JPS6161604A - 乾燥半透膜の製造方法 - Google Patents

乾燥半透膜の製造方法

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JPS6161604A
JPS6161604A JP18477084A JP18477084A JPS6161604A JP S6161604 A JPS6161604 A JP S6161604A JP 18477084 A JP18477084 A JP 18477084A JP 18477084 A JP18477084 A JP 18477084A JP S6161604 A JPS6161604 A JP S6161604A
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JP
Japan
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semipermeable membrane
membrane
dry
treated
polyhydric alcohol
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Application number
JP18477084A
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English (en)
Inventor
Noritaka Kazuse
数瀬 能孝
Akio Iwama
昭男 岩間
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D67/00Processes specially adapted for manufacturing semi-permeable membranes for separation processes or apparatus
    • B01D67/0081After-treatment of organic or inorganic membranes
    • B01D67/0095Drying

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は乾燥半透膜の製造方法に関するものであシ、詳
しくは湿潤半透膜を乾燥しても当初の湿潤半透膜と実質
的に同じ分画分子量と透過性能を有し、かつ膜中に実質
的に残存物のない乾燥半透膜の製造方法を提供すること
を目的とするものであり、本発明によシ得られる乾燥半
透膜は、選択透過性を有するもので、逆浸透、限外濾過
、透析、気体分離等の種々の分野で利用される。
〈従来技術及びその問題点〉 選択透過性を有する。半透膜は、一般に湿潤半透膜とし
て製造され、その半透膜について設計された分画分子量
や透過性能を変化させないために、かかる湿潤半透膜を
乾燥することなく、通常水中に没潰されて湿潤状態で保
存される。
しかしながら、半透膜を水中に浸漬して湿潤状態で保存
すると、微生物が発生しやすく、この微生物が膜面に付
着繁殖し、膜の微孔を閉塞して透過性能を設計値ようも
小さくしたシ、また微生物が膜を分解して分画分子量を
変化させるという種々の不利益が伴う。さらに湿潤半透
膜のままでは気体分離用の支持体としては使用できない
という問題もある。かかる問題の解決手段として、湿潤
半透膜を例えばエタノール等の水混和性有機溶剤で置換
した後乾燥して乾燥半透膜を得る方法が知られているが
、乾燥した際に半透膜が収縮し膜構造の緻密化が生じ、
分画分子量が変化したシ透過性能が大きく低下して、得
られる乾燥膜が当初に設計された膜性能と異なる膜性能
を示すようになるという欠点があった。
本出願人は、かかる問題点を解決するために特開昭58
−156307号公報において、湿潤半透膜を特定の条
件下でグリセリン等の特定の多価7/L/コール水溶液
で処理した後乾燥して乾燥半透膜を製造する方法を提案
している。しかしながらかかる方法によれば、膜内に多
価フルコー/L/が残存するため、例えば多価アルコー
ル不溶溶液を分離処理する場合や気体分離用の支持体と
して用いる場合には、使用前に多価アルコール全除去し
なげればならないという不都合があった。
く問題点の解決手段〉 本発明者らは上記の問題点を解決するために鋭意研究し
た結果、特定の重合体からなる湿潤半透膜を多価アルコ
ール及び/又はその誘導体の水溶液で処理した後乾燥し
