33はそのまま成形型に取付けて
もよいが、第4図(C)のように外周を研摩またはロー
レット加工して取付けても良い。
(発明の効果) 以上の説明によって明らかなように、本発明の通気性ベ
ントプラグによればアルミニウム合金、Zn合金、M9
合金、Cu合金、普通鋳鉄、ダクターイル鋳鉄などの重
力吸引鋳造、低加圧吸引鋳造のガス抜きに好適であるほ
か、ロウ、コム、カラス、プラスチック、金属などの塑
性流動を伴う加圧吸引成形型など脱気が要求されるあら
ゆる型の通気性ベントプラグに用いることができる効果
を有し、この種の業界に寄与する効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第2図は本発明による通気性ヘンドブラグ
を成形型に使用した実施例を小す断面図、第1(a)図
は第1図のA部拡大断面図、第3図(a) (b)は本
発明における通気性ペン!・プラグの組織を模式的に示
す断面図、第4図(a) (1))(C)は本発明にお
ける鋳ぐるみ構造の通気性ベントプラクを製造する過程
を示す工程断面図、第5図は本発明による通気性ベント
プラグの気孔率と骨材配合比の関係を示すグラフ、第6
図は粘結材と骨材の配合比と気孔率の関係を示すグラフ
、第7図は本発明による通気性ベントプラグの強度と焼
成時間の関係を示すグラフ、第8図は焼成時間と重量増
加の関係を示すグラフ、第9図は繊維混入率と曲げ強度
の関係を示すグラフ、第10図は繊維混入率と寸法変化
の関係を示すグラフ、第11図は焼成時間と気孔率及び
硬化層の関係を示すグラフである。 1.9:通気性ベントプラグ 5:複合焼成体5a:硬
化層     5b、未焼成バ・ンキング層等1図  
      讐1同(0) 卒2図 (0)            (b)箒3図 (b)(c) 等4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、金属粉とセラミック粉を骨材としこれに硬化過程で
    蒸発する成分を含む粘結材を重量配合比で(1〜5):
    (1〜5):1に混合したスラリー状試料を流し込み成
    形し、成形体を自然乾燥又は/及び1次焼成後酸化性雰
    囲気中で処理した複合焼成体からなり、該複合焼成体が
    、酸化金属の分散した緻密な硬化層を有しかつ全体が気
    孔率20〜70%の多孔質構造となっていることを特徴
    とする通気性ベントプラグ。 2、金属粉とセラミック粉を骨材としこれに硬化過程で
    蒸発する成分を含む粘結材を重量配合比で(1〜5):
    (1〜5):1に混合したスラリー状試料を流し込み成
    形し、成形体を自然乾燥又は/及び1次焼成後酸化性雰
    囲気中で処理した複合焼成体からなり、該複合焼成体が
    、酸化金属の分散した緻密な硬化層を有しかつ全体が気
    孔率20〜70%の多孔質構造となっているとともに、
    補強材でくるんだ鋳ぐるみ構造になっていることを特徴
    とする通気性ベントプラグ。
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