JPS6155293A - 紙用の表面サイジング剤 - Google Patents

紙用の表面サイジング剤

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JPS6155293A
JPS6155293A JP60177056A JP17705685A JPS6155293A JP S6155293 A JPS6155293 A JP S6155293A JP 60177056 A JP60177056 A JP 60177056A JP 17705685 A JP17705685 A JP 17705685A JP S6155293 A JPS6155293 A JP S6155293A
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JP
Japan
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sizing agent
surface sizing
urea
paper
weight
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Application number
JP60177056A
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English (en)
Inventor
ギユンター・ザツクマン
ウルリツヒ・ベツク
ハインツ・ボイムゲン
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Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/14Esterification
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H17/00Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its constitution; Paper-impregnating material characterised by its constitution
    • D21H17/20Macromolecular organic compounds
    • D21H17/33Synthetic macromolecular compounds
    • D21H17/34Synthetic macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D21H17/41Synthetic macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds containing ionic groups
    • D21H17/42Synthetic macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds containing ionic groups anionic
    • D21H17/43Carboxyl groups or derivatives thereof

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 グ剤にして、無水マレイン酸、ジイソブチレンおよびも
し適当ならばビニルモノマーからなる、脂肪族モノアル
コール類で一部ビスエスチル化されたコポリマーを基材
とし、種々の組成の紙の品等に優秀なサイジング効果を
与え、デンプンを含有するサイジング液の中で発泡する
傾向を非常に少ししか有さないか或いは全く有さない、
表面サイジング剤に関する。
実際、無水マレイン酸およびジイソブチレンの交互に組
み上げられたコポリマーを基材とする、ドイツ特許公開
節2,361,544号、同2。
501、123号および同2,701,760号記載の
ものの如き、数多くの7ニオン性表面サイジング剤が既
に存在する.これらのサイジング剤は優秀なサイジング
作用を有するが、また、例えば、その実用の際の成る条
件下で生起する発泡しやすい傾向の如き、幾つかの技術
的な欠点をも有している。この発泡は、しばしばサイズ
プレス液(size  press  liquor)
中で見られるものであるが、種々の原因を持ち得るもの
であり、例えば、水の硬度、使用するデンプンの種類も
しくは製紙機械の装置事情が原因となり得る。欧州特許
出願Al−0 、009 、185号は、実際,無水マ
レイン酸およびジイソブチレンのコポリマー類および/
または無水マレイン酸、ジイソブチレンおよび無水マレ
イン酸と共重合するビニルモノマーのターポリマー類の
、水系もしくは水−アルコール系の、アルカリ金属、ア
ミンもしくはアンモニウム塩溶液の形であって、そのコ
ポリマーおよびターポリマーがカルボン酸ハー・ファミ
ド基を含有することからなる、紙用の低発泡表面サイジ
ング剤の製造に対する指針を与えている.しかしながら
、このサイジング剤を実際に使用した時には、その発泡
しやすい傾向が、僅かとはいえ、多くの場合にやはりな
お高すぎることが見出され、従って、更により低い発泡
傾向しか有さす、同時に同じく良好なサイジング特性を
有する、新規な表面サイジング剤を開発する必要が尚も
存している。
本発明は、紙およびカードもしくはポール紙の如き紙状
の材料のための表面サイジング剤にして、無水マレイン
酸およびジイソブチレンおよびもし適当ならば下記式 式中、 RはH、一〇H..−C2H,、一〇R2、一〇COC
Ha、 もしくは−CH2−0−COCH3を表わし、R1はH
もしくは−CH,を表わし、そしてR2はアルキルを表
わす、 で表わされるビニルモノマーからなるコポリマーの、水
系もしくは水−アルコール系の、アルカリ金属、アミン
もしくはアンモニウム塩溶液を含有し、コポリマーの無
水物基が1乃至12個′の炭素原子をもつ一級脂肪族モ
ノアルコールで25〜90モル%の程度にまでビスエス
テル化されることからなる、表面サイジング剤に関する
この新規なサイジング剤は、製紙機械のサイズプレスー
ヒで使用された時に、これらのものが発泡を少ししか起
さないか或いは全く起さず、同時に優秀なサイジング特
性を有するという事実が特徴である。
上記のコポリマー類のハーフェステル生成物は非常に有
効なサイジング剤として公知であるが、これらのものは
顕著な発泡しやすい傾向を有しており、このことは製造
工程の間およびこれらのものを製紙機械上で使用する間
の両方で明らかに観察される。ポリマー性のハーフェス
テル類をモノアルコールと更に反応させて部分的なビス
エステルを生成させることによって、これらのものの優
秀なサイジング作用が損なわれることなしに、これらの
物質の発泡がそれで大きく抑制される。
ターポリマーの製造に好適な式(I)のビニルモノマー
の例は、インブチレン、スチレン、α−メチルスチレン
、アリルアルコールおよびインブチルビニルエーテルで
ある。
この新規なサイジング剤が基材としているコポリマー類
の製造は文献から公知である。
好ましくは、無水マレイン酸0.8〜1.1モルおよび
ジイソブチレンもしくはジイソブチレン/ 式I (7
)ビニル七ツマー0.8〜1.1モルからのフリーラジ
カル基によって製造され、ジイソブチレンに対するモル
に関するデータが2.4.4−ドリメチルベント−1−
エンの含有率に関連するものであることからなるコポリ
マー類を使用する。
例えば過酸化物、ヒドロペルオキシド、パーエステルお
よびアゾ化合物の如き、フリーラジカルを生成する物質
、および酸化還元触媒系が、この共重合を開始させるの
に使用できる。
、重合は、常圧のもとで、ばらで、或いは好ましくは溶
液中で行なわせることができる。もしこれを溶液中で行
なわせる場合は、好ましい溶媒は、その中に七ツマ−お
よびコポリマーの両方が溶解するものとし、例えば、ベ
ンゼンおよびトルエンノ如キアロマチックス、クロロベ
ンゼンおよびクロロトルエンの如きハロゲン化されたア
ロマチツクス、アセトンおよびエチルメチルケトンの如
き低級ケトン類、エチルアセテートの如き低級脂肪酸の
エステル、クロロホルムおよび四塩化炭素の如き塩素化
された脂肪族炭化水素、テトラヒドロフランの如きエー
テル、およびジメチルホルムアミドもしくはジメチルス
ルホキシドの如き高度に有極性の溶媒とする0重合温度
は20乃至150℃の間とするが、好ましくは30乃至
120℃の間とする。
使用するべきモノアルコール類の挙げることのできる例
は、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イン
プロパツール、n−ブタノール、インブタノール、5e
C−ブタノール、n−ペンタノール、イソアミルアルコ
ール、n−ヘキサノール、n−オクタノール、n−ドデ
カノールおよび2−エチルへキサノールである。
