JPS6153375A - 澱粉のりの製法 - Google Patents

澱粉のりの製法

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Publication number
JPS6153375A
JPS6153375A JP17440384A JP17440384A JPS6153375A JP S6153375 A JPS6153375 A JP S6153375A JP 17440384 A JP17440384 A JP 17440384A JP 17440384 A JP17440384 A JP 17440384A JP S6153375 A JPS6153375 A JP S6153375A
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JP
Japan
Prior art keywords
starch
formalin
sulfite
starch paste
ammonium salt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17440384A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Maeda
正義 前田
Hiroshi Ichikawa
市川 弘志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOSHIKA KORYO KK
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
OOSHIKA KORYO KK
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Publication date
Application filed by OOSHIKA KORYO KK, Mitsubishi Gas Chemical Co Inc filed Critical OOSHIKA KORYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 臭の澱粉のりの製造法に関するものである。
〔従来の技術〕
澱粉を糊化した所謂澱粉のりは古くから紙や春用に多用
されてきた。近年に至りホルマリンを使用した澱粉の糊
化法が発達し、ホルマリンの安価にしてその優れた瑚化
剤としての性能は池の代替を許さず長らくその地位を保
ってきた。
一方、建築内装様式の近代化に伴い、澱粉のりも壁紙施
工用に使用されるようになった。
それに伴って壁紙接着用に用いられた澱粉のりから放出
されるホルムアルデヒド臭が社会問題として浮上し、1
978年にはJIS(日木工案規格)A6922に放出
ホルムアルデヒド5 ppm以下と云う制約が課せられ
るに至った。
澱粉のりより放出されるホルムアルデヒド量をJISで
規定された5 ppm以下に保つためには、通常は、使
用するホルマリン量を大巾に低下させなければならない
とされている。すなわち、従来よりホルマリンの使用量
は1〜496/のり全体であったものが、0.2%以下
にしなければ放出されるホルムアルデヒド量の点でJI
Sに合格することが出来なくなった。
このようにホルマリンの使用量を大巾Cζ減らすと接着
性、老化性等の性能の良い澱粉のりが出来ないためその
性能低下を補うべくたとえばエステル化澱粉およびエー
テル化澱粉などの化工澱粉を併用する方策がとられてき
た。
しかしながら、これら化工澱粉の併用はコスト上昇を招
くと同時に性能的にも水希駅性の低下、外観透明性が悪
くなる等一部問題を残しているのが現状である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
かも性能がすぐれた澱粉のりは得られなかった。
ニウム塩とアルカリ金属の亜硫酸塩とを併用してホルマ
リンを除去して実質的に無臭の澱粉のりを得ることを4
?徴とする澱粉のりの製法である。
本発明において澱粉の糊化それ自体は通常の方法である
すなわち、主成分である・澱粉としては通常は小麦澱粉
が使用゛さね、その使用量は用途により異なるが、14
〜2296/のり全体であり、例えば壁装用18〜22
96、洗油用14〜1696、繊維工業用20〜229
6および事務用20〜2296とされる。な右「のり全
体」とは澱粉、水、ホルマリンおよびその他の糊化剤な
らびに添加剤ならびに強酸のアンモニウム塩およびアル
カリ金属の亜硫酸塩の6金の和として定義される(以下
同様)。
所望により小麦澱粉以外の澱粉、たとえばタピオカ澱粉
およびコーンスターチを併用Tることもできる。
ホルマリンとしてはホルムアルデヒド水溶液であれば如
何なるホルムアルデヒド濃度のものでも使用できるが、
通常は一般に市販されている37〜4096ホルマリン
が使われる。その使用量はホルムアルデヒド濃度および
用途などにより異なるが、通常はたとえば37〜409
6ホルマリンを使用したときには1〜496/のり全体
(ホルムアルデヒドとして0.37〜1.696)であ
る。
澱粉、水およびホルマリンを混合して、澱粉の水分散液
が得られる。さらに所望により、通常の澱粉のりに含有
されている各種添加剤−たとえば、防腐剤、防黴剤およ
び安定剤などを添加してもよい。
澱粉を糊化させるには、この澱粉の水分散液を加熱して
糊化させる所謂煮き糊と、澱粉の水分散液に苛性ソーダ
等の糊化剤を添加して常温で糊化させるアパラジン(冷
糊法)とがある。
この澱粉のりの製造工程において強酸のアンモニウム塩
とアルカリ金属の亜硫酸塩とが併用される。
強酸のアンモニウム塩(以下、単にアンモニウム塩と略
すこともある)の代表例としては塩化アンモニウム、硫
酸アンモニウム、硝酸アンモニウムおよびリン酸アンモ
ニウム類等であるが、これらに限定されない。その使用
量は使用したホルマリン中のホルムアルデヒド(以下、
単に使用ホルムアルデヒドと記すこともある)1モルに
対し、0.4モル以上であればよい。
上限には特に制約はないが、多く使用しても多くしたこ
とによる効果はなく・また不経済でもあるので、好まし
くは使用ホルムアルデヒド1モルに対し1.5モルとさ
れる。
アンモニウム塩の使用量が使用ホルムアルデヒド1モル
に対し0.4モル未満のときにはホルマリン臭が残る。
アルカリ金属の亜硫酸塩(以下、亜硫酸塩と記すことも
ある)の代表例としては亜硫酸ナトリウムセよび亜硫酸
カリなどであるが、これらに限定されない。就中、亜硫
酸ナトリウムが好ましい。亜硫酸塩の使用量は使用ホル
ムアルデヒド1モルに対して通常は0.3〜0.7モル
好ましくは0.4〜0.6モルとされる。0゜7モルよ
り多いと澱粉のりの性能が低下し、0゜6モル未満では
併用するアンモニウム塩が有効に働かずホルマリン臭が
残存する。
アンモニウム塩および亜硫酸塩の添加時期は麦澱粉を水
に加えてかくはんしつ\分散させながら、これにホルマ
リン、所望により防腐剤、防黴剤および安定剤などの添
加剤を添加して澱粉の水分散液を得る。この澱粉の水分
散液を急速に加熱し、澱粉の水分散液の温度が約70℃
1こ達したときにこれにアンモニウム塩と亜硫酸塩水溶
液とを添加し、充分にかくはんした後、別の容器に取出
し、−昼夜エージングを打なう。
その後、室温でさらにかくはんして製品とする。
なお、アンモニウム塩は加熱前の澱粉の水分散液に予め
添加するCともできる。
散液を得る。たりし、ホルマリンの使用量は「煮き糊」
におけるホルマリンの使用量よりも僅かに少な目でもよ
い。この澱粉の水分散液をたとえばニーグーのような粘
稠性物質の混練に適した温合機に移し、苛性ソーダ水溶
液を添加し室温で混練したのち、希鉱酸でpH==7〜
7゜5に中和する。ついでこれにアンモニウム塩と亜硫
酸塩水溶液とを添加してさらに混線を続けたのち、製品
とする。
〔実施例〕
実施例により、本発明をさらに具体的に説明する。なお
、各実施例において「部」は「Mfl:部」を示す。
実施例 1 加熱かくはん缶に水 61.4部、乾燥小麦澱粉 21
部(水分1596)、3796ホルマリン 2部、ホク
バリンE−400(北興化学製防腐防黴剤) 0.1部
を仕込み、室温にて約20分間かくはんし、澱粉の水分
散液を得た。
次にこの澱粉の水分散液を急速に加熱し約70℃で3分
間かくはんしたffl、2596塩化アンモニウム水溶
液 4.8部と1396亜硫酸ソーダ溶液 10.8部
とを添加し、均一に混合した。内容物を直ちに池の容器
に取出し、室温で物をかきまぜた後製品と井。
製品の性状は透明感のある粘稠性の良い糊であり、JI
S A  6922壁紙施工用でん粉系接着剤に準じて
分析した結果は以下の通りであった。
不揮発分 20.596  pH6,2放出ホルムアル
デヒド 3.0ppn  カビ抵抗性 合格耐寒性  
合格 熱前の澱粉の水分散液に添加し、糊化後に添加しなかっ
た以外は実施例1と同様に操作して無臭澱粉のりを作っ
た。
得られた糊の性状及び分析値は実施例1と全く同様であ
った。
した以外は実施例1と同作にして無臭澱粉Oりを作った
糊の分析値は放出ホルムアルデヒドが5・7ppmであ
った以外は実施例1と同じ結果であった。
実施例 4 かくはん槽に水 240部、乾燥小麦澱粉100部(水
分15%)、3796ホルマリン5部、ホクバリンE−
400(北興化学製、防腐防黴剤) 0.2部を仕込み
、室温にて約30分かくはんし、澱・粉の水分散液を得
た。
次にこの内容物をニーグーに移し、2696苛性ソーダ
水溶液 27部を加え、室温で約1時部、10%亜硫酸
ソーダ水溶液 39部を添加し、均一にかくはんした後
、製品とした。
製品の性状は次の通りであった。
不揮発分 22.196  p)(=7.2放出ホルム
アルデヒド 2.9ppm   力に抵抗性 合格耐寒
性 合格 無臭で且つ性能の良い澱粉のりが容易に得られる。
この効果はアンモニウム塩と亜硫酸塩とを併用すること
によりはじめて奏される効果であって、アンモニウム塩
のみを単独で使用してもまた亜硫酸塩のみを単独で使用
してもこのような効果は得られない。
すなわち、アンモニウム塩のみを単独使用しい〇 一方、M職層塩のみを単独使用したときには、放出ホル
ムアルデヒド 5 ppm 以下lこなるまで亜硫酸塩
を添加すると澱粉のりの性能が低下する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ホルマリンを含有する澱粉の水分散液を使用する澱粉の
    りの製法において、強酸のアンモニウム塩とアルカリ金
    属の亜硫酸塩とを併用してホルマリンを除去して実質的
    に無臭の澱粉のりを得ることを特徴とする澱粉のりの製
    法。
JP17440384A 1984-08-22 1984-08-22 澱粉のりの製法 Pending JPS6153375A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17440384A JPS6153375A (ja) 1984-08-22 1984-08-22 澱粉のりの製法

Applications Claiming Priority (1)

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JP17440384A JPS6153375A (ja) 1984-08-22 1984-08-22 澱粉のりの製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6153375A true JPS6153375A (ja) 1986-03-17

Family

ID=15977953

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17440384A Pending JPS6153375A (ja) 1984-08-22 1984-08-22 澱粉のりの製法

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JP (1) JPS6153375A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5264179A (en) * 1989-12-20 1993-11-23 Kurita Water Industries Ltd. Method of removing dissolved oxygen in a boiler water system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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