JPS6158853B2 - - Google Patents

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JPS6158853B2
JPS6158853B2 JP54136052A JP13605279A JPS6158853B2 JP S6158853 B2 JPS6158853 B2 JP S6158853B2 JP 54136052 A JP54136052 A JP 54136052A JP 13605279 A JP13605279 A JP 13605279A JP S6158853 B2 JPS6158853 B2 JP S6158853B2
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JP
Japan
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gate
register
signal
latch
input
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JP54136052A
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JPS5559569A (en
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Kurea Baagurando Neiru
Aanorudo Ruuitsuku Deebitsudo
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International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPS5559569A publication Critical patent/JPS5559569A/ja
Publication of JPS6158853B2 publication Critical patent/JPS6158853B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/42Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation
    • G06F13/4204Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus
    • G06F13/4234Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus being a memory bus
    • G06F13/4243Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus being a memory bus with synchronous protocol

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Executing Machine-Instructions (AREA)
  • Memory System (AREA)
  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の技術分野 本発明は主記憶装置と中央処理ユニツトとをイ
ンターフエイスするハードウエアに関し、更に具
体的には第1の速度で動作する主記憶装置と第2
の速度で動作する中央処理ユニツトとをインター
フエイスするハードウエアに関する。
本発明に従えば、低速主記憶装置メモリへ接続
された高速中央処理ユニツトの生産性を最大にす
ることができる。この生産性の最大化は、中央処
理ユニツトの動作を主記憶装置の動作と重復させ
ることによつて達成される。更に、中央処理ユニ
ツトの生産性は、主記憶装置メモリが指令を切れ
目なく受取るよう能動化することによつて最大化
される。即ち、1つの主記憶装置指令が完了する
前に次の指令が出されてよい。更に、あたかも主
記憶装置メモリが連続して利用可能であるかの如
く中央処理ユニツトから動作コードを発生させる
ことによつて、中央処理ユニツトの生産性が増大
される。
低速主記憶装置メモリへ接続された中央処理ユ
ニツトの生産性の最大化は、命令コードを出して
いるマイクロプログラムが主記憶装置メモリの動
作よりも前に進んだ時に機能するハードウエア・
インターロツクによつて達成される。このハード
ウエア・インターロツクによつて、中央処理ユニ
ツトはインターロツク信号が存在する限りにおい
て短時間だけ動作を禁止される。更に、このハー
ドウエア・インターロツクは、インターフエイ
ス・レジスタによつて受取られたデータがエラー
を有する時、常に中央処理ユニツトの動作を禁止
する。
背景の技術 これまで、コンピユータ・システムの実施化に
あたつて、処理サイクルの速度を制御して、主記
憶装置メモリの動作サイクルの速度に合せること
が行われた。この事は、使用し易い単純な設計を
可能としたが、システムの動作効率という点から
は改善の余地があつた。コストを考えた場合、主
記憶装置メモリの動作速度は中央処理ユニツトの
動作よりも低速にしなければならず、全体のシス
テムは主記憶装置メモリの動作サイクルの速さで
動作するので、その制約を受けることになる。大
型メモリを必要とするコンピユータ・システムに
おいて、中央処理ユニツトと同じサイクル速度で
動作するように主記憶装置をパツケージし、電力
を与え、冷却することはコストの点で問題があ
る。
この問題を克服するため、大型コンピユータ・
システムにおいて中央処理ユニツトと主記憶装置
メモリとを相互接続する小型高速バツフア(キヤ
ツシ・メモリ)の利用が試みられた。キヤツシ・
メモリは主記憶装置メモリの低速動作サイクルと
中央処理ユニツトの高速動作サイクルとの間のバ
ツフアとして働く。キヤツシ・メモリの使用は、
中央処理ユニツトの動作サイクルを連続的に維持
する1つの方法である。しかし、そのようなメモ
リはシステム全体のコストを顕著に増大させる。
従つて先行技術としては、高価なキヤツシ・メモ
リを使用したシステム、又は中央処理ユニツトの
動作速度を主記憶装置メモリの遅い動作速度へ固
定したシステム(パフオーマンスを制限したシス
テム)があつたに過ぎない。
詳細な説明 第1図は本発明を実施したコンピユータの略図
を示す。第1図に示されるコンピユータは仮想ア
ドレス変換器10、主記憶装置(MS)12、中
央処理ユニツト(マイクロプロセツサ)14を含
む。主記憶装置12へのアクセスは、マイクロプ
ロセツサ14へのそれよりも動作速度が遅い。更
に、主記憶装置12はダイナミツク構成であり、
定期的にリフレツシユされるのでなければ、記憶
情報は一定期間にわたつて失われる。主記憶装置
12はマイクロプロセツサ14と非同期的に動作
する。
通常の動作において、コンピユータ操作者はマ
クロ命令と呼ばれる高レベル命令、及びオペラン
ドの如き他のデータを与える。これらは主記憶装
置12中に記憶される。高レベル命令及びオペラ
ンドはマイクロプロセツサ14からの指令に応答
して主記憶装置からフエツチされ、その高レベル
命令はマイクロプロセツサ中で実行される。指令
及びアドレスはマイクロプロセツサ14から主記
憶装置12へ仮想アドレス変換器10を介して転
送される。仮想アドレス変換器10の主たる機能
は、マイクロプロセツサ14から受取られた仮想
アドレスを、主記憶装置12中のデータへアクセ
スする場合に使用される実アドレスへ変換するこ
とである。
マイクロプロセツサにおける高レベル命令の実
行は、通常I位相及びE位相と呼ばれる2つの位
相中に起る。I位相はE位相の直前に起る。I位
相中、マイクロプロセツサは複数のマイクロ命令
を実行し、高レベル命令によつて指定された演算
又は論理動作を実行するためマイクロプロセツサ
を準備する。例えば、もし必要ならば、高レベル
命令が解読され、オペランドが主記憶装置12か
らフエツチされ、実行のI位相中マイクロプロセ
ツサ14へ転送される。E位相中、演算又は論理
動作は高レベル命令によつて指定されたようにオ
ペランド上で実行される。
マイクロプロセツサ14は高レベル命令を受取
るためのレジスタ16及び18を含む。命令バツ
フア(IB)レジスタ16は高レベル命令を受取
り、それらを並列シフトで命令ストリーム(IS)
レジスタ18へ転送する。レジスタ20,22,
24,26は主記憶装置12からのオペランドを
受取る。これらのレジスタ16,18,20,2
2,24,26は後にマイクロプロセツサ中で使
用するための情報を一時的に保持するバツフアと
して機能する。主記憶装置12の動作に比してマ
イクロプロセツサ14の迅速な動作を可能とする
ためにバツフアが必要である。高レベル命令によ
つて指定された演算又は論理動作を実行するため
に、演算論理ユニツト(ALU)28へオペラン
ドがゲートされる。マイクロプロセツサ14にお
ける高レベル命令の実行及びマイクロプロセツサ
の一般的動作は、主として制御記憶装置30中に
記憶されたマイクロ命令によつて制御される。
第1図は本発明の完全な理解を助けるためにコ
ンピユータの概観を与えるように書かれている。
図を簡明にするため、或る通信通路は太い線で示
される。これらの通路は主記憶装置から受取られ
た情報に直接対応しているデータを搬送する。従
つて、太い線はオペランド又は高レベル命令から
のデータ・フイールドを搬送してよく、又はオペ
ランド上で実行された演算動作の結果を搬送して
よい。コンピユータ構成要素間の細い線は、マイ
クロプロセツサ14の動作を制御する制御信号を
搬送する制御線を表わす。今後、太い線はデー
タ・パスと呼び、細い線は制御線と呼ぶことにす
る。1本のデータ・パス及び1本の制御線は実際
には1つ又はそれ以上の導線を含む。
ここで主記憶装置12に注目すると、主デー
タ・パス32は主記憶装置へ接続され、情報がマ
イクロプロセツサ14へ転送されるデータ通路を
表わす。36ビツト(32データ・ビツト+4パリテ
イ・ビツト)命令バツク・アツプ・レジスタであ
るIBレジスタ16は、データ・パス34を介し
て主記憶装置12から高レベル命令を受取る。
IBレジスタ16からのデータは、データ・パス
38を介してISレジスタ18へ選択的に切換えら
れ又は転送される。ISレジスタ18は36ビツト命
令ストリーム・レジスタである。レジスタ16及
び18は主記憶装置12から高レベル命令を受取
るバツフアとして機能する。更にIBレジスタの
データ出力はデータ通路38を介してパリテイ・
チエツク回路40へ印加される。パリテイ・チエ
