JPS6161175B2 - - Google Patents

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JPS6161175B2
JPS6161175B2 JP53111581A JP11158178A JPS6161175B2 JP S6161175 B2 JPS6161175 B2 JP S6161175B2 JP 53111581 A JP53111581 A JP 53111581A JP 11158178 A JP11158178 A JP 11158178A JP S6161175 B2 JPS6161175 B2 JP S6161175B2
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JP
Japan
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magnetic
diisocyanate
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magnetic recording
binder
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JP53111581A
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JPS5538672A (en
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Yasuyuki Yamada
Kenichi Masuyama
Tatsuji Kitamoto
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/074,469 priority patent/US4333988A/en
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Publication of JPS6161175B2 publication Critical patent/JPS6161175B2/ja
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/62Record carriers characterised by the selection of the material
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    • Y10T428/31935Ester, halide or nitrile of addition polymer

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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は磁気記録媒体の結合剤で特に強磁性微
粉末の高分散性と耐摩耗性の優れた組成に関する
ものである。 従来セルロース誘導体や、塩化ビニル酢酸ビニ
ル共重合体、ポリウレタン樹脂、アクリル系共重
合体、塩化ビニリデン及びこれらの共重合体、合
成ゴム、ポリエステル等が単独又は混合されて使
用されている。しかし、ニトロセルロース(硝化
綿)は磁気テープ用バインダーとして使用する場
合、強磁性微粉末顔料を極めて良好に分散せしめ
好ましいテープ特性を与えるが、その取扱上に難
点があつた。即ち、自然発火性があり、又、極め
て燃え易いと云う欠点があるためである。又、塩
化ビニルを主体とする共重合体例えば、塩化ビニ
ル酢酸ビニル共重合体は磁性顔料の分散性で充分
に満足出来るものではなかつた。更にその他のバ
インダーの組合せに於ても、磁性体の高分散性と
耐摩耗性の点で末だ充分なる性能を発揮するには
至つていなかつた。 本発明は下記の目的を有した磁気記録媒体を提
供することにある。 (a) 表面性の優れた磁気記録媒体。 (b) 磁性体の分散性が良く、B―H特性が優れた
磁性層を有した磁気記録媒体。 (c) 磁性層の耐久性、特に摩耗剥離によるドロツ
プアウトの発生が極めて少ない磁気記録媒体。 (d) 経時による磁性層の劣化の極めて少ない磁気
記録媒体。 (e) 温湿度の依存性の少ない磁気記録媒体。 (f) 支持体との密着の優れた磁気記録媒体。 (g) 磁気ヘツドの摩耗減量の少ない磁気記録媒
体。 (h) 摩擦係数の少ない磁気記録媒体。 (i) S/Nの優れた磁気記録媒体。 本発明者らは従来から磁気テープへの応用につ
いて知られていた2―クロロアクリロニトリル重
合体について種々検討した結果、これ単独では磁
