JPS6156116A - ペンシル状化粧料 - Google Patents

ペンシル状化粧料

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Publication number
JPS6156116A
JPS6156116A JP59178059A JP17805984A JPS6156116A JP S6156116 A JPS6156116 A JP S6156116A JP 59178059 A JP59178059 A JP 59178059A JP 17805984 A JP17805984 A JP 17805984A JP S6156116 A JPS6156116 A JP S6156116A
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JP
Japan
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pencil
higher fatty
cosmetic
acid
fatty acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP59178059A
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English (en)
Inventor
Haku Matsuda
松田 伯
Muneo Tanaka
田中 宗男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、モクロウと高級脂肪酸を含有するペンシル状
化粧料に特定の液状油分を配合してなる経時での発粉が
抑制されたペンシル状化粧料に関する。
[従来の技術] 一般に、アイライナーペンシル、アイブローペンシル、
リップペンシルなどのペンシル状化粧料は押出成型ある
いは流し込み成型によってペンシル芯を製造する。
普通のペンシル状化粧料には当然のことながら細い芯が
効果的であるので、芯の折れ強度が大切な特性であり、
芯の固形化剤にはこの点で優れているモクロウと高級脂
肪酸の併用系が汎用されている。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、モクロウと高級脂肪酸とを含有するペンシル
状化粧料は経時で発粉(ブルーム)、すなわち芯の表面
に白色の結晶が析出してくる現象があり、しばしば外観
不良および使用性の劣化の問題が生しる。   一 本発明者は、モクロウと高級脂肪酸とを含有してなるペ
ンシル状化粧料の経時での発粉を抑制することを目的に
鋭意研究した結果、高級脂肪酸の溶解度が常温で3重量
%以上で且つ分子量が200以上の液状油分を特定量を
配合することにより上記目的を達成し得ることを見いだ
し、本発明を成すに至った。
[問題点を解決するための手段] すなわち、本発明は、モクロウと高級脂肪酸とを含有す
るペンシル状化粧料において、高級脂肪酸の溶解度が常
温で3重量%以上で且つ分子量が200以上の液状油分
の一種又は二種以上を5〜30瓜置%配合することを特
徴とするペンシル状化粧料である。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明において用いられる液状油分は高級脂肪酸の溶解
度が常温で3重量%以上で且つ分子量が200以上のも
のであり、後述の高級脂肪酸のうちの1種でも3重量%
以−ト熔解することができる液状油分であればよ(、例
としてはポリオキシアルキレン多価アルコールエーテル
、ポリオキシアルキレンラノリンアルコールエーテル、
ポリオキシアルキレン多塩基酸エステル、ポリオキシア
ルキレン多価アルコールエーテルの脂肪酸エステルなど
を例示することができ、より具体的にはポリオキシエチ
レンE以下、POEという1 (5)ポリオキシプロピ
レン[以下、POPという]  (65)ペンタエリス
リト−ルエーテル、POE (5〜10)POP(60
〜65)ブチルエーテル、POP(60〜70)ブチル
エーテル、POP(30〜40)エチルエーテルなどを
挙げることができる。これらの他にリキッドラノリン、
ラノリンアルコール、リシルシン酸トリグリセライI−
、オレイン酸トリグリセライド、ヒマシ油なども本発明
の液状油分に含まれる。
上記液状油分の配合量はペンシル状化粧料金置中の5〜
30重量%あり、5重量%未満では本発明の効果がなく
、30重冊%を超えるとペンシル芯を成形するのが困難
になる。また、分子量が200未満の場合も、本発明の
効果が発揮されない。
前述のとおり、本発明のペンシル状化粧料には必須成分
として、モクロウおよび高級脂肪酸が配合される。
高級脂肪酸は炭素数14〜22の高級脂肪酸であり、具
体例としてはミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、アラキシン酸、ヘヘン酸などが挙げられ、配合量は
一般的に0.9〜30重量%である。
0.9ii1%未満では折れ強度が不足であり、30重
量%を超えると前記液状油分を用いても溶解しきれなく
なる。
モクロウの配合量は一般的に5〜201量%である。
[実験例〕 次に、実験例を挙げて本発明をさらに詳細を説明する。
本発明は、これらにより限定されるものではない。配合
量は重量%である。
実験例1 アイライナーペンシル (a)(b) ステアリン酸          10.0 10.0
硬化ヒマシ油          7.5  7.5モ
クロウ            10.0 10.0カ
ルナウバロウ         2.0  2.0ジ2
ヘプチルウンデカン酸   10.5 10.5グリセ
ロール リキッドラノリンエステル    −10,0顔料  
            60.0 50.0ステアリ
ン酸、硬化ヒマシ油、モクロウ、カルナウバロウ、ジ2
ヘブルウンデカン酸グリセロール、リキッドラノリンを
80〜90℃で熔解後、顔料を添加して分散した。冷却
後、押出成型してペンシル芯を得た。
ペンシル芯を0℃、15℃、25℃、35℃、45℃の
恒温槽に1力月放置1多、その発粉状態を観察した。
結果を表1に示す。評価基準は次のとおりである。
4−十 激しい発4分 會 わずかに発粉 −発粉なし リキッドラノリンを配合していない(a)は0’C,1
