JPS6160267B2 - - Google Patents

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JPS6160267B2
JPS6160267B2 JP53083644A JP8364478A JPS6160267B2 JP S6160267 B2 JPS6160267 B2 JP S6160267B2 JP 53083644 A JP53083644 A JP 53083644A JP 8364478 A JP8364478 A JP 8364478A JP S6160267 B2 JPS6160267 B2 JP S6160267B2
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JP
Japan
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transistor
emitter
collector
ignition
control
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JP53083644A
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Zeenaa Geruharuto
Ruufu Uarutaa
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Robert Bosch GmbH
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Robert Bosch GmbH
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Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JPS5420246A publication Critical patent/JPS5420246A/ja
Publication of JPS6160267B2 publication Critical patent/JPS6160267B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P7/00Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices
    • F02P7/06Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of circuit-makers or -breakers, or pick-up devices adapted to sense particular points of the timing cycle
    • F02P7/067Electromagnetic pick-up devices, e.g. providing induced current in a coil

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、回転部材を有する内燃機関の点火装
置に関する。この点火装置には信号発生器が設け
られ、該信号発生器は、前記回転部材が基準位置
に対して所定の角度位置にある時に制御信号を発
生する。また信号発生器はウイガンドワイヤを有
し、該ウイガンドワイヤは、その周辺における磁
界の変化に応答してエネルギーを放射する。また
回転部材に結合されてそれと共に回転するロータ
部材が設けられ、該ロータ部材は、回転部材が前
記所定回転位置に達した時に磁界を変化させる。
さらに前記ウイガンドワイヤと電磁結合された制
御コイルが設けられ、該制御コイルはウイガンド
ワイヤの放射するエネルギーを受取り、かつそれ
に応答して制御信号を発生する。この制御信号は
非常に短い持続時間を有する信号である。
ウイガンドワイヤおよび制御コイルを用いる点
火装置は、特開昭48―41123号公報(西独特許出
願公開第2247511号公報)により公知である。こ
の点火装置では、周囲の磁界が変化したときにウ
イガンドワイヤから放射されるエネルギーを、制
御コイルが検出する。このようなウイガンドワイ
ヤを用いる信号発生器の動作は、「エレクトロニ
クス(Electronics)」誌1975年7月10日号、第
100〜105頁に詳しく記載されている。
公知の点火装置において、電子スイツチは制御
可能な整流器から成つており、その制御電極は、
増幅器を介して制御コイルに接続されている。整
流器の陽極陰極間は点火コイルの1次巻線と蓄積
コンデンサとの間に接続されており、その際蓄積
コンデンサは、直流電源の並列分路内にある。こ
の装置では、点火時点に、可制御整流器の陽極陰
極間が制御コイルの制御信号によつて導通状態に
制御され、1次巻線を介して蓄積コンデンサが放
電する。その結果点火コイルの2次巻線に高圧パ
ルスが生じ、2次巻線に接続された点火プラグに
電気閃絡(点火火花)が生じる。
しかし、このような「コンデンサ式」点火装置
は非常に高価である。なぜなら蓄積コンデンサを
充電するためには、通常使われる直流電源、すな
わち車両のバツテリーでは不充分であり、付加的
