JPS615939A - 積層板 - Google Patents
積層板Info
- Publication number
- JPS615939A JPS615939A JP12783984A JP12783984A JPS615939A JP S615939 A JPS615939 A JP S615939A JP 12783984 A JP12783984 A JP 12783984A JP 12783984 A JP12783984 A JP 12783984A JP S615939 A JPS615939 A JP S615939A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nonwoven fabric
- kraft pulp
- laminate
- glass
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/0313—Organic insulating material
- H05K1/0353—Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement
- H05K1/0366—Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement reinforced, e.g. by fibres, fabrics
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、印刷配線に適した積層板に関する。
従来の技術
近年、印刷配線用積層板として、ガラス不織布を基材と
してこれに、熱硬化性樹脂でめるエポキシ樹脂を含浸し
て成形した積層板が多用されるようになって来た。これ
は、電気絶縁性などの特性が、ガラス布を基材としたエ
ポキシ樹脂積層板に匹敵し、更に打抜き加工性が優れて
いるという特徴を有するためである。ガラス不織布は、
通常ガラス繊維を適当な長さに切断し、これを水中に分
散せしめ、走行する網上に抄造する方法で製造されるが
、ガラス繊維の結合剤としてエポキシ樹脂粉末またはエ
マルジョンを使用するタイプと針葉樹クラフトパルプな
どのセルロース繊維を混抄するタイプが知られており、
夫々欠点を有していた。
してこれに、熱硬化性樹脂でめるエポキシ樹脂を含浸し
て成形した積層板が多用されるようになって来た。これ
は、電気絶縁性などの特性が、ガラス布を基材としたエ
ポキシ樹脂積層板に匹敵し、更に打抜き加工性が優れて
いるという特徴を有するためである。ガラス不織布は、
通常ガラス繊維を適当な長さに切断し、これを水中に分
散せしめ、走行する網上に抄造する方法で製造されるが
、ガラス繊維の結合剤としてエポキシ樹脂粉末またはエ
マルジョンを使用するタイプと針葉樹クラフトパルプな
どのセルロース繊維を混抄するタイプが知られており、
夫々欠点を有していた。
発明が解決しようとする問題点
エポキシ樹脂粉末またはエマルジョンを使用するタイプ
は、抄造工程で適用できる結合剤が本質的に熱軟化しや
すいものであるため、熱硬化性樹脂と共に通常の成形条
件で積層成形するとき、結合剤が軟化して樹脂の流れに
耐えられず、不織布切れを起こし、正常な積層板が作り
にくい。また、針葉樹クラフトパルプなどのセルロース
繊維を混抄するタイプは、成形時の不織布切れは少ない
が、比較的積層板の打抜き加工性が悪い。特に、近年の
印刷配線板の実装密度が高くなう、小穴密集パターンを
打抜く際穴間にクラックが入り問題となってきた。
は、抄造工程で適用できる結合剤が本質的に熱軟化しや
すいものであるため、熱硬化性樹脂と共に通常の成形条
件で積層成形するとき、結合剤が軟化して樹脂の流れに
耐えられず、不織布切れを起こし、正常な積層板が作り
にくい。また、針葉樹クラフトパルプなどのセルロース
繊維を混抄するタイプは、成形時の不織布切れは少ない
が、比較的積層板の打抜き加工性が悪い。特に、近年の
印刷配線板の実装密度が高くなう、小穴密集パターンを
打抜く際穴間にクラックが入り問題となってきた。
本発明は、ガラス不織布を基材とする積層板において、
成形時の不織布切れを起こさず、打抜き加工性の良好な
、特にＩＣピッチ（２５４罵ピツチ）の小穴密集パター
ンをクラックなしに打抜き可能な積層板を提供すること
を目的とする。
成形時の不織布切れを起こさず、打抜き加工性の良好な
、特にＩＣピッチ（２５４罵ピツチ）の小穴密集パター
ンをクラックなしに打抜き可能な積層板を提供すること
を目的とする。
問題点を解決するための手段
上記目的を達成するために、本発明の積層板は、シート
状基材としてガラス繊維に広葉樹クラフトパルプを１０
重量％以上混合したガラス不織布を用いたものである。
状基材としてガラス繊維に広葉樹クラフトパルプを１０
重量％以上混合したガラス不織布を用いたものである。
ガラス不織布中の広葉樹クラフトパルプの含有量上限は
特に限定するものではないが、打抜き加工性以外の特性
を考慮して４０重量％とするのが好ましい。また、広葉
樹クラフトパルプは針葉樹クラフトパルプ等信のセルロ
ース繊維と併用してもよい。
特に限定するものではないが、打抜き加工性以外の特性
を考慮して４０重量％とするのが好ましい。また、広葉
樹クラフトパルプは針葉樹クラフトパルプ等信のセルロ
ース繊維と併用してもよい。
作用
広葉樹クラフトパルプは、繊維長が０，５〜２箇と短か
く、ブナ、シラカバなどの樹木から得られるものである
。他のセルロース繊維として、維管束繊維である竹、マ
ニラ麻、靭皮繊維でめる亜麻、大麻、三役、木材繊維で
ある針葉樹などにつき広範囲に検討した結果、広葉樹ク
ラフトパルプを使用する場合が最も打抜き加工性が良好
でめった。
く、ブナ、シラカバなどの樹木から得られるものである
。他のセルロース繊維として、維管束繊維である竹、マ
ニラ麻、靭皮繊維でめる亜麻、大麻、三役、木材繊維で
ある針葉樹などにつき広範囲に検討した結果、広葉樹ク
ラフトパルプを使用する場合が最も打抜き加工性が良好
でめった。
本発明に用いるガラス不織布は、適当な長さに切断した
ガラス繊維に広葉樹クラフトパルプを混合し、これを水
中に分散せしめ、走行する網上に抄造して製造するもの
である。前述のように、広葉樹クラフトパルプは繊維長
が短かく、このため抄造時の分散性が良く、更に地合の
良好な紙質のガラス不織布が得られる。その結果、これ
を用いた積層板の打抜き加工性が向上するものと推測さ
れる。
ガラス繊維に広葉樹クラフトパルプを混合し、これを水
