JPS6150913A - 外傷治療薬 - Google Patents

外傷治療薬

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JPS6150913A
JPS6150913A JP60127029A JP12702985A JPS6150913A JP S6150913 A JPS6150913 A JP S6150913A JP 60127029 A JP60127029 A JP 60127029A JP 12702985 A JP12702985 A JP 12702985A JP S6150913 A JPS6150913 A JP S6150913A
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JP
Japan
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trifluoperazine
compound
therapeutic agent
sunburn
skin
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JP60127029A
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English (en)
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リブカ・ベイトナー
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Bar Ilan University
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Bar Ilan University
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は火傷、日焼、凍傷等の外傷に有効な治療薬(
予防薬を含む)に関する。
〔従来技術の説明〕
従来、やけど、日焼け、凍傷、しも焼は等の皮膚に対す
る外傷に対し特効薬は知られていなかった。したがって
、これら外傷に対する治僚は痛み、感染および電解質不
平衡を軽減するための対症療法、および特定の薬の投与
に限られていた。又、この外傷部分を保護するために植
種の包帯が使用され、これには拙々の麻酔剤および抗感
染剤が用いられ1いた。
〔発明の概要〕
しかるに本発明者はやけど、日焼け、凍傷に特に有効な
ある種の化学物質を見い出した。これらの化学物質は哺
乳動物の皮膚細胞の回復を促進し、皮膚の損傷効果を防
止し、又は軽減させる。これらの化学物質は哺乳動物の
生体内でカルシウムカルモジュリンの働きを抑制する作
用を有する。この作用はこの化合物を局処的に又は非経
口的に用いた場合に見られる。このような作用を有する
化合物の例としてはフェノチアジン、チオクサンテン、
ブチロフェノン、ジフェニルブチルアミン、ジベンゾジ
アゼピン、ベンゾジアゼピン、ジベンデゼピンおよびす
7タレンスルホンアミドなどが挙げられる。
したがって、本発明の目的はこれらの化合物を含む火傷
、日焼け、凍傷などの外傷治療薬を提供することである
。すなわち、火、スチーム、加熱物体、紫外線等による
熱および放射エネルギーによってもたらされる外傷、さ
らに凍傷、しも焼は等を防止又f′i軽減するための新
規な組成物および方法を提供することを目的とする。
生体内でタンパク質カルモジーリンと結合、中和する性
質を有する化合物は知られている。
たとえば米国特許A 4.443.446にはこれらの
化合物が避妊薬として有効であることが開示されている
。さらにこれら化合物の多くは抗精神病作用を目的とし
て使用されている。
〔発明の詳細な説明〕
本発明において“カルシウムカルモジュリン錯体の作用
を抑制する作用を有する化合物″とは生体内でカルシウ
ムカルモジュリン錯体の1動きを抑制し、哺乳動物の皮
膚に対する舞鶴を防止又は軽減し得る全ての化合物を意
味する。特に、この外傷とは火傷、日焼け、′fL傷を
意味する。これらの化合物は抗カルモジェリン化合物、
カルモジニリン拮抗剤、カルモジ、 IJン結合化合物
として知られているものを含む。これら化合物の作用機
構については文献、” PlenumPress ’:
$−ヨーク(1982)第1〜77頁、′カルモジニリ
ンおよび細胞間Ca  受容体″に記載されている。
このようなカルシウムカルモジュリン錯体作用妨害機能
を有する化合物(活性化合物)の例としてはトリフルオ
ペラジン、フル7エナジン、チオリダジン、クロルプロ
チキセン、クロルプロマジン、4ンフルリドール、ベン
ペリドール、ハロペリドール、ピモジド、クロデビシ、
メダゼパム、クロルジアゼポキシド、イミグラミン、ア
ミトリブチリン、グロトリグチリン、デシグラミンおよ
びナフタレンスルホンアミドである。
本発明はさらにその使用形態として、カルシウムカルモ
ノ−リン錯体の作用を妨害し得る化合物を含む滅菌性又
は非滅菌性軟膏、クリーム又はローシコン;カルシウム
カルモジュリン錯体の作用を妨害し得る化合物および必
要に応じ局部麻酔剤を含む滅菌性又は非滅菌性溶液であ
って加圧又は非加圧容器からスプレーするようにした形
態:カルシウムカルモジュリン錯体の作用を妨害し得る
化合物を含む電解溶液;カルシウムカルモジュリン錯体
の作用を妨害し得る化合物を含む包帯;カルシウムカル
モジュリン錯体の作用を妨害し得る化合物と抗感染剤と
を含む組成物;カルシウムカルモジュリン錯体の作用を
妨害し得る化合物と鎮痛剤とを含む組成物;カルシウム
カルモジュリン錯体の作用を妨害し得る化合物と、必要
に応じて鎮痛剤とを含む溶液を収容した使い捨てタイプ
の注射器;カルシウムカルモジュリン錯体の作用全妨害
し得る化合物と、必要に応じて抗感染剤又は鎮痛剤と全
含む滅菌性又は非滅菌性軟膏、クリーム又はローシ目ン
を収容した押しつぶし可能なチシーブ;カルシウムカル
モジシリン錯体と、チキントロピー性付与剤と局部麻酔
剤とを含む口内粘膜又は食道のやけど治療用組成物など
が挙げられる。
又、凍傷防止又は日焼は防止用として皮膚に適用するた
めにワックス状又はペースト状とすることもできる。こ
れらの組成物はりラグコート剤、鼻コート剤として寒冷
雰囲気にさらされる前に皮膚に適用する。
又、日焼は防止用として、パラアミノ安息香酸等の太陽
遮蔽剤を上記カルシウムカルモジ−リン錯体妨害化合物
とともに用いてもよい。
軟・K1クリーム、ロニシ1ン用としては公知の他の添
加剤を含むものであってもよい。これらの添加剤の例に
ついては文献RamingtonsPractice 
of Pharmacy 9 th Editlon 
、第286−296頁に記載されている。
カルシウムカルモジ−リン錯体の作用を妨害する化合物
の軟膏、クリーム、ローシ璽ン中へり添加濃度は有効量
であれば特に制限はないが、一般に1〜50重fl−チ
、好ましくは7.5ないし20重f%(いずれも総重量
に基づく)が用いられる。これらの化合物は病原菌がや
けどに入らないように滅菌されていることが好ましい。
スプレー用としては液体ビヒクルを用いて均質な分散液
とする。このビヒクルとしては親水性のものを用い、皮
膚に対する付着性、活性化合物の経皮的吸収を促進する
ようにしてもよい。
このビヒクルの例としては室温で液体である脂肪酸、液
状グリコール、DMSO等である。そのほか有機溶媒を
利用して活性化合物を溶解又は分散させてもよい。この
場合、上記活性化合物は1〜50重量%、好ましくは4
〜50重量%、よル好ましくは7.5〜20重量%含有
させる。
これら溶液は適当な不活性ガスを用いて加圧容器内に充
填してもよい。その他、ピストン型容器に収容してもよ
い。
このスプレー用溶液又は局所実刑に鎮痛剤を含め痛みを
軽減するようにしてもよい−この場合、鎮痛剤はその種
類にもよるが溶液に対し0、1〜10重量%添加させる
ことができる。この鎮痛剤の例としてはりドカインヒド
ロクロリド、ペンシカイン等であシ、その他の例として
は文献−Text Books of Organic
 MedicinalandPharmac@utla
al Ch@m1stry第3版、1956゜第421
〜435頁に記載されている。
本発明の電解質溶液にはカルシウムカルモジュリン錯体
の作用を妨害する化合物とともに公知の電解質を含める
ことができる。この溶液の例としてはリンガーズラクテ
ート溶液および等張食塩水である。これらの溶液はl!
