JPS6160616A - 潰瘍治療薬 - Google Patents

潰瘍治療薬

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JPS6160616A
JPS6160616A JP59180270A JP18027084A JPS6160616A JP S6160616 A JPS6160616 A JP S6160616A JP 59180270 A JP59180270 A JP 59180270A JP 18027084 A JP18027084 A JP 18027084A JP S6160616 A JPS6160616 A JP S6160616A
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JP
Japan
Prior art keywords
egf
dose
ulcer
active ingredient
effect
Prior art date
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Pending
Application number
JP59180270A
Other languages
English (en)
Inventor
Harunobu Amagase
天ケ瀬 晴信
Toru Moriguchi
徹 守口
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Wakunaga Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Wakunaga Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背q 技術分野 本発明は、上皮ill成長囚子因子下、EGFと略記す
る)を有効成分とする潰瘍治療薬に関する。
ざらに具体的には、本発明は、EGFの経口投与のが異
常に少ないという点に特徴を有する潰瘍治療薬に関する
ものである。
友1且韮 1975年コーエコーCohcn )らは人尿中より、
上皮粗織の地殖角化を促す成長因子であるヒト上皮細胞
成長因子(hEGF)を発見し、単離精製した(Pro
c、  Hatl、  八cad、  Sci、  I
IS八、  72. 1317(1975))。
hEGFの全アミノ酸(14迄はなお解明されていない
が、その後の研究により、そのゲル電気泳動パターン、
免疫交着反応などから現在ではhEGFは同年グレゴリ
−(Gregory )らが人尿中より発見した、胃酸
分泌抑制作用をもつ、アミノ酸53残塁よりなる分子内
に3つのジスルフィド結合を有するペプチドであるヒト
ウOガストOン(以下hUGと記す)(にature、
 257.325(1975))と同一の構造を有する
とされており、huGとhEGFとは互いに共通するさ
まざまな生理作用がvL2されている(Ann、 Re
v。
Biochem、、 48.193 (117’ll)
 。
また、最近は三好らにより、遺伝子工学的に合成された
N端より数えて21番目のアミノ酸残塁が、メヂオニン
(Hat)ではなくロイシン(Leu)から成る21−
ロイシンヒト上皮細胞成長因子(以下(21−Lcu)
 hEGFと2寸)も、hEGFと同様な活性があるこ
とが確認されている(特願昭58−123520号)。
更に、hUGとは、53個のアミノ酸残塁のうち37個
が同一でかつ3個のS−8結合が同じrJ(+髪にある
マウス上皮細胞成長因子(atEGF)とhUCの生理
作用の比較によって、hUG / hEGFあるいはm
EGFの活性は秤を越えて見出されていることから、こ
れらの作用は、その特有の安定な三次元構造に由来する
ものと考えられている。
一方、薬理活性については、周知の通り胃液(胃酸、ペ
プシン等)の分泌抑制(竹島徹はか:基礎と臨床、12
(12)、 133 (1978))あるいは粘膜増殖
促進作用(S、J、にanturek、 et al。
GASTROENTEROLOGY、 81.438 
+1981)およびA、ROMrt、 et at、 
Gut、 23.866 (1982))等、種々の活
性が知られており、従来から多くの抗潰瘍作用に関する
研究(C,G、にofraan、 et al、 Br
、J。
Surg、 64.830 (1977))が行わレテ
いル、、臨床的にも、EGFはすでに使用されており(
つOガストロン−日本新薬)、経口的には通常成人1日
あたり7.2mo 〜9.6rr+o (力価)が分割
服用されているのが現状である。
−−゛の111 t″R しかし経口IIうの揚台は、)肖化管からの吸収が問題
となるため、従来の投与口でtユ充分な薬理作用が現わ
れにくいという問題が生じている。
また、近年s、 p、 Itoseらにより[GEの皮
円ガンプロモータ作用が報告され(S、P、l1osc
 et al。
Expcricntia、 32 (7)、 913(
197G)) 、従来の投与量では、長期連用による9
1作用の出現の可能性も懸Sされている。
更に、い1fれのEGFも容易な製造頃が確立されてい
ないため、比較的8価な薬剤として取り扱われている。
B ITI (Jと」工 要旨 本発明は、上記の点に解決を与えることを目的とし、[
G「のVi ieJ m作用と経口投与」との相関関係
(dose response )について鋭意研究を
行った結果、従来の投与口に比べてさらに低いEGFの
限定された投与口に顕著な抗潰瘍作用が認められたとい
う発見に基づくものである。
したがって、本発明による潰瘍治療薬は、上皮細胞成長
因子が、成人1回の経口投与量として1ng〜10μり
をその有効成分として配合されたこと、を特徴とするも
のである。
監呈 EGFを経口投与する場合に認められた抗潰瘍効果発現
の連関率性、および艮till連用による21作用のr
:A題は、本発明によるEGF含有潰瘍治療薬を使用す
ることにより回避することができる。更に、EGFの薬
用mが従来の使用1に比べ115〜11500000程
度であることにより、製剤化におけるv!Anコストの
低減化においても多大な貢献をなすものと思われる。
EGF 1口投与釘がこのように少ない方が従来の投与
ωの場合よりもti’L潰瘍効果が大きいということは
、思いがけなかったことというべきであろう。
本発明でいう上皮細胞成長因子(EGF )には前述の
ような3個のS−3結合による特有の安定な三次元Ji
4 造を有する任3のものが含まれ、いずれち本発明の
泊瘍治槙仝のイJ効成分として適用できる。したがって
、本発明でいうEGFは、天然物たとえばウナギ、ラッ
ト、マウス等の顎下腺または人、妊馬等の尿中からの抽
出、取得したちのくたとえば、fj聞1g156−25
112号公報、Cohen。
Si、  at  at、八dv、  in、  Hc
tab、  Dis、、8,265(1975))これ
と同等のものを常法にしたがって、化学的にもしくは遺
伝子工学的手法を用いて生物学的に合成したもの、およ
びこれらのアミノ酸霞換、アミノ酸付加もしくは欠如等
を含むクラS体、を包含するものである。
澗7′8泊掠薬 木兄11の潰瘍冶原桑は、上記のEGFから選ばれる少
なくとも1種のEGFと製剤上の補助成分、たとえば賦
形剤、結合剤、希釈剤その他とからなるものである。こ
の補助剤の種類に応じて、粉末、顆粒、錠剤、カブはル
剤、シロップ剤、液剤等の形態で経口的に19与するこ
とができる。また、必要に応じて他の抗渭7g剤を;1
合させてもよい。
投与出は、年令、体重により適宜増減するが、経口的に
は通常成人、−回、EGrとして1ng〜10μΩ程度
であり、さらに好ましくは10nQ〜1μQ程度である
本発明の望ましい央体例は、この−回当りの投与百を一
日2回ないし4回服用させるための単位投与形態のもの
である。
なお、本発明の潰瘍治療薬は、従来のその有効成分の使
用mを大幅に減少させたことが特徴であるから、その安
全性については何ら問題がないことは言うまでもない。
11至立」 本発明にあけるEGFの抗′cJfg4効果をみるべく
、薬理学的側面から実験を行った。その結果を実験方法
とともに示せば、下記の通りである。
(1)実験動物 SD系SPF ill性ラットを一定期間飼育後、健m
と思りレル体m22C11p’Iv:t17)モ(7)
ヲ11J9〜20四として本実験に使用した。
(2)実験方法 実験に使用づる前にあらかじめ金属ケージ内で絶食さけ
たラットを、エーテル麻酔下に開腹して幽門をI、−紮
した1(、U1合糸で縫合した。麻酔がさめた後、下記
に示すぬ度の被検波を経口投与し、10′J)Iに0.
5%CMC−Na液に懸回させたアスピリンを100m
Q/kQ経口投与した。そして絶食、給水下に81TI
J聞放口し、エーテルによって殺し、胃を摘出した。胃
内溶液を棄却後、10%ホルマリン!1VfJ液で胃を
固定した。その後。
大彎側に沿って切開して膿瘍の良さを解剖顕微鏡で測定
し、総和を一匹のラット当りの泊1g、係数とした。