性顔料の分散性は優れているが、耐久性の点で劣
つている事が判り、これにポリウレタンプレポリ
マーを併用せしめる事により前記の目的に叶つた
特性のテープを得る事を発見した。即ち、強磁性
微粉末を結合剤中に分散せしめ、これを支持体に
塗着して成る磁気記録媒体に於て結合剤成分とし
て2―クロロアクリロニトリル重合体とポリウレ
タンプレポリマーを含有することを特徴とした磁
気記録媒体である。又、これら組成物に更に低分
子量のポリイソシネート化合物を加える事により
三次元網目構造を作らしめ、耐熱性を向上させる
事により更に耐摩耗性のある磁気記録媒体を作る
事が出来る。 勿論、磁性層を形成、塗着させるにあたつて
は、顔料湿潤剤帯電防止剤、潤滑剤等を併用する
事は当然であるし、分散にあたつては有機溶剤を
用いて分散を行うことは従来この種の分野の技術
として公知のことである。 本発明に使用される2―クロロアクリロニトリ
ル重合体は2―クロロアクリロニトリル〔2―ク
ロロアクリロニトリル、CH2=CClCN(分子
量:87.5D〕のホモポリマーであり、分子量が
10000〜300000、好ましくは20000〜100000のもの
が有好である。分子量が10000以下になると磁性
粒子の分散性は良く、S/N的には優れた磁気記録
媒体になるが、やはり物理強度的に弱い特性にな
り、磁性層の耐摩耗性の点で劣る様になり、又、
300000以上になると反対に磁性粒子の分散性が劣
り、他樹脂との相溶性も悪くなつてS/Nの劣化を
招く事が判明した。 本発明に使用されるポリウレタンプレポリマー
はジイソシアネートとポリエーテルグリコールよ
り得られた末端基として―NCO基を有したポリ
エーテルプレポリマーであり、平均分子量が2000
〜10000のものが好ましい。 上記のポリエーテルとしては、(1)ポリアルキレ
ンエーテルグリコール(例えば、ポリテトラエチ
レンエーテルグリコール、ポリプロピレンエーテ
ルグリコールなど)、(2)ポリアルキレンアリレン
エーテルチオエーテルグリコール、(3)ポリアルキ
レンエーテルチオエーテルグリコール、(4)ポリア
ルキレンアリレンエーテルグリコール等であり、
一方、ジイソシアネートとしては芳香族、脂肪
族、環式脂肪族化合物を含有したジイソシアネー
トが使用され好ましくは2,4―トリレンジイソ
シアネート、m―フエニレンジイソシアネート、
4,4―ビフエニレンジイソシアネート、1,4
―シクロヘキシレンジイソシアネート、1,5―
テトラハイドロナフタレンジイソシアネート、
1,6―ヘキサメチレンジイソシアネート、4―
クロル―1,3―フエニレンジイソシアネート、
1,5―ナフタレンジイソシアネート等が使用さ
れる。 以上に説明したポリウレタンプレポリマーは
種々の市販品で、例えば、武田薬品工業(株)社製の
タケネート(L―1007、L―1128、L―1150、L
―1151、L―1153、L―1155、L―1156、L―
1307、L―2710、L―2760、L―6001など);
E.I.Du Pont de Nemours& Co.製のアジプレ
ン(Adiprene)L;三井日曹ウレタン(株)社製の
ハイプレン(Hi―prene)(U―30、U―41Y、U
―42、U―51、EX―116、L―100、L―167、L
―213、L―320など)等があり入手に都合が良
い。 本発明の結合剤である2―クロロアクリロニト
リル重合体とポリウレタンプレポリマーの混合割
合は重量比で1/9〜9/1、好ましくは3/7〜7/3の範
囲で使用するのが良い。又、併用するポリイソシ
アネート化合物はこれら両者の混合重量100部に
対して5〜60部の範囲で使用すると良い。 本発明の上記の結合剤組成物は強磁性微粉末
100重量部に対して、8〜100重量部、好ましくは
10〜80重量部特に好ましくは13〜50重量部とする
のが良い。 上記本発明に使用されるポリイソシアネート化
合物とはイソシアネート基を少なくとも2個有し
ているイソシアネート及びそれらのアダクト体で
あり、脂脂族ジイソシアネート、環状基を有する
脂肪族ジイソシアネート、芳香核イソシアネー
ト、ナフタレンイソシアネート、ビフエニルイソ
シアネート、ジフエニルメタンジイソシアネー
ト、トリフエニルメタンジイソシアネート、トリ
イソシアネート、テトライソシアネート等及びこ
れらのアダクト体がある。 例としては、エタンジイソシアネート、ブタン
ジイソシアネート、ヘキサンジイソシアネート、
2,2―ジメチルペンタンジイソシアネート、
2,2,4―トリメチルペンタンジイソシアネー
ト、デカンジイソシアネート、ω,ω′―ジイソ
シアネート―1,3―ジメチルベンゾール、ω,
ω′―ジイソシアネート―1,2―ジメチルシク
ロヘキサンジイソシアネート、ω,ω′―ジイソ
シアネート―1,4―ジエチルベンゾール、ω,
