JPS6151288B2 - - Google Patents
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- JPS6151288B2 JPS6151288B2 JP7916182A JP7916182A JPS6151288B2 JP S6151288 B2 JPS6151288 B2 JP S6151288B2 JP 7916182 A JP7916182 A JP 7916182A JP 7916182 A JP7916182 A JP 7916182A JP S6151288 B2 JPS6151288 B2 JP S6151288B2
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- JP
- Japan
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- discharge
- optical fiber
- voltage
- electrodes
- fusion splicing
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- Expired
Links
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 39
- 238000010891 electric arc Methods 0.000 claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 238000007526 fusion splicing Methods 0.000 claims description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 6
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 5
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- 230000002459 sustained effect Effects 0.000 description 4
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/255—Splicing of light guides, e.g. by fusion or bonding
- G02B6/2551—Splicing of light guides, e.g. by fusion or bonding using thermal methods, e.g. fusion welding by arc discharge, laser beam, plasma torch
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアーク放電により光フアイバを融着し
て接続する方法に関する。
て接続する方法に関する。
光フアイバの永久接続法として1対の光フアイ
バ端部を突き合わせ状態として、各端部をアーク
放電により融着接続する方法が試みられている。
バ端部を突き合わせ状態として、各端部をアーク
放電により融着接続する方法が試みられている。
この方法はその接続部における接続損失を小さ
くできる点で有効な方法であるが、従来のこの種
装置ではアーク放電を開始するために4000V程度
の高電圧を必要とする欠点があつた。
くできる点で有効な方法であるが、従来のこの種
装置ではアーク放電を開始するために4000V程度
の高電圧を必要とする欠点があつた。
第1図に従来のこの種装置の電圧特性を示す。
Vpは最初の放電開始電圧であり、Vpで放電が開
始するまで電流はほとんど流れていないが、電圧
Vpを越えると放電が始つて電流が流れ、電圧が
V2まで低下する。電極間隔が1.5mmの場合、Vpは
4000V、V2は500V程度である。
Vpは最初の放電開始電圧であり、Vpで放電が開
始するまで電流はほとんど流れていないが、電圧
Vpを越えると放電が始つて電流が流れ、電圧が
V2まで低下する。電極間隔が1.5mmの場合、Vpは
4000V、V2は500V程度である。
また交流放電では前記の電圧特性を各半サイク
ルごとに繰り返しているが、まず最初の放電によ
り放電路が形成され、以後持続放電が行われる。
持続放電の放電開始電圧V1は一般的にVpより低
く、交流電圧の周波数fに関係し、fが高くなる
とともにV1はV2に近づく。電極間隔が1.5mmの場
合、f=100HzでV1=2000V、V2=500V程度であ
り、f=20KHzでV1=600V、V2=500V程度であ
る。
ルごとに繰り返しているが、まず最初の放電によ
り放電路が形成され、以後持続放電が行われる。
持続放電の放電開始電圧V1は一般的にVpより低
く、交流電圧の周波数fに関係し、fが高くなる
とともにV1はV2に近づく。電極間隔が1.5mmの場
合、f=100HzでV1=2000V、V2=500V程度であ
り、f=20KHzでV1=600V、V2=500V程度であ
る。
しかし、最初に放電を開始するためには4000V
もの電圧が必要であり、マンホール内等湿度の高
い場所で使用する際、作業者が感電する恐れがあ
り、安全上問題があつた。
もの電圧が必要であり、マンホール内等湿度の高
い場所で使用する際、作業者が感電する恐れがあ
り、安全上問題があつた。
またアーク放電により融着した光フアイバ接続
部の強度を調査したところ、融着中心では強度劣
