JPS6151042B2 - - Google Patents

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JPS6151042B2
JPS6151042B2 JP14092282A JP14092282A JPS6151042B2 JP S6151042 B2 JPS6151042 B2 JP S6151042B2 JP 14092282 A JP14092282 A JP 14092282A JP 14092282 A JP14092282 A JP 14092282A JP S6151042 B2 JPS6151042 B2 JP S6151042B2
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sheet
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David Philip Tong
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F9/00Artificial filaments or the like of other substances; Manufacture thereof; Apparatus specially adapted for the manufacture of carbon filaments
    • D01F9/04Artificial filaments or the like of other substances; Manufacture thereof; Apparatus specially adapted for the manufacture of carbon filaments of alginates
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L15/00Chemical aspects of, or use of materials for, bandages, dressings or absorbent pads
    • A61L15/16Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons
    • A61L15/22Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons containing macromolecular materials
    • A61L15/28Polysaccharides or their derivatives
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/29Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
    • Y10T428/2913Rod, strand, filament or fiber
    • Y10T428/2922Nonlinear [e.g., crimped, coiled, etc.]
    • Y10T428/2924Composite
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T428/2922Nonlinear [e.g., crimped, coiled, etc.]
    • Y10T428/2925Helical or coiled
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T442/00Fabric [woven, knitted, or nonwoven textile or cloth, etc.]
    • Y10T442/60Nonwoven fabric [i.e., nonwoven strand or fiber material]
    • Y10T442/643Including parallel strand or fiber material within the nonwoven fabric
    • Y10T442/645Parallel strand or fiber material is inorganic [e.g., rock wool, mineral wool, etc.]

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  • Nonwoven Fabrics (AREA)