、次いでと記多価アルコールと混和する有機溶剤及び特
定の非極性有機溶剤で順次置換処理した後乾燥するか、
あるいは多価アルコールと混和する特定の極性有機溶剤
で置換処理後乾燥することによって、当初の湿潤膜と実
質的に同じ分画分子量と透過性能を有し、かつ膜中に上
記多価アルコ−、ル及び有機溶剤が実質的に残存しない
乾燥半透膜を得ることができることを見い出し、本発明
に至ったものである。
即ち本発明はポリアミド系、ポリイミド系及びポリスル
ホン系から選ばれる重合体からなる湿潤半透膜を、多価
アルコール及び/又はその誘導体の水溶液で処理した後
乾燥し、次いで上記多価アルコール又はその誘導体と混
和する有機溶剤で処理し、次いで溶解度パラメーターが
6〜1oの非極性有機溶剤で処理した後乾燥することを
特徴とする乾燥半透膜の1!!遣方法に関するものであ
る。
さらに本発明の他の態様はポリアミド系、ポリイミド系
及びポリスルホン系から選ばれる重合体からなる湿潤半
透膜を、多価アルコール及び/又はその誘導体の水溶液
で処理した後乾燥し、次いで上記多価アルコール又はそ
の誘導体と混和する脂肪族ケトン類、脂肪族ニトリル類
及び環状エーテル類から選ばれる極性有機溶剤で処理し
た後乾燥することを特徴とする乾燥半透膜の製造方法に
関するものである。
本発明におけるポリアミド系重合体からなる半透膜とし
ては、好ましくは式 で表わされる繰返し単位を有し、特に好ましくはフェニ
レン基のうち、m−フェニレンiが70モル%以上、残
りがp−フェニレン基である芳香族ポリアミドからなる
半透膜が挙げられ、このような半透膜は、上記芳香族ポ
リアミドと塩化リチウムのような無機塩添加剤をN、N
−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド等の有
機溶剤に溶解して製膜液とし、これをガラス板その他の
適宜の支持基材に流延塗布後、あるいは紡糸後、水中に
浸漬、凝固させることによって湿潤半透膜として得るこ
とができる。
本発明において好ましいポリイミド系重合体からなる半
透膜は、一般式 (但し、Rは2価の有機基を示す。) で表わされる繰返し単位を有し、好ましくはR1が芳香
族基又は−CH2−1−C(CH3) 2−1−〇−1
−S−1(但し、AI及びA2はアルキル基又はシクロ
アルキル基を示す。)等の2価の結合基で結合されてい
る芳香族基であるポリイミドからなる半透膜であ)、こ
のような半透膜は、上記ポリイミドとジエチレングリコ
ールのような添加剤とを含む製膜液から、上記芳香族ポ
リアミド半透膜と同様の方法によって製造することがで
きる。特に好ましいR1は 炭素数6〜12の芳香族炭化水素基や、これらがフルキ
レン基、酸素、スルホン基、硫黄等で結合された芳香族
基、例えば る0 次に、本発明において好ましいポリスルホン系半透膜は
、式 で表わされる繰返し単位を有するポリスルホン重合体か
らなる半透膜であり、前記した半透膜と同様に1−で製
造することができる。
本発明において処理される湿潤半透膜は、その分画分子
量において特に制限されないが、100〜200000
程度の分画分子量を有する半透膜である場合に好適な結
果が得られる。
本発明はと述の湿潤半透膜を、まず多価アルコール及び
/又はその誘導体(以下、多価アルコールという)の水
浴液で処理するものであシ、多価アルコールとしては、
炭素数2〜16で水溶性であって、一般式 %式%() (但し、R、R及びRはそれぞれ独立に水素、メ1  
  チル基又はエチル基を示し、nは、Rが水素のとき
1〜5の整数を a2がメチル基又はエチル基のとき1
〜3の整数を示す0) で表わされるグリコール及びこれらのモノ−若しくはジ
低級アルキルエーテルであり、好ましくは、nは、Rが
水素のとき2又は3の整数であハR2がメチル基又はエ
チ/L/基のときl又は2の整数である。これらの具体
例としては、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、エチレングリフールモノ
メチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテ
ル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレン
グリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコール
ジメチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチル
エーテル等の(ポリ)エチレングリコール及びそのメチ
ル−若しくはエチルエーテル誘導体、プロピレングリコ
ール、ジプロピレングリコール、プロピレングリコール
モノメチルエーテルプロピレングリコールモノエチルエ
ーテル等の(ポリ)プロピレングリコール及びそのメチ
ル−若しくはエチルエーテル誘導体を挙げることができ
る。
他の好ましい多価アルコールは、水溶性であって、一般
式 %式%() (但し,R”!”::炭素数3〜6の飽和脂肪族炭化水
素基を示し,mは2〜6の整数を示す。)で表わされる
脂肪族多価アルコールである。具体例として、グリセリ
ン、1,3−プロパンジオール、1、3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、2、3−ブタンジオール
、l, 2, 3, 4−ブクンテトラオール、キシリ
ット、ソルビット、ペンタエリスリトール等を挙げるこ
とができる。
本発明において特に好ましくは、グリセリン、エチレン
グリコール、ジエチレングリコ−lし、トリエチレング
リコール、プロピレングリコール及びペンタエリスリト
ールから選ばれる少なくとも一mの多価フルコールが用
いられる。
一般に半透1hJは表面にスキン層と呼ばれる微孔を有
する緻密同上,これを一体的に支持する粗な多孔質層と
から形成されているが、本発明においては、通常水中で
製膜された前記湿i8!i +便をまず多価アルコール
の水溶液で処理した後、穏和な条件下で乾燥する。その
際、特に緻密層に残存する多価アルコールの量を調整す
ることにより、得られる乾燥膜の分画分子量と透過性能
を保持させることができ、そのための水浴液の濃度は通
常10〜802tf%、好ましく#:1″20〜50i
童%の範囲から選ばれる。
水溶液による湿潤半透膜の処理は、静置又は撹拌した水
溶液中に″P透膜を浸漬してもよく、膜に水溶液を循環
して供給してもよく、膜内の水溶液濃度を平衝に達せし
めることができればよく、通常4〜24時間の処理で十
分である。
多価アルコールの水溶液に半透膜を浸漬後,乾燥する際
には、前記したように、乾燥の過程で半透膜の緻密層−
一価アルコールが実質的に蒸発しない程度に穏和な条件
を選ぶのがよく,好ましくは室温乃至60℃、特に好ま
しくは室温乃至40°Cであシ、このような温度で放置
し、又は送風下に乾燥すればよい。乾燥時間は特に制限
されないが、普通、10〜ZOO時間程度であシ、膜中
の水分が蒸発して、膜が恒量に達するまで乾燥すればよ
い。
本発明においては、上述の如くして得られた多価アルコ
ールを含有する乾燥半透膜を、特定の有機溶剤で処理す
ることによって膜中の多価アルコールを有機溶剤で置換
した後、乾燥するもので、その第1の方法は、多価アル
コール含有乾燥半透膜を、該多1i11i 7 /I/
コールと混和する有機溶剤で処理し、次いで溶解度パラ
メーターが6〜10の非極性有機溶剤で処理した後乾燥
するものである。
上記の多価アルコールと混和する有機溶剤は、半透膜を
構成する前記重合体を膨潤あるいは溶解しないものでか
つ多価アルコールと混和して良好に置換されるものであ
れば特に限定されず、具体的にはメタノール、エタノー
ル、イソプロピ/L/アルコール、n−プロピルアルコ
ール、イソブチルアルコール、n−ブチルアルコール等
t /TJ イルξとができる。
また本発明で用いる非極性有機溶剤は、前記有機溶剤と
混和して良好に置換されかつ半透膜を構成する重合体に
対して非溶剤であり、さらに溶解度パ5i−1−が6〜
10の範囲を有するものである。かかる特定範囲の溶解
度パラメーターを有する非極性有機溶剤を?ti換処塩
処理ことにょシ、乾燥した際に膜中に前記多価アルコー
ル、前記有機溶剤及び上記非極性有機溶剤が実質的に残
存することなく、膜の収縮による膜構造の緻密化を防ぐ
ことができる。溶解度パラメーターが上記範囲外の有機
溶剤を用いると膜構造の緻密化が生じ、分画分子量が変
化すると共に透過性能が低下し、さらに膜の柔軟性が低
下して機械的強度に劣るようになる。
前記非極性有機溶剤の具体例としては、ペンタン、イソ
ペシタン、ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素類、
シクロヘキサン等の脂環族炭化水素類、ベンゼシ、トル
エン等の芳香族炭化水素類、酢酸メチル、酢酸エチル、