ツク回路40はIBレジスタ16によつて受取ら
れた情報中のエラーを検出する。もしエラーが検
出されると、パリテイ・チエツク回路40は制御
線42を介してORゲート44へエラー信号を印
加する。
ISレジスタ18はデータ・パス48によつてセ
レクタ46へ接続される。制御信号に応答して、
セレクタ46はISレジスタ18中に記憶されたデ
ータの8ビツト又は16ビツト・フイールドを選択
し、データ・パス50を介してALU28の右方
入力51へそれを印加する。ALU28は一時に
1個又は2個のバイトしか処理できないから、
ALU28で処理するためには、ISレジスタ18
から1個又は2個のバイト・フイールドを選択す
ることが必要である。セレクタ46によつて選択
される1バイト又は2バイトは2ビツトのIレジ
スタ52によつて制御される。Iレジスタ52は
0から3までをカウントする。Iレジスタ52の
出力は、セレクタ46へ印加され、ISレジスタ1
8の4バイトのいずれのバイトが選択されてデー
タ・パス50を介してALU28へゲートされる
べきかを指定しかつ制御する。
高レベル命令は2、4、6バイトの長さである
から、ISレジスタ18は高レベル命令全体を含む
には十分でない。従つて、IBレジスタ16は後
にISレジスタ18へシフトされる高レベル命令を
含む。ISレジスタ18はIBレジスタ16と組合
せられて、マイクロプロセツサ14の残りの構成
要素に対してあたかも8バイト・レジスタの如く
動作する。
SA−L1レジスタ20及びSA−L2レジスタ2
2は、第1図においてレジスタ16及び18の左
方に示される。レジスタ20及び22は共に36ビ
ツト(32データ・ビツト+4パリテイ・ビツト)
記憶レジスタである。その主たる目的は主記憶装
置12からのオペランドの如きデータをバツフア
することである。オペランドはデータ・パス53
を介してレジスタ20の入力へ印加される。レジ
スタ20の出力はデータ・パス54によつてパリ
テイ・チエツク回路56、SA−L2レジスタ2
2、セレクタ58へ接続される。パリテイ・チエ
ツク回路56はレジスタ20中のエラー・データ
を検出し、制御線60を介してORゲート44へ
エラー信号を選択的に印加する。セレクタ58は
レジスタ20中に記憶されたデータの4バイトの
中の1バイトを、データ・パス62を介して
ALU28の左方入力61へゲートするように動
作する。セレクタ58は前に説明したセレクタ4
6と同じように機能する。2ビツトAレジスタ6
4は0から3までをカウントし、レジスタ20中
に記憶された4バイトの中のいずれのバイトが左
方入力61へゲートされるべきかを決定する。
SA−L2レジスタ22中に記憶されたデータ
は、データ・パス66を介して主記憶装置12へ
シフトされてよい。更に、レジスタ22中に記憶
されたデータは、データ・パス68を介して制御
記憶装置30へ印加されてよい。この構成におい
て、マイクロ命令は主記憶装置12中に記憶さ
れ、レジスタ20及び22を介して制御記憶装置
30へ転送されてよい。従つて、あまり使用され
ないマイクロ命令は主記憶装置12中に記憶さ
れ、マイクロプロセツサ14中でまれに使用する
ために、制御記憶装置30へ転送されてよい。
SB−L1レジスタ24及びSB−L2レジスタ26
は第1図のレジスタ16及び18の右方に置かれ
ている。レジスタ24及び26は36ビツト(32デ
ータ・ビツト+4パリテイ・ビツト)・レジスタ
であり、それぞれレジスタ20及び22と同じよ
うな機能を実行する。オペランド及びデータはデ
ータ・パス70を介して主記憶装置12からSB
−L1レジスタ24へ転送されてよい。レジスタ
24の出力はデータ・パス76によつてパリテ
イ・チエツク回路72、SB−L2レジスタ26、
セレクタ74へ接続される。パリテイ・チエツク
回路72は実質的にパリテイ・チエツク回路40
及び56と同じである。パリテイ・チエツク回路
72はレジスタ24中の誤り情報を検出し、エラ
ー信号を制御線78上に発生する。制御線78は
ORゲート44の入力へ接続される。
セレクタ74はセレクタ46及び58と同じよ
うに機能する。セレクタ74はSB−L1レジスタ
24中に記憶されたデータの4バイト中1バイト
を選択し、データ・パス80を介して右方ALU
入力51へそれをゲートする。2ビツトBレジス
タ82は0から3までをカウントする。Bレジス
タ82の出力はセレクタ74へ接続され、レジス
タ24中のデータの4バイトのうちいずれのバイ
トがALU28へゲートされるべきかを決定す
る。
SB−L2レジスタは26はSA−L2レジスタ22
と同様の機能を果す。SB−L2レジスタ26の出
力はデータ・パス77を介して制御記憶装置30
へ印加され、データ・パス79を介して主記憶装
置12へ印加される。
Mレジスタ84は第1図においてレジスタ24
及び26の右方に示される。Mレジスタ84は16
ビツトの汎用ワーク・レジスタであり、その入力
はデータ・パス86によつてALU28の出力8
7へ接続される。Mレジスタ84の出力はデー
タ・パス88を介してAND回路90へ接続され
る。AND回路90はMレジスタ84の16ビツト
の各々に対して1個のANDゲートが対応してい
る16個のANDゲートを含む。AND回路90はM
レジスタ84の出力を右方ALU入力51へデー
タ・パス92を介して選択的にゲートする。従つ
て、Mレジスタ84はALU28に対して源レジ
スタ及び宛先レジスタとして使用される。I位相
におけるMレジスタ84の1つの使用法は、主記
憶装置12中のオペランド・フイールドの1端の
アドレスを計算するのに必要なデータを保持する
ことである。
レジスタ16,20,24はALU出力87へ
接続される。IBレジスタ16はデータ・パス8
9を介してALU28からデータを受取つてよ
く、SA−L1レジスタ20はデータ・パス91を
介してALU28からデータを選択的に受取る。
SB−L1レジスタ24はデータ・パス93を介し
てALU28からデータを選択的に受取り、セレ
クタ74を介して右方ALU入力51へデータを
転送する。ここで第1図の左方を参照すると、そ
こにはILレジスタ95及びIARレジスタ97が示
される。それらのレジスタはそれぞれデータ・パ
ス99及び94を介してALU28の出力87か
らデータを受取る。ILレジスタ95は3ビツ
ト・レジスタであり、マイクロプロセツサ中で実
行されている高レベル命令のバイト長を含む。
IARレジスタ97は通常マイクロプロセツサ14
中で実行される次の高レベル命令のアドレスを計
算するためのデータを含む。ILレジスタ95及
びIARレジスタ97の出力は選択的に加算器10
1中で加算され、その結果はIARレジスタ97中
に戻される。更に、ILレジスタ95の出力はデ
ータ・パス98を介して左方ALU入力61へ印
加されてよく、IARレジスタ97の出力はデー
タ・パス100を介してAND回路102へ印加
されてよい。実際には、AND回路102は、デ
ータ・パス104を介してIARレジスタ97の出
力を左方ALU入力61へ選択的に印加する16個
の別個のANDゲートである。
次にGレジスタ106を考察すると、このレジ
スタはマイクロプロセツサ14の各種の動作を制
御するために使用される特殊の制御ラツチの集合
である。Gレジスタ106のゼロ・ビツト位置の
条件は、エラーがマイクロプロセツサ14中で生
じた場合に、何時命令が再試行可能であるかを決
定する。Gレジスタ106のビツト4及び6の位
置は後に説明するレジスタへの入力として使用さ
れる。Gレジスタ106の入力はデータ・パス1
08によつてALU出力87へ接続され、Gレジ
スタ106の出力はデータ・パス110を介して
AND回路112へ印加される。AND回路112
はデータ・パス114を介して左方ALU入力6
1へGレジスタ106中のデータを選択的にゲー
トする8個の独立したANDゲートを含む。
Lレジスタ116はデータ・パス118によつ
てALU28の出力87へ接続され、通常高レベ
ル命令の実行中に使用されるオペランドの長さを
記憶するために使用される。Lレジスタ116は
1個の8ビツト・レジスタ又は独立した2個の4
ビツト・レジスタとして使用されてよい。2個の
レジスタとして使用された場合、Lレジスタ11
6は2個のオペランド長を記憶してよい。Gレジ
スタ106のビツト6は、Lレジスタ116が8
ビツト・レジスタとして使用されるのか2個の4
ビツト・レジスタとして使用されるのかを決定す
るために使用される。もしLレジスタ116が2
個の4ビツト・レジスタとして使用されることを
Gレジスタ106のビツト6が指定すれば、Lレ
ジスタがマイクロ命令によつて源として選択され
る時、L2Sラツチ120はLレジスタ中の2個の
4ビツト・フイールドのうちいずれのフイールド
がゲートされるかを決定する。Lレジスタ116
の出力はデータ・パス122を介してセレクタ1
24へ接続される。セレクタ124はデータ・パ
ス126を介してLレジスタ116の所定のフイ
ールドを左方ALU入力61へゲートする。
Pレジスタ128はデータ・パス130によつ
てALU出力87へ接続された8ビツト・レジス
タであり、主として後に説明する局部記憶装置ア
レイの間接アドレシングを実行するために使用さ
れる。Pレジスタ128の出力はデータ・パス1
32を介してセレクタ134へ印加される。セレ
クタ134はPレジスタから或るデータ・フイー
ルドを選択し、データ・パス136を介してその
データ・フイールドを左方ALU入力61へ印加
する。
局部記憶装置アレイ138は128バイトより成
り、データ・パス140を介してALU出力87
へ接続される。局部記憶装置アレイ(LSR)13
8の各バイトは読取り又は書込みのために個別的
にアドレス可能である。LSR138へのアドレス
は、後に説明するような方法で直接に発生され、
又はPレジスタ128を使用して間接的に発生さ
れる。LSR138へのアドレスの高順位ビツト
は、或る条件の下でGレジスタ106のビツト4
によつて決定される。LSR138の出力はデー
タ・パス142を介してAND回路144へ印加
される。AND回路144はデータ・パス146
を介してLSR138からのデータを左方ALU入
力61へ選択的に印加する。AND回路144は
ALU28へデータをゲートする複数の独立した
ANDゲートを含む。
ALU28は主記憶装置12から与えられたデ
ータ上で演算又は論理動作を実行する。前述した
レジスタのうちALU入力51又は61へ出力を
接続されたものはALU28のデータ源として選
択されてよい。同様に、入力をALU出力87へ
接続されたレジスタはALUからのデータの宛先
となつてよい。
2個のレジスタからのデータは、マイクロプロ