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  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アルギン酸塩フアイバー、特に乾燥
アルギン酸塩フアイバーの製法に関する。それ
は、特に以下のものに限られないが、医学、外科
及びその他の目的に適した綿棒或いは包帯用のア
ルギン酸塩フアイバーからなる材料及び製品の工
業的製造及び調製に有用である。
例えばカルシウムイオンを与える水溶液を含有
する凝固浴或いは紡糸浴にアルギン酸塩溶液を押
し出して不溶性アルギン酸塩フアイバーのヤーン
を形成或いは紡糸することは公知の方法である。
アルギン酸塩の止血性及び場合によつては体液
中の可溶性が特に価値があることに関し、アルギ
ン酸塩フアイバー特にカルシウム及びナトリウ
ム/カルシウム混合塩のアルギン酸塩フアイバー
よりなる材料或いは布はくを外科及び医学用途例
えば包帯などの形に調製して用いることも又公知
である。このような用途は例えば英国特許第
653341及び1394741号に記載されている。
過去において、外科及び医学用の包帯などをも
たらすアルギン酸塩布はくは、一般的に連続カル
シウムアルギン酸塩フイラメントのヤーンから形
成することによつて製造されてきた。アルギン酸
塩材料が通常好ましく又多くの場合より有用であ
るより可溶性のナトリウム/カルシウム混合塩の
形態であることを要求される場合には、形成され
た布はくは次いで処理或いは「転換」されてカル
シウム含量の一部をより可溶性のナトリウムカチ
オンにより置換された。
このカルシウムアルギン酸塩のより可溶性のナ
トリウム/カルシウムアルギン酸塩混合塩形態へ
の転換は、多数の特許の主題であり、優れた総脱
が英国特許第1394741号に従来法より技術的に優
れた方法について基礎が提示されている。実際に
は、しかしながら、形成された布はくに施される
処理或いは転換方法は、通常取扱い上の問題を含
み、バツチ方法により行われており、それは非能
率かつ非経済的でありコスト高で浪費の多い製造
方法である。
以下に示されているように、本発明の方法は、
必要に応じてカルシウムアルギン酸塩フアイバー
材料をナトリウム/カルシウム混合塩形態に転換
する工程を含む一連の連続操作において、カルシ
ウムアルギン酸塩フアイバーを湿式紡糸し、乾燥
アルギン酸塩フアイバー材料を形成する加工を行
うことを可能にするものである。その様に形成さ
れた乾燥アルギン酸塩フアイバーは、次いで綿棒
製造或いなアルギン酸塩ウールに適したトウ或い
は医学或いは外科包帯用に適した不織詰め綿の形
態に作り上げることができる。全工程は、この種
の製品に必要とされる清潔さの標準を維持するこ
とが容易な簡単な機械を用いて、材料を手で取扱
うことなく行うことが可能である。
しかしながら、アルギン酸塩フアイバーの製造
及び加工において考慮すべき一つのフアクター
は、その様なフアイバーの湿潤時における粘着傾
向及び乾燥時の融着傾向である。この傾向は湿潤
状態の新たに紡糸された「全く乾燥しない」アル
ギン酸塩フアイバーの乾燥において特に重要であ
る。何故ならば、これらは極めて柔軟でしかも極
めて高い水分を有するので、乾燥時に相当な脱水
が生じ、隣接している個々のフアイバー又はフイ
ラメントは、毛細管作用によつて相互に接着し合
いともに結合するようになるからである。この結
合効果は、脱水乾燥段階において外部的に適用さ
れる任意の機械的力によつて劇的に増加されるも
のである。
このフアイバー間結合の生ずる傾向は、「再湿
潤」アルギン酸塩フアイバー、即ち最初に紡糸さ
れた後に乾燥され次いで再湿潤されたアルギン酸
塩フアイバー或いはヤーンの場合には余り重要で
はない。後者の場合においては、フアイバーを先
ず製造し乾燥する際に相当程度のフアイバー結合
が回避されているならば、次の再湿潤にフアイバ
ーにより吸収される水が相当少なくなり、従つて
再乾燥中フアイバーが相互に粘着及び結合する傾
向が極めて減少されることが見出された。一方、
カルシウムアルギン酸塩フアイバーフイラメント
の湿式紡糸の最初お工程で始まるすべての連続製
造方法では、上記の共に粘着及び結合する傾向が
生ずる乾燥段階まで湿潤状態で留まる「全く乾燥
しない」アルギン酸塩フアイバーを取扱わざると
得ない。
連続した乾燥アルギン酸塩フイラメントヤーン
の工業生産において、個々のフアイバーフイラメ
ントの間の過度のしかも望ましくない結合は、乾
燥前にフイラメントがともに粘着することを防止
する乳化油のような物質により被覆することによ
り克服することができる。或いは別の対策とし
て、フアイバー粘着は、水を充分に高い濃度のア
セトン或いは低級アルコールのような有機水溶性
溶媒により交換及び除去することにより防止する
ことができる。