酢酸ブチル等の脂肪酸エステル類、ジクロフレメタン、
クロロホルム等の塩素化炭化水X類、ジエチルエーテル
等のエーテル類が挙げられる。
また本発明の第2の方法は、多価アルコール含有乾燥半
透膜を、該多価アルコールと混合する特定の極性有機溶
剤で処理した後乾燥するものである。かかる極性有機溶
剤は、半透膜を構成する前記重合体を膨潤あるいは溶解
しないものでかつ多価アルコールと混和するものであり
、具体例としては、アセトン、メチルエチルケトン等の
脂肪族ケトン類、アセトニトリル等の脂肪族ニトリル類
、テトラヒドロフラン等の環状エーテル類が挙げられる
かかる特定の極性有機溶剤を用いて置換処理することに
よシ、乾燥した際に膜中に前記多価アル 。
コール及びと北極性有機溶剤が実質的に残存することな
く、膜の収縮による膜構造の緻密化を防ぐことができる
上記以外の有機溶剤を用いると膜構造の緻密化が生じ、
分画分子量が変化すると共に透過性能が低下し、さらに
膜の柔軟性が低下して機械的強度に劣るようになる〇 上記多価アルコール混和性有機溶剤、非極性有機溶剤及
び極性有機溶剤による多価アルコール含有乾燥半透膜の
置換処理は、静置又は撹拌した溶剤中に半透膜を浸漬し
たり、半透膜に溶剤を循環して供給する等の処理を、通
常4〜24時間行なえばよい。
本発明において上記の置換処理の後乾燥する際には、乾
燥の過程で有機溶剤の急激な蒸発による半透膜の緻密化
が起こらない程度に穏和な条件を選ぶのがよ°く、好ま
しくは5〜70℃、特に好ましくは15〜40℃の温度
で放置あるいは送風によシ乾燥するのがよい。
乾燥時間は特に制限されないが、通常10〜100時間
程度であり、膜中の有機溶剤が蒸発して、有機溶剤が膜
中に実質的に残存しない程度まで、すなわち膜が恒量に
達するまで乾燥すればよい。
〈発明の効果〉 以上のように、所定の膜性能、特に所定の分画分子量と
透過性能を有するように特定の重合体から製造された湿
潤半透膜を、まず多価アルコール水溶液で処理して乾燥
半透膜を得た後、次いで多価アルコール混和性有機溶剤
で置換処理し、さらに特定の非極性有機溶剤で処理した
後乾燥することによって、あるいは多価アルコール水溶
液で処理して乾燥半透膜を得た後、次いで多価アルコー
ル混和性の特定の極性有機溶剤で処理した後乾燥するこ
とによって、当初の湿潤半透膜と実質的に同じ分画分子
fiiと透過性能を有し、かつ膜中に実質的に残存物の
ない乾燥半透膜を得ることができ、膜を使用する際に従
来の如く膜中残存物を除去する必要がないという利点を
有する。
〈実施例〉 以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例に何ら制限されるものではない。なお以下に
おいて、部は重量部を意味し、また半透膜の分画分子量
はその膜が排除率90%を示すポリエチレングリコール
(以下、PEGという。)の平均分子量によって評価し
た。
製造例1 前記式(I)において、m−フェニレン基が70モル%
、p〜フェニレン基が30モル%である繰返し単位を有
し、30℃におけるN−メチル−2−ピロリドン溶液の
極限粘度が1.83である芳香族ポリアミド12部と塩
化リチウム7部とをN、N−ジメチルアセトアミド10
部及びジメチルスルホキシド71部とからなる混合溶剤
に溶解して製膜液を調製した0この製膜液を室温でガラ
ス板上に塗布し、直ちに20℃の水中に投入、24時間
浸漬、凝固させて、湿潤半透膜を得た。この膜は4kg
/eJの圧力下で純エタノール透過速度10rn′/1
)da7を有し、また4 kl?/cJの圧力下で種々
の平均分子量を有するPEGの0.5%エタノール溶液
を限外−過したところ、下に示すPEG排除率を有した
0PEGの平均分子量と排除率のグラフから分画分子量
は約78000と評価された。
PEG平均分子量  PEG排除率(至)100000
      98.2 20000      40.2 7500       5、1 実施例1−1 製造例1で得た湿潤膜を30重量%のグリセリン水溶液
に室温で24時間浸漬した後、恒量に達するまで25℃
で48時間放置乾燥した。この乾燥膜をエタノールに室
温で5時間浸漬し、次いでこのエタノール湿潤膜をヘキ
サンに室温で5時間浸漬した後、恒量に連するまで25
℃で24時間乾燥して乾燥半透膜を得た。
実施例1−2 製造例1で得た湿潤膜を30重景%のグリセリン水溶液
【室温で24時間浸漬した後、恒量に達するまで25℃
