JPS6156048A - 乾燥食品の製造法 - Google Patents

乾燥食品の製造法

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JPS6156048A
JPS6156048A JP59174091A JP17409184A JPS6156048A JP S6156048 A JPS6156048 A JP S6156048A JP 59174091 A JP59174091 A JP 59174091A JP 17409184 A JP17409184 A JP 17409184A JP S6156048 A JPS6156048 A JP S6156048A
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JP
Japan
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oil
food
reduced pressure
frying
freezing
Prior art date
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Pending
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JP59174091A
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English (en)
Inventor
Makoto Kishina
岸菜 誠
Akio Fujii
藤井 昭男
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FUJIKAME KK
Original Assignee
FUJIKAME KK
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Publication date
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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、褐変がなく、歯ざわりがすぐれているだけで
なく、表面がきれいく仕上シ、組織もしつかシした極め
て品質のすぐれた乾燥食品を製造する方法に関するもの
である。
食品の乾燥方法として、食品を減圧下で油ちょうする方
法が知られている。しかしながら、これらの方法は、例
えば食品を薄くスライスしたりあるいは小さく切断しな
ければならなかったり(%開昭57−22652 )、
油ちょう処理を2段階で行う等処理が繁雑であった(特
公昭47−665)。
そのうえ、得られた製品は、乾燥が不充分であるのみな
らず、大量の油が食品中に浸み込み1表面の褐変は避け
られないし、組織が破壊されてもとの食品の風味食感が
軽減変質したシして、溝足すべき品質のものは得られな
い。
しかしながら、食品の乾燥法としての減圧油ちよう処理
は、他の方法に比して、実験室規模では非常に卓越した
方法である点に着目して、この減圧油ちょうによる食品
の乾燥方法を大規模な工場に適用し、そのうえ、もとの
食品素材の品質を生かしつつすぐれた乾燥食品の製造法
の開発を目的として、本発明はなされたのである。
上記目的達成のために、化学的、物理的な面から各種検
討した結果、全く予期せざることに1食品を一旦凍結し
た後に減圧油ちょうすればすぐれた品質の乾燥食品が得
られることを発見した。凍結処理と油揚げ処理とは全く
正反対な処理であり、両者を有機的に結合する技術思想
は、従来全く知られていない新規なものであ)、後記す
るように極めて卓越した効果を奏するものである。
減圧油ちょうする前に凍結処理すれば所期の目的が達成
されるのである、凍結処理としては、従来より知られて
いる方法が適宜使用でき、例えば、空気凍結、送風凍結
、コンタクト凍結、低温の二次冷媒を用いる不凍液凍結
法、液体窒素を用いる方法、送風式連続凍結方法、液体
フロン凍結方法等が好適に使用できる。各食品に適し:
lc凍結処理をそれぞれ選択するのがよく、上記以外の
凍結処理方法も自由に行うことができるが、急速凍結す
ると更に良い結果が得られるし、予備凍結した後に本凍
結してもよい。
凍結した後に減圧油ちょうするのであるが、減圧下で油
揚げする方法であればすべての方法が使用でき、連続式
、バッチ式のいずれも使用可能である。例えば、食品を
予備的に常圧で油揚げした後、減圧下で油揚げする二段
階減圧油ちょう方法、及び、食品を薄く切断し、これで
減圧で油揚げする方法等も有利に使用できる。
°また1例えば、油ちょう槽内に、多くの蒸気ノミイブ
を設け、これに油ちょう時の@、倣な温度低下を防止乃
至は短時間で回復するに充分な熱量を供給する加圧蒸気