当シ活性化合物’t o、 i〜lO■含めることがで
きる。包帯としては不透過性バッキング層に積層した吸
収層を有するものが用いられ、上記活性化合物を1〜5
0重を俤、好ましくは4〜40重量%、よシ好ましくは
7゜5〜20MfA%含む溶液で含浸されている。この
バクキング層はマイラーフィルム、アルミニウム箔が用
いられ、吸収層はガーゼ又は綿織物等が用いられる。又
、皮膚への付着を防止するため、さらに他の層を設ける
ようにしてもよい。
これらの組成物には殺菌剤、抗葭剤、滅菌剤等の抗感染
剤を病原菌の成長を阻止し得る程度含めてもよい。この
抗感染剤の例としては第4級アンモニウム塩、ネオマイ
シン、バシトラシン、ポリミキシン、アンホテリシン、
銀スルファジアジン、マフェニドアセテートーセリウム
スルファジアジン、ダンタミシン、硝酸銀等である。こ
れらの物質の使用量については従来と変シはない。カル
モジ−リンと結合する作用を有する化合物の添加量は上
記同様である。
使い捨て注射器の場合、上記活性化合物ととモニ、メヘ
リデン、モルヒネ、ペンタゾシン等の鎮痛剤を充填して
もよい。この鎮痛剤の量は従来と同様である。活性化合
物の量も上記と変らない。
押しつぶし可能なチェープ(たとえばグラスチック製)
の場合もその充填物の内容、量については上記と同様で
よい。又滅菌すること、抗感染剤を含めてよいことにつ
いても上記と同様である。
上述の活性化合物は従来の発疹用、たとえば紅斑病用組
成物に添加して用いてもよい。この発明の活判化合物は
そのほか床ずれ、皮膚かい瘍へ切シ傷、すシ傷等に対し
ても組成を適当に還ぶことにより適用することができる
火vIを治療する場合、上記活性化合物の適量を非経口
、経口又は局部投与する。投与量は対象生体によって変
シ、たとえばラットの場合、トリフルロペラジンを8o
rng/Kqf体道)の割合で投与し良好な結果が得ら
れた。そのほか火傷の程度、部位等によ)一定の期間に
亘シ投与分量を分けて与えてもよい。一般にヒトの場合
、−投与量は1〜25〃l又はそれ以上であろう。注射
の場合は、静脈、皮下、筋肉等を介しておこなわれる。
又、抗感染剤、電解質等を必要に応じて混ぜて点滴注射
するようにしてもよい。この活投与方法としては、たと
えば文献Mol。
Phirmacol 12 、581−589 (19
76)に記載されておシ、この文献中で“activa
tor″とはカルモジニリンと知られているタンパク質
である。カルシウムカルモジュリン錯体の活性を妨害し
得る化合物(活性化合物)とは嗜乳動物の皮膚の損傷を
防止又は軽減し得る化合物であシ、ホスホジェステラー
ゼ抑制テストで■s。
(活性化)値が320.!61以下を示すものであシ、
特に好ましくは!、。値が100μM以下のものが用い
られる。この活性化合物に該当するものとしてはフェノ
チアジン、チオキサンチン、ブチロフェノン、ジフェニ
ルブチルアミン、ベンゾジアゼピン、ジベンゾジアゼピ
ン、ジペンデゼピン、ナフタレンスルホンアミド等が市
販されている。このうち特に好ましいものはトリフルロ
ペラジンである。
皮膚のやけど、損傷において、プラディキニンおよびセ
ロトニンが急激に発生するがこれらのホルモンは細胞内
のカルシウムイオンの濃度を増大させ、これがタンパク
カルモジ島リンと結合してカルシウムカルモジ−リン錯
体を形成するものと考えられている。この錯体はホスホ
リi4−ゼA2を活性化し、これが細胞膜ホスホリピド
に作用し、細胞膜の破壊を生じさせる。ざらに、これに
よシタンパク、酵素、その他の細胞成分の損失、病原菌
の侵入防止の働きをする皮膚組織の統合性の破壊が生ず
る。さらに、この錯体はグルコース1,6−ピスホスフ
エターゼ、すなわち炭水化物新陳代謝に関与するグルコ
−ルー1.6−ビスホスフェートを劣化させる酵素ヲ活
性化させる。このグルコース−1,6−ビスホスフェー
トの濃度の減少は糖分解を減少させ、アデノシントリー
ホスフェート(ATP ) 45度を減少させる。この
ATP 9度の減少は細胞膜の破壊を招き上述の如く細
胞成分を放出させる。し九がってカルモジニリン結合剤
はこのカルシウムカルモジ−リン錯体を捕捉し、ホスホ
リパーゼA2およびグルコース−1,6−ビスホスファ
ターゼに関して生物学的に不活性とする作用を有する。
本発明はこのような機構に基づくものである。
実施例 本実施例におかてはトリフルオペラジンを火傷、日焼は
及び凍傷の治療薬として用いた。火傷はラットの皮膚K
100℃の湯をかけて生じさせた。本化合物は火傷によ
って生じた皮膚の赤味を顕著に褪色させるという点にお
いて明白に肉眼で確認できる効果を有する。この効果は
さらに火傷、日焼は及び凍傷に特徴的な数個の生化学的
ノ#ラメータを測定することよって調べた。そのノ々ラ
メータは以下の通)である。
(、)  ヘモグロビン 熱傷に対する炎症反応においては、細管の浸透性の上昇
が血管系における最初の重要な変化である。熱傷は血管
外において赤血球の集積を引き起しく Grsen 、
 K@Ll 、 Br、 Ja ExpaPathol
、 59 : 3 B −47(1978) )、ヘモ
グロビンは熱にょうで赤く変性した細胞から離れる(1
先行物質” 、 Lancet 1 : l 53−1
55(1960))。