化は発生しないが、光フアイバが放電によりやわ
らかくなつた部分(1400℃〜1600℃)には、空気
中の微小な“ゴミ”が付着して光フアイバの傷と
なり、応力集中力が起こるので、その部分で強度
劣化を起こし、光フアイバ素線の強度と比較して
強度が1/10程度になるという欠点があつた。
部の強度を調査したところ、融着中心では強度劣
化は発生しないが、光フアイバが放電によりやわ
らかくなつた部分(1400℃〜1600℃)には、空気
中の微小な“ゴミ”が付着して光フアイバの傷と
なり、応力集中力が起こるので、その部分で強度
劣化を起こし、光フアイバ素線の強度と比較して
強度が1/10程度になるという欠点があつた。
本発明はこれらの欠点を除去するため、アーク
放電による光フアイバの融着接続方法において、
当初放電電極を接触させた状態で電流を流し、そ
の後に電極を引き離すことにより低電圧でアーク
放電を開始させることにより、作業者の安全を図
るとともに、装置を小形化し、また光フアイバの
強度劣化を防止するようにしたものである。以下
図面により本発明を詳細に説明する。
放電による光フアイバの融着接続方法において、
当初放電電極を接触させた状態で電流を流し、そ
の後に電極を引き離すことにより低電圧でアーク
放電を開始させることにより、作業者の安全を図
るとともに、装置を小形化し、また光フアイバの
強度劣化を防止するようにしたものである。以下
図面により本発明を詳細に説明する。
第2図は発明の一実施例の概略図であつて、1
A,1Bは光フアイバ、2A,2Bは放電電極、
3は電源部である。本発明では第2図のように、
接続すべき1対の光フアイバ1A,1Bの端部を
突き合わせ状態にしておくとともに、電極2A,
2Bを接触させる。電極2Aと2Bの間には、テ
スラーコイルを通して直流もしくは低周波交流
(数十Hz程度)を流しておく場合と、放電を安定
させるために前記電流に高周波電流(数十KHz
程度)を重畳しておく場合がある。この状態で第
3図に示すように、電極2A,2Bを引き離すこ
とにより、電流を切断し、電極2Aと2Bの間に
放電路を形成する。
A,1Bは光フアイバ、2A,2Bは放電電極、
3は電源部である。本発明では第2図のように、
接続すべき1対の光フアイバ1A,1Bの端部を
突き合わせ状態にしておくとともに、電極2A,
2Bを接触させる。電極2Aと2Bの間には、テ
スラーコイルを通して直流もしくは低周波交流
(数十Hz程度)を流しておく場合と、放電を安定
させるために前記電流に高周波電流(数十KHz
程度)を重畳しておく場合がある。この状態で第
3図に示すように、電極2A,2Bを引き離すこ
とにより、電流を切断し、電極2Aと2Bの間に
放電路を形成する。
第4図には本発明の方法により放電させた場合
の電圧特性を示す。Vpは最初の放電開始電圧で
あり、V1は持続放電の放電開始電圧、V2は放電
中の電圧である。電極が近接している場合、放電
開始電圧Vpは極めて低く数百V以下も実現し得
る。その状態で電極間隔を拡げてゆくので、V1
とV2が除々に大きくなる。たとえば放電電極間
隔を1.5mmとして場合、V2は約500Vであるが、V
pをそれ以下にすることは容易である。
の電圧特性を示す。Vpは最初の放電開始電圧で
あり、V1は持続放電の放電開始電圧、V2は放電
中の電圧である。電極が近接している場合、放電
開始電圧Vpは極めて低く数百V以下も実現し得
る。その状態で電極間隔を拡げてゆくので、V1
とV2が除々に大きくなる。たとえば放電電極間
隔を1.5mmとして場合、V2は約500Vであるが、V
pをそれ以下にすることは容易である。
次に第5図に示すように光フアイバ1A,1B
を互いに近づけ、各光フアイバの先端部を加熱
し、融着接続を行う。
を互いに近づけ、各光フアイバの先端部を加熱
し、融着接続を行う。
なお第6図に示すように、光フアイバ1A,1
Bを突き合わせ状態にしているところへ電極を移
動させていく方式もある。
Bを突き合わせ状態にしているところへ電極を移
動させていく方式もある。
第7図に融着接続中の光フアイバの温度分布を
示すが4は接続中心、5は光フアイバが1600℃以
上の部分、6は光フアイバが1400℃〜1600℃の部
分、7は光フアイバの温度が1400℃以下の部分で
ある。
示すが4は接続中心、5は光フアイバが1600℃以
上の部分、6は光フアイバが1400℃〜1600℃の部
分、7は光フアイバの温度が1400℃以下の部分で
ある。
融着するための加熱時間は、多モードフアイバ
で5秒間程度であり、従来のこの種装置では電極
間隔を固定しているので、光フアイバの被加熱部
分は一定しており、かつ石英ガラスは熱伝導率が
小さいので、光フアイバの温度が1400℃〜1600℃
になる部分は5秒間一定している。この部分に空
気中の微小な“ゴミ”が付着し、それが光フアイ
バを冷却した際、傷として残り応力集中を起し、
光フアイバの引つ張り強度を、光フアイバ素線と
比較して1/10程度に劣化させる原因となつてい
る。
で5秒間程度であり、従来のこの種装置では電極
間隔を固定しているので、光フアイバの被加熱部
分は一定しており、かつ石英ガラスは熱伝導率が
小さいので、光フアイバの温度が1400℃〜1600℃
になる部分は5秒間一定している。この部分に空
気中の微小な“ゴミ”が付着し、それが光フアイ
バを冷却した際、傷として残り応力集中を起し、
光フアイバの引つ張り強度を、光フアイバ素線と
比較して1/10程度に劣化させる原因となつてい
る。
本発明の方法では、アーク放電中に電極間隔を
変化させ、光フアイバの温度分布を変えることに