外科及び医学用のアルギン酸塩包帯を与える従
来の方法において形成されたアルギン酸塩布はく
を作るために従来使用されてきたのは、上記の如
き既に乾燥されたアルギン酸塩フイラメントヤー
ンであつた。しかしながら、国際特許出願人
PCT/GB80/00066(Coutaulds Limited)の公
開書類WO80/02300には、アルギン酸塩包帯用
のアルギン酸塩不織布を提供することも又提案さ
れており、その様な不織布の製造方法が開示され
ている。
WO80/02300の方法によれば、延伸且洗浄さ
れしかも紡糸されたカルシウムアルギン酸塩フア
イバー又はフイラメントのトウが、「フイツシユ
テイル」出口を有する装置のような散布装置を通
して水の流れに通過され、得られた散布されたバ
ンド或いはシートを前方に供給して、より低速で
動いているフードリニアーワイヤーメツシユコン
ベアーのような液体透過性コンベアー上に沈積せ
しめ、その結果フアイバーが実質的に均一な層或
いはシートとして積み重ねられてウエブを形成
し、これを次いで乾燥して一体的なアルギン酸塩
不織布を提供する。重ね合わせの結寡、フアイバ
ーは縮れ或いはループを生じ、ウエブ内において
相互に交差するのでその平行な配向が破壊され
る。これによりフアイバーの接触面積が減少し次
の脱水乾燥操作において平行なフアイバーがその
長さ方向に沿つて結合且融着されるシートの形成
が防止される。その様な平行に結行したアルギン
酸塩フアイバーのシートは、医学或いは外科用の
アルギン酸塩包帯としては全く不適当である。
上述の如きフアイバーを重ね合わせることから
生ずる利点は、フアイバーの相互の結合を妨害す
る他の特別な方策を講ずる必要がないことを示唆
する。しかしながら、反対にWO80/02300の記
載は、或る程度のフアイバー結合が望ましいこと
を示し、長さ方向の結合を回避しても、製造され
るウエブ内の重ね合わされたフアイバーは、それ
らが互に交差する接触点においてなお結合されて
いるべきであることを特に強調する。従つて記載
された方法の乾燥操作は、機械的力をかけてその
様な結合を交差点において促進するやり方即ち先
ずコンベアー上の湿潤状態の重ね合わされたフア
イバーに直接吸引を行い、次いで部分的に乾燥し
たウエブを加熱シリンダーに通すことにより行つ
ている。又、コンベアー上のフイラメントをナト
リウム塩の水溶液好ましくは不溶性カルシウム塩
を形成する酸のナトリウム塩を乾燥操作を完結す
る前に行うことによりその様な内部結合の程度を
増大させる方法も又記載されている。そのため、
WO80/02300の方法により製造されるアルギン
酸塩不織布は、実質的にそれらの交差点において
相互に結合された交差アルギン酸塩フアイバー或
いはフイラメントの乾燥ウエブよりなり、強い一
体構造を与えるものである。
連続した合成繊維フイラメントのトウから直接
一体性不織ウエブ或いは布はくを製造することも
又米国特許3802980号から公知であり、それは幾
つかの点において上記WO80/02300に説明した
製造方法と類似するものであり、特にフイシユテ
イル型のスプレツダーを用いて、よりゆつくり動
いている液体透過性コンベアー上にフイラメント
又はフアイバーの薄いシート或いはバンドを供給
し、フアイバー又はフイラメントが連続したフイ
ラメントシート中で交差又は重なり合う関係で縮
れそして重なり合い、それが次いで乾燥されて所
望の一体性不織ウエブに形成される点において類
似している。生成したウエブのフアイバー或いは
フイラメントは結合されているとは説明されてい
ないが隣接した個々のフイラメントの重なり合う
縮れた或いはループ状のフアイバー部分間の摩擦
によるからみ合いが、一体構造を維持するのに十
分なことを暗示している。これはそうであろう
が、具体例においては、コンベアー上のフイラメ
ントのシートに、最終乾燥前に接着剤として作用
しそしてある程度多くのフアイバーとの結合を促
進するポリビニルアルコールをスプレーしてるこ
とが注目される。
いずれにせよ、米国特許第3802980号の方法
は、アルギン酸塩フアイバー或いはフイラメント
に適用されるものとして特に説明されたものでな
く、ピスコースレーヨン、ナイロン、ポリエステ
ル、アクリル及びポリオレフインのような合成繊
維フイラメントに関するものであると思われ、こ
の方法が適用されると予想される最初のトウはこ
れらの材料の既に乾燥された連続フイラメントよ
りなるものと推定される。もし、反対にこの方法
が「全く乾燥しない」アルギン酸塩フアイバーに
適用され、特にコンベアー上の新らたに置かれた
シート或いはウエブから水を除去するために吸引
箱を用いて説明される通りに行われるとするなら
ば、交差点におけるフアイバー或いはフイラメン
