JPS6155179B2 - - Google Patents

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JPS6155179B2
JPS6155179B2 JP55043193A JP4319380A JPS6155179B2 JP S6155179 B2 JPS6155179 B2 JP S6155179B2 JP 55043193 A JP55043193 A JP 55043193A JP 4319380 A JP4319380 A JP 4319380A JP S6155179 B2 JPS6155179 B2 JP S6155179B2
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JP
Japan
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drive
lever
gear
interlocking
interlocking gear
Prior art date
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Application number
JP55043193A
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English (en)
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JPS56140538A (en
Inventor
Ryoichi Saito
Yasuhiro Kobayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP4319380A priority Critical patent/JPS56140538A/ja
Publication of JPS56140538A publication Critical patent/JPS56140538A/ja
Publication of JPS6155179B2 publication Critical patent/JPS6155179B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/10Manually-operated control; Solenoid-operated control

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテープレコーダの操作機構に関し、そ
の目的とするところは、キヤプスタン軸を回転す
るためのモータの回転力を利用することにより再
生(録音)、早送り、巻戻し等の操作を少ないト
ルクで軽快に行うと共に前記各操作を解除した場
合には素早く停止の状態に復帰し得るようにした
ものを提供するにある。
すなわち、本発明の実施例を第1図〜第13図
を用いて説明すると、1はシヤーシで、該シヤー
シ1上には磁気ヘツド4、消去ヘツド5、ピンチ
ローラ6を備えたヘツドベース7が摺動自在に設
けてある。9……はヘツドベース7をシヤーシ1
へ取付けるためのガイドピン、8はヘツドベース
7に設けたバネ取付軸、10,11はシヤーシ1
に回転可能に設けた供給あるいは巻取りリール
台、12はシヤーシ1に回転可能に設けたキヤプ
スタン軸で、該キヤプスタン軸12の下端には特
に第3図で明らかなように駆動歯車13が設けて
ある。14はキヤプスタン軸12に固定されたフ
ライホイール、15はモータ(図示せず)とフラ
イホイール14との間に設けられたベルト、16
は早送り、巻戻しのためのアイドラ、19はサブ
アイドラで、該アイドラ16、サブアイドラ19
によりフライホイール14の回転力をベルト21
を介して供給あるいは巻取りリール台10,11
に伝達し、巻戻しあるいは早送り操作を行うもの
である。17はシヤーシ1の裏面に回動可能に設
けた合成樹脂より成るアイドラ取付板、20は前
