JPS6155423A - 粘性動吸振器 - Google Patents
粘性動吸振器Info
- Publication number
- JPS6155423A JPS6155423A JP17859184A JP17859184A JPS6155423A JP S6155423 A JPS6155423 A JP S6155423A JP 17859184 A JP17859184 A JP 17859184A JP 17859184 A JP17859184 A JP 17859184A JP S6155423 A JPS6155423 A JP S6155423A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- rotary shaft
- tube
- viscous material
- vibration absorber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/10—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using liquid only; using a fluid of which the nature is immaterial
- F16F9/12—Devices with one or more rotary vanes turning in the fluid any throttling effect being immaterial, i.e. damping by viscous shear effect only
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、橋梁、塔状構造物、球形タンク類などの振動
を抑制する粘性動吸振器に関するものである。
を抑制する粘性動吸振器に関するものである。
[従来の技術]
橋梁または塔状構造物などは、思または地震などによっ
て振動を発生するが、構造物の安全確保、また架設工事
中は作業員の安全および船酔い防止のため振動を抑制す
ることが重要であり、従来J:り下記のごとき種々の振
動減衰対策が実施されてきた。
て振動を発生するが、構造物の安全確保、また架設工事
中は作業員の安全および船酔い防止のため振動を抑制す
ることが重要であり、従来J:り下記のごとき種々の振
動減衰対策が実施されてきた。
第6図は、構造物aの頂部にワイヤーbを放射状に張り
、ワイヤーbのとスプレシスの利用、fs造物aの剛度
を変える。ワイヤー1)の先端または中間位置に減衰装
置Cを取りイ」け、振動(矢印d)を制御する対策を示
している。しかし、この方法は装置が大損りとなり、と
くに海上構造物の場合、対策を実IMする上で相当の困
難または制限を伴った。
、ワイヤーbのとスプレシスの利用、fs造物aの剛度
を変える。ワイヤー1)の先端または中間位置に減衰装
置Cを取りイ」け、振動(矢印d)を制御する対策を示
している。しかし、この方法は装置が大損りとなり、と
くに海上構造物の場合、対策を実IMする上で相当の困
難または制限を伴った。
第7図は、いわゆる振子方式(または地震計方式)で、
構造物aに吊材e、eを介して重@fを取り付け、吊材
e、e間に減衰装置Cを配置し、重錘fが振子運動した
際の減衰装置Cの剪断変形による減衰効果を利用して振
動エネルギを吸収する。しかし、この方法は構造物aの
固有振動数、あるいは振動次数によって装■が大型にな
ったり、効果を生じない場合があった。
構造物aに吊材e、eを介して重@fを取り付け、吊材
e、e間に減衰装置Cを配置し、重錘fが振子運動した
際の減衰装置Cの剪断変形による減衰効果を利用して振
動エネルギを吸収する。しかし、この方法は構造物aの
固有振動数、あるいは振動次数によって装■が大型にな
ったり、効果を生じない場合があった。
また、第8図は油圧ダンパなどの減衰装置Cを介して構
造物aを支持体Qに連結しである。
造物aを支持体Qに連結しである。
しかし、この方法は振動の振幅が小さい場合に減衰効果
が小さく、また、構造物aと支持体9間の連結方法が厄
介になるなど問題点があった。
が小さく、また、構造物aと支持体9間の連結方法が厄
介になるなど問題点があった。
[発明が解決しようとする問題点1
本発明は、上記の問題点に鑑み、装置が小型で、構造物
への取り付けが容易であり、しかも任意の振動特性を有
する構造物に適合し得る吸振器を提供せんとするもので
ある。
への取り付けが容易であり、しかも任意の振動特性を有
する構造物に適合し得る吸振器を提供せんとするもので
ある。
[問題点を解決するための手段]
上記問題点を解決するための本発明の粘性動吸振器は、
内部に粘性体を収容した充分に大きい重量を有する中空
の筒体と、該筒体の中心部を貫通し筒体内の部分に撹拌
体を設けた回転軸と、該回転軸を転動自在に支持する支
