JPS6152583A - 不定形耐火物の施工方法 - Google Patents

不定形耐火物の施工方法

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Publication number
JPS6152583A
JPS6152583A JP17553484A JP17553484A JPS6152583A JP S6152583 A JPS6152583 A JP S6152583A JP 17553484 A JP17553484 A JP 17553484A JP 17553484 A JP17553484 A JP 17553484A JP S6152583 A JPS6152583 A JP S6152583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
construction
bag
liquid
powder
monolithic refractories
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17553484A
Other languages
English (en)
Inventor
和夫 村上
水田 泰稔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Krosaki Harima Corp
Original Assignee
Kyushu Refractories Co Ltd
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyushu Refractories Co Ltd, Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Kyushu Refractories Co Ltd
Priority to JP17553484A priority Critical patent/JPS6152583A/ja
Publication of JPS6152583A publication Critical patent/JPS6152583A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は不定形耐火物の新たな施工方法に関するもの
であり、その目的とするところは不定形耐火物の使用範
囲を拡大するとともに、不定形耐火物に使用されるバイ
ンダーや作業性付与剤などの範囲を広げて不定形耐火物
の新しい発展を可能にしうる施工方法を提供しようとす
るものである。
〈従来の技術〉 各種窯炉の施工や補焙に不定形耐火物を使用する際には
、粉体と液体とを施工現場で混練して施工するか、ある
いは予め混練されたものを施工現場に持ち込んで施工さ
れている。
現地混線の場合は、吹付典のような施工機械を用いる場
合を除き、モルタルミキサーなどの混練■を施工現場に
持ち込んでd棟が行なわれている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、施工現場は通常スペースが狭く、また混乱を極
め、モルタルミキナ−などの混練機か置けず、かなり離
れた場所から混練したものを運ばなければならない場合
も多く、また、施工後直ちに強度発現の必要な部位を施
工する場合には十分な対応ができなかった。
また、予め混練したものを持ち込んで施工する場合には
、不定形材料の経時変化の問題があり、どうしても使用
できる材料が限られていた。
く問題点を解決するための手段〉 この発明の不定形耐火物の施工方法は、粉体と液体とを
混合して施工する不定形耐火物において、液不浸透性と
可塑性を備えた袋内の粉体部に液体部を注入し、必要に
応じて該袋内で粉体と液体とを混練した後、施工するこ
とを特徴とするものである。
く作用〉 即ら、この発明は第1にモルタルミキサーなどの混線機
が不要で、どのように狭い、あるいは不便な場所におい
ても不定形耐火物の使用を可能にしたことは勿論のこと
、施工部位で取り扱いが可能なので、施工後直ちに強度
発現の必要な部位においても不定形耐火物の使用を可能
にし、施工上不必要な硬化時間を大幅に短縮することが
可能である。
また、第2には、不定形耐火物の経時変化や作業性、耐
用面で使用できなかったバインダーや各種作業性付与剤
など(以下単にバインダー等という)の使用を可能とし
たことである。
このことは不定形耐火物の材料自身の開発において新た
な展開をもたらすものである。
−例をあげるならば、キャスタブルなどにおいて、水溶
液のpHを上げて硬化を促進させるという方法は、広く
行なわれている。このDHを上げる作用を持つ物質とし
てケイ酸ソーダ、炭酸ソーダなどが多用されているが、
これらは融点の低い    ・アルカリ物質を多量に含
有しているので多量の添加は耐用性の面から好ましくな
い。このような場合に、アンモニア水を用いると、pH
を上げるという効果は前述の炭酸ソーダなどと同じであ
るが、アンモニア自体は炉の昇温中に揮発してしまい、
施工体の耐用低下の原因とはならない。
これまでの不定形耐火物においては、フェノールやアン
モニア水のように臭気が強く人体に有害な物質、塩酸の
ように混線機などの機器類の腐衾の原因となる物質、さ
らにはエチルアルコールのようにその蒸発速度が速く、
不定形耐火物の作業時間が気温などの周囲の環境により
大きく変化する物質などは不定形耐火物のバインダー等
として使用できなかった。
しかるに、この発明の不定形耐火物の施工方法によれば
、不浸透性の袋内、即ち密閉系で取扱うことが可能とな
り、これまで不定形耐火物に使用できなかった物質も使
用可能となり、耐用性、作業性などに不定形耐火物の新
しい展開を開くものである。
次にこの発明の施工方法についてその(暫詳細に説明す
る。
この施工方法において用いる耐火性粉体、固体バインダ
ーなどの粉体は予め秤量し、よく混合しておく。この粉
体を入れる袋としては液不浸透性と可塑性を備えておけ
ば、その材質、形状などには何ら制限はないが、使用す
るバインダー等の液体に侵されない材質のものとするの
が好ましく、例えば透明なナイロン、ビニールなどが適
している。
袋の大きさ、即ち粉体の蚤は施工部位や施工状況に応じ
て任意に設定できるのもこの発明の特徴の一つである。
この粉体部への液体部の注入方法としては、袋の口澄聞
けて液体の必要伍を添加することもできるが、この発明
の特徴は粉体部への液体の注入を袋の口を聞けずに行な
う点にあり、小孔を開けて液体を流し込む方法、注射器
やビニールパイプを介してポンプなどにより液体を注入
する方法、さらには粉体の入った袋内に予め必要9の液
体を入れた別の袋を入れておき、施工時に液体の入った
袋を破って粉体と液体を混合する方法などがある。
このように袋内で粉体と液体を混合した後、必要に応じ
て袋をもむなどしてよく混ぜ合わせ、所定部位に施工さ
れる。施工に際しては、混合した不定形耐火物を袋のま
まの状態で施工することも可能であるし、袋より取出し
て施工してもよい。
〈実施例〉 以下実施例によりこの発明の詳細な説明する。
実施例1 A製鉄所においては、これまで注銑鋼ではロウ石れんが
を水練りしたハイアルミナモルタルを用いて築炉してい
たが、モルタル中の水分を完全に除去するために、使用
に先立って 150〜200℃の温度で4〜6時間の乾
燥工程が必要であった。
そこで上記ハイアルミナモルタルの粉体部5にワづつを
ナイロン袋(厚さ約0.1mm)に入れておぎ、使用直
前に注射器で作業性が出るに必要な缶1.41のエチル
アルコールを注入し、袋を約6分間もんでよく混練した
のち、必要に応じて袋より搾り出してモルタルとして使
用した結果、作業性もよく上記乾燥工程が不要となった
実施例2 実施例1の注銑鋼の敷の周辺部には、これまでジルコン
質のスタンプ材を使用していたが、このスタンプ材部分
より地金が侵入して敷部損1uの原因となっていた。そ
こで一部れんが加工を行ない、不定形部分の施工範囲を
狭くしたため、スタンプ施工は不可能となり、流し込み
施工に変更した。
その結果、この部分よりの地金差しはなくなったが、流
し込み材の硬化が終了するまで壁用のロウ石れんがの築
炉ができず、築炉時間が大幅に延長となっていた。
そこで硬化剤である炭酸ソーダを除いたジルコン質流し
込み材5kcJ−dryをビニル袋(厚さ約0.1mm
 )に入れて、施工時には水の代りにアンモニア水42
5’)を袋内に注入し、5分間混練後袋のまま施工した
流し込み材の硬化時間はアンモニア水の濃度により容易
に調整か可能であるため、施工後直ちに強度の発現する
ように調整することにより、待ち時間なしに壁用ロウ石
れんがの築炉が可能となり、築炉時間は大幅に短縮され
た。
〈効果〉 以上述べたように、この発明は混練I幾の置けないよう
な狭い場所でも施工ができ、施工時間の短縮も可能であ
り、ざらにはこれまで種々の理由により使用できなかっ
たバインダー等の材料が新たに使用可能となった点に大
ぎな特徴を有づ−るもので必る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粉体と液体とを混合して施工する不定形耐火物において
    、液不浸透性と可塑性を備えた袋内の粉体部に液体部を
    注入し、必要に応じて該袋内で粉体と液体とを混練した
    後、施工することを特徴とする不定形耐火物の施工方法
JP17553484A 1984-08-22 1984-08-22 不定形耐火物の施工方法 Pending JPS6152583A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17553484A JPS6152583A (ja) 1984-08-22 1984-08-22 不定形耐火物の施工方法

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JPS6152583A true JPS6152583A (ja) 1986-03-15

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ID=15997750

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JP17553484A Pending JPS6152583A (ja) 1984-08-22 1984-08-22 不定形耐火物の施工方法

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JP (1) JPS6152583A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103171671A (zh) * 2011-12-20 2013-06-26 本田技研工业株式会社 两轮摩托车的前部构造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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