JPS61518A - 真空熱処理炉 - Google Patents

真空熱処理炉

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JPS61518A
JPS61518A JP12220884A JP12220884A JPS61518A JP S61518 A JPS61518 A JP S61518A JP 12220884 A JP12220884 A JP 12220884A JP 12220884 A JP12220884 A JP 12220884A JP S61518 A JPS61518 A JP S61518A
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JP
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cooling
gas
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heating
furnace
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JP12220884A
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Yoshiki Tsuchida
芳樹 土田
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IHI Corp
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    • C21D1/74Methods of treatment in inert gas, controlled atmosphere, vacuum or pulverulent material
    • C21D1/773Methods of treatment in inert gas, controlled atmosphere, vacuum or pulverulent material under reduced pressure or vacuum
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D1/00General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
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    • C21D1/767Methods of treatment in inert gas, controlled atmosphere, vacuum or pulverulent material with forced gas circulation; Reheating thereof
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、真空熱処理炉に関し、特に雰囲気ガスの冷
却を効果的に行うための技術に係るものである。
〔従来の技術〕
低温で熱処理を行う真空熱処理炉は、真空炉と称しなが
らも、通常、不活性雰囲気ガスを循環させながら、処理
対象物(以下、処理物と略す)の加熱、および冷却を行
う。その冷却は、チューブ内に冷却水を流した冷却コイ
ル等の冷却体により雰囲気ガスを冷却し、循環させるこ
とによって行うが、冷却が効率よく行われて充分な冷却
速度を得られることが望ましい。
この種の従来の真空熱処理炉を第5図、第6図により説
明すると、その構造は、炉体1内に加熱室2を設置し、
この加熱室2内にバックルプレート3を設けて、加熱室
2内を処理物Aが収容される熱処理室4とこの熱処理室
4に通じる加熱用ガス通路5とに仕切シ、加熱用ガス通
路5には加熱体6を配置し、熱処理室4の上方には循環
ファン7を設置し、一方、加熱室2の壁部に冷却用扉8
゜9を設け、加熱室2の外部は冷却用ガス通路lOとな
して、その下方部に冷却コイル11を配置し、炉体1に
真空ボンプユニッ)12からの管を接続した構造である
。なお、13は処理物Aを載せる炉床、14は循環ファ
ンを駆動するモータである。
上記従来の真空炉において、加熱サイクルでは、加熱体
6によシ加熱された雰囲気ガス(以下、単にガスと略す
)が循環ファン7の送風により実線矢印(イ)に示す如
く流れて、熱処理室4と加熱用ガス通路5とを通る加熱
系循環経路を循環し、処理物Af加熱する。
そして、冷却サイクルに入ると、加熱体6への通電はオ
フとなり、かつ、冷却層8,9が開となり、ガスは、循
環ファン7の送風により破線矢印(ロ)の如く流れて、
熱処理室4と冷却用ガス通路10とを通る冷却系循環経
路を循環し、冷却用ガス通路10で冷却コイル11によ
り冷却されるので、処理物Aの冷却を行う。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の真空炉においては、加熱サイクルで4   
    は特に問題はないが、冷却サイクルでは、冷却
層8.9を開けても、ガスは、冷却用ガス通路10を通
って熱処理室4に流れる冷却系循環経路のみならず、熱
処理室4の外側の加熱用ガス通路5を通って熱処理室4
に流入する加熱系循環経路をも流れるので、そして、そ
の場合に抵抗の少ない方に多く流れるので、冷却コイル
11の方には充分な流量が得られない。とのため、ガス
冷却の効率が低く、冷却速度が遅くなる。この発明は、
冷却サイクル時において雰囲気ガスを冷却する効率が低
く、対象物を冷却する速度が遅いという上記問題点を解
決しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、処理物を収容する熱処理室に通じる加熱用
ガス通路に加熱体を備え、同じく熱処理室に通じる冷却
用ガス通路に冷却体を備えた真空熱処理炉において、上
記問題点を解決するために、熱処理室に臨む循環ファン
を設けるとともに、冷却用ガス通路に冷却専用の循環フ
ァンを設けたものである。
〔作 用〕
上記構成の真空熱処理において、加熱サイクルでは、雰
囲気ガスは、熱処理室に臨む循環ファンによ多送風され
て、加熱用ガス通路と熱処理室とを通る加熱系循環経路
を循環するが、加熱用ガス通路を通過する際に加熱され
るので、熱処理室内の処理物を加熱する。
冷却サイクルでは、雰囲気ガスは、冷却専用の循環ファ
ンにより送風きれて、冷却用ガス通路と熱処理室とを通
る経路、すなわち、冷却系循環経路を循環し、冷却用ガ
ス通路を通過する際に冷却コイルにより冷却されるので
、処理物を冷却する。
この場合、冷却専用の循環ファンは、冷却コイルの部分
を通る雰囲気ガスのみを送風するので、雰囲気ガスの冷
却が効率よく行われる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図、第2図により説明すると、
円筒彫金なす炉体20は、隔壁21によって加熱室22
とガス冷却用室23とに仕切られ、加熱室22内は、バ
ッフルプレート24によって仕切られ、内部が熱処理室
25、外部が加熱用ガス通路26とされている。
炉体20の側面には扉27が設けられ、この扉27は、
ワイヤロープ28を介して炉体2o上部のシリンダ29
によりけん引されて、ガイドレール30の溝に涜って昇
降されるようになっており、また、この扉27は、回示
せぬシリンダによりガイドレール30ごと炉体20に押
し付けられて炉内が気密に保たれる。なお、炉体20、
隔壁21、扉27により形成される加熱室22の内面C
では、すべて断熱材が貼シ付けられている。また、熱処
理室25の下部には、脚31を介して炉体20に支持さ
れた炉床32が設置され、この炉床32上に処理物Aが
載せられる。
また、炉体20の上部にはモータ33が設置され、との
モータ33の出力軸には熱処理室25を形成するバック
ルプレート24の上部の開口24aに臨む循環ファン3
4が固定されている。
前記加熱用ガス通路26、すなわち、バッフルプレート
24の外側部分には、加熱体35がバックルプレート2
4の外面に治って縦に複数個配列されている。この加熱
体35は、炉体20上部に設けられた筒状の取付は部3
6から炉体20内に挿入された導電体37に接続され、
通電によシ発熱する。
前記隔壁21の上部、および下部には、それぞれ開口2
1a、21bが形成され、上部の開口211には、図示
せぬエアシリンダによってビン38aのまわり全回動し
て開閉されるダンツク38が設けられている。
前記ガス冷却用室23は、中央部に開口39aを持つ仕
切板39によシ仕切られて、隔壁21の上部開口21a
から仕切板39の開口39aを通り隔壁21の下部開口
21bに抜ける冷却用ガス通路40が形成されている。
そして、この冷却用ガス通路40の上部開口21[L側
部分に冷却コイル41が収容され、一方、ガス冷却用室
23の側壁をなす蓋42には、モータ43が横置きに設
置され、このモータ43の出力軸には、前記仕切板39
の開口39aに臨む冷却専用の循環ファン44が取り付
けられている。
また、炉体20の底部には、ガイドプレート45.4 
       およびサブガイドプレート46 its
設けらhている。
ガイドプレート45は、第5図にも示すように、加熱室
22内の全長にわたって同一の湾曲した断面を持つ1対
のステンレス鋼板を対向させて、中央部に冷却時のガス
が流入するための開溝45&を形成した構造であり、こ
の湾曲した曲面によって加熱用ガス通路2Gからのガス
の流れが円滑に行われる。
なお、47.48はそれぞれモータ33,43を覆うカ
バー、49は炉内の雰囲気を吸引して真空化する真空ポ
ンプユニット、50はドレンを排出する排水ホッパであ
る。
上述した真空熱処理炉の作用について説明する。
まず、扉27を開けて処理物人全炉内に入れ、炉床32
に載せる。次いで扉27を閉じ、かつ、ダンパ38を2
点鎖線で示す如く閉じた後、真壁ポンプユニット49を
作動させて、炉内のガスを排出し、炉内を真空に保つ。
こうして、処理物Aに付着した水分や炉内の残留ガスを
除去した後、不活性ガスを、例えば700m+xHgま
で封入する。
なお、扉27を昇降させる場合には、扉27の内面の断
熱板27aが炉体20に干渉しない位置まで、図示せぬ
シリンダによシガイドレール30とともに後退させて行
う。
次いで、炉体上部の循環ファン34ft回転させて、炉
内の雰囲気ガスを循環させ、・ついで加熱体35に通電
して、この加熱体35の発熱によりガスを加熱し、この
加熱されたガスにより処理物Aを加熱する。この加熱サ
イクルにおけるガスの循環経路は、第2図に実線矢印(
イ)で示す加熱系循環経路である。すなわち、循環シア
ン34によシ左右のバツフルプ1/−1・24の外側の
加熱用ガス5m路26に送られ、バッフルプレート24
の下をくぐって熱処理室25内に下から入り、邪BIt
&51により迂回させられて上部の開口24 aから循
環ファン34により吸引される流れである。
上記流れにおいて、加熱用ガス通路26から熱処理室2
5に流入する際に二は、カイトプレート45により秦内
されで円γ!eに流れ、η為つ、ガスが熱処理室25内
に均%に配分される。したがって、熱処理室25内の温
度分布が均一に保たれつつ加熱が行われ、良好な熱処理
性能が得られる。
加熱が完了して、冷却サイクルになると、まず、加熱体
35への通電が切れる。なお、熱処理室25上部の循環
ファン34は回転し続け、実線矢印(イ)の循環は継続
する。そして、ダンパ38が第1図に実線で示す如く開
となシ、冷却専用の循環ファン43が回転し始め、循環
ガスの一部が破線矢印←)で示す如く、冷却系循環経路
を循環し、処理物Aを冷却する。すなわち、熱処理室2
5側から隔壁21の上部開口21aを通って冷却用ガス
通路40VC入り、この冷却用ガス通路40の冷却コイ
ル41部分を通る際に冷却され、続いて開口39aから
冷却専用の循環ファン43によシ吸引寧れ、下部開口2
1bを通電、ガイドプレート45の下側を通って、その
間溝45 aから処理室25内に入り、バッフルプレー
ト24の上部の開口24aから循環ファン34によシ吸
引され、再ひ隔壁21の上部開口21P5から冷却用ガ
ス通路4oに入る。
なお、冷却されたガスが熱処理坦25内に下部jがら入
る際には、前記ガイドプレート45およびサブガイドプ
レート46に、より案内されて熱処理室25内に均等に
配分される。したがって、熱処理室25内の温度分布が
均一に保たれつつ処理物Aの冷却が行われる。また、こ
の冷却時には、加熱系循環経路の流れも生じているが、
熱処理室25の下方で冷却循環経路のガスと合流して熱
処理室25内に入る。
なお、ガイドプレート45による開溝45aの幅は、炉
の大きさに応じて適切な寸法に選定するが、大型の炉で
は、冷却ガスの分布が充分均一化されるように、第4図
に示す如く、1対のガイドプレート52の各々を2分割
して2つの分割片52a、52bにより形成してもよい
。この場合には中央の開溝53a1およびその両外側の
開溝53bからガスが熱処理室25内に流入し、均一に
配分される。
なお、上記実施例において、熱処理室25の上部の循環
ファン34は、冷却時には停止させても4      
  よい。
また、冷却用ガス通路4oの入口のダンパ38は、加熱
時に加熱体35を通らないバイパスの流れを生じさせな
いので、熱効率と温度分布の上で好ましいが、このダン
パ38がない構造とすることも可能である。
また、逆に、加熱用ガス通路26の入口にダンパを設け
て、冷却時に加熱体35を通るバイパスのガスが生じな
い構造とすることもでき、この場合には、冷却効率がさ
ら忙向上する。
さらに、実施例では、炉体2oの筒長方向側部に冷却用
ガス通路40を設け、冷却コイル41を設けたが、炉設
置スペースあるいは周囲の状況等の種々の条件に応じて
最適の個所に設けることができる。例えば、第5図、第
6図の従来構造のものにおいて、加熱室2の外側の冷却
用ガス通路11に冷却専用の循環ファンを設けることも
できる。
また、本実施例では、加熱中のガス循環のため、開口2
4aを持つバックルプレート24および邪魔板51を設
けて循環路を構成しているが、これらの部品の全部、又
は一部を取り除いた構成とすることも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、熱処理室に臨む循
環ファンの他に、冷却用ガス通路に冷却 4゜専用の循
環ファンを設けたので、下記の如き種々の優れた効果を
奏する。
■ 冷却専用の循環ファンは冷却コイル部分を通る雰囲
気ガスのみを送シ出すので、充分な流量の雰囲気ガスを
冷却コイル部分に流すことができ、高い冷却効率が得ら
れ、冷却速度が向上する。
■ 冷却専用の循環7ア/を別に設けるものであるから
、冷却コイルの設置場所の制約がない。したがって、加
熱体や循環径路の配置を最適なものに設計することが容
易であシ、例えば、ガイドグレートを設ける等して、循
環ガスの熱処理室内への流入を均等に配分し、温度分布
の均一化による熱処理性能の向上を実現することができ
る。
■ 冷却切替えのダンパ(−!たけ冷却扉)Fi必ずし
も必要でなく、また、ダンパを設ける場合でも、その構
造は簡単なものでよく、かつ、その数も少なくてよいの
で、炉の構造が簡単である。
■ 上記のことから、全体として小型化することができ
、また、低コストを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の実施例を示すもので、第1図
は真空熱処理炉の断面図、第2図は第1図におけるト」
線断面図、第3図はガイドプレートの斜視図、第4図は
ガイドプレートの他の実施例図、第5図、第6図は従来
例を示すもので、第5は真空熱処理炉の断面図、第6図
は第5図におけるW−W線断面図である。 A・・・・・・処理対象物、20・・・・・・炉体、2
5・・・・・・熱処理室、26・・・・・・加熱用ガス
通路、34・旧・・循環ファン、34i・・・・・・加
熱体、4o・・・・・・冷却用ガス通路、41・・・・
・・冷却コイル(冷却体)、44・・・・・・循環ファ
ン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 炉体内に、処理対象物を収容する熱処理室に通じる加熱
    用ガス通路と、同じく熱処理室に通じる冷却用ガス通路
    とを形成し、前記加熱用ガス通路に炉内雰囲気ガスを加
    熱するための加熱体を設け、前記冷却用ガス通路に炉内
    雰囲気ガスを冷却するための冷却体を設けた真空熱処理
    炉において、前記熱処理室に臨む循環ファンを設けると
    ともに、前記冷却用ガス通路に冷却専用の循環ファンを
    設けたことを特徴とする真空熱処理炉。
JP12220884A 1984-06-14 1984-06-14 真空熱処理炉 Pending JPS61518A (ja)

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