JPS6152707B2 - - Google Patents

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JPS6152707B2
JPS6152707B2 JP56074759A JP7475981A JPS6152707B2 JP S6152707 B2 JPS6152707 B2 JP S6152707B2 JP 56074759 A JP56074759 A JP 56074759A JP 7475981 A JP7475981 A JP 7475981A JP S6152707 B2 JPS6152707 B2 JP S6152707B2
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JP
Japan
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tube
inner tube
bellows
outer tube
breathing
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JP56074759A
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Tatsuo Suzuki
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Original Assignee
Terumo Corp
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Publication date
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Priority to FR8208613A priority patent/FR2505658B1/fr
Priority to BE0/208131A priority patent/BE893237A/fr
Priority to IT21323/82A priority patent/IT1151571B/it
Priority to DE3218771A priority patent/DE3218771A1/de
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Publication of JPS6152707B2 publication Critical patent/JPS6152707B2/ja
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M16/00Devices for influencing the respiratory system of patients by gas treatment, e.g. mouth-to-mouth respiration; Tracheal tubes
    • A61M16/08Bellows; Connecting tubes ; Water traps; Patient circuits
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    • A61M16/0858Pressure sampling ports
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    • A61M16/08Bellows; Connecting tubes ; Water traps; Patient circuits
    • A61M16/0875Connecting tubes

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この出願の発明は呼吸または麻酔回路に関す
る。 従来技術 呼吸を人工的に行わせるため、レスピレータ
(ベンチレータとも称される)に接続して用いる
呼吸回路や、患者に麻酔薬および酸素を投与する
ため、麻酔器と接続して用いる麻酔回路として、
種々の回路が開発されている。そして、これら呼
吸または麻酔回路は、基本的には、レスピレータ
や麻酔器と、患者側の気管カテーテルや口マスク
とを連結する吸気管および呼気管とからなる。 従来、呼吸回路としては、一般に、第1図に示
されるような回路が使用されている。すなわち、
レスピレータRの送気側には、加温加湿器Hを介
し吸気管Iが接続され、又換気側には呼気管Eが
接続されている。一方、吸気管Iの途中には、種
種の薬剤、例えば気管支拡張剤、喀痰溶解剤等を
エアゾールとして気道に吸入させるためのネプラ
イザー6が挿入され、又呼気管Eの途中には呼気
弁7が挿入され、両者はともにY字型のコネクタ
Cに接続され、患者側の気管カテーテル等と連結