ト間の高度の結合がWO80/02300の方法と同様
に必然的に得られるものと思われる。しかしなが
ら、これは後者の教示によるものであり、従つて
有用な利点を示すものと充分に考えられる。
本発明の方法は、WO80/02300に記載される
方法と幾つかの共通点を有するが、しかし、それ
はある種の極めて重要な点において相異を有する
ものである。根本的な相異は、後者が重ね合わさ
れたアルギン酸塩フアイバー或いはフイラメント
(それらは相互に交差する個所において共に結合
されている。)の乾燥シートよりなる一体性不織
ウエブ或いは布はくを目的生成物として製造しよ
うとしている点である。反対に、本発明は非結合
アルギン酸塩フアイバーの一体的な乾燥不織ウエ
ブを製造するのに適した連続的に操作可能な方法
を提供しようとするものである。
即ち、本発明は可溶性アルギン酸塩の水溶液を
カルシウム塩の水溶液を含有する紡糸浴中に紡糸
して不溶性アルギン酸塩の湿式紡糸した連続フイ
ラメント10を得る操作、 個々のフイラメントが分離され、大体平行な関
係に配置されている湿式紡糸した不溶性未乾燥ア
ルギン酸塩の連続フイラメントのシートを形成す
る操作、 未乾燥フイラメントのシートを前方に供給し、
供給方向に該シートよりも低速で動いているコン
ベアー装置26の上に置き、それによりフイラメ
ントが交差する関係で重なり合い、ウエブ25を
形成する操作、 次に交差して重なり合つたフイラメントの該ウ
エブ25が脱水乾燥操作に付される加工操作、 を含む乾燥アルギン酸塩フアイバーの製造方法に
おいて、フイラメントの乾燥したウエブをフイラ
メントの長さ方向に引張つて重なり合つたフイラ
メントの結合をそれらの接触又は交差点において
除去又は減少させ、そして分離された乾燥アルギ
ン酸塩フイラメントを提供することを特徴とする
乾燥アルギン酸塩フアイバーの製造方法に関す
る。
本明細書において「ウエブ」という用語は、広
義に用いられて個々のフアイバーの任意のシート
状層或いはマトリツクスを包含するものであり、
そしてそれは個々のフアイバー間に或るかなりな
実際の結合或いは強い永久的接着が必ずあること
を意味しない。
WO80/02300の教示にも拘わらず、本発明の
方法に従つてフアイバー間に最小程度の結合を有
するように作られた乾燥アルギン酸塩フアイバー
の不織ウエブは、外科或いは医学用包帯或いは綿
棒などの製品を提供する目的のために、高度のフ
アイバー・フアイバー結合を有する乾燥したアル
ギン酸塩フアイバーの不織ウエブよりも一般的に
はるかにすぐれていることが見出された。
この優位性は、本発明により作られた最小のフ
アイバー間結合を有するウエブは、かなりより柔
軟なテクスチヤーを示し、外科或いは医学用途に
望ましい特性を有する最終材料或いは製品を調製
或いは作りあげる各種の異つた仕上げ操作につい
てより広い範囲を提供するという事実から主とし
て生ずる。以下の説明から明らかな如く、必要と
される目的のためにこれらの乾燥アルギン酸塩フ
アイバーのウエブを更に加工するのに一連の任意
な工程が利用出来る。例えば、交差して重ね合わ
せることにより比較的厚い多層布はくに作り上げ
る工程、及び注意深くコントロールした量の結合
を層間に導入することにより柔らかい不織詰め綿
を与える工程、及び分離し実質的に平行なフアイ
バーのトウを形成或いは集積しこれを次いでステ
ーブルに切断して空気積層により詰め綿を作るた
めに使用するか、或いは更に任意のその他の異つ
たフアイバーを導入及び混入してアルギン酸塩ウ
ールを作る工程などが挙げられる。
更に本発明の別の態様に従つて後述される如
く、場合により有利であるが、その様なウエブの
ウエブを例えば詰綿用の直交積層多層布はくに作
り上げる前に延伸破壊操作によりランダムに破壊
してもよく、この延伸破壊は布はくカードにより
製造されるものと同様な非結合フアイバーの材料
をもたらす。
本発明により得られる材料と対照的に、
WO80/02300の方法により製造される高度のフ
アイバー間結合を有するアルギン酸塩フアイバー
不織ウエブは極めて硬いような比較的粗い布はく
を形成し、取扱い特性が悪く、特にその様なウエ
ブを厚物或いは多層布はくに作成しようとする場
合の取扱い特性が悪く、これは少なくとも外科及
び医学用の製品の分野のその様な材料の有用性を
制限する。
追加の処理は脱水乾燥操作におけるフアイバー
間結合の形成を防止或いは抑制する物質を方法の
初期の段階において添加することを含んでもよ
い。この様な添加剤は脱水乾燥操作の前に導入さ
れ、結合を防止或いは抑制するようにフアイバー
を被覆するに有効な例えば乳化油、或いはシリコ
ーンのような物質よりなるか、或いは又はフアイ
バーが有する少なくとも一部の水を交換するのに
有効な水溶性有機溶媒例えば低級アルキルアルコ