セツサ14のマイクロ命令によつて、ALUを通
す処理のために選択される。ALUはバイト上で
論理、10進及び2進演算動作を実行する。ALU
28の機能はマイクロ命令中で直接に指定されて
よく、又はデータ・パス150によつてALU2
8の出力へ接続された入力を有するFレジスタ1
48によつて間接的に指定されてよい。Fレジス
タ148は、制御線152を介してALU28へ
印加される信号によつて、ALU28の動作を制
御してよい。
演算及び論理動作を実行する外に、ALU28
はデータ・パスとして使用されてよい。この機能
を実行するため、ALU入力51又は61上で受
取られたデータはALU28を通つてALU出力8
7へ達する。ALU28をデータ・パスとして使
用するのは、選択された能力又は機能を達成する
のに必要なデータ・パスの数を減少することによ
つてコストを減少するためである。
8ビツトSレジスタ154はデータ・パス15
6を介してALU28の出力87へ接続され、S
レジスタの出力はデータ・パス158を介して左
方ALU入力61へ接続される。Sレジスタ15
4はALU条件コード、及び一時的なマイクロプ
ログラム・フラグを含む。ALU条件コードは
ALU28から制御線160を介してSレジスタ
154へ印加される。Sレジスタ154のビツト
0〜3は通常フラグのために使用され、ビツト4
〜7は通常ALU条件コードを含むために使用さ
れる。マイクロプログラムはSレジスタ154の
8個のビツトの各々に基いてブランチできる。
ネキスト・アドレス論理装置162はデータ・
パス161を介してALU28の出力87へ接続
される。マイクロプロセツサ14の各種の部分か
ら受取られたデータに応答して、ネキスト・アド
レス論理装置162はネキスト・アドレス・コー
ドを形成する。このコードは、現在実行されてい
るマイクロ命令の実行に続いて実行されるマイク
ロ命令を制御記憶装置30から選択するために後
で使用される。ネキスト・アドレス論理装置16
2の出力データは制御線165を介して14ビツト
の制御記憶アドレス・レジスタ(CSAR)164
へ印加される。アドレス・レジスタ164へロー
ドされたアドレスは制御記憶装置30中に記憶さ
れたマイクロ命令を選択する。このマイクロ命令
は制御記憶出力レジスタ(CSOR)166へロー
ドされる。出力レジスタ166は32ビツト・レジ
スタであり、制御記憶装置30中の各制御ワード
は32ビツトの長さである。制御記憶装置30の独
立した別個の部分は異つた速度で動作し、それに
よつて特定の時点で制御記憶装置30のどの部分
が使用されているかに従つて、マイクロプロセツ
サ14の動作速度が制限される。更に、前述した
如く、マイクロ命令はレジスタ22及び26を介
して主記憶装置12から制御記憶装置30へ転送
されてよい。
制御記憶出力レジスタ166の或るフイールド
は制御線168を介してネキスト・アドレス論理
装置162へ印加され、他のフイールドはデー
タ・パス172を介してマイクロ命令解読兼制御
ユニツト170へ印加される。制御ユニツト17
0は制御線174を介してネキスト・アドレス論
理装置162へフオーマツト信号を印加する。フ
オーマツト信号は、現在実行されているマイクロ
命令の種類及びフオーマツトを示す。アドレス・
レジスタ164へロードされるネキスト・アドレ
ス・コードは、制御線168及び174及びデー
タ・パス161上で受取られたデータからネキス
ト・アドレス論理装置162によつて選択的に形
成される。
制御ユニツト170は、Bレジスタ82の値を
増進するため、制御線176上にB制御信号を印
加する。それによつて、セレクタ74はSB−L1
レジスタ24からゲートされる次のバイトを選択
することができる。セレクタ74がALU28へ
データをゲートする制御信号を受取る時、レジス
タ24中の選択されたバイトはALU28へゲー
トされる。
選択されたレジスタからALU28の右方入力
51へデータをゲートするため、制御線178上
に右方ALU源信号が発生される。右方ALU源信
号はMレジスタ84、SB−L1レジスタ24、IS
レジスタ18からのデータをALU28の右方入
力51へゲートするため、AND回路90、セレ
クタ74、セレクタ46のいずれかを能動化す
る。任意の1時点では、1個のレジスタのみが右
方ALU入力51へゲートされる。
制御ユニツト170は、Iレジスタ52中の値
を増進するために、制御線180上にI制御信号
を発生する。この増進は、Bレジスタ82に関し
て説明したようにして、セレクタ46がISレジス
タ18中の次のバイトを指示又は選択できるよう
にする。ALU28の演算論理機能を決定するた
め、直接ALU機能信号が制御ユニツト170に
よつて制御線182上に発生される。直接ALU
機能信号によつて選択されてよい1つの機能は、
ALU28がFレジスタ148中で指定された機
能を実行することである。従つて、直接ALU機
能信号はALU28の機能を直接に指定するか、
Fレジスタ148を通して機能を開接的に指定し
てよい。制御ワード発生信号は制御ユニツト17
0によつてデータ・パス184上に発生され、左
方ALU入力61へ印加される。ALU28は制御
ワード発生信号を出力87へ通過させ、データ・
パス150を介してFレジスタ148へロードす
る。このようにして、ALU28の機能を制御す
るため、Fレジスタ148は制御ユニツト170
によつて条件づけられる。
A制御信号は、Aレジスタ64中の値を増進す
るために、制御ユニツト170によつて制御線1
86上に発生される。Aレジスタ64が増進され
ると、それはセレクタ58をしてSA−L1レジス
タ20中の次のバイトを指示又は選択せしめる。
セレクタ58が能動化された時、選択されたバイ
トはALU28の左方入力61へゲートされる。
制御ユニツト170は制御線188上にSレジス
タ発生信号を発生する。この信号はSレジスタ1
54中にビツト0〜3をロードする。制御線19
0には、局部記憶装置アレイ138を直接にアド
レスするために、直接LSRアドレス信号が発生さ
れる。L2Sラツチの状態を制御するために、制御
線192上に発生されたL2Sラツチ制御信号が
L2Sラツチ120へ印加される。
Gレジスタ106のビツト位置0、4、6の状
態を決定するために、Gレジスタ・ビツト制御信
号が制御ユニツト170によつて制御線194上
に発生される。IAR増進信号は制御線196上に
発生される。この信号は加算器101へ印加さ
れ、ILレジスタ95中のデータをIARレジスタ9
7中のデータに加算させ、その結果をIARレジス
タ97中に転送する。
1個のレジスタのデータを左方ALU入力61
へゲートするために、制御ユニツト170は左方
ALU源信号を制御線198上に発生する。右方
ALU入力51と同じように、1時に1個のレジ
スタのみが左方ALU入力61へゲートされてよ
い。左方ALU源信号はAND回路102,11
2,114、又はセレクタ124,134,58
へ印加される。この構成において、制御ユニツト
170はIARレジスタ97、Gレジスタ106、
Lレジスタ116、Pレジスタ128、局部記憶
装置アレイ138、SA−L1レジスタ20の1個
からALU28の左方入力61へデータをゲート
する。
記憶装置指令は制御ユニツト170から制御線
200を介して仮想アドレス変換器10へ印加さ
れる。そのような記憶装置指令は、マイクロプロ
セツサ14で使用する高レベル命令、オペランド
及び他のデータを主記憶装置12からフエツチす
る場合を制御する。
マイクロプロセツサ14の動作は主として制御
記憶装置30からのマイクロ命令によつて制御さ
れる。このマイクロ命令はマイクロ命令解読及び
制御ユニツト170中で解読される。この制御ユ
ニツト170は本発明の重要な部分を構成し、マ
イクロプロセツサ14の安価にして効率的かつ柔
軟な動作を与える論理ユニツトである。第2図以
下の図面を参照して、本発明に関連のあるマイク
ロ命令解読兼制御ユニツト170の部分を後に詳
細に説明する。
タイミング・ユニツト202は制御線204上
にC1及びC2クロツク信号を与える。C2はC1に対
して時間のずれを有する。更に、タイミング・ユ
ニツト202は制御線206上に第1半サイクル
信号を発生する。この信号は制御ユニツト170
によつて受取られる。或る種のマイクロ命令の実
行に際しては、マイクロ命令の実行中に同じデー
タ通路又は制御線を2度使用することが望まれる
場合がある。選択されたデータ通路はマイクロ命
令実行サイクルの最初の半分で第1の目的のため
に使用され、マイクロ命令実行サイクルの終りの
半分で第2の目的のために使用される。第1半サ
イクル信号は制御ユニツト170に対して第1半
サイクルの終りを示し、1つの実行サイクル中2
つの別個の目的又は機能のため1つのデータ通路
又は制御線を利用することを容易にする。
実行されている特定のマイクロ命令が通常のマ
イクロ命令の実行サイクルよりも短い実行サイク
ルを有することを示すため、短サイクル信号が制
御ユニツト170からタイミング・ユニツト20
2へ制御線208を介して印加される。短サイク
ル信号に応答して、タイミング・ユニツト202
は実行サイクル当り通常より少ないタイミング・
クロツク信号を発生する。ネキスト・アドレス論
理装置162は制御線210を介してタイミン
グ・ユニツト202へ低速制御記憶(C.S.)信号
を印加する。この低速(C.S.)信号はタイミン
グ・ユニツトをして実行サイクル当り通常より多
いタイミング・クロツク信号を発生せしめる。制
御記憶装置30の低速部分からマイクロ命令がフ
エツチされる時、この長いサイクルを発生するこ
とが必要である。タイミング・ユニツト202に
よつて発生される2つの他の制御信号は出力レジ
スタ166を連続化するためのCSORロード信
号、及び制御記憶装置30へ接続されたカード選
択信号である。
制御ユニツト170、タイミング・ユニツト2
02、仮想アドレス変換器10及び主記憶装置1
2から受取られた信号に応答して、主記憶インタ
ーフエイス制御装置212はマイクロプロセツサ
14によるマイクロ命令の実行を制御するため停
止信号を発生する。SA−L1レジスタ20、SA−
L2レジスタ22、IBレジスタ16、ISレジスタ
18、SB−L1レジスタ24、SB−L2レジスタ2
6へデータをロードするため、ロード信号が選択
的に制御線214上に発生される。同一のデータ
を2個又はそれ以上のレジスタへロードすること
が望まれない限り、レジスタ20,16,24の
1個のみが主記憶装置12からデータをロードさ
れるべきである。レジスタ16,20,24は主
記憶装置12からマイクロプロセツサ14への主
データ・パス32を共用する。同様に、2個以上
のレジスタへ同一のデータをロードすることが望