する。 しかし、このような呼吸回路では、吸気管Iと
呼気管Eが別々であり、取り扱いにくいという欠
点がある。又、吸気ガスは加温加湿器Hにより加
温加湿されて送気されるものであるが、吸気管I
を通過する間に温度が下がり、所望の温度と水分
とを患者に送ることが困難であるという欠点もあ
る。 これに対し、麻酔回路としては、例えば第2図
に示されるような、ベイン(Bain)回路あるい
はF回路が知られている(例えば特開昭54−
150893号公報等)。この場合、回路は、例えば直
管状の内管15と、又通常蛇腹状の外管11とか
ら、これらを同軸配置して二重管1を構成し、内
管15内を吸気回路、外管11内管15間の空間
を呼気回路とする。そして、外管11の患者側の
一端を給排気口31′を有するコネクタ3′に固定
し、内管15をこの給排気口31′近傍に位置さ
せる。又、外管11と内管15との麻酔器A側の
他端は、それぞれ基体5に取り付け、基体5の内
管連通孔53および外管連通孔51を介し、麻酔
器Aから送気および換気を行う。そして、このよ
うな二重管構成により、吸気ガスの温度降下は減
少する。 ところで、このような回路では、外管11は、
そのいわゆるキンキングによる回路のつぶれを防
止するため、蛇腹管を用いている。そこで、吸気
時に回路内に圧が加わると、外管はその圧によつ
て伸びることになる。しかるに、通常は回路の患
者側にあつて、内管15の一端は、外管11が固
定されるコネクタ3′に固定されていない。この
ため回路全体は内圧の上昇によつて伸び、機械的
死腔が大きくなつてしまう。そして、特にこのよ
うな回路を呼吸回路として用いるようなときに
は、麻酔回路に比べて長時間に亘り使用し、喀痰
による気道抵抗の増大等により内圧がより大きな
ものとなるので、回路全体の伸び等の機械的死腔
の増大により換気量が減少し、所望の換気量を与
えられないという危険性があり、又人工呼吸手技
においてレスピレータの換気量の調節を行わなけ
ればならないという不都合がある。又、人工呼吸
手技中、気管には喀痰がつまつたりして、気道抵
抗が変動するものであるが、気道抵抗の変動とと
もに内圧も経時とともに変動し、このとき、回路
全体の伸びと死腔とが種々変化し、患者に所望の
換気量を与えられない。 なお、特開昭54−150893号公報には、患者側コ
ネクタ3′内に、内管15をスペーサにより半固
定する態様が記載されているが、このような態様
では、気道抵抗の増大により内圧が数十cmH2O以
上にも上昇したとき、内管はスペーサから離脱し
てしまい、回路全体が伸び、上記したような不都
合が解消しないことが確認されている。 更に、上記のような回路では、内管15は通常
の直管を用いるので、湾曲による回路のつぶれが
大きい。 加えて、特に呼吸回路では、上記したように、
ネブライザーを吸気回路内に挿入することが好ま
しく、ネブライザーは、エアゾールの吸入効率を
低下させないためにも、患者側に近い位置に配置
することが好ましい。しかし、上記のような回路
では、二重管にて回路を構成するため、その回路
内にネブライザーを一体的に挿入配置することが
難しく、現在までそのような構成は実現していな
い。 これに対し、特開昭55−94262号公報には、内
管15および外管11をともに蛇腹管とし、両者
を同軸配置して二重管とし、患者側コネクタに内
管15および外管11をともに固定した麻酔回路
が記載されている。そして、このような回路で
は、内管15を蛇腹管とするため、回路のつぶれ
は少ない。 この場合、回路全体の伸びについては、患者側
コネクタに外管11とともに内管15をも固定し
てなるものであるので、回路内圧が上昇したと
き、蛇腹状外管11の伸びに対し、内管が抵抗と
なつてその伸びを規制することになり、上記のよ
うな場合に対し、回路全体の伸びが減少し、死腔
が減少する。しかし、特開昭55−94262号公報に
開示された記載に従い、又常法に従つて、径の異
なる大小の蛇腹管を同軸配置して二重管を構成す
るときには、未だ回路全体の伸びが大きく、特に
呼吸回路として使用するような場合には、死腔量
およびその経時変動の点で満足できないことが判
明した。 なお、このような回路も、エアゾール吸入効率
を高めた配置でネブライザーを一体的に挿入する
ことが難しく、そのような回路は実現していな
い。 発明の目的 この出願の発明はこのような実状に鑑みなされ
たものである。 すなわちこの出願の発明は、回路内圧が上昇し
ても、回路全体の伸びがきわめて小さく、特に呼
吸回路として使用したとき、死腔量およびその気
道抵抗変動に基づく経時変動量がきわめて小さ
く、所望の換気量を安定に与えることのできる二
重管構造の呼吸または麻酔回路を提供することを
その主たる目的とする。又、このような目的を実
現するとともに、二重管をともに蛇腹管から構成
し、キンキングによる回路のつぶれをなくするこ
とを第2の目的とする。 又この出願の第2の発明の目的は、第1の発明