より、1400℃〜1600℃の部分を再加熱し、付着し
た“ゴミ”を焼却することにより、傷の発生を防
止して、光フアイバの強度劣化を防止することも
できる。
変化させ、光フアイバの温度分布を変えることに
より、1400℃〜1600℃の部分を再加熱し、付着し
た“ゴミ”を焼却することにより、傷の発生を防
止して、光フアイバの強度劣化を防止することも
できる。
実験結果によると、0.5秒間隔再加熱すること
により、引つ張り強度を光フアイバ素線と比較し
て1/3程度に改善することができた。
により、引つ張り強度を光フアイバ素線と比較し
て1/3程度に改善することができた。
以上説明したように、本発明による光フアイバ
の融着接続方法によれば、融着接続の際、従来の
方法では安定した放電路を得るために4000Vもの
高電圧を使用していたが、本発明では数百V以下
で放電を開始し、かつ持続放電を行うことができ
るので、作業者の安全を図るうえで有効であると
ともに、高電圧を使用しないので、トランス等を
小型化することができ、コンパクトな融着装置を
実現することができる。
の融着接続方法によれば、融着接続の際、従来の
方法では安定した放電路を得るために4000Vもの
高電圧を使用していたが、本発明では数百V以下
で放電を開始し、かつ持続放電を行うことができ
るので、作業者の安全を図るうえで有効であると
ともに、高電圧を使用しないので、トランス等を
小型化することができ、コンパクトな融着装置を
実現することができる。
また本発明の方法では電極間隔を変えることに
より、光フアイバの加熱領域を変化さすことがで
きるので、光フアイバの強度劣化原因となる傷を
発生させる空気中の“ゴミ”を焼却し、光フアイ
バの強度劣化を防止することもできる。
より、光フアイバの加熱領域を変化さすことがで
きるので、光フアイバの強度劣化原因となる傷を
発生させる空気中の“ゴミ”を焼却し、光フアイ
バの強度劣化を防止することもできる。
第1図は従来のアーク放電による光フアイバ融
着接続装置の放電電圧特性図、第2図は本発明の
一実施例の概略図、第3図は本発明の原理を示す
説明図、第4図は本発明によるアーク放電の電圧
特性図、第5図は光フアイバの融着接続の説明
図、第6図は電極の移動を示す説明図、第7図は
融着中の光フアイバの温度分布を示す図である。 1A,1B……光フアイバ、2A,2B……放
電電極、3……電源、4……接続中心、5……光
フアイバが1600℃以上の部分、6……光フアイバ
が1400℃〜1600℃の部分、7……光フアイバが
1400℃以下の部分、Vp……最初の放電開始電
圧、V1……持続放電の放電開始電圧、V2……放
電中の電圧。
着接続装置の放電電圧特性図、第2図は本発明の
一実施例の概略図、第3図は本発明の原理を示す
説明図、第4図は本発明によるアーク放電の電圧
特性図、第5図は光フアイバの融着接続の説明
図、第6図は電極の移動を示す説明図、第7図は
融着中の光フアイバの温度分布を示す図である。 1A,1B……光フアイバ、2A,2B……放
電電極、3……電源、4……接続中心、5……光
フアイバが1600℃以上の部分、6……光フアイバ
が1400℃〜1600℃の部分、7……光フアイバが
1400℃以下の部分、Vp……最初の放電開始電
圧、V1……持続放電の放電開始電圧、V2……放
電中の電圧。
Claims (1)
- 1 アーク放電を利用して光フアイバを融着接続
する際、当初放電電極を接触させた状態で電流を
流しておき、その後電極を引き離すことにより、
低電圧でアーク放電を開始させることを特徴とす
る光フアイバの融着接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7916182A JPS58196514A (ja) | 1982-05-13 | 1982-05-13 | 光フアイバの融着接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7916182A JPS58196514A (ja) | 1982-05-13 | 1982-05-13 | 光フアイバの融着接続方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58196514A JPS58196514A (ja) | 1983-11-16 |
JPS6151288B2 true JPS6151288B2 (ja) | 1986-11-08 |
Family
ID=13682228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7916182A Granted JPS58196514A (ja) | 1982-05-13 | 1982-05-13 | 光フアイバの融着接続方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58196514A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61194410A (ja) * | 1985-02-23 | 1986-08-28 | Fujikura Ltd | 光フアイバの融着接続法 |
-
1982
- 1982-05-13 JP JP7916182A patent/JPS58196514A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58196514A (ja) | 1983-11-16 |
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