まれない限り、1時にレジスタ16,20,24
の1個のみがALU出力87からロードされるべ
きである。
主記憶インターフエイス制御装置212は制御
線200を介して制御ユニツト170から記憶装
置指令を受取り、制御線216を介して主記憶装
置12からデータ準備完了信号を受取る。制御信
号は仮想アドレス変換器10からの制御線218
を介して主記憶インターフエイス制御装置212
によつて受取られ、クロツク信号C1又はC2は
制御線204上で受取られる。データ準備完了信
号はデータが主記憶装置12の出力にあり、マイ
クロプロセツサ14によつて受取られる準備が完
了していることを、主記憶インターフエイス制御
装置212へ示す。制御線218上の制御信号
は、仮想アドレス変換器10で変換が完了し、主
記憶アクセスが開始されていることを示す。更
に、制御線218上の制御信号は、主記憶装置1
2のデータがレジスタ20,16,24のいずれ
へロードされるかを示す。更に、この制御信号
は、処理されている動作が主記憶装置からのフエ
ツチであるか、そこへの記憶であるかを示す。
更に、主記憶インターフエイス制御装置212
は、ORゲート44からの制御線220を介して
主記憶エラー信号を受取る。主記憶エラー信号
は、エラー又は無効データがパリテイ・チエツク
回路56,40,72によつて検出された時に発
生される。主記憶エラー信号に応答して、主記憶
インターフエイス制御装置212は、マイクロプ
ロセツサ14が誤つたデータを用いて動作するこ
とを防止する。最後に、主記憶インターフエイス
制御装置212は、タイミング・ユニツト202
へ接続される制御線222上に停止信号を発生す
る。停止信号は、タイミング・ユニツト202を
して、マイクロ命令の実行に必要なクロツク・タ
イミング信号の発生を停止させる。
第2図を参照すると、そこにはマイクロ命令解
読兼制御ユニツト170の1部分が示される。こ
の部分は第1の遅い速度で動作する主記憶装置1
2と第2の早い速度で動作する中央処理ユニツト
(マイクロプロセツサ)14とをインターフエイ
スする。制御ユニツト170へ印加された制御記
憶出力レジスタ166からの或るフイールドはフ
オーマツト解読論理装置260、源解読論理装置
262、宛先解読論理装置266、記憶制御解読
論理装置264、及び状態制御論理装置270へ
の入力となる。装置260,262,264,2
66,270は制御記憶出力レジスタ166へ読
出されたマイクロ命令を解読する一連の相互接続
されたANDゲートより成る。マイクロ命令は32
ビツトを含み、最初の3ビツトはフオーマツト解
読論理装置260へ印加され、ビツト13〜31
(記憶装置指令及びアドレス・ビツト)は源解読
論理装置262、記憶制御解読論理装置264、
状態制御論理装置270へ印加される。制御記憶
出力レジスタ166へ転送される或る種の命令
は、論理装置へ印加される源及び宛先の命令を含
む。
フオーマツト解読論理装置260中で解読され
た3ビツト・フイールドは、源解読論理装置26
2、記憶制御解読論理装置264、宛先解読論理
装置266、状態制御論理装置270へ印加され
る。更に、フオーマツト解読論理装置260から
の出力として、線268上にシフト制御信号が与
えられる。シフト・マイクロ命令はSA−L1、SA
−L2レジスタ20,22及びSB−L1、SB−L2
レジスタ24,26の内容を変更する。状態制御
論理装置270へ接続されたビツト・フイールド
は線272上の制御信号へ解読される。本発明に
対しては、リセツト制御信号のみが関連する。
源解読論理装置262へのマイクロ命令及びフ
オーマツト・コード入力、レジスタ20,22及
びレジスタ24,26の動作を設定する制御信号
へ解読される。源解読論理装置262からの制御
線は、ANDゲート・アレイ274の各ゲートへ
の入力となる。ANDゲート・アレイ274は主
記憶インターフエイス制御装置212の1部であ
る。
ANDゲート・アレイ274のゲートへ印加さ
れる他の制御信号として、宛先解読論理装置26
6の出力がある。装置266は出力レジスタ16
6からのマイクロ命令、及びフオーマツト解読論
理装置260からのフオーマツト信号を解読す
る。宛先解読論理装置266からの制御信号は、
SA−L1レジスタ20又はSB−L1レジスタ24の
いずれかに対して、主記憶装置12からのデータ
及びマイクロ命令の宛先を設定する。
出力レジスタ166から記憶装置命令は記憶制
御解読論理装置264中で解読され、インターフ
エイス制御装置212及び仮想アドレス変換器1
0へ接続される線200上に、フエツチ(読出
し)及び記憶(書込み)指令が発生される。記憶
制御解読論理装置264の出力におけるフエツチ
及び記憶の指令はANDゲート・アレイ274の
ゲートへも印加される。フエツチ及び記憶指令の
外に、記憶制御解読論理装置264は、8バイト
長を有するデータが主記憶装置12からSA−L1
レジスタ20又はSB−L1レジスタ24へ転送さ
れる場合を指令する指令を発生する。
論理装置262,264,266からの制御信
号及び指令の外に、ANDゲート・アレイ274
の各ゲートはそれを能動化するインターロツク・
ラツチ信号を受取る。このインターロツク・ラツ
チ信号は第3図及び第4図で詳細に示されるよう
に、主記憶インターフエイス制御装置212中の
論理回路によつて発生される。
ここで第3図を参照すると、そこにはSA−L2
レジスタ22のためにインターロツク・ラツチ信
号及びロード信号を発生するインターフエイス制
御装置212中の論理回路が示される。ANDゲ
ート276において3つの入力制御信号が結合さ
れ、その出力はインバータ278及びORゲート
280へ印加される。ANDゲート276への3
つの入力は、仮想アドレス変換器10から線21
8上へ与えられる「記憶」及び「SA」信号、及
び主記憶装置12から線216へ与えられるデー
タ準備完了信号である。線218上に記憶及び
SA信号は、進行中の動作がSA−L2レジスタ22
から主記憶装置への記憶であることを示す。主記
憶装置動作の完了を示すため、データ準備完了信
号が使用される。第3図の論理回路への他の入力
として、「SAからのMS書込み」指令がORゲート
282へ印加される。この指令は記憶制御解読論
理装置264によつて発生される。源解読論理装
置262によつて発生されたOL1 SA制御信号
は、ANDゲート284及びインバータ286の
入力に現われる。ANDゲート284への第2入
力はタイミング・ユニツト202からのCSORロ
ード信号である。ANDゲート288への入力と
しては、SAデータ・フエツチ準備完了ゲート
(SAフエツチDRG)信号、及び8バイト指令の
最初の4バイトがSA−L1レジスタ20へフエツ
チされていることを示す信号がある。これら2つ
の信号はAND結合されORゲート280の第2入
力へ印加され、かつラツチ292の1部である
ORゲート290の入力へ印加される。ORゲート
290への第2入力はANDゲート294の出力
である。ANDゲート294はインバータ286
から第1の入力を受取り、インバータ296から
第2入力を受取る。インバータ296は状態制御
論理装置270からリセツト指令を受取る。更
に、このリセツト指令はORゲート282の第2
入力へ接続される。
ORゲート282の出力はANDゲート298の
第1入力へ印加される。ANDゲート298は第
2入力としてマイクロプロセツサ・クロツク信号
T4を受取る。ORゲート280の出力はANDゲ
ート300の第1入力へ印加される。ANDゲー
ト300の第2入力はタイミング・ユニツト20
2からC2クロツクを受取る。
ANDゲート284,298,300の出力は
ORゲート302の入力となる。ORゲート302
の出力はラツチ292のクロツク端子へ接続され
る。
ラツチ292のORゲート290への入力が満
足されると、ラツチの出力は入力の論理レベルへ
達する。この出力はインターロツク・ラツチ信号
「SA−L2使用中」である。このラツチはレジス
タ22が使用中であることを示すためセツトされ
る。このラツチは第2図に示されるようにAND
ゲート・アレイ274の複数のゲートへ印加され
る。ラツチが論理1条件へ置かれた時、それはセ
ツトされ、ラツチが論理0へ置かれた時、それは
リセツトされるものとする。
ラツチ292の出力はインバータ304へ印加
される。インバータ304の出力はORゲート3
06の第1入力へ接続される。ORゲート306
への第2入力はANDゲート308の出力であ
る。ANDゲート308の第1入力は仮想アドレ
ス変換器10からのSA制御信号へ接続され、第
2入力はラツチ310の出力へ接続される。ラツ
チ310はORゲート312の出力によつてセツ
トされる。ORゲート312は2つの入力制御信
号(SA DRG SVAL2、SB DRG SVBL2)を受
取る。ラツチ310はタイミング・ユニツト20
2からのC2クロツクによつてトグルされる。ラ
ツチ310の出力はSA−L2レジスタ22又はSB
−L2レジスタ26のいずれかへクロツク信号を
ゲートするために使用される。
ORゲート306の出力はANDゲート314の
第1入力へ接続される。ANDゲート314の第
2入力はタイミング・ユニツト202からのC1
クロツク信号を受取る。ANDゲート314の出
力はSA−L2レジスタ22のためのロード・パル
スである。従つて第3図の論理回路はSA−L2レ
ジスタ22の使用条件を表わすためインターロツ
ク・ラツチ信号「SA−L2使用中」を発生し、更
にSA−L2レジスタ22のためにロード・パルス
を発生する。
SB−L2レジスタ26に関して同様の信号を発
生するため、主記憶インターフエイス制御装置2
12は第3図に示される回路と同様の論理回路を
含む。但し、ラツチ310は双方の回路に共通で
ある。SB−L2レジスタ26のための論理回路
は、SAの代りにSBと表示された入力を受取る。
例えば、OL1 SA制御信号はOL1 SA制御信号と
置換され、インバータ286及びANDゲート2
84へ印加される。SB−L2レジスタ26のため
の論理回路はインターロツク・ラツチ信号「SB
−L2使用中」を発生し、それによつてレジスタ
26が使用中であることを表示する。このラツチ
信号はANDゲート・アレイ274のいくつかの
ゲートへ印加される。第2の出力はSB−L2ロー
ド信号である。この信号は制御線214を介して
レジスタ26への入力となる。
第4図を参照すると、そこには第2図のアレイ
274のANDゲートに対して他のインターロツ
ク・ラツチ信号を発生する論理回路が示される。
第4図の回路はSA−L1レジスタ20及びSA−
L2レジスタ22のためのインターロツク・ラツ
チ信号を与える。同様の論理回路が主記憶インタ