持物とを備え、前記回転軸を前記筒体に回転自在に支承
したものである。
内部に粘性体を収容した充分に大きい重量を有する中空
の筒体と、該筒体の中心部を貫通し筒体内の部分に撹拌
体を設けた回転軸と、該回転軸を転動自在に支持する支
持物とを備え、前記回転軸を前記筒体に回転自在に支承
したものである。
[作 用]
本発明の吸振器を取り付けた構造物が水平振動すると、
筒体の慣性力が充分大きいので筒体が構造物に対し僅か
に相対変位する一方、回転軸は水平変位に応じて支持面
上を転動し、撹拌体が粘性体を撹拌して振動エネルギを
減衰させる。従来のJ:うにワイヤーを張ったり、重錘
を下げる必要がないので、装置が小型になり、また吸振
器を構造物の上、下部または側部なと所望の場所に取り
イ」けることかでき、また、構造物の種類に限定される
ことなく幅広く適用することができる。
筒体の慣性力が充分大きいので筒体が構造物に対し僅か
に相対変位する一方、回転軸は水平変位に応じて支持面
上を転動し、撹拌体が粘性体を撹拌して振動エネルギを
減衰させる。従来のJ:うにワイヤーを張ったり、重錘
を下げる必要がないので、装置が小型になり、また吸振
器を構造物の上、下部または側部なと所望の場所に取り
イ」けることかでき、また、構造物の種類に限定される
ことなく幅広く適用することができる。
[実 施 例]
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。第1
図ないし第4図は本発明の第1の実施例を示すもので、
吸振器は、密閉構造につくられ内部に粘性体1 (例え
ば潤滑油など)を充填した充分に大きい重量を有する中
空円筒状の筒体2と、この筒体2中心部を長手方向に貫
通し、貫通部に設(プた軸受3にJ:つて回転自在に支
承され、筒体内の部分に羽根4を取り何けた回転軸5と
、この回転軸の両端部を円弧状の支持面6上に転動自在
に支持する架台7などからなり、これらは寸べて危険防
止用の箱8内に収納され、架台7の適宜の箇所に図示し
ない吊り上げロープ接続用金具が取り付けられている。
図ないし第4図は本発明の第1の実施例を示すもので、
吸振器は、密閉構造につくられ内部に粘性体1 (例え
ば潤滑油など)を充填した充分に大きい重量を有する中
空円筒状の筒体2と、この筒体2中心部を長手方向に貫
通し、貫通部に設(プた軸受3にJ:つて回転自在に支
承され、筒体内の部分に羽根4を取り何けた回転軸5と
、この回転軸の両端部を円弧状の支持面6上に転動自在
に支持する架台7などからなり、これらは寸べて危険防
止用の箱8内に収納され、架台7の適宜の箇所に図示し
ない吊り上げロープ接続用金具が取り付けられている。
吸振器は、構造物9の頂部、内、外部、側部などにほぼ
水平に月つ回転軸5の軸線iが振動方向に対し直角方向
を向くように配置され、また、複数台の吸振器を並列に
配置することもできる。
水平に月つ回転軸5の軸線iが振動方向に対し直角方向
を向くように配置され、また、複数台の吸振器を並列に
配置することもできる。
なお、支持面6の曲率半径Rは対象とする構造物9の振
動特性(例えば固有振動数、あるいは振幅など)を考慮
して設定され、例えば構造物の固有振動数が高い場合は
、曲率半径Rを小さく設定する。
動特性(例えば固有振動数、あるいは振幅など)を考慮
して設定され、例えば構造物の固有振動数が高い場合は
、曲率半径Rを小さく設定する。
また、減衰効果を高めるには、吸振器作動中回転軸5の
回転速度を高めるのが良く、このため回転軸5の直径は
できるだけ小さい方がよい。
回転速度を高めるのが良く、このため回転軸5の直径は
できるだけ小さい方がよい。
次に、本吸振器の作動について説明する。いま、構造物
9が水平振動すると(矢印j)、筒体2は重量が大きい
ため原位置に留まろうとするので、筒体2と構造物9相
互間の水平相対変位は僅かである。一方、回転軸5は上
記水平度位に対応して支持面6上を転動し、羽根4が粘
性体1を撹拌し、振動エネルギを吸収する。従って、構
造物9の水平振動が抑制される。
9が水平振動すると(矢印j)、筒体2は重量が大きい
ため原位置に留まろうとするので、筒体2と構造物9相
互間の水平相対変位は僅かである。一方、回転軸5は上
記水平度位に対応して支持面6上を転動し、羽根4が粘
性体1を撹拌し、振動エネルギを吸収する。従って、構
造物9の水平振動が抑制される。
次に、本発明の第2の実施例を第5図に示す。
この例は構造物9aの鉛直方向の振動を吸収する際の配
置を示したもので、構造物9aの固有振動数と同じ固有
振動数を有する懸垂ばね11を用いて筒体2を構造物9
aの下部に吊り下げ、筒体2を貫通する回転軸の両端部
にビニオン12を取り付け、このビニオン12を構造物
9aに固定したラック13に噛合わせてあり、それ以外
は第1の実施例と変わるところはない。
置を示したもので、構造物9aの固有振動数と同じ固有