の上記目的をすべて担保した上で、エアゾール吸
入効率が高い配置でネブライザーを一体的に挿入
配置した呼吸または麻酔回路を提供することをそ
の主たる目的とする。 本発明者はこのような目的につき種々検討を繰
返し、この出願の発明をなすに至つたものであ
る。 すなわちこの出願の第1の発明は、蛇腹状外管
と蛇腹状内管とから構成される二重管を有し、当
該二重管の患者側の一端を、給排気口を具えるコ
ネクタに接続し、又当該二重管を構成する外管と
内管との各他端部は、外管連通孔と内管連通孔と
を具える基体に固定されてなる呼吸または麻酔回
路において、上記コネクタは、上記給排気口とそ
れぞれ連通する外管取付口および内管取付口を有
し、当該外管取付口および内管取付口には、それ
ぞれ、上記外管および内管が嵌着され、更に、上
記内管を上記外管より伸び率が小となるように構
成したことを特徴とする呼吸または麻酔回路であ
る。 この出願の発明の実施の態様は、以下のとおり
である。 内管の伸び率を外管の伸び率で除した値が
0.8以下であるこの出願の発明の呼吸または麻
酔回路 蛇腹状内管の山部の外径と谷部の外径との差
を、蛇腹状外管の山部の外径と谷部の外径との
差より小としたこの出願の発明または上記)
項の呼吸または麻酔回路 内管の山部の外径と谷部の外径との差を、外
管の山部の外径と谷部の外径との差で除した値
が、0.20〜0.95である上記)項の呼吸または
麻酔回路 蛇腹状内管の蛇腹頂部の曲率半径が、蛇腹状
外管の蛇腹頂部の曲率半径より小であるこの出
願の発明または上記)〜)項いずれかの呼
吸または麻酔回路 内管の蛇腹頂部の曲率半径を、外管の蛇腹頂
部の曲率半径で除した値が、0.15〜0.95である
上記)項の呼吸または麻酔回路 内管を構成する材質の硬さが、外管を構成す
る材質の硬さより大であるこの出願の発明の呼
吸または麻酔回路 内管内を吸気回路とし、外管内管間を呼気回
路とするこの出願の発明または上記)〜)
項いずれかの呼吸または麻酔回路 又第2の発明は、蛇腹状外管と蛇腹状内管とか
ら構成される二重管を有し、当該二重管の患者側
の一端は、給排気口を具えるコネクタに接続さ
れ、又当該二重管を構成する外管と内管との各他
端は、外管連通孔と内管連通孔とを具える基体に
固定されてなる呼吸または麻酔回路において、上
記コネクタは、上記給排気口とそれぞれ連通する
外管取付口および内管取付口を有し、当該外管取
付口および内管取付口には、それぞれ上記外管お
よび内管が嵌着され、更に上記内管を上記外管よ
り伸び率が小となるように構成し、又、上記内管
内を吸気回路とし、上記外管内管間を呼気回路と
し、上記外管および内管の途中には、連結部を挿
入固定し、当該連結部内の吸気回路中にネブライ
ザーを配置してなることを特徴とする呼吸または
麻酔回路である。 第2の発明の実施の態様は、以下のとおりであ
る。 ′ 連結部が、呼気回路として、ネブライザー
を迂回する側路を有する第2の発明の呼吸また
は麻酔回路 ′ 側路が呼気弁を有する上記)′項の呼吸ま
たは麻酔回路 ′ 蛇腹状内管の山部の外径と谷部の外径との
差を、蛇腹状外管の山部の外径と谷部の外径と
の差より小とした第2の発明または上記)′
〜)′項のいずれかに記載の呼吸または麻酔
回路 ′ 蛇腹状内管における蛇腹頂部の曲率半径
が、蛇腹状外管における蛇腹頂部の曲率半径よ
り小である第2の発明または上記)′〜
)′項のいずれかに記載の呼吸または麻酔回
路 ′ 内管を構成する材質の硬さが、外管を構成
する材質の硬さより大である第2の発明または
上記)′〜)′項のいずれかに記載の呼吸ま
たは麻酔回路 なお、蛇腹状内管の伸び率を、あえて蛇腹状外
管の伸び率より小とするという構成は、大小の蛇
腹管から二重管を構成して呼吸または麻酔回路を
形成する場合の一般的常識からみれば特殊なもの
である。実際、特開昭55−94262号公報にもこの
ような開示や示唆はない。そして、この出願の発
明では、このような特殊な構成により、上記した
目的が有効に実現するものである。なお、本願明
細書においては本発明の構成からなる呼吸回路装
置または麻酔回路装置を呼吸または麻酔回路と表
現する。 発明の具体的構成 以下、この出願の発明の具体的構成につき、図
面を参照しつつ、詳細に説明する。 この出願の発明においては、第3図に示される
ように、ほぼ等長の外管11と内管15をほぼ同
軸配置して構成される二重管1を必須構成要素と
する。 用いる外管11と内管15とは、ともに蛇腹状
の、例えば円形断面をもつ可撓性管体である。そ
して、内管15は外管11よりその伸び率が小と
なるように構成される。この場合、伸び率は、使
用されている内管15および外管11それぞれに
同一内圧(例えば30〜100cmH2O程度)を印加す
ることにより容易に測定することができる。そし
て、内管11の伸び率を外管15の伸び率で除し
た値が0.8以下となるとより好ましい結果を得
