JPS6154928B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6154928B2 JPS6154928B2 JP7728381A JP7728381A JPS6154928B2 JP S6154928 B2 JPS6154928 B2 JP S6154928B2 JP 7728381 A JP7728381 A JP 7728381A JP 7728381 A JP7728381 A JP 7728381A JP S6154928 B2 JPS6154928 B2 JP S6154928B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow path
- length
- helical
- inner cylinder
- sound wave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 15
- 230000003584 silencer Effects 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000001743 silencing effect Effects 0.000 description 2
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 2
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 201000010099 disease Diseases 0.000 description 1
- 208000037265 diseases, disorders, signs and symptoms Diseases 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N1/00—Silencing apparatus characterised by method of silencing
- F01N1/06—Silencing apparatus characterised by method of silencing by using interference effect
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、簡単かつ小型の装置で優れた消音効
果をもち、例えばプラント送風機用大型ダクト、
エンジン、圧縮機、ポンプ等の入口及び出口管路
等に適用されて好適な消音装置に関する。
果をもち、例えばプラント送風機用大型ダクト、
エンジン、圧縮機、ポンプ等の入口及び出口管路
等に適用されて好適な消音装置に関する。
第１図は消音対象である管路の途中に設けられ
た従来の拡張室型消音器の例である。消音効果は
管路の断面積の拡張比および消音の対象となる音
波の波長と拡張室長さの比によつて定まる。した
がつて、拡張室０３の入口、管路０１及び出口管
路０２の断面積が大きくなる程、また音波の波長
が長くなる程、大きな構造の拡張室が必要とな
り、多額の製作費、広い設置場所が必要となる欠
点がある。
た従来の拡張室型消音器の例である。消音効果は
管路の断面積の拡張比および消音の対象となる音
波の波長と拡張室長さの比によつて定まる。した
がつて、拡張室０３の入口、管路０１及び出口管
路０２の断面積が大きくなる程、また音波の波長
が長くなる程、大きな構造の拡張室が必要とな
り、多額の製作費、広い設置場所が必要となる欠
点がある。
また第２図は分岐点から合流点までの主流路０
１３の長さL1に対して消音の対象となる音波の
波長の1/2だけ長い長さL2をもつ管路０１４を付
加した干渉型消音装置、第３図は主流路０２３の
長さL3に対して消音の対象となる音波の波長の
1/4だけ長い長さをもつ管路０２４を付加した分
岐型消音装置の例であるが、いずれも管路増設が
必要であり、音波の波長が長くなると、増設管路
の長さを大にすることが必要となる欠点がある。
１３の長さL1に対して消音の対象となる音波の
波長の1/2だけ長い長さL2をもつ管路０１４を付
加した干渉型消音装置、第３図は主流路０２３の
長さL3に対して消音の対象となる音波の波長の
1/4だけ長い長さをもつ管路０２４を付加した分
岐型消音装置の例であるが、いずれも管路増設が
必要であり、音波の波長が長くなると、増設管路
の長さを大にすることが必要となる欠点がある。
なお第２図及び第３図において、０１１，０２
１は入口管路、０１２，２２は出口管路である。
１は入口管路、０１２，２２は出口管路である。
本発明は、管路に適用される従来の消音装置の
上記欠点を解消する目的で提案されたもので、管
状本体を内筒と外筒とで二重構造として管状本体
内流路を内筒内流路と内筒外流路とに分割し、内
筒と外筒との間に多重のラセン状仕切板を設けて
内筒外流路を複数のラセン状流路に分割し、少な
くとも１つのラセン状流路の途中を適宜長さに仕
切つたことを特長とする消音装置を提供する。
上記欠点を解消する目的で提案されたもので、管
状本体を内筒と外筒とで二重構造として管状本体
内流路を内筒内流路と内筒外流路とに分割し、内
筒と外筒との間に多重のラセン状仕切板を設けて
内筒外流路を複数のラセン状流路に分割し、少な
くとも１つのラセン状流路の途中を適宜長さに仕
切つたことを特長とする消音装置を提供する。
本発明装置においては、二重構造とした管状本
体の内筒と外筒との間にラセン状仕切板を設けて
ラセン状流路を構成し、ラセン状流路の長さを音
波の伝播経路として有効に利用し、管状本体出口
側から出てくる音波の位相をずらすことにより消
音効果を向上させるようにしたものである。すな
わち、波長の長い音波に対しては、内筒と外筒と
の間に内筒外面周方向への旋回の回数を増すよう
ラセン状仕切板を設けることにより、音波の伝播
経路長さを増すことができて、管状本体の軸方向
長さを増す必要がなく、また新しい管路の増設お
よび拡張室も不必要であり、消音装置の全体構造
を小さい空間にまとめることができる。
体の内筒と外筒との間にラセン状仕切板を設けて
ラセン状流路を構成し、ラセン状流路の長さを音
波の伝播経路として有効に利用し、管状本体出口
側から出てくる音波の位相をずらすことにより消
音効果を向上させるようにしたものである。すな
わち、波長の長い音波に対しては、内筒と外筒と
の間に内筒外面周方向への旋回の回数を増すよう
ラセン状仕切板を設けることにより、音波の伝播
経路長さを増すことができて、管状本体の軸方向
長さを増す必要がなく、また新しい管路の増設お
よび拡張室も不必要であり、消音装置の全体構造
を小さい空間にまとめることができる。
さらに、内筒と外筒との間に多重のラセン状仕
切板を設けて、少なくとも一部のラセン状流路を
適宜長さに仕切つたことにより、消音可能な波長
の音波の数を増加させることができる。
切板を設けて、少なくとも一部のラセン状流路を
適宜長さに仕切つたことにより、消音可能な波長
の音波の数を増加させることができる。
次に本発明装置の一実施例を図面に基いて説明
する。
する。
第４図は本実施例の装置を示し、図において、
３は両端が入口側管路１及び出口側管路２に接続
された外筒で、外筒３の内側には内筒４が挿入さ
れている。外筒３と内筒４との間の空間には二重
のラセン状に仕切つた仕切板５が設けられ、内筒
４及び外筒３間の流路を２つのラセン流路６及び
７に分割している。さらに一方のラセン流路７は
仕切板８によつて途中で仕切られている。
３は両端が入口側管路１及び出口側管路２に接続
された外筒で、外筒３の内側には内筒４が挿入さ
れている。外筒３と内筒４との間の空間には二重
のラセン状に仕切つた仕切板５が設けられ、内筒
４及び外筒３間の流路を２つのラセン流路６及び
７に分割している。さらに一方のラセン流路７は
仕切板８によつて途中で仕切られている。
なお、本装置では、外筒３及び内筒４の断面形
状は円形であるが、特に円形断面である必要はな
く、任意の断面形状でよい。
状は円形であるが、特に円形断面である必要はな
く、任意の断面形状でよい。
このような装置において、入口側既設管路１内
を流れる流体１０は、本装置内で内筒内流路９と
内筒外流路６に分割され、出口側で再び合流して
出口側既設管路２に流出していく。第４図の矢印
は流れの状況を示す。
を流れる流体１０は、本装置内で内筒内流路９と
内筒外流路６に分割され、出口側で再び合流して
出口側既設管路２に流出していく。第４図の矢印
は流れの状況を示す。
入口側既設管路１を伝播してきた音波は、本装
置内の内筒内流路９を伝播する音波とラセン流路
６を伝播する音波とに分けられる。内筒内流路９
とラセン流路６とは入口から出口に至る長さが異
なるため、入口分岐点で同相であつても流路９を
経由した音波と流路６を経由した音波とは出口合
流点では一般に位相が異つてくる。
置内の内筒内流路９を伝播する音波とラセン流路
６を伝播する音波とに分けられる。内筒内流路９
とラセン流路６とは入口から出口に至る長さが異
なるため、入口分岐点で同相であつても流路９を
経由した音波と流路６を経由した音波とは出口合
流点では一般に位相が異つてくる。
したがつて、流路９と流路６との長さの差によ
つて定まる周波数成分の音波は相互干渉によつて
合流点で消去されるので、その成分の音波の出口
側既設管路２への伝播を防止する作用を生じる。
つて定まる周波数成分の音波は相互干渉によつて
合流点で消去されるので、その成分の音波の出口
側既設管路２への伝播を防止する作用を生じる。
消去される音波の波長と流路９及び流路６の長
さの差との関係を式(1)に示す。
さの差との関係を式(1)に示す。
λｎ＝２／２ｎ−１・△Ｌ ……(1)
但し
λｎ：消去される音波の波長
△Ｌ：流路９の長さと流路６の長さとの差
ｎ：整数（＝1.2.3.……）
また、ｎ＝１とおいて式(1)を整理すると式(2)を
得る。
得る。
△Ｌ＝１／２λ ……(2)
式(2)から判るように、消音したい音波の波長が
長い場合には長い△Ｌを必要とする。本装置で
は、内筒４の外周に沿つてら線状に流路６を配置
するので、入口から出口に至る流路６のら線状の
旋回回数をラセン状仕切板５の設計時に変更する
だけで、装置全体の軸方向長さを変更することな
しに△Ｌを調整することが可能であり、装置全体
の大きさを小形にすることができる。
長い場合には長い△Ｌを必要とする。本装置で
は、内筒４の外周に沿つてら線状に流路６を配置
するので、入口から出口に至る流路６のら線状の
旋回回数をラセン状仕切板５の設計時に変更する
だけで、装置全体の軸方向長さを変更することな
しに△Ｌを調整することが可能であり、装置全体
の大きさを小形にすることができる。
他方、ラセン流路７を遮断する仕切板８によつ
て、消去される音波の波長と入口側および出口側
までの長さの関係は次式で示される。
て、消去される音波の波長と入口側および出口側
までの長さの関係は次式で示される。
λｎ＝４／２ｎ−１・Ｌ ……(3)
但し
λｎ：消去される音波の波長
ｎ：整数（＝1.2.3……）
Ｌ：仕切板８から入口側または出口側までの流
路の長さ また、ｎ＝１とおくと、式(4)を得る。
路の長さ また、ｎ＝１とおくと、式(4)を得る。
λ＝4L ……(4)
従つて、一方のラセン流路７に仕切板８を設け
ることにより、ラセン流路６によつてある波長の
音波を消音する以外に、さらに２種類の異なる波
長の音波を同時に消音できる効果がある。
ることにより、ラセン流路６によつてある波長の
音波を消音する以外に、さらに２種類の異なる波
長の音波を同時に消音できる効果がある。
なお、本実施例では、内筒と外筒との間の空間
に２重のラセン状仕切板を設けて２つのラセン状
流路に分割したが、本発明ではラセン状仕切板の
数を２重に限定する必要はない。
に２重のラセン状仕切板を設けて２つのラセン状
流路に分割したが、本発明ではラセン状仕切板の
数を２重に限定する必要はない。
以上のように、本発明装置は、新しい管路の増
設拡張室の設置及び管路長さの増加等を必要とす
ることなく、簡単な構造の装置で極めて優れた消
音効果を奏し得るものであり、例えば、ブラント
送風機用大型ダクト、エンジン、圧縮機、ポンプ
等の入口及び出口管路等に適用されて好適であ
る。
設拡張室の設置及び管路長さの増加等を必要とす
ることなく、簡単な構造の装置で極めて優れた消
音効果を奏し得るものであり、例えば、ブラント
送風機用大型ダクト、エンジン、圧縮機、ポンプ
等の入口及び出口管路等に適用されて好適であ
る。
第１図、第２図及び第３図はそれぞれ従来の消
音装置を示す縦断面図、第４図は本発明装置の一
実施例を示す縦断面図である。 ３……外筒、４……内筒、５……ラセン状仕切
板、６，７……ラセン状流路、８……仕切板。
音装置を示す縦断面図、第４図は本発明装置の一
実施例を示す縦断面図である。 ３……外筒、４……内筒、５……ラセン状仕切
板、６，７……ラセン状流路、８……仕切板。
Claims (1)
- １ 管状本体を内筒と外筒とで二重構造として管
状本体内流路を内筒内流路と内筒外流器とに分割
し、内筒と外筒との間に多重のラセン状仕切板を
設けて内筒外流路を複数のラセン状流路に分割
し、少なくとも１つのラセン状流路の途中を適宜
長さに仕切つたことを特徴とする消音装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7728381A JPS57191409A (en) | 1981-05-21 | 1981-05-21 | Silencer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7728381A JPS57191409A (en) | 1981-05-21 | 1981-05-21 | Silencer |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57191409A JPS57191409A (en) | 1982-11-25 |
| JPS6154928B2 true JPS6154928B2 (ja) | 1986-11-25 |
Family
ID=13629533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7728381A Granted JPS57191409A (en) | 1981-05-21 | 1981-05-21 | Silencer |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57191409A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007114383A1 (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-11 | Bridgestone Corporation | 空気入りタイヤ |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS606808U (ja) * | 1983-06-28 | 1985-01-18 | スズキ株式会社 | 内燃機関のマフラ |
| US6796859B1 (en) * | 2000-11-16 | 2004-09-28 | Bombardier Recreational Products Inc. | Air intake silencer |
| JP2008050989A (ja) * | 2006-08-24 | 2008-03-06 | Denso Corp | 消音器 |
| MX2021001366A (es) | 2018-08-03 | 2021-06-23 | Univ Boston | Silenciador de sonido selectivo transparente al aire utilizando un metamaterial ultra-abierto. |
-
1981
- 1981-05-21 JP JP7728381A patent/JPS57191409A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007114383A1 (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-11 | Bridgestone Corporation | 空気入りタイヤ |
| JP5364369B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2013-12-11 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57191409A (en) | 1982-11-25 |
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