ω′―ジイソシアネート―1,5―ジメチルナフ
タリン、ω,ω′―ジイソシアネート―n―プロ
ピルビフエニル、1,3―フエニレンジイソシア
ネート、1―メチルベンゾール―2,4―ジイソ
シアネート、1,3―ジメチルベンゾール―2,
6―ジイソシアネート、ナフタレン―1,4―ジ
イソシアネート、1,1′―ジナフチル―2,2′―
ジイソシアネート、ビフエニル―2,4′―ジイソ
シアネート、3,3′―ジメチルビフエニル―4,
4′―ジイソシアネート、ジフエニルメタン―4,
4′―ジイソシアネート、2,2′―ジメチルジフエ
ニル、メタン―4,4′―ジイソシアネート、3,
3′―ジメトキシジフエニル、メタン―4,4′―ジ
イソシアネート、4,4′―ジエトキシジフエニル
メタン―4,4′―ジイソシアネート、1―メチル
ベンゾール―2,4,6―トリイソシアネート、
1,3,5―トリメチルベンゾール―2,4,6
―トリイソシアネート、ジフエニルメタン―2,
4,4′―トリイソシアネート、トリフエニルメタ
ン―4,4′,4″―トリイソシアネート、トリレン
ジイソシアネート、1,5―ナフチレンジイソシ
アネート等のイソシアネート類;これらのイソシ
アネート類の2量体または3量体のアダクト体;
またはこれらのイソシアネートと2価または3価
のポリアルコールとのダクト体、である。これら
のアダクト体としては3モルのトリレンジイソシ
アネートと1モルのトリメチロールプロパンのア
ダクト、3モルのヘキサメチレンジイソシアネー
トと1モルのトリメチロールプロパンのアダクト
等があり、更に上記のイソシアネート類から任意
に選択されるアダクト体も使用できる。 本発明における磁性層とは、強磁性微粉末を、
上記の結合剤、添加剤及び溶剤等に混練分散した
磁性塗料を非磁性支持体上に塗工、配向、乾燥し
て塗布型磁性層を設けたものである。 磁性層の厚味は乾燥厚味で1〜18μmとするの
が良いが、保護層を設けたデジタル記録再生用の
磁気記録媒体の場合には約30μmまで使用でき
る。又、重層の場合は合計で上記の範囲とするの
が良い。この乾燥厚味は磁気記録媒体の用途、形
状(フイルム、テープ、シート、デイスク、カー
ド、ドラムなど)、規格などによつて決定され
る。 上記の非磁性支持体の素材としてはポリエチレ
ンテレフタレート、ポリエチレン―2,6―ナフ
タレート等のポリエステル類;ポリエチレン、ポ
リプロピレン等のポリオレフイン類;セルロース
トリアセテート、セルロースダイアセテート、セ
ルロースアセテートブチレート、セルロースアセ
テートプロピオネート等のセルロース誘導体;ポ
リ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のビニル系
樹脂;ポリカーボートネート、ポリイミド、ポリ
アミドイミド等のプラスチツクの他に用途に応じ
てアルミニウム、銅、スズ、亜鉛またはこれらを
含む非磁性合金などの非磁性金属類;ガラス、陶
器、磁器などのセラミツク類;紙、バライタまた
はポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン―ブ
テン共重合体などの炭素数2〜10のα―ポリオレ
フイン類を塗布またはラミネートした紙などの紙
類も使用できる。これらの非磁性支持体は使用目
的に応じて透明あるいは不透明であつても良い。 又、非磁性支持体の形態はフイルム、テープ、
シート、デイスク、カード、ドラム等いずれでも
良く、形態に応じて種々の材料が必要に応じて選
択される。 これらの非磁性支持体の厚みはフイルム、テー
プ、シート状の場合は約2〜約50μm程度好まし
くは3〜25μmである。又、フレキシブルデイス
クシート(floppy型)の場合は約20〜約90μm程
度、デイスク、カード状の場合は0.5〜10mm程度
であり、ドラム状の場合は円筒状とし、使用する
レコーダーに応じその型は決められる。 前記の塗布型磁性層に使用する磁性塗料の製法
に関しては特公昭35−15号、39−26794号、43−
186号、47−28043号、47−28045号、47−28046
号、47−28048号、47―31445号、48−11162号、
48−21331号、48−33683号、ソ連特許明細書
308033号;米国特許2581414号;同2855156号;同
3240621号;同3526598号;同3728262号;同
3790407号;同3836393号等にくわしく述べられて
いる。これらに記載されている磁気塗料は強磁性
微粉末、バインダー、塗布溶媒を主成分とし、こ
の他に分散剤、潤滑剤、研摩剤、帯電防止剤等の
添加剤を含む場合もある。 上記の強磁性微粉末としては強磁性酸化鉄、強
磁性二酸化クロム、強磁性合金粉末などが使用で
きる。 上記の強磁性酸化鉄は一般式FeOxで示した場
