JPS6151331A - ダクト用可撓性シ−ト状材料 - Google Patents

ダクト用可撓性シ−ト状材料

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JPS6151331A
JPS6151331A JP17314184A JP17314184A JPS6151331A JP S6151331 A JPS6151331 A JP S6151331A JP 17314184 A JP17314184 A JP 17314184A JP 17314184 A JP17314184 A JP 17314184A JP S6151331 A JPS6151331 A JP S6151331A
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JP
Japan
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ducts
flexible sheet
sheet material
air
duct
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Pending
Application number
JP17314184A
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English (en)
Inventor
忠雄 鹿沼
博文 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は空調用の風道(以下ダクトと称す)を製造する
のに適したシート状竺料に関し、より詳しくは、現場施
工性に優れる軽量で且つ可撓性に蔓んだシート状材料に
関する。
〈従来の技術〉 各種建物の空調用ダクトには鉄板等金属材料が使用され
ているが、これら材料は堅牢度高く安価である反面・重
陽成型加工性が悪“・竺熱材との一体化や天井への吊シ
下げ工事などの現場施工性が悪い等の問題があった。
前記問題点を解決するため及び軽量化を図るために、グ
ラスウールやポリウレタンなどの断熱材料自体でダクト
を作ることが提案されている。しかしこの種ダクトは肉
厚10圃以上を必要とし、したがって剛直であるために
前記問題点中成型加工性は依然として改善されるには至
らない。
〈発明が解決しようとする問題点〉 以上から明らかなように、従来から公知のダクト用シー
ト状材料は各種の問題点を有する。本発明は−のような
問題点!解決して軽量で且つ可撓性に富むダクト用シー
ト状材料を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明者等は前述の問題点を解決すべく鋭意研究の結果
、鉄板等金属材料に代えて繊維材料を用いて作られた空
気遮蔽層を用いることにより前述の問題点を解決し得る
ことを見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明の目的は、空気遮蔽層と断熱層が積層さ
れて形成されている不燃性のダクト用シート状材料であ
って、前記遮蔽層を剛軟度1500〜以下の繊維製シー
ト材料を含んで構成することを特徴とするダクト用可撓
性シート状材料によって達成される。
空気遮蔽層を構成する繊維製シート状材料は剛軟度15
00m9以下、好ましくは1000In9以下の柔軟性
を有することが必要であることが経験上判明している。
剛直度1500rnIiを超える場合はダクトの剛直度
が増加し本発明の目的を達成することができない。
なお本明細書でいう剛軟度はJIS L−1079によ
るが−レ剛軟度であり、幅2cIIL×長さ5cIrL
の試料を経方向と緯方向にそれぞれ2枚づつ用意して測
定し、その平均値(〜)で示すものである。
前記繊維製シート状材料はダクト用として空気遮蔽性を
有するものであればどのような形態のものを用いてもよ
い。すなわち織物、編物、′不織布、抄紙シート、ある
いはこれらの混合物又は積層物の何れであってもよい。
これら繊維製シート状材長繊維糸条、短繊維紡績糸の何
れであってもよい。
繊維製シート状材料を構成する繊維は不燃性又は難燃性
が付与されたものであれば、どのような素材を用いても
よい。したがって難燃処理が糸条又は布帛状態で付与さ
れたポリエステル繊維やポリアミド繊維のような合成繊
維等を用いることもできるがよシ高い難燃性又は不燃性
を与えるためにハ、例工ばパラフェニレンテレフタルア
