JPS6158549A - 自動餅切断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、米菓、のし餅などとするためにブチツク状の
箱餅を所定の大きさとするために切餅に自動的に切断す
る装置に関するものである。

〔従来技術〕

一般に製餅では展延された帯状餅生地をつくり、この餅
生地を枠箱で所定厚みのブロック状の箱絣として固化し
たのち適当の大きさの餅片に切断して商品とするが、軟
らかい間に正確な厚さにしても硬化時に正確な厚さにす
ることは至難であり、かつまた厚さを一定にしたとして
も気泡や品質などにより重量誤差は大きい。

〔発明が解決しようとする問題点〕 従来ではこの箱餅を切断して切餅とするためその数個を
包装して販売する場合や、米菓製造時の切餅の厚みや重
さのバラツキが表示重量付き販売や他の米菓加工製品販
売の精度並びに品質に支障を来たし、問題点となってし
た。また、重量誤差を少なくするためには、工程が複雑
となって取扱いが困難となったり、効率が妨げられる問
題点もあった。

〔問題点を解決するための手鰻〕

本発明は、ブロック状の箱餅を載置し搬送するベルトコ
ンベヤを走行可能に設け、このベルトコンベヤ上の箱餅
を所定の大きさに切断する切断刃を含む切断機構を配備
した切断装置において、前記切断刃で切断され搬出され
る切餅を載置し餅重量を計量する計量器を含む計量機構
を設け、この計量機構で検出した測定信号で前記ベルト
コンベヤの駆動源を制御するように連絡すると共に、該
計量機構に続いて搬出される切餅の過量又は軽量の餅を
分別し、適量品のみを導出しうる選別機構を装備したこ
とを特徴とする自動餅切断装置である。

〔実施例〕

本発明の実施例を図面を用いて説明する。

自動餅切断装置は切断機構としての切断機Ｂ、態量機構
としての計量機Ｃ，選別機構としての選別機りを直列に
接続して構成されている。

切断機Ｂはブロック餅の送り機構と切断機構とからなる
。

送り機構としてはサーボモータ６により駆動されるベル
トコンベヤ７が用いられており、サーボモータ６はサー
ボモータコントローラ８に連絡されている。コンベヤ７
のベルト面には、進行方向に対して直交方向に櫛形の桟
９が立設されているが、桟９，９の間隔はブロック餅の
最大長さく進□行方向と平行な辺の長°さ）より大であ
る。

この桟９には金属片が埋込まれており、後述する桟検出
器（金属検出器）’１’０．　１１’で桟９の通過を検
知できるようにしである。

コンベヤ７の固定材部位には、上流側に前記桟検出器１
０が、後述する切断刃１４の下方に近接した上流側には
桟検出器１１が、また切断刃１４下方付近には餅検出器
１２が設けられており、検出器１０はＲ１回路５に、検
出器１１．１２はサーボモータコントローラ８にそれぞ
連絡されている。

前記コンベヤ７のベルト面上方でブロック餅移動空間に
は適宜固定材部位にゲート１３が設けられるが、このゲ
ート１３は移動路を塞ぐ方向にバネで付勢されている。

コンベヤ７の下流端部分には切断機構が設けられる。切
断刃１４はモータ１５により駆動されるクランク１６の
ロンド先端に設けられて上下動するカッタで、刃取付台
１７には餅押さえ板１８がバネで弾装配備されており、
また刃スライドブラケット１９には切断刃１４が所定高
さより上方位置にあることを検知する刃検出器２０が設
けられていて、ブロック状の箱餅を切断できるようにな
っている。

計Ｍ機Ｃはベルトコンベヤ２１下方にロードセル２２を
配備してベルトコンベヤ２１上の小ブロック絣の計量信
号を取り出すことができるようにしたものである。ごの
コンベヤ２１と一次切断機Ｂとの間には助走用のベルト
コンベヤ２３が介在配備されており、このコンベヤ２３
の固定材部位には餅検出器２４が備えられている。ロー
ドセル２２、餅検出器２４、コンベヤ２１．２３の駆動
モータ２．５．２６は秤コントローラ２７に連絡されて
おり、秤コントローラ２７はサーボモータコントローラ
８に連絡されている。

選別機りは、軽量品分別用のベルトコンベヤ２８、過景
品分別用のベルトコンベヤ２９及び適量品移送用のヘル
Ｉ−コンヘヤ３０を直列に並設してなり、コンベヤ２８
．２９は傾倒可能に構成されている。

即ち、コンベヤ２８．２９の各々は上流側の駆動軸３１
．３２を支持部材３３．．３３間に架装されている。

駆動軸３１．３２の一端はモータ３４．３５にそれぞれ
連絡され、他端は軸受を介して連結部材３６．３７が嵌
着されている。

各連結部材３６．３７は軸３１．３２を貫挿した筒状部
３６．．３７．と、従動ローラ３８，３９の支持板４０
．４１を取付ける板状部３６２．３１１からなっており
、筒状部の板状部とは反対側端部には傾倒機構に連結さ
れたレバ４２，４３が固着されている。