合のx値が1.33≦×≦1.50の範囲にある強磁性酸
化鉄、すなわち、マグヘマイト(γ―Fe2O3,x
=1.50)、マグネタイト(Fe3O4,x=1.33)及び
これらのベルトライド化合物(FeOx,1.33<x
<1.50)である。上記のx値は x=1/200×{2×(2価の鉄のatomic%) +3×(3価の鉄のatomic%)} の式で示される。 これらの強磁性酸化鉄には2価の金属が添加さ
れていても良い。2価の金属としてはCr,Mn,
Co,Ni,Cu,Znなどがあり、上記酸化鉄に対し
て0〜10atomic%の範囲で添加される。 上記の強磁性二酸化クロムはCrO2およびこれ
にNa,K,Ti,V,Mn,Fe,Co,Ni,Tc,
Ru,Sn,Ce,Pbなどの金属、P,Sb,Teなど
の半導体、またはこれらの金属の酸化物を0〜
20wt.%添加したCrO2が使用される。 上記の強磁性酸化鉄および強磁性二酸化クロム
の針状比は2/1〜20/1程度、好ましくは5/1以上、
平均長は0.2〜2.0μm程度の範囲が有効である。 上記の強磁性合金粉末は金属分が75wt.%以上
であり、金属分の80wt.%またはそれ以上が少な
くとも一種の強磁性金属(すなわち、Fe,Co,
Ni,Fe―Co,Fe―Ni,Co―Ni,またはCo―Ni
―Ee)であり、金属分の20wt.%またはそれ以
下、好ましくは0.5〜5wt.%がAl,Si,S,Sc,
Ti,V,Cr,Mn,Cu,Zu,Y,Mo,Rh,Pd,
Ag,Sn,Sb,Te,Ba,Ta,W,Re,Au,
Hy,Pb,Bi,La,Ce,Pr,Nd,B,Pなどの
組成を有するものであり、少量の水、水酸化物ま
たは酸化物を含む場合もある。 上記の強磁性合金粉末は長径が約0.5μm以下
の粒子である。 具体的には、特公昭36−5515号、同37−4825
号、同39−5009号、同39−10307号、同44−14090
号、同45−18372号、同47−22062号、同47−
22513号、同46−28466号、同46−38755号、同47
−4286号、同47−12422号、同47−17284号、同47
−18509号、同47−18573号、同48−39639号、米
国特許3026215号;同3031341号;同3100194号;
同3242005号;同3389014号;同3898952号、同
3913131号;同3917716号;同3929604号;同
3943012号;同3966510号;同4002804号;同
4007072号;同4009111号;同4015030号;同
4016057号;同4020236号;4063000号;同4066564
号;同4066565号;同4069164号;同4076861号;
同4096316号;英国特許752659号;同782762号;
同1007323号;フランス特許1107654号;西ドイツ
公開特許(OLS)1281334号等に記載されてい
る。 磁性層には、前記の結合剤、強磁性微粉末の他
に添加剤として分散剤、潤滑剤、研摩剤、帯電防
止剤等が加えられてもよい。 分散剤としてはカプリル酸、カプリン酸、ラウ
リン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリ
ン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、
リノレン酸、ステアロール酸等の炭素数12〜18個
の脂肪酸(R1COOH、R1は炭素数11〜17個のア
ルキルまたはアルケニル基);前記の脂肪酸のア
ルカリ金属(Li,Na,K等)またはアルカリ土
類金属(Mg,Ca,Ba)から成る金属石鹸;前記
の脂肪酸エステルの弗素を含有した化合物;前記
の脂肪酸のアミド;ポリアルキレンオキサイドア
ルキルリン酸エステル;レジチン;トリアルキル
ポリオレフインオキシ第四アンモニウム塩(アル
キルは炭素数1〜5個、オレフインはエチレン、
プロピレンなど);等が使用される。この他に炭
素数12以上の高級アルコール、およびこれらの他
に硫酸エステル等も使用可能である。これらの分
散剤は結合剤100重量部に対して0.5〜20重量部の
範囲で添加される。これらについては特公昭39−
28369号、同44−17945号、同48−7441号、同48−
15001号、同48−15002号、同48−16363号、同50
−4121号、米国特許3387993号;同3470021号等に
記載がある。 潤滑剤として前述の分散剤もその効果が認めら
れるが、ジアルキルポリシロキサン(アルキルは
炭素数1〜5個)、ジアルコキシポリシロキサン
(アルコキシは炭素数1〜4個)、モノアルキルモ
ノアルコキシポリシロキサン(アルキルは炭素数
1〜5個、アルコキシは炭素数1〜4個)、フエ