な電圧変換器を使用しなければならないからであ
る。さらに、「コイル式」点火装置と違い、「コン
デンサ式」点火装置の発生する点火火花は、後続
放電による火花尾部を持たない単一の火花であ
る。したがつて混合気が希薄な場合、常に確実に
着火するとは限らない。
本発明の課題は上述の欠点を除去しコストを要
しない簡単な装置構成を実現することにある。な
お「コイル式」点火装置とは、点火コイル自体に
点火エネルギーを蓄え、点火時点に点火コイルの
1次巻線を流れる電流をしや断することによつて
点火火花を発生する点火装置である。この場合、
蓄積コンデンサおよび付加的な電圧変換器を不必
要とし、かつ後続放電による火花尾部が形成され
るようにしなければならない。
本発明によれば、この課題は次のようにして解
決される。すなわち、冒頭で述べた点火装置にお
いて、点火コイルを設け、該点火コイルは、その
中を流れる電流が遮断された時に点火過程を開始
させ、 点火コイルと接続された電子断続器を設け、該
電子断続器は前記制御信号に応答して導通状態か
ら遮断状態へ切換わり、それによつて点火コイル
を流れる電流を遮断し、 信号発生器と電子断続器との間に接続された制
御回路装置を設け、該制御回路装置は、第1およ
び第2の安定状態を有する電子スイツチ素子を有
し、該電子スイツチ素子は前記制御信号に応答し
て第1の安定状態から第2の安定状態へ切換わ
り、かつ制御信号が消失した後も第2の安定状態
に留まり、それによつて前記電子断続器が、制御
信号を受取つた後で少くとも所定の最小時間間隔
の間だけ遮断状態に留まり、 電子スイツチ素子は前記所定最小時間間隔の経
過後、前記制御信号または容量蓄積素子の充放電
作用用によつて第1の安定状態へ切換わり、該容
量蓄積素子は、内燃機関の回転数に応じて前記電
子断続器の遮断状態の持続時間を制御し、また前
記所定最小時間間隔が実質的に制御信号の非常に
短い持続時間よりも大きい、ようにするのであ
る。
本発明の点火装置では、点火前に点火エネルギ
ーが磁気エネルギーとして点火コイルに蓄えられ
るので、付加的な電圧変換器および蓄積コンデン
サは不要となる。また制御回路装置によつて、制
御信号の消失後に電子断続器のしや断状態が一時
的に維持される。従つて、ウインガドワイヤを有
する信号発生器を用いる場合でも、後続放電によ
つて火花尾部を形成することができる。内燃機関
の低速回転時において、電子断続器のしや断状態
が維持される期間は、点火サイクル内で所定の割
合を占めている。回転数が上昇するにつれて、こ
の割合は減少していく。そのため、高速回転時に
は十分な点火エネルギーを点火コイル内に蓄積で
きる。
以上のように、本発明によつて初めて、ウイガ
ンドワイヤを「コイル」点火装置と組合わせて使
用することができる。
次に、図面を参照しながら本発明の実施例につ
いて詳しく説明する。
第1図は、本発明の前提となる点火装置を示し
ている。この点火装置は車両用内燃機関に用いら
れるものである。この点火装置は、例えば車両の
バツテリーである直流電源1から給電される。直
流電源1のプラス端子から動作スイツチ(点火ス
イツチ)2を含む給電線3が出ており、マイナス
端子からアース接続部をなす給電線4が出てい
る。給電線3は、点火コイル6の1次巻線5を介
してトランジスタ7のコレクタに通じる回路分路
の出発点であり、この回路分路はトランジスタ7
のエミツタから給電線4に続いている。トランジ
スタ7のエミツタコレクタ間は電子断続器7′を
形成している。
点火装置を制御するために信号発生器8が設け
られており、この信号発生器は、ウイガンドワイ
ヤ9、このウイガンドワイヤと共働する制御コイ
ル10、および内燃機関によつて回転可能なロー
タ部材11を含んでいる。ロータ部材11の交互
に異なる磁極性を有する極突起がウイガンドワイ
ヤ9に作用するので、制御コイル10に、正の制
御信号Upおよび負の制御信号Uoが交互に得られ
る(第2図)。制御コイルの一方の巻線端子は給
電線4に接続され、他方の巻線端子は、スイツチ
機能を実行する電子スイツチ素子13と接続され
ている。この電子スイツチ素子13は、トランジ
スタ14,15およびそれに付属する抵抗から成
り、第1図の例において双安定マルチバイブーレ
タとして構成されている。また電子スイツチ素子
13は制御回路装置Sの入力端子を形成してい
る。第1図の場合制御回路装置Sは、電子スイツ
チ素子13、トランジスタ7,27,32、電子
断続器7′、ダイオード26、およびそれらに付
属する抵抗から成つている。この場合電子スイツ
チ素子13の制御入力端子は、入力側トランジス
タ14のベースによつて形成され、このベース
は、さらに抵抗16を介して出力側トランジスタ
15のコレクタに接続されている。入力側トラン
ジスタ14のコレクタは、2つの分圧抵抗17,
18から成る分圧器を介して給電線4に接続され
ている。2つの分圧抵抗17,18の共通の接続
部19は、出力トランジスタ15のベースに接続
されている。最後に両方のトランジスタ14,1
5のエミツタ側は、共通の給電線4に接続されて
おり、かつコレタ側は、それぞれ2つの抵抗20
または21を介して線22に接続されている。線
22は抵抗23を介して給電線3に接続されてお
り、かつコンデンサ24とツエナダイオード25
