JPS6153302A - アルケニル芳香族化合物を重合含有する安定な重合体水性分散液の戦法 - Google Patents
アルケニル芳香族化合物を重合含有する安定な重合体水性分散液の戦法Info
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- JPS6153302A JPS6153302A JP60139241A JP13924185A JPS6153302A JP S6153302 A JPS6153302 A JP S6153302A JP 60139241 A JP60139241 A JP 60139241A JP 13924185 A JP13924185 A JP 13924185A JP S6153302 A JPS6153302 A JP S6153302A
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- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F212/00—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an aromatic carbocyclic ring
- C08F212/02—Monomers containing only one unsaturated aliphatic radical
- C08F212/04—Monomers containing only one unsaturated aliphatic radical containing one ring
- C08F212/06—Hydrocarbons
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- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
例えばスチロール及びアクリル酸エステル又はブタンジ
エンを基礎とする安定な水性分散液を製造するためには
、重合開始剤及び乳化剤ならびに所望により重゛合調節
剤を用いて共重合物の基となるモノマーを、既知のよう
に水性エマルジョン中で重合させる。重合に際して生ず
る重合物粒子を水性媒質中に分散させておくためモノマ
ーに対し約2〜5重量%の乳化剤が必要である。重合体
水性分散液の比較的高い乳化剤含量は、分散液の表面張
力を低下し、加工に際して分散液が多少と°も強く発泡
することに対する原因となる。この種の分散液を紙塗被
料における結合剤として用いると、その乳化剤含量は結
合剤の結合力及びこの紙塗被料により塗被された紙の耐
水性を低下させる。
エンを基礎とする安定な水性分散液を製造するためには
、重合開始剤及び乳化剤ならびに所望により重゛合調節
剤を用いて共重合物の基となるモノマーを、既知のよう
に水性エマルジョン中で重合させる。重合に際して生ず
る重合物粒子を水性媒質中に分散させておくためモノマ
ーに対し約2〜5重量%の乳化剤が必要である。重合体
水性分散液の比較的高い乳化剤含量は、分散液の表面張
力を低下し、加工に際して分散液が多少と°も強く発泡
することに対する原因となる。この種の分散液を紙塗被
料における結合剤として用いると、その乳化剤含量は結
合剤の結合力及びこの紙塗被料により塗被された紙の耐
水性を低下させる。
そのほか、乳化剤の不在下に又は少量の乳化剤の存在下
に重合体分散液を製造することも知られている。しかし
乳化剤不含の又は乳化剤の少ない重合体分散液を製造す
るに際しては、高い乳化剤含量を有する分散液を製造す
る場合よりも多量の凝固物が得られる。
に重合体分散液を製造することも知られている。しかし
乳化剤不含の又は乳化剤の少ない重合体分散液を製造す
るに際しては、高い乳化剤含量を有する分散液を製造す
る場合よりも多量の凝固物が得られる。
本発明の課題は、加工に際してわずかしか発泡しない乳
化剤の少ない又は乳化剤不含の安定なエマルジョンを提
供することである。さらに本発明の課題は、分散液の製
造の際の凝固物の生成を、既知方法に比し低減させるこ
とである。
化剤の少ない又は乳化剤不含の安定なエマルジョンを提
供することである。さらに本発明の課題は、分散液の製
造の際の凝固物の生成を、既知方法に比し低減させるこ
とである。
そのほか例えば紙塗被料における結合剤として用いる場
合に、それを用いて塗被しだ紙の耐水性を既知結合剤に
比して高め5る分散液を提供すべきである。
合に、それを用いて塗被しだ紙の耐水性を既知結合剤に
比して高め5る分散液を提供すべきである。
この課題は本発明により、後記のモノマーに対し012
〜2重量%のホルムアルデヒドの存在下に7以下のpH
価で重合を行うとき、(a)アルケニル芳香族化合物2
重量%以上(b)エチレン性不飽和のC5〜C3−カル
ボン酸及び/又はエチレン性不飽和の03〜C5−カル
ボン酸のアミド及び/又はニトリル及び/又はスルホン
酸基含有エチレン性不飽和上ツマ−0゜5〜10重量%
、及び所望により (Clアクリル酸エステル、メタクリル酸エステル及び
/又はブタジェン を含有するモノマー混合物を、重合開始剤ならびにモノ
マーに対し0〜0.6重量%の乳化剤及び所望により重
合調節剤の存在下に水性エマルジョン中で共重合させる
ことKよる、アルケニル芳香族化合物を重合含有する安