記アイドラ取付板17の取付軸18に同軸に取付
けられたサブアイドラ取付板である。そして、ア
イドラ取付板17は後述する早送り・巻戻しレバ
ー69と連結し、アイドラ取付板17は早送り・
巻戻しレバー69の移動に伴なつて回動し、アイ
ドラ16をリール台10,11に係合させるもの
である。なお、アイドラ16、サブアイドラ19
はシヤーシ1に設けた孔2よりリール台10,1
1側へ突出している。22は前記シヤーシ1の裏
面に所定の間隔を持つて配置した操作機構取付板
で、該操作機構取付板22に主要な操作機構24
が取付けてあるが、該操作機構24について第3
図の裏面から見た分解斜視図を用いて説明する
と、25,30はキヤプスタン軸12に設けた駆
動歯車13の左・右に設けた連動歯車で、該連動
歯車25,30は何れも同一の構成と成つてい
る。26a,26b,31a,31bは連動歯車
25,30の歯車部分の一部を切欠いて設けた欠
歯部で、欠歯部26a,26bおよび31a,3
1bは互いに180゜ずれた位置に設けてある。2
7a,27b,32a,32bは連動歯車25,
30の裏面に互いに180゜ずれた位置に設けた駆
動部、28a,28b,33a,33bは同じく
連動歯車25,30の裏面に互いに180゜ずれた
位置すなわち、欠歯部26a,26bおよび31
a,31bと同間隔に設けた係止部、29,34
は連動歯車25,30の回転中心から偏心した位
置に設けた駆動ピンである。そして、前記連動歯
車25が作動した場合には早送りあるいはキユー
操作を行い、連動歯車30が作動した場合には巻
戻しあるいはレビユー操作を行い、両連動歯車2
5,30が作動した場合には再生あるいは録音操
作を行うものである。35,36は連動歯車2
5,30に初期回動を与えるためのバネ部材で、
ネジ37,38により取付板22に取付けられ、
一端が連動歯車25,30に設けた駆動部27
a,27b,32a,32bと係脱するものであ
る。39,42は連動歯車25,30の係止部2
8a,28b,33a,33bと係合して連動歯
車25,30をバネ部材35,36の初期回動力
に抗して所定位置(駆動歯車13と噛合しない位
置)に保持するためのストツパー部材、41,4
4はストツパー部材39,42を操作するための
電磁機構、40,43はストツパー部材39,4
2の復帰用コイルバネである。そして、ストツパ
ー部材39,42は電磁機構41,44が励磁す
ると電磁機構41,44側へ吸引され、励磁が解
除するとコイルバネ40,43の弾力により元の
位置へ復帰するものである。45,49は操作機
構取付板22に設けたピン23……に摺動可能に
取付けられた駆動レバーで、該駆動レバー45,
49は何れも同一構成で、連動歯車25,30の
裏面と対向し、連動歯車25,30の駆動ピン2
9,34と係合する略L字型の係合孔46,50
が設けてあり、該係合孔46,50は駆動ピン2
9,34と係合して駆動レバー45,49を往動
させるための横孔46a,50aおよび駆動レバ
ー45,49の復動時に駆動ピン29,34の逃
げとなるべき縦孔46b,50bとより成る。4
7,47,51,51は駆動レバーに設けた摺動
ガイド孔、48,52は駆動レバー45,49の
端部に設けた取付孔である。なお、45a,45
bは駆動レバー45に設けた検知ピン、49a,
49bは他方の駆動レバー45に設けた検知ピン
で、該検知ピン45a,45b,49a,49b
は後述する検知装置85のスイツチ部89と係合
するものである。54は取付軸53により取付板
22摺動且つ回動可能に設けた再生操作レバー
で、該再生操作レバー54は略T字型を成しヘツ
ドベース7とコイルバネ65により連結された連
結レバー66を操作するローラより成る操作部5
5、駆動レバー45,49を連結すべき腕部5
6,57を備えている。58は操作部を設けたガ
イド孔、59は長孔、60,61は腕部56,5
7に設けた長孔で、該長孔60,61と駆動レバ
ー45,49に設けた取付孔48,52にピン6
2,63を挿入し、ワツシヤ等により三者を連結
している。なお、ピン62,63の一端は第1図
に示すように下方へ突出している。64a,64
bは前記ピン62,63と操作機構取付板22に
設けたピン23……の一方に設けたバネ部材で、
該バネ部材64a,64bの弾力により操作状態
にある駆動レバー45,49は元の状態に復帰す
るものである。66は取付板22に摺動可能に設
けた連結レバーで、該連結レバー66には前記操
作部55と係合する操作面67と、シヤーシ1に
設けた孔3より突出する折曲片68を備え、前記
操作面67は山型の傾斜面となつており、また、
折曲片68にはコイルバネ65が張架されてい
る。従つて、連結レバー66はコイルバネ65に
よりヘツドベース7と連結している。69は取付
板22に設けられ、駆動レバー45,49と直交
する方向に摺動する早送り・巻戻しレバー、7
0,71は早送り・巻戻しレバー69に設けたピ
ン、72は再生操作レバー54に設けた長孔59
内に突出し、再生操作レバー54と早送り・巻戻
しレバー69を連結すべきピン、73,73はガ
イド用の長孔、74はアイドラ取付板17と連結
すべき軸、75,76は早送り・巻戻しレバー6
9に設けたストツパー、77,78はバネ取付片
である。79,80は前記早送り・巻戻しレバー
69に設けたピン70,71に回動可能に設けた
操作片で、該操作片79,80はバネ部材83,
84の弾力によりストツパー75,76と当接し
ている。なお、バネ部材83,84はその略中央
がピン70,71に軸支され、また、一端がバネ
取付片77,78に係止され、他端が操作片7
9,80に設けた孔81,82に係止されてい
る。85は検知装置で、該検知装置85は前記駆
動レバー45,49の誤動作を検知し、正常動作
に修正するためのもので、操作機構取付板22上
に設けた基板86、基板86に取付けられたスイ
ツチ部89とより成る。87,88は基板86に
設けた取付軸で、該取付軸87,88にスイツチ
部89の基部90を嵌合させるものであるが、必
要に応じ取付軸87,88にはスリツトを設け取
付け易くしてもよい。スイツチ部89は基部90
と4つの互いに独立した接片91,92,93,
94、1つの共通接片95および共通接片95の
両端に設けた作動部96,97より成り、作動部
96,97が駆動レバー45,49に設けた検知
ピン45a,45bおよび49a,49b間に位
置する。なお、98,99は取付孔である。そし
て、前記共通接片95と接片91とにより第1の
スイツチSW1を構成し、共通接片95と接片92
とにより第2のスイツチSW2を構成し、共通接片
95と接片93とにより第3のスイツチSW3を構
成し、共通接片95と接片94とにより第4のス
イツチSW4を構成するものである。また、各スイ
ツチSW1〜SW4は駆動レバー45,49の移動に
より「ON」、「OFF」を行うものである。
次に、本発明の動作について説明すると、先
ず、説明を簡略化するため検知装置85の動作に
ついては後述する。第4図〜第9図は検知装置8
5を取除いた動作説明図で、さらに、また、第5
図〜第8図はバネ部材64a,64bを取除いた
説明図である。第4図は停止状態を示し、この状
態においては連動歯車25,30はその欠歯部2
6a,31aがキヤプスタン軸12に設けた駆動
歯車13と対向しており、駆動歯車13の回転を
伝達することはなく、また、バネ部材35,36
の弾力により連動歯車25,30は同図矢印A,
B方向に回動付勢されているがストツパー部材3
9,42が係止部28b,33bと係合している
ので回転することはない。また、連動歯車25,
31に設けた駆動ピン29,34は図面下方の矢
印D側に位置している。従つて、駆動レバー4
5,49もバネ部材64a,64bの弾力により
下方に位置している。そして、この状態で、カセ
ツトを装着するとモータ(図示せず)が回転し、
それに伴なつてキヤプスタン軸12が回転し、駆
動歯車13が矢印C方向に回転する。そして、例
えば巻戻し用釦(図示せず)を操作すれば電磁機
構44が励磁し、ストツパー部材42を吸引する
ためストツパー部材42と連動歯車30の係止部
33bとの係合が外れるため、連動歯車30はバ
ネ部材36の弾力により初期回動を与えられ第5
図に示すように矢印A方向に若干回動するので、
連動歯車30の欠歯部31aは駆動歯車13との
対向が外れ、駆動歯車13と噛合し、駆動歯車1
3を次の欠歯部31bと対向すべく連動歯車30
を半回転させる。この半回転の途中において電磁
機構44の励磁が解除され、ストツパー部材42
はコイルバネ43により元の位置に復帰する方向
へ付勢されているので、次の係止部33aがスト
ツパー部材42と対向する位置に来ると係止部3
3aと係合し、それ以上の回転を阻止している。
また、バネ部材36も次の駆動部32bと係合す
るものである。駆動歯車13が半回転した状態が
第7図である。また、他方の電磁機構41を励
磁、すなわち、早送り用釦を操作した場合も、連
動歯車25の半回転は前記連動歯車30の半回転
と同様の作用、すなわち、バネ部材35による矢
印B方向への初期回動、駆動歯車13と連動歯車
25の噛合、そして、噛合解除により行うもので
ある。以上が連動歯車25,30へ駆動歯車13
の回転力の伝達を説明したものであるが、次に再
生(録音)操作について第4図および第6図を用
いて説明すると、第4図の停止状態より再生用釦
(図示せず)を操作すると2つの電磁機構41,
44が同時に励磁するためストツパー部材39,
42は同時に電磁機構41,44側へ吸引され、
前記説明したように連動歯車25,30はバネ部
材35,36の弾力により回動し、共に駆動歯車
13と噛合し、同時に半回転し、ストツパー部材
39,42が次の係止部28a,33aと係合
し、且つ、次の欠歯部26b,31bが駆動歯車
13と対向するため連動歯車25,30の回転は
停止する。連動歯車25,30の半回転により、
連動歯車25,30に設けた駆動ピン29,34
も半回転し、矢印E方向側に位置する(第6図参
照)。従つて、駆動ピン29,34と係合する駆
動レバー45,49はバネ部材64a,64bの
弾力に抗して矢印E方向へ移動し、再生操作レバ
ー54も同方向に移動する。再生操作レバー54
の矢印E方向への移動により操作部55が連結レ
バー66の操作面67を押圧し、連結レバー66
を同方向(矢印E方向)に移動させるので、連結
レバー66とコイルバネ65により連結されたヘ
ツドベース7も同方向の再生位置に移動させられ
再生操作が行われるものである。なお、録音操作
の場合には前記操作に録音/再生切換スイツチを
操作する手段を追加することにより簡単に行うこ
とができることは言うまでもない。
なお、前記駆動レバー45,49の矢印E方向
の移動、すなわち、往動時には駆動ピン29,3
4は係合孔46,50の横孔46a,50aと係
合して、連動歯車25,30の回転に追従して移
動するものである。
そして、前記再生状態より停止用釦を操作する
と、2つの電磁機構41,44が再び同時に励磁
され、連動歯車25,30は同方向(矢印A,B
方向)に回転を開始するため、駆動ピン29,3
4も回転を開始する。そして、駆動ピン29,3
4が多少回転し、第9図に示すように駆動ピン2
9,34が係合孔46,50の横孔46a,50
aとの係合が外れると、駆動レバー45,49は
バネ部材64a,64bの弾力により連動歯車2
5,30の回転終了より先に元の位置に復帰す
る。従つて、再生操作レバー54、連結レバー6
6等も元の位置に復帰し、再生状態は解除される
ものである。そして、その後、連動歯車25,3
0も元の位置へ復帰し、再び、駆動ピン29,3
4は係合孔46,50の横孔46a,50aと係
合し、次の動作に備えるものである。
次に、巻戻し操作について第4図および第7図
を用いて説明すると、第4図の停止状態から巻戻
し用釦を操作すると、電磁機構44のみが励磁す
るためストツパー部材42が係止部33bとの係
合が外れ、第7図に示すように連動歯車30のみ
が半回転して再びストツパー部材42に係止部3
3aが係合して係止される。この連動歯車30の
半回転により駆動ピン34も半回転し、駆動ピン
34と係合する駆動レバー49が矢印E方向へ移
動する。従つて、駆動レバー49と一方の腕部5
7が連結された再生操作レバー54も矢印E方向
へ多少摺動するが、他方の腕部56が摺動しない
駆動レバー45と連結しているので途中で矢印H
方向に回動する。再生操作レバー54の回動によ
り再生操作レバー54とピン72により連結して
いる早送り・巻戻しレバー69も同方向へ回動し
ようとするが、早送り・巻戻しレバー69は駆動
レバー45,49と直交する方向のみ摺動可能と
してあるので、矢印G方向へ移動する。そして、
早送り・巻戻しレバー69の矢印G方向への移動
により、早送り・巻戻しレバー69に軸74によ
り連結されたアイドラ取付板17が第1図矢印J
方向に回動し、アイドラ16が供給リール台10
と係合し、供給リール台10を高速回転し、巻戻
しを行うものである。また、停止用釦を操作すれ
ば、前記再生状態の解除と同様に連動歯車30は
同方向(矢印A方向)に回転を開始し、駆動ピン
34が多少回転すると、駆動ピン34の係合孔5
0の横孔50aとの係合が外れるため駆動レバー
49はバネ部材64bの弾力により連動歯車30
の回転終了より先に元の位置に復帰し、再生操作
レバー54、早送り・巻戻しレバー69等も元の
位置に復帰し、巻戻し状態は解除される。そし
て、その後、連動歯車30も元の位置へ復帰し、
駆動ピン34は係合孔50の横孔50aと係合す
る。
また、早送り操作については特に図示してない
が、前記、巻戻し操作とは逆に第4図の停止状態
から逆の電磁機構41のみを励磁させれば連動歯
車25のみが半回転し、駆動レバー45が移動
し、再生操作レバー54は矢印I方向へ回動し早
送り・巻戻しレバー69を前記とは逆の矢印F方
向へ移動させる。従つて、第2図に示すアイドラ
取付板17は矢印K方向に回動し、アイドラ16
の回転をサブアイドラ19を介して巻取りリール
台11に伝達し、巻取りリール台11を高速回転
させ、早送り操作を行うものである。そして、停
止用釦を操作すれば連動歯車25が回転を開始
し、駆動レバー45を先に復帰させ、早送り状態
を解除するものである。
次に、キユー、レビユー操作について説明する
と、先ず、レビユー操作について第4図、第6図
および第8図を用いて説明すると、第4図の停止
状態から再生操作を行うと第6図の再生状態とな
ることは前記説明した通りである。そして、再生
状態、すなわちヘツドベース7が再生位置に定位
している状態からレビユー用釦(巻戻し用釦が兼
用してもよい)を操作すると、電磁機構41が励
磁し、ストツパー部材39が吸引されるため連動
歯車25のみが半回転して、連動歯車25は第4
図の状態に戻る。従つて、途中、駆動ピン29と
係合孔46の横孔46aとの係合が解除し、駆動
レバー45も第4図の状態に戻り、該駆動レバー
45と連結する再生操作レバー54も矢印D方向
へ多少戻るが今度は前記巻戻し操作とは逆に他方
の駆動レバー49が矢印E側に定位された状態で
あるため、再生操作レバー54は矢印H方向に回
動し、早送り・巻戻しレバー69を矢印G方向へ
移動させる。この移動に伴なつて再生操作レバー
54の操作部55と係合していた連結レバー66
の操作面67との係合が徐々に外れていくため連
結レバー66は矢印D方向へ若干移動するも、そ
の移動途中で早送り・巻戻しレバー69に設けた
一方の操作片80が第8図に示すように連結レバ
ー66の移動範囲内に突出し、操作面67と係合
するためその移動は阻止され、ヘツドベース7も
僅かに後退し、ピンチローラ6とキヤプスタン軸
12との係合が解除し、また、磁気ヘツド4は僅
か磁気テープ(図示せず)と接触した状態となる
(センサーヘツドとして働くため)。また、早送
り・巻戻しレバー69の矢印G方向への移動によ
り、アイドラ取付板17が第1図矢印J方向へ回
動しアイドラ16を供給リール台10と係合さ
せ、供給リール台10を高速回転させるためレビ
ユー操作を行うことができる。そして、レビユー
操作により例えば任意の曲等を選曲しその操作を
完了すれば、再び、連動歯車25が半回転し、駆
動レバー45が第6図に示すように矢印E方向に
移動するため再生操作レバー54は矢印I方向に
回動しながら且つ、矢印E方向に移動するため、
再生操作レバー54の操作部55が再び連結レバ
ー66の操作面67と係合すると共に早送り・巻
戻しレバー69は矢印F方向に移動して行くため
操作片80による係合は解除し、連結レバー66
は第6図の再生状態に戻るため、ヘツドベース7
も再生位置へ復帰し再び再生操作を行うことがで
きる。また、前記レビユー操作状態から直接停止
用釦を操作すれば第4図の停止の状態に復帰する
ものである。
また、キユー操作については特に図示してない
が、前記レビユー操作とは逆の動作を行い、早送
り・巻戻しレバー69を逆の矢印F方向に移動さ
せ、他方の操作片79が連結レバー66の操作面
67と係合し、キユー操作を行うことができる。
なお、前記した各動作説明における停止用釦、
再生用釦(録音用釦)、巻戻し用釦、早送り用
釦、レビユー用釦(巻戻し用釦が兼用してもよ
い)キユー用釦(早送り用釦が兼用してもよい)
による電磁機構41,44の制御はマイクロコン
ピユータにより行うものであるが、その動作は次
の通りとなつている。すなわち、停止状態におい
て、再生用釦を操作した場合には2つの電磁機構
41,44が同時に励磁および解除しストツパー
部材39,42を1往復させる。また、この再生
状態から停止用釦を操作した場合には再び2つの
電磁機構41,44を同時に励磁および解除し、
ストツパー部材39,42を1往復させる。停止
状態から巻戻し用釦を操作した場合には電磁機構
44を励磁および解除ストツパー部材42を1往
復させる。この巻戻し操作状態から停止用釦を操
作すると前記と同様の電磁機構44が作動しスト
ツパー部材42を1往復させる。また、停止状態
から早送り用釦を操作した場合には前記巻戻し操
作とは逆の電磁機構41が作動し逆のストツパー
部材39を1往復させるものである。そして、再
生状態からレビユー用釦(巻戻し用釦)を操作し
た場合には電磁機構41が作動しストツパー部材
39を1往復させる。そしてレビユー操作が完了
した場合には再び電磁機構41が作動しストツパ
ー部材39を1往復させる。また、再生状態から
キユー用釦(早送り釦)を操作した場合には前記
とは逆の電磁機構44が作動しストツパー部材4
2を1往復させる。キユー操作が完了した場合に
は再び電磁機構44が作動しストツパー部材42
を1往復させる。さらに、前記レビユー操作ある
いはキユー操作の途中で直接停止用釦を操作した
場合には一旦再生状態に復帰した後、2つの電磁
機構41,44が作動しストツパー部材39,4
2を1往復(結果として一方のストツパー部材は
2往復)させるものである。
なお、前記実施例においてはストツパー部材3
9,42を作動させるのに電磁機構41,44を
利用したが必ずしも電磁機構を用いなくとも、例
えば各操作釦により直接あるいは間接的にストツ
パー部材39,42を操作して行うようにしても
よいものである。
次に、誤動作防止について説明すると、第4図
の停止状態から第6図の再生状態にするために再
生釦を操作すると2つの電磁機構41,44が同
時に励磁され前記説明した通りの操作を行うのが
正常であるが、何かの関係で同時に励磁されず、
先ず、一方の電磁機構41が励磁され、次に他方
の電磁機構44が励磁された場合には、一旦早送
り・巻戻しレバーは矢印G方向に移動し(第8図
のような状態)、その後、矢印F方向に戻りつつ
再生操作レバー54は連結レバー66を矢印E方
向へ移動させるものであるが、この時早送り・巻
戻しレバー69に設けた操作片80は第8図に示
すように操作面67の裏側に位置しているため途
中で連結レバー66は操作片80と再生操作レバ
ー54とで挾持されたようになり、それ以上移動
できなくなり、各部材を破損してしまうおそれが
ある。しかしながら、本発明の操作機構は操作片
79,80を早送り・巻戻しレバー69に回動可
能に設けてあるので、第10図に示すように操作
片80はバネ部材84の弾力に抗して、操作面6
7の裏面67aに押圧され回動して連結レバー6
6の移動径路から外れるようにしてある。もちろ
ん、操作片79,80は操作面67と係合した時
はストツパー75,76の働きによりそれ以上回
動することはないものである。
次に、検知装置85の働きについて簡単に説明
すると、前記した通り本発明の操作機構はマイイ
クロコンピユータにより制御できるようにしたも
のであるので、各駆動レバー45,49のとるべ
き位置を確実に検知し、マイクロコンピユータに
記憶させておく必要があり、そのために検知装置
85を設けたものであるが、その動作を第11図
〜第13図の簡略化した図面を用い説明すると、
第11図は停止状態を示す。すなわち、第4図と
対応する状態である。この時、共通接片95の作
動部96,97は駆動レバー45,49に設けた
検知ピン45a,49aに押圧され接片91,9
2と接触している。従つて、第1のスイツチSW1
および第2のスイツチSW2が「ON」の状態に、
また、第3のスイツチSW3、第4のスイツチSW4
は「OFF」の状態にある。この状態から再生状
態である第6図の状態に操作すると、駆動レバー
45,49は上方へ移動する。従つて、第12図
に示すように作動部96,97は検知ピン45
b,49bに押圧され、前記とは逆に第3、第4
のスイツチSW3,SW4が「ON」となり、第1、
第2のスイツチSW1,SW2が「OFF」と成る。
また、第7図の巻戻し状態および第8図のレビユ
ー状態の場合には第13図に示すように第1、第
4のスイツチSW1,SW4が「ON」、第2、第3の
スイツチSW2,SW3が「OFF」に成る。また、
図示していないが、早送り、キユー状態の場合に
は逆に第1、第4のスイツチSW1,SW4
「OFF」、第2、第3のスイツチSW2,SW3
「ON」と成るものである。すなわち、駆動レバー
45は図面下方に位置している時第1のスイツチ
SW1が「ON」に、上方に位置している時は第3
のスイツチSW3が「ON」に、また、他方の駆動
レバー49は図面下方に位置している時第2のス
イツチSW2が「ON」に、上方に位置している時
第4のスイツチSW4が「ON」に成るようにして
ある。従つて、このスイツチSW1〜SW4までの
「ON」の状態をマイクロコンピユータに記憶させ
ておけば、駆動レバー45,49の位置が確実に
検知できる。
従つて、各操作を行う場合、例えば再生釦を操
作したならば、先ず、各スイツチSW1〜SW4によ
り駆動レバー45,49が正常な位置(一般的に
は停止の位置である)にあるか否かを検知、正常
な場合には電磁機構41,44を操作して再生操
作を行うものであるが停電等により正常でない位
置にあることを検知した場合には先ずその駆動レ
バーを正常状態に戻し、それから、前記した正常
の操作を行うもので、誤動作を確実に防止するこ
とができるものである。
本発明は叙上の通り、キヤプスタン軸12の回
転に伴なつて回転する駆動歯車13の左右に第
1、第2の連動歯車25,30を配置し、駆動歯
車13の回転力を選択的に連動歯車25,30に
伝達するようにし、また、2つの連動歯車25,
30には駆動ピン29,34と駆動レバー45,
49は略L字型の係合孔29,50により係合さ
せ、且つ、バネ部材64a,64bにより常時駆
動レバー45,49を停止側に付勢し、駆動レバ
ー45,49はその往動時には連動歯車25,3
0の回転に追従し、復動時には追従することなく
素早く元の状態に復帰できるので、各操作の切換
えがスムーズに素早く行えると共に確実に切換え
が行える等の効果を奏する。
また、駆動レバー45,49はその往動時にキ
ヤプスタン軸の回転力を利用し、復動時にはバネ
部材64a,64bの弾力により行うので、従来
一般的に採用されている電磁機構で直接移動させ
るのに比べ大消費電力を必要とせず、経済的であ
る等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明の実施例を示し、第1図は
側面図、第2図は平面図、第3図は操作機構24
を裏面から見た分解斜視図、第4図〜第10図は
操作機構24の動作を説明するため操作機構を裏