(b) ATP :傷害組織に特徴的な変化はATP濃
度、即ち細胞エネルギーの低下である。
(e)  酵素活性:傷害組織においては、組胞膜の病
理学的変化のため、細胞からhくりかの酵素が失われる
。水溶性6−ホストグルコネートfヒドロrナーゼと水
溶性へキソキナーゼの活性は火傷皮膚において顕著に減
少することがわかった。
(d)  タンパク質:火傷皮膚におけるタンパク質濃
度は著しく減少する。
これらの実験とその結果を以下に述べる。
〔方法〕
ラット皮膚の準備と治療 生後8〜10日(15−22i)のチャールズ・リバー
・アルピノ・ラットを使った。ラット皮膚の火傷は麻酔
をかけた後、腹部と胸部に100℃の湯をかけて生じさ
せ虎。トリフルオペラジンは火傷の前または後に投与し
た。火傷を負わせないラットと負わせた之ツ)を比較例
として使った。腹部および胸部の皮膚は取)出した後す
みやかに液体窒素で予め冷却しておいたアルミ製のやっ
とこではさみ、凍結させた。
皮下脂肪を取シ出して除去し、凍結した皮膚は使用時ま
で(24時間)液体窒素中で保存した。
凍結した皮膚は液体窒素で冷却したすル針で微粉末に砕
いた。この微粉末はATP 、ヘモグロビン、タン/矛
り質および酵素の抽出に使用した。
注射 (&)火傷前の注射 各ラットは0.1d生理的食塩水中に溶解した二塩酸ト
リフルオペラジンを体重111g当たシ80PI&9の
割合で腹腔内注射した。その100分後にラットの皮膚
に100℃で火傷を負わせた。
20分後に皮膚を取シ出し、生化学的/4ラメータを測
定した。
(b)  火傷後の注射 ラットに火傷後直ちに(、)と同じ溶液を注射し、その
効果を1時間後に測定した。
クリーム 400ダの二塩酸トリフルオペラジンを”オレ(−オプ
・ビニ−テイーフルイド(01ay ofBeauty
 Fluld ) ’ (オレイ社)5?と混合して、
該箇所に投与した。
ATPの抽出と定量 凍結した皮膚の微粉末(70−90η)1kl    
  ′綱のEDTA を含有する5%過塩素酸1tnt
凍結物の上にのせ、遠心分離後、抽出物を水酸化カリウ
ムで中和した。過塩素酸カリウム沈殿物を遠心分離し、
上澄液をATPの定量に使った。ATPはローリイらの
いう方法(Lowry * (LII* vPaaso
nn*au  、  JaV*   、  Hass@
1b*rger  e  F、X。
and 8chulz g D*W*  g Ja B
lol−Ch@m、 239 :18−30(1964
))によりて定量した。
ヘモグロビン及び酵素の準備と測定 ントコンドリア分画と水溶液分画を分離し、ヘキソキナ
ーゼ及び6−ホスホゲルコネートデヒドロダナーゼ活性
全パイトナーらの方法(Be1tner * R,+ 
L+I21ng r G、 、Frucbt yHe 
、 Ban−Porat t Ha 、 and 5o
fer 、 Y+ 。
Biochem、 Med、 30 : 369−38
0 (1983))によって測定した。水溶性分画10
0μ!全0、25 Mスフローズ1−に加え、ヘモグロ
ビンを分光光度計を使い420mμにおいて定量した。
タンパク/M、をローリイらの方法(Lowry 。
0、H+ 、 Rosenbrough 、 N@J@
 、 Farr 、 AeLeand Randall
 、 R,J* 、 J、 Biol、 Chem、 
193:265−275(1951))に従いウシ血清
アルブミン結晶を標準にして定量した。
表1はラット皮膚中のヘモグロビン含量に対する火傷の
効果とトリフルオペラジンによるその抑止効果を示す。
トリフルオペラジンを用いた場合と用いない場合のラッ
ト皮膚中におけるヘモグロビン含量に及ぼす火傷の効果
は、トリフルオペラジンを火傷の前及び後に投与するこ
とによって示される。ヘモグロビンは〔方法〕の項で述
べたようにして抽出し、定量した。結果は添付の図1に
示しである。Aはトリフルオペラジンを火傷の前に、B
は火傷の後に注射した場合の効果である。数字は平均埴
土標準誤差の形で示してh’)、括弧内は実験回数であ
る。火傷対比較例またはトリフル第4ラジン対火傷のP
値は0.005jシ小さい。それぞれの場合の比較例は
火傷ヲさせなかったもの及び治療を施さなかったものを
用いた。”火傷”とは火傷をさせ治療1−なかった皮膚
を、′トリフル第4ラジン”とは今まで説明したような
トリフル第4ラジンを用いた治療を意味する。
火傷の前(A)または後(B)にラット皮膚にトリフル
第4ラジン注射液を投与することによる火傷のATP 
濃度に及ぼす効果の抑止効果を調べたので、その結果を
表1に示す。
表  1 条 件      ATP (、clmo l e a
/Kq  湿量)   B 比較例     1211±43 (141211±4
3(6)火傷      391±38(11)  4
15±39(6)トリフル第4ラジン 1071±16
5(6)   937±l 30(6)ATPは〔方法
〕の項で述べたように抽出して定量した。結果を平均埴
土標準誤差で示す。括弧内は実験回数である。火傷対比
較例あるいはトリフル第4ラジン対火傷のP値は0.0
05である。
火傷の前(A)ま・たは後(B)旨′ラット皮膚中にト
リフル第4ラジン注射液を投与することによる火傷の水