振動数を有する懸垂ばね11を用いて筒体2を構造物9
aの下部に吊り下げ、筒体2を貫通する回転軸の両端部
にビニオン12を取り付け、このビニオン12を構造物
9aに固定したラック13に噛合わせてあり、それ以外
は第1の実施例と変わるところはない。
構造物9aが鉛直方向に振動すると、筒体2が懸垂バネ
11を介して敏感に同調し、上下運動する(矢印ll1
)。この上下運動によってラック13およびビニオン1
2を介して回転軸が回転し、筒体2内部の減衰機構が作
動する。
11を介して敏感に同調し、上下運動する(矢印ll1
)。この上下運動によってラック13およびビニオン1
2を介して回転軸が回転し、筒体2内部の減衰機構が作
動する。
なお、本発明は前述の実施例にのみ限定されるものでは
なく、例えば筒体の断面は円形の替わりに正多角形であ
ってもよく、また、支持物−〇− 支持面は円弧に限らず、ほかの二次曲面、あるいは三次
以上の曲面で形成してもよいことなど、その他本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加え得るこ
とは勿論である。
なく、例えば筒体の断面は円形の替わりに正多角形であ
ってもよく、また、支持物−〇− 支持面は円弧に限らず、ほかの二次曲面、あるいは三次
以上の曲面で形成してもよいことなど、その他本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加え得るこ
とは勿論である。
[発明の効果]
以上に述べたごとく本発明の粘性動吸振器は次の優れた
効果を発揮する。
効果を発揮する。
(1) 筒体を回転軸を介して支持物に支持する構造
になっているので、外形寸法がコンパクトであり、構造
物の頂部、内、外部、側部下部などに配置でき、据(=
l場所の選択が自由である。
になっているので、外形寸法がコンパクトであり、構造
物の頂部、内、外部、側部下部などに配置でき、据(=
l場所の選択が自由である。
(Ii) 架台支持面の曲率を変更するだけで、多様
な振動形態に適合することができる。
な振動形態に適合することができる。
に) 複数台の吸収器を並列に使用できるので、前面項
の効果と合わせ、筒体と回転軸を組み合せたものを各種
構造物に幅広く適用でき、標準化を図ることができる。
の効果と合わせ、筒体と回転軸を組み合せたものを各種
構造物に幅広く適用でき、標準化を図ることができる。
第1図ないし第4図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図は吸振器の切断側面図、第2図、第3図は第1図に
お【プる■−■方向および■−■方向からの矢視図、第
4図は第2図におけるrV −IV力方向らの矢視図、
第5図は本発明の第2の実施例を示ず吸振器の概略構造
を示す側面図、第6図ないし第8図はいずれも従来の振
動減衰装置の説明図である。 図中、1は粘性体、2は筒体、4は羽根、5は回転軸、
7は架台、13はラックを示す。 特 許 出 願 人 石川島播磨重工業株式会社
1図は吸振器の切断側面図、第2図、第3図は第1図に
お【プる■−■方向および■−■方向からの矢視図、第
4図は第2図におけるrV −IV力方向らの矢視図、
第5図は本発明の第2の実施例を示ず吸振器の概略構造
を示す側面図、第6図ないし第8図はいずれも従来の振
動減衰装置の説明図である。 図中、1は粘性体、2は筒体、4は羽根、5は回転軸、
7は架台、13はラックを示す。 特 許 出 願 人 石川島播磨重工業株式会社
Claims (1)
- 1)内部に粘性体を収容した充分に大きい重量を有する
中空の筒体と、該筒体中心部を貫通し筒体内の部分に撹
拌体を設けた回転軸と、該回転軸を転動自在に支持する
支持物とを備え、前記回転軸を前記筒体に回転自在に支
承したことを特徴とする粘性動吸振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17859184A JPS6155423A (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 粘性動吸振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17859184A JPS6155423A (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 粘性動吸振器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6155423A true JPS6155423A (ja) | 1986-03-19 |
JPH049931B2 JPH049931B2 (ja) | 1992-02-21 |
Family