ール或いはアセトンよりなるだろう。
後者の場合において、有機溶媒処理は脱水乾燥
操作の一段階を構成し、いずれの場合においても
他の乾燥手段により除去の必要な水の量を減少さ
せるのに有用である。しかしながら、有機溶媒の
性質、種類及び適用方法をコントロールすること
により例えば濃縮アルコールを向流配置において
用いることにより、交換される水の量及び得られ
る脱水効果は、それ自体或る場合においては乾燥
不織ウエブを形成するに当りかなりな程度のフア
イバー間結合の発生を防止するのに十分である。
乳化油のような被覆物質の添加は、許容しうる
品質の最終製品を得るのに大きな問題を生ずるこ
とがあるが、もしこの方法が使われる場合には、
この物質は湿式紡糸フアイバーのシートが移動コ
ンベアーに置かれる前にそのフアイバーに添加す
るのが好ましい。
乾燥ウエブ中の重なり合つたフイラメント間の
結合は、機械的力を乾燥ウエブに与えて重なり合
つたフアイバーに引張り緊張を与えることにより
減少又は除去される。その様な引張り力は、ウエ
ブを連続シート供給手段を通すことにより長さ方
向にフアイバーにかける。その様なシート供給手
段としては、例えば、二本の密接な間隔におかれ
た二組の平行ローラーがあり、一組のローラーは
移動コンベアーの線速度に等しい供給速度を与え
るように駆動され、第二の組のローラーは、移動
シート或いはウエブの最下流に位置しており、よ
り速い供給速度を与えるように駆動される。
二番目の組のその様なローラーの供給速度は、
湿式紡糸未乾燥フアイバーのシートが移動コンベ
アーに供給される速度にほぼ等しくなるようにマ
ツチされ、その作用は次いで単にフアイバー間結
合を破壊し、ステーブル切断用トウに集まるのに
適した乾燥不織ウエブを提供することである。或
いは又、二番目の組のローラーの速度は、湿式紡
糸未乾燥フアイバーのシートを動いているコンベ
アーに供給する速度よりも少なくとも20%大きい
供給速度を与えるようなものであり、この場合に
はウエブの長さ方向に延びる一般的に平行なラン
ダムに破壊されたフアイバーを含有するウエブ材
料をもたらす「延伸−破壊」効果が得られる。こ
の「延伸−破壊」方法により製造される不織ウエ
ブは、必ず最小のフアイバー間結合を有し、外観
において布はくカードからの生産物に類似してい
る。それは一般的にその様なウエブ材料の複数の
層を重ね合わせることにより好ましくは直交積層
させることにより不織多層詰め綿の製造に適して
いる。
その様な不織詰め綿を外科用包帯などに作成す
るには、乾燥ウエブの層を隣接層の個々のフアイ
バーの機械的重なり合いにより層を保持するに有
効なニードリング操作その他の機械的作用に付す
ることができる。或いは、層間のコントロールさ
れた度合のフアイバー結合を水(比較的可溶性の
ナトリウム/カルシウム混合塩のアルギン酸塩フ
アイバーによりウエブが構成されている場合)或
いは(ウエブが不溶性カルシウムアルギン酸塩フ
アイバーで構成されている場合)には水不溶性カ
ルシウム塩例えばクエン酸ナトリウムを有する酸
の塩の水溶液でスプレーすることにより導入する
ことができ、このスプレーは層間の結合度をコン
トロールするために量をコントロールされる。好
ましくはその様なスプレーはエアーレススプレイ
ヤーを用いて行なわれる。
もしステーブル切断トウが製造される場合に
は、これは空気積層により詰め綿を作成するか或
いはアルギン酸塩ウールを作成するために使用さ
れ、両者は共に医学及び外科目的のために適した
ものである。
紡糸浴内における最初の紡糸操作後、しかし移
動コンベアーに置かれる前に、新たに紡糸された
アルギン酸塩を好ましくはフアイバー内のアルギ
ン酸塩分子を配向させるために延伸し、そしてこ
の延伸は好都合には例えばフアイバーを温水浴中
を通過させることにより室温より高温において行
われる。
分離されそして大体平行な未乾燥湿式紡糸アル
ギン酸塩フアイバーのシートは、紡糸浴及び/又
はコンベアー装置の全作業幅にわたつて延びてい
る狭い直方形の面内に均一に配置された紡糸口を
有する紡糸ジエツトの使用により直接形成され
る。或いは通常の円形ジエツトが紡糸に用いら
れ、好適にはトウの形状に集められる湿式紡糸フ
アイバーをスプレツダーに通して均一に平行にフ
アイバーを広げて実質的に均一な薄層或いはバン
ドにして移動コンベアーに置くこをができる。
後者の配置において、公知の形態の「フイツシ
ユテイル」装置よりなるスプレツダーを用いるこ
とが有利である。この装置においては、湿式紡糸
フアイバーは、狭いが比較的奥行のある断面の入
口にスロツトから進む液体の流れにより、その長
さにわたり実質的に一定の面積の断面を有するが
次第に形状が異なる室を通つて、同一か或いは極
めてわずかに小さい断面積の水平方向に延在する