中に分散せしめ、走行する網上に抄造して製造するもの
である。前述のように、広葉樹クラフトパルプは繊維長
が短かく、このため抄造時の分散性が良く、更に地合の
良好な紙質のガラス不織布が得られる。その結果、これ
を用いた積層板の打抜き加工性が向上するものと推測さ
れる。
混合するセルロース繊維の長さが短かいと、ガラス不織
布の初期強度が弱くなる傾向が認められるが、メラミン
樹脂、低縮合タイプの７工上記各ガラス不織布を基材と
した積層板の成形時の不織布切れの有無、および積層板
の特性を第２表に示す。冑、比較例１、従来例２の積層
板については、成形時の不織布切れが大きく、正常な積
層板が得られなかったので、特性試験を行々わなかった
。
布の初期強度が弱くなる傾向が認められるが、メラミン
樹脂、低縮合タイプの７工上記各ガラス不織布を基材と
した積層板の成形時の不織布切れの有無、および積層板
の特性を第２表に示す。冑、比較例１、従来例２の積層
板については、成形時の不織布切れが大きく、正常な積
層板が得られなかったので、特性試験を行々わなかった
。
第２表において、打抜き性は、１．ＯΦ闘のビン１２．
５４ｍピッチで１０本配列した金型で常温打抜きを行な
い、穴間のクラック発生の有無を調べた（金型クリアラ
ンスは０．０５ａｍ）。寸法変化率は、ｇ−０，５７１
５０処理後の長さ方向の寸法変化量を次式により算出し
た（試験片寸法は５０Ｘ２００１１１）。
５４ｍピッチで１０本配列した金型で常温打抜きを行な
い、穴間のクラック発生の有無を調べた（金型クリアラ
ンスは０．０５ａｍ）。寸法変化率は、ｇ−０，５７１
５０処理後の長さ方向の寸法変化量を次式により算出し
た（試験片寸法は５０Ｘ２００１１１）。
×１００
耐湿絶縁性は、ＪＩＳ−０−６４８１に準拠し７た。そ
り量ａ、ｇ−０，５／１５０処理後のそり像を、ＪＩＳ
−０−６４８１ＶＣ，準拠して測定した（試験片寸法は
３００Ｘ３００瓢）。
り量ａ、ｇ−０，５／１５０処理後のそり像を、ＪＩＳ
−０−６４８１ＶＣ，準拠して測定した（試験片寸法は
３００Ｘ３００瓢）。
第 ２ 表
発明の効果
第２表から明らかなように、本発明は、針葉樹クラフト
パルプを混合したガラス不織布を基材とした積層板に比
べ打抜き性が優れ、付随的に反りも小さい。打抜き性が
改善されることから、印刷配線に適用したときは近年の
実装密度アップに充分対応でき、また、他の特性も良好
である点、その工業的価値は極めて大なるものでろるθ 特許出願人 新神戸電機株式会社 代表取締役 櫻 井 泰 男″；ち″ 。
パルプを混合したガラス不織布を基材とした積層板に比
べ打抜き性が優れ、付随的に反りも小さい。打抜き性が
改善されることから、印刷配線に適用したときは近年の
実装密度アップに充分対応でき、また、他の特性も良好
である点、その工業的価値は極めて大なるものでろるθ 特許出願人 新神戸電機株式会社 代表取締役 櫻 井 泰 男″；ち″ 。
Ｉ＋＋ζ〜−々！１＋
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、シート状の基材に熱硬化性樹脂を含浸しこれを重ね
て加熱加圧成形した積層板において、基材としてガラス
繊維に広葉樹クラフトパルプを１０重量％以上混合した
ガラス不織布を用いたことを特徴とする積層板。 ２、ガラス不織布の広葉樹クラフトパルプ含有量が１０
〜４０重量％である特許請求の範囲第１項記載の積層板
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12783984A JPS615939A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 積層板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12783984A JPS615939A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 積層板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS615939A true JPS615939A (ja) | 1986-01-11 |
| JPH0364306B2 JPH0364306B2 (ja) | 1991-10-04 |
Family
ID=14969937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12783984A Granted JPS615939A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 積層板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS615939A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH077041U (ja) * | 1993-06-28 | 1995-01-31 | 株式会社フジソク | トリガスイッチ装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52796A (en) * | 1975-06-24 | 1977-01-06 | Tsurumi Soda Kk | Purification process of solution of sodium hypochlorite |
-
1984
- 1984-06-21 JP JP12783984A patent/JPS615939A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52796A (en) * | 1975-06-24 | 1977-01-06 | Tsurumi Soda Kk | Purification process of solution of sodium hypochlorite |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH077041U (ja) * | 1993-06-28 | 1995-01-31 | 株式会社フジソク | トリガスイッチ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0364306B2 (ja) | 1991-10-04 |
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