ミドなどのアラミド繊維、カイノール■に代表されるフ
ェノール系繊維、テフロン■に代表されるフッ素系繊維
、炭素繊維、耐炎繊維、ガラス繊維、ステンレススチー
ルやアルミニウム等の金属繊維、アルミナ繊維、?ロン
繊維、シリコーンカーバイト繊維、アスベスト繊維尋を
用いるとよい。
又前記繊維製シート状材料の空気遮蔽性を高めるために
、繊維製シート状材料の片面又は両面に別途空気遮断層
を設けてもよい。遮断層を形成するために用いられる素
材としては、耐熱性で難燃又は不燃性の樹脂、ゴム等を
用いればよく、特に限定するものではないが、例えばシ
リコン系樹脂、含ハロゲン系ビニル樹脂、ポリイミド系
樹脂、含ハロゲン系ゴム等を用いるとより好ましい。
繊維製シート状材料への前記遮断層の付与は、前記遮断
用素材のディッピング、コーティング、スプレー塗付、
又はフィルム状態でのラミネートなどから適宜選択し、
あるいは組合せて行えばよい。
本発明のダクト用可撓性シート状材料における断熱層は
特に限定されるものではなく熱伝導率の低い物質の中か
ら適宜選択して用いればよい。ただし形成されたダクト
の可撓性に影響するような断熱層を用いることは好まし
くなく、その観点からはグラスウール、セラミ、クスな
どの繊維質、ポリウレタン、ポリスチレンなどの微小発
泡樹脂、炭化コルクなどの木材質、アルミなどの金属箔
、あるいはシリカ、ガラスなどの無機質微小中空球や空
気、炭酸ガス、フロンガスなどの気体層を含有した層等
を用いるとよフ好ましい。
積層された空気遮蔽層と断熱層相互の固定方法は従来公
知の方法を採用すればよく、例えば溶液型、ホットメル
ト型などの接着剤、高周波融着、超音波融着、縫製など
から適宜選択し、あるいは組合せて行えばよい。
〈実施例〉 本発明のダクト用可撓性シート状材料の一実施例を示す
添付図を参照して本発明のダクト用可撓性シート状材料
の構成を説明し、併せて数例の実施例について比較例と
の性能比較を行う。・第1図は本発明のダクト用可撓性
シート状材料の一実施例を示す斜視図である。
本発明のダクト用可撓性シート状材料1は空気遮蔽ff
1loと断熱層20が積層されて形成されている。空気
遮蔽層lOはガラス繊維から成る経糸12と緯糸13に
よって織成された織物11にシリコーン樹脂14がコー
ティングされて形成されている(第1図においてはシリ
コーン樹脂14が織物ll中に含浸されているように示
されているが織物11の上下又は何れか一方に層状に形
成されていてもよい)、第1図に示した実施例における
断熱層20は多数の無機質中空球体22を含有したシリ
コーン樹脂層21とその上に貼り合されたアルミ箔23
から成る。
次に数例の実施例と比較例との性能比較を行うがその測
定条件を一括して下記に示す。
0不燃性はJIS A−1322に基づき測足し、規格
中の表1に基づき判定した。
O空気遮蔽性はJIS L−1096(6,27,IA
法)に基づき測定し、通気性で評価した。
Q断熱性はJIS A−1412に基づき測定し、熱伝
導率で評価した。
0可撓性は水平面から試料を押し出した時の下方への垂
れ下りの程度により評価した。
実施例1〜3および比較例1.2 0実施例1の製造条件 400デニールのガラス繊維長繊維を用いて経糸密度3
2本/インチ、緯糸密度30本/インチで厚さ0.28
 m−目付3701/−のガラス繊維織物をつくる。こ
の織物の両面にシリコーン樹脂KE−1300T (信
越シリコーン社製品)を用いて10017m2のコーテ
ィングをし、120℃×2分間乾燥して空気遮蔽層を形
成する。次に断熱層として片方の面に粒径10〜100
痺程度のフィライト■(日本フィライト社製無機質中空
球体)100重量部と前記シリコーン樹脂KE−130
0T 100重量部から成る混合物をコーティングして
厚さ03〜0.4■、約1001/’n’L”の層を形
成し、乾燥後厚さ約20μのアルミ箔を貼合せた後、1
50℃×30m1nの熱処理を行い、実施例1の可撓性
シート状材料を得た。
0実施例2の製造条件 1600デニールの耐炎繊維を用いて経糸密度22本/
インチ、緯糸密度22本/インチで厚さ06■、目付3
8011/fn”の織物をつくる。織物の両面にシリコ
ーン樹脂KIE−1302(信越シリコーン社製品)を
用いて80I/−のコーティングをし、120℃×2m
1nの乾燥をして空気遮蔽層を形成する。次に厚さ約0
.5 mのアルミナ・シリカ繊維のウェブを断熱層とし
て貼り合せ、ウェブの上方からアルミ・ペースト30重
量部を添加したシリコーン樹脂KE−1300Tを用い