を多量送りつつ、減圧下で、野菜、根菜、果爽、食菌、
魚介、海藻、σ類、穀類、木の実、畜肉、その他の食品
又はこれらの加工品の一種もしくは二種以上をそのまま
もしくは切断状又は切断混合状で油ちょうするようにし
てもよい。
油ちょう槽を有する油ちょう装置全体は減圧できるよう
Kしておき、減圧度は食品の水分を急速に除去できるよ
うに約20〜1100uH程度、好ましくは約20〜6
0111Hgの減圧になるのがよい。最初に食品を油ち
ょう槽に挿入するとき、水分の急速な蒸発のために減圧
度が急速に低下するので強力な真空ポンプに91.りか
えたシ、油を撹拌したり、食品を入れたかごを油の中で
上下動させたシ、回転させたシすることもできる。
油ちょうする食品としては、そのままのもの。
又は1食品を各種形状に切断しただけのもの、又は、各
種糖類、食塩、果汁などを適宜含有する液に浸漬したも
のなどいずれでもよいつ 特に1本発明においては、凍結前、又は凍結後これらの
食品は10〜60%の水あめの水溶液に0.5〜24時
間浸漬するのがよい。これによって食品の品質を保持し
、また、内部の水分を浸透圧によって十分外部に排出し
、食品の水分を低下させるために、油ちょうに際し、す
みやかに発泡が完了し、ノξリツとしたすぐれた食感の
食品に油ちようされるものと考えられる。
油ちょう時間は適温であれば10分から60分程度で、
@度が高ければやや短く、温度が低ければやや長い程度
でよい。
油ちょうが終了したら食品を入れたかごを油面上に引き
上げ、減圧下のiま油面上で上下させて油を切ったシ、
油面上で回転させ、遠心分凛によって油を切ったシして
、油ちょう装置内を潜圧にもどし、これから油ちょう食
品をと夛出すものである。
次に、第1図において、本発明において使用する減圧油
ちょう装置の一例を説明する。
第1図は油ちょう装置の縦断説明図であって。
1は円筒状の油ちょう装置全体を示し、2は油ちょう槽
を示している。、6は蒸気パイプで1円筒状の油ちょう
槽2の11II1部及び底部に5屯づつ密に6廻される
。油ちょう槽2の中央部は空間があり。
ここにチップ状ポテト5を入れた金網かご4ケが4段に
セットされたかと4が舜りて来て、ポテトスナック5が
油ちょうされるようになっている。
ポテト5をかと4にセットするとぎは、かご4を吊ドげ
ているシャフト6を上方に引き上げ、扉7を開き、ここ
からポテトスナック5を入れた金網かとを順次セットす
る。8.8は蒸気人口で、8′8′は蒸気出口で、ここ
に150℃の高圧蒸気を大皺に送るようKなっている。
蒸気パイプ3内は間圧蒸気で光され、加えられた植物油
10を125℃に維持するように加熱し続けるものであ
る。また、9は脱気パイプで、油ちょう装置内部は、油
ちょう時約20〜1100jLIIHの減圧を維持でき
るように、脱気パイプ9は凝縮器、及び大型真空ポンプ
(図示せず)と連結されている。11は上下動モーター
で、12は回転動モーターである。
上下動モーター11はポテト5をかご4にセットすると
き、かご4を油面上に引上げたり、また。
油ちょう中かご4を植物油の中で上下動させたりすると
きく使用される。、また、回転動モーター12は、油ち
ょう中かご4を植物油の中で、正、逆の回転動を与えた
り、油ちょう完了し、かご4を油面上に引き上げた後、
回転させ油を遠心分離除去したシするときに1史l#4
される。
以上は、ボテトスチックの油ちょうを例にとったが、そ
の他の食品((ても同様に油ちょうされる。
小さい食品の場合岐金網の目を不遊<シて油中にもれな
いようにし、また、蒸気温吸をそれぞれの食品に退会す
る[+’it K K変更すればよい、本装置(おいて
は、油ちょう槽の壁面と底部に多くの蒸気パイプを設け
、油ちょう初期の詩、鐵な温度低下を防止乃至は短時間
で回復するに充分な熱量を供給する加圧蒸気を多量送り
9つ油ちょうすることKよって80〜130’Cの低−
1で一頁して油ちょうすることができたものである。本
装置において、多量の熱量を供給す作は、油ちょう初期
に水分の急激の蒸発を持続させ、良好すsセーラス組織
を生じさせることができ、しかも油を含浸させることが
ないなど、すぐれた多くの効果を得ることができる。
そのうえ、減圧油ちょうする罠先立って凍結処理するこ
とKより、単に減圧油ちょう(、た場曾と異なシ、製品
表面が凸凹状になったシ、膨張したジすることなく、元
の賞品と変らない平滑で自然な状態を維持しており、組
織が崩れて軟弱になることなく、M織がしりかシして食
感が非%゛にすぐれたものとなり、勿論、製品が褐変し
たシすることがない等の卓越した諸効果が得られる。ま
た、特にリンゴその他の果実のように変色しやすい食品
にあっては、凍結前又は凍結後にビタミンC水m1cj
、に浸漬又はこれを塗布、噴霧した後、凍結ないし減圧
油ちょうすれば、変色を防止することができる。。
実施1yl 1 2571X 5 (lxgx 1Q1ul[切断したカ