各レバ４２，４３は二本の腕部を持ち、腕部先端はソレ
ノイド４４，４５．’　　４６．４７により往復動する
操作杆４８，４９，５０．５１にリンク５２．５．３，
５４．５５を介して連結されていて、ソレノンドの作動
によりコンベヤを水平又は傾倒状態に変化させることが
できるようにしである。

前記従動ローラ３Ｂ、３９のもう一方の支持板４０’、
４１’は支持ｖｉ、４０．４１にタイロッド５６で連結
され、連結部材３６’、３７’を介して軸３１．３２に
支えられている。

一方前記ベルトコンベヤ３０は傾倒機構を有さす固定さ
れていること以外はコンベヤ２８．２９とほぼ同様であ
る。即ち駆動軸５７は支持部材３３゜３３間に架装され
ており、従動ローラ５８の支持板５９．５９’は支持部
材３３．３３に突設した支持台６０．．６０に突杆部６
１，６１で支えられている。

コンベヤ２８の上流側固定材部位には餅検出器６２が設
けられ、該検出器６２、ソレノイド４４〜４７及び各コ
ンベヤの駆動モータ６３は秤コントローラ２７に連絡さ
れている。なお、ソレノイド群及びモータ群は支持部材
３３．３３に取付けられている。

このように構成される自動餅切断装置は、例えば切断機
Ｂにブロック餅を供給するブロック絣供給機Ａ及び選別
機りで選別された適量の小ブロック餅をさらに二次整形
切断する二次切断機Ｅ、二次切断された切餅の袋詰め作
業のための切餅定量供給機Ｆを並設して、ブロック餅の
供給から切餅のき包装までを全自動で行える装置として
用いることができる。

この場合、ブロック餅供給機Ａにおいて自重により餅が
供給されるものではＲ７回路５に連絡されるストッパを
設けることによって、また適宜強制移動手段によるもの
ではその駆動手段をＲ７回路５に連絡して、桟９のコン
ベヤ７上の位置に関連してブロック絣が適時に供給され
るようにするのがよい。

図中、８４は従動ローラ３８，３９．５８の、駆動軸と
の間隔変更部材、８５は側板７５．．７５のタイロッド
、８６はモータ１５に連絡されたインバータ、８７はサ
ーボモータコントローラ８に連絡された、警報器である
。

次に動作について説明する。

ブロック餅はコンベヤ、７により移送され、途上、先端
はゲート１３により進行を阻止されるが、絣後端に桟９
が当接すると、桟９で餅を係止して走行するコンベヤ７
はバネの復元力に抗してゲート１３を開きブロック餅は
運ばれてい（。従って、ブロック餅は滑りや転倒を防止
され、所定の資勢を保ってコンベヤ７の送り量ずつ的確
に移動することとなる。

ブロック餅先端が切断可能位置まで運ばれてく。

ると餅検出器１２からの検出信号によりコンベヤ７は停
止する。そして上下動する切断刃１４により第一回目の
切断が行われる。そして切断刃１４が上昇して力検出器
２０からの検出信号により、サーボモータ６は駆動せし
められコンベヤ７を“算出量”だけ送って、次なる切断
が行われる。

切断刃１４の駆動モータ１５はインバータ８６により回
転数を可変とされて切断速度を変化させることができる
が、コンベヤ７の送りが的確に行える速度に設定される
ことは勿論である。

ブロック餅の切断が続くと桟９が切断刃１４下方に位置
してしまうが、切断刃「４手前に設けた核検出器１１の
検出信号によりコンベヤ７は一次停止さセられ、力検出
器２０よりの検出信号を受けた後、桟９が切断されない
位置まで走行せしめられる。

この切断刃１４に切断された小ブロック餅（切餅）は計
量機Ｃに移行し、ロードセル２２より計量信号を得るも
のであるが、助走用のベルトコンベヤ２３の餅検出器２
４の検出信号により計量するタイミングが計られる。ま
たベルトコンベヤ２１上に小ブロック餅を移行せしめる
ためのコンベヤ２３の走行はコンベヤ２１の小ブロック
餅が選別機りに送られた後に秤コントローラ２７の指令
を受けて行われる。

小ブロック餅の計量信号は秤コントローラ２７に連絡さ
れ設定重量との差はサーボモータコントローラ８送られ
る。サーボモータコントローラ８では前回の送り量を記
憶しており、送り量とその送り量で得られた設定重量と
の差から設定重量に対応するコンベヤ７の送り量が算出
され、次回はその“算出量”　だけコンベヤ７が走行せ
しめられることとなる。