定な重合体水性分散液の製法によって、解決された。
〜2重量%のホルムアルデヒドの存在下に7以下のpH
価で重合を行うとき、(a)アルケニル芳香族化合物2
重量%以上(b)エチレン性不飽和のC5〜C3−カル
ボン酸及び/又はエチレン性不飽和の03〜C5−カル
ボン酸のアミド及び/又はニトリル及び/又はスルホン
酸基含有エチレン性不飽和上ツマ−0゜5〜10重量%
、及び所望により (Clアクリル酸エステル、メタクリル酸エステル及び
/又はブタジェン を含有するモノマー混合物を、重合開始剤ならびにモノ
マーに対し0〜0.6重量%の乳化剤及び所望により重
合調節剤の存在下に水性エマルジョン中で共重合させる
ことKよる、アルケニル芳香族化合物を重合含有する安
定な重合体水性分散液の製法によって、解決された。
(C1群のモノマーとしては、例えば次式(式中RはH
又はCH,、R1及びR2はH,CH8、C,H,又は
C3H丁である)で表わされるアルケニル芳香族化合物
が用いられる。好ましくはこのモノマ一群からはスチロ
ールが用いられる。これらモノマー(a)は、モノマー
混合物中少なくとも2%含有される。その分量は99重
量%までであってよく、好ましくは20〜70重量%の
範囲にある。
又はCH,、R1及びR2はH,CH8、C,H,又は
C3H丁である)で表わされるアルケニル芳香族化合物
が用いられる。好ましくはこのモノマ一群からはスチロ
ールが用いられる。これらモノマー(a)は、モノマー
混合物中少なくとも2%含有される。その分量は99重
量%までであってよく、好ましくは20〜70重量%の
範囲にある。
(bl群のモノマーは、エチレン性不飽和の03〜C6
−カルボン酸及び/又はそのアミド及び/又はニトリル
及び/又はスルホン酸基含有エチレン性不飽和モノマー
である。その場合価々には次の化合物があげられる。ア
クリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フ
マル酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、アクリル
ニトリル、メタクリルニトリル、ビニルスルホン酸エス
テル及び次式 (式中RはH又はCH8、Xは一〇−又は−NH−1n
は1〜5を意味する)で表わされる化合物。
−カルボン酸及び/又はそのアミド及び/又はニトリル
及び/又はスルホン酸基含有エチレン性不飽和モノマー
である。その場合価々には次の化合物があげられる。ア
クリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フ
マル酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、アクリル
ニトリル、メタクリルニトリル、ビニルスルホン酸エス
テル及び次式 (式中RはH又はCH8、Xは一〇−又は−NH−1n
は1〜5を意味する)で表わされる化合物。
式■の好ましいスルホエステルは、例えば次のものであ
る。1−スルホ−2−プロピルアクリレート、2−スル
ホ−1−プロピルアクリレート、2−スルホ−1−プロ
ピルメタクリレート、2−スルホ−゛1−ブチルアクリ
レート及び−メタクリレート、1−スルホ−2−ブチル
アクリレート及び−メタクリレート、6−スルホ−2−
ブチルアクリレート及び−メタクリレート、2−メチル
−2−スルホ−1−プロヒルアクリレート、2−メチル
−1−スルホ−2−プロピルアクリレート、3−スルホ
−1−プロピルアクリレート、3−スルホ−1−ブチル
アクIJ l/−ト、4−スルホ−1−ブチルアクリレ
ート及び−メタクリレート。
る。1−スルホ−2−プロピルアクリレート、2−スル
ホ−1−プロピルアクリレート、2−スルホ−1−プロ
ピルメタクリレート、2−スルホ−゛1−ブチルアクリ
レート及び−メタクリレート、1−スルホ−2−ブチル
アクリレート及び−メタクリレート、6−スルホ−2−
ブチルアクリレート及び−メタクリレート、2−メチル
−2−スルホ−1−プロヒルアクリレート、2−メチル
−1−スルホ−2−プロピルアクリレート、3−スルホ
−1−プロピルアクリレート、3−スルホ−1−ブチル
アクIJ l/−ト、4−スルホ−1−ブチルアクリレ
ート及び−メタクリレート。
式■のスルホアルキルアミドは、例えば次のものである
。2−アクリルアミドプロノくンスルホン酸、2−アク
リルアミドエタンスルホン酸、2−メタクリルアミドエ
タンスルホン酸、4−アクリルアミドブタンスルホン酸
−1,3−アクリルアミドプロパンスルホン酸、6−メ
タクリルアミドプロパンスルホン酸及びアクリルアミド
ネオペンチルスルホン酸。
。2−アクリルアミドプロノくンスルホン酸、2−アク
リルアミドエタンスルホン酸、2−メタクリルアミドエ
タンスルホン酸、4−アクリルアミドブタンスルホン酸
−1,3−アクリルアミドプロパンスルホン酸、6−メ
タクリルアミドプロパンスルホン酸及びアクリルアミド
ネオペンチルスルホン酸。
前記のスルホン酸基含有エチレン性不飽和モノマーのう
ち、好ましくは2−アクリルアミド−2−メチルプロパ
ンスルホン酸が用いられる。
ち、好ましくは2−アクリルアミド−2−メチルプロパ
ンスルホン酸が用いられる。
すでにあげたエチレン性不飽和の03〜C6−カルボン
酸のアミドのほかに、これらのアミド誘導体例えば下記