ポチャブロックを予じめ一20℃に凍結した後、−30
℃に急速凍結した。
そして、第1図に示した油ちょう装置を用いて以上によ
り減圧油ちょうを行ったつ 先ず、油ちょう槽にサラダ油を入れ、蒸気・ぐイブに大
型加圧蒸気発生機で蒸気を送る。油ちょう温度を120
℃にセットし、油ちょう中この温度を変動させないよう
に150”Cの加圧蒸気ケ送りつづける。
25騙×50朋×10關に切断した凍結カポチャブロッ
クをかごく入れ、油ちょう装置を靜閉し。
真空ポンプを作動させる。4011Hgになったとき、
カポチャブロックを入れたかごを油ちょう檜に浸漬する
浸漬時、油の温度はわずかに低下するが、全体としては
120℃゛を変動することはなかった。
浸漬後50秒間隔程閣で、油中にカポチャがある状態で
、かごを101上下動させ、油温の均一化と水分のすみ
やかな蒸発揮散をはかった。
15分で油ちょうが完了するのでかごを上方に引きあげ
、減圧の′tま、上方で回転させて油を切9、常圧にも
どして、油ちょう装置からとり出した。
得られた乾燥フライドカポチャブロックは、喝変化はな
く、表面がきわめて平滑で、組織がしつかりしており、
カリンとした歯ざわりで食感良好であったつ 実施例2 巾10龍にL/J断したパイナツプルを一50℃に急速
凍結した。これを50チ水あめ水溶液にd漬した後、第
1図に図示した油ちょう装置を用いて以下により減圧油
ちょうを行った。
油ちL5槽にサラダ油を入れ、蒸気・ぐイゾに大型加圧
蒸気発生機で蒸気を送る。油ちょう温度を117℃にセ
ットし、油ちょう中この温度を変動させないように15
0°Cの加圧蒸気を送9つづける。
水あめ水溶液浸漬後、水切りし、パイナツプルを4段で
かごく入れ、油ちょう装置を密閉し、真空ポンプを作動
させ40關Hgになったときスライスしたパイナツプル
を入れたかごを油ちょう檜に浸漬する。
浸漬時、油のia1度はわずかに低下するが、全体とし
ては117℃を変動することはなかった。
浸漬後50秒間隔程度で、油中にパイナツプルがある状
態で、かごを10偏上下動させ、油温の均一化と水分の
すみやかな蒸発揮散をはかった。
12分で油ちょうが完了するのでかごを−E方に引きめ
げ、減圧のまま上方で回転畑せて油を切り。
常圧にもどして、油ちょう装置からとシ出した。
→られた乾燥パイナツプルは、4菱化はなく、組織はし
つかりしており、また食感も良好であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で使用する油ちょう装置の1実施例の縦
断説明図である。 1 ・・油ちょう装置、  2・・・油ちょう僧。 6 ・蒸気パイプ、  10・・植物油。 代理人 弁理士 戸 1)蜆 男 手  続  補  正  書 昭和59年9月2g日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、食品を切断もしくは切断することなく一旦凍結し、
    そして減圧油ちようすることを特徴とする乾燥食品の製
    造法。 2、該減圧油ちよう処理が、油ちよう槽内に、該食品を
    包むように底部及び側部に多くの蒸気パイプを設け、こ
    れに油ちよう時の急激な温度低下を防止するのに充分な
    熱量を供給する加圧蒸気を多量送りつつ、減圧下で、該
    食品を油ちようすることからなるものであること、を特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の乾燥食品の製造
    法、 3、該食品を凍結する前もしくは凍結した後、水あめ水
    溶液に浸漬し、そして減圧油ちようすること、を特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の乾燥食品の製造法。 4、約80〜130℃で、約20〜100mmHgの減
    圧下で該油ちよう処理を行うこと、を特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の乾燥食品の製造法。
JP59174091A 1984-08-23 1984-08-23 乾燥食品の製造法 Pending JPS6156048A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6113343B1 (ja) * 2016-09-01 2017-04-12 株式会社いとふ 麩菓子の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6113343B1 (ja) * 2016-09-01 2017-04-12 株式会社いとふ 麩菓子の製造方法
JP2018033392A (ja) * 2016-09-01 2018-03-08 株式会社いとふ 麩菓子の製造方法

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