との並列回路を介して給電線4に接続されてい
る。出力側トランジスタ15のコレクタにより形
成される電子スイツチ素子13の出力端子は、阻
止ダイオード26の陰極に接続されている。阻止
ダイオードの陽極は(npn)制御トランジスタ2
7のベースに接続されており、かつ抵抗28を介
して線22に接続されている。制御トランジスタ
27のエミツタは給電線4に接続されており、ま
たコレクタは2つの分圧抵抗29,30から成る
分圧器を介して給電線3に接続されている。2つ
の分圧抵抗29,30の共通の接続部31は、
(pnp)トランジスタ32のベースに接続されて
いる。エミツタを給電線3に接続したトランジス
タ32のコレクタは、分圧器を形成する2つの分
圧抵抗33,34を介して給電線4に接続されて
おり、分圧抵抗33,34の共通の接続部はトラ
ンジスタ7のベースに接続されている。このトラ
ンジスタは制御回路装置の出力端子を形成してい
る。点火コイル6の2次巻線36は、一方を給電
線4に接続した点火プラグ37に接続されてい
る。
上記の点火装置は次のように動作する。動作ス
イツチ2を閉じると点火装置は動作準備される。
この時、電流が1次巻線5を介して供給され、電
子断続器7′が電流流通状態にあるものとする。
その結果トランジスタ32,27,14のエミツ
タコレクタ間は導通し、それに対して出力側トラ
ンジスタ15のエミツタコレクタ間は遮断状態に
ある。この時制御コイル10に負の制御信号Uo
が生じると、入力側トランジスタ14のエミツタ
コレクタ間が遮断し、それに伴つて出力側トラン
ジスタ15のエミツタコレクタ間は導通状態に移
行する。その結果トランジスタ27,32および
7のエミツタコレクタ間が遮断され、従つて1次
電流が遮断され、2次巻線36に高圧パルスが発
生する。この高圧パルスは、点火プラグ37に電
気閃絡(点火火花)を生じる。回路装置のこのス
イツチ状態は、点火火花、特に後続放電により形
成される火花尾部が有効に形成できるようにする
ため、一時的に維持される。正の制御信号Up
制御コイル10内に発生すると、電子スイツチ素
子13のスイツチ状態が新たに変化する。この時
入力側トランジスタ14のエミツタコレクタ間が
再び導通になり、出力側トランジスタのエミツタ
コレクタ間は不導通になる。それに伴つてトラン
ジスタ27,32および7のエミツタコレクタ間
は改めて導通し始め、それにより再び1次巻線5
を介して電流が供給され、次の点火過程の準備が
始められる。
以上説明した装置によれば、ウイガンドワイヤ
9を有する信号発生器8が、極めて短い、従つて
針状の制御信号を発生し、この針状の制御信号に
よつて「コイル式」点火装置を制御できる。必要
な場合には、第1図において双安定マルチバイブ
ーレタのように動作する電子スイツチ素子13
を、いわゆる「ゲート制御スイツチ」としてもよ
い。このゲート制御スイツチの構成は可制御整流
器に似ているが、その陽極陰極間は制御電極に供
給される正のパルスによつて電流流通状態に制御
でき、負のパルスによつて遮断状態に制御でき
る。その際パルス電位は陰極の電位に関連する。
第3図は本発明による点火装置の実施例を示し
ている。この実施例では、電子スイツチ素子13
はサイリスタ38である。このサイリスタの陰極
は給電線4に、制御電極は制御コイル10の給電
線4と反対側の巻線端部に接続されている。また
陽極は、容量蓄積素子39を介して制御トランジ
スタ27のベースに、かつ抵抗40を介して阻止
ダイオード41の陰極に接続されている。阻止ダ
イオードの陽極は、トランジスタ32のコレクタ
に接続されている。
第3図による点火装置の動作は、以下に説明す
る通りである。
第3図の点火装置を制御するため、正の制御信
号Upだけを使用する。制御信号Upが生じると、
サイリスタ38の陽極陰極間は導通状態に制御さ
れる。このことが可能なのは、サイリスタ38の
陽極が抵抗40、阻止ダイオード41およびトラ
ンジスタ32の導通したエミツタコレクタ間を介
して給電線3に接続されているからである。サイ
リスタ38の陽極陰極間が電流流通状態にある時
に容量蓄積素子39の電荷変動が生じる。この蓄
積素子は、事前にトランジスタ32のエミツタコ
レクタ間、阻止ダイオード41、抵抗40および
制御トランジスタ27のベースエミツタ間を介し
て充電されている。容量蓄積素子39の電荷変動
によつて、制御トランジスタ27のベースにおけ
るバイアス電圧は、一時的にエミツタコレクタ間
が遮断状態になる程度に低下する。その結果トラ
ンジスタ32および7のエミツタコレクタ間も不
導通になり、1次巻線5を流れる電流が遮断され
る。その結果2次巻線36に生じる高圧パルスに
よつて、点火プラグ37に点火火花が発生する。
容量蓄積素子39の電荷変動の進行に伴つて、制
御トランジスタ27のベースにおけるバイアス電
圧はエミツタコレクタ間が改めて導通するまで上
昇する。それによりトランジスタ32および7の
エミツタコレクタ間も再び導通し、その結果1次
巻線5を新たに電流が流れ、かつ次の点火過程の
準備が行われる。回路装置は次のように構成され
ている。すなわち、容量蓄積素子39の上記の電
荷変動によつてサイリスタ38の陽極電位がさら
に低下し、制御トランジスタのエミツタコレクタ
間が電流流通状態に達しないうちに、サイリスタ
の陽極陰極間が不導通になる。