溶性6−ホヌホグルコネートデヒドロケ°ナーゼ活性に
及t!す効果の抑止効果を調べたので、その結果を表2
に示す。
表  2 比較例     13.86±0.42αf913.8
6±0.42(10)火傷      7.04±02
3α1)  6.96±0.22α◇トリフルオイラジ
ン 11.89±0.5恒l 10.32±0.34α
つ酵素は〔方法〕の項で述べたように抽出してその活性
を測定した。結果を平均埴土標準誤差で示す。括弧内は
実験回数である。火傷対比較例6るいハトリフルオペラ
ソン対火傷のP値は0.005である。
火傷の前(A)または後(B)にラット皮膚中にトリフ
ルオペラジン注射it投与することによる火傷の水溶性
へキソキナーゼ及びミトコンドリアへキソキナーゼ活性
に及ぼす効果の抑止効果をFJ4べたので、その結果を
表3に示す。
結果を平均値上標準誤差で示す。括弧内は実験回数であ
る。火傷対比較例あるいはトリフルオペラジン対火傷の
P値はo、oosである。
火傷の前(A)または後(B)にラット皮膚中にトリフ
ルオペラジン注射液を投与することによる火傷のタンパ
ク質濃度に及はす効果の抑止効果を調べたので、その結
果を表4に示す。
表  4 条 件    タンパク質(P/Kg湿量)A    
        B 比較例    3.940±0.304(8) 3.9
40±0.304(8)火傷      2.254±
0.100(6) 2.543±o、172(6)トリ
フルオペラジン 3.419±0.284(6)3.9
52±0.373(6)タンパク質は〔方法〕の項で述
べたように水溶性分画にあるものを定量した。結果を平
均値上標準誤差で示す。括弧内は実験回数である。
火傷対比較例あるいはトリフルオペラジン対火傷のP値
は0.005である。
?7=F′=?=ト腎仲+づリーム状トリフルオペラジ
ロピン含量に及ぼす効果の抑止効果を調べたので、その
結果を表5に示す。
表  5 条件        ヘモグロビン(420mμにおけ
る吸収)比m例        o、 18士o、o2
(8)火傷        0.46±0.03 (1
0)100℃で火傷を生じさせた後すぐにトリフルオペ
ラジンをクリーム状にして該箇所に投与し、1時間後に
もう一度投与した(合計2回)。
さらにその1時間後(即ち火傷から2時間後)に、Bt
Jfjiを取シ出し、ヘモグロビンは〔方法〕の項で述
べたように抽出して定量した。結果を平均値上標準誤差
で示す。括弧内は実験回数である。火傷対比較例あるい
はトリフルオペラノン対火傷のP値はO,OO5である
ラット皮膚中にクリーム状トリフルオペラジンを該箇所
に投与することによる火傷のATP 9度に及はす効果
の抑止効果を調べたので、その結果を表6に示す。
表6 条件  ATP (μmolea/Kg湿量)比較例 
       1308±88 (5)火傷     
     368±56 (5)トリフルオペラジンを
表5で述べたように該箇所に投与した。ATPは〔方法
〕の項で述べたように抽出して定量した。結果を平均値
上標準誤差で示す。括弧内は実験回数である。火傷対比
較例あるいはトリフルオペラジン対火傷のP値はo、o
osである。
表6a ラット皮膚中のATP濃度に及ぼす火傷の効果とクリー
ム状トリフルオペラジンを該箇所に投与することによる
その抑止効果 条件  ATP (μmolem/Kg湿量)比較例 
     1052±34 (6)火傷       
 382±54 (6)トリフルオペラノン   10
33±86  (6)トリフルオペラジンは火傷の直後
クリーム状にして該箇所に投与し、30分後、さらにそ
の後一時間おきに投与(合計7回)した。火傷から5時
間半後に、各ラットの皮膚を取シ出し、Arpハ[:方
法]の項で述べたように抽出して定すフル第4ラソン対
火傷のP値は0.005である。
ラット皮膚中にクリーム状トリフルオイラジンを該箇所
に投与することによる火傷の水溶性6−ホスホグルコネ
ートデヒドロゲナーゼ活性に及ぼす効果の抑止効果を調
べたので、その結果を表7に示す。
表  7 条  件        6−ホスホグルコネート訛)
’oケナーぜ活性比較例       16.30±0
.59(7)火傷         7.30±0.2
4 (15)トリフルオペラノン    12.49±
0.44  (11)トリフルオペラジンを表5で述べ
たように該箇所に投与した。酵素を〔方法〕の項で述べ
たように抽出して、その活性を評っな。結果を平射火傷
のP値はo、 o o sである。クリーム状トリフル
オペラジンを該箇所に投与したラットの皮膚における水
溶性へキソキナーゼ及びミトコンドリアへキソキナーゼ
の活性に関する火傷効果抑止の試験結果を次の表8に示
す。
表  8 比較例    2.33±0.23 (6) 1.77
±0.18(6)火傷     0.88±0.05 
(6) 0.69±0.02(6)トリフルオペラジン
1.73±0.12 (7) 1.15±0.09(7
)トリフルオペラジンを表5で述べたように該箇所に投
与した。ヘキソキナーゼt (方法)の項で述べたよう
に抽出して、その活性を測定した。結果を平均信士標準
誤差で示す。括弧内は実験回数である。火傷対比較例あ