ーフエイス制御装置212中で利用可能であり、
SB−L1レジスタ24及びSB−L2レジスタ26の
ためにインターロツク・ラツチ信号を発生する。
第4図の論理回路の1つの入力として、主記憶
装置12からラツチ316の入力へ印加されるデ
ータ準備完了信号がある。このデータ準備完了信
号はANDゲート318への入力となる。ラツチ
316のクロツク端子はタイミング・ユニツト2
02からの線204上でC2クロツク信号を受取
る。ラツチ316の出力は中央処理ユニツト
(CPU)データ準備完了信号である。この信号は
ラツチ320への入力となる。ラツチ320のク
ロツク端子はタイミング・ユニツト202から
C1クロツク信号を受取る。ラツチ320の出力
はANDゲート322及び324の1つの入力へ
印加されるデータ準備完了ゲート信号である。
ANDゲート322への第2入力は仮想アドレス
変換器10からのSA制御信号である。この制御
信号はANDゲート318及び324の1つの入
力へも印加される。ANDゲート322への第3
入力は仮想アドレス変換器10からのフエツチ制
御信号である。この信号はANDゲート318及
び324の入力へも印加される。
ANDゲート322中で結合された出力信号
は、第3図のANDゲート288へ1つの入力と
して印加されるSAフエツチDRGである。この信
号はANDゲート326の1つの入力へも印加さ
れる。ANDゲート326の第2入力はORゲート
328の出力へ接続される。ANDゲート326
の出力は第3図のORゲート312へ印加される
SA DRG SVAL2信号である。ANDゲート326
のこの出力はインバータ330を介してANDゲ
ート332の1つの入力へ印加される。ANDゲ
ート332はラツチ334の1部である。更に、
ANDゲート326の出力はANDゲート336へ
の入力となる。ANDゲート336の第2入力は
タイミング・ユニツト202からのC2クロツク
信号を受取る。ANDゲート336の出力はORゲ
ート338への1つの入力となる。ORゲート3
38の第2入力はANDゲート340の出力へ接
続される。ORゲート338の出力はラツチ33
4のクロツク端子へ接続される。
ANDゲート340の1つの入力はT4マイクロ
プロセツサ・クロツク信号へ接続され、第2入力
はORゲート342の出力へ接続される。ORゲー
ト342の1つの入力は制御解読論理装置264
からの「SAへの8バイト読出し」(フエツチ)指
令であり、第2入力は状態制御論理装置270か
らのリセツト信号である。このリセツト信号はイ
ンバータ344を介してANDゲート332の1
つの入力へも印加される。
ラツチ334の出力はラツチ346へ接続され
る。ラツチ346はタイミング・ユニツト202
からのC1クロツク信号を受取る。ラツチ346
がセツトされる時、その出力は主記憶装置12か
ら転送された8バイト・データの最初の4バイト
が未だSA−L1レジスタ20で受取られていない
ことを示す。この信号は、インバータ348を介
してORゲート350へ送られ、かつ直接にORゲ
ート328の1つの入力へ印加される。インバー
タ348の出力はANDゲート324の1つの入
力へ接続される。
ゲート324の出力はインバータ352を介し
てANDゲート354の1つの入力へ接続され
る。ANDゲート354はラツチ356の1部で
ある。ゲート324の出力はANDゲート358
の1つの入力へ印加される。ANDゲート358
の第2入力はタイミング・ユニツト202からの
C2クロツク信号を受取る。ANDゲート358の
出力はORゲート360へ送られる。ORゲート3
60の第2入力はANDゲート362の出力へ接
続される。ANDゲート362への1つの入力は
T4マイクロプロセツサ・クロツク信号であり、
第2入力はORゲート364の出力へ接続され
る。ORゲート364の1つの入力は制御解読論
理装置264から「SAへの8バイト読出し」指
令を受取り、ORゲート364の第2入力は状態
制御論理装置270からのリセツト信号である。
ORゲート360の出力はラツチ356のクロ
ツク端子へ接続される。このラツチは主記憶装置
12からレジスタ20及び22へ8バイトが転送
される時にセツトされる。ラツチ356の出力は
ラツチ366へ印加される。ラツチ366はタイ
ミング・ユニツト202からC1クロツク信号を
受取る。ラツチ366の出力はインバータ368
を介してORゲート328の1つの入力へ印加さ
れ、かつORゲート350の1つの入力へ印加さ
れる。前述したように、ORゲート328の出力
はANDゲート326の第2入力である。
ORゲート350の出力はANDゲート370の
1つの入力及びANDゲート318の1つの入力
へ接続される。ANDゲート370への第2入力
はANDゲート322の出力から来るSAフエツチ
DRG信号である。ANDゲート370の出力はイ
ンバータ372を介してANDゲート374の1
つの入力へ印加される。更にANDゲート370
の出力は直接にANDゲート376の1つの入
力、及びANDゲート378の1つの入力へ印加
される。ANDゲート374への第2入力は宛先
解読論理装置266からのSA宛先信号である。
更にSA宛先信号はORゲート380の1つの入力
へ印加される。ANDゲート374の出力はラツ
チ384のORゲート382の1つの入力へ接続
される。ORゲート382への第2入力はANDゲ
ート376の出力である。ANDゲート376は
インバータ377から出力を受取る。インバータ
377は入力としてORゲート44からの線22
0(第1図)上で主記憶装置エラー信号を受取
る。更に、インバータ377の出力はラツチ38
8のANDゲート386の1つの入力へ印加され
る。
ANDゲート378の第2入力はタイミング・
ユニツト202からのC2クロツク信号である。
このANDゲートの出力はORゲート390の1つ
の入力へ接続され、ORゲート390の第2入力
はANDゲート392の出力へ接続される。AND
ゲート392の1つの入力はORゲート380の
出力であり、第2の入力はT5マイクロプロセツ
サ・クロツク信号である。前述した如く、ORゲ
ート380への1つの入力は解読論理装置266
からのSA宛先信号である。ORゲート380への
第2入力は記憶制御解読論理装置264からの
「SAへのMS読出し」指令である。
ORゲート390の出力はラツチ384のクロ
ツク端子へ接続される。このラツチはインターロ
ツク信号SAL1Vを発生する。この信号はイン
バータ394によつて反転され、インターロツク
信号ノツトSAL1Vを発生する。インターロツ
ク・ラツチSAL1Vがセツトされるのは、有効
データがSA−L1レジスタ20へ転送された時で
ある。インターロツク信号ノツトSAL1Vがア
クチブになるのは、SAL1Vラツチがリセツトさ
れる時である。それは主記憶装置のフエツチが完
了していないか、それが完了したけれどもデータ
がエラーを含んでいることを示す。パリテイ・チ
エツク回路56はORゲート44へエラー信号を
与える。インターロツク信号ノツトSAL1Vは
ANDゲート・アレイ274のゲートへ印加され
る。
SA−L2レジスタ22のための有効データ・イ
ンターロツク信号は、ラツチ388の出力で発生
される。このラツチはインターロツク信号SAL
2Vを発生し、この信号はインバータ396を介
してインターロツク信号ノツトSAL2Vとな
る。ラツチ388の出力にインターロツク信号を
発生するために、ANDゲート386への第2入
力として、ANDゲート326の出力に生じるSA
DRG SVAL2信号が与えられる。更に、この信号
はANDゲート398の1つの入力へ印加され
る。ANDゲート398の第2入力はタイミン
グ・ユニツト202からC2クロツク信号を受取
る。ANDゲート398の出力はORゲート400
の1つの入力へ接続される。ORゲート400の
出力はラツチ388のクロツク端子へ接続され、
その第2入力はANDゲート402の出力へ接続
される。ANDゲート402への入力は記憶制御
解読論理装置264からの「SAへのMS読出し」
指令及びT5マイクロプロセツサ・クロツク信号
である。
ANDゲート318の出力はインバータ404
を介してラツチ408のANDゲート406の1
つの入力へ接続される。ANDゲート406への
第2入力はインバータ344の出力である。
ANDゲート318の出力はANDゲート410の
1つの入力へ接続される。ANDゲート410の
第2入力はタイミング・ユニツト202からの
C2クロツク信号を受取る。ANDゲート410の
出力はORゲート412の1つの入力へ印加さ
れ、ORゲート412の第2入力はANDゲート4
14の出力へ接続される。ANDゲート414
は、1つの入力としてT5マイクロプロセツサ・
クロツク信号を受取り、第2入力としてORゲー
ト416の出力を受取る。ORゲート416の1
つの入力は解読論理装置264からの「SAへの
MS読出し」指令へ接続され、第2入力は状態制
御論理装置270からのリセツト信号へ接続され
る。
ORゲート412の出力はラツチ408のクロ
ツク端子へ接続される。ラツチ408がセツトさ
れると、それはインターロツク信号「SAL1使用
中」を発生する。このラツチがセツトされるの
は、SA−L1レジスタ20が使用中である時、即
ちこのレジスタへデータを読出している(フエツ
チしている)時である。
第4図の論理回路はANDゲート418を含
む。その1つの入力はタイミング・ユニツト20
2からのC1クロツク信号を受取り、第2入力は
SA信号を受取り、第3入力はラツチ316の出
力へ接続される。ANDゲート418の出力は、
SA−L1レジスタ20へデータをロードするSA−
L1ロード・パルスである。
第4図に例示した論理回路は、SA−L1レジス
タ20及びSA−L2レジスタ22の動作のために
各種のインターロツク・ラツチ信号及び制御信号
を与える。SB−L1レジスタ24及びSB−L2レジ
スタ26の動作に関してインターロツク・ラツチ
信号及び制御信号を発生するため、同様の論理回
路が主記憶インターフエイス制御装置212中に
設けられる。SB−L1又はSB−L2レジスタに関す
る論理装置については、文字「SA」は文字
「SB」と置換される。例えばORゲート380、
ANDゲート402、ORゲート416への「SA
へのMS読出し」指令は記憶制御解読論理装置2
64からの「SBへのMS読出し」指令と置換され
る。SB−L1レジスタ24及びSB−L2レジスタ2
6のための論理装置はSBフエツチDRG、第3図
のORゲート312へのSB DRG SVAL2、イン
ターロツク・ラツチ信号SBL1V及びSBL2V、
第2図のANDゲート・アレイ274のゲートに