のものも用いられる。N−メチロールアクリルアミド、
N−メチロールメタクリルアミド、ならびに対応するエ
ーテル化されたメチロール化合物例えばN−メト・キシ
メチルアクリルアミド、N−メトキシメチルメタクリル
アミド、N−エトキシメチルアクリルアミドN−エトキ
シメチルメタクリルアミド及びN−ブトキシメチルアク
リルアミド又は−メタクリルアミド。
酸のアミドのほかに、これらのアミド誘導体例えば下記
のものも用いられる。N−メチロールアクリルアミド、
N−メチロールメタクリルアミド、ならびに対応するエ
ーテル化されたメチロール化合物例えばN−メト・キシ
メチルアクリルアミド、N−メトキシメチルメタクリル
アミド、N−エトキシメチルアクリルアミドN−エトキ
シメチルメタクリルアミド及びN−ブトキシメチルアク
リルアミド又は−メタクリルアミド。
(b)群の化合物は単独で又は混合物として他のモノマ
一群と共重合させることができる。エチレン性不飽和の
03〜C6−カルボン酸を単独で、又はその混合物例え
ばアクリル酸とメタクリル酸の混合物又はアクリル酸と
イタコン酸の混合物を、(b)群のモノマーとして用い
ることが優れている。
一群と共重合させることができる。エチレン性不飽和の
03〜C6−カルボン酸を単独で、又はその混合物例え
ばアクリル酸とメタクリル酸の混合物又はアクリル酸と
イタコン酸の混合物を、(b)群のモノマーとして用い
ることが優れている。
結合剤としての利用に際して特に耐水性の皮膜を生ずる
重合体分散液は、成分(blとしてアクリル酸とアクリ
ルアミド、メタクリル酸とアクリルアミド、アクリル酸
とメタクリルアミド、メタクリル酸とメタクリルアミド
、アクリル酸とN−メチロールアクリルアミド又はアク
リル酸とN−メチロールメタクリルアミドの混合物を用
いるときに得られる。重合の際装入されるモノマー混合
物は、少なくとも1種の(t)1群のモノマー0.5〜
10重量%好ましくは1〜5重量%含有する。
重合体分散液は、成分(blとしてアクリル酸とアクリ
ルアミド、メタクリル酸とアクリルアミド、アクリル酸
とメタクリルアミド、メタクリル酸とメタクリルアミド
、アクリル酸とN−メチロールアクリルアミド又はアク
リル酸とN−メチロールメタクリルアミドの混合物を用
いるときに得られる。重合の際装入されるモノマー混合
物は、少なくとも1種の(t)1群のモノマー0.5〜
10重量%好ましくは1〜5重量%含有する。
(C1群のモノマーとしては、アクリル酸エステル、メ
タクリル酸エステル及び/又はブタジェン−1,3が用
いられる。これらのエステルは1〜9個の炭素原子を有
するアルカノールから誘導される。好ましくは1価アル
コールのエステルが用いられる。好適なアクリル酸エス
テルは例えば次のものである。アクリル酸メチルエステ
ル、アクリル酸エチルエステル、アクリル酸−n−プロ
ピルエステル、アクリル酸イソプロピルエステル、アク
リル酸−n−ブチルエステル、アクリル酸イソブチルエ
ステル、アクリル酸ヘキシルエステル、アクリル酸−2
−エチルヘキシルエステル及びアクリル酸オクチルエス
テル。メタクリル酸の対応するエステルも、アクリル酸
エステルとメタクリル酸エステルからの混合物又は種々
のアルコールのアクリル酸エステル例えばアクリル酸−
n−ブチルエステル及びアクリル酸メチルからの混合物
と同様に使用できる。(C)群のモノマーは、モノマー
混合物中に97.5重量%まで含有される。1価アルコ
ールのエステルのほか、2価アルコールのアクリル酸−
及びメタクリル酸エステル、例工ばヒドロキシエチルア
クリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロ
キシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリ
レート、ヒドロキシブチルアクリレート及びヒドロキシ
ブチルメタクリレートも使用できる。アクリル酸エステ
ル及びブタジェンからの混合物又はアクリル酸エステル
及びメタクリル酸エステルからの混合物も重合させるこ
とができる。成分(C)のモノマーは、好ましくは79
.5〜20重量%まで共重合物の構成に関与する。
タクリル酸エステル及び/又はブタジェン−1,3が用
いられる。これらのエステルは1〜9個の炭素原子を有
するアルカノールから誘導される。好ましくは1価アル
コールのエステルが用いられる。好適なアクリル酸エス
テルは例えば次のものである。アクリル酸メチルエステ
ル、アクリル酸エチルエステル、アクリル酸−n−プロ
ピルエステル、アクリル酸イソプロピルエステル、アク
リル酸−n−ブチルエステル、アクリル酸イソブチルエ
ステル、アクリル酸ヘキシルエステル、アクリル酸−2
−エチルヘキシルエステル及びアクリル酸オクチルエス
テル。メタクリル酸の対応するエステルも、アクリル酸
エステルとメタクリル酸エステルからの混合物又は種々
のアルコールのアクリル酸エステル例えばアクリル酸−
n−ブチルエステル及びアクリル酸メチルからの混合物
と同様に使用できる。(C)群のモノマーは、モノマー
混合物中に97.5重量%まで含有される。1価アルコ
ールのエステルのほか、2価アルコールのアクリル酸−
及びメタクリル酸エステル、例工ばヒドロキシエチルア
クリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロ
キシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリ
レート、ヒドロキシブチルアクリレート及びヒドロキシ
ブチルメタクリレートも使用できる。アクリル酸エステ
ル及びブタジェンからの混合物又はアクリル酸エステル
及びメタクリル酸エステルからの混合物も重合させるこ
とができる。成分(C)のモノマーは、好ましくは79
.5〜20重量%まで共重合物の構成に関与する。
重合開始剤としては、エチレン性不飽和化合物の乳化重
合用の普通の過酸化化合物、例えば過酸化水素、過硫酸
ナトリウム、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過
硼酸塩、有機ヒドロパーオキシド例えば三級ブチルヒド
ロパーオキシド、クモールヒドロパーオキシド又はビナ
ンヒドロパーオキシドが用いられる。
合用の普通の過酸化化合物、例えば過酸化水素、過硫酸
ナトリウム、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過
硼酸塩、有機ヒドロパーオキシド例えば三級ブチルヒド
ロパーオキシド、クモールヒドロパーオキシド又はビナ
ンヒドロパーオキシドが用いられる。
そのほか重合開始剤としてはレドックス触媒、例えば過
酸化水素とアスコルビン酸の混合物、重亜硫酸ナトリウ
ムと三級ブチルヒドロパーオキシドの混合物、過酸化化
合物例えば三級ブチルヒドロパーオキシド又は過酸化水
素と混合したホルムアルデヒド又はケトンへの重亜硫酸
アルカリの付加生成物も適しており、その場合この重合
開始剤の効力を高めるために重金属塩例えば硫酸鉄(I
I)が併用される。重合開始剤は、通常は重合すべきモ
ノマーに対し0.1〜1重量%の量で装入される。
酸化水素とアスコルビン酸の混合物、重亜硫酸ナトリウ
ムと三級ブチルヒドロパーオキシドの混合物、過酸化化
合物例えば三級ブチルヒドロパーオキシド又は過酸化水
素と混合したホルムアルデヒド又はケトンへの重亜硫酸
アルカリの付加生成物も適しており、その場合この重合
開始剤の効力を高めるために重金属塩例えば硫酸鉄(I
I)が併用される。重合開始剤は、通常は重合すべきモ
ノマーに対し0.1〜1重量%の量で装入される。
水相にモノマーを懸濁させ、重合に際して生ずる重合体
粒子の水中での分散を安定化するために、乳化剤をモノ
マーに対し0.6重量%まで使用する。乳化剤も既知の
物質が用いられ、例えば10〜18個の炭素原子を有す
るアルカンから誘導される長鎖アルキル硫酸エステルの
アルカリ金属塩、例えば2〜40のエチレンオキシド単
位を含有する、エトキシル化フェノール及びエトキシル
化フェノール誘導体、ならびにエトキシル化フェノール
又は長鎖アルコールノ硫酸半エステルがあげられる。
粒子の水中での分散を安定化するために、乳化剤をモノ
マーに対し0.6重量%まで使用する。乳化剤も既知の
物質が用いられ、例えば10〜18個の炭素原子を有す
るアルカンから誘導される長鎖アルキル硫酸エステルの
アルカリ金属塩、例えば2〜40のエチレンオキシド単
位を含有する、エトキシル化フェノール及びエトキシル
化フェノール誘導体、ならびにエトキシル化フェノール
又は長鎖アルコールノ硫酸半エステルがあげられる。
本発明方法においては場合により重合調節剤、例えばド
デシルメルカプタン、チオグリコール、チオグリコール
酸、トリブロムメタン又はジイソプロピルキサントゲン
ジスルフィドが用いられる。
デシルメルカプタン、チオグリコール、チオグリコール
酸、トリブロムメタン又はジイソプロピルキサントゲン
ジスルフィドが用いられる。
モノマーに対し0〜1重量%の重合調節剤が用いられる
。重合温度は40−=100°C好ましくは70〜90
℃である。
。重合温度は40−=100°C好ましくは70〜90
℃である。
本発明によればモノマーの重合は、pH7以下でホルム
アルデヒド0.2〜2重量%好ましくは0.4〜0.8
重量%の存在下に行われる。ホルムアルデヒドは水溶液
として又は重合体(ポリホルムアルデヒド)として、あ
るいはガス状でも反応混合物に供給できる。重合におけ
るホルムアルデヒドの併用は、分散液の製造の際の凝固
物の生成を既知の製法に比して激減させるという効果を
奏する。
アルデヒド0.2〜2重量%好ましくは0.4〜0.8
重量%の存在下に行われる。ホルムアルデヒドは水溶液
として又は重合体(ポリホルムアルデヒド)として、あ
るいはガス状でも反応混合物に供給できる。重合におけ
るホルムアルデヒドの併用は、分散液の製造の際の凝固
物の生成を既知の製法に比して激減させるという効果を
奏する。
本発明方法により製造される分散液は、きわめて安定な
点ならびに加工の際にわずかしか発泡しない点において
卓越している。ホルムアルデヒドの存在下に製造された
既知の分散液に比して、本発明方法により得られた分散
液は、紙塗被料中の結合剤として使用する際に耐水性の
改善された塗被紙を生成する。しかしその有利な性質は
、分散液の製造中のpH価が7以下であるときにのみ得
られる。分散液は、40重量%以上で約55重量%まで
の重合体含量においても安定である。重合を行うべきp
H価は、有機酸又は無機酸の添加により調整される。昨
調整のためには例えば蟻酸、酢酸、プロピオン酸、修酸
、燐酸、塩酸、及び硫酸が適して〜・る。
点ならびに加工の際にわずかしか発泡しない点において