るいはトリフル第4ラジン対火傷のP値は0.0 O5
である。
クリーム状トリフルオペラジンを該箇所に投与したラッ
トの皮膚におけるタンパク質の濃度に関する火傷効果抑
止の試験結果を次の表9に示す。
表  9 条 件      タンパク質 CP/に4 湿1 比較例       4.160±0.177 (6)
火傷        2.646±0.067 (6)
トリフルオペラノン    3.517±Q、067(
7)トリフルオペラジンを表5で述べたように該箇所に
投与した。タン・臂り質を〔方法〕の項で述べたように
水溶性分画において定量した。結果を平均信士標準誤差
で示す。括弧内は実験回数である。火傷対比較例あるい
はトリフル第4ラジン対火傷のP値はo、oosである
結果 (a)注射溶液として投与したトリフルオペラジンの効
果 トリフルオペラジンを火傷の100分前に投与した時は
ヘモグロビンの増加を完全に抑え、その濃度は比較例の
正常な皮膚のそれと同じだっ九。火傷の直後にトリフル
オペラジンを注射して1時間後にその効果を測定した時
も同じ結果が得られた。トリフルオペ2ジンを用いた治
療はヘモグロビン濃度に対する火傷の効果を完全に抑止
し′fc。
表1に掲げた試験結果は皮膚のATP 9度に対するト
リフルオペラジンの効果を示している。
火傷は皮膚のATP Q度を著しく減少させる。しかる
に火傷の100分前にトリフルオペラジンを注射した場
合(A)はほぼ完全にATP 9度の減少を防止してい
る。同様な結果は火傷の後にトリフルオペラジンを注射
し、1時間に効果の測定をした場合(B)にも得られた
表2に示したように、トリフルオペ2ジンはまた同じ条
件の下で、水溶性6−ホスホゲルコネートデヒドロダナ
ーゼ活性に関する火傷の作用を減殺する効果をもつ。こ
の酵素の活性は火傷によって著しく減少するが、これも
火傷の前(A)または後(B)にトリフルオペラジンを
注射することでほぼ完全に保持される。同様な結果はへ
キソキナーゼ活性についても得られた(表3参照)。火
傷はミトコンドリア分画および水溶性分画の両方から得
られたこの酵素の活性を顕著に減少させたが、トリフル
オペ2ジンを火傷の前(A)または後CB)に注射した
場合はこの効果が減殺された。
ラット皮膚の水溶性分画中のタンノ4り質り度に関する
トリフルオペラジンの効果を表4に掲げた。これをみる
と火傷はタンパク質濃度の顕著な減少をもたらすが、ト
リフルオペラゾンを火傷の前(A)または後(B)に注
射すれば、この効果全防止できることがわかる。
(b)クリーム状にして該箇所に投与したトリフルオペ
ラジンの効果 表5ないし9に掲げた結果はトリフルオペラジンを火傷
した皮膚にクリーム状にして該箇所に投与した場合の効
果を示している。この表から、トリフルオペラジン全り
リーム状にして投与し火傷から2時装置いた場合の効果
はこれを注射液にして投与し次場合とほとんど同じこと
がわかる。即ちクリーム状トリフルオペラジンは表5,
6及び9にそれぞれ示したように火傷によるヘモグロビ
ン、ATP及びタン/4り質の濃度変化を抑止する働き
をした。
また火傷した皮膚における酵素活性の減少も抑止する(
表7及び8参照)。
これらの結果からトリフルオペ2ジンは火傷の治療及び
予防に非常な効果を有することがわかる。これは火傷に
よりて引き起むされたヘモグロビン、ATP、タンパク
質及び酵素活性の皮膚内における変化を予防し、元に戻
す。これは皮膚上で明確に目視できるほどの効果でおる
同様の効果は日焼は及び凍傷の治療においても得られる
この化合物は火傷、日焼け、及び凍傷の治療と予防の両
方に作用するので、応急処理と火傷治療の両方に利用で
きるが、さらに毎日の仕事で火災や陽光にさらされる人
(例えは兵士、消防夫、屋外労働者など)を保極したシ
、労働者が火を使って仕事をするプラントや工場での保
護手段として利用される。
トリフルオペラジンは凍傷の治療にも効果があることが
わかった。麻酔をかけたラットの腹部皮膚にドライアイ
スで凍傷を負わせた。トリフルオペラジンは“オレイビ
エーティ(01ayB@aut)’ ) ′lIL″(
オレイ社)中に20重量%で分散状態にあるものを凍傷
の該皮膚に投与した。
表IOないし13に報告した結果は、凍傷の皮膚におけ
るヘモグロビン、ATP及び酵素活性に及ばず効果を示
している。この結果から凍傷によって生じるこれら生化
学的ノやラメータの変化は火傷によって生ずるものとほ
ぼ同じでおること、即ちヘモグロビン濃度が増加し、A
TPと酵素活性が減少することがわかる。これら実験結
果は、トリフルオペラゾンはこれら全ての生化学的パラ
メ8−夕の変化全比較例の正常レベルに引き戻すことを
示している。
表10 ラット皮膚中のへモグロビイ濃度に及ぼす凍傷の効果と
クリーム状トリフルオイ2ジンを該箇所に投与すること
によるその抑止効果条 件      ヘモグロビン (420mμにおける吸収) 比較例      0.14±0.001 (7)凍傷
       0.32±0.030 (11)凍傷は
麻酔をかけたラットの腹部皮膚に1分間ドライアイスを
当てて生じさせた。トリフルオペラ・シンはクリーム状
にしてその後すぐに該箇所に投与し、30分後さらにそ
の後一時間ごとに投与した。msから5時間牛後に、該