対する「SBL1使用中」ラツチ信号を発生する。
SB−L1レジスタ24のための論理装置のANDゲ
ート418はSB−L1ロード・パルスを出力す
る。
ここで再び第2図を参照すると、ANDゲー
ト・アレイ274の1つのANDゲートへ2つの
入力がセツトされた時点で、そのゲートの出力が
セツトされ、主記憶インターフエイス停止制御信
号が発生されることが解る。この停止制御信号は
主記憶インターフエイス制御装置212から線2
22を介してタイミング・ユニツト202へ印加
される。
ここで第5図を参照すると、そこにはANDゲ
ート・アレイ274からの主記憶インターフエイ
ス停止制御信号に応答するタイミング・ユニツト
202の論理装置の1部分が示される。停止制御
信号が次のTXクロツク信号時に第5図の論理装
置へ印加される時、マイクロプロセツサ14によ
るマイクロ命令の実行は停止される。第5図の論
理装置の動作によつて、マイクロプロセツサ14
の動作は、主記憶装置12の動作と両立した速度
で機能するように制御される。しかし、マイクロ
プロセツサ14は主記憶装置12と共に動作する
ことを禁止されるけれども、それは他のマイクロ
命令を遂行するように能動化される。
第5図の論理装置の1つの出力は、制御記憶出
力レジスタ166へ印加されるCSORロード指令
である。この指令はANDゲート420の出力に
発生される。ANDゲート420の1つの入力は
C2クロツク信号であり、第2の入力はORゲート
422の出力である。ORゲート422は1つの
入力をANDゲート424へ接続され、第2の入
力をANDゲート426へ接続される。ANDゲー
ト426への1つの入力は低速制御記憶信号であ
り、第2の入力はラツチ428の出力である。ラ
ツチ428はラツチ430から438をも含むク
ロツク・リングの最後のラツチである。タイミン
グ・ユニツト202からのC1クロツク信号は、
ラツチ431,433,435,437,428
のクロツク端子へ接続される。ANDゲート44
0の出力はラツチ430,432,434,43
6,438のクロツク端子へ接続される。AND
ゲート440への1つの入力はタイミング・ユニ
ツト202からのC2クロツク信号であり、第2
入力はインバータ442の出力である。
ラツチ430の入力はORゲート422の出力
へ接続される。このラツチの出力はラツチ431
の1部であるANDゲート444の入力へ接続さ
れ、かつANDゲート・アレイ446のゲートの
1つの入力へ接続される。ANDゲート・アレイ
446はマイクロプロセツサ・クロツク信号
TX,T2,T3,T4,T5,T6を発生す
る。これらクロツク信号の機能は後に説明する。
更に、ラツチ430の出力はANDゲート44
8の1つの入力へ印加される。ANDゲート44
8の第2入力はフオーマツト解読論理装置260
の出力から来る短サイクル制御信号を受取る。更
に、この短サイクル制御信号はインバータ450
を介してANDゲート444の第2入力及びAND
ゲート452の1つの入力へ印加される。AND
ゲート452への第2入力はラツチ432の出力
である。この出力はANDゲート・アレイ446
のゲートへも接続される。更に、ANDゲート4
46の他のゲートはラツチ431の出力へ接続さ
れる。ANDゲート448及び452の出力はラ
ツチ433の1部であるORゲート454へ接続
される。
ラツチ433,434,435の出力はタイミ
ング制御信号であり、ANDゲート・アレイ44
6のゲートの1つへ入力として印加される。更
に、ラツチ435の出力はANDゲート424の
第2入力及びラツチ436の1部であるANDゲ
ート456の入力へ接続される。ANDゲート4
56への第2入力はネキスト・アドレス論理装置
162からの低速制御記憶信号である。ラツチ4
36,437,438,428はクロツク・リン
グの1部として相互接続され、ラツチ428の出
力はANDゲート426の1つの入力へ印加され
る。制御記憶装置30の低速部分がアクセスされ
ている時、ラツチ428及び436〜438は
ANDゲート426へ遅延されたゲートを与え
る。前述した如く、このANDゲートの出力は
ANDゲート424の出力と共にORゲート422
へ接続される。ANDゲート424への第2入力
はインバータ458の出力である。インバータ4
58の入力は低速制御記憶信号を受取るように接
続される。
ANDゲート・アレイ274(第2図)のゲー
トの1つの出力に主記憶インターフエイス停止信
号が発生されない限り、マイクロプロセツサ・ク
ロツク信号T2〜T6及びCSORロード・パルス
がANDゲート・アレイ446及びANDゲート4
20から出力される。アレイ274のゲートの
各々の出力は、ラツチ462の1部であるORゲ
ート460の1つの入力へ接続される。ORゲー
ト460への第2入力は、主記憶装置12とのイ
ンターフエイスを制御するマイクロプロセツサ1
4の他の動作のためのプリフエツチ停止信号であ
る。ラツチ462のクロツク端子はANDゲー
ト・アレイ446からのTXマイクロプロセツ
サ・タイミング・パルスへ接続される。ラツチ4
62の出力はインバータ442を介してANDゲ
ート440及びANDゲート・アレイ446の選
択されたゲートへ印加される。
ラツチ462の出力がセツトされる時、AND
ゲート440が無能化されラツチ428,43
0,432,434,436,438の連続化を
C2クロツク信号が実行するのを妨害する。これ
はANDゲート420及びANDゲート・アレイ4
46がCSORロード・パルス及びマイクロプロセ
ツサ・クロツク信号T2〜T6を発生するのを禁
止する。
第5図の論理回路の他の1部として、ANDゲ
ート464及び466が含まれる。これらの
ANDゲートは制御記憶装置30に対して高速カ
ード選択制御信号及び低速カード選択制御信号を
発生する。ANDゲート464への入力はインバ
ータ458の出力及びラツチ432の出力から来
るG3タイミング信号である。更にG3タイミング
信号はANDゲート466への入力となる。AND
ゲート466の第2入力は低速制御記憶信号へ接
続される。
マイクロプロセツサ14の動作を禁止してその
動作速度を主記憶装置12の動作速度と両立させ
るための第2図〜第5図の論理装置の動作は、第
6図〜第10図を参照して説明される。これら図
面の各々に対する基準タイミングは、タイミン
グ・ユニツト202からのC1及びC2クロツク信
号である。第6図〜第10図のタイミング・チヤ
ートを使用して、論理装置の動作の代表的な例を
説明する。しかしこれらの例は、マイクロプロセ
ツサ14の動作速度を制御するため、第2図〜第
5図の論理装置の全ての動作サイクルを網羅した
ものではないことに注意されたい。
第6図を参照すると、最初のC1クロツク信号
において、マイクロプロセツサ14はマイクロ命
令470を実行する。マイクロ命令470はSA
−L2レジスタ22から主記憶装置12への記憶
動作である。このマイクロ命令は記憶制御解読論
理装置264中で解読され、仮想アドレス変換器
10及びANDゲート・アレイ274のゲートへ
接続される「SAからのMS書込み」指令信号を発
生する。更に、この指令信号は第3図のORゲー
ト282への入力となり、ラツチ292を刻時す
る条件を設定する。次のT4クロツク信号がAND
ゲート298に対して発生されると、ラツチ29
2がセツトされて、SA−L2レジスタ22が使用
中であることを示すインターロツク・ラツチ信号
「SAL2使用中」(波形472)が発生される。マ
イクロ命令「SAからの書込み」が実行されてい
る時、インバータ286,296,278の入力
は全て論理0レベルにあるので、ラツチ292が
セツトされる。これはANDゲート・アレイ27
4の適当なゲートを能動化し、主記憶インターフ
エイス停止信号が第5図のORゲート460へ印
加される。これはラツチ462をセツトするよう
に条件づけるが、次のTXマイクロプロセツサ・
クロツク信号がANDゲート・アレイ446から
発生されるまで、ラツチ462は刻時されない。
このクロツク信号は次のマイクロ命令サイクルの
始めまで発生されない。
もし次に実行されるマイクロ命令がSA−L2レ
ジスタ22の使用を必要としなければ、次のTX
クロツク信号が発生される前に、解読論理装置2
64の出力から「SAからのMS書込み」指令が除
去され、アレイ274(第2図)のANDゲート
が無能化され、主記憶インターフエイス停止信号
はもはやORゲート460への入力とはならな
い。従つて、第5図の論理装置はマイクロプロセ
ツサを次のマイクロ命令へ歩進し続ける。
470におけるマイクロ命令が実行されている
間、実行される次の命令が474でフエツチさ
れ、時間476で解読兼制御ユニツト170によ
つて解読される。もし次のマイクロ命令が「SA
からのMS書込み」又は「シフト」以外の指令を
発生するならば、マイクロプロセツサ14は動作
を読け、そのマイクロ命令を実行する。しかし解
読の結果、もし解読論理装置264又は260の
出力として、マイクロ命令474が「SAからの
MS書込み」又は「シフト」指令を発生するなら
ば、アレイ274の1つのANDゲートが能動化
され、主記憶インターフエイス停止信号がORゲ
ート460へ印加される。次のマイクロ命令実行
サイクルの最初のクロツク信号TXは、波形47
8(第6図)で示されるように、停止ラツチ46
2(第5図)をセツトする。前述した如く、これ
はマイクロプロセツサ・クロツク信号T2〜T6
の発生を禁止し、それによつてSA−L2レジスタ
22が前のマイクロ命令から依然として使用され
ている間、そのレジスタを使用しようと試みる次
のマイクロ命令の実行を禁止する。
マイクロプロセツサ14の動作の停止又は禁止
は、次のマイクロ命令が(1)同じレジスタからのデ
ータ記憶、又は(2)レジスタにおけるデータのシフ
トの場合に起る。これら2つのマイクロ命令のい
ずれもSA−L2レジスタを使用し、従つて第5図
の論理回路が能動化され、マイクロプロセツサ・
クロツク・タイミングの発生を禁止するためにラ
ツチ292がセツトされ、マイクロプロセツサ1
4の動作が禁止される。
マイクロプロセツサ14の停止又は禁止は、主
記憶装置12の出力にデータ準備完了信号480
が発生されるまで継続する。データ準備完了信号
480は、マイクロ命令470によつて要求され
た転送が完了したことを示す。このデータ準備完
了信号は、記憶動作を開始したマイクロ命令の後
の不確定時に生じるが、第6図ではC1クロツク
信号481で生じるように示されている。これは
ラツチ292を次のC2クロツク信号時にリセツ
トする。次のC2クロツク信号時に、インターロ
ツク・ラツチ信号「SAL2使用中」がANDゲー
ト・アレイ274から除去され、それによつて