で12時間放置乾燥した0この乾燥膜金アセトンに室温
で6時間浸漬した後、恒量に達するまで25℃で12時
間乾燥して乾燥半透膜を得た。
比較列1 製造例1で得た湿潤膜を30重景%のグリセリン水溶液
に室温で24時間浸漬した後、恒量に達するまで25℃
で48時間放置乾燥した。この乾燥膜をエタノールに室
温で5時間浸θ1した後、恒量に達するまで25℃で4
8時間乾燥して乾燥半透膜を得た。
製造例2 あるポリイミド27.1部とジエチレングリコール27
.1部とをN−メチル−2−ピロリドン45.8部に溶
解し、製膜液を調製した○この製膜液を用いて製造例1
と同様にして湿潤半透膜を得た。この膜は4 kliJ
/cTIの圧力下で純エタノール透過速度6 rrl/
lla dayを有し、また、圧力4 kglcat下
に0.5%のPEGエタノール溶液を限外f過したとこ
ろ、下記の排除率を有し、分画分子量は約18000と
評価された。
PEG平均分子量  PEG排除率(へ)100000
      98.7 20000            93.67500
           37.2実施例2−1 製造例2で得た湿潤膜を40重量%のグリセリン水溶液
に室温で24時間浸漬した後、恒量に達するまで30℃
で48時間放置乾燥した。この乾燥膜をエタノールに室
温で6時間浸漬し、次いでこのエタノール湿@膜をヘキ
サジに室温で6時間浸漬した後、恒量に達するまで25
℃で48時間乾燥して乾燥半透膜を得た。
上記乾燥膜を用いて酸素の透過速度(cc(STP)/
c4.・sea 1αH,?)を25℃で高真空法によ
り測定したところ、1.1xlOであシ、透過性能に優
れ例えば気体分離用の支持膜として有効であることがわ
かる□ 実施例2−2 製造例2で得た湿潤膜を40重量%のグリセリン水溶液
に室温で24、時間浸漬した後、恒量に達するまで30
℃で24時間放置乾燥した。この乾燥膜をアセトンに室
温で6時間浸漬した後、恒量に達するまで25°Cで2
4時間乾燥して乾燥半透を得た。
また、上記乾燥膜を用いて酸素の透過速度(cc(S 
T P)、 /lJ、a see # cmHy )を
実施例2−1と同じ方法によシ測定したところ% 8.
5XlOであシ、透過性能に優れ例えば気体分離用の支
持膜として有効であることがわかる。
実施例2−3 製造例2で得た湿11!IIMを40重量%のグリセリ
ン水溶液に室温で24時間浸漬した後、恒量に達するま
で30℃で24時間放置乾燥した。この乾燥膜をアセト
ニトリルに室温で5時間浸漬した後、恒量に達するまで
30℃で24時間乾燥して乾燥半透膜を得た。
実施例2−4 製造例2で得九湿潤膜を401i量%のグリセリン水溶
液に室温で24時間浸漬した後、恒量に達するまで30
℃で24時間放置乾燥した。この乾燥膜をテトラヒドロ
フランに室温で24時間浸漬した後、恒量に達するまで
25℃で12時間乾燥して乾燥半透膜を得た。
比較例2 製造例2で得た湿潤膜を40重量%のグリセリン水溶液
に室温で24時間浸漬した後、恒量に達するまで30℃
で48時間放置乾燥した。この乾燥膜をエタノールに室
温で6時間浸漬した後、恒量に達するまで25℃で48
時間乾燥して乾燥半透膜を得た。
上記乾燥膜を用いて酸素の透過速度(ee(STP)/
cA、−sea = c7rLH,S’ )を実施例2
−1と同じ方法で測定したところ、3.6 X 10 
 であった。
製造例3 前記式(][)で表わされる繰返し単位を有するポリス
ルホン(還元粘度0.50)30部とジエチレングリコ
ール30部をN−メチル−2−ピロリドン100gK浴
解して製膜液を調製し、実施例1と同種にして湿潤半透
膜を得た。この膜は4)C1i’/cdの圧力下で12
.3 g:/yl、、 dayの純水透水速度を有ムま
た4 kl/cAの圧力下で0.2%PEG水溶液を限
外濾過したところ、下記の排除率を示し、分画分子量は
約64000と評価された。
PEG平均分子量   PEG排除率(至)10000
0       98.8 20000       66.4 7500       10.3 実飽例3 製造例3で得た湿潤膜を20重量%のグリセリン水溶液
に室温で24時間浸漬した後、恒量に達するまで20°
Cで48時間放置乾燥した。この乾燥膜をメタノールに
室温で4時間浸漬し、次いでこのメタノール湿潤膜をジ
エチルエーテルに4時間浸漬した後、恒量に達するまで
30℃で24時間乾燥して乾燥半透膜を得た。
比較例3 製造例3で得たfa@膜t−20重量%のグリセリン水
