JPS6152283A - 発現ベクタ− - Google Patents
発現ベクタ−Info
- Publication number
- JPS6152283A JPS6152283A JP59169388A JP16938884A JPS6152283A JP S6152283 A JPS6152283 A JP S6152283A JP 59169388 A JP59169388 A JP 59169388A JP 16938884 A JP16938884 A JP 16938884A JP S6152283 A JPS6152283 A JP S6152283A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vector
- gene
- promoter
- cleavage site
- expression vector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N15/00—Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
- C12N15/09—Recombinant DNA-technology
- C12N15/63—Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
- C12N15/79—Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts
- C12N15/85—Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts for animal cells
Landscapes
- Genetics & Genomics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Plant Pathology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は動物細胞を宿主として、遺伝子組み換え技術に
より、たんぱく質を産生させることを目的とした新規発
現ベクターに関する。
より、たんぱく質を産生させることを目的とした新規発
現ベクターに関する。
動物細胞を宿主とする遺伝子発現およびそこで用いられ
る発現ベクターについての若干ノ記述は底置例えば Y、 Gluzman Na、r[1ukaryoti
c Viral VectorsJ(Cold Spr
ing 1larbor Laboratory 出
版、1982年) あるいはY、G]uzmans Thomas 5he
nk 著rEnhancers and Eukar
yotic Gene −ExpressionJ(
Cold Spring 1larbor l、aho
ratory出版、1983年)の中に見られる。
る発現ベクターについての若干ノ記述は底置例えば Y、 Gluzman Na、r[1ukaryoti
c Viral VectorsJ(Cold Spr
ing 1larbor Laboratory 出
版、1982年) あるいはY、G]uzmans Thomas 5he
nk 著rEnhancers and Eukar
yotic Gene −ExpressionJ(
Cold Spring 1larbor l、aho
ratory出版、1983年)の中に見られる。
しかしながら現在までのところ、所望のたんぱく質を動
物細胞で効率よく発現するためのベクターの開発はまだ
十分に行われていない。
物細胞で効率よく発現するためのベクターの開発はまだ
十分に行われていない。
本発明は、動物細胞中で効率よくたんぱく質を発現する
ためのベクターを提供することを目的とする。
ためのベクターを提供することを目的とする。
本発明は、特定されない一種のたんぱく質(ペプチドを
含む。以下同じ)を動物細胞中で発現させるためのベク
ターであって、当8亥たんぱく質遺伝子配列の翻訳開始
コドンATGの直前もしくは直後に、制限酵素による切
断部位が存在し、かつ当該ベクターの他の部分に該制限
酵素による切断部位が多くとも一ケ所しか存在しないベ
クターである。
含む。以下同じ)を動物細胞中で発現させるためのベク
ターであって、当8亥たんぱく質遺伝子配列の翻訳開始
コドンATGの直前もしくは直後に、制限酵素による切
断部位が存在し、かつ当該ベクターの他の部分に該制限
酵素による切断部位が多くとも一ケ所しか存在しないベ
クターである。
ATGの直前もしくは直後とは好ましくはATGのAを
+1とすると−15から+10の間の令頁域である。
+1とすると−15から+10の間の令頁域である。
翻訳開始コドンATGの周辺を詳しく説明すると次のよ
うになる。
うになる。
上式においてNはA、T、GまたはCを表わず。」−の
−15から+10の間の領域に、制限酵素の切断部位を
少なくとも一ケ所有するヌクレオチド配列を持つ物が本
発明のベクターである。
−15から+10の間の領域に、制限酵素の切断部位を
少なくとも一ケ所有するヌクレオチド配列を持つ物が本
発明のベクターである。
本発明の制限酵素は一種または二種以上でも良く、好ま
しくは6塩基配列以上を認識する制限酵素が良い。
しくは6塩基配列以上を認識する制限酵素が良い。
このような制限酵素による切断部位がATG直前もしく
は直後に存在することによって本発明のベクターは、こ
の制限酵素によって特異的に切断されることが出来、切
断されたフラグメントは1コ多くとも2コになる。
は直後に存在することによって本発明のベクターは、こ
の制限酵素によって特異的に切断されることが出来、切
断されたフラグメントは1コ多くとも2コになる。
従って本発明のベクターは翻訳開始コドンATG付近の
制限酵素の切断部位を含んでその付近の塩基配列を容易
に操作(挿入、欠失、置換など)することが出来る点に
特徴を有するものである。
制限酵素の切断部位を含んでその付近の塩基配列を容易
に操作(挿入、欠失、置換など)することが出来る点に
特徴を有するものである。
翻訳開始コドンATG直前の塩基配列がmRNAからた
んぱく質への翻訳効率に重要な影響を与えることを考え
ると本発明のベクターばこの部分を容易に修飾出来るこ
とから、ベクターの発現効率を容易に改良し得るベクタ
ーとして有利な面をもっている。
んぱく質への翻訳効率に重要な影響を与えることを考え
ると本発明のベクターばこの部分を容易に修飾出来るこ
とから、ベクターの発現効率を容易に改良し得るベクタ
ーとして有利な面をもっている。
翻訳効率に影響を与えると考えられる要素として、転写
開始点から翻訳開始コドンまでの長さ、構造およびプロ
モータの種類等がある。
開始点から翻訳開始コドンまでの長さ、構造およびプロ
モータの種類等がある。
本発明では転写開始点から翻訳開始コドンまでの距離が
60塩w対以下であることが好ましい。特に強力なプロ
モータとして知られているSV40初朋プ初子プロモー
タする場合は、転写開始点のすぐ」−流に存在するBg
lT切断部位から数えて翻訳開始コドンATGのAが8
0塩基対以下、さらに好ましくは75塩基対以下である
ことが好ましい。
60塩w対以下であることが好ましい。特に強力なプロ
モータとして知られているSV40初朋プ初子プロモー
タする場合は、転写開始点のすぐ」−流に存在するBg
lT切断部位から数えて翻訳開始コドンATGのAが8
0塩基対以下、さらに好ましくは75塩基対以下である
ことが好ましい。
→腎dpんばく質遺伝子をmRNAに転写するためにそ
の遺伝子の」二液に位置する必要がある。
の遺伝子の」二液に位置する必要がある。
本発明のプロモータとは動物ウィルス遺伝子のプロモー
タ、もしくは動物細胞遺伝子のプロモータであって、動
物細胞の中で下流の遺伝子配列をmRNAへ転写する機
能を有するものであれば何でもよい。
タ、もしくは動物細胞遺伝子のプロモータであって、動
物細胞の中で下流の遺伝子配列をmRNAへ転写する機
能を有するものであれば何でもよい。
一例として、SV40初朋プ初子プロモータ40後期プ
ロモータ、アデノウィルス遺伝子のプロモータ、IIn
ウィルス遺伝子のプロモータ、レトロウィルス遺伝子の
プロモータ等が動物ウィルス遺伝子のプロモータとして
あげられる。
ロモータ、アデノウィルス遺伝子のプロモータ、IIn
ウィルス遺伝子のプロモータ、レトロウィルス遺伝子の
プロモータ等が動物ウィルス遺伝子のプロモータとして
あげられる。
また、チミジンキナーゼ遺伝子のプロモータ、メタロチ
オネイン遺伝子のプロモータ、インターフェロン遺伝子
のプロモータ等が動物細胞遺伝子のプロモータとしてあ
げられる。
オネイン遺伝子のプロモータ、インターフェロン遺伝子
のプロモータ等が動物細胞遺伝子のプロモータとしてあ
げられる。
本発明のベクターは、動物細胞でたんぱく質もしくはペ
プチドを発現させることを目的としたものであって、そ
れ故に、その最小構成要素として当該たんぱく質(ペプ
チド)をコードする遺伝子配列、その上流のプロモータ
、および下流のポリA付加部位から成る。実際にはこれ
に加えて、スプライシング部位や、プロモータ機能を活
性化するエンハンサ−配列を加えてもよい。
プチドを発現させることを目的としたものであって、そ
れ故に、その最小構成要素として当該たんぱく質(ペプ
チド)をコードする遺伝子配列、その上流のプロモータ
、および下流のポリA付加部位から成る。実際にはこれ
に加えて、スプライシング部位や、プロモータ機能を活
性化するエンハンサ−配列を加えてもよい。
特にエンハンザ−配列は転写を促進するために望ましい
ものである。
ものである。
現実的には本発明のベクターは、それぞれの構成要素で
ある遺伝子配列から構築したのちバクテリア特に大腸菌
や、もしくは酵母によってベクターDNAを調製するこ
とが多いので、バクテリアや酵母でのプラスミドオリジ
ンと選択マーカー遺伝子を有していることが望ましい。
ある遺伝子配列から構築したのちバクテリア特に大腸菌
や、もしくは酵母によってベクターDNAを調製するこ
とが多いので、バクテリアや酵母でのプラスミドオリジ
ンと選択マーカー遺伝子を有していることが望ましい。
しかしながらこれらは、動物細胞を本発明のベクターに
よってトランスフェクション(DNA感染)させるとき
には不要であるので、切り離してもよく、本発明の内容
に対して本質的に重要なものではない。
よってトランスフェクション(DNA感染)させるとき
には不要であるので、切り離してもよく、本発明の内容
に対して本質的に重要なものではない。
本発明で使用される遺伝子配列がコードするたんぱく質
もしくはペプチドは本発明のベクターを使用することに
よって動物細胞で産生される。
もしくはペプチドは本発明のベクターを使用することに
よって動物細胞で産生される。
このたんぱく質もしくはペプチドは特に限定されず通常
有用な生理活性たんぱく質、酵素、ペプチド等を示す。
有用な生理活性たんぱく質、酵素、ペプチド等を示す。
本発明で6才特にインターフェロンの例を示すが、もち
ろん本発明はこれによって限定されるものではない。
ろん本発明はこれによって限定されるものではない。
本発明で使用される動物細胞としては特に限定されない
が例えば、ザルのCO3−1細胞、Fl、細胞(ヒト羊
膜由来) 、、 PC−8細胞(ヒト肺癌転移リンパ節
由来) 、CV−1細胞(アフリカミドリザル腎臓由来
)、l、−929細胞(マウス結合組織由来)、マウス
のC−127細胞、C110細胞(チャイニーズ・ハム
スター卵巣由来細胞)等が挙げられる。
が例えば、ザルのCO3−1細胞、Fl、細胞(ヒト羊
膜由来) 、、 PC−8細胞(ヒト肺癌転移リンパ節
由来) 、CV−1細胞(アフリカミドリザル腎臓由来
)、l、−929細胞(マウス結合組織由来)、マウス
のC−127細胞、C110細胞(チャイニーズ・ハム
スター卵巣由来細胞)等が挙げられる。
本発明のベクターは動物細胞を宿主としてたんぱく質を
産生させる際の発現効率の高いベクターである。
産生させる際の発現効率の高いベクターである。
また、本発明のベクターば翻訳開始コドン付近に制限酵
素認識部位があるため、塩基配列を容易に操作できると
いう利点がある。
素認識部位があるため、塩基配列を容易に操作できると
いう利点がある。
以下に制限酵素による切断部位として、xbalおよび
HindlTIによる切断部位を使用し、SV40初期
プロモータ及び化学合成シグナルペプチド遺伝子を用い
てヒトインターフェロンβ発現用ヘクターを作製した例
を示すが、本発明は熱論これに限定されるものではない
。
HindlTIによる切断部位を使用し、SV40初期
プロモータ及び化学合成シグナルペプチド遺伝子を用い
てヒトインターフェロンβ発現用ヘクターを作製した例
を示すが、本発明は熱論これに限定されるものではない
。
実施例1
インターフェロンβ遺伝子を発現させるベクターpsV
21FNβは、シグナルペプチド部分を含むヒトインタ
ーフェロンβ遺伝子をSV40初期プロモータ及びポリ
アデニル化信号を持つ動物細胞発現ベクター(pSV2
シリーズ、P。
21FNβは、シグナルペプチド部分を含むヒトインタ
ーフェロンβ遺伝子をSV40初期プロモータ及びポリ
アデニル化信号を持つ動物細胞発現ベクター(pSV2
シリーズ、P。
5outhern and P、Rerg Eukar
yotic Viral Vectors″p41〜4
6 ed by Y、GIuzman、 Co1d S
pring Harbar 1.aboratorie
s+ 1982)につないだベクターである。
yotic Viral Vectors″p41〜4
6 ed by Y、GIuzman、 Co1d S
pring Harbar 1.aboratorie
s+ 1982)につないだベクターである。
ヒトインターフェロンβ構造遺伝子は、大腸9A^1
菌ヒトインターフェロンβ発現用ベクターpKM6より
得た。
得た。
pKM6はトリプトファンプロモーター支配下にヒトβ
型インターフェロン遺伝子を発現するように組み立てら
れたプラスミドpKT1−9の5D−ATG間の塩基配
列を修飾することにより得たプラスミドである。
型インターフェロン遺伝子を発現するように組み立てら
れたプラスミドpKT1−9の5D−ATG間の塩基配
列を修飾することにより得たプラスミドである。
5D−ATG間の配列はGGTTTGAAATCGAT
Gである。
Gである。
pK71−9の作製方法および構造はすでに報告されて
いるp F I F t r p 69(Nuclei
c Ac1d、Res、8. 4051〜4074(1
980)) と同一である。
いるp F I F t r p 69(Nuclei
c Ac1d、Res、8. 4051〜4074(1
980)) と同一である。
乙
pKM695μgを制限酵素m#aT200単位及びB
gfT1200単位で消化し、アガロースゲル電気泳動
にかけヒトインターフェロンβ構造遺伝子をコードする
500塩基対のT)NA断片を分離した。
gfT1200単位で消化し、アガロースゲル電気泳動
にかけヒトインターフェロンβ構造遺伝子をコードする
500塩基対のT)NA断片を分離した。
シグナルペプチド遺伝子はヒ[インターフェロンβのシ
グナルペプチド遺伝子を化学合成した。
グナルペプチド遺伝子を化学合成した。
本合成シグナルペプチド遺伝子は翻訳開始コドンATG
の直前に制限酵素Xba Iの認識配列を持ち、かつ5
゛末端はHindu切断配列を、3゛末端はCβal切
断配列を持つよう設計して合成した。
の直前に制限酵素Xba Iの認識配列を持ち、かつ5
゛末端はHindu切断配列を、3゛末端はCβal切
断配列を持つよう設計して合成した。
作製方法は、まず上記配列を構成する75塩基対の二本
IN D N Aを9から16オリゴマクレオチシメン ドの一本鎖DNAl0本(BS−14BS−10)に分
けて同相法により合成し、これらをアニーリング(95
℃2分→0℃5分→70℃から徐々に冷却)したあとT
4DNAリガーゼで11℃16時間反応させて10本の
オリゴマーをつなぎ合わせることによアデニル化信号を
持つDNA断面は既存のベクターpSV2−Rabbi
t−β−globin (R,C,Mulligar
et al、Nature 277、1081979?
。
IN D N Aを9から16オリゴマクレオチシメン ドの一本鎖DNAl0本(BS−14BS−10)に分
けて同相法により合成し、これらをアニーリング(95
℃2分→0℃5分→70℃から徐々に冷却)したあとT
4DNAリガーゼで11℃16時間反応させて10本の
オリゴマーをつなぎ合わせることによアデニル化信号を
持つDNA断面は既存のベクターpSV2−Rabbi
t−β−globin (R,C,Mulligar
et al、Nature 277、1081979?
。
R,C,Mulligar et al、5cienc
e 209.1422.1980)より得た。
e 209.1422.1980)より得た。
ずなわち、pSV2Rabbit−β−g1obin5
0#gを8g7![150単位で消化し引き続いてHi
ndlT1125単位で消化した。
0#gを8g7![150単位で消化し引き続いてHi
ndlT1125単位で消化した。
反応混合物をアガロースゲル電気泳動にかけ、目的とす
る4230塩基対のDNA断片を切り出し、電気泳動法
によりDNAを分離した。
る4230塩基対のDNA断片を切り出し、電気泳動法
によりDNAを分離した。
目的とするベクターpsV2TFNβは上記3つのDN
A断片を次のように結合することにより得た。 第1図
にその作製方法を示す。
A断片を次のように結合することにより得た。 第1図
にその作製方法を示す。
pKM6 CI!a T−BgnlT500塩基対D
NA、0.2μmo/、合成75塩基対DNA1.5
pm o f!およびpSV2 Rabbit−β−
globin HindTr[−Bgj!TI 42
30塩基対DNA0.1 p m o 1を混合し常用
緩衝液濃度全量50μlでT4DNAリガーゼ7単位を
加え12℃−晩反応を行った。
NA、0.2μmo/、合成75塩基対DNA1.5
pm o f!およびpSV2 Rabbit−β−
globin HindTr[−Bgj!TI 42
30塩基対DNA0.1 p m o 1を混合し常用
緩衝液濃度全量50μlでT4DNAリガーゼ7単位を
加え12℃−晩反応を行った。
反応混合物10μlで 大腸菌M C1061(J、M
o1、Biol、138.179 (1980))を形
質転換し、200個のコロニーを得た。
o1、Biol、138.179 (1980))を形
質転換し、200個のコロニーを得た。
これらをpKM6 C1!aT−BgllH断片及び
合成オリゴマーを用いたコロニーハイブリグイゼーショ
ン(J、P、Gergen et al、Nuclel
c、Ac1d、Res、7.2115.1979)によ
り、ヒトインターフェロンβ構造遺伝子及びシグナルペ
プチド遺伝子の両方を持つクローンを選択した。
合成オリゴマーを用いたコロニーハイブリグイゼーショ
ン(J、P、Gergen et al、Nuclel
c、Ac1d、Res、7.2115.1979)によ
り、ヒトインターフェロンβ構造遺伝子及びシグナルペ
プチド遺伝子の両方を持つクローンを選択した。
得られた17個のクローンのうち4つを17!培養しり
、R,1lelinskiらの方法(Biochemi
stry 13+5484.1974 )でプラスミド
DNAを調製した。
、R,1lelinskiらの方法(Biochemi
stry 13+5484.1974 )でプラスミド
DNAを調製した。
Maxam、G11bert法(A、M、Maxam
and W、G11bert、Proc、Natl、八
ca1.5cie、UsA、 74. 560.(1
977))により合成シグナルペプチド遺伝子部分の塩
基配列を決定して目的通りのプラチスミドを持つ大腸菌
を得た。
and W、G11bert、Proc、Natl、八
ca1.5cie、UsA、 74. 560.(1
977))により合成シグナルペプチド遺伝子部分の塩
基配列を決定して目的通りのプラチスミドを持つ大腸菌
を得た。
実施例2
psV21FNβの制限酵素による切 :実施例1で得
られたベクターpsV2IFNβにおいて、制限酵素)
(indlTlおよびXbaI各2単位でそれぞれpS
V2 I FN/30.5μgを消化した反応混合物を
アガロースゲル電気泳動にかけ消化物の大きさを調べた
ところ、すべての場合にpsV21FNβを1ケ所で切
断する酵素で消化した場合に得られる約4800塩基対
のDNA断片が確認できた。
られたベクターpsV2IFNβにおいて、制限酵素)
(indlTlおよびXbaI各2単位でそれぞれpS
V2 I FN/30.5μgを消化した反応混合物を
アガロースゲル電気泳動にかけ消化物の大きさを調べた
ところ、すべての場合にpsV21FNβを1ケ所で切
断する酵素で消化した場合に得られる約4800塩基対
のDNA断片が確認できた。
よって該ベクターは、該ベクターの他の領域にまったく
認識部位を有さない制限酵素HindlTIおよびXb
a Iによる切断部位がヒトインターフェロンβ遺伝子
の開始コドンATGのAを+1としたときの−15から
+10の間の領域に存在することが確認された。
認識部位を有さない制限酵素HindlTIおよびXb
a Iによる切断部位がヒトインターフェロンβ遺伝子
の開始コドンATGのAを+1としたときの−15から
+10の間の領域に存在することが確認された。
実施例3
psV21FNβのシグナルペプチド遺伝子の一塩]i
社刀A9負pSV2IFNβの化学合成したシグナルペ
プチド遺伝子であるHindlll・Cla■断片につ
いて、Maxam G11bert法(4−Me t
h 。
社刀A9負pSV2IFNβの化学合成したシグナルペ
プチド遺伝子であるHindlll・Cla■断片につ
いて、Maxam G11bert法(4−Me t
h 。
ds jn Enzymology 65,497(1
980))により塩基配列を決定したところ、設計通り
であった。
980))により塩基配列を決定したところ、設計通り
であった。
(第2図)
HindTII切断部位は、SV40初期プロモータ中
に存在するBglI切断部位から63塩基対下流に、ま
た、ヒトインターフェロンβ遺伝子の開始コドンATG
のAから12塩基対上流に位置している。
に存在するBglI切断部位から63塩基対下流に、ま
た、ヒトインターフェロンβ遺伝子の開始コドンATG
のAから12塩基対上流に位置している。
またXba T切断部位はATGのAから4塩基対上流
に位置している。
に位置している。
よってヒトインターフェロンβ遺伝子の開始コドンAT
GのAはSV40初朋プ初子プロモータ中する8g7!
I切断部位から下流75塩基対の位置にある。
GのAはSV40初朋プ初子プロモータ中する8g7!
I切断部位から下流75塩基対の位置にある。
実施例4
psV21FN ヘク −に CO−11id O
JfJ買Qff施例1において得られたヒトインターフ
ェロンβ発現用ベクターpsV21FNβ0.7pmo
ρをリン酸カルシウム法(F、1.、Graham、e
t al Virology54.536.1973
)により約たヒトインターフェロンβ活性を測定したと
ころベクター導入後3日後に最高約2000単位/mp
のインターフェロン活性が確認できた。
JfJ買Qff施例1において得られたヒトインターフ
ェロンβ発現用ベクターpsV21FNβ0.7pmo
ρをリン酸カルシウム法(F、1.、Graham、e
t al Virology54.536.1973
)により約たヒトインターフェロンβ活性を測定したと
ころベクター導入後3日後に最高約2000単位/mp
のインターフェロン活性が確認できた。
なおインターフェロン活性の定量はS、Rubinst
einらの方法(,1,Virology、 37.7
55.1981 )により、ヒl−F L細胞νesi
cular Stomatis Virusを用いたC
PE50法で行った。標準インターフェロンとしては、
N r H標準インターフェロンβとすり合わせを行っ
た培養細胞由来のヒトインターフェロンβ730単位/
mρを用いた。
einらの方法(,1,Virology、 37.7
55.1981 )により、ヒl−F L細胞νesi
cular Stomatis Virusを用いたC
PE50法で行った。標準インターフェロンとしては、
N r H標準インターフェロンβとすり合わせを行っ
た培養細胞由来のヒトインターフェロンβ730単位/
mρを用いた。
第1図は実施例1のベクターpsV21FNβの作製方
法を示す図であり、第2図は実施例1のシグナルペプチ
ド遺伝子の合成オリゴマーからの作製方法を示す図であ
る。 第3図ばpSV2 T FNβにより形質転換されたC
O3−1細胞によるヒトインターフェロンβ産生の経時
的変化を示すグラフである。
法を示す図であり、第2図は実施例1のシグナルペプチ
ド遺伝子の合成オリゴマーからの作製方法を示す図であ
る。 第3図ばpSV2 T FNβにより形質転換されたC
O3−1細胞によるヒトインターフェロンβ産生の経時
的変化を示すグラフである。
Claims (4)
- (1)たんぱく質をコードする遺伝子配列を、動物ウィ
ルス遺伝子のプロモータ領域もしくは、動物細胞遺伝子
のプロモータ領域の下流に連結したベクターであって、
翻訳開始コドンの直前または直後に制限酵素による切断
部位が存在し、かつ当該ベクターの他の部位に該制限酵
素による切断部位が多くとも1ケ所しか存在しないこと
を特徴とする発現ベクター。 - (2)翻訳開始コドンの直前または直後がATGのAを
+1としたときの−15から+10の間の領域である特
許請求の範囲第(1)項記載の発現ベクター。 - (3)プロモータがSV40初期プロモータであり、プ
ロモータ中に存在するBgl I 切断部位から翻訳開始
コドンまでの距離が80塩基対以下である特許請求の範
囲第(1)項記載の発現ベクター。 - (4)たんぱく質をコードする遺伝子配列がヒトインタ
ーフェロンβの遺伝子配列である特許請求の範囲第(1
)項記載の発現ベクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59169388A JPS6152283A (ja) | 1984-08-15 | 1984-08-15 | 発現ベクタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59169388A JPS6152283A (ja) | 1984-08-15 | 1984-08-15 | 発現ベクタ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6152283A true JPS6152283A (ja) | 1986-03-14 |
Family
ID=15885667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59169388A Pending JPS6152283A (ja) | 1984-08-15 | 1984-08-15 | 発現ベクタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6152283A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63141581A (ja) * | 1986-12-05 | 1988-06-14 | Toray Ind Inc | 形質転換体および糖付加ポリペプチドの生産方法 |
JPS63141583A (ja) * | 1986-12-05 | 1988-06-14 | Toray Ind Inc | ヒトインターフェロンの生産方法 |
JPS63141582A (ja) * | 1986-12-05 | 1988-06-14 | Toray Ind Inc | 形質転換体 |
JPH01128788A (ja) * | 1987-11-12 | 1989-05-22 | Ichio Yanagi | Ebna関連抗原遺伝子の発現組み換え体dnaおよびそれを移入した細胞 |
-
1984
- 1984-08-15 JP JP59169388A patent/JPS6152283A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63141581A (ja) * | 1986-12-05 | 1988-06-14 | Toray Ind Inc | 形質転換体および糖付加ポリペプチドの生産方法 |
JPS63141583A (ja) * | 1986-12-05 | 1988-06-14 | Toray Ind Inc | ヒトインターフェロンの生産方法 |
JPS63141582A (ja) * | 1986-12-05 | 1988-06-14 | Toray Ind Inc | 形質転換体 |
JP2530631B2 (ja) * | 1986-12-05 | 1996-09-04 | 東レ株式会社 | 形質転換体 |
JP2530632B2 (ja) * | 1986-12-05 | 1996-09-04 | 東レ株式会社 | ヒトインタ―フェロンの生産方法 |
JPH01128788A (ja) * | 1987-11-12 | 1989-05-22 | Ichio Yanagi | Ebna関連抗原遺伝子の発現組み換え体dnaおよびそれを移入した細胞 |
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