面から見た説明図で、第4図は停止状態の説明
図、第5図は操作途中の説明図、第6図は再生
(録音)状態の説明図、第7図は巻戻し状態の説
明図、第8図はレビユー状態の説明図、第9図は
再生状態から停止状態へ切換える途中を示す説明
図、第10図は誤動作防止状態の説明図、第11
図〜第13図は検知装置85の動作を説明するた
めの説明図で、第11図は停止状態の説明図、第
12図は再生(録音)状態の説明図、第13図は
巻戻し(レビユー)状態の説明図である。 4……磁気ヘツド、7……ヘツドベース、10
……供給リール台、11……巻取りリール台、1
3……駆動歯車、24……操作機構、25……連
動歯車、26a,26b……欠歯部、28a,2
8b……係止部、29……駆動ピン、30……連
動歯車、31a,31b……欠歯部、33a,3
3b……係止部、34……駆動ピン、35,36
……バネ部材、39,42……ストツパー部材、
45……駆動レバー、46……係合孔、49……
駆動レバー、50……係合孔、54……再生操作
レバー、64a,64b……バネ部材、66……
連結レバー、69……早送り・巻戻しレバー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 駆動歯車と、該駆動歯車の左右に設けられ駆
    動歯車と噛合して回転する第1、第2の連動歯車
    と、該第1の連動歯車に設けられた駆動ピンと、
    該第1の連動歯車に設けられ前記駆動歯車との噛
    合を解除するための2つの欠歯部と、該2つの欠
    歯部と同間隔を持つて設けられた2つの係止部
    と、該係止部の1つと係合して第1の連動歯車の
    回動を阻止し前記欠歯部の1つが前記駆動歯車と
    対向するようにするための第1のストツパー部材
    と、前記第1の連動歯車に初期回動を与えるため
    のバネ部材と、前記第1の連動歯車に設けた駆動
    ピンと係合する略L字型の係合孔を備え、前記連
    動歯車の回転に伴なつて往動する第1の駆動レバ
    ーと、該第1の駆動レバーを復動させるための第
    1のバネ部材と、前記第2の連動歯車に設けられ
    た駆動ピンと、前記第2の連動歯車に設けられ前
    記駆動歯車との噛合を解除するための2つの欠歯
    部と、該2つの欠歯部と同間隔を持つて設けられ
    た2つの係止部と、該係止部の1つと係合して第
    2の連動歯車の回動を阻止し前記欠歯部の1つが
    前記駆動歯車と対向するようにするための第2の
    ストツパー部材と、前記第2の連動歯車に初期回
    動を与えるためのバネ部材と、前記第2の連動歯
    車に設けた駆動ピンと係合する略L字型の係合孔
    を備え、前記連動歯車の回転に伴なつて往動する
    第2の駆動レバーと、該第2の駆動レバーを復動
    させるための第2のバネ部材と前記第1および第
    2の駆動レバーと連結し駆動レバーの移動に伴な
    つて摺動および回動する再生操作レバーと、該再
    生操作レバーの摺動に伴なつて移動する連結レバ
    ーと該連結レバーと直接あるいは間接的に係合し
    連結レバーの移動に伴なつて再生位置に移動する
    磁気ヘツドを備えたヘツドベースと、前記再生操
    作レバーと連結し再生操作レバーの回動に伴なつ
    て摺動する早送り・巻戻しレバーと、該早送り・
    巻戻しレバーの摺動に伴なつて高速回転するリー
    ル台とより成り、前記第1、第2の連動歯車が駆
    動歯車と噛合して同時に回転した時は前記第1、
    第2の駆動レバーが往動して再生操作レバーを再
    生位置に移動させ再生操作を行うと共に前記第
    1、第2の駆動レバーの復動は前記第1、第2の
    連動歯車の回転に追従することなく前記バネ部材
    の弾力により復動し得るようにしたことを特徴と
    するテープレコーダの操作機構。
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