スロツトに運ばれる。或いは又スプレツダーは、
例えば中ぐりローラー或いは一連の中ぐりローラ
ー或いは曲り棒型スプレツダーのような機械的ス
プレツダー装置よりなる。
好ましい態様においては、未乾燥湿式紡糸アル
ギン酸塩フアイバーのシートは、移動コンベアー
装置にコンベアーの移動速度の少なくとも20%大
きい速度で供給される。好都合には、コンベアー
装置はフードリニアーメツシユコンベアー或いは
同様な液体透過性移動ベルトコンベアーである。
もしアルギン酸カルシウムフアイバーをアルギ
ン酸ナトリウム・カルシウム混合塩形態に転換す
ることが望ましい場合には、これは好ましくは脱
水乾燥操作が未乾燥フアイバーのシート或いはウ
エブ上で行われた直後ウエブ及びシートがなおコ
ンベアー上にある間に行われる。この転換は好ま
しくは一部のカルシウムイオンをナトリウムイオ
ンで交換することによつて行われ、これはシート
或いはウエブをアルコール水溶液中の酢酸ナトリ
ウムの溶液により処理することによつて達成さ
れ、このアルコールの濃度は10〜30容量%の間に
あり、最終的にアルコールで洗浄して更に乾燥さ
せて行われる。この交換処理を行うのに、アルギ
ン酸カルシウムフアイバーのシート又はウエブは
有利には先ず置換されるべきカルシウムイオンを
除去するために例えば酢酸などの酸性試薬の測定
された量で処理し、次いで水洗し、最後に酢酸ナ
トリウムのアルコール水溶液により交換される
が、この溶液には水酸化ナトリウム或いは炭酸ナ
トリウム或いは重炭酸ナトリウムが添加されてPH
を5〜7好ましくは5.5〜6に維持する。
場合により、乾燥フアイバーのウエブ或いはシ
ートを処理して、金属カチオンの一部を鎮痛特性
を有する有機塩基例えばノバカイン(プロカイ
ン)或いはリグノカイン(キシロカイン)のよう
な有機塩基のカチオン基により交換させる。
重なり合つたフアイバーの結合は引張り工程に
より除去又は減少させられて得られる乾燥アルギ
ン酸塩フアイバー材料において、横方向で測定さ
れた材料の引張り強さが縦方向で測定された引張
強さの25%以下そして好ましくは10%以下であ
る。このような測定は標準型の引張強さ測定装置
により行なわれる。
引張り強さの実際の測定値は、勿論フアイバー
間の結合の度合のみならず、フアイバー或いはフ
イラメントのサイズ及び数による材料の密度にも
又依存する。しかしながら一般的には、本発明に
より乾燥したウエブの形で提供されるアルギン酸
フアイバー材料は、縦(機械)方向で測定された
引張り強さは、g/m2基準の重量当り少くとも5
g/cm(例えば60g.s.mのアルギン酸塩ウエブ
材料については300g/cm)であるのに対して、
横或いは直交方向で測定さた引張り強さは同一基
準重量について1.25g/cm以下(例えば60g.s.
m.について75g/cm)である。
以下具体例により、本発明の方法に使用するに
適した装置を図示する図面に従つて本発明による
実施方法を更に詳細に説明する。
先ず、紡糸機械(図示せず)内において、アル
ギン酸カルシウムフアイバーの連続トウが、アル
ギン酸ナトリウムの水溶液をカルシウムイオン水
溶液中に紡糸することにより製造される。これら
のフアイバーは、従来の合成フアイバー紡糸にお
ける如く延伸により分子を配向させることにより
必要な機械的特性を与えられ、この予備延伸は好
ましくは高温において行われ、これは便宜上及び
コントールのためにトウをこの延伸段階前におい
て温水浴中に通過させることによつて達成され
る。
紡糸溶液の生物劣化をコントロールする方法も
又必要とされ、これは好ましくは溶液を次亜塩素
酸ナトリウムによりアルギン酸ナトリウムについ
て1〜10%(好ましくは3%)の利用可能な塩素
量において処理することにより与えられる。又、
紡糸溶液は脱気するために通常一定時間紡糸前に
放置される。
次に図面に関して、この様に製造されたトウ1
0が、全フアイバーを平行な個々のフアイバーの
薄いシートに分離するように設計されたスプレツ
ダーに紡糸機械から供給される。この装置は、ヘ
ツダーロール16の下のスプレツダー箱或いは槽
よりなり、それを通して入口18から水が流れ
る。この槽はその底に出口20を有する。この出
口20はフイツシユテイル22に接続されてお
り、フイツシユテイルの断面は、その長さにわた
つて実質的に一定であるが入口点におけるほぼ直
方形の形の狭くて深い縦方向のスロツトから、出
口24のほぼ直方体の広くて浅い水平スロツトま
で形が変わる。「ほぼ」という言葉は、この明細
書においては角が丸くなるということを意味す
る。この形のスプレツダーの使用は、他の可能性
のある配置の代替であり、その他の配置において
は紡糸浴及び/又は次の移動コンベアー装置の全