5℃、25℃で激しく発扮したのに対して、リキッドラ
ノリンを配合した(b)はどの温度条件でも3力月以上
経過しても全く発扮しなかった。
表1 実験例2 アイブローペンシル (a)   (b) モクロウ           10.0 10.0ス
テアリン酸         10.0 10.0へヘ
ン酸           5.0  5.0硬化ヒマ
シ浦         10.0 10.0ステアリル
アルコール     5.0  5.0トリメチロール
プロパン    1.0  1.0トリイソオクタノエ
ート POE (5) POP (65)     −15,
0ペンタエリスリト−ルエーテル 無機顔料          59.0 44.0ペン
シル芯は実験例1と同様にして製造した。
発粉も同じように評価した結果、POE (5)POP
(65)ペンタエリスリトールエーテルヲ配合していな
い(a)は25℃から45℃で激しく発粉したが、PO
E (5)POP (65)ペンタエリスリトールエー
テルを15%添加した(b)は全く発粉しなかった。
実験例3 リップペンシル (a)   (b) ラノリン           5.0  5.0ベヘ
ン酸           5.0  5.0モクロウ
           15.0  15.0ピースワ
ツクス        10.0  10.0トリ2エ
チルヘキサン     15.0  10.0酸グリセ
ロール POP(60)ブチルニーエル  −15,0有機顔料
          50.0  40.0実験例1に
準じて芯を製造し、発粉を評価したところ、POP(6
0)ブチルニーエルを配合していない(a)は15℃か
ら45℃で発粉したが、15%を配合した(b)はすべ
ての温度条件で全く発粉しなかった。
実験例4 アイライナーペンシル (a)   (b) ラノリン           5.0  2.0バル
ミチン酸        20.0  20.0硬化ヒ
マシ油         8.0  8.0モクロウ 
          13.0  13.0カルナウバ
ロウ        1.0  1.0オリーブ油  
        8.0  4.0リシルン酸トリグリ
セライド −   20.0無機顔料        
  45.0  32.0実験例1に準じて芯を製造し
、発粉を評価したところ、リシルシン酸トリグリセライ
ドを配合していない(a)は15°Cと25℃で発粉し
たが、20%配合した(b)は全く発粉しなかった。
実験例5 アイライナーペンシル (a)   (b) ラノリン            3.0=ステアリン
酸         5.0  5.0へヘン酸   
        5.0  5.0硬化ヒマシ油   
      7.0  7.0モクロウ       
    5.0  5.0POE (5) POP (
65)        5.0ブチルエーテル POP(30)エチルエーテル  −5,0無機顔料 
         75.0  6B、0実験例1に準
じて各成分を混合し、流込成型によって成型した。(a
−)は25℃から45℃で激しく発粉したが、本発明の
ペンシル状化粧料である(b)は35℃、45℃での発
粉は全くなく、25℃でわずかに発粉したのみであった
[発明の効果] ペンシル状化粧料は一般には押し出し成型あるいは流し
込み成型によって成型した芯を木軸あるいは繰り出し式
容器にいれて製見にする。
本発明は押し出し成型芯、流し込み成型芯いずれのペン
シル状化粧料に対しても経時での発粉を抑える効果を有
する。
特許出願人 株式会社 資 生 堂 −四−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モクロウと高級脂肪酸とを含有するペンシル状化
    粧料において、高級脂肪酸の溶解度が常温で3重量%以
    上で且つ分子量が200以上の液状油分の一種又は二種
    以上を5〜30重量%配合することを特徴とするペンシ
    ル状化粧料。
JP59178059A 1984-08-27 1984-08-27 ペンシル状化粧料 Pending JPS6156116A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59178059A JPS6156116A (ja) 1984-08-27 1984-08-27 ペンシル状化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59178059A JPS6156116A (ja) 1984-08-27 1984-08-27 ペンシル状化粧料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6156116A true JPS6156116A (ja) 1986-03-20

Family

ID=16041884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59178059A Pending JPS6156116A (ja) 1984-08-27 1984-08-27 ペンシル状化粧料

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JP (1) JPS6156116A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008156257A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Tokiwa Corp 棒状化粧料
JP2010030969A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Shiseido Co Ltd ペンシル状化粧料およびその製造方法

Cited By (2)

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JP2008156257A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Tokiwa Corp 棒状化粧料
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