薬物の経口投与量は、下記の通りである。
(イ)黒溜水(対照)   5ml/kQ(3)実験結
果 アスピリン潰瘍に対する(21−Leu) hEGFの
膿瘍形成抑Q、’I効果の結果は、表18よび第1図に
示す通りであった。
(21−Leu) hEGFを実験方法に従ってSD系
雌雄性ラット経口投与したところ、100nq/にΩ、
10nQ/kQ、1nQ/kg投与群で顕箸な潰瘍形成
抑1−1作用が認められた。
表−1 T−検定    −P<0.05 を市  1)<0. 01 市** p<Q、 QQ5 2) 慢性潰瘍(fiT M潰瘍)に対するm[GFお
よび(21−Lcu) hEGFのり」宋の実験例(1
)実験動物 Donryu系SPF雄性ラットを一定期間【」前後、
健康と思われる体ff1220Q前後のものを1 r、
¥ 4〜5四として本実験に使用した。
(2)実験方法 ラットをエーテル麻酔下に開腹して胃を取り出し、前髪
部の胃体部と幽門部の境界部分の漿膜下に20%酢M液
15μmを注入した。注入後、胃をUJ腔内に戻して腹
部を閉じた。手術後28目から14日間にわたって、下
記に示す濃度の被検液を朝、タ2回経ロ投与した。手術
後16日日目エーテルで殺し、胃を1山出し、10%ホ
ルマリン匡衝液12m1で胃を固定した。その後、人前
側に。
沿って切開し、格子つき(1mm>のFJ’? ”uJ
顕顕微上下胃潰瘍の大きさく面積mm2)を測定して、
これを潰瘍係数とした。
薬物の経口投与量(1回投与量)は、下記の通りである
(イ)蒸溜水(ス・1照)     (5ml/kQ)
<5ml/kG> (5ml/kQ) (5ml/kg) (3)実験結果 酢M 7LIJ IWに対する(21−Lcu) hE
GFおよびmEGFの潰瘍形成抑2−1効果の結果は、
表2および第2図に示V通りであった。
(21−Lcu) h[GFJ3よびmEGF (東洋
紡)を上記実験方法に従ってDonryu系141性ラ
ットに経口投与したところ、アスピリン潰瘍と同様の抗
’QfA作用が認められた。Vなわち、(21−Leu
) hEGrj5よびIll[GFの両者とも本実験に
供した投与口にJ3いては0.1μQ/kQ没与で辺も
よく秦効した。
表−2 ■−検定   (リ Pr0.1
【図面の簡単な説明】
第1図は、アスピリン潰瘍に対する(21−Lcu)h
EGFの潰瘍形成抑制効果を示す、投与量−反応曲線で
ある。 第2図は、酢H1lOTaに対する(21−Leu) 
hEGF(ハツチングあり)およびmEGF (ハツチ
ングあり)のio瘍影形成抑制効果示す、ヒストグラム
である。 出願人代理人  猪  股    清 漿媛モ区1 一博を鷹屋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上皮細胞成長因子が、成人1回の経口投与量として1n
    g〜10μgをその有効成分として配合されたことを特
    徴とする潰瘍治療薬。
JP59180270A 1984-08-31 1984-08-31 潰瘍治療薬 Pending JPS6160616A (ja)

Priority Applications (1)

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JP59180270A JPS6160616A (ja) 1984-08-31 1984-08-31 潰瘍治療薬

Applications Claiming Priority (1)

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JP59180270A JPS6160616A (ja) 1984-08-31 1984-08-31 潰瘍治療薬

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JPS6160616A true JPS6160616A (ja) 1986-03-28

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ID=16080294

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JP59180270A Pending JPS6160616A (ja) 1984-08-31 1984-08-31 潰瘍治療薬

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