JPS6155375A - 回転形流体エネルギ変換機 - Google Patents

回転形流体エネルギ変換機

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JPS6155375A
JPS6155375A JP59177080A JP17708084A JPS6155375A JP S6155375 A JPS6155375 A JP S6155375A JP 59177080 A JP59177080 A JP 59177080A JP 17708084 A JP17708084 A JP 17708084A JP S6155375 A JPS6155375 A JP S6155375A
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Yasuo Kita
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用性!?] 本発明は、静圧タイプの流体ポンプまたは流体モータと
して使用される回転形流体エネルギ変換機に関するもの
である。
[従来の技術] この種の回転形エネルギ変換機、つまり静圧タイプの回
転形流体ポンプ/モータには、第1の部材と第2の部材
との相対回転に伴わせて流体流出入用の空間の容積を増
減させることによりポンプ機能またはモータ機能を営み
得るように構成するとともに、前記部材の一方を支持す
る支持要素を回転軸心と直交する方向に往復動作させて
前記両部材相互の偏心h)を′A節することによってそ
の容量を変化させ得るように構成したいわゆる可変古都
゛形のものがある。
ところで、このようなものでは、前記支持要素の作動位
置を回転指針により表示したり、ロータリ式エンコーダ
により電気的なフィードバック信号等に変換する必要に
せまられることがあるが、前記支持要素がハウジングの
内部で進退勤作するビントル等である場合には、その対
応に窮することが少なくない、すなわち、このような要
求に応えるには、前記ビントルの進退動作量を回転変位
量に変換してハウジング外に取り出す必要があるが、前
記ビントルの進退勤作を歯車機構等を用いて回転動作に
変換するようにしたのでは、構造が複雑化してコンパク
ト化が困難となり、また、組み立て作業の煩雑化をも招
くという問題が生じる。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、このような奥情に着目してなされたもので、
支持要素の往復動作を回転変位に変換して種々の検知出
力を得ようとすると、構造の複雑化や組み立て作業の煩
雑化を招くという問題を簡単かつ確実に解消することを
目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、以上の目的を達成するために、前述したよう
な可変容量形の流体エネルギ変換機において、支持要素
を往復動作させる液圧式のアクチュエータと、前記支持
要素に常時付勢され添接されるナツトと、このナツトに
螺着され該ナツトの前記支持要素に対する追従動作を回
転往復動作に変換するネジ棒と、このネジ棒に連設され
該ネジ棒の回転変位量を検知出力に変換する変換手段と
を具備させたことを特徴とするものである。
[作用] かかる構成によれば、アクチュエータのシリンダ内に配
設したナツトと、このナツトに螺合させたネジ棒とによ
って支持要素の往復動作を回転変位に変換することがで
き、シリンダとは別の場所に動作変換用の歯車機構等を
設ける場合のような構造の複雑化やスペースの無駄が生
じない。
[実施例] 以下1本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1の部材たるハウジング1の内周に、第2の部材たる
トルクリング2を複数のtJJl静圧ベアリング3・・
・を介して回転可使に嵌合させている。ハウジングlは
、一端に開口部1aを有したイJ底円錐体状のもので、
その内周の前記トルクリング2が嵌合する部位には、前
記開口部1a方向に漸次小径となるテーパ面4が形成さ
れている。
また、トルクリング2は、前記テーパ面4と同一円錯角
の周壁2aを有したカップ状のもので、その一端軸6部
には回転軸6が一体に突設されており、この回転軸6の
先端には前記開口部1aを通してハウジングl外に臨ま
せである。また、第1の静圧ベアリング3は、前記トル
クリング3の外周所要個所に前記ハウジング1のテーパ
面4に添接するシュー5を固着するとともに、このシュ
ー5に3個の圧力ポヶッ)7a、7b、7cを軸方。
向に隣接させて形成し、これら各圧力ポケット7a、7
b、7c内に流体圧を導入するようにしたものである。
そして、奇数個の静圧ベアリング3・・・が円周方向に
等角間隔をあけて配設されている。また、前記トルクリ