容量蓄積素子39に蓄積されるエネルギー値は
内燃機関の回転速度上昇と共に減少少する。従つ
て、回転速度の上昇と共に、2つの点火過程の間
に1次巻線5に電流の流れる時間の割合いが確実
に増加し、逆に1次巻線5内の電流を遮断する時
間の割合いは確実に減少する。従つて第3図の点
火装置は、ウイガンドワイヤを有する信号発生器
によつて制御され、しかも、低い回転速度範囲で
は点火コイル6に不必要な負荷が加わらず、他方
では比較的高い回転速度まで有効な点火のために
十分なエネルギー量が保証される。
第4図に、第3図の容量蓄積素子39が第1図
による回路構成にも挿入できることが示されてい
る。容量蓄積素子39は阻止ダイオード26の陽
極と制御トランジスタ27のベースとの間に挿入
され、阻止ダイオード26と容量蓄積素子39と
の間の接続部は、抵抗42を介して安定化された
電位を有する線22に接続されている。
第4図による点火装置は次のように動作する。
信号発生器8により制御コイル10に負の制御
信号Uoが得られると、入力側トランジスタ14
のエミツタコレクタ間がしや断状態に、また出力
側トランジスタ15のエミツタコレクタ間が電流
流通状態に達する。その結果容量蓄積素子39の
電荷変動が生じ、この電荷変動は、出力側トラン
ジスタ15のこの時導通したエミツタコレクタ間
を介して行われ、かつ制御トランジスタ27のベ
ースにおけるバイアス電圧は、エミツタコレクタ
間がしや断状態になるまで低下する。それに応じ
てトランジスタ32のエミツタコレクタ間も、ま
たトランジスタのエミツタコレクタ間もしや断状
態に達し、それにより1次巻線5における電流が
しや断され、かつ2次巻線36において、点火プ
ラグ37に点火火花を生じるため高圧パルスが発
生される。内燃機関の中間回転速度範囲のほぼ始
点にある所定の回転速度から、1次巻線5内の電
流の再投入は、容量蓄積素子39によつて決ま
り、この容量蓄積素子は、ここでも回転速度の上
昇と共に減少するエネルギ値を蓄える。前記の回
転速度から、容量蓄積素子39の電荷変動の際に
制御トランジスタ27のベースに、エミツタコレ
クタ間を導通状態に制御するバイアス電圧が得ら
れ、しかも正の制御信号Upに依存して出力側ト
ランジスタ15のエミツタコレクタ間がしや断状
態に制御される前に得られる。この回転速度以下
では制御トランジスタ27のエミツタコレクタ間
の前記の切換制御は、出力側トランジスタ15に
よつて行われ、すなわち正の制御信号Upに依存
して出力側トランジスタがしや断状態に切換えら
れた時に行われる。すなわちこの時容量蓄積素子
39の電荷変動は中断され、かつ抵抗42を介し
て逆の電流方向で改めて電荷変動が生ずる。この
新たな再ロードおよび抵抗28を介した電流流通
により、この時制御トランジスタ27のエミツタ
コレクタ間は導通状態に達する。それに応じてト
ランジスタ32のエミツタコレクタ間も、またト
ランジスタ7のエミツタコレクタ間も電流流通状
態になり、それにより改めて1次巻線5を介して
電流が流れ、かつ次の点火過程のためエネルギが
蓄積される。
第3図による回路的に簡単な点火装置と比較し
て、第4図によるこの点火装置によれば、始動回
転速度範囲においても大体において有効な点火火
花を発生するエネルギ値のため無条件で必要であ
る場合にしか、点火コイル6の1次巻線5を介し
て電流が供給されないという利点が得られる。
第5図による点火装置において第4図による点
火装置と比較して、電子スイツチ素子13におい
て帰還抵抗16が省略されており、かつそれに対
してトランジスタ14,15に共通のエミツタ抵
抗43が付属している。従つてここでは電子スイ
ツチ素子13は、シユミツトトリガとして構成さ
れている。1次巻線5における電流の期間を制御
するため容量蓄積素子39および提案されたシユ
ミツトトリガを有する点火装置は、最近非常に広
範囲に普及して車両に使用されている。そのため
第5図によつて、どのようにしてこれら点火装置
が、制御線を有する信号発生器による簡単な様式
で構成されるかを説明する。このような点火装置
において阻止ダイオード26および抵抗42は省
略できるが、一方ここでは普通入力側トランジス
タ14のベースは、2つの分圧抵抗45,46か
ら成りかつ給電線4と線22との間に接続された
分圧器のタツプ44に接続されており、かつダイ
オード47の陽極に接続されており、このダイオ
ードの陰極は、給電線4から離れた方の制御コイ
ル10の巻線端部に接続されており、かつ陽極
は、さらに別のダイオード48の陰極に接続され
ており、このダイオード48の陽極は、給電線4
に接続されている。従つてこの点火装置を制御す
るため負の制御信号Uoが使用される。このよう
な制御信号Uoが消えた後にこの制御信号Uoによ
り生じたスイツチ状態を一時的に維持するため、
電子スイツチ素子13と制御トランジスタ27と
の間に帰還路が設けられている。この帰還路は、
抵抗49を含み、この抵抗の一方の端子は線22
に、また他方の端子は阻止ダイオード50の陽極
に接続されており、阻止ダイオードの陰極は、制
御トランジスタ27のコレクタに、また陽極は、
抵抗51を介して別の阻止ダイオード52の陽極
に接続されており、この阻止ダイオード52の陰
極は、タツプ19に接続されている。
第5図による点火装置は次のように動作する。
信号発生器8により制御コイル10に負の制御
信号Uoが得られると、この信号Uoに対してダイ
オード47,48が導通する。その際ダイオード
48に電圧降下が生じ、この電圧降下によつて入
力側トランジスタ14のエミツタコレクタ間は、
電流流通状態からしや断状態へ移行する。それに
より出力側トランジスタ15のエミツタコレクタ
間は導通になり、かつこのエミツタコレクタ間を
介して容量蓄積素子39の電荷変動が生じる。そ
の際すでに説明したように制御トランジスタ27
のベースにおいてバイアス電圧は、エミツタコレ
クタ間が不導通になるまで低下する。その結果ト
ランジスタ32のエミツタコレクタ間も、またト
ランジスタ7のエミツタコレクタ間も不導通にな
り、また1次巻線5における電流のしや断によ
り、点火プラグ37に点火火花が生じる。制御信
号Uoが消えると、改めて入力側トランジスタ1
4のエミツタコレクタ間は電流流通状態に移行
し、その際切換閾値は、分圧抵抗45,46によ
つて決められている。しかしながら出力側トラン
ジスタ15のエミツタコレクタ間は、まだ電流流
通状態のままであり、しかも制御トランジスタ2
7のエミツタコレクタ間がまだしや断されている
期間にわたつて電流流通状態のままであり、この
ことは、回路素子2,23,49,51,52,
15および43を介して流れる制御電流によつて
行われる。制御トランジスタ27のエミツタコレ
クタ間が電流流通状態へ移行することによつて抵
抗51は、阻止ダイオード50および制御トラン
ジスタ27のエミツタコレクタ間を介して給電線
4に接続され、それにより出力側トランジスタ1
5のベースにおけるバイアス電圧は、もはやエミ
ツタコレクタ間がしや断状態になるまで低下す
る。従つてこの時容量蓄積素子39の電荷変動
は、抵抗21および制御トランジスタ27のベー
スエミツタ間を介して行われ、それによりトラン
ジスタ27,32および7のエミツタコレクタ間
は再び導通し、かつ1次巻線5を介して改めて電
流が流れ始める。
第6図に最近の点火装置が示されており、この
点火装置において1次巻線5の電流が監視され、
かつそれに応じて点火エネルギが計量される。入
力側において信号発生器8、双安定マルチバイブ
レータとして形成された電子スイツチ素子13お
よび容量蓄積素子39が、第4図による点火装置
における場合とほぼ同様に相互接続されている。
線22から出る回路分路は、まず抵抗53を介し
て(npn)中間トランジスタ54のコレクタへ通
じ、かつこのトランジスタのエミツタから抵抗5
5、容量蓄積素子39および出力側トランジスタ
15のエミツタコレクタ間を介して給電線4へ続
いている。出力側トランジスタ15の方に向いた
容量蓄積素子39の端子は、回路分路56の出発
点であり、この回路分路は、少なくとも抵抗57
を介して制御トランジスタ27のベースに通じて
いる。中間トランジスタ54の方に向いた容量蓄
積素子39の端子は、抵抗58を介して中間トラ
ンジスタ54のベースに接続された阻止ダイオー
ド59の陽極に接続されており、この阻止ダイオ
ードの陰極は、付加コンデンサ60を介して中間
トランジスタ54のベースに接続されている。さ
らにこのダイオード59の陰極は、別のダイオー
ド61の陽極に接続されており、このダイオード
61の陰極は、制御トランジスタ27のベースに
接続されており、かつこのダイオードは、このト
ランジスタ27の閾値を上昇するために使われ
る。阻止ダイオード62の陽極から抵抗63およ
びそれから積分器64を介して給電線4へ続くよ
うにするため、中間トランジスタ54のベースか
ら阻止ダイオード62の陰極へ線が通じている。
この場合積分器64は、コンデンサとして形成さ
れている。給電線4から離れた方の積分器64の
端子は、充電トランジスタ65(pnp形)のコレ
クタを放電トランジスタ66(npn形)のコレク
タとに接続されている。充電トランジスタ65の
エミツタは抵抗67を介して、またベースは抵抗
68を介して、線22に接続されているので、こ
のトランジスタ65は、積分器64に関して定電
流源として作用する。同様に放電トランジスタ6
6のエミツタは抵抗69を介して、またベースは
抵抗70を介して、給電線4に接続されているの
で、同様にこのトランジスタ66は、積分器64
に関して定電流源として作用する。さらに充電ト
ランジスタ65のベースは、抵抗71を介して
(npn)トランジスタ72のコレクタに接続され
ており、このトランジスタ72のエミツタは、こ
の場合監視抵抗73を介して給電線4に接続され
たトランジスタ7のエミツタに接続されている。
放電トランジスタ66のベースは、2つの分圧抵
抗74,75から成る分圧器を介して線22に接
続されている。これら両方の分圧抵抗74,75
の共通の接続点76は、陰極をトランジスタ72
のコレクタに接続した阻止ダイオード77の陽極
に、また陰極を(npn)トランジスタ78のコレ
クタに接続した阻止ダイオード79の陽極に接続
されている。トランジスタ72のベースは、陰極
側を抵抗80を介して給電線4に接続したダイオ
ード81の陽極に、また抵抗82を介して、陽極
側を給電線4に接続したツエナダイオード83の
陰極に接続されている。抵抗82とツエナダイオ
ード83との間にある接続部は、トランジスタ7
8のコレクタに、また抵抗89を介して給電線3