溶液に室温で24時間浸漬した後、恒量に達するまで2
0℃で48時間放置乾燥した。この乾燥膜をメタノール
に室温で4時間浸漬した後、恒量に達するまで25℃で
12時間乾燥して乾燥半透膜を得た。
評価例 実施例1,2.及び比較例1. 2で得た乾燥半透膜に
ついては製造例1と同条件下で、′!また実施例3及び
比較例3で得た乾燥半透膜については製造例3と同条件
下で、それぞれ膜性能を測定し、その結果を第1表に示
した。
第1表から明らかな如く、本発明により得られた乾燥半
透膜は、当初の湿潤膜と実質的に等しい分画分子量及び
透過性能を有することが、わかる。
第  1  表

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリアミド系、ポリイミド系及びポリスルホン系
    から選ばれる重合体からなる湿潤半透膜を、多価アルコ
    ール及び/又はその誘導体の水溶液で処理した後乾燥し
    、次いで上記多価アルコール又はその誘導体と混和する
    有機溶剤で処理し、次いで溶解度パラメータが6〜10
    の非極性有機溶剤で処理した後乾燥することを特徴とす
    る乾燥半透膜の製造方法。
  2. (2)ポリアミドが式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる繰返し単位を有し、且つフェニレン基のう
    ち、m−フェニレン基が70モル%以上、残りがp−フ
    ェニレン基であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の乾燥半透膜の製造方法。
  3. (3)ポリイミドが一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^1は2価の有機基を示す。) で表わされる繰返し単位を有することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の乾燥半透膜の製造方法。
  4. (4)ポリスルホンが式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 又は、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる繰返し単位を有することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の乾燥半透膜の製造方法。
  5. (5)ポリアミド系、ポリイミド系及びポリスルホン系
    から選ばれる重合体からなる湿潤半透膜を、多価アルコ
    ール及び/又はその誘導体の水溶液で処理した後乾燥し
    、次いで上記多価アルコール又はその誘導体と混和する
    脂肪族ケトン類、脂肪族ニトリル類及び環状エーテル類
    から選ばれる極性有機溶剤で処理した後乾燥することを
    特徴とする乾燥半透膜の製造方法。
  6. (6)ポリアミドが式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる繰返し単位を有し、且つフェニレン基のう
    ち、m−フェニレン基が70モル%以上、残りがp−フ
    ェニレン基であることを特徴とする特許請求の範囲第5
    項記載の乾燥半透膜の製造方法。
  7. (7)ポリイミドが一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^1は2価の有機基を示す。) で表わされる繰返し単位を有することを特徴とする特許
    請求の範囲第5項記載の乾燥半透膜の製造方法。
  8. (8)ポリスルホンが式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 又は、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる繰返し単位を有することを特徴とする特許
    請求の範囲第5項記載の乾燥半透膜の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005137964A (ja) * 2003-11-04 2005-06-02 Nitto Denko Corp 液体分離膜及びその製造方法

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