しかし、これらのアルコール類の混合物もまた使用し得
る。S水マレイン酸およびジイソブチレンのコポリマー
類または無水マレイン酸、ジイソブチレンおよび式CI
)のビニルモノマーのターポリマー類の反応は、溶液中
もしくは懸濁液中で、例えばベンゼン、トルエンもしく
はキシレンの如き、分離し去られる反応の水に対する飛
沫同伴剤(entraining  agent)の存
在下で、その特定の飛沫同伴剤の佛点において行なわれ
る。もし低沸点アルコールがエステル化に使用されるな
らば、反応は圧力のもとで行なわせる。エステル化反応
の温度範囲は、−・般に、80乃至170°Cの間とす
る。
エステル化反応を加速するには、例えば硫酸もしくはp
−トルエンスルホン酸の如き酸触媒を、使用されるポリ
マーを基準として0.1乃至5重量%の間の蛍だけ反応
混合物に加えることができる。
0.5乃至2重量%の間の量のp−1ルエンスルホン酸
がここでは好ましい、しかし、エステル化反応は、また
、ハーフェステルをコポリマーもしくはターポリマーと
モノアルコールとの間で最初に生成させ、そして更にモ
ノアルコールを酸触媒と共に添加することによってカル
ボキシル基の幾つかのものを次にビスエステルへ転化さ
せ、水を分離し去ることからなる手順によっても行ない
得る。ハーフェステルの生成は、80乃至160°Cの
間の温度、好ましくは100〜140℃において、ばら
(in  bulk)、懸濁中もしくは溶媒中の何れか
で行ない得る。引き続いてのビスエステル化は、次に、
上記の反応条件下で行なわれる0反応時間は4乃至24
時間の間とする。一般に、反応の水がそれ以上分離し去
られなくなった時に、反応は終了されたと見なされる。
ジイソブチレンを、直接、無水マレイン酸と相当するモ
ノアルコールとの直接エステル化によって得ることので
きる、マレイン酸ハーフェステルおよびマレイン酸ビス
エステルの混合物と、ジイソブチレン/無水マレイン酸
共重合において常用されているのと同じ条件下で共重合
させて、相当するコポリマーを得ることもまた勿論可能
である。
無水マレイン酸モノマ一単位のエステル化は決して定量
的には詠行されず、カルボキシル基、および程度は小さ
いが環状無水物基もまた、従って常に残存するので、エ
ステル化されたコポリマー類およびターポリマー類は、
水系アルカリ金属、アンモニアもしくはアミン溶液を用
いる中和によって、水溶性の塩に転化させることができ
る。
場の生成は1例えば、水酸化ナトリウムおよび水酸化カ
リウムの如きアルカリ金属の水酸化物、アンモニアまた
はメチルアミン、ジメチルアミン、エタノールアミン、
トリエチルアミン、ジェタノールアミンもしくはトリエ
タノールアミンの如き、−1・級、二級もしくは二級の
アミンによって行なうことができる。
IRスペクトルから判るように、まだ反応していない無
水物単位もまたハーフェステルおよびビスエステルの基
の他にコポリマーおよびターポリマー中に常に存在する
ので、水系のアルカリ金属、アンモニアもしくはアミン
溶液との反応によってもまた、同様に水溶性である/\
−ファミド/ハーフアンモニウム塩の生成に導かれる。
これらの水溶液は、カオリン、炭酸カルシウムおよびT
iO2の如き種々の充填剤を含有し得る、明2含有、引
扉非含有、予備サイジングおよび木材含有紙の製造にお
いて、酸および中性の範囲内で、アニオン性非発泡紙サ
イジング剤としてきわだって好適である。
実用の際は、2,4.4−)ジメエンベント−1−二ン
および2,4.4−トリメチルベント−2−エンの工業
的品級の混合物が、無水マレイン酸/ジイソブチレンコ
ポリマーを製造するのに使用され、ベント−1−エン化
合物が主として反応して高分子量のコポリマーを生成さ
せる。
本発明の好ましい具体例においては、サイジング剤は尿
素および尿素誘導体と混合された水溶液として使用され
る。この混合によって、更に追加的なサイジング強化効
果と、本発明に従うサイジング剤の溶液粘度の大きな低
下が結果的にもたらされる。使用するのが好ましい尿素
誘導体は、窒素原子の−・方もしくは両方が、′fX素
数1〜4のアルキル基もしくは例えばヒドロキシメチル
基の如き炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基によって
置換されたものである。かかる誘導体の挙げることので
きる例は、ジメチル尿素、テトラメチル尿素およびジメ
チロール尿素である。ここで加えられる尿素もしくは尿
素誘導体の量は、アルカリ金属、アンモニウムおよびア
ミン塩の重量を基準として、或いは無水マレイン酸およ
びジイソブチレフt−基材とし、モノアルコールによっ
て−iビスエステル化されたコポリマーもしくはターポ
リマーのハーフアミドハーフアンモニウム塩ヲ基準とし
て、一般に、10乃至200[i1%、好ましくは20
乃至100重量%とする。
尿素もしくは尿素誘導体をポリマー溶液に加えることに
より、水系サイジング剤溶液中のこれらのポリマーの濃
度を大きく下げることができ、ポリマーがそれ自身で、
但しかなり高い濃度で使用される時に達成し得るものと
同じサイジング効果が達成される。尿素の添加は、かく
て、例えば、サイジング剤溶液中の一部エステル化され
たコポリマーおよびターポリマーの水溶性塩の量が、生
成物の優秀なサイジング特性を悪化させることなく、大
いに低減され得ることを意味している。
本発明に従う紙用の表面サイジング剤は、製紙にお【す
る表面サイジングのために常用される全ての加工法によ
って使用することができる。サイジング剤は、それらの
もの自身か、或いはプラスチックの分散剤と組み合せる
かの何れかによって使用し得る。これらのものは、例え
ば、製紙に使用される悪い装置条件および高水準の水の
硬度の如き、発泡を促進する影響物に対して敏感でない
ので、従って、紙用の表面サイジング剤は、製造工程に
おいて妨害する発泡なしで、また抗発泡剤を加えること
なく、実質的に全ての場合に使用し得る0本発明に従う
生成物は、それらのもの自身か或いは紙パルプに加えら
れたサイジング剤と組み合せるかの何れかによって、例
えば明暮含有、明暮非含有、カオリン充填、炭酸カルシ
ウム充jg(、TiO□充填、中性、酸性、未サイズ、
予備サイズおよび木材含有紙および古紙を含有する紙の
如き、最も通常の品級の紙の表面サイジングに好適であ
る。
以下の実施例における%は常に重量に関するものである
夫里側ユ 紙用の表面サイジング剤の製造 キシレン5,100g中の無水マレイン酸3゜998g
の溶液を最初に409.のスチール製のオートクレーブ
の中へ導入し、その上へ、容器の中への溶媒の循環の可
能性を有する、水を除去するための機作を構築する。
反応容器を次に窒素でフラッシュし、内部温度をloo
’oとする。その上に更に窒素を通過しながら、ジイソ
ブチレン(2、4、4−トリメチルベント−1−エンお
よび2,4.4−1リメチルベント−2−エンの工業的
品級の混合物)6,528gおよびキシレン4,080
g中のアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)128
gの溶液を、2基の計量ポンプを介して、4時間かけて
オートクレーブの中へ同時にポンプ送入する。計量が終
了した時に、混合物を100℃で更に6時間攪拌し、そ
してインブチレン306 g5よびキシレン306g中
のt−ブチルパー2−エチルヘキサノエート38gの溶
液を次に、これもまた同時に、30分かけて加える。然
る後に混合物を100℃で更に2時間攪拌し、反応容器
の温度を次に上げて、溶媒混合物が沸騰し始めるように
する。その主成分が2.4.4−1リメチルベント−2
−エンである溶媒混合物的2,000gを、次に、水を
除去するための装置を介して反応容器から除去する。
蒸留液が除去された時に、溶媒混合物の温度を110℃
まで下げ、キシレン4,080g中のn−ブタノール3
.774gおよびP−トルエンスルホン酸87.5gの
溶液を反応容器の中へ強制送入し、そして反応混合物が
激しく佛脇し、反応の水の共沸的な除去が起るまで、温
度を再び上昇させる。水と同時に除去される溶媒はオー
トクレーブへ連続的に循環させる。約21時間のエステ
ル化反応の後でそれ以上水が通過してこなくなった時、
反応容器の温度を70℃まで下げ、トリエチルアミン3
0gを加える。
生成されたポリマー溶液を、コンデンサーヲ載せられた
、水52.000g中の尿素5,100gの60℃まで
加温された溶液を含有する、100fJ、の攪拌された
反応容器の中へ連続的に導入する。ポリマーはこれによ
って細かい白色粉末として沈殿させ、溶媒を約100m
barの真空下で留去させる。それ以上溶媒が出てこな
くなったら、沈殿された生成物を濃度25重量%の水系
アンモニア溶液5.220gを加えることによって溶解
させ、50℃の温度−r180〜36mbarの真空を
作用させることによって脱ガスさせることにより、溶媒
およびモノマー残留物を無くさせる。生成するポリマー
溶液を、水で希釈することによって、固体含有率20.