箇所の皮膚を外科的に取り出し、前に述べたようにして
ヘモグロビンを抽出し、その活性を測定した。結果を平
均信士標準誤差で示す。括弧内は実験回数である。凍傷
対対照例あるいはトリフルオペラジン対凍傷のP呟は0
.005である。
表11 ラット皮膚中のATP 1%度に及ぼす凍傷の効果とク
リーム状トリフルオペ、7ジンを該箇所に投与すること
によるその抑止効果 染付     ATP (μmoles/Kfi量) 比較例       1087±63 (8)凍傷  
       348±48 (8)トリフルオペラジ
ンを表10で述べたように該箇所に投与した。ATPを
〔方法〕の項で述べたように抽出して、定量した。結果
を平均信士標準誤差で示す。括弧内は実験回数である。
凍傷対対照例ちるいはトリフルオペラジン対凍傷のP値
Fio、005より小さい。
表12 ラット皮膚中の水溶性6−ホスホグルコネートデヒドロ
ゲナーゼ活性に及はす凍傷の効果とクリーム状トリフル
オペラジンを該箇所に投与することによるその抑止効果 条 件       6−お体力ロネーデヒ炸吹ナーぜ
活性(ミリ単位1In9タンパク質) 比較例       ! 7.73±0.59 (6)
I瘍            5.67±0.24 (
6)トリフルオペラジンを表10で述べたように該箇所
に投与した。酵素を〔方法〕の項で述べたように抽出し
て、その活性全測定した。結果を平均信士標準誤差で示
す。括弧内は実験回数である。凍傷対比較例ちるいはト
リフルオペラジン対凍傷のP値はo、 o o sより
小さい。
表13 ラット皮膚中の水溶性へキン牛ナーゼ及びミトコンドリ
アへキソキナーゼ活性に及ぼす凍傷の効果とクリーム状
トリフルオペラジンを該箇所に投与することによるその
抑止効果比 較例    2.93±0.11 (6) 2.09±
0.07 (6)凍傷     1.65±0.07(
6)1.00±0.05 (6)トリフルオペラジン 
 3.22±0.17(6)  1.99±0.08(
6)トリフルオペラジンを表10で述べたように該箇所
に投与した。ヘキソキナーゼを〔方法〕の項で述べたよ
うに抽出して、その活性を測定した。結果を平均信士標
準誤差で示す。括弧内は実験回数である。凍傷対比較例
あるいはトリフルオペラジン対凍傷のP値はo、oos
よシ小さい。
トリフルオペラジンは日焼けの予防と治療にも効果があ
ることがわかった。麻酔をかけたラットの腹部皮膚を自
然太陽光によく似たUVランプ(Oatram−8on
nengtrahler Ultra−Vltalux
R)に曝露した。ラングと該皮膚の距離は17.5cr
nで曝露時間1d 1.5ないし2分だった。トリフル
オペラジンは注射液(2ダ/ラツト)または該箇所にク
リーム状(オレイ油中に8チ含有)のもの全塗布する形
で投与した。
日焼けした皮膚におけるヘモグロビン、ATP及び酵素
活性に対するトリフルオペラジンの効果を表14ないし
21に示す。これによれば注射液またはクリーム状にし
て投与したトリフルオペラジンはこれら生化学的ノ々ラ
メータの変化を抑止することがわかる。
これらの結果はトリフルオペラジンは日焼けの治療効果
を有することを示している。
表工4 ラット皮膚中のヘモグロビン含有量に及ぼす日焼けの効
果とトリフルオペラジン注射液を投与することによるそ
の抑止効果 条 件     ヘモグロビン (420mμにおける吸収) 比較例      0.16±0.015 (18)日
焼け      0.56±0.025 (15)トリ
フルオペラジン   0.15±0.01 0  (1
4)結果を平均値上標準誤差で示す。括弧内は実験回数
である。日焼は対比較例あるいはトリフルオペラジン対
日焼けのP値は0.005である。
表15 ラット皮膚中のATP 9度に及ぼす日焼けの効果とト
リフルオペラジン注射液を投与することによるその抑止
効果 条件  ATP (μmoles/Kg湿量)u字抹消 比較例          0.16 ±0.0 1 
5  (18)、字加え1.1字抹消 日焼け       0.56±0.025 (15)
・67カlllいトリフルオペラジン   0.15±
9.0 10C””?”t’hu人結果全平均値上標準
誤差で示す。括弧内は実験回数である。日焼は対比較例
あるいはトリフルオペラジン対日焼けのP値は0.00
5よシ小さい。
表16 ラット皮膚中の水溶性6−ホスホグルコネートデヒドロ
ゲナーゼ活性に及はす日焼けの効果とトリフルオペラジ
ン注射液を投与することによるそ必抑止効果 □ 条 件       6−ホスホグルコネートデヒドロ
ゲナーゼ活性 (ミリ単位/rn9タンパク質) 比較例       21.26±0.47日焼け  
     14.33±0.47トリフルオペラジン 
   21.13±0.54結果″を平均値上標準誤差
で示す。括弧内は実験回数である。日焼は対比較例ある
いはトリフルオペラジン対日焼けρP値は、o、oos
よシ小さい。
表17 ラット皮膚中の水浴性へキンキナーゼ及びミトコンドリ
アへキンキナーゼ活性に及ぼす日焼けの効果とトリフル
オペラジン注射液を投与することによるその抑止効果 (ミリA内6zイζダタシクモク惧「)(ミリを自6z
Δ職λり〉り4/fX)比較例    3.40±0.
