JPS615172A - 生コンクリ−トの吹付方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はトンネル工事現場等において、吹付用コンクリ
ートを吹付ける際の、吹付コンクリートとそれに混合さ
れる急結剤とを一定の混合比率で供給する生コンクリー
トの吹付方法及び装置に関するものである。

〔従来技術〕

従来、トンネル工事その他の現場においても、モルタル
捷たはコンクリートからなる吹付用コンクリートを吹付
ノズルにより吹付ける際には、生コンクリートタンクか
ら圧縮空気を使用して圧送されてきた吹付用コンクリー
トにその吹付用ノズルの手前で急結剤を混合するが、と
の吹付用コンクリートと急結剤とをどのようにバランス
良く混合するかという問題があった。

即ち、生コンクリートタンクと吹付ノズルとの間には、
生コンクリートを定量供給する装置が設けられておらず
、生コンクリートの供給量に変動があるため、吹付用コ
ンクリートと急結剤との供給量の比率が常に変化するこ
とになり、絶えずこれらのバランスが適合せず、良好な
生コンクリートの吹付けができないという問題があった
。

〔発明の目的〕

そこで本発明は、前記従来の問題点を解消し、吹付用コ
ンクリートと急結剤とを常に一定の混合比率で吹付ノズ
ルに供給し、良好な生コンクリートの吹付が可能な吹付
方法及び装置を提供することを目的としたものである。

〔発明の構成〕

即ち、本発明の生コンクリート吹付方法は、圧送されて
きた吹付用コンクリートの供給量とその吹付用コンクリ
ートに混合される急結剤の供給量とを常に一定の混合比
率で吹付ノズルに送ることを特徴としたものであり、ま
た、その方法を適・用する吹付装置は、吹付用コンクリ
ートの圧送装置と吹付ノズルとの間に、圧送されてきた
吹付用コンクリートの定量供給機と、その吹付用コンク
リートに混合させる急結剤の供給ポンプとを介在させる
と共に、上記定量供給機と供給ポンプとを連動させて吹
付用コンクリートと急結剤とを常に一定の混合比率で供
給させるようにすることにより構成される。

〔実施例〕

以下図面を参照して本発明の方法を適用した生コンクＩ
Ｊ　−ト吹付装置の実施例を説明すると、まず図中の１
で示すのは吹付用コンクリートの圧送装置であり、例え
ばこの実施例ではスクリュークリートと称する移動式の
圧力容器２内に貫設した軸４をモータ３で回転可能に設
け、その軸４上に多数固設したスクリュー状の羽根５に
より吹付用コンクリートを攪拌するようになっており、
圧縮空気源６からこの圧力容器２内に減圧弁７経由供給
された圧縮空気Ａによりその吹付用コンクリートを圧力
容器２の出口８より圧送管９経由、定量供給機１０に圧
送するようになっている。

次に、吹付コンクリートの定量供給機１０はモータ２１
によりベルトを介して回転され、かつ４個のローラ１１
Ａを有するロータ１１を内蔵しており、定量供給機１０
内に配設し、かつ圧送管９に連通した耐久性のゴムホー
ス１２を、このロータ１１のローラ１１Ａが押しつぶし
なから吹付コンクリートを送り出す方向に回転すること
により、吹付用コンクリートの供給量を定量にコントロ
ールするようにしている。

一方、この定量供給機１０を回転しているモータ２１は
、同じ台車１３上に設けた急結剤タンク１６から急結剤
を吹付ノズル１５側に供給する供給ポンプ１４をも同時
にベルトを介して回転するようになっており、従って、
定量供給機１０と供給ポンプ１４とはモータ２１を介し
て連動しているので、吹付用コンクリートと急結剤とは
常に一定の混合比率で吹付ノズル１５側に供給されるこ
とになる。

そこで、定量供給機１０から供給された吹付用コンクリ
ートは、コンクリートホース１７経由吹付ノズル１５に
供給されるが、その途中で、前記圧縮空気源６からの圧
縮空気Ａを減圧弁１８及びエア吹込パイプ２２を介して
供給されている。

また、急結剤の供給ポンプ１４から供給された急結剤も
、急結剤ホース１９の途中で上記圧縮空気Ａが供給され
た後、吹付ノズル１５０手前のコンクリートホース１７
の途中に設けられた急結剤混合パイプ２０にて吹付用コ
ンクリートと混合すれるようになっている。

〔作用〕

上記の構成からなるこの実施例における生コンクリート
の吹付装置では、吹付用コンクリートの圧送装置１と吹
付ノズル１５との間に、圧送されてきた吹付用コンクリ
ートの定量供給機１０と、その吹付用コンクリートに混
合させる急結剤の供給ポンプ１４とを同一の台車１３上
において介在させており、しかもこれら定量供給機１０
と供給ポンプ１４とを同じモータ２１により連動して回
転しているので、そのモータ２１の回転数を変えて、吹
付用コンクリートと急結剤との供給量を変化させても、
これら両者は一定の混合比率で吹付ノズル１５に供給さ
れることになる。

なお、上記図面で示した吹付コンクリートの圧送装置１
及び定量供給機１０及び急結剤の供給ポンプ１４につい
ては、本実施例のものに限定されるものではなく、どの
ような型式及び構造を有するものでも有効であり、更に
、吹付用コンクリートもモルタル等の吹付用に使用され
るコンクリートも含むものであり、更に急結剤としては
、コンクリートと混合すると凝固する性質を有する従来
一般に使用されているものを使用できる。

〔発明の効果〕

従って、本発明の生コンクリートの吹付方法及びその装
置を採用すれば、吹付用生コンクリートと急結剤とを常
に一定の混合比率で吹付ノズルに送ることができるので
、均質な吹付用生コンクリートをその吹付現場に供給で
き、良好な生コンクリート吹付作業が可能になるという
効果がある。

また、圧送装置と吹付ノズルとの間に定量供給機を介設
しているので、吹付コンクリートカ一定量連続して供給
されるので、スムースな吹付作業ができるという利点も
ある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例における生コンクリート吹付装
置の配置図である。 １・・・圧送装置、１０・・・定量供給機、１４・・・
供給ポンプ、１５・・・吹付ノズル、２０・・・急結剤
混合パイプ、２１・・・モータ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、圧送されてきた吹付用コンクリートの供給量とその
   吹付用コンクリートに混合される急結剤の供給量とを常
   に一定の混合比率で吹付ノズルに送ることを特徴とする
   生コンクリートの吹付方法。 ２、吹付用コンクリートの圧送装置と吹付ノズルとの間
   に、圧送されてきた吹付用コンクリートの定量供給機と
   、その吹付用コンクリートに混合させる急結剤の供給ポ
   ンプとを介在させると共に、上記定量供給機と供給ポン
   プとを連動させて吹付用コンクリートと急結剤とを常に
   一定の混合比率で供給させるようにした生コンクリート
   の吹付装置。