ニルポリシロキサン、フロロアルキルポリシロキ
サン(アルキルは炭素数1〜5個)などのシリコ
ンオイル;グラフアイトなどの導電性微粉末;二
硫化モリブデン、二硫化タングステンなどの無機
微粉末;ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエ
チレン塩化ビニル共重合体、ポリテトラフルオロ
エチレンなでのプラスチツク微粉末;α―オレフ
イン重合物;常温で液状の不飽和脂肪族炭化水素
(n―オレフイン二重結合が末端の炭素に結合し
た化合物、炭素数約20);炭素数12〜20個一塩基
性脂肪酸と炭素数3〜12個の一価のアルコールか
ら成る脂肪酸エステル類、フルオロカーボン類な
どが使用できる。これらの潤滑剤は結合剤100重
量部に対して0.2〜20重量部の範囲で添加され
る。これらについては特公昭34−29709号、同38
−11033号、同43−23889号、同46−40461号、同
47−15621号、同47−18482号、同47−28043号、
同47−30207号、同47−32001号、同48−7442号、
同49−14247号、同50−5042号、同52−14082号、
同52−18561号、特開昭52−8804号、同52−49803
号、同52−49804号、同52−49805号、同52−
67304号、同52−70811号、53−19004号、同53−
24806号、米国特許2654681号;同3470021号;同
3492235号;同3497411号;同3523086号;同
3625760号;同3630772号;同3634253号;同
3642539号;同3687725号;同3996407号;同
4007313号;同4007314号;同4018967号;同
4018968号;“IBM Technical Disclosure
Bulletin”Vol.9、No.7,Page779(1966年12
月);“ELEKTRONIK”1961年、No.12,
Page380等に記載されている。 研摩剤としては一般に使用される材料で溶融ア
ルミナ、炭化ケイ素、酸化クロム(Cr2O3)コラ
ンダム、人造コランダム、ダイアモンド、人造ダ
イアモンド、ザクロ石、エメリー(主成分:コラ
ンダムと磁鉄鉱)等が使用される。これらの研磨
剤はモース硬度が5以上であり、平約粒子径が
0.05〜5μの大きさのものが使用され、特に好ま
しくは0.1〜2μである。これらの研磨剤は結合
剤100重量部に対して0.5〜20重量部の範囲で添加
される。これらについては特公昭47−18572号、
同48−15003号、同48−15004号(米国特許
3617378号)、同49−39402号、同50−9401号、米
国特許3007807号;同3041196号;同3293066号、
同3630910号;同3687725号;同4015042号;英国
特許1145349号;西ドイツ特許(DT―PS)
853211号;同1101000号に記載されている。 帯電防止剤としてはカーボンブラツク、カーボ
ンブラツクグラフトポリマーなどの導電性微粉
末;サポニンなどの天然界面活性剤;アルキレン
オキサイド系、グリセリン系、グリシドール系な
どのノニオン界面活性剤;高級アルキルアミン
類、第4級アンモニウム塩類、ピリジンその他の
複素環類、ホスホニウム又はスルホニウム類など
のカチオン界面活性剤;カルボン酸、スルホン
酸、燐酸、硫酸エステル基、燐酸エステル基等の
酸性基を含むアニオン界面活性剤;アミノ酸類、
アミノスルホン酸類、アミノアルコールの硫酸ま
たは燐酸エステル類等の両性活性剤などが使用さ
れる。 上記の導電性微粉末は結合剤100重量部に対し
て0.2〜20重量部が、界面活性剤は0.1〜10重量部
の範囲で添加される。 これら帯電防止剤として使用し得る導電性微粉
末および界面活性剤化合物例の一部は特公昭46−
22726号、同47−24881号、同47−26882号、同48
−15440号、同48−26761号、特開昭52−18561
号、同52−38201号、米国特許2271623号、同
2240472号、同2288226号、同2676122号、同
2676924号、同2676975号、同2691566号、同
2727860号、同2730498号、同2742379号、同
2739891号、同3068101号、同3158484号、同
3201253号、同3210191号、同3294540号、同
3415649号、同3441413号、同3442654号、同
3475174号、同3545974号、西ドイツ特許公開
(OLS)1942665号、英国特許1077317号、同
1198450号等をはじめ、小田良平他著「界面活性
剤の合成とその応用」(槙書店1964年版);A.M.