ORゲート460への主記憶インターフエイス停
止信号が除去される。これはラツチ462を次の
TXマイクロプロセツサ・クロツク信号によつて
リセツトする。このTXクロツク信号はANDゲー
ト・アレイ446へ印加される次のC1クロツク
信号時に生じる。第5図の論理回路の禁止が除去
されると、ラツチ428及び430〜438のリ
ング・カウンタが通常の動作サイクルへ戻され
る。停止ラツチ462はTXクロツク時間にセツ
ト又はリセツトされるように条件づけられる。従
つて、ラツチ462がセツトされる時、TX信号
を発生するために使用されるラツチ430もセツ
トされる。これによつて、TX信号の周波数は、
停止ラツチ462がセツトされている間、C1の
周波数まで増大される。TXの増大した周波数
は、インターロツク条件の不在を検出するために
停止ラツチ462をサンプルし、それによつて最
小の遅延でマイクロ命令実行を再開することを可
能とする。
インターロツク信号「SAL2使用中」を発生す
るためにラツチ292がセツトされる時、第3図
のANDゲート314が無能化され、それによつ
てSA−L2レジスタ22へのC1クロツク信号を妨
害する。従つて、波形483によつて示されるよ
うなSAL2ロード制御信号は、インターロツク・
ラツチ信号「SAL2使用中」472の時間中発生
されない。このようにして、SA−L2レジスタ2
2の現在の内容は、もはや必要とされなくなるま
で保存される。
ここで第7図を参照すると、そこにはマイクロ
命令484が主記憶装置12からの4バイト・フ
エツチ(読出し)を開始する時のタイミング図が
示される。このマイクロ命令は第2図の論理装置
によつて解読され第4図のラツチ384及び38
8をリセツトしラツチ408をセツトする。マイ
クロ命令「SAへのフエツチ」が実行される時、
ラツチ384及び388がリセツトされる。何故
ならば、T5クロツク信号がAND回路392及び
402へ印加される時、ラツチ382又は388
へのデータ入力は条件づけられないからである。
ラツチ408はT5クロツク信号がAND回路41
4を介してラツチ408へ印加される時にセツト
される。何故ならば、AND回路406へのデー
タ入力が満足されるからである。ラツチ384及
び388がリセツトされている時、それらはSA
−L1及びSA−L2レジスタ20及び22が無効
(又は空)であることを示す。何故ならば、新し
い主記憶装置のフエツチが進行しているからであ
る。ラツチ384及び388は、エラーのないデ
ータが主記憶装置から到着した時にセツトされ
る。
ANDゲート・アレイ446に対して次のC1ク
ロツク信号が発生された時、T5マイクロプロセ
ツサ・クロツク信号はラツチ384をリセツト
し、それによつてインバータ394からの出力に
インターロツク信号ノツトSAL1V486(無
効データの表示)を発生する。更にこの時点で、
ラツチ408がセツトされて、波形488で示さ
れるようなインターロツク信号「SAL1使用中」
を発生する。これはANDゲート・アレイ274
(第2図)のいくつかのゲートをトリガし、ORゲ
ート460に対して主記憶インターフエイス停止
信号を発生する。しかし、次のTXマイクロプロ
セツサ・クロツク信号が発生されるまで、ラツチ
462(第5図)はセツトされない。
第6図を参照して説明したように、停止条件が
必要であるかどうかを決定するため、次のマイク
ロ命令がフエツチされかつ解読される。
前のマイクロ命令が主記憶装置12からの4バ
イト・フエツチであつた時、後続する多数のマイ
クロ命令はマイクロ命令実行が停止されることを
必要とする。もし次のマイクロ命令が主記憶装置
からSA−L1レジスタ20へのフエツチを要求す
るならば、「SAへのMS読出し」信号が再び生
じ、SA−L1レジスタ20は現在使用中であるか
ら、前述した如くORゲート460への主記憶イ
ンターフエイス停止信号が生じる。この信号は次
のTXクロツク信号時にサンプルされ、停止ラツ
チ462がセツトされる。マイクロプロセツサ・
クロツク信号T2〜T6をゲートさせないことに
よつてマイクロプロセツサ14の動作を禁止する
ため、波形490で示されるような停止条件が設
定される。停止条件490は、命令484に続く
マイクロ命令がシフト機能を指定する時にも発生
される。シフト・マイクロ命令はSA−L1、SA−
L2レジスタ20及び22、SB−L1、SB−L2レ
ジスタ24及び26を変更するので、SA−L1レ
ジスタ20が無効データを含む時その命令は実行
されてはならない。(主記憶装置12から要求さ
れたデータが未だ到着していないために、データ
は無効とみなされる。) 例えば、次のマイクロ命令がSA−L1レジスタ
20中のデータをALU28における動作のため
に選択する場合、そのマイクロ命令は同様に停止
条件を発生する。このマイクロ命令は源解読論理
装置262中で解読され、ラツチ384からのイ
ンターロツク・ラツチ信号「ノツトSAL1V」
によつて前に能動化されたANDゲート・アレイ
274のゲートが能動化される。これによつて、
主記憶インターフエイス停止信号がORゲート4
60へ印加され、ラツチ停止条件492が発生さ
れ、第5図の論理装置の動作によつてマイクロプ
ロセツサ・クロツク・タイミング信号が発生され
るのを禁止する。
更に停止条件492は、命令484に続く次の
マイクロ命令が、SA−L1レジスタ20から制御
記憶装置30へデータをゲートすることを要求す
る場合に発生される。停止条件492を発生する
第3のマイクロ命令はオーバーレイ命令である。
この命令が源解読論理装置262によつて解読さ
れると、ANDゲート・アレイ274に対して制
御信号OL1 SA及びOL2 SAを発生する。SA
−L1及びSA−L2レジスタ20及び22の内容
は、それらの内容が主記憶装置12からエラーな
しで到着してレジスタ20及び22中に存在する
ことが知られるまで、オーバーレイ・マイクロ命
令によつて制御記憶装置30へ書込まれてはなら
ない。
停止条件490又は492は、主記憶装置12
が第4図のラツチ316及びANDゲート318
へデータ準備完了信号494を発生するまで継続
する。次いで、次のC2クロツク信号がANDゲー
ト410へ印加された時点で、ラツチ408がリ
セツトされ、ANDゲート・アレイ274からイ
ンターロツク信号「SAL1使用中」が除去され
る。しかしインターロツク信号ノツトSAL1V
は、データ準備完了ゲート信号496がラツチ3
20の出力に生じるまで継続する。これは、主記
憶装置12からのデータがエラーを有しなけれ
ば、次のC2クロツク信号がANDゲート378及
び398へ与えられる時に、ラツチ384及び3
88をセツトさせる。この時点で、ANDゲー
ト・アレイ274に対する全てのインターロツ
ク・ラツチ信号が除去される。
ANDゲート・アレイ274から波形488の
インターロツク・ラツチ信号が除去されると、次
のC1クロツクで発生されるTXマイクロプロセツ
サ・クロツク信号によつてラツチ462がリセツ
トされる。これは停止条件490を除去し、マイ
クロプロセツサ14はその通常の速度で動作を再
開する。しかし停止条件492については、OR
ゲート460に対して主記憶インターフエイス停
止信号を維持するのはインターロツク・ラツチ信
号486である。従つて停止条件492は、ラツ
チ384がセツトされて、エラーのないデータが
SA−L1レジスタ20へロードされたことを示す
まで継続する。ANDゲート418は、主記憶装
置のデータをSA−L1レジスタ20へロードする
ために、SA−L1ロード・パルス498を発生す
る。ラツチ292はセツトされていないから、次
のC1クロツク信号によりデータがSA−L2レジス
タ22へコピーされる。
第8図は、通常の動作モードで主記憶装置12
からSA−L1及びSA−L2レジスタ20及び22
へ8バイトをフエツチするマイクロ命令をマイク
ロプロセツサ14が実行する時のタイミング・サ
イクルを示す。マイクロ命令500は第2図の論
理装置中で解読され、信号「SAへのMS読出し」
及び「SAへの8バイト読出し」を能動化する。
次のT4クロツク信号で、ラツチ334及び35
6がセツトされ、それによつて波形502及び5
04で示されるゲート制御信号が発生され、ラツ
チ346及び366がセツトされる。次のT5ク
ロツク・パルスで、第7図に関して説明したよう
にしてラツチ382及び388がリセツトされ、
ラツチ408がセツトされ、波形506,50
8,510で示されるインターロツク・ラツチ信
号が発生される。これらのインターロツク・ラツ
チ信号はANDゲート・アレイ274のゲートへ
印加される。後続するマイクロ命令は第6図に関
して説明したようにして解読され、第6図及び第
7図に関して説明したように後続するマイクロ命
令がSA−L1レジスタ20の使用を必要とする
か、又は無効なデータがSA−L1及びSA−L2レ
ジスタ20及び22中にある時、常に停止条件5
12が第5図の論理回路によつて発生される。制
御記憶装置30からの全ての他のマイクロ命令
は、マイクロプロセツサ14の動作を禁止しな
い。
データ準備完了信号514が主記憶装置12で
発生される時、データ準備完了ゲート信号516
が次のC1クロツク信号時にラツチ320の出力
に発生される。これは次のC2クロツク信号が
ANDゲート336又は398へ印加される時、
それぞれラツチ388をセツトしラツチ334を
リセツトするように条件づける。これは8バイト
中の最初の4バイトがSAL1ロード・パルス51
8でSA−L1レジスタ20へロードされたことを
示す。データはパルス524でSA−L2レジスタ
22へコピーされ、有効なデータがSA−L2レジ
スタ22に存在することを示すためラツチ388
がセツトされる。ラツチ388をセツトしラツチ
332をリセツトする同一のC2クロツク信号は
第3図のラツチ292をもセツトし、それによつ
て波形520で示されるようにインターロツク・
ラツチ信号「SAL2使用中」が発生される。同時
に、SA/SBクロツク信号がラツチ310の出力
に発生され、この時間中追加のSAL2ロード・パ
ルスが発生されることを可能とする。このパルス
はSA−L1レジスタ20中のデータをSA−L2レ
ジスタ22へコピーする。SA/SBクロツク・ゲ
ート信号522は次のC2クロツク信号が発生す
る時に除去されるので、ラツチ292がリセツト
されるまで、他のSAL2ロード・パルスは発生さ
れない。
ラツチ388がセツトされる時、インターロツ
ク信号ノツトSAL2VはANDゲート・アレイ2
74から除去される。オーバーレイ・マイクロ命
令サイクル(OL)1は第8図に示されるように
実行されることができる。このマイクロ命令サイ