ID=16051137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17859184A Granted JPS6155423A (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 粘性動吸振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6155423A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63149233U (ja) * | 1987-03-23 | 1988-09-30 | ||
JPH07185361A (ja) * | 1993-10-21 | 1995-07-25 | Eppendorf Geraetebau Netheler & Hinz Gmbh | ピペット |
CN104696414A (zh) * | 2013-12-05 | 2015-06-10 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 扭转键合套筒流体缓冲器 |
-
1984
- 1984-08-28 JP JP17859184A patent/JPS6155423A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63149233U (ja) * | 1987-03-23 | 1988-09-30 | ||
JPH07185361A (ja) * | 1993-10-21 | 1995-07-25 | Eppendorf Geraetebau Netheler & Hinz Gmbh | ピペット |
CN104696414A (zh) * | 2013-12-05 | 2015-06-10 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 扭转键合套筒流体缓冲器 |
US20150159722A1 (en) * | 2013-12-05 | 2015-06-11 | GM Global Technology Operations LLC | Torsional keyed sleeve fluid damper |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH049931B2 (ja) | 1992-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4736701A (en) | Dynamic vibration absorber | |
US7971397B2 (en) | Tuned liquid damper | |
US3698663A (en) | Rotary wing pylon mounting system | |
JPH01131768A (ja) | 構造物の振動抑制装置 | |
KR20190091294A (ko) | 소형 공간 타원체 질량 진자 | |
JPS6155423A (ja) | 粘性動吸振器 | |
US4977342A (en) | Electromagnetic vibration generators | |
JP2004069067A (ja) | 免震装置 | |
JP4572707B2 (ja) | 制振装置 | |
JPS63297837A (ja) | 2重動吸振器 | |
EP0265433A1 (en) | Vibrating screening device | |
US3537765A (en) | Rotary supports and associated vibration dampers for fast spinning bodies of revolution | |
JP2020190286A (ja) | 免震装置 | |
JP2003172041A (ja) | 制震壁 | |
JP7175774B2 (ja) | 慣性質量要素、慣性質量粘性ダンパー及び制振装置 | |
JPS62151638A (ja) | 粘性せん断抵抗を利用した回転式振動減衰装置 | |
JP3084905B2 (ja) | 制振装置 | |
JPS622036A (ja) | 振動エネルギ吸収装置 | |
JP3067228B2 (ja) | 制振装置 | |
JP2729233B2 (ja) | 構造物の振動抑制装置 | |
DE312395C (ja) | ||
JPH07324518A (ja) | 振り子式制振装置 | |
JPH01131765A (ja) | 構造物の振動抑制装置 | |
JP2004293669A (ja) | 制振装置 | |
SU761675A1 (ru) | Динамический гаситель колебаний 1 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |