JPS6151716A - 防蟻電線・ケ−ブル - Google Patents
防蟻電線・ケ−ブルInfo
- Publication number
- JPS6151716A JPS6151716A JP59172223A JP17222384A JPS6151716A JP S6151716 A JPS6151716 A JP S6151716A JP 59172223 A JP59172223 A JP 59172223A JP 17222384 A JP17222384 A JP 17222384A JP S6151716 A JPS6151716 A JP S6151716A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nylon
- cable
- sheath
- cables
- termite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/14—Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は防蟻性を付与した電線・ケーブルに関するもの
である。
である。
[従来の技術]
白WA棲息地の地下に埋設されたり、地中管路布設され
たりした制御、電力、通信等の電線・ケーブルが白蟻に
よる食害を受け、エネルギーや情報伝送に大きな支障を
来す事故が起きている。
たりした制御、電力、通信等の電線・ケーブルが白蟻に
よる食害を受け、エネルギーや情報伝送に大きな支障を
来す事故が起きている。
かかる事故対策として、近年電線・ケーブルの最外層シ
ースにナイロンを設ける構造の防蟻・電線ケーブルが実
用されてきている。
ースにナイロンを設ける構造の防蟻・電線ケーブルが実
用されてきている。
ナイロンの防蟻性は、化学組成よりもその物理的硬さの
効果が大きいとされ、事実、エポキシ、ポリカーボネー
ト、ポリアセタールといった剛直なプラスチックは防蟻
性に優れていることが実証されている。
効果が大きいとされ、事実、エポキシ、ポリカーボネー
ト、ポリアセタールといった剛直なプラスチックは防蟻
性に優れていることが実証されている。
このように、ナイロンの防蟻性は確かであり、このナイ
ロンを電線・ケーブルの最外層シースとして押出あるい
はテープ巻等により施している。
ロンを電線・ケーブルの最外層シースとして押出あるい
はテープ巻等により施している。
一方、これら防蟻電線・ケーブルも含めて、地中や管路
的電線・ケーブルでは、電線・ケーブルの布設工事終了
後あるいは実用時において、電線・ケーブルの損傷、外
傷、変質、劣化等が生じていないかといったケーブルの
健全性確認の目的から絶縁体はもちろん、シースにも耐
電圧試験や絶縁抵抗試験を実施することが増加している
。
的電線・ケーブルでは、電線・ケーブルの布設工事終了
後あるいは実用時において、電線・ケーブルの損傷、外
傷、変質、劣化等が生じていないかといったケーブルの
健全性確認の目的から絶縁体はもちろん、シースにも耐
電圧試験や絶縁抵抗試験を実施することが増加している
。
この中で、特にシース部の耐電圧や絶縁抵抗特性の測定
は、シースの内外に適当な電極を設けて行う必要がある
。シース内の電極は一般にケーブルの外部遮蔽層として
の金属層を利用できるが、シース外の外部電極としては
、金屈テーブヤ金屈編組等が考えられるが、ケーブル全
長にわたってこのような金JFE N極を設けることは
経済的にはもちろん、その他取り扱い性、布設作業性か
らも問題が□あり、これまでビニルやポリエチレンのシ
ースでは、表面に[性塗わ1を塗布したり、導電性コン
パウンドを押出被’Hする方法が取られてきた。
は、シースの内外に適当な電極を設けて行う必要がある
。シース内の電極は一般にケーブルの外部遮蔽層として
の金属層を利用できるが、シース外の外部電極としては
、金屈テーブヤ金屈編組等が考えられるが、ケーブル全
長にわたってこのような金JFE N極を設けることは
経済的にはもちろん、その他取り扱い性、布設作業性か
らも問題が□あり、これまでビニルやポリエチレンのシ
ースでは、表面に[性塗わ1を塗布したり、導電性コン
パウンドを押出被’Hする方法が取られてきた。
[発明が解決しようとする問題点]
ナイロンシースを最外層に設けた電線・ケーブルにおい
ては、まだ外部電極として実用できるコンパウンドある
いは塗料が開発、実用化されておらず、ナイロンシース
を設けた防11電線・ケーブルシースの耐電圧あるいは
絶縁抵抗の測定ができないという問題を抱いている。
ては、まだ外部電極として実用できるコンパウンドある
いは塗料が開発、実用化されておらず、ナイロンシース
を設けた防11電線・ケーブルシースの耐電圧あるいは
絶縁抵抗の測定ができないという問題を抱いている。
特に高密度ポリエチレンをシースに用い、その上にナイ
ロン防蟻層を施′ツ電線・ケーブルにおいては、高密度
ポリエチレンが熱あるいは環境応力亀裂に一抹の不安が
あるだけに、こうしたシースの健全性把握は極めて重要
であり、ナイロンに適した電極材料が望まれている。
ロン防蟻層を施′ツ電線・ケーブルにおいては、高密度
ポリエチレンが熱あるいは環境応力亀裂に一抹の不安が
あるだけに、こうしたシースの健全性把握は極めて重要
であり、ナイロンに適した電極材料が望まれている。
本発明は上記に基づいたもので、ナイロンシースを有す
る防蟻電線・ケーブルのシースの耐電圧あるいは絶縁抵
抗の測定を可能ならしめる外部電極としての役割を講じ
る導電島を設けた新規な防蟻電線・ケーブルの提供を目
的とするものである。
る防蟻電線・ケーブルのシースの耐電圧あるいは絶縁抵
抗の測定を可能ならしめる外部電極としての役割を講じ
る導電島を設けた新規な防蟻電線・ケーブルの提供を目
的とするものである。
[問題点を解決するための手段]
本発明の電線・ケーブルは、プラスナックあるいはゴム
シースの外周にナイロン層を設け、更にこの外周にアル
コール可溶性ナイロンとカーボンブラックからなる導電
性塗料を塗布してなることを特徴とするものである。
シースの外周にナイロン層を設け、更にこの外周にアル
コール可溶性ナイロンとカーボンブラックからなる導電
性塗料を塗布してなることを特徴とするものである。
本発明のシース材料としては、プラスチック、ゴムのい
ずれでもよく、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、クロロ
ブレン、エチレンプロピレン等があげられる。
ずれでもよく、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、クロロ
ブレン、エチレンプロピレン等があげられる。
ナイロンには6.66.610、ナイロン11.12が
といったものがあげられ、防蟻性、加工性、吸湿性、取
扱性を考慮するとナイロン11.12が好ましい。
といったものがあげられ、防蟻性、加工性、吸湿性、取
扱性を考慮するとナイロン11.12が好ましい。
勿論ナイロンを主体とするものであれば、共重合体、ブ
レンド体であってもよい。
レンド体であってもよい。
ナイロン層の厚さは、ケーブルのサイズによって異なる
が、11rn位の厚さで設けるのが一般的であり、小サ
イズの場合はこれより薄く、大サイズの場合はこれより
厚くなることもある。
が、11rn位の厚さで設けるのが一般的であり、小サ
イズの場合はこれより薄く、大サイズの場合はこれより
厚くなることもある。
アルコール可溶性ナイロンは、メタノール、エタノール
などの低級脂肪族アルコールおよびこれらと例えばトリ
クレン等の塩素化炭化水素等との混合液に溶解するもの
も含まれる。
などの低級脂肪族アルコールおよびこれらと例えばトリ
クレン等の塩素化炭化水素等との混合液に溶解するもの
も含まれる。
アルコール可溶性ナイロンは、原料の共重合、三元共重
合などにより作られるもので、例えば、6/66/61
016/66/11.6/66/12等がある。また、
ナイロン11.12等の低分子量ナイロンもアルコール
に可溶である。
合などにより作られるもので、例えば、6/66/61
016/66/11.6/66/12等がある。また、
ナイロン11.12等の低分子量ナイロンもアルコール
に可溶である。
こうした共重合体の他に、アルコール可溶ナイロンとし
ては、N−アルコキシメチル変性ナイロンのように、ナ
イロンにホルマリンとアルコール等を作用させてアミド
基の水素を置換したタイプも使用される。
ては、N−アルコキシメチル変性ナイロンのように、ナ
イロンにホルマリンとアルコール等を作用させてアミド
基の水素を置換したタイプも使用される。
要す、るに、アルコールを主体とする溶剤に可溶なナイ
ロンであればその組成を限定するものではない。
ロンであればその組成を限定するものではない。
導電性付与のためのカーボンブランクは、チャンネルブ
ラック、ファーネスブラック、アセチレンブラック等が
あげられる。その■は、アルコール可溶ナイロン100
@ffi部に対して50〜300重■部程度が好ましい
。
ラック、ファーネスブラック、アセチレンブラック等が
あげられる。その■は、アルコール可溶ナイロン100
@ffi部に対して50〜300重■部程度が好ましい
。
アルコール可溶性ナイロンおよびカーボンブラックを含
有する組成物は、エチルアルコールあるいはエチルアル
コール−トリクレン混合溶液等の適当な溶剤で溶解して
塗料として用いられる。
有する組成物は、エチルアルコールあるいはエチルアル
コール−トリクレン混合溶液等の適当な溶剤で溶解して
塗料として用いられる。
[実施例1
実施例
1000−のfj4導体に絶縁紙を巻き、絶縁油を含浸
したコアの周上にアルミ被を施し、この外周にポリ塩化
ビニルシースを7mの厚さで被覆したOFケーブルを使
用した。
したコアの周上にアルミ被を施し、この外周にポリ塩化
ビニルシースを7mの厚さで被覆したOFケーブルを使
用した。
ポリ塩化ビニルシースの外周に、ナイロン11を厚さ1
.0#に押出被覆した。
.0#に押出被覆した。
続いて、ナイロン6’/66/610からなる三元共重
合ナイロン1011部、アセチレンブラック10垂借部
、エチルアルコール80垂借からなる導電性塗料を塗布
した。
合ナイロン1011部、アセチレンブラック10垂借部
、エチルアルコール80垂借からなる導電性塗料を塗布
した。
導電層の導電性は70Ω−cmであり、シースの耐電圧
および絶縁抵抗測定用の外部電極としては十分な値を示
した。
および絶縁抵抗測定用の外部電極としては十分な値を示
した。
このケーブルのアルミシースと導電層(大地)間での耐
電圧試験と同じくもれ電流から逆算した求める絶縁抵抗
を測定し、十分な電極作用を認めた。
電圧試験と同じくもれ電流から逆算した求める絶縁抵抗
を測定し、十分な電極作用を認めた。
一方、ケーブルを乾燥布テープおよび潤滑布テープの2
つを用いて各20回摩耗試験を行ったところ、両方のテ
ープの場合において、塗料の剥離、摩擦は生じなかった
。
つを用いて各20回摩耗試験を行ったところ、両方のテ
ープの場合において、塗料の剥離、摩擦は生じなかった
。
比較例
実施例と同じOFケーブルを使用した。
ポリ塩化ビニルシースの外周に、ナイロン11を1.0
#に施した。
#に施した。
続いて、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体10重役部、ア
セチレンブラック101メタルエチルケトンとパークロ
ルエチレンの2=1混合溶剤80重量部からなる導電性
塗料を塗布した。
セチレンブラック101メタルエチルケトンとパークロ
ルエチレンの2=1混合溶剤80重量部からなる導電性
塗料を塗布した。
導電層の導電性は600−αであり、外部′Fi極とし
て十分使用できることを冨めた。
て十分使用できることを冨めた。
しかし、乾燥布テープおよび湿潤布テープ摩耗テストに
おいて、それぞれ6回と4回でナイロンシースの上の塗
料層は消失してしまった。
おいて、それぞれ6回と4回でナイロンシースの上の塗
料層は消失してしまった。
〔発明の効果]
以上説明してきた通り、本発明によれば製造、運搬およ
び布設後におけるシースの欠陥部、異常部等の発見に極
めて有利な導電性塗料を塗布した防蟻電線・ケーブルの
提供が可能になる。
び布設後におけるシースの欠陥部、異常部等の発見に極
めて有利な導電性塗料を塗布した防蟻電線・ケーブルの
提供が可能になる。
C
Claims (1)
- (1)電線・ケーブルのプラスチックあるいはゴムシー
スの外周にナイロン層を設け、更にこの外周にアルコー
ル可溶性ナイロンとカーボンブラックからなる導電性塗
料を塗布してなることを特徴とする防蟻電線・ケーブル
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59172223A JPS6151716A (ja) | 1984-08-18 | 1984-08-18 | 防蟻電線・ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59172223A JPS6151716A (ja) | 1984-08-18 | 1984-08-18 | 防蟻電線・ケ−ブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6151716A true JPS6151716A (ja) | 1986-03-14 |
JPH0326883B2 JPH0326883B2 (ja) | 1991-04-12 |
Family
ID=15937876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59172223A Granted JPS6151716A (ja) | 1984-08-18 | 1984-08-18 | 防蟻電線・ケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6151716A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58178224U (ja) * | 1982-05-24 | 1983-11-29 | 古河電気工業株式会社 | 電気ケ−ブル |
-
1984
- 1984-08-18 JP JP59172223A patent/JPS6151716A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58178224U (ja) * | 1982-05-24 | 1983-11-29 | 古河電気工業株式会社 | 電気ケ−ブル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0326883B2 (ja) | 1991-04-12 |
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