17 (9) 2.33±0.09(9)日焼け   
  1.13±0.08 (9)  1.29±0.0
7(9)トリフルオイラジン2.54±0.19(9)
  2.07±o、11(9)結果を平均値上標準誤差
で示す。括弧内は実験回数でちる。日焼は対比較例ある
いはトリフルオペラジン対日焼けのP値はo、 o o
 sより小さい。
表  18 − ラットの皮膚中のヘモグロビン含有量に及ぼす日焼けの
効果とクリーム状トリフルオイラジンを投与することに
よるその抑止効果 条件   (4□。、−おゆ、BI&1IS1.)比較
例    0.16±0.015 (18)日 焼 け
       0.50±0.037(7)トリフルオ
ペラジン    0.21±0.019 (12)結果
を平均値上標準誤差で示す。括弧内は実験回数でちる。
日焼は対比較例あるいはトリフルオペラノン対日焼けの
P値はo、oosより小さい。
表  19 ラット皮膚中のATP濃度に及ぼす日焼けの効果とトリ
フルオペラジン注射液を投与することによるその抑止効
果 比較例    1135±64 (10)日焼け   
 476±68(5) トリフルオペラジン    1297±46(9)結果
を平均値上標準誤差で示す。括弧内は実験回数である。
日焼は対比較例あるいはトリフルオペラノン対日焼けの
P値はo、oosよシ少ない。
表  20 う、ト皮膚中の水溶性6−ホスホゲルコネートテヒドロ
rナーゼ活性に及ぼす日焼けの効果とクリーム状トリフ
ルオペラジンを該箇所に投与することによるその抑止効
果 比較例    20.70±0.36 (8)日焼け 
   13.77±1.04 (5)トリフルオイラジ
ン     20.30±0.97 (6)結果を平均
値上標準誤差で示す。括弧内は実験回数である。日焼は
対比較例あるいはトリフルオペラノン対日焼けのP値は
o、oosより小さい。
結果を平均値上標準誤差で示す。括弧内は実験回数であ
る。日焼は対比較例あるいはトリフルオペラジン対日焼
けの水溶性へキンキナーゼのP値はo、oosでおる。
ミトコンドリアへキンキナーゼ(日焼は対比゛較例)の
P値はo、oosより小さく、同(トリフルオペラノン
対日焼け)のP値は0.025より小さい。
実験的に100℃で火傷を生じさせたラットの皮膚への
フルフェナジンの治療効果を測定した。
表  22 比較例    0.20±0.02(8)火   傷 
       0.44±0.05 (6)フルフェナ
ジン      0.32±0.03(6)   ′結
果を平均値上標準誤差で示す。括弧内は実験回数である
。火傷対比較例またはフルフェナジン対火傷のP値はo
、oosより小さい。
表  23 ラット皮膚中のATP 11度に及ぼす火傷の効果とフ
ルフェナジンによるその抑止効果 条 件        ATP(#molss/)C9
湿量)比較例    1017±42(6) 日  焼                  391
±44(6)フルフェナジン      680±98
(6)結果を平均値上標準誤差で示す。括弧内は実験回
数である。火傷対比較例のP値は0.005より小さく
、□フル7エナジン対火傷のそれは0025より小さい
表  24 ラット皮膚中の水溶性6−ホスホグルコネートデヒドロ
ゲナーゼ活性に及ぼす火傷の効果とフル7エナノンによ
るその抑止効果 比較例   18.37±0.421(6)火   傷
        6.92±0.323(6)フルフェ
ナジン      9.69±1.220(6)結果を
平均値士標準誤差下示す。括弧内は実験回数である。火
傷対比較例またはフルフェナジン対火傷のP値は0.0
5より小さい。        ′結果を平均信士標準
誤差で示す。括弧内は実験回数である。火傷対比較例櫨
たはフル7エナノン対火傷のP値は0.005より小さ
い。
表  26 ラット皮膚中のヘモグロビン含有量に及ぼす火傷の効果
とハロペリドールによるその抑止効果 比較例    0.20:を0,01(6)火   傷
         0.44±0.02 (6)ハロペ
リドール     0.26±0.02(6)結果を平
均信士標準誤差で示す。括弧内は実験回数である。火傷
対比較例またはハロd +7ドール対火傷のP値は0.
005より小さい。
表  27 ラット皮膚中のATP濃度に及ぼす火傷の効果とハロペ
リドールによるその抑止効果 条 件       ATP(pmoles /に9湿
量)比較例    1151±25(6) 日     焼                32
2±19(6)ハロペリドール       645±
49(6)結果を平均信士標準誤差で示す。括弧内は実
験回数である。火傷対比較例のP値はo、oosより小
さく、ハロペリドール対火傷のそれは0.025より小
さい。
表  28 ラット皮膚中のヘモグロビン含有量に及ぼす日焼けの効
ソモジドによるその抑止効果′Y 結果を平均信士標準誤差で示す。括弧内は実験回数であ
る。日焼は対比較例のP値は0.005より小さく、ピ
モジド対日焼けのそれは0.05より小さい。
表  29 ラット皮膚中のATP 9度に及ぼす日焼けの効果とピ
モジドによるその抑止効果 条件  ATP(μmole+47’に9湿量)比較例
    1231±s 9 (10)日 焼 け   
    360±22(7)ピモソド      42
B±22 (11)結果を平均1直士標準誤差で示す。
括弧内は実験回数である。日焼は対比較例のP値は0.
005よシ小さく、ピモジド対日焼けのそれは0.05
より小さい。
表  30 ラット皮膚中のATP濃度に及ぼす日焼けの効果トペン
フルリドールによるその抑止効果条 件       
 ATP(μmolea /ky湿量)比較例    
1127±34(6) 火   傷         346±34(6)ペン
フルリドール      436±33(5)結果を平
均値上標準誤差で示す。括弧内は実験回数である。火傷
対比較例のP値はo、oosより小さく、ペンフルリド
ール対火傷のそれは0.05より小さい。
表  31 。
ラット皮膚中のヘモグロビン含有量に及ぼす火傷の効果
とベルフルリドールによるその抑止効果 条件        ヘモグロビン(420mlIKお
ける吸収)比較例    0.19±0.02(6)火
   fpjo、53±0.04(6)イン7“リド−
1′0.4 2±0.02(5)結果を平均値上標準誤
差で示す。括弧内は実験回数である。火傷対比較例のP
値はo、oosより小さく、ペンフルリドール対火傷の
それは0.05より小さい。
表32ないし43に提示した実験においては実験的に生
じさせた火傷9日焼け、凍傷に対するチオリダジンの治
療効果を測定した。表32ないし3゛bに示したように
、チオリダジンは100℃の湯で生じさせた火傷によ0
、るヘモグロビン、 ATP及び酵素活性の顕著な変化
を抑止した。これをクリーム状にして皮膚の日焼は箇所
に投与した場合も、′日焼けによる上記生化学的ノ々ラ
メータの変化は抑止された(表3−6ないし39参照)
。表40ないし43に掲げたようにチオリダジンは凍傷
の治療にも非常に効果で−ある。それは皮膚上に目に見
える形で現れる。
表  32 100℃でラットの皮膚に生じさせた火傷のヘモグロビ
ン含有量に及ぼす効果とチオリダノン注射液の投与によ
るその抑止効果 条件       ヘモグロビン(420mμにおける
吸収)比  較  例       0.17±0.0
2(8)火     傷       0.42±0.