卓越している。ホルムアルデヒドの存在下に製造された
既知の分散液に比して、本発明方法により得られた分散
液は、紙塗被料中の結合剤として使用する際に耐水性の
改善された塗被紙を生成する。しかしその有利な性質は
、分散液の製造中のpH価が7以下であるときにのみ得
られる。分散液は、40重量%以上で約55重量%まで
の重合体含量においても安定である。重合を行うべきp
H価は、有機酸又は無機酸の添加により調整される。昨
調整のためには例えば蟻酸、酢酸、プロピオン酸、修酸
、燐酸、塩酸、及び硫酸が適して〜・る。
有利には蟻酸、修酸及び燐酸が用いられる。
前記分散液は、紙塗被料用の結合剤として、不織布用の
固着剤として、繊維性の又は非繊維性の扁平構造体、例
えばフィルム、紙及び板紙を被覆するために用いられる
。分散液を紙塗被料用の結合剤として使用するときは、
微細に分散された充填料100重量部当たり2〜20重
量部の重合物が必要である。紙塗被料の粘度を調節する
ために、普通の結合助剤を併用できる。
固着剤として、繊維性の又は非繊維性の扁平構造体、例
えばフィルム、紙及び板紙を被覆するために用いられる
。分散液を紙塗被料用の結合剤として使用するときは、
微細に分散された充填料100重量部当たり2〜20重
量部の重合物が必要である。紙塗被料の粘度を調節する
ために、普通の結合助剤を併用できる。
下記例中の部は重量部であって、%は特に指示がない限
り物質の重量に関連する。
り物質の重量に関連する。
実施例1
異なる2種の供給物を用意する。供給物Iは、水680
部、15%ナトリウムラウリルサルフェート水溶液20
部、30%ホルムアルデヒド水溶液66部、アクリル酸
10部及びスチロール990部から成る。供給物■は、
過硫酸ナトリウム8部を水610部に溶解して含有する
。
部、15%ナトリウムラウリルサルフェート水溶液20
部、30%ホルムアルデヒド水溶液66部、アクリル酸
10部及びスチロール990部から成る。供給物■は、
過硫酸ナトリウム8部を水610部に溶解して含有する
。
攪拌式反応器に水220部、過硫酸す) IJウム2部
及び供給物I5部を装入し、90℃の温度に加熱する。
及び供給物I5部を装入し、90℃の温度に加熱する。
装入物の温度が85℃に上昇したのち供給物I及び■の
供給を開始する。両供給物は攪拌式反応器にポンプによ
り連続的に供給され、その際供給物Iについては3時間
、そして供給物■については6.5時間を要する。供給
物■を完全に供給したのち、反応混合物をさらに1時間
90℃に加熱する。供給物I中のアクリル酸含量により
、重合時のpH価は7以下である。約50%の安定な重
合体水性分散液が得られる。戸別される凝固物の量は1
5部である。
供給を開始する。両供給物は攪拌式反応器にポンプによ
り連続的に供給され、その際供給物Iについては3時間
、そして供給物■については6.5時間を要する。供給
物■を完全に供給したのち、反応混合物をさらに1時間
90℃に加熱する。供給物I中のアクリル酸含量により
、重合時のpH価は7以下である。約50%の安定な重
合体水性分散液が得られる。戸別される凝固物の量は1
5部である。
この重合体分散液は紙塗被料用の結合剤として、顔料1
00部当たり2〜20部の量(固形物含量に対する)の
量で用いられる。
00部当たり2〜20部の量(固形物含量に対する)の
量で用いられる。
比較例1
実施例1と同様に操作し、ただし供給物■においてホル
ムアルデヒドを省略する。凝固物105部が戸別される
水性分散液が得られる。
ムアルデヒドを省略する。凝固物105部が戸別される
水性分散液が得られる。
実施例2
水680部、15%ナトリウムラウリルサルフ三−ト水
溶液27部、60%ホルムアルデヒド水溶液10部、メ
タクリルアミド20部、アクリル酸−n−ブチル300
部及びスチロール680部を混合することにより、供給
物Iを調製する。
溶液27部、60%ホルムアルデヒド水溶液10部、メ
タクリルアミド20部、アクリル酸−n−ブチル300
部及びスチロール680部を混合することにより、供給
物Iを調製する。
供給物■は水310部中の過硫酸ナトリウム8部の水溶
液から成る。
液から成る。
攪拌式反応器に、水220部、過硫酸す) IJウム2
部及び供給物If35部を装入し、混合物を90℃の温
度に加熱する。混合物の温度が85°Cになったのち、
供給物I及び■の供給を開始する。供給時間は供給物I
について3時間、そして供給物■については6.5時間
である。供給物■を供給したのち、反応混合物をさらに
1時間90℃に保持する。pH価は4である。約50%
の安定な重合体分散液が得られる。戸別しうる凝固物の
量は8部である。この分散液は紙塗被料用の結合剤とし
て用いられる。
部及び供給物If35部を装入し、混合物を90℃の温
度に加熱する。混合物の温度が85°Cになったのち、
供給物I及び■の供給を開始する。供給時間は供給物I
について3時間、そして供給物■については6.5時間
である。供給物■を供給したのち、反応混合物をさらに
1時間90℃に保持する。pH価は4である。約50%
の安定な重合体分散液が得られる。戸別しうる凝固物の
量は8部である。この分散液は紙塗被料用の結合剤とし
て用いられる。
比較例2
実施例2と同様に操作し、ただし供給物■においてホル
ムアルデヒドを省略し、そしてスチロールを同量のアク
リル酸−n−ブチルにより置き換える。この場合、戸別
しうる凝固物の量は70部である。
ムアルデヒドを省略し、そしてスチロールを同量のアク
リル酸−n−ブチルにより置き換える。この場合、戸別
しうる凝固物の量は70部である。
実施例6
6種の異なる供給物を製造する。供給物Iはアクリル酸
−n−ブチル940部、スチロール50部及びアクリル
酸10部の混合物である。
−n−ブチル940部、スチロール50部及びアクリル
酸10部の混合物である。
供給物■は水66部中の過硫酸ナトリウム5部の水溶液
から成る。
から成る。
供給物■は30%ホルムアルデヒド水溶液17部及び水
66部の混合物である。
66部の混合物である。
攪拌式反応器において酸素を排除して、水850部を8
0℃の温度に加熱する。この温度で供給物1[28部を
供給する。次いでこの攪拌式反応器に供給物I、I及び
■を、2時間の間に同時によく混合しながら供給する。
0℃の温度に加熱する。この温度で供給物1[28部を
供給する。次いでこの攪拌式反応器に供給物I、I及び
■を、2時間の間に同時によく混合しながら供給する。
反応温度を80℃にする。供給物の供給が終了したのち
、反応混合物をさらに1時間80℃に加熱する。
、反応混合物をさらに1時間80℃に加熱する。
供給物I中のアクリル酸含量により、重合の間のpH価
は7以下である。約50%の安定な重合体分散液が得ら
れる。戸別し5る凝固物の量は20部である。この重合
体分散液は紙塗被料用の結合剤として用いられる。
は7以下である。約50%の安定な重合体分散液が得ら
れる。戸別し5る凝固物の量は20部である。この重合
体分散液は紙塗被料用の結合剤として用いられる。
比較例6
実施例6と同様に操作し、ただしスチロール及びホルム
アルデヒドを省略し、その場合スチロールをアクリル酸
−n−ブチルにより置き換える。安定性に乏しい重合体
分散液が得られ、それから凝固物280部が戸別される
。
アルデヒドを省略し、その場合スチロールをアクリル酸
−n−ブチルにより置き換える。安定性に乏しい重合体
分散液が得られ、それから凝固物280部が戸別される
。
実施例4
次のモノマー:アクリル酸−2−エチルヘキシル395
部、アクリル酸−〇−ブチル395部、スチロール20
0部及びアクリル酸10部を混合することにより供給物
Iを製造する。供給物■及びIとしては、実施例6に記
載の同じ番号を付した供給物を用いて、そして実施例6
に記載の条件下に重合を行う。重合はpH4〜6で行わ
れる。約50%の安定な重合体水性分散液が得られる。
部、アクリル酸−〇−ブチル395部、スチロール20
0部及びアクリル酸10部を混合することにより供給物
Iを製造する。供給物■及びIとしては、実施例6に記
載の同じ番号を付した供給物を用いて、そして実施例6
に記載の条件下に重合を行う。重合はpH4〜6で行わ
れる。約50%の安定な重合体水性分散液が得られる。
戸別しうる凝固物の量は10部である。この重合体分散
液は不織布用の結合剤として用いられる。
液は不織布用の結合剤として用いられる。
比較例4
実施例4と同様に操作し、ただしスチロール及びホルム
アルデヒドの不在において、そしてスチロールをアクリ
ル酸−n−ブチルに置き換えて重合を行う。安定性に乏
しい重合体水性分散液が得られ、それから凝固物600
部が戸別される。
アルデヒドの不在において、そしてスチロールをアクリ
ル酸−n−ブチルに置き換えて重合を行う。安定性に乏
しい重合体水性分散液が得られ、それから凝固物600
部が戸別される。
実施例5
次の成分ニアクリル酸−〇−ブチル480部、メタクリ
ル酸メチル100部、スチロール400部、アクリルア
ミド10部及びアクリル酸10部を混合することにより
供給物■を製造する。
ル酸メチル100部、スチロール400部、アクリルア
ミド10部及びアクリル酸10部を混合することにより
供給物■を製造する。
実施例乙に記載の供給物■及び■をここでも使用する。
重合は実施例6に記載の条件下に行われる。燐酸0.6
部の添加により装入物のpH価を1.5にする。安定な
50%重合体分散液が得られる。戸別しうる凝固物の量
は5部である。
部の添加により装入物のpH価を1.5にする。安定な
50%重合体分散液が得られる。戸別しうる凝固物の量
は5部である。
得られた分散液は紙塗被料用の結合剤として用いられ、
その場合きわめて高い耐水性を有する塗被紙が得られる
。
その場合きわめて高い耐水性を有する塗被紙が得られる
。
比較例5
実施例5と同様に操作し、ただしスチロール及びホルム
アルデヒドを省略し、そしてスチロール量をアクリル酸
−〇−ブチルにより置き換えると、安定性に乏しい重合
体分散液が得られる。炉別しうる凝固物の量は180部
である。
アルデヒドを省略し、そしてスチロール量をアクリル酸
−〇−ブチルにより置き換えると、安定性に乏しい重合
体分散液が得られる。炉別しうる凝固物の量は180部
である。
こうして製造された分散液を紙塗被料用の結合剤として
用いると、実施例5により得られた重合物を用いて製造
された紙の耐水性よりも著しく小さ〜・耐水性を有する
塗被紙が得られる。
用いると、実施例5により得られた重合物を用いて製造
された紙の耐水性よりも著しく小さ〜・耐水性を有する
塗被紙が得られる。
実施例6
耐圧性の重合反応器に、50%ナトリウムラウリルサル
フェート水溶液1900部及び三級ブチルヒドロパーオ
キシド60部を装入する。
フェート水溶液1900部及び三級ブチルヒドロパーオ
キシド60部を装入する。
次いで反応器を窒素により2回洗浄したのち排気する。
計量容器中(供給物I)で、水4360部、イタコン酸
160部、ピロ燐酸ナトリウム16部15%ナトリウム
ラウリルサルフェート水溶液100部、30%ホルムア
ルデヒド水溶液213部、三級ドデシルメルカプタン3
6部、アクリル酸247部及びスチロール4160部を
よく混合する。次〜・で計量容器を窒素により洗浄し、
ブタジェン3440部を添加し、そしてこのモノマーエ
マルジョン(供給物I)のクチ1510容量部を重合反
応器に供給し、供給物Iのこの部分を90℃の温度に加
熱する。すでに80℃の温度において、供給物I及び供
給物■(これは水285部中のヒドロキシメタンスルフ
ィン酸のす) IJウム塩20部の水溶液から成る)を
、反応器に連続的にポンプ供給する。供給物I及び■は
6時間かけて反応器にポンプ供給される。重合温度は9
0℃、pH価は4〜5である。モノマー及び開始剤の添
加が終了したのち、混合物をさらに1時間90℃で重合
させる。
160部、ピロ燐酸ナトリウム16部15%ナトリウム
ラウリルサルフェート水溶液100部、30%ホルムア
ルデヒド水溶液213部、三級ドデシルメルカプタン3
6部、アクリル酸247部及びスチロール4160部を
よく混合する。次〜・で計量容器を窒素により洗浄し、
ブタジェン3440部を添加し、そしてこのモノマーエ
マルジョン(供給物I)のクチ1510容量部を重合反
応器に供給し、供給物Iのこの部分を90℃の温度に加
熱する。すでに80℃の温度において、供給物I及び供
給物■(これは水285部中のヒドロキシメタンスルフ
ィン酸のす) IJウム塩20部の水溶液から成る)を
、反応器に連続的にポンプ供給する。供給物I及び■は
6時間かけて反応器にポンプ供給される。重合温度は9
0℃、pH価は4〜5である。モノマー及び開始剤の添
加が終了したのち、混合物をさらに1時間90℃で重合
させる。
約50%の安定な重合体分散液が得られる。この分散液
かられずかに30部の凝固物が戸別されるにすぎず、こ
の分散液は紙塗被料用の結合剤として用いられる。
かられずかに30部の凝固物が戸別されるにすぎず、こ
の分散液は紙塗被料用の結合剤として用いられる。
比較例6
実施例6と同様に操作し、ただしホルムアルデヒドを存
在させないと、安定性に乏しい分散液が得られ、これか
ら凝固物700部が戸別される。
在させないと、安定性に乏しい分散液が得られ、これか
ら凝固物700部が戸別される。
実施例7
次の七ツマーニアクリル酸メチル695部、アクリル酸
−n−ブチル395部、スチロール200部及びアクリ
ル酸10部を混合することにより供給物Iを製造する。
−n−ブチル395部、スチロール200部及びアクリ
ル酸10部を混合することにより供給物Iを製造する。
供給物■及びIとしては、実施例6に記載の同じ番号を
付した供給物を用い、そして実施例6に記載の条件下に
重合を行う。重合をpH4〜3で行うと、約50%の安
定な水性分散液が得られる。戸別しうる凝固物の量は1
部である。この分散液は紙塗被料用の結合剤として用い
られる。
付した供給物を用い、そして実施例6に記載の条件下に
重合を行う。重合をpH4〜3で行うと、約50%の安
定な水性分散液が得られる。戸別しうる凝固物の量は1
部である。この分散液は紙塗被料用の結合剤として用い
られる。
比較例7
実施例4と同様に操作し、ただしスチロール及びホルム
アルデヒドの不在で重合を行い、そしてスチロールをア
クリル酸−n−ブチルにより置き換える。安定性に乏し
い重合体水性分散液が得られ、これから凝固物300部
が戸別される。
アルデヒドの不在で重合を行い、そしてスチロールをア
クリル酸−n−ブチルにより置き換える。安定性に乏し
い重合体水性分散液が得られ、これから凝固物300部
が戸別される。
実施例8
次のモノマー:アクリル酸−n−ブチル480部、アク
リル酸メチル100部、スチロール400部、アクリル
アミド10部及びアクリル酸10部を混合することによ
り供給物Iを製造する。
リル酸メチル100部、スチロール400部、アクリル
アミド10部及びアクリル酸10部を混合することによ
り供給物Iを製造する。
実施例6に記載の供給物■及び■をここでも用い、実施
例3に記載の条件下に重合を行う。
例3に記載の条件下に重合を行う。
燐酸0.3部の添加により装入物のpH価を1.5にす
る。安定な50%−重合体分散液が得られ、戸別しうる
凝固物の量は5部である。こうして得られた分散液を不
織布の固着のために用いると、耐水性の高い不織布が得
られる。
る。安定な50%−重合体分散液が得られ、戸別しうる
凝固物の量は5部である。こうして得られた分散液を不
織布の固着のために用いると、耐水性の高い不織布が得
られる。
比較例8
実施例8と同様に操作し、ただしスチロール及びホルム
アルデヒドを省略し、スチロールの全量をアクリル酸−
n−ブチルにより置き換えると、安定性に乏しい重合体
分散液が得られる。
アルデヒドを省略し、スチロールの全量をアクリル酸−
n−ブチルにより置き換えると、安定性に乏しい重合体
分散液が得られる。
戸別しうる凝固物の量は180部である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、後記のモノマーに対し0.2〜2重量%のホルムア
ルデヒドの存在下に、7以下のpH価において重合を行
うことを特徴とする、アルケニル芳香族化合物2重量%
以上、エチレン性不飽和のC_3〜C_5−カルボン酸
及び/又はエチレン性不飽和のC_3〜C_5−カルボ
ン酸のアミド及び/又はニトリル及び/又はスルホン酸
基含有エチレン性不飽和モノマー0.5〜10重量%、
及び所望によりアクリル酸エステル、メタクリル酸エス
テル及び/又はブタジエンを含有するモノマー混合物を
、重合開始剤ならびにモノマーに対し0〜0.6重量%
乳化剤及び所望により重合調節剤の存在下に水性エマル
ジョン中で共重合させることによる、アルケニル芳香族
化合物を重合含有する安定な重合体水性分散液の製法。 2、スチロール2〜99重量%、エチレン性不飽和のC
_3〜C_5−カルボン酸、エチレン性不飽和のC_3
〜C_5−カルボン酸のアミド及び/又はニトリル及び
/又はスルホン酸基含有エチレン性不飽和モノマー0.
5〜10重量%、及び所望によりアクリル酸エステル、
メタクリル酸エステル及び/又はブタジエン97.5重
量%以下からのモノマー混合物を共重合させることを特
徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3、重合の間のpH価が1〜3であることを特徴とする
、特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の方法。 4、スチロール20〜70重量%、アクリル酸、メタク
リル酸及び/又はイタコン酸0.5〜10重量%、及び
1〜9個の炭素原子を含有するアルコールのアクリル酸
エステル及び/又はブタジエン79.5〜20重量%か
らのモノマー混合物を共重合させることを特徴とする、
特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の
方法。 5、後記のモノマーに対し0.2〜2重量%のホルムア
ルデヒドの存在下に、7以下のpH価において重合を行
うことを特徴とする、アルケニル芳香族化合物2重量%
以上、エチレン性不飽和のC_3〜C_5−カルボン酸
及び/又はエチレン性不飽和のC_3〜C_5−カルボ
ン酸のアミド及び/又はニトリル及び/又はスルホン酸
基含有エチレン性不飽和モノマー0.5〜10重量%、
及び所望によりアクリル酸エステル、メタクリル酸エス
テル及び/又はブタジエンを含有するモノマー混合物を
、重合開始剤ならびにモノマーに対し0〜0.6重量%
乳化剤及び所望により重合調節剤の存在下に水性エマル
ジョン中で共重合させることにより得られるアルケニル
芳香族化合物を重合含有する安定な重合体水性分散液を
、紙塗被料又は不織布固着の際の結合剤として使用する
方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3423765.8 | 1984-06-28 | ||
DE19843423765 DE3423765A1 (de) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | Verfahren zur herstellung von stabilen waessrigen polymerdispersionen, die eine alkenylaromatische verbindung einpolymerisiert enthalten |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6153302A true JPS6153302A (ja) | 1986-03-17 |
Family
ID=6239324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60139241A Pending JPS6153302A (ja) | 1984-06-28 | 1985-06-27 | アルケニル芳香族化合物を重合含有する安定な重合体水性分散液の戦法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4661557A (ja) |
EP (1) | EP0169395B1 (ja) |
JP (1) | JPS6153302A (ja) |
AT (1) | ATE32732T1 (ja) |
DE (2) | DE3423765A1 (ja) |
ES (1) | ES8604610A1 (ja) |
FI (1) | FI83328C (ja) |
NO (1) | NO164603C (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH06298450A (ja) * | 1993-04-13 | 1994-10-25 | Akira Seisakusho:Kk | 印刷機に用いるジグザグ折り出し方法 |
JPH06298449A (ja) * | 1993-04-13 | 1994-10-25 | Akira Seisakusho:Kk | 印刷機に用いるジグザグ折り畳み装置 |
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