に接続されている。エミツタを給電線4に接続し
たトランジスタ78のベースは、抵抗84を介し
て給電線4に、また抵抗85を介して(npn)ト
ランジスタ86のエミツタに接続されている。コ
レクタが抵抗87を介してまたベースが抵抗88
を介して線22に接続されたトランジスタ86の
ベースは、エミツタを給電線4に接続した制御ト
ランジスタ27のコレクタに、また抵抗90を介
して線22に接続されている。ここでもまたエミ
ツタコレクタ間が電子断続器7′を形成するトラ
ンジスタ7のエミツタから、監視抵抗73の別の
分路が出ており、この分路は、2つの制御抵抗9
2,93の直列回路を介して(npn)トランジス
タ94のベースに通じており、かつそれからこの
トランジスタのエミツタから給電線4へ続いてい
る。目的に合うように両方の抵抗92,93の共
通の接続点95は、可調節抵抗96を介して給電
線4に接続されている。さらにトランジスタ94
のベースは、抵抗97を介して給電線3に、また
抵抗98を介してトランジスタ86のエミツタに
接続されている。トランジスタ94のコレクタ
は、駆動トランジスタ99(npn形)のベースに
接続されており、さらに駆動トランジスタのベー
スは、抵抗100を介して線22に接続されてい
る。駆動トランジスタ99のエミツタは、トラン
ジスタ7のベースに作用結合されており、さらに
このベースは、ツエナダイオード102の陽極
に、また抵抗103を介して給電線4に接続され
ている。このツエナダイオード102の陰極は、
2つの分圧抵抗105,106の接続点104に
接続されており、これら分圧抵抗は、直列回路と
してトランジスタ7のコレクタとトランジスタ9
4のコレクタとの間に接続されている。
第6図による点火装置は次のように動作する。
この時内燃機関が動いており、さらに入力側ト
ランジスタ14のエミツタコレクタ間が導通であ
り、それに対して出力側トランジスタ15のエミ
ツタコレクタ間が不導通であり、また最後にこれ
に依存してトランジスタ7のエミツタコレクタ間
が電流流通状態にあるものと仮定する。それ故に
1次巻線5に電流が流れる。この時信号発生器8
において制御コイル10から負の制御信号Uo
得られ、かつそれに応じて入力側トランジスタ1
4のエミツタコレクタ間がしや断状態になると、
出力側トランジスタ15のベースエミツタ間を介
して制御電流が流れ、それからこのトランジスタ
のエミツタコレクタ間は電流流通状態になる。内
燃機関が動作している際、中間トランジスタ54
および容量蓄積素子39はまだ無効なので、出力
側トランジスタ15の上記の切換制御は、抵抗5
7を介して制御トランジスタ27に、エミツタコ
レクタ間をしや断状態にするように作用する。こ
の時このトランジスタ27のコレクタにおける電
位は、第7図aの電圧(U)時間(t)線図に示
す正の値U1をとる。この時制御電流は、トラン
ジスタ86のベースエミツタおよびトランジスタ
94のベースエミツタ間を介して流れ、その結果
トランジスタ86のエミツタコレクタ間およびト
ランジスタ94のエミツタコレクタ間は、電流流
通状態になる。それに応じて駆動トランジスタ9
9のベースエミツタ間およびトランジスタ7のベ
ースエミツタ間を介して流れる制御電流が阻止さ
れ、それにより駆動トランジスタ99のエミツタ
コレクタ間およびトランジスタ7のエミツタコレ
クタ間、従つて電子断続器7′がしや断状態にな
る。その結果1次巻線5を介して流れる電流のし
や断が行われ、それにより2次巻線36に高圧パ
ルスが生じ、かつそれに応じて点火プラグ37に
点火火花が生じる。内燃機関が動作している際、
正の制御信号Upが生じると、1次巻線2を流れ
る電流は再び投入される。この時上記のトランジ
スタの切換制御が反対方向に行われ、すなわち再
び入力側トランジスタ14のエミツタコレクタ間
は電流流通状態に、出力側トランジスタ15のエ
ミツタコレクタ間はしや断状態に、制御トランジ
スタ27のエミツタコレクタ間は電流流通状態
に、トランジスタ86のエミツタコレクタ間はし
や断状態に、トランジスタ94のエミツタコレク
タ間はしや断状態に、駆動トランジスタ99のエ
ミツタコレクタ間およびトランジスタ7のエミツ
タコレクタ間は電流流通状態になる。この時制御
トランジスタ27のコレクタにほぼアース電位に
相当する電位U2があり、かつそれに応じて1次
巻線5に電流が流れるので、次の点火装置に対す
る点火エネルギが蓄積される。今しや断状態にな
つたトランジスタ86のエミツタコレクタ間によ
つて、トランジスタ78のベースエミツタ間を介
して電流の流れが阻止され、それによりこのトラ
ンジスタのエミツタコレクタ間はしや断状態にな
る。それによりトランジスタ72のベースエミツ
タ間を介して制御電流が流れることができる。そ
の結果トランジスタ72のエミツタコレクタ間は
導通になり、それにより充電トランジスタ65の
エミツタベース間を介して制御電流が流れること
ができる。その結果充電トランジスタ65のエミ
ツタコレクタは、電流流通状態になり、それによ
り積分器64をなすコンデンサにおいて充電が行
われる。この充電の開始時に給電線4から離れた
方の積分器64の端子は、まず積分値として電位
U4を有し、このことは第7図cの電圧(U)時
間(t)線図から明らかである。積分器64を形
成するコンデンサの充電によつて、給電線4から