る。 蛇腹状の内管15の伸び率を、同じく蛇腹状の
外管11の伸び率より小となるように構成するに
は、種々の態様がある。 第1の態様としては、蛇腹管の山部の外径(第
4図図示Φ)と谷部の外径(第4図図示φ)との
差(Φ−φ)をとつたとき、内管のそれが、外管
のそれより小となるように構成し、内管15の伸
び率を外管11より小とすることを挙げることが
できる。この場合、上記山部と谷部の外径の差
(Φ−φ)は負荷なしの状態で測定して比較すれ
ばよく、この(Φ−φ)は、蛇腹管の伸び率を第
1義的に律するので、このとき、有効に内管の伸
び率を外管のそれより小とすることができる。そ
して、内管の(Φ−φ)を外管の(Φ−φ)で除
した値が0.20〜0.95、より好ましくは0.4〜0.8と
なると一層好ましい結果を得る。なお内管の(Φ
−φ)は、一般に1.5〜4mm程度とすればよい。 第2の態様としては、蛇腹管の蛇腹頂部の曲率
半径(第4図図示r)、すなわち蛇腹管の山部お
よび谷部近傍の曲率半径をとつたとき、内管のそ
れが外管のそれより小となるように構成し、内管
15の伸び率を外管11より小とすることを挙げ
ることができる。この場合、蛇腹頂部の曲率半径
とは、山部および谷部において、それぞれ管体の
内壁面および外壁面の曲率半径を管体に負荷なし
の状態で測定して求められるものである。そし
て、内管の蛇腹頂部の曲率半径rを外管の蛇腹頂
部の曲率半径rで除した値が0.15〜0.95、より好
ましくは0.3〜0.7となるとより一層好ましい結果
を得る。なお、内管の蛇腹頂部の曲率半径rは、
概ね、0.5〜1.5mm程度とすればよい。 なお、上記した蛇腹管の内径と外径の差(Φ−
φ)と、蛇腹頂部の曲率半径rとは、それぞれ蛇
腹管の伸び率を律する因子であり、上記第1の態
様および第2の態様それぞれ独立に、内管の伸び
率を外管より小とすることができるが、両態様を
組合わせ、上記(Φ−φ)およびrとも、内管の
それを、外管のそれより小とするとより好ましい
結果を得る。 このように、上記2態様のようにして構成され
る蛇腹状の内管15および外管11は、公知の蛇
腹管構成材質、例えばポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリエステ
ル、ポリウレタン等の可撓性材料、就中可撓性の
高分子材料から形成される。 更に、上記2態様に加え、第3の態様として、
上記第1および第2の態様に合致するか否かを別
にして、内管15と外管11の構成材質を異なら
しめ、内管15の構成材質の硬さを、外管11の
構成材質の硬さより大として、内管15の伸び率
を外管11より小とする場合がある。この場合、
材質の硬さは、シヨア硬度にて比較すればよい。
そして、シヨア硬度の差が概ね15以上であればよ
り好ましい結果を得る。 このような場合、外管構成材質としては、通常
ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリビニルアル
コール等を用いればよい。そして、このような外
管構成材質に対し、内管構成材質として、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ
アミド、ポリエステル等の中から用いる内管構成
材質より硬度の高い任意の材質を用いればよい。
特に、外管と内管とを、ともに硬度の異なるポリ
エチレンを用いるときには、成形上、および製造
のコストの点で、より好ましい。 なお、この第3の態様においては、上記第1の
態様および第2の態様における(Φ−φ)および
rにつき、内管のそれと外管のそれとの異同は問
わない。 このような種々の前提の下において、内管15
および外管11のその他の条件には特に制限はな
い。ただ通常の条件下では、例えば、内管15お
よび外管11の平均肉厚は同一でも異つてもよ
く、通常、それぞれは0.3〜1mm程度とすればよ
い。又、内管および外管の谷部の外径は、概ね、
それぞれ8〜20mmおよび20〜32mm程度とすればよ
い。更に内管と外管との内径の比は1:1.5〜
1:2.5程度とすればよい。加えて、両者ほぼ等
長とされるが、その長さは、後述の第2の発明に
おいて複数の二重管を連結する場合を含めて、全
長で0.7〜1.5m程度とすればよい。なお、その態
様によつて、上記(Φ−φ)およびrに制限が生
じないときには、(Φ−φ)およびrは内管、外
管ともにそれぞれ1.5〜6mmおよび0.5〜2mm程度
とすればよい。 このように構成される二重管の患者側の一端
は、第3図に示されるように、コネクタ3と接続
される。コネクタ3は、第5図a〜cに示される
ように、給排気口31を有する。又、コネクタ3
は、給排気口31と連通する外管取付口33およ
び内管取付口34を有する。そして、外管取付口
33と内管取付口34とは同軸配置され、両者
は、給排気口31とともに、通常一体的に形成さ
れる。より具体的には、例えば図示の例では、コ
ネクタ3は、先端を外管取付口33とし、後端を
給排気口31とする筒状体を具え、その内部に筒
状の内管取付口34と同軸配置し、内管取付口3
4と外管取付口33とを4枚の羽根36により連
結してなり、これらを例えば合成樹脂から一体的
に成形加工して形成されている。なお、内管取付
口34の先端は、外管取付口33の先端より凸出
せしめられ、外管11と内管15との嵌着を容易
にするための配慮がなされている。 このようなコネクタ3には、第3図に示される
ように、その外管取付口33および内管取付口3
4に、それぞれ外管11および内管15が嵌着さ
れる。嵌着は、通常、それぞれを対応する取付口
に嵌入し、必要に応じ特に外管11の嵌入部を圧
着固定すればよい。そして、このように外管11
および内管15をコネクタ3に固定する結果、回
路全体の伸びはきわめて小さいものとなる。 これに対し、二重管1を構成する内管15と外
管11の各他端部は、第3図に示されるように、
基体5に固定される。基体5は、例えば第6図に
示されるように、外管連通孔51と内管連通孔5
2とを有する。又、外管連通孔51および内管連
通孔52それぞれと連通して外管取付口56およ
び内管取付口57が設けられ、これらは同軸配置
される。この場合、内管取付口57は、前記同
様、その先端が凸出せしめられている。そして、
これら各構成部分は一体的に形成され、基体5を
なす。 このような基体5には、外管11および内管1
5がその外管および内管取付口に、それぞれ前記
におけると同様にして嵌着固定されている。 なお、このように構成される呼吸または麻酔回
路は、内管を呼気回路としても吸気回路としても
よい。ただ、特に呼吸回路とするときには、内管
を吸気回路とし、外管内管間を呼気回路とするこ
とが好ましい。このようにすると、加温されて送
気される吸気ガスの回路内通過に伴う熱損失が減
少するからである。 次に、この出願における第2の発明について説
明するならば、その具体的構成は大略上に詳述し
てきた第1の発明と同じである。ただ、異なる点
は、上述のようにして構成される二重管1におい
て、内管15内を吸気回路とする場合、二重管1
の外管および内管の途中に、第7図に示されるよ
うに連結部2を挿入固定し、連結部2内の吸気回
路中にネブライザー6を配置してなることであ
る。 この場合、連結部2はその両端に、前記基体5
と同様、同軸配置された外管取付口211,21
5と内管取付口221,225を有し、外管1
1,11および内管15,15は、前記と同様に
して対応する取付口に嵌着固定される。そして、
連結部2中において、外管取付口211および2
15間と内管取付口221および225間とは、
それぞれ流体密にされ、内管取付口221,22
5間を吸気回路とし、外管取付口211および内
管取付口221間と、外管取付口215および内
管取付口225間とに連通する流体密な空間を呼
気回路とする。 このように構成するには、通常、連結部2も、
大略、非可撓性の内側管体24と外側管体23と
を一体的に同軸配置して形成し、内側管体24の
両端に内管取付口221,225を、又外側管体
23の両端に外管取付口211,215を形成す
ればよい。両管体を一体的に同軸配置するには、
通常、後述のネブライザー6と内側管体24が連
通し、又外側管体23はネブライザー6と連通し
ないようにして、両管体をネブライザー容器61
と連結すればよい。そして、内管取付口221
内、内側管体24内、ネブライザー容器61内、
内側管体24内、内管取付口225内が吸気回路
とされる。 このような連結部2内には、上記のような吸気
回路中に、ネブライザー6が配置される。 ネブライザー6としては、超音波によりエアゾ
ールを発生させる、いわゆる超音波ネブライザー
であつてもよいが、一般に、ベンチユリー効果を
利用してエアゾールを発生させる、いわゆるベン
チユリータイプのネブライザーを用いることが好
ましい。 ベンチユリータイプのネブライザーは、連結部
2の吸気回路内に、その容器61を挿入連結して
構成される。この場合、容器61内には、ノズル
62が設けられ、チユーブ66を介しジエツト気
流が流入できるように構成される。一方、容器6
1内には、薬剤溶液64が充填可能とされ、又、
ノズル62近傍には、噴射ノズル63が配置さ
れ、この噴射ノズル63と連通して、吸い上げ管
65が設けられ、ジエツト気流の流入にともなう
陰圧を利用して、充填された薬剤溶液64を噴射
ノズル63まで引きあげ噴射できるように構成さ
れる。 このような構成により、ジエツト気流をノズル
62から容器内に流入させると、ノズル62近傍
に、好ましくはそれと直角に対向して位置する噴
射ノズル63の口元は陰圧となり、薬剤溶液64
が吸い上げ管65を介して吸いあげられ、噴射ノ
ズル63からエアゾール化して噴射される。 この場合、第9図に示されるように、ジエツト
気流噴出方向にはバツフル68を設け、エアゾー
ル化した薬剤溶液をジエツト気流とともにバツフ
ル68に衝突させて飛散させることにより、粒子
径をより均一とすることが好ましい。 なお、ノズル62に送られるジエツト気流は、
通常空気を用い、吸気時のみに送られるようにさ
れる。 このようなネブライザー6を連結部の吸気回路
内に配置するには、通常第9図に示されるよう
に、内側管体24,24間に、内管管体24,2
4と連通するようにネブライザー6の容器61を
設ければよい。 この場合、容器61の容積、例えば径を小さく
すれば、外側管体23と内側管体24間の呼気回
路はネブライザー容器61によつて一部遮断され
ずに構成することもできる。 ただ、ベンチユリー効果をより大きなものと
し、エアゾール発生効率を高めるためには、容器
容積を大きなものとするのが好ましく、このため
には、第8図、第9図に示されるように、容器6
1を着脱自在な容器上部611と容器底部612
とから構成し、容器上部611が外側管体23,
23間を完全に遮断して、しかも内側管体24,
24と流体密に連通するように、容器上部611
を連結部2内に一体的に形成することが好まし
い。 なお、図示の場合には、容器底部612の内
側、底面は円錐状をなし、所望の量の薬剤溶液を
無駄なく吸い上げることができるようにしてい
る。 更に、容器上部611には、薬剤溶液充填用の
開口が設けられ、ゴム付き栓67により閉鎖でき
るようにしてある。薬剤溶液充填の際には、この
ゴム付き栓67のゴム部671に注射針等を刺通
して充填を密閉系で実施することが可能である。
もちろん、ゴム付き栓67をとりはずして、開口
部から薬剤溶液を充填できることはいうまでもな
い。 一方、好ましい態様において、上記連結部2の
外側管体23をネブライザー6により遮断する場
合には、呼気回路として、ネブライザー6を迂回
する側路27を設けなければならない。第8図に
示される例では、側路27は、ネブライザー6前
後の外側管体23に側管取付部271,272を
設け、これに可撓性の管体275を連結して構成
される。 さらに、このように側路27中、好ましくは側
路27の一端、例えば外側管体23と一方の側管
取付部272間には、呼気弁7を設けることが好
ましい。これにより、呼気弁のないレスピレータ
にも使用可能となり、特に呼吸回路としての利用
範囲が広がることになる。 呼気弁7としては、取扱いやすさの点でダイヤ
フラム式のものが好ましい。 第10図には呼気弁7の好ましい例が示され
る。この場合、呼気弁7は、連結部2の外側管体
23と一体的に連結して形成された筒状の入口部
72と、この入口部72と一体的に同心配置さ
れ、側管取付部272を連結した出口部73とを
具え、入口部72内が入口室721、出口部73
入口部72間が出口室731を形成する。一方、
出口部には加圧口75を有する蓋74が螺着さ
れ、蓋74内部の隔室741と出口室731、入
口室721とはダイヤフラム71で仕切られる。 このような構成で、加圧口75からチユーブ7
7を介し、吸気時に隔室741の加圧を行えば、
ダイヤフラム71は入口部72に押しつけられ、
弁が閉じ、又呼気時に隔室741内の圧力を解除
すれば、ダイヤフラム71は開放し、弁が開くこ
とになる。そして、呼気時に所定の陽圧(例えば
5cmH2O)となるような圧力解除を行えば、肺胞
のつぶれの危険性を少なくする等のピープ
(PEEP)療法の適用が可能となる。 なお、第7図に示される例では、連結部2には
つり下げ用の把手8が設けられている。 発明の具体的作用効果 この出願の発明の呼吸または麻酔回路は、第3
図に示されるように、好ましくは二重管の内管1
5内を吸気回路、又、内管15外管11間を呼気
回路として使用される。そして、基体5の内管連
通口52にチユーブT1を介しレスピレータおよ
び加温加湿器あるいは麻酔器を接続し、又基体5
の外管連通口51に、例えばL字コネクタC1
接続し、これにチユーブT2を介しレスピレー
タ、麻酔器あるいは呼気量計等を接続する。他
方、コネクタ3は必要に応じL字コネクタ(例え
ば第7図図示C5)を介し、患者側の気管カテーテ
ルや口マスクと連結する。 この場合、レスピレータあるいは麻酔器から送
られてきた吸気ガスは、基体5から内管15を通
り、コネクタ3を経て患者に入る。一方、患者か
らの呼気ガスは、コネクタ3を通り、内管15外
管11間を経て、レスピレータ、呼気量計、麻酔
器等に戻される。 このような場合、二重管1を構成する内管15
および外管11の両端部は、ともに、基体5およ
びコネクタ3と固定されており、又内管15の伸
び率は外管11の伸び率よりも種々の態様により
小となるように構成されるので、吸気時の圧によ
る回路の伸びはきわめて小さくなる。このため回
路の機械的死腔が格段と減少し、レスピレータま
たは麻酔器の換気量設定値どおりの換気量を患者
に与えられる。又、特に呼吸回路においては、気
道抵抗の変動とともに内圧が経時変化したときに
も、回路の伸びが小さく、その変動がないので、
所望の換気量を維持することができる。 更に、外管および内管15はともに蛇腹管から
構成するので、キンキングによる回路のつぶれは
ほとんどなくなる。 この場合、内管の伸び率を外管の伸び率で除し
た値が0.8以下となるとこのような効果はよりす
ぐれたものである。 なお、内管の伸び率を小とするには、例えば内
管の山部の外径と谷部の外径との差を内管のそれ
より小(より好ましくは両者の比が0.20〜0.95)
とすればよく、このとき上記のような効果は有効
に実現する。又、このような構成にかえ、あるい
はこれに加え、内管の蛇腹頂部の曲率半径を外管
のそれより小(より好ましくは両者の比が0.15〜
0.95)としても同様である。更には、内管を構成
する材質の硬さを、外管を構成する材質の硬さよ
り大としても同様の効果が実現する。 なお、内管15内を吸気回路とすれば、吸気ガ
スの熱損失が減少する。一方、第2の発明の呼吸
または麻酔回路は、ネブライザーを設けたことに
より、特に人工呼吸用に用いて有用なものであ
る。そして、連結部2に設けたネブライザー6
に、例えばジエツト気流を吹送し、気管支拡張
剤、喀痰溶解剤等の薬剤溶液のエアゾールを内管
15内の吸気ガスに与え、又、必要に応じ設けら
れる呼気弁7を閉鎖した状態で、レスピレータか
ら加温加湿された吸気ガスを患者に送気する。一
方、呼気時には、必要に応じ設けられる呼気弁7
を開放して、内管15外管11間を通して排気す
る。 この場合、ネブライザー6を設けた連結部2
は、内管15、外管11とともに固定されるの
で、又、二重管構造は上記と全く同一の構成とす
るので、上記した第1の発明における効果はすべ
て実現する。 これに加え、回路内にネブライザー6が一体的
に設けられているので、使用上取扱いおよび操作
が容易となる。又、二重管1の途中の連結部2に
ネブライザー6が配置されるので、エアゾール吸
入効率も良好である。 この場合、連結部2にネブライザー6を迂回す
る側路27を設ければ、ネブライザー容器の容積
を大とすることができ、エアゾール発生効率が向
上し、エアゾール吸入効率は更に良好となる。 又、側部27中に呼気弁7を設ければ、呼気弁
のないレスピレータにも使用可能となり、その利
用範囲が拡大する。この場合、呼気時に呼気弁に
所定の陽圧をかけておくことにより、肺胞のつぶ
れの危険性を少なくする等のピープ(PEEP)療
法の適用が可能となる。 本発明者は本発明の効果を確認するため種々実
験を行つた。以下にその1例を示す。 実験例 外管11として、ポリエチレン製の1m長の蛇
腹管を用意した。この場合蛇腹管の肉厚は0.75
mm、山部の外径と谷部の外径との差(Φ−φ)は
4mm、蛇腹頂部の曲率半径rは1mm、谷部外径φ
は23.5mmとした。又、その伸び率は、50cmH2O内
圧付加下で12.5%であつた。 これとは別に、下記表1に示されるような蛇腹
管A〜Hを用意した。この場合、各蛇腹管A〜H
はともに、肉厚0.75mm、長さ1m、谷部外径φ
10.5mmである。
【表】 このような各蛇腹管A〜Hを用い、これを内管
15として、第3図に示されるような計8種の回
路〜を作製した。 一方、これとは別に、比較のため、第1図に示
されるような回路を上記蛇腹管Aを用いて作製
し、回路とした。 又、特開昭54−150893号公報の記載に従い、蛇
腹管A,Bを用い、コネクタ3に内管取付口34
を設けず、コネクタ3内に内管15をスペーサで
固定した他は同様にして第3図に示されるような
回路,XIを作製した。 これら計11種の回路につき、吸気回路(内管1
5ないし吸気管I)に、30cmH2Oおよび60cmH2O
の圧力を印加して、そのときの伸びを測定した。
結果を下記表2に示す。
【表】
【表】 これらの結果から、この出願の発明の効果は明
白である。なお、回路,XIでは内管15がスペ
ーサから脱落した。 なお、第7図に示される回路にて、上記と全く
同様にして各種回路を作製したところ、表2に示
されると同等の結果を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の呼吸回路、第2図は従来の麻酔
回路を説明するための模式図である。第3図はこ
の出願の発明の実施例を説明するための、各構成
部分を組立て前の状態で示し、かつそれらの一部
を断面にて表わす正面図である。第4図は、この
出願の発明における内管および外管の寸法を説明
するための断面図である。第5図a〜cはこの出
願の発明におけるコネクタの例を示す図であり、
第5図aが正面図であり、その半分は断面にて表
わされ、又第5図bは第5図aの左側面図であ
り、第5図cは第5図aにて、その軸方向の図示
一点鎖線の回りに45゜回転したときの図である。
第6図はこの出願の発明における基体の例を示す
断面図である。第7図はこの出願の別の発明にお
ける実施例を説明するための、各構成部分を組立
て前の状態で示し、かつそれらの一部を断面にて
表わす正面図である。第8図は連結部の1例を示
す平面図である。第9図はネブライザーの例を示
す断面図である。第10図は呼気弁の1例を示す
断面図である。 1……二重管、11……外管、15……内管、
2……連結部、27……側路、3……コネクタ、
31……給排気口、33……外管取付口、34…
…内管取付口、5……基体、51……外管連通
孔、52……内管連通孔、6……ネブライザー、
7……呼気弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 蛇腹状外管と蛇腹状内管とから構成される二
    重管を有し、当該二重管の患者側の一端を、給排
    気口を具えるコネクタに接続し、又当該二重管を
    構成する外管と内管との各他端部は、外管連通孔
    と内管連通孔とを具える基体に固定されてなる呼
    吸または麻酔回路において、上記コネクタは、上
    記給排気口とそれぞれ連通する外管取付口および
    内管取付口を有し、当該外管取付口および内管取
    付口には、それぞれ、上記外管および内管が嵌着
    され、更に、上記内管を上記外管より伸び率が小
    となるように構成したことを特徴とする呼吸また
    は麻酔回路。 2 内管の伸び率を外管の伸び率で除した値が、
    0.8以下である特許請求の範囲第1項記載の呼吸
    または麻酔回路。 3 蛇腹状内管の山部の外径と谷部の外径との差
    を、蛇腹状外管の山部の外径と谷部の外径との差
    より小とした特許請求の範囲第1項または第2項
    に記載の呼吸または麻酔回路。 4 内管の山部の外径と谷部の外径との差を、外
    管の山部の外径と谷部の外径との差で除した値
    が、0.20〜0.95である特許請求の範囲第3項記載
    の呼吸または麻酔回路。 5 蛇腹状内管の蛇腹頂部の曲率半径が、蛇腹状
    外管の蛇腹頂部の曲率半径より小である特許請求
    の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の呼
    吸または麻酔回路。 6 内管の蛇腹頂部の曲率半径を、外管の蛇腹頂
    部の曲率半径で除した値が、0.15〜0.95である特
    許請求の範囲第5項記載の呼吸または麻酔回路。 7 内管を構成する材質の硬さが、外管を構成す
    る材質の硬さより大である特許請求の範囲第1項
    記載の呼吸または麻酔回路。 8 内管内を吸気回路とし、外管内管間を呼気回
    路とする特許請求の範囲第1項ないし第7項のい
    ずれかに記載の呼吸または麻酔回路。 9 蛇腹状外管と蛇腹状内管とから構成される二
    重管を有し、当該二重管の患者側の一端は、給排
    気口を具えるコネクタに接続され、又当該二重管
    を構成する外管と内管との各他端は、外管連通孔
    と内管連通孔とを具える基体に固定されてなる呼
    吸または麻酔回路において、上記コネクタは、上
    記給排気口とそれぞれ連通する外管取付口および
    内管取付口を有し、当該外管取付口および内管取
    付口には、それぞれ、上記外管および内管が嵌着
    され、更に、上記内管を上記外管より伸び率が小
    となるように構成し、又、上記内管内を吸気回路
    とし、上記外管内管間を呼気回路とし、上記外管
    および内管の途中には連結部を挿入固定し、当該
    連結部内の吸気回路中にネプライザーを配置して
    なることを特徴とする呼吸または麻酔回路。 10 連結部が、呼気回路として、ネプライザー
    を迂回する側路を有する特許請求の範囲第9項記
    載の呼吸または麻酔回路。 11 側路が呼気弁を有する特許請求の範囲第1
    0項記載の呼吸または麻酔回路。 12 蛇腹状内管の山部の外径と谷部の外径との
    差を、蛇腹状外管の山部の外径と谷部の外径との
    差より小とした特許請求の範囲第9項ないし第1
    1項のいずれかに記載の呼吸または麻酔回路。 13 蛇腹状内管における蛇腹頂部の曲率半径が
    蛇腹状外管における蛇腹頂部の曲率半径より小で
    ある特許請求の範囲第9項ないし第12項のいず
    れかに記載の呼吸または麻酔回路。 14 内管を構成する材質の硬さが、外管を構成
    する材質の硬さより大である特許請求の範囲第9
    項ないし第13項のいずれかに記載の呼吸または
    麻酔回路。
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IT21323/82A IT1151571B (it) 1981-05-18 1982-05-18 Circuito di respirazione
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