シユワルツ&J.W.ペイリ著「サーフエスアクテ
イブ エージエンツ」(インターサイエンス・パ
ブリケーシヨン・インコーポレテイド1958年
版);J.P.シスリー著「エンサイクロペデイア
オブ サーフエスアクテイヴ エージエンツ、第
2巻」(ケミカルパブリツシユカンパニー1964年
版);「界面活性剤便覧」第6刷(産業図書株式
会社、昭和41年12月20日)などの成書に記載され
ている。 これらの界面活性剤は単独または混合して添加
してもよい。これらは帯電防止剤として用いられ
るものであるが、時としてその他の目的、たとえ
ば分散、磁気特性の改良、潤滑性の改良、塗布助
剤として適用される場合もある。 塗布溶媒に使用する有機溶媒としては、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、シクロヘキサノン等のケトン系;酢酸メチ
ル、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸エチル、酢酸
グリコールモノエチルエーテル等のエステル系;
ベンゼン、トルエン、キシレン等のタール系(芳
香族炭化水素);メチレンクロライド、エチレン
クロライド、四塩化炭素、クロロホルム、エチレ
ンクロルヒドリン、シクロルベンゼン等の塩素化
炭化水素等のものが選択して使用できる。 磁性粉末及び前述の結合剤、分散剤、潤滑剤、
研磨剤、帯電防止剤、溶剤等は混練されて磁性塗
料とされる。 混練にあたつては、磁性粉末及び上述の各成分
は全て同時に、あるいは個々順次に混練機に投入
される。たとえばまた分散剤を含む溶剤中に磁性
粉末を加え所定の時間混練をつつけて磁性塗料と
する方法などがある。 磁性塗料の混練分散にあたつては各種の混練機
が使用される。例えば二本ロールミル、三本ロー
ルミル、ボールミル、ペブルミル、トロンミル、
サンドグライダー、Szegvariアトライター、高
速インペラー分散機、高速ストーンミル、高速度
衝撃ミル、デイスパー、ニーダー、高速ミキサ
ー、ホモジナイザー、超音波分散機などである。 混練分散に関する技術は、T.C.PATTON著の
“Paint Flow and Pigment Dispersion”(1964
年、John Wiley& Sons社発行)に述べられて
いる。又、米国特許第2581414号、同2855156号に
も述べられている。 支持体上へ前記の磁気記録層を塗布する方法と
してはエアードクターコート、ブレードコート、
エアナイフコート、スクイズコート、含浸コー
ト、リバースロールコート、トランスフアーロー
ルコート、グラビヤコート、キスコート、キヤス
トコート、スプレイコート、スピンコート等が利
用でき、その他の方法も可能であり、これらの具
体的説明は朝倉書店発行の「コーテイング工学」
253頁〜277頁(昭和46,3,20発行)に詳細に記
載されている。 又、重層磁気記録体の場合は非磁性支持体上に
上記の塗布法によつて磁性層を塗布、乾燥し、こ
の工程を繰り返して連続塗布操作により2層の磁
性層を設けたものである。又、特開昭48−98803
号(西ドイツ特許DT―OS2309159号)、同48−
99233号(西ドイツ特許DT―AS2309158号)等に
記載された如く、多層同時塗布法によつて同時に
2層の磁性層を設けても良い。 このような方法により、支持体上に塗布された
磁性層は必要により前記のように層中の磁性粉末
を配向させる処理を施したのち、形成した磁性層
を乾燥する。又必要により表面平滑化加工を施し
たり、所望の形状に裁断したりして、本発明の磁
気記録体を製造する。 特に本発明に於ては磁気記録層の表面平滑化処
理をほどこすと、表面が平滑で、且つ耐摩耗性に
すぐれた磁気記録体が得られることが判明した。
この表面平滑化処理は乾燥前のスムーズニング処
理、あるいは乾燥後のカレンダリング処理によつ
て行なわれる。 配向処理は下記の条件で行なわれる。 配向磁場は交流または直流で約500〜3000Oe程
度である。 磁性体の破向方向は、その用途により定められ
る。即ち、サウンドテープ、小型ビデオテープ、
メモリーテープなどの場合にはテープの長さ方向
に平行であり、放送用ビデオテープなどの場合に
は長さ方向に対して、30゜乃至90゜の傾きをもつ
て配向される。 磁性粉末の配向方法は下記の特許中にも述べら
れている。 例えば米国特許1949840号;2796359号;
3001891号;3172776号;3416949号;3473960号、
3681138号;特公昭32−3427号;39−28368号;40