て7017m”のコーティングをし120℃X 2 m
inの乾燥後、160”CX15mInの熱処理を行い
、実施例2の可撓性シート状材料を得た。
0実施例3の製造条件 200デニールのガラス繊維長繊維を用いて経糸密度6
0本/インチ、緯糸密度48本/インチで厚さ0.15
 m、 目付29011/−の織物をつくる。
織物の片面に、前述のソイ2イト050重量部、シリコ
ーン樹脂KE−1300T 100重量部から成る混合
物を用いて7517m2のコーテイング後120”C,
X2m1nの乾燥をし空気遮蔽層を形成する。次にコー
テイング面に厚さ20μのアルミ箔を断熱層として貼夕
合せ、150℃X 30 minの熱処理をした。得ら
れた2枚のシート状材料をコーテイング面と非コーテイ
ング面とを重ね合せて、ポリエステル系ホットメルト樹
脂にょル点触着して実施例3の可撓性シート材料を得た
。この実施例の場合には介在する空気層により薄くて断
熱特性の優れた可撓性シート状材料が得られた。
0比較例1の製造条件 厚さ約10−目付1050117m2のグラスウールシ
ートの片面に厚さ約20μのアルミ箔を貼り合せて比較
例1のシート材料を得た。
0比較例2の製造条件 実施例2において空気遮蔽層へのシリコブン、樹脂コー
ティング量(2501/m” )を多くして作り、比較
例2のシート材料を得た。
実施例1〜3、比較例1.2について空気遮蔽層の剛軟
度、シート材料の不燃性、空気遮蔽性、断熱性および可
撓性を測定した。得られた結果を第1表に示す。
以下余白 第1表に示すように実施例1〜3、比較例1゜2とも不
燃性、空気遮蔽性、断熱性についてはほぼ同等の数値を
示し、ダクト用材料に適していることを示す。
実施例1,2.3は軽量であると共に可撓性に富み、特
に実施例1のシート材料は可撓性に優れていることが判
る。又実施例3は薄いにもかかわらず空気遮蔽性、断熱
性について実用可能な数値を示し且つ可撓性も良く優れ
たダクト用シート材料であることが判る。
それに対して比較例1は剛直で脆いという欠点を有し、
比較例2は空気遮蔽層の剛軟度が1500〜を越えると
シート材料の可撓性が劣ることを示すO 〈発明の効果〉 本発明のダクト用可撓性シート状材料は前述のように構
成されているので、軽量で且つ可撓性に富み、したがっ
てダクトを形成する場合にも軽くて成型加工性および現
場施工性に優れた性能を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のダクト用可撓性シート状材料の一実施
例を示す斜視図である。 1・・・可撓性シート状材料、10・・・空気遮蔽層、
11・・・織物、14・・・シリコーン樹脂、20・・
・断熱層、21・・・シリコーン樹脂層、23・・・ア
ルミ箔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、空気遮蔽層と断熱層が積層されて形成されている不
    燃性のダクト用シート状材料であって、前記空気遮蔽層
    を剛軟度1500mg以下の繊維製シート材料を含んで
    構成することを特徴とするダクト用可撓性シート状材料
JP17314184A 1984-08-22 1984-08-22 ダクト用可撓性シ−ト状材料 Pending JPS6151331A (ja)

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ID=15954870

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JP17314184A Pending JPS6151331A (ja) 1984-08-22 1984-08-22 ダクト用可撓性シ−ト状材料

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6414835B1 (ja) * 2018-03-29 2018-10-31 株式会社エスコ 断熱材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6414835B1 (ja) * 2018-03-29 2018-10-31 株式会社エスコ 断熱材
JP2019171806A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 株式会社エスコ 断熱材

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