04 (7)チオリグ。シフ        0.19
±0.02 (11)20ないし259のラット腹腔内
に火傷の10Q分前0.1 mlの水に溶解させた2ダ
の塩酸チオリダ・シンを注射した。火傷は100℃の湯
で生じさせた。20分後に皮膚を取シ出して、ヘモグロ
ビンを〔方法〕の項で述べたように抽出し、定量した。
結果を平均値上標準誤差で示す。括弧内は実験回数であ
る。火傷対比較例またはチオリダノン対火傷のP値は0
.005である。
表  33 ラット皮膚−中のATP濃度に及ぼす火傷(100℃)
の効果とチオリダジン注射によるその抑止効”果条 件
       ATP (A moles /に9湿量
)比  較  例       1126±60(6)
火    傷        458±28(6)チオ
リダジン      905±79(9)チオリダジン
を表32で述べたように該箇所に注射した。A↑Pを〔
方法〕の項で述べた方法   ゛によって抽出し、定量
した。結果を平均値士標準誤差寸示す。括弧内は実験回
数である。火傷対比較例またはチオリダジン対火傷のP
値は0.005より小さい。
表  34 ラット皮膚中の水溶性6−ホスホゲルコネートデヒドロ
ダナーゼ活性に及ぼす火傷(100℃)の効果とチオリ
ダジン注射によるその抑止効果比  較  例    
   19.23±0.50(6)火     傷  
       6゜82±0.43 (7)チオリダノ
ン   ゛ 15.12±0.48 (6)チオリ〆ゾ
ンを表32で述べたように該箇所に注射した。酵素を〔
方法〕の項で述べた方法によって抽出し、その活性を測
定した。結果を平均値上標準誤差で示す。括弧内は実験
回数である。火傷対比較例またはチオリダジン対火傷の
P値はo、oosより小さい。
チオリダジンを表32で述べたように該箇所に注射した
。酵素を〔方法〕の項で述べた方法によって抽出し、そ
の活性を測定した。結果を平均値上標準誤差で示す。括
弧内は実験回数である。火傷対比較例またはチオリダジ
ン対火傷のP値は0.005より小さい。
表  36 ラット皮膚中のヘモグロビン含有量に及ぼす日焼けの効
果とクリーム状チオリダジンを該箇所に投与することに
よるその抑止効果 比較例  0.16±0.02(10)日  焼  け
       0.48±0.04(6)チオリダジン
     0.14±0.03(6)400Qの塩酸チ
オリダジンを5Iのパカミルグジヒツクレーメ(Kam
ill Gssicbtscrame)”(化粧用湿性
クリーム)と混合した。UVランゾで日焼けを生じさせ
る(30分ごとに4回)2時間前にこの混合クリームを
ラット(20ないし25g)の該箇所に投与した。これ
は日焼けの30分後すぐに再び投与された。それからさ
らに30分後に皮膚を取り出し、ヘモグロビンを〔方法
〕の項で述べたようにして抽出し、定量した。結果を平
均値上標準誤差で示す。括弧内は実験回数である。日焼
は対比較例あるいはチオリダジン対日焼けのP値は0.
005より小さい。
表  37 ラット皮膚中のATP濃度に及ぼす日焼けの効果と該箇
所にクリーム状チオリダノンを投与することによるその
抑止効果 条件  ATP (μmolea/’に9湿量)比  
較  例       1300±45(6)日  焼
  け        493±37 (6)チオリダ
ゾン     1322±64(5)チオリダジンを表
36で述べたようにクリーム状にして該箇所に投与した
。結果を平均信士標準誤差で示す。括弧内は実験回数で
ある。日焼は対比較例またはテオリダジ/対日焼けのP
値はo、oosより小さい。
表  38 ラット皮膚中の水溶性6−ホスホグルコネートデヒドロ
ゲナーゼ活性に及ぼす日焼けの効果と該箇所にクリーム
状チオリダジンを投与することによるその抑止効果 比較例  18.65±0.77(6)2    、 
−b7+け  10.1O−1=0.82(6)チオリ
ダジンを表36で述べたようにクリーム状にして該箇所
に投与した。結果を平均信士標準誤差で示す。括弧内は
実験回数である。日焼は対比較例またはチオリダジ/対
日焼けのP値はo、oosより小さい。
表  39 ラット皮膚中の水溶性へキンキナーゼに及ぼす日焼けの
効果とクリーム状チオリダジンによるその抑止効果 比 較 例     2.11±0.09 (7’)夾
−−−)0趨11  0.80±0.10(6)・  
゛  4オソシ゛ン/  1.96 ±0.13(5)
チオリダジンを表36で述べたようにクリーム状にして
該箇所に投与した。結果を平均信士標準誤差で示す。括
弧内は実験回数である。日    焼は対比較例または
チオリダジン対日焼けのP値は0.005である。
表  40 ラット皮膚中のヘモグロビン含有量に及ぼす凍傷の効果
とクリーム状チオリダゾンを該箇所に投与することによ
るその抑止効果 条件      ヘモグロビン(420mμにおける吸
収)比  較  例       0.18±0.01
(6)凍     傷       0.36±0.0
2(7)チオリダノン     0.23±0.01(
5)凍傷は麻酔をかけ九ラットの腹部皮膚に1分すぐに
該箇所に投与し、30分後さらにその後一時間ごとに投
与した。凍傷から5時間牛後に該箇所の皮膚を外科的に
取り出し、〔方法〕の項で述べたようにしてヘモグロビ
ンを抽出し、定量した。
結果を平均信士標準誤差で示す。括弧内は実験回数であ
る。凍傷対比較例あるいはチオリダジン対凍傷のