JPS6153891A - 色信号処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビデオテープレコーダに用いることができる色
信号再生装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 近年、ビデオテープレコーダなどの信号処理をディジタ
ル的に行なう検討がなされている。

以下第１図を参照しながら従来の色信号再生装置につい
て説明する。第１図において１は低域変換色信号ａが入
力される入力端子、２はテレビジョン用の色副搬送周波
数ｆｓｃＣＮＴＳＯ方式では３・６８石）に戻された搬
送色信号の出力端子であ３べ−７ る。まず端子３には低域変換色信号ａと同様な周波数ｆ
。の低域搬送波Ｃが入力され基準発振器４からの周波数
ｆｓｏの基準搬送波ｄと上記信号Ｃとを周波数変換器５
で乗算し周波数がｆ。＋ｆ８Ｃなる信号ｅを作成し、前
記信号ｅと低域変換色信号ａとを周波数変換器６で乗算
し、低域変換色信号の搬送周波数をｆ。＋ｆｓａ　　ｆ
ｃ　＝ｆｓｃに変換する。このとき周波数変換器６の出
力信号ｆは隣接トラックの影響によるクロストーク成分
を含んでいるので１Ｈ遅延線７より出力される１水平走
査期間（以下１Ｈという）前の信号ｇと前記信号ｆを加
算器８で加算してクロストーク成分を除去している。さ
て加算器８の出力信号りのバーストレベルは記録時にバ
ーストのＳ／Ｎ向上のため６ｄＢ　アップされているた
めパース）　ｅ　ｄＢダウン回路でバーストレベルがｅ
ｄＢダウンされる。このとき端子９はパーストゲート区
間であることを示すパーストゲートパルス（以下ＢＧＰ
と記す）ｉを入力する。以上によりパース）６ｄＢ　ダ
ウン回路１゜の出力信号は最終の搬送色信号すとなる。

しかしながら、上記のような構成においてはパース）　
６　ｄＢ　ダウン回路がアナログ回路で構成されている
ため、温度変動や素子のバラツキによりバーストレベル
のダウン量が変動するという欠点や、バースト区間のみ
を６ｄＢダウンするためバースト信号とクロマ信号の通
過回路が異なるため、バースト信号とクロマ信号の位相
ズレを生じるという欠点を有していた。搬送色信号のバ
ースト信号は色信号をテレビジョンで復調する場合の基
準レベルと基準位相を示しているので、バースト６ｄＢ
　ダウン回路におけるバーストレベルの変動や位相ズレ
はテレビジョンで復調した際に色の飽和度や色相の変動
を起こすという問題点を有していた。

発明の目的 本発明の目的は温度変動や素子のバラツキによるバース
トレベルの変動やバースト信号とクロマ信号の位相ズレ
を防止し、かつ色の飽和度を変化させる機能と補色を出
す機能を具備する色信号処理装置を提供することである
。

６ベーノ 発明の構成 本発明の色信号処理装置はディジタル化されだ色信号の
バースト期間の信号を処理するバースト処理回路と、前
記バースト処理回路をコントロールする制御回路を具備
し、前記ディジタル化された色信号のバースト信号を前
記制御回路に応じてディジタル的に制御するものであり
、これにより温度変動や素子のバラツキによるバースト
レベルの変動やバースト信号とクロマ信号の位相ズレを
防止し、かつ色の飽和度を変化させる機能と補色を出す
機能を実現するものである。

実施例の説明 以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明
する。

第２図は本発明の一実施例における色信号再生装置のブ
ロック図を示すものであり、１１は低域変換色信号ｊが
入力される入力端子である。端子１３には低域変換搬送
周波数ｆ０　　の４倍のクロックｋが入力され、ム／Ｄ
変換器１４では端子１１より入力された低域変換色信号
をり０７りｋでサ　。

６ベーノ ンブリングし、デコーダ１６では」二記すンプリングさ
れたデータ４をクロックにのタイミングで２つの色差信
号データｍ、ｎに復調する。色差信号データｍ、ｎは隣
接トランクからのクロストーク成分を含んでいるので１
Ｈ前のデータＯ１ｐを１Ｈメモリ１６１Ｌ、１６ｂより
出力し、データｍ。

ｎとデータｏ、ｐを加算器１７１Ｌ、１７ｂでそれぞれ
加算することにより隣接トラックからのクロストーク成
分を除去した２つの色差信号データｑ。

ｒを作り出している。色副搬送周波数ｆｓＱの４倍のク
ロックＳが基準信号発生器ｘｃｏ　１９より出力され、
２つの色差信号ｑ＋　ｒはエンコーダ１８においてクロ
ックＳのタイミングで変調し、変調されたデータｔを出
力する。前記データｔを本発明のバースト処理回路２０
に入力する。バースト処理回路２０は乗算器で構成され
、前記データｔと制御回路２５から出力される制御値を
乗算し、制御されたデータＵを出力する。点線で示され
た制御回路２６は制御値を選択するためのスイッチ２１
１Ｌ　〜２１６．制御値２２！Ｌ　〜２２６．インバ−
タ素子２３ａ〜２３ｃ１アンド素子２４ａ〜２４ｅで構
成され、端子２７ａ、２７ｂ、２７ｃに入力されるコン
トロール信号により出力する制御値を切り換えている。

端子２了ａにはバースト期間Ｈｉ　レベルとなりその他
の期間ではＬｏ　レベルとなるコントロール信号を入力
し、端子２７ｂには制御値の符号が正に選択される場合
はＨｉ　レベルとなるコントロール信号を入力し、端子
２７０には制御値の絶対値が１／２に選択される場合は
Ｈｉレベルとなり２／３に選択する場合はＬｏ　レベル
となるコントロール信号が入力される。第１表に端子２
７ａ、２７ｂ、２７０に入力されるコントロール信号の
レベルと出力される制御値の関係を示した。