幅にわたつて延びている狭いバンド内に均一に配
置されている紡糸口を有する直方体形状の紡糸ジ
エツトが備えられている。
広げられたトウは、移動コンベアー装置を構成
するフードリニアーワイヤメツシユコンべアー2
6に過剰な供給速度で供給され、それによりフア
イバーのループ化或いは縮れ化及び積層化を行つ
てそれらの平行配向を破壊し、フアイバーは次に
交差関係で並んでシート或いはウエブ25を形成
する。フードリニアーには駆動ロール28,30
及び排水受容器32が含まれる。
フードリニアー上のシート或いはウエブは、次
に水溶性有機溶媒好ましくはアルコール或いは工
業用メタノール変性アルコール(I.M.S.)(スプ
レー34を通して適用され36のトラフ内に集め
られる)によつて交換されてもよい。この段階は
この特別の態様において必須のものではないが、
最終アルコール濃度が高ければ高い程得られるフ
アイー間接着及び結合が少なくなり、次の蒸発乾
燥装置の蒸発負荷が低くなる。最終洗液中の50%
V/Vより大きいアルコール濃度が好ましい。
この態様において、ウエブは次に再循環空気シ
ステム内の熱風ドライヤー38により乾燥され
る。この配置はフアイバー・フアイバー結合を促
進するかもしれない機械的力をウエブにかけるこ
とを回避する。同じ理由のため、水を除去するた
めの吸引装置が使われず、又ウエブは乾燥前或い
は乾操中に圧力ロール上を通らないことも注意す
べきである。
もし多くの用途に好ましいより可容性のナトリ
ウム/カルシウム混合塩の形態に乾燥ウエブを転
換したいと思う場合には、このウエブは次に先ず
測定された量の酢酸(或いはHCl)を用いてナト
リウムイオンにより置換される割合のカルシウム
イオンを除去する。過剰の酸を水による洗浄によ
り除去する。次にウエブを10〜20%V/VのI.M.
S./水混合物中の酢酸ナトリウムの溶液により処
理する。放出された酢酸は、NaOH或いは
Na2CO3をPHが5.5〜6.0に保たれる速度で添加し
て中和される。この転換は、その濃度がPHを約
9.0以下に保つ必要性により厳しく制限されてい
るヒドロキシルイオンの溶液による中性化より
も、むしろN/10を超える濃度のナトリウム塩の
完全にイオン化された溶液からのナトリウムイオ
ンの交換に依存するので、極めて早い。転換され
たウエブは、最終的にI.M.S.により洗浄され次い
で前記の如く更に熱風ドライヤー(図示されず)
によつて乾燥される。
もしナトリウム/カルシウム混合塩形態に転換
する必要がなくウエブが不溶性アルギン酸カルシ
ウムフアイバーにより構成されたままであること
が望まれないならば、上記段階は省略される。
次の段階において、50で示されるフアイバー
の乾燥ウエブは、それを二組の平行ローラ40,
42に通すことにより引張られ或いは延伸され
る。これらのローラーの軸はなるべく互に密接に
配置され、二番目の組のローラー42は一番目の
組40よりもわずかに早く回転する。もし二番目
のローラー42の円周速度がスプレツダー及びフ
イツシユテイルを通るトウの供給速度と同一であ
れば、フアイバー交差点のすべての結合も破壊さ
れ、その結果ウエブの長さ方向に延びている連続
的な個々のフイラメントフアイバーのシートが得
られる。しかしながら、二番目の組のローラー4
2の速度が更に増大すると、フアイバーはテキス
タイルフアイバーの通常の破壊−紡糸において起
こるのと同様なやり方で延伸破壊される。この結
果、カードステープルフアイバーによつて得られ
るものに外観が極めて似たフアイバー材料の薄い
ウエブが得られる。上記の如くフードリニアー上
に置くことによりフアイバーに与えられたループ
は、乾燥後においてすらわずかに縮れるフアイバ
ーを与え、これは実際にフアイバー間結合がなく
てもその一体的なウエブ形成性に寄与する。
ローラーの駆動速度を運転中に調整可能にして
相対的供給速度を変化させることにより、生成す
る「延伸−破壊」の程度をコントロールすること
ができる。
図面において、供給トウ10のスプレツダー1
2へそしてそれを通る線速度がV1で示され、フ
ードリニアーコンベアー及び第一の引張りローラ
ー40の円周速度がV2で示され、第二の引張り
ローラー42の円周速度がV3で示される。従つ
て、この態様を実施するのにV1>V2及びV3>V2
である。又、V3>V1である。
50′で示される乾燥アルギン酸塩フアイバー
材料は、上記引張り段階から誘導されそして説明
された方法の最初の目的生成物を形成するが、し
かしそれは又さらに加工されて特に医学或いは外
科用途に適した各種製品を作成する。
もし乾燥アルギン酸塩フアイバー材料が、前述
の延伸−破壊工程により形成されるウエブよりな
るならば、このウエブは好ましくは複数の層を直
交積層すること(それは又その巾方向のウエブの