このように、重量誤差をフィードバックして次の送り量
を算出するので誤差の少ない小ブロック餅に切断するこ
とができる。

なお、ブロック餅の先端における第１回目の切断の送り
量は、例えば、餅検出器１２が切断刃１４より所定の距
離だけ離れて設けられ餅検出器１２の検出信号でコンベ
ヤ７が停止する場合は所定量】　１ 離が送り量となるし、餅検出器１２の検出信号を受けた
後さらにコンベヤ７の駆動を続行させ餅の先端が切断刃
１４位置から所定量オーバーランするようにした場合で
はオーバーランする距離が送り量となる。

計量された小ブロック餅は秤コントローラ２７からの指
令によりコンベヤ２１が駆動されて選別機りに運ば治１
、秤コントローラ２７からの信号により、軽量の場合は
ベルトコンベヤ２８が傾倒して、過量の場合はベルトコ
ンベヤ２９が傾倒して、落下除外され、適量の小ブロッ
ク餅のみがベルトコンベヤ３０を経て次工程に移行せし
められる。

〔発明の効果〕

本発明は、餅の自動切断装置においてブロック状箱餅を
切断して計量し、設定重量値との差を次の切断までに修
正しながら小ブロックに切断したのち適量品を選別して
整形切断するので、重量誤差を極めて少なくすることが
簡単に行えるので、従来の欠点を排除でき保守保安もら
くで実用上、大なる効果がある′。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図は側面図、第２図
は系統説明図、第３図は使用状態の側面図、第４図は選
別機の平面図、第５図はその一部の側面図である。 Ｂ−切断機、Ｃ−計量機、Ｄ−選別機、５−Ｒｙ回路、
６−・サーボモータ、７−ベルトコンベヤ、８−サーボ
モータコントローラ、９−桟、１０゜１１−核検出器、
１２−餅検出器、１３−ゲート、１４−切断刃、１５−
モータ、１６−クランク、１７−刃取付台、１８−餅押
さえ板、１９−刃スライドブラケット、２〇−力検出器
、２１・−ベルトコンベヤ、２２−ロードセル、２３−
ベルトコンベヤ、２４−餅検出器、２５．２６−モータ
、２７−秤コントローラ、２Ｂ、２９．３０−ベルトコ
ンベヤ、３１．３２−駆動軸、３３−支持部材、３’４
．３５−モータ、３６．３６’、３７゜３７′一連結部
材、３８，３９−従動ローラ、４０゜４０’、４１．４
１’−−一支持板、４２．４３−　レバ、４４，４５．
４６．４７−　ソレノイド、４８゜４９．５０．５１−
操作杆、５２，５３，５４゜５５−＝リンク、５６−タ
イロッド、５７−駆動軸、５８−従動ローラ、５９．５
９”−支持板、６０−支持台、６１−突起部、６２−餅
検出器、６３−モータ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ブロック状の箱餅を載置し搬送するベルトコンベヤ
   を走行可能に設け、このベルトコンベヤ上の箱餅を所定
   の大きさに切断する切断刃を含む切断機構を配備した切
   断装置において、前記切断刃で切断され搬出される切餅
   を載置し餅重量を計量する計量器を含む計量機構を設け
   、この計量機構で検出した測定信号で前記ベルトコンベ
   ヤの駆動源を制御するように連絡すると共に、該計量機
   構に続いて搬出される切餅の過量又は軽量の餅を分別し
   、適量品のみを導出しうる選別機構を装備したことを特
   徴とする自動餅切断装置。 ２、前記切断機構が、前記ベルトコンベヤ上の餅を検知
   する餅検出器と切断刃の位置を検知する刃検出器とを備
   えたものであって、該検出器がベルトコンベヤを駆動す
   るサーボモータのコントローラに連絡されているもので
   ある特許請求の範囲第１項記載の餅切断装置。 ３、前記切断機構のある、餅を搬送するベルトコンベヤ
   が、金属片を理め込んだ櫛形の桟を設けたものであって
   、該金属片を検出しベルトコンベヤの駆動を制御する金
   属検出器を備えたものである特許請求の範囲第１項又は
   第２項記載の餅切断装置。 ４、前記計量機構が、ベルトコンベヤから成り、ベルト
   コイベヤ上の餅を検知する餅検出器とロードセルとを備
   えたものであって、秤コントローラを介してベルトコン
   ベヤを制御するように連絡したものである特許請求の範
   囲第１〜３項のいずれか一つの項記載の餅切断装置。 ５、前記選別機構が、それぞれ独立して駆動されるベル
   トコンベヤを複数直列に配設した搬送機構から成り、各
   ベルトコンベヤの少なくとも一端を可変自在に設けて過
   量と軽量の餅を選別し適量品のみを二次切断機に送るも
   のである特許請求の範囲第１〜４項のいずれか一つの項
   記載の餅切断装置。 ６、前記選別機構が、一端が位置変換しうるベルトコン
   ベヤであって、ベルト上の餅を検出しうる検出器とこの
   検出器が前記秤コントローラを介してコンベヤ駆動用の
   モータに連絡装備されているものである特許請求の範囲
   第４項又は第５項記載の餅切断装置。