クルは、SA−L2レジスタ22の内容を制御記憶
装置30へ書込ませ、かつ第8図の520で示さ
れるようにラツチ292をリセツトさせる。オー
バーレイ・マイクロ命令サイクル(OL)2が始
まる前に、もし第2の4バイトが主記憶装置から
到達していなければ、ノツトSAL1Vインターロ
ツク信号のために停止信号が再びセツトされる。
次のデータ準備完了パルス514aが主記憶装置
12の出力に発生されなければ、第4図のラツチ
408及びラツチ356はリセツトへ条件づけら
れる。次のC2クロツク信号でラツチ408がリ
セツトされ、ANDゲート・アレイ274からイ
ンターロツク・ラツチ信号「SAL1使用中」が除
去される。第2の4バイトを主記憶装置12から
SA−L1レジスタ20へ転送するために、SAL1
ロード・パルスが発生される。もしラツチ292
が依然としてセツトされていれば、このデータ
(主記憶装置12からの第2の4バイト)はSA−
L2レジスタ22へコピーされない。もし最初の
オーバーレイ・サイクルがラツチ292をリセツ
トしたのであれば、第2の4バイトはSA−L2レ
ジスタ22へコピーされる。次のデータ準備完了
ゲート・パルス516aの時点で、ラツチ356
はリセツトへ条件づけられ、それがリセツトされ
た時、ラツチ366のリセツトを生じる。同時
に、ラツチ384がセツトされてSA−L1レジス
タ20が有効なデータを含むことを示す。従つ
て、主記憶装置12から8バイトがフエツチされ
る場合、最初の4バイトがSA−L1レジスタ20
へロードされ、次いでそれがSA−L2レジスタ2
2へ転送され、その時点で第2の4バイトがSA
−L1レジスタ20へ転送される。第2の4バイ
トは、最初の4バイトがオーバーレイ・マイクロ
命令サイクル1によつて制御記憶装置へ書込まれ
た後に、SA−L2レジスタ22へコピーされる。
続いて、第2の4バイトがオーバーレイ・マイク
ロ命令サイクル2によつて制御記憶装置30へ書
込まれる。
第8図の例は高速制御記憶装置からの8バイ
ト・フエツチの場合であり、これは第5図の論理
回路の通常の動作である。制御記憶装置30から
のオーバーレイ・マイクロ命令がネキスト・アド
レス論理装置162によつて解読され、制御記憶
装置30へ書込まれるべきアドレスが低速部分中
にあることを示す時、第5図のリング・カウン
タ・ラツチは追加の処理時間を与えるように再構
成される。
第9図を参照すると、そこには低速制御記憶モ
ードで8バイトのフエツチを完了させる場合のタ
イミング・シーケンスが示される。マイクロ命令
526が解読され、それによつてラツチ334及
び356がセツトされ、次いでラツチ346及び
366がセツトされる。前述したようにして、ラ
ツチ384及び388がリセツトされ、ラツチ4
08がセツトされる。これは波形528,53
0,532によつて示されるインターロツク・ラ
ツチ信号及び波形534及び536によつて示さ
れるゲート制御信号を与える。これらのインター
ロツク・ラツチ信号及びゲート制御信号は第8図
の対応するものと同じである。第9図のマイクロ
命令に対する停止条件は第8図のものと同じであ
る。第8図の高速制御記憶装置の場合と第9図の
低速制御記憶装置の場合における、マイクロプロ
セツサ14の動作の相異は、波形538によつて
示されるインターロツク・ラツチ信号「SAL2使
用中」の持続時間と、SA−L1ロード及びSA−
L2ロード制御信号の発生方法にある。結果とし
ては、SA−L1レジスタ20からSA−L2レジス
タ22への第2の4バイト転送が遅延される。
第5図乃至第9図においては、マイクロプロセ
ツサ14の動作はSA−L1レジスタ20及びSA−
L2レジスタ22を参照して説明された。従つ
て、制御記憶装置30からのマイクロ命令はこれ
らのレジスタを参照する。もしマイクロ命令が
SB−L1レジスタ24又はSB−L2レジスタ26を
指定するならば、動作は第6図乃至第9図のタイ
ミング・チヤートを参照して説明したものと同様
である。従つてレジスタ20,22,24,26
が使用中であり、後続するマイクロ命令で他の使
用が指定される時、常にマイクロプロセツサ14
は禁止される。更に、主記憶装置のエラーがOR
ゲート44から出力され、無効データがこれらレ
ジスタ中にあることを表示する時、マイクロプロ
セツサ14はレジスタ20,22,24,26中
のデータを利用することを禁止される。この条件
は第4図の論理装置によつて発生されるインター
ロツク・ラツチのセツトを妨害する。
第10図を参照すると、そこには第5図の停止
論理回路の動作に関するタイミング・チヤートが
示される。
第5図の論理回路の動作はクロツク信号C1及
びC2に対して同期化される。長サイクル及び低
速サイクル時間550が始まると、クロツク・リ
ング・ラツチ428及び430乃至438はラツ
チ・クロツク信号540〜549を発生する。短
サイクル及び高速サイクル556の間、第2の解
読論理装置が第5図のインバータ450及び
ANDゲート448へ短サイクル制御信号を発生
する時、クロツク・リング・ラツチはクロツク信
号552〜555を発生する。更に、マイクロサ
イクル560の如きマイクロサイクルの発生は
C1及びC2クロツク信号によつて制御される。こ
の時間、TX及びT2〜T6マイクロプロセツサ・
クロツク信号はANDゲート・アレイ446によ
つて発生される。次いでANDゲート420は、
ラツチ・クロツク信号549の間に最初のC2ク
ロツク信号がANDゲートに対して発生された時
に、CSORロード・パルス562を発生する。短
サイクル高速制御記憶装置については、マイクロ
サイクル564が能動化され、TX及びT4〜T6
マイクロプロセツサ・クロツク信号が発生され
る。マイクロサイクル564の間、CSORロー
ド・パルス566はラツチ・クロツク信号555
及び次のC2クロツク信号が生じる時に発生され
る。
停止信号568がラツチ462の出力に生じる
時、マイクロサイクルは能動化されず、TXマイ
クロプロセツサ・クロツク信号のみが発生され
る。
停止ラツチ信号568の間、ラツチ・クロツク
信号570及び572はそれぞれラツチ430及
び431によつて発生される。ラツチ462をリ
セツトすると、マイクロサイクルが再び開始さ
れ、それによつてラツチ・クロツク信号574及
び576が発生される。
長サイクル及び高速制御記憶装置の場合には、
マイクロサイクル578が能動化され、TX及び
T2〜T6マイクロプロセツサ・クロツク信号が発
生される。従つて第10図は長サイクル低速制
御、短サイクル高速制御、長サイクル高速制御の
条件下における第5図の論理回路の動作を表わし
ている。これらの動作は、マイクロプロセツサ1
4の動作中に存在する4種のマイクロサイクル動
作の3種のものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は中央処理ユニツト(マイクロプロセツ
サ14)の動作を主記憶装置(MS)12へ結合
するインターフエイス論理装置を含むコンピユー
タ・システムのブロツク図、第2図は命令コード
に応答して源及び宛先制御信号及び読出し又は書
込み指令を発生する解読論理装置のブロツク図、
第3図は中央処理ユニツトの動作を主記憶装置の
動作に対してインターロツクするインターロツク
信号及びロード信号を発生するインターロツク論
理回路のブロツク図、第4図は中央処理ユニツト
の動作と主記憶装置の動作との間のインターフエ
イスを制御するため「有効データ」インターロツ
ク信号及び「レジスタ使用中」インターロツク信
号を発生するインターロツク論理回路のブロツク
図、第5図は中央処理ユニツトの動作速度を主記
憶装置の動作速度と両立可能に維持する停止論理
回路のブロツク図、第6図、第7図、第8図、第
9図、第10図は第3図乃至第5図の論理回路の
動作を示す一連のタイミング図である。 10……仮想アドレス変換器、12……主記憶
装置、14……中央処理ユニツト(マイクロプロ
セツサ)、16,18,20,22,24,26
……レジスタ、30……制御記憶装置、162…
…ネキスト・アドレス論理装置、166……制御
記憶出力レジスタ、170……マイクロ命令解読
兼制御ユニツト、202……タイミング・ユニツ
ト、212……主記憶インターフエイス制御装
置、260……フオーマツト解読論理装置、26
2……源解読論理装置、264……記憶制御解読
論理装置、266……宛先解読論理装置、270
……状態制御論理装置、274……ANDゲー
ト・アレイ、292,310,320,334,
356,366,384,388,408,42
8,430,431,432,433,434,
435,436,437,438,462……ラ
ツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 相対的に速い第1の速度で動作する中央処理
    ユニツト及び相対的に遅い第2の速度で動作する
    主記憶装置をインターフエイスする装置であつ
    て、 上記中央処理ユニツトに設けられマイクロイン
    ストラクシヨンを収容する制御記憶装置と、 上記中央処理ユニツト及び主記憶装置に接続さ
    れて両者間のデータ転送を仲介するインターフエ
    イス・レジスタと、 上記制御記憶装置に収容されたマイクロインス
    トラクシヨンを解読して制御信号に変換する手段
    と、 原クロツク信号(例えばC1,C2)を受取つ
    てマイクロインストラクシヨン実行のための実行
    サイクル・クロツク信号列(例えばTX,T2,
    T3,T4,T5,T6)を発生する手段(例え
    ば第5図)と、 上記制御信号が主記憶装置からデータを取出し
    て利用するものであつたとき、主記憶装置からデ
    ータ準備完了信号が得られるまでインターフエイ
    ス停止信号を出し続ける手段と、 上記インターフエイス停止信号に応答して上記
    データ準備完了信号が得られる前に上記レジスタ
    の内容を利用しないように上記マイクロインスト
    ラクシヨンの以後の実行を禁止する手段と、 上記インターフエイス停止信号に応答して上記
    実行サイクル・クロツク信号発生装置を制御し、
    各サイクル最初のクロツク信号(例えばTX)の
    みを与えることにより上記禁止した期間中の上記
    実行サイクルを最少の長さ(例えばTXのみのサ
    イクル)に短縮する手段と、 より成りデータ準備完了信号が得られたとき最
    少の遅れでマイクロインストラクシヨン実行サイ
    クルを再開できるようにしたとことを特徴とする
    インターフエイス装置。
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