（以下余　白） 第１表 第１表に示しているように、端子２７＆に入力されるコ
ントロール信号がＬＯレベルの場合には制御値が１に選
択される。すなわちバースト期間以外はクロマ信号のデ
ータがその！ま出力される。

端子２Ｔ＆、２７ｂ、２７０に入力されるコントロール
信号がすべてＨｉ　レベルの場合には、出力される制御
値は１／２となり、バースト６ｄＢダウンを行なうこと
になる。端子２７ｂに入力されるコントロール信号がＬ
Ｏレベルの場合にはバー９べ−１７ スト期間で出力される制御値が負数となるのでバースト
信号の位相が反転し本来の色の補色を出すことになる。

すなわち端子２７ｂには補色にするか本来の色にするか
のコントロール信号が入力される。端子２７０に入力さ
れるコントロール信号がＬＯレベルの場合には出方され
る制御値が２／３となり本来の１／２のより大きいので
相対的にクロマ成分が小さくなるので飽和度が低くなる
。すなわち端子２５０には色の飽和度を変化させるコン
トロール信号が入力される。１点鎖線で囲まれた２６は
読出し専用メモリ（以下、ＲＯＭと記す）で構成され、
バースト処理回路２ｏと制御回路２５の機能を有してい
る。２０の出力信号ＵはＤ／ム変換器２８でアナログ信
号Ｖにされ、端子１２よリテレビジョン用の色副搬送周
波数ｆ８ｃに戻された搬送色信号が出力される。

以上のように本実施例によれば、ディジタル化された色
信号のバースト信号をディジタル的に処理することによ
り温度変動や素子のバラツキによるバーストレベルの変
動やバースト信号トクロマ１　ｏバー。

信号の位相ズレを防止し、かつ色の飽和度を変化させる
機能と補色を出す機能を容易に実現している。

発明の効果 以」二の説明から明らかなように、本発明はディジタル
化された色信号のバースト期間の信号を処理するバース
ト処理回路と、前記バースト処理回路をコントロールす
る制御回路を具備し、前記ディジタル化された色信号の
バースト信号を前記制御回路に応じてディジタル的に所
望の形に制御するように構成しているので温度変動や素
子のバラツキによるバーストレベルの変動やバースト信
号とクロマ信号の位相ズレを防止するという優れた効果
が得られる。

なおバースト処理回路および制御回路を読出し専用メモ
リで構成した場合、前記読出し専用メモリのアドレスは
ディジタル化された色信号の入力端子とコントロール信
号を入力するコントロール端子に接続され、前記コント
ロール信号を切り換えることにより出力を制御するよう
にすれば、制１１ベー。

御値を自由に設定でき、かつ簡単な回路構成にて制御値
を切り換えることができるという効果が得られる。

また制御回路はバースト信号の振幅を１／２に制御する
ように構成すれば、パース）　６　ｄＢダウンの機能を
ディジタル的に実現できるという効果が得られる。また
制御回路はバースト信号の振幅を１／２以外に制御する
ように構成すれば、本来の色から色の飽和度を変化させ
た包金表示できるという効果が得られる。さらに制御回
路はバースト信号の位相を反転するように制御すれば、
本来の色の補色全表示できるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の色信号処理装置のブロック図、第２図は
本発明の一実施例における色信号処理装置のブロック図
である。 １１・・・・・・入力端子、１２・・・・・・出力端子
、１３・・・・・・端子、１４・・・・・・Ａ／Ｄ変換
器、１５・・・・・・デコ・−ダ、１６Ｊ　　１６ｂ・
−・−・・Ｉ　Ｈメモリ、１７乙。 １７ｂ・・・・・・加算器、１８・・・・・・エンコー
ダ、１９・・・・・・基準信号発生器、２０・・・・・
・バースト処理回路（乗算器）、２１１Ｌ、２１　ｂ、
２１０．２１　（１゜２１ｅ・・・・・・スイッチ、２
２ａ、２２ｂ、２２ｃ。 ２２　ｄ　、　２２　ｆ３−−・−・・制御値、２３１
Ｌ、２３ｂ。 ２３Ｃ・・・・・・インバータ素子、２４１Ｌ、２４ｂ
。 ２４０．２４（１・・・・・・アンド素子、２６・・・
・・・制御回路、２６・・・・・・読出し専用メモリ、
２７ａ、２７ｂ。 ２７Ｃ・・・・・・端子、２８・・・・・・Ｄ／ム変換
器。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）ディジタル化された色信号のバースト期間の信号
   を処理するバースト処理回路と、前記バースト処理回路
   をコントロールする制御回路を具備し、前記ディジタル
   化された色信号のバースト信号を前記制御回路に応じて
   ディジタル的に所望の制御を行うことを特徴とする色信
   号処理装置。
2. （２）バースト処理回路および制御回路は読出し専用メ
   モリで構成し、前記読出し専用メモリのアドレスはディ
   ジタル化された色信号の入力端子とコントロール信号を
   入力するコントロール端子に接続され、前記コントロー
   ル信号を切り換えることにより出力を制御することを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の色信号処理装置。
3. （３）制御回路はバースト信号の振幅を１／２に制御す
   るように構成したことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載の色信号処理装置。
4. （４）制御回路はバースト信号の振幅を１／２以下に制
   御するように構成して色の飽和度を変化させることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の色信号処理装置。
5. （５）制御回路はバースト信号の位相を反転させるよう
   に構成して補色を表示することを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の色信号処理装置。