離れた方のコンデンサの端子に電位変化△U3が
生じる。この時1次巻線5を介して流れる電流
が、第7図bによる電流(I)時間(t)線図に
示された監視閾値J1に達したならば、監視抵抗7
3における電圧降下は、トランジスタ72のエミ
ツタコレクタ間がしや断状態に制御されるまで上
昇する。それにより充電トランジスタ65のエミ
ツタコレクタ間もしや断状態になる。それにより
積分器64をなすコンデンサの充電は終了し、そ
の際電線4から離れた方のこのコンデンサの端子
は電位U6を有する。トランジスタ72のエミツ
タコレクタ間がしや断状態に移行することによつ
て、放電トランジスタ66のベースエミツタ間を
介して制御電流が流れることができ、それ故にこ
の時のトランジスタ66のエミツタコレクタ間が
導通になり、かつ積分器64を形成するコンデン
サの放電が行われる。それによりちようど給電線
4から離れた方のこのコンデンサ(積分器64)
の端子に、電位変化△U5が生じる。この放電
は、点火時点に終了する。なぜならこの時トラン
ジスタ86のエミツタコレクタ間が、従つてトラ
ンジスタ78のエミツタコレクタ間も導通にな
り、その際このトランジスタ78のエミツタコレ
クタ間が導通になることによつて確実に、トラン
ジスタ65,66および72のエミツタコレクタ
間は不導通になる。ここで積分器64を形成する
コンデンサの放電の終了後、給電線4から離れた
方の端子に電位U7が存在する。放電の後にその
都度存在する値は、中間トランジスタ54を制御
可能な積分値をなしている。この時積分器64を
形成するコンデンサの充電および放電は次のよう
に決められている。すなわち電位変化△U3およ
び電圧変化△U5が、内燃機関の回転速度が一定
の際線図において値U6を通る垂線Eに関して互
いに対称的な位置を占めるように決められてお
り、その際充電から放電への変化は、監視値J1に
よつて相応して決められる。それ故に内燃機関の
回転速度の上昇と共に積分値は正の方向へ上昇す
る。なぜなら電位変化△U5は、電位変化△U5に
比較して早く終了するからである。積分値の上昇
に依存して、中間トランジスタ54のエミツタコ
レクタ間の導電度は上昇する。それ故に一層高い
回転速度において入力側トランジスタ14のエミ
ツタコレクタ間が、負の制御信号Uoによつてし
や断状態になり、かつそれに応じて出力側トラン
ジスタ15のエミツタコレクタ間が、電流流通状
態に制御されると、容量蓄積素子39において第
1の充電状態変化が行われ、この変化は、中間ト
ランジスタ54のエミツタコレクタ間および出力
側トランジスタ15のエミツタコレクタ間を介し
て行われ、その結果制御トランジスタ27のベー
スエミツタ間を介して流れる制御電流がしや断状
態される。それによりこのトランジスタのエミツ
タコレクタ間はしや断状態になり、それによりす
でに説明したようにトランジスタ7のエミツタコ
レクタ間は同様に不導通になり、かつすでに述べ
たように点火過程の開始が行われる。信号発生器
8がまだ正の制御信号Upを発生しないうちに、
従つて出力側トランジスタ15のエミツタコレク
タ間がまだ再びしや断状態に制御されないうち
に、容量記憶素子39の第1の充電状態変化の際
に、制御トランジスタ27の閾値に相当する固定
の目標値に達する。すなわちこの時再び制御トラ
ンジスタ27のベースエミツタ間を介して制御電
流が流れ、この制御電流によりこのトランジスタ
27のエミツタコレクタ間は改めて導通になる。
それに応じてすでに述べたようにトランジスタ7
のエミツタコレクタ間は、再び電流流通状態に制
御されるので、すでにこの時1次巻線5に電流が
流れ、従つてまだ正の制御信号Upが生じないう
ちに、また出力側トランジスタ15のエミツタコ
レクタ間がまだしや断状態にならないうちに、点
火エネルギが蓄積される。この時正の制御信号U
pによつて、入力側トランジスタ14のエミツタ
コレクタ間が導通状態に制御され、かつ出力側ト
ランジスタ15のエミツタコレクタ間が不導通状
態に制御されると、容量蓄積素子39において第
2の充電状態変化が行われ、この変化は、回路素
子23,21,59,61および27を介して行
われる。付加コンデンサ60により容量蓄積素子
39の第1の充電状態変化の際、制御トランジス
タ27のエミツタコレクタ間の切換制御を改善す
るため、中間トランジスタ54のベースエミツタ
間を介して付加的な電流が流れる。
トランジスタ94によつて1次巻線5における
電流は、監視値J1以上の固定の動作値J2に制限さ
れる。動作値J2は、この動作値に達した際に点火
過程のため十分な点火エネルギが蓄積されるよう
に決められている。この動作値J2に達すると、監
視抵抗73における電圧降下により制限抵抗9
2,93を介してトランジスタ94のエミツタコ
レクタ間の導電度が低下し、それによりトランジ
スタ99および7に対する制御電流が制限され、
かつトランジスタ7のエミツタコレクタ間を介し
て流れる電流は、動作値J2に維持される。
ツエナダイオード102は、電圧に対してトラ
ンジスタ7を保護するようにし、すなわち例えば
点火過程の際2次巻線36と点火プラグ37との
間の接続が切れた時に保護する。
回路素子80,81,82および83によれ
ば、確実にトランジスタ72が、温度または動作
電圧の変化に関係なく監視機能をはたすようにな
