JPS6154956B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6154956B2 JPS6154956B2 JP52060438A JP6043877A JPS6154956B2 JP S6154956 B2 JPS6154956 B2 JP S6154956B2 JP 52060438 A JP52060438 A JP 52060438A JP 6043877 A JP6043877 A JP 6043877A JP S6154956 B2 JPS6154956 B2 JP S6154956B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric motor
- bracket
- casing
- water
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 10
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims 1
- 239000002470 thermal conductor Substances 0.000 claims 1
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 241001274961 Rubus repens Species 0.000 description 4
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000004512 die casting Methods 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 235000020681 well water Nutrition 0.000 description 2
- 239000002349 well water Substances 0.000 description 2
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000576 Laminated steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、動力源の電動機の冷却効果を高めた
ポンプの構造に関する。
ポンプの構造に関する。
井戸ポンプ等の小型のポンプは、一般に小型軽
量かつ安価にするために、動力源の電動機を許容
最大負荷の状態で使用するようになされており、
電動機自身はその回転子に形成されたフアン等で
運転中に冷却がなされるものの、その許容温度の
上限に近い温度で運転がされている。
量かつ安価にするために、動力源の電動機を許容
最大負荷の状態で使用するようになされており、
電動機自身はその回転子に形成されたフアン等で
運転中に冷却がなされるものの、その許容温度の
上限に近い温度で運転がされている。
本発明は、このようなポンプにおいて、運転時
における電動機の温度上昇を水で十分に冷却され
ているケーシングを利用して効果的に制限するこ
とにより、ポンプを小型軽量かつ安価に形成する
ことを目的としている。
における電動機の温度上昇を水で十分に冷却され
ているケーシングを利用して効果的に制限するこ
とにより、ポンプを小型軽量かつ安価に形成する
ことを目的としている。
以下に本発明を図面に示された一実施例に基づ
いて説明すると、第1図は井戸ポンプの側面図を
示しており、第2図は電動機部分の要部縦断面図
を示している。
いて説明すると、第1図は井戸ポンプの側面図を
示しており、第2図は電動機部分の要部縦断面図
を示している。
第1図において、ペース1には動力源の電動機
2が載置されており、電動機2にはそのフレーム
3の両側にブラケツト4,5が設けられ、一方の
ブラケツト4には水が充満されるケーシング6が
直結して取り付けられている。
2が載置されており、電動機2にはそのフレーム
3の両側にブラケツト4,5が設けられ、一方の
ブラケツト4には水が充満されるケーシング6が
直結して取り付けられている。
ポンプ部分を構成するケーシング6の上部には
補助タンク7が設けられており、吐出管8によつ
て水路が図示されない蛇口等の端末器具へ導かれ
ている。
補助タンク7が設けられており、吐出管8によつ
て水路が図示されない蛇口等の端末器具へ導かれ
ている。
さらに第2図に示されるように、電動機2はフ
レーム3が鋼板で形成されており、その端部に取
り付けられてケーシング6に直結されるブラケツ
ト4はアルミニウム合金で形成されている。
レーム3が鋼板で形成されており、その端部に取
り付けられてケーシング6に直結されるブラケツ
ト4はアルミニウム合金で形成されている。
また、回転子9にはその両端に小型のフアン1
0,11が設けられており、回転するとコイル1
2を冷却するように構成されている。
0,11が設けられており、回転するとコイル1
2を冷却するように構成されている。
ブラケツト4とフレーム3にはそれぞれ通気孔
13,14が設けられており、矢印の示す方向に
冷却風が流れるよう構成されている。
13,14が設けられており、矢印の示す方向に
冷却風が流れるよう構成されている。
このような構成において、電動機2が運転され
るとポンプ部分に井戸水等の水が揚水され、吐出
管8を介して蛇口等の端未器具へ水が流れる。
るとポンプ部分に井戸水等の水が揚水され、吐出
管8を介して蛇口等の端未器具へ水が流れる。
而して、井戸水等の水はたいてい10〜20℃と低
温であることからこの水が充満されるケーシング
6も低温度になり、一方、電動機2自体の温度は
連続運転がなされる場合100〜120℃にも達する。
温であることからこの水が充満されるケーシング
6も低温度になり、一方、電動機2自体の温度は
連続運転がなされる場合100〜120℃にも達する。
このように、電動機2が高温になりケーシング
6との間に大きな温度差が生じると、熱伝導の良
好なアルミニウム合金製のブラケツト4は低温の
ケーシング6側に熱エネルギーを放散して電動機
2のフレーム3を冷却する。
6との間に大きな温度差が生じると、熱伝導の良
好なアルミニウム合金製のブラケツト4は低温の
ケーシング6側に熱エネルギーを放散して電動機
2のフレーム3を冷却する。
また、このブラケツト4を介して吸気される冷
却風は低温度になるため効果的にコイル12を冷
却する。
却風は低温度になるため効果的にコイル12を冷
却する。
そして、フアン10による冷却効果も大きい
が、鋼板製のフレーム3自体も比較的熱伝導が良
好であり電動機2の外側から全周にわたつて熱を
ブラケツト4側へ伝導することができ、しかもケ
ーシング6と電動機2との温度差がきわめて大き
く、かつブラケツト4の熱抵抗が小さいことから
効果的に冷却することができる。
が、鋼板製のフレーム3自体も比較的熱伝導が良
好であり電動機2の外側から全周にわたつて熱を
ブラケツト4側へ伝導することができ、しかもケ
ーシング6と電動機2との温度差がきわめて大き
く、かつブラケツト4の熱抵抗が小さいことから
効果的に冷却することができる。
すなわち、ケーシング6の低温度をアルミニウ
ム合金で形成されたブラケツト4を介して効率よ
く電動機2へ伝導することで、電動機2の冷却効
果を満足するものであり、アルミニウム合金は安
価であり、鋳造やダイキヤストによる成形が容易
であると共に軸受部分やフレーム4との嵌合部分
の機械加工も行い易いという長所をも有する。
ム合金で形成されたブラケツト4を介して効率よ
く電動機2へ伝導することで、電動機2の冷却効
果を満足するものであり、アルミニウム合金は安
価であり、鋳造やダイキヤストによる成形が容易
であると共に軸受部分やフレーム4との嵌合部分
の機械加工も行い易いという長所をも有する。
アルミニウム合金以外の材料では銅合金等も考
えられるが、材料原価が高く好ましくない。
えられるが、材料原価が高く好ましくない。
また、従来から使用されている鋳鉄は、その熱
伝導率がアルミニウム合金と比較した場合でも約
1/4になり、かつ重量では約2.7倍になるため、本
発明の目的達成の意味では著しく劣ることにな
る。
伝導率がアルミニウム合金と比較した場合でも約
1/4になり、かつ重量では約2.7倍になるため、本
発明の目的達成の意味では著しく劣ることにな
る。
すなわち、従来から使用されている鋳鉄とアル
ミニウム合金とを比較すると、重量、冷却効果ダ
イキヤストの容易さ等による加工性の良好性で大
きな効果を得ることができる。
ミニウム合金とを比較すると、重量、冷却効果ダ
イキヤストの容易さ等による加工性の良好性で大
きな効果を得ることができる。
一方、井戸ポンプ等では特に夏期において、外
気温との大きな差によりケーシング6に露滴する
ことになり、したがつて、熱伝導の良好なブラケ
ツト4は運転により電動機2の温度が上昇するま
での間ケーシング6と同様に露滴することがあ
る。
気温との大きな差によりケーシング6に露滴する
ことになり、したがつて、熱伝導の良好なブラケ
ツト4は運転により電動機2の温度が上昇するま
での間ケーシング6と同様に露滴することがあ
る。
このため、アルミニウム合金は十分塗装するこ
とあるいはできるだけ耐食性に優れた材料にする
ことが好ましく、また万一露滴しても、この露滴
による水が電動機2のコイル12等の充電部分へ
流入しないよう構成することが必要がある。
とあるいはできるだけ耐食性に優れた材料にする
ことが好ましく、また万一露滴しても、この露滴
による水が電動機2のコイル12等の充電部分へ
流入しないよう構成することが必要がある。
また、ブラケツト4はケーシング6とフレーム
3とにそれぞれ十分な接触面積をもつて直結し、
熱伝導の障害を生じないように配慮する必要があ
り、この場合、アルミニウム合金は重量が小さい
ことから厚肉に形成して熱伝導を良好になしても
重量の増加の割合が少ないため、支障なく冷却効
果を増すことができる。
3とにそれぞれ十分な接触面積をもつて直結し、
熱伝導の障害を生じないように配慮する必要があ
り、この場合、アルミニウム合金は重量が小さい
ことから厚肉に形成して熱伝導を良好になしても
重量の増加の割合が少ないため、支障なく冷却効
果を増すことができる。
そして、このような冷却効果を有することから
電動機2の負荷を増加させることもでき、あるい
は同一負荷に対して電動機2を形成する積層鋼板
の積層量を減じたり、コイル12の線径を小さく
する等の小型化をなすこともできる。
電動機2の負荷を増加させることもでき、あるい
は同一負荷に対して電動機2を形成する積層鋼板
の積層量を減じたり、コイル12の線径を小さく
する等の小型化をなすこともできる。
以上説明の通り、本発明は水で十分に冷却され
ているケーシングを従来の鋳鉄等よりもはるかに
熱伝導の良好なアルミニウム合金等の熱良導体の
ブラケツトを介して電動機に直結することによ
り、電動機の冷却を効果的に行うようになしたも
のであり、ポンプの動力源である電動機をより小
型軽量かつ安価にすることができる。
ているケーシングを従来の鋳鉄等よりもはるかに
熱伝導の良好なアルミニウム合金等の熱良導体の
ブラケツトを介して電動機に直結することによ
り、電動機の冷却を効果的に行うようになしたも
のであり、ポンプの動力源である電動機をより小
型軽量かつ安価にすることができる。
第1図は本発明の一実施例を示した井戸ポンプ
の側面図であり、第2図は動力源の電動機部分の
要部縦断面図である。 2……電動機、3……フレーム、4,5……ブ
ラケツト、6……ケーシング、10……フアン。
の側面図であり、第2図は動力源の電動機部分の
要部縦断面図である。 2……電動機、3……フレーム、4,5……ブ
ラケツト、6……ケーシング、10……フアン。
Claims (1)
- 1 動力源の電動機に通気孔を形成すると共に回
転子にフアンを備え、このフアンにより前記電動
機の一方のブラケツトを介して外部冷却風を導入
し、このブラケツトをアルミニユーム等の熱良導
体で形成すると共に水が充満するケーシングに直
結したことを特徴とするポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6043877A JPS53146301A (en) | 1977-05-26 | 1977-05-26 | Pump |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6043877A JPS53146301A (en) | 1977-05-26 | 1977-05-26 | Pump |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53146301A JPS53146301A (en) | 1978-12-20 |
JPS6154956B2 true JPS6154956B2 (ja) | 1986-11-25 |
Family
ID=13142264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6043877A Granted JPS53146301A (en) | 1977-05-26 | 1977-05-26 | Pump |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS53146301A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4493061B2 (ja) * | 1999-04-22 | 2010-06-30 | 油研工業株式会社 | 電動機内蔵油圧ポンプ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5136007U (ja) * | 1974-09-11 | 1976-03-17 |
-
1977
- 1977-05-26 JP JP6043877A patent/JPS53146301A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53146301A (en) | 1978-12-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU750054B2 (en) | Performance regulating device for fluid machinery | |
KR970031168A (ko) | 전기레일카용 완전밀폐형 주전동기 | |
JP2001516663A (ja) | 船用のポッド電動駆動装置 | |
JPH07303352A (ja) | 車両用交流発電機 | |
JP2548124B2 (ja) | ヒ−トシンク装置 | |
US6568193B1 (en) | Method and apparatus for cooling an electric motor | |
JPS6154956B2 (ja) | ||
US2951634A (en) | Ventilating and supporting structure for motors of reversible fans | |
JPH11314257A (ja) | 射出成形機の油圧発生装置 | |
CN216131153U (zh) | 一种防冰冻卧式多级泵 | |
JP2000230494A (ja) | 温暖液体循環装置 | |
JPH1075583A (ja) | インバータ装置の冷却器 | |
JP2001103704A (ja) | 回転電機 | |
US2125138A (en) | Transformer cooling system | |
CN209877726U (zh) | 独立循环型风冷却器 | |
WO2020177415A1 (zh) | 电机组件和烤箱 | |
CN207896754U (zh) | 一种带有冷却装置的电机转子 | |
CN219101650U (zh) | 一种耐高温轴流风机 | |
CN221263578U (zh) | 一种变频器电机一体机 | |
CN214314874U (zh) | 一种液冷电机 | |
CN221408173U (zh) | 一种配电箱散热结构 | |
CN215601201U (zh) | 一种新型调压器 | |
CN221748082U (zh) | 一种带有高效散热结构的电动机 | |
US2518479A (en) | Dynamoelectric machine | |
CN214900545U (zh) | 一种带有水冷底座的防爆电机 |