ング2の内周の前記各節1の静圧ベアリング3・・・に
対応する部位に内平面2Cを形成している。そして、こ
のトルクリング2の内周の前記各内平面2C・・・に対
応する部位にそれぞれピストン8争・・を配殺し。
これら各ピストン8・・・の先端部8a・・・を第2の
静圧ベアリング9・・・を介して対応する内平面2C・
・・に添接させている。第2の静圧ベアリング9は、前
記ピストン8の先端面8aを前記内平面2C・・・に密
着するように平面状に形成するとともに、この先端面8
aに圧カポケント11を形成し、この圧力ポケット11
内に流体圧を導入するようにしたものである。また、前
記各ピストン8・・・の基端部をピストン保持構体12
によって保持し、該ピストン保持構体12と前記各ピス
トン8・・・どの間に流体を導入するための空間13・
・伊を形成している。すなわち、ピストン保持構体12
は、前記ハウシング1およびトルクリング2の軸心、つ
まり、回転軸心口と平行な軸心nを有し摺動部14aを
前記ハウジング1に支持させたビントル14と、このビ
ントル14の外周に回転可能に嵌着したリング状のシリ
ンダバレル15とからなり、このシリンダバレル15に
は前記ビントル14の外周面と略直交する軸心を有した
複数のシリンダ16・・・が円周方向に等角間隔をあけ
て放射状に形成されている。そして、これら各シリンダ
16・・・に前記各ピストン8・・拳がスライド自在に
嵌合させてあり、これら各ピストン8・・曇の基端面8
b・・・と前記各シリンダ16・・・の内面とによって
前記空間13ψ・・が形成されている。なお、前記シリ
ンダバレル15は、オルダム継手20等を介して前記ト
ルクリング2に接続され、該トルクリング2と同一の角
速度で回転するようになっている。また、前記ビントル
14は、その外周面を前記トルクリング2の周壁2aの
円錐角と略等しい円錐面となした截頭円錐形のものであ
り、前記各ピストン8・@伸は前記トルクリング2の周
壁2aと直交する方向に進退し得るように保持されてい
る。そして、このビントル14の摺動部14aは横断面
台形の縦長ブロック状に成形されており、前記ハウジン
グ1の内部に設けた台形溝19内に摺動可動に嵌合させ
である。すなわち、このビントル14は前記回転軸心m
と直交する方向に摺動可能に保持されており、それによ
って該ビントル14の軸心nと前記軸心mとの離間圧#
Dを零を含む所望の値に調節することができるようにな
っている。そして、第2図に示すように前記ハウジング
1内を、前記ビントル14の摺動方向と一致する仮想分
割!!Pを境にして第1望域Aと第2領域Bとに2分割
し、前記第1領域A内を通過中の前記空間13・・・を
第1の流体流通系路21に連通させるとともに、第2領
域B内を通過中の前記空間13・・・を第2の流体流通
系路22に連通させている。第1の流体流通系路21は
、前記各空間13・・争をシリンダバレル15の内周面
に開口させる流体流路23@・・と、一端をビントル1
4の外周面の第1領域A側の部位に開口させ他端をビン
トル14の摺動部14aにおける第2領域B側の斜面1
4bに開口させたビントル貫通ポート24と、このビン
トル貫通ポート24の他端に対応させて前記ハウジング
Iに穿設した流体流出入口25とを具備してなる。そし
て、前記ビントル貫通ポート24の一端に、前記ビント
ル14の外周面と前記シリンダバレル15の内周面との
間に第3の静圧ベアリング26を形成するだめの圧力ポ
ケット27を設けるとともに、他端に前記ビントル14
の斜面14bと前記ハウジング1の内面との間に第4の
静圧ベアリング28を形成するための圧力ボケ、、 ト
29を設けている。前記圧力ポケット27は円周方向に
細長なもので、第1領域Aに存在するすべての空間13
・・・を前記ビントル貫通ポート24に連通させる役割
をも担っている。また、前記圧力ポケット29は、前記
ビントル14の摺動方向に細長なもので、該ビントル1
4を摺動させた場合に前記ビントル貫通ポート24と前
記流体流出入口25との連通が断たれるのを防止する役
割をも担っている。一方、第2の流体流通系路22は、
前記流体通路23彎・拳と、一端をビントル14の外周
面の第2領域B側の部位に開口させ他端をビントル14
の摺動部14aにおける第1領域A側の斜面14cに開
口させたビントル貫通ポート34と、このビントル貫通
ポート34の他端に対応させて前記ハウジングlに穿設
した流体流出入口35とを具備してなる。そして、前記
ビントル貫通ポート34の一端に、前記ビントル14と
前記シリンダバレル15との間に第3の静圧ベアリング
36を形成するための圧力ポケット37を設けるととも
に、他端に前記ビントル14の斜面14cと前記ハウジ
ング1の内面との間に第4の静圧ベアリング38を形成
するための圧力ポケット39を設けている。なお、これ
らの圧力ポケット37.39は前記圧力ボケッ)27.
29と同様な構成のものである。
また、このようなものにおいて1mI記各ビストン8に
対応する空間13内の流体圧を該ピストン8の軸心部に
設けた圧力導久路41を介して対紀、する第2の静圧ベ
アリング9の圧力ポケットll内に導くとともに、該圧
力ポケット11内の流体圧を前記トルクリング2に穿設
した論体通1t342a、42b、42cを介して対応
する一第】の静圧ベアリング3の圧力ポケット7a、7
b、7cに導びくようにしている。そして、これらの流
体通路42a、42b、42cと前記圧力ポケット11
とによってスライドバルブ要素50を構成している。す
なわち、このスライドバルブ要素50は、前記ピストン
8と前記トルクリング2との軸方向の相対変位動作を利
用して前記各圧カポケラ)7a、7b、7cへの流体の
供給を選択的に断続させるためのもので、前記第1の静
圧ベアリング3の位置的中心と前記ピストン8の中心と
の軸方向のずれが一定範囲内の場合には、前記圧力ボケ
、ト11が全ての流体通路42a、42b、42cに連
通しているが、前記位置的中心と前記ピストン8の中心
との軸方向の位置ずれが一定以上になった場合には、前
記ピストン8から遠い側の流体通路42cまたは42a
と前記圧力ポケット11との連通が断たれるようにしで
ある。なお、前記流体通路42a、42b、42c(7
)途中には、それぞれ絞り40a、40b、40cがそ
れぞれ設けである。そして、前記両静圧ベアリング3.
9の方向および面積は、第1の静圧ベアリング3に導入
された流体の静圧によって前記トルクリング2に作用す
る力と第2の静圧ベアリング9に導入された流体の静正
によって前記トルクリング2に作用する力とが、大きさ
が等しく向きが反対になるような値に設定されている。
また、前記第2の静圧ベアリング9の1¥i積は、該静
圧ベアリング9に導入された流体の静圧によって前記ピ
ストン8に作用する力と前記空間13内の流体の静圧に
よって前記ピストン8に作用する力とが相殺し合うよう
な値に設定されている。さらに、前記第3の静圧ベアリ
ング26(36)の面積は、該静圧ベアリング26(3
6)に導入された静圧によって前記シリンダバレル15
に作用する力と。
対応する領域A (B)に存在する空間13内の流体の
静圧によって前記シリンダバレル15に作用する力とが
相殺し合うような値に設定されている。また、前記第4
の静圧ベアリング28(38)および該静圧ベアリング
28 (38)が設けられている斜面x4b(14c)
の傾斜角度は。
該静圧ベアリング28(38)に導入された流体の静圧
によって前記ビントル14に作用する力と、前記斜面1
4b(L4C)と対向する領域A(B)に存在する第3
のベアリング26(36)に導入された流体の静正によ
って前記ビントル14に作用する力とが相殺し合うよう
な値に設定されている。
なお、43はシール部材、44は前記回転軸を補助的に
支承するベアリングである。
そして、このような可変容量形の流体エネルギ変換機に
おいて、入力される電気的なデジタル信号を機械的な変
位量に変換するステッピングモータ51と、このステッ
ピングモータ51の出力変位場に比例させて支持要素た
るビントル14を往復動作させるサーボ機構52とを設
けている。前記サーボ機構52は、一定方向に往復運動
可能な前記ビントル14と、このビントル14を流体圧
を利用して往復動作させるアクチュエータ53と、前記
ビントル14に対向配置され操作入力を受けて前記ビン
トル14と同一の方向に往復動作する入力部材54と、
この入力部材54および前記ビントル14の相互に対向
する部位にそれぞれ設けたラック歯55.56と、これ
ら両う、り歯55.56間に配設され前記入力部材54
と平行な方向に往復運動可能なスプール57と、このス
プール57に軸着され前記両ラック歯55.56に噛合
するアイドルギヤ58と、前記スプール57が中立位置
にある場合には前記アクチュエータ53をロックしてお
き前記入力部材57の移動により前記スプール57が非
中立位置へ移動した際に前記アクチュエータ53を該ス
プール57が中立位置に戻る方向へ作動させ得るように
切換わる流体圧回路59とを具備してなる。詳述すれば
前記アクチュエータ53は、前記ビントル14の摺動部
14aの長手方向両端部に設けた対をなす流体圧シリン
ダ61.62を主体にして構成されている。流体圧シリ
ンダ6゛1.62は、前記ピン’ル14(7)摺動部1
4aの各端面14d 、14eに開口させて設けたシリ
ンダ穴61a、62aに円筒体状のピストン61b、6
2bをスライド可能に嵌合させたもので、これら各ピス
トン61b、62bを前記シリンダ穴61a、62a内
に収容したスプリング61c、62cによす外方へ付勢
してその外方端を対向する前記ハウジング1の内面1a
、lbにシール部材Bid、62dを介して常時添接さ
せるようにしている。そして、前記ハウジング1の内面
1a、lbに、前記各シリンダ穴61a、b 1 e 、62eを設けている。また、前記入力部材5
4は、断面コの字形のカバー63内にスライド可能に収
容された角柱状のもので、その袖心部にネジ孔54aを
有している。そして、この入力部材54を前記ステッピ
ングモータ51の出力軸64に設けたネジ部64aに螺
合させている。また、前記スプール57は1両端近傍部
にそれぞれランド65.66を有しており、その両端部
分を前記ハウジング1と前記カバー63との間に介設し
たボートブロック67内にスライド可能に嵌合させてい
る。そして、このポートブロック67と前記スプール5
7とによって、t7記ランド65.66の内方側に高圧
用通路68.69“を形成するとともに、外方側に戻り
ボート71.72を介してケースドレンに連通する低圧
用通路73.74を形成している。また、前記ボートブ
ロック67の内周には、前記高圧用通路68.69に常
時連通ずる高圧ポート75.76と、前記各流体圧シリ
ンダ61.62の流出入a 61 e 、62 e ニ
連通する流出入ポート77.78とが開口させである。
そして、前記スプール57を中立位置に保持している場
合には、前記ランド65.66が前記流出入ボート77
.78を閉塞するように設定しである。また、このスプ
ール57の中央部には、平坦部が設けてあり、この平坦
部の両側に対をなすアイドルギヤ58をビン軸81を介
して回転自在に@着している。そして、前記流体圧回路
59は、前記圧力ポードア5.76、前記高圧用通路6
8.69.@配流出入ボート77.78.前記低圧用通
路73.74および前記戻りポート71.72により構
成されている。なお、前記圧カポ−)75.76は、高
圧側の流体流通系路、つまり、この実施例では、第1の
流体流通系路21に連通させである。
また、前記アクチュエータ53の一方のシリンダ61内
にナツト83を配設するとともに、このすント83にネ
ジ棒84を螺着し、このネジ棒84の一端をシール部8
5を通して、ハウジング1外に延出させている。そして
、このネジ棒84の延出端84 a +、:第1の変換
手段たるエンコーダ86と、第2の変換手段たる表示装
置87を連設している。す’シト83は、内方端に鍔部
83aを有した円筒体状のものであり、その鍔部83a
をシリンダ穴61aの底面88に添接させている。しか
して、このナンド83は、該シリンダ61内の弾性体す
なわちスプリング61cによって前記底面88に常時押
し付けられており、ビントル14の動きに正確に追従し
て往復動作するようになっている。なお、83bはナラ
!・83の回転を防止するための係止突起である。また
、前記ネジ棒84は、前記ナツト83の往復動作を回転
変位量に変換するためのもので、その一端を前記エンコ
ーダ86の回転軸89にジヨイント91を介して連結し
である。エンコーダ86は、その回転軸89の回転角変
位2を電気的なデジタル43号にg:換するように構成
したロータリ形のものである6また、表示装置8′7は
、前記エンコーダ86の上端面に目盛等を印刷した表示
板92を固着するとともに、前記回転軸89の一端をこ
の表示板92上にまで延出させ、その逸出端89aに指
針93を装着したものである。
次いで、図示実施例の作動を説明する。
本体部分の基本的な作動については、特開昭58−77
179号公報に示される通りである。すなわち、高圧の
流体を、第1の流体流通系路21を通して第1領域Aに
存在する空間13−・・内に供給するとトルクリング2
に、該トルクリング2を矢印S方向へ回転させようとす
る偶力が発生し、モータとしての機能が発揮される。ま
た、@記トルクリング2を外力によって矢印R方向へ回
転させれば、高圧の流体が前記第1の流体流通系路21
から吐出されることになり、ポンプとしての機能が営ま
れる。そして、前記ビントル14を台形溝19に沿って
往復動作させて、その軸心nのハウジング1の軸心mに
対する偏心量を変更することによって、その容量をis
することができるものである。
次いで、その容量を可変制御する部分の作動について説
明する。まず、ステー、ピングモータ51か停止してお
り、スプール57が第1図に示すような中立位置に保持
されている場合には、このスプール57のランド65,
66によって流出入ボート77.78.が閉塞されてい
るため、アクチュエータ53の両魔体圧シリンダ61.
62はロックされ、ビントル14は一定位置に保持され
る。この状態から、図示しないコンピュータ等からの指
令によってステッピングモータ51が作動し、その出力
@64が所要角度だけ回転すると、この出力軸64のネ
ジ部64aに螺合させたサーフf、4y9構52の入力
部材54が、前記ビントル14の作動方向と平行な方向
に進退動作することになる。今、前記入力部材54が第
1図に示す状態から上方へ移動したとする。そうすると
、この入力部材54のラック歯55に一合しているアイ
ドルギヤ58が、停止しているビントル14のラック歯
56を足場にして上方へ転動することになる。
その結果、このアイドルギヤ58の中心部にピン軸81
を介して連結しであるスプール57が、前記入力部材5
4の作動距離の半分の距離だけ上方へ移動しようとする
。それにより、一方の圧力ポードア5と一方の流出入ポ
ート77とが高圧用通路68を介して連通ずることにな
る。その結果、第1の流体流通系路21内の高圧流体の
一部が前記各ボート75.77を通して一方のシリンダ
61の流出入口61eに供給されることになり、その圧
力流体がシリンダ穴り1a内に導入される。このとき、
他方の流出入ポート78は1.他方の低圧用通路74を
介して戻りボート72に連通すること′になる。そのた
め、前記一方のシリンダ61に供給された高圧流体の圧
力によって、前記ビントル14が下方へ移動することに
なる。ビントル14が下方へ移動すると、前記アイドル
ギヤ58が前記入力部材54のラック歯55を足場にし
て下方へ転動することになり、それに伴なって前記スプ
ール57が下方へ移動させられる。そして、このスプー
ル57が前述した中立位置にまで復帰した段階で、前記
両流出入ボート77.78が再び前記ランド65.66
、によって閉塞されることになり、l肪記両シリンダ6
1.62が元のようにロックされる。したがって、前記
ビントル14は、前記入力部材54と同一距離だけ逆方
向に移動して停止Eすることになる6次ぎに、前記入力
部材54が下方へ移動した場合には、以りの説明とは上
下が逆になり、前記ビントル14が前記入力部材54の
移動距離と同一の距離だけh方へ移動することになる。
このようにしてビントルエ4が往復動作を行なうと、シ
リンダ61内に収容したナフト83がスプリング61の
付勢力よりこのビントル14に追従して進退動作を行う
、そうすると、このナツト83に螺合させたネジ棒84
が該ナー、ト83の進退動f’lE量に対応する角度だ
け回転することになり、その回転変位量がエンコーグ8
6によって検知出力たる電気的なデジタル信号に変換さ
れ、フィードバック信号等として図示しない制御装置に
送られる。また、前記ネジ棒84の回転変位量は表示装
着87の指針93にも伝達され、検出出力たる指針93
による表示値に変換される。すなわち、ビントル14の
作動位置が前記指針93によって表示されることになり
、外部から直接読み取ることが可箭となる。
しかして、このようなものであれば、ステッピングモー
タ51の正逆回転量に対応する距離だけ、ビントル14
を対応する方向に往復動作させることができるので、前
記ステッピングモータ5工に供給されるデジタル信号に
対応させてその容4Bを適宜変化させることができる。
そして、その変化イ?1をエンコーダ86によってデジ
タル信号に変換するとともに表示装置87によって直接
外部に表示することができる。
しかも、検知出力を得るにあたり、アクチュエータ53
のシリンダ61内に配設したナンド83にネジ棒84を
螺着しこのネジ棒84をエンコーダ86等に連結するよ
うにしているので、前記ビントル14の作動位置を前記
エンコーダ86等に伝達するための機構が嵩ぼらず、構
造の簡単なものになる。その上、前記ナツト83は、前
記アクチュエータ53内のスプリング6Lcによって常
時ビントル14に添接させるようにしているので、格別
な固定具を用いてビントル14に固着しなくても該ナツ
ト83を前記ビントル14の作動に正確に追従させるこ
とができる。したがって、加工や組み立ての困難さや構
造の複雑化を招くことなしに前記ビントル14の作動位
置を高い精度で検出することができる。ナツトの付勢手
段としては静圧を利用する方式とすることもできる。そ
の場合す−7ト83の下方をンールしその内方をドレー
ンに連通させる必要がある。
なお、ビントル等の支持要素を往′復動作させるための
機構は、前記実施例のものに限られないのは勿論であり
、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能であ
る。
また、前記実施例では、機械的な表示と電気信号への変
換との両方を行う場合について説明したが、本発明は、
かならずしもこのようなものに限られず1表示または信
号変換のいずれか一方のみを行うようにしてもよい。
さらに、ポンプ機能あるいはモータ機能を営む本体部分
の構成も前記実施例のものに限られるものではなく、例
えば1通常のラジアルピストン形のポンプ/モータ等で
あってもよい。
[発明の効果] 本発明は、以上のような構成であるから、支持要素の往
復動作を回転変位に変換して種々の検知出力を得ようと
すると構造の複雑化や組み立て作業の煩雑化を招く、と
いう問題を簡単かつ確実に解消することができる回転形
流体エネルギ変換機、を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図におけるrr −rr線断面図、第3図は第1図にお
ける■−■線断面図である。 1・嗜・第1の部材(ハウジング) 2・・・第2の部材(トルクリング) 13・・・空間 14・・・支持要素(ビントル) 51・・・ステッピングモータ 52・・・サーボ機構 831・ナツト 84−@Φネジ杯 86・・・変換手段(エンコーダ) 87・・・変換手段(表示装置) 93・・・指針

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 第1の部材と第2の部材との相対回転に伴わせ
    て流体流出入用の空間の容積を増減させることによりポ
    ンプ機能またはモータ機能を営み得るように構成すると
    ともに、前記部材の一方を支持する支持要素を回転軸心
    と直交する方向に往復動作させて前記両部材相互の偏心
    量を調節することによってその容量を変化させ得るよう
    に構成した回転形流体エネルギ変換機であって、前記支
    持要素を往復動作させる液圧式のアクチュエータと、前
    記支持要素に常時付勢され添接されるナットと、このナ
    ットに螺着され該ナットの前記支持要素に対する追従動
    作を回転往復動作に変換するネジ棒と、このネジ棒に連
    設され該ネジ棒の回転変位量を検知出力に変換する変換
    手段とを具備してなることを特徴とする回転形流体エネ
    ルギ変換機。
  2. (2) 変換手段がエンコーダであり、検知出力が電気
    的なデジタル信号であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の回転形流体エネルギ変換機。
  3. (3) 変換手段が指針を有した表示装置であり、検知
    出力が前記指針による表示値であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の回転形流体エネルギ変換機。
JP59177080A 1984-08-25 1984-08-25 回転形流体エネルギ変換機 Expired - Lifetime JPH065068B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62224770A (ja) * 1986-03-24 1987-10-02 Honda Motor Co Ltd 静油圧式無段変速機の変速制御装置
JPS62237165A (ja) * 1986-04-08 1987-10-17 Honda Motor Co Ltd 静油圧式無段変速機の変速制御装置

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JPS62224770A (ja) * 1986-03-24 1987-10-02 Honda Motor Co Ltd 静油圧式無段変速機の変速制御装置
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