−23624号40−23625号;41−13181号;48−13043
号;48−39722号などである。 又、特開昭52−79905号、米国特許3775178号、
西ドイツ特許公告(DT―AS)1190985号に記載
された如く、重層の場合には上層と下層の配向を
異なつた方向に行なつても良い。 配向後の磁性層の乾燥温度は約50〜120℃程
度、好ましくは70〜100℃、特に好ましくは80〜
90℃で、空気流量は1〜5Kl/m2、好ましくは2
〜3Kl/m2で、乾燥時間は約30秒〜10分間程度、
好ましくは1〜5分である。 前記の磁性層の乾燥前の塗膜表面のスムーズニ
ング処理としてはマグネツトスムーザー、スムー
ズニングコイル、スムーズニングブレード、スム
ーズニングブランケツト等の方法が必要に応じて
使用される。これらは、特公昭47−38802号、英
国特許1191424号、特公昭48−11336号、特開昭49
−53631号、同50−112005号、同51−77303号、同
52−151005号、同53−13404号等に示されてい
る。 磁性層の乾燥後の塗膜表面のカレンダリング処
理はメタンロールとコツトンロール、または合成
樹脂(たとえばナイロン、ポリウレタンなど)ロ
ール、あるいはメタンロールとメタルロールなど
の2本のロールの間を通すスーパーカレンダー法
によつて行なうのが好ましい。スーパーカレンダ
ーの条件は約25〜50Kg/cmのロール間圧力で、約
35〜150℃の温度で、5〜200/minの処理速度で
行なうのが好ましい。温度及び圧力がこれらの上
限以上になると磁性層および非磁性支持体に悪影
響がある。又、処理速度が約5m/min以下だと
表面平滑化の効果が得られなく、約200/min.以
上だと処理操作が困難となる。 これらの表面平滑化処理については米国特許
2688567号;同2998325号;同3783023号;西独公
開特許(OLS)2405222号;特開昭49−53631
号、同50−10337号、同50−99506号、同51−
92606号、同51−102049号、同51−103404号、特
公昭52−17404号などに記載されている。 又、本発明の支持体は帯電防止、転写防止、ワ
ウフラツターの防止、磁気記録体の強度向上、バ
ツク面のマツト化等の目的で、磁性層を設けた側
の反対の面(バツク面)がいわゆるバツクコート
(backcoat)されていてもよい。 このバツク層は組成としては前記の潤滑剤、研
磨材、帯電防止層などの少なくとも1種の添加
剤、および場合によつてはこれらを均一に分散さ
せるために分散剤を公知の磁気記録媒体用結合
剤、塗布溶媒と混練、分散した塗布液を上記の支
持体のバツク面上に塗布、乾燥して設けたもので
ある。前記の磁性層およびバツク層は支持体上に
どちらかが先に設けられても良い。 通常使用れる好ましい添加剤はカーボンブラツ
ク、グラフアイト、タルク、Cr2O3、α―Fe2O3
(ベンガラ,ヘマタイト)、シリコーンオイルなど
であり、結合剤としては熱合剤としては熱硬化性
樹脂又は反応型樹脂が好ましい。 バツク層全固形分に対して無機化合物の添加剤
の場合は約30〜85wt.%、好ましくは40〜80wt.%
有機化合物の添加剤の場合は約0.1〜30wt.%、好
ましくは0.2〜20wt.%の混合比で設けられる。
又、乾燥厚味は約0.5〜5.0μmの範囲で磁気記録
体の全厚、用途、形状、目的等に応じて任意に選
択することができる。 上記のバツクコートに関しては、例えば特公昭
52−13411号、同52−17401号、特開昭50−150407
号、同51−144604号、同52−8003号、同52−8005
号、同52−8006号、同52−17003号、同52−25603
号、同52−30403号、同52−37405号、同52−
40303号、同52−40304号、同52−96505号、同52
−102004号、同53−42706号、同53−42707号、実
公昭52−6268号、同52−8419号、実開昭52−
13411号、同52−17401号、米国特許2804401号、
同3293066号、同3617378号、同3062676号、同
3734772号、同3476596号、同2643048号、同
2803556号、同2887462号、同2923642号、同
2997451号、同3007892号、同3041196号、同
3115420号、同3166688号、同3761311号等に示さ
れている。 以上に説明した本発明の磁気記録媒体は以下に
示す効果を有する。 (i) 高温高湿(45℃80%RH)での耐摩耗性が優
れている。 (ii) テープの摩擦係数を低くすることが出来走行
が安定である。 (iii) 磁性粒子の分散性が良く磁性層の角型化が良
い。 (iv) 製造工程に於て自然発火する事がない。 (v) 高弾性率を持つたテープを設計出来る。 (vi) 磁性塗布液の凝集が少なく、貯蔵安定性(ポ
ツトライフ)が長い。 (vii) 特にビデオカセツト用のテープに適する。 (viii) オーデイオ定ープ、磁気シート、デジタルテ
ープへの応用も出来る。 以下に本発明を実施例および比較例により更に
具体的に説明する。ここに示す成分、割合、操作
順序等は、本発明の精神から逸脱しない範囲にお
いて変更しうるものであることは本業界に携わる
ものにとつては容易に理解されることである。 従つて、本発明は、下記の実施例に制限される
べきではない。 尚、以下の実施例および比較例において部はす
べて重量部を示す。 実施例 1 (磁性塗布液) (A) γ―Fe2O3〔抗磁力(Hc〕=450Oe、 粒子サイズ=0.6×0.07×0.07μm〕 300部 (B) 2―クロロアクリロニトリル重合体(平均分
子量=58000) 30部 (C) ポリウレタンプレポリマー ポリテトラエチレンエーテルグリコールと2,
4―トリレンジイソシアネートの反応生物、平
均分子量=8000 40部 (D) 導電性カーボンブラツク(平均粒径=
30milli―μm) 20部 (E) オレイン酸 3部 (F) レシチン 3部 (G) メチルエチルケトン(MEK)/トルエン混
合溶剤(混合重量比=1/1) 700部 より成る組成物をボールミルで充分混合分散せ
しめた。充分分散後、(H)3モルのトルエンジイソ
シアナートと1モルのトルメチロールプロパンを
付加反応させた3官能性ポリイソシアネート化合
物の75wt.%酢酸エチル溶液(DesmodurL―75、
BayerA.G.製)7部、MEK/トルエンの上記混
合割合の溶剤200部を加えて充分に混合させた後
磁性塗布液となし、厚味25μmのポリエステル
支持体上に乾燥厚味10μmになる様に塗布した。 この広巾磁気ウエブを1/2インチ巾にスリツト
し、磁気テープとして完成させた。このサンプル
をNo.1とする。 前記の磁性塗布液において強磁性微粉末(A)、
2―クロロアクリロニトリル重合体(B)、ポリウレ
タンプレポリマー(C)およびポリイソシアネート化
合物(H)を下記の第1表に示す組成の材料および添
加量に変更した磁性塗布液,,およびを
用いてサンプルNo.1と同様にして1/2インチ巾の
磁気テープを得た。それぞれサンプルNos.2,
3,4および5とする。
【表】
【表】 比較例 1 前記、実施例1の磁性塗布液〜において、
組成(B)の2―クロロアクリロニトリル重合体およ
び(C)のポリウレタンプレポリマーを下記の第2表
に示す素材に変えてサンプルNos.1〜5と同様に
して1/2インチ巾の磁気テープを得た。それぞれ
サンプルNos.C―1,C―2,C−3,C―4お
よびC―5とする。
【表】 以上のサンプルNos.1,2,3,4,5,C―
1,C―2,C―3,C―4およびC―5の1/2
インチ磁気テープをVHS用カセツトハーフに組
み込みビデオカセツトレコーダー〔松下電器産業
(株)社製、NV―8800型)を使用して、ビデオ感
度、ビデオS/Nおよび耐摩耗性についての特性を
測定、比較した。結果を下記の第3表に示す。
【表】
【表】 以上の結果から、本発明の結合剤成分を使用し
たものはビデオ感度、ビデオS/N共に優れている
ことが判明した。又、1/2インチテープとして3
分間の長さ(約6m)について同一場所を各サン
プルについて100回走行させて出力低下を見て磁
性層の耐摩耗性を比べたテストにおいても、比較
例が−1.9〜−3.0dBであるのに対して、本発明の
結合剤組成は−0.3〜−0.6PBであり、従来の結合
剤の場合よりも耐摩耗性の点で優れていることが
確認された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 強磁性微粉末を結合剤に分散せしめ、これを
    支持体に塗着した磁性層を有した磁気記録媒体に
    おいて、前記結合剤成分として2―クロロアクリ
    ロニトリル重合体とポリウレタンプレポリマーを
    含有することを特徴とした磁気記録媒体。 2 結合剤成分にポリイソシアネート化合物を含
    有する事を特徴とした前記特許請求の範囲1に記
    載した磁気記録媒体。
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