る。
さらに内燃機関によつて駆動される車輛の加速
の際に1次巻線5における電流流通の期間が短縮
するにもかかわらず、なお十分な点火エネルギが
蓄積されるようにするため、内燃機関が動作して
いる際、1次巻線5における電流が、動作値J2に
達した後にこの大きさでなお期間(t2′−t3)に
わたつて引続き流れるように、動作値J2を決める
ことは望ましい。
図示した実施例において簡単化のため2次巻線
36は、1つの点火プラグ37にしか接続されて
いない。明らかに2次巻線36は、通常の配電器
を使用して所定の順序で複数の点火プラグに接続
することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の前提となる点火装置を示す回
路図、第2図はウイガンドワイヤを用いた信号発
生器が発生する制御信号の電圧(U)―時間
(t)特性図、第3図は本発明による点火装置の
実施例を示す回路図、第4図、第5図および第6
図は本発明による点火装置の変形実施例を示す回
路図、第7図は第6図の点火装置の動作を説明す
るための線図である。 6……点火コイル、7′……電子断続器、8…
…信号発生器、13……電子スイツチ素子、39
……容量蓄積素子、64……積分器、S……制御
回路装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転部材を有する内燃機関の点火装置であつ
    て、信号発生器8が設けられ、該信号発生器は、
    前記回転部材が基準位置に対して所定の角度位置
    にある時に制御信号を発生し、また信号発生器が
    ウイガンドワイヤを有し、該ウイガンドワイヤは
    その領域における磁界の変化に応答してエネルギ
    ーを放射し、前記回転部材に結合されてこれと共
    に回転するロータ部材11が設けられ、該ロータ
    部材は回転部材が前記所定回転位置に達した時に
    磁界を変化させ、さらに前記ウイガンドワイヤと
    電磁結合された制御コイル10が設けられ、該制
    御コイルはウイガンドワイヤの放射するエネルギ
    ーを受取り、かつそれに応答して制御信号を発生
    し、該制御信号は非常に短い持続時間を有する信
    号である、内燃機関の点火装置において、 点火コイル6が設けられ、該点火コイルは、そ
    の中を流れる電流が遮断された時に点火過程を開
    始させ、 点火コイルと接続された電子断続器7′が設け
    られ、該電子断続器は前記制御信号に応答して導
    通状態から遮断状態へ切換わり、それによつて点
    火コイルを流れる電流が遮断され、 信号発生器8と電子断続器7′との間に接続さ
    れた制御回路装置Sが設けられ、該制御回路装置
    には、第1および第2の安定状態を有する電子ス
    イツチ素子13が設けられ、該電子スイツチ素子
    は前記制御信号に応答して第1の安定状態から第
    2の安定状態へ切換わり、かつ前記制御信号が消
    失した後も第2の安定状態に留まり、それによつ
    て前記電子断続器7′が、制御信号を受取つた後
    で少なくとも所定の最小時間間隔の間だけ遮断状
    態に留まり、 電子スイツチ素子13は、前記所定最小時間間
    隔の経過後、前記制御信号または容量蓄積素子3
    9の充放電作用によつて第1の安定状態へ切換え
    られ、該容量蓄積素子は、内燃機関の回転数に応
    じて前記電子断続器7′の遮断状態の持続時間を
    制御し、また前記所定最小時間間隔が実質的に制
    御信号の非常に短い持続時間よりも大きい、 ことを特徴とする内燃機関の点火装置。 2 電子スイツチ素子13を双安定マルチバイブ
    ーレタのように構成した、特許請求の範囲第1項
    記載の点火装置。 3 電子スイツチ素子13が、制御可能な整流器
    38によつて形成されている、特許請求の範囲第
    1項記載の点火装置。 4 電子スイツチ素子13をシユミツトトリガと
    して構成した、特許請求の範囲第1項記載の点火
    装置。 5 制御トランジスタ27と電子スイツチ素子1
    3との間に帰還路49,50,51,52が設け
    られており、この帰還路によつて、電子スイツチ
    素子13の出力端子において点火時間に始まるス
    イツチ状態が、制御トランジスタ27のエミツタ
    コレクタ間の遮断期間にわたつて維持されるよう
    にした、特許請求の範囲第1項記載の点火装置。 6 容量蓄積素子39の電荷変動が、積分器64
    の積分値に依存するように構成した、特許請求の
    範囲第1項記載の点火装置。 7 点火時点に始まる容量蓄積素子39の電荷変
    動が、中間トランジスタ54のエミツタコレクタ
    間を介して行なわれ、該エミツタコレクタ間の導
    電度が積分器64の積分値に依存している、特許
    請求の範囲第1項記載の点火装置。 8 中間トランジスタ54のエミツタコレクタ間
    の導電度が回転速度の上昇の際に大きくなるよう
    に積分器64の積分値に依存しているようにし
    た、特許請求の範囲第1項記載の点火装置。
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