どんな不均一性も重要でないものにし勝ちであ
る)により詰め綿に作成される。コントロールさ
れた程度の層間の結合は、エアーレススプレーア
ーにより、或いは好ましくは、材料をニードリン
グ操作その他の隣接層のフアイバーを互にからま
せ層を共に保持するに有効な機械的作用に付する
ことによりコントロールされた水の供給によつて
導入することが可能である。その様な機械的作用
は、その個々のフアイバーを機械的に圧迫する効
果により、又それぞれの個々の層内に残存するす
べてのフアイバー間結合の破壊をも促進する。得
られた詰め綿は更に処理することなく外料包帯と
して包装に適したものである。
より可溶性のナトリウム/カルシウム混合塩形
態のフアイバーよりもむしろ不溶性のカルシウム
アルギン酸塩フアイバーよりなる材料から詰め綿
を製造することが必要な場合には、上記の如く層
間結合を達成するための水のスプレーの代りに、
対応するカルシウム塩が水に不溶性であるナトリ
ウム塩、例えばクエン酸ナトリウムの水溶液のス
プレーを用いる。
フアイバー材料がウール或いは稀釈フアイバー
との混合に適した形態であることが必要とされる
場合には、引張り段階後乾燥フイラメントを単に
集めてトウにし、これを次いでステーブル切断す
ることができる。或いは前記の如く、その様なス
テーブル切断されたトウを、例えば空気積層技術
を用いて比較的厚い詰め綿に作成し、そして必要
に応じてその他の種類のフアイバーをこの段階に
おいて稀釈物として混合することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の方法を実施するために使用す
ることのできる好ましい装置の概略フローシート
である。 10……トウ、16……ロール、18……入
口、20……出口、22……フイシユテイル、2
4……出口、25……ウエブ、26……コンベア
ー、28,30……駆動ロール、32……排水受
容器、34……スプレー、36……トラフ、38
……ドライヤー、40……ローラー、42……ロ
ーラー、50……ウエブ、50′……乾燥アルギ
ン酸塩繊維材料。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 可溶性アルギン酸塩の水溶液をカルシウム塩
    の水溶液を含有する紡糸浴中に紡糸して不溶性ア
    ルギン酸塩の湿式紡糸した連続フイラメント10
    を得る操作、 個々のフイラメントが分離され、大体平行な関
    係に配置されている湿式紡糸した不溶性未乾燥ア
    ルギン酸塩の連続フイラメントのシートを形成す
    る操作、 未乾燥フイラメントのシートを前方に供給し、
    供給方向に該シートよりも低速で動いているコン
    ベアー装置26の上に置き、それによりフイラメ
    ントが交差する関係で重なり合い、ウエブ25を
    形成する操作、 次に交差して重なり合つたフイラメントの該ウ
    エブ25が脱水乾燥操作に付される加工操作 を含む乾燥アルギン酸塩フアイバーの製造方法に
    おいて、フイラメントの乾燥したウエブをフイラ
    メントの長さ方向に引張つて重なり合つたフイラ
    メントの結合をそれらの接触又は交差点において
    除去又は減少させ、そして分離された乾燥アルギ
    ン酸塩フイラメントを提供することを特徴とする
    乾燥アルギン酸塩フアイバーの製造方法。 2 引張り力が、ウエブを異なつた供給速度を与
    えるように駆動されている逐次シート供給手段4
    0,42を通すことによりフイラメントの長さ方
    向にかけられる特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 3 より速い供給速度を与えしかも移動ウエブ5
    0の最下流に配置されているシート供給手段42
    を、そのより速い供給速度V3が湿式紡糸した未
    乾燥フイラメントのシートが動いているコンベア
    ー26に供給される速度V1にほぼ等しくマツチ
    するように駆動する特許請求の範囲第2項記載の
    方法。 4 より速い供給速度を与えしかも移動ウエブ5
    0の最下流に配置されたシート供給手段42を、
    そのより速い供給速度V3が湿式紡糸した未乾燥
    フイラメントが動いているコンベアーに供給され
    る速度V1よりも少なくとも20%大きいように駆
    動して、その長さ方向に伸長するランダムに破壊
    されたフアイバーを含有するフアイバー材料をも
    たらす「延伸−破壊」効果を生じさせる特許請求
    の範囲第2項記載の方法。
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