6重量%までもっていく、e度20.6%の溶液の粘度
:122mpas(20℃) この溶液は、以下の使用実施例1および2から判る如く
、紙の表面サイジングに直接使用することができる。
夾五勇ヱ 数平均分子量約40,000を有する、無水マレイン酸
およびジイソブチレンの交互コポリマー105gを、水
分離器の載せられた2fLの三ロフラスコの中のトルエ
ン300gに懸濁させ、この懸濁液を115℃まで加熱
する。n−ヘキサノール25.5gおよびp−トルエン
スルホン酸0゜75gを次に加え、それ以上の水が分離
し去らなくなるまで混合物を沸点に加熱する。24時間
後には水り、7mlが分離し去られている。トリエチル
アミン0,5gを次に生成されるポリマー溶液に加え、
この溶液を、50℃の温度で、真空下にあり水1.5f
L中の尿素68gの溶液を含有する攪拌された容器の中
へ導入する。一部ビスエステル化されたコポリマーが、
これによって白色粉末として沈殿する。この水系懸濁液
を、それ以上の溶媒が全く出てこなくなるまで真空下に
保持する。然る後に、濃度25%の水系アンモニア溶液
50gを加える。混合物を50°Cで1時間攪拌した後
、透明な水溶液が生成され、30 m b a rの真
空下で脱ガスさせることによって、残留量の溶媒を無く
させる。脱ガスは、溶液が固体含有率15重量%を有す
るようになるまで継続する。濃度15%の溶液の粘度:
 93mpas (20℃)これ以上の表面サイジング
剤は、製造実施例1および2に与えられる指針に従う、
例えばn−ペンタノール、2−エチルヘキサノール、n
−オクタノールおよびn−ドデシルアルコールの如きそ
のほかのモノアルコールとの反応によって、製造するこ
とができる。
位里ズ1皇」 以下の使用実施例は、紙用の、本発明に従う表面サイジ
ング剤の、低い発泡傾向および優秀なサイジング作用を
例示する目的のものである。’AtfA特性は、ここで
は次の方法で研究した:5重量%の市販で入手し得るデ
ンプン(パーフェクトアミル(Pe rfect am
y 1)A4692R)からなるサイジング液中に0.
4重量%の活性物質を溶解させ、液を60’0まで加温
する。このサイジング液200mMを、その下側(フォ
ードカップ(Ford  cup))に直径4mmの円
形開口部を有するアルミニウム容器から、60cmの高
さから目盛つきガラスビーカーの中へ自由落下で通す、
液体の表面上で生成する泡の容積を、mfL単位で、1
回は直ちに、そして液体が空気中で1分間放置された後
に測定する。
最初の値はサイジング剤が発泡する傾向に関する情報を
提供し、二番目の値は泡が壊れる速度もしくはその安定
性に関する情報を提供する。
ドイツ特許公開第2.361.554号に従って製造さ
れたハーフェステル生成物および欧州特許fpj0.0
09.185号に従って得ることのできるハーフアミド
生成物を、ここでは比較物質として使用した。
使」」ヨ包例ヱ 本発明に従うサイジング剤のサイジング作用を、次の組
成を有する4種の異なった種類の紙について試験した: a)明τ非含有紙: 針葉樹セルロース50%、濶葉樹セルロース50%、ク
レイアッシュ(clay  ash)9 。
5%、ヘッドボックス(headbox)中のpH値ニ
ア、5;実験室サイズプレス中での湿潤吸収:約85%
:低重量:80g/m2゜b)明君含有紙: 針葉樹セルロース50%、tJM84セルロース50%
、明■1%、クレイアッシュ11.2%、ヘッドボック
ス中のpH値:4.4;湿潤吸収:約80%:低重@:
 80g/m2゜ C)予備サイズ紙: 針葉樹セルロース50%、濶葉樹セルロース50%、明
宕1%、ベウオルドサイズ(Bewold  5ize
)0.1%、クレイアッシュ11゜1%、ヘッドボック
ス中のpH値:4.5;湿潤吸収:約70%;低重量:
80g/m2゜d)木材含有紙: 針葉樹セルロース40%、機械木材パルプ60%、クレ
イアッシュ14.1%、ヘッドボックス中のPH値:4
.5;湿潤吸収:約50%;低重量75H/m2゜ スイスはチューリッヒのマジス(MathiS)からの
実験室サイズプレス、HF型の上で、紙をサイジングし
た。94.87.94.84および94.80重量%の
水の中の、市販で入手し得るデンプン5重量%および試
験すべきサイジング剤0.13.0.16および0.2
0重量%(100%純粋な活性物質として計算)の溶液
をサイジング液として使用した。
表面サイジングされた紙を、乾燥ドラム上約100℃に
おいて1分間かけて乾燥させた。サイジングを試験する
前に、紙を室温で2時間コンディショニングした。
表面サイジングされた紙のサイジングの程度を評価すル
タメ、コブ値(Cobb  value)(DIN  
53 132に従う)を測定し、インク浮動試験(in
k  floating  test)を行なった。イ
ンク浮動試験に対しては、紙を幅3cmで長さ9cmの
細片に切断し、青の試験インクの上に置いた。個々の種
類の紙に対して種々の試験時間をおいた後(引扉非含有
ニア分、明暑含有=zO分、予備すイズ:lo分、木材
含有:5分)、紙の試料をインクから取り出し、吸取紙
上で逆側で絞り取り、そして5分後に評価した0紙の中
へのインクの侵入即ちサイジングの度合を定量的に測定
するために、評価を91乃至5によって行なったが、そ
の数字は特定的に下記の如き意味を有する: l      インクの侵入無し 2      インクの侵入5〜10%3      
インクの侵入10〜20%4      インクの侵入
約50% +) 4.5   インクの侵入約90% 5      インクの侵入100% +) 他の中間的な値もまた追加して使用し得る。
次の表は、3種の異なる量を使用した時の、4種の異な
る種類の紙上での本発明に従うサイジング剤のコブ値を
示す0本発明に従うサイジング剤の、実質的により有利
な発泡特性にも拘らず、これらのものが欧州特許第0.
009,185号に従って製造される表面サイジング剤
と比較して、同じように優秀なサイジング作用を示すと
いうことを例示するために、後者のものに対するコブ値
およびインク浮動試験の評価を、表の最後の3つの欄に
示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、紙用の表面サイジング剤にして、無水マレイン酸お
    よびジイソブチレンおよびもし適当ならば下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼ I 式中、 RはH、−CH_3、−C_2H_5、−OR_2、−
    OCOCH_3、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、 −CH_2OH、 もしくは−CH_2−O−COCH_3を表わし、R_
    1はHもしくは−CH_3を表わし、そしてR_2はア
    ルキルを表わす、 で表わされるビニルモノマーからなるコポリマーの、水
    系もしくは水−アルコール系の、アルカリ金属、アミン
    もしくはアンモニウム塩溶液を含有し、コポリマーの無
    水物基が1乃至12個の炭素原子をもつ一級脂肪族モノ
    アルコールで25〜90モル%の程度にまでビスエステ
    ル化されることからなる、表面サイジング剤。 2、ビニルモノマーがイソブチレン、スチレン、α−メ
    チルスチレン、アリルアルコールもしくはイソブチルビ
    ニルエーテルであることからなる、特許請求の範囲第1
    項記載の表面サイジング剤。 3、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソ
    プロパノール、イソブタノール、n−ブタノール、se
    c−ブタノール、n−ペンタノール、イソアミルアルコ
    ール、n−ヘキサノール、n−オクタノール、n−ドデ
    カノールおよび2−エチルヘキサノールまたはこれらの
    アルコールの混合物を一級脂肪族モノアルコールとして
    使用することからなる、特許請求の範囲第1項乃至第2
    項記載の表面サイジング剤。 4、尿素もしくは尿素誘導体を含有することからなる、
    特許請求の範囲第1項乃至第3項記載の表面サイジング
    剤。 5、尿素またはN−モノ−もしくはN−ジ−C_1〜C
    _4−アルキル−またはN−モノ−もしくはN−ジ−C
    _1〜C_4−ヒドロキシアルキル−置換尿素誘導体を
    含有することからなる、特許請求の範囲第1項乃至第4
    項記載の表面サイジング剤。 6、アルカリ金属、アミンもしくはアンモニウム塩の重
    量を基準として、10〜200重量%の尿素もしくは尿
    素誘導体を含有することからなる、特許請求の範囲第1
    項乃至第5項記載の表面サイジング剤。 7、アルカリ金属、アミンもしくはアンモニウム塩の重
    量を基準として、20〜100重量%の尿素もしくは尿
    素誘導体を含有することからなる、特許請求の範囲第1
    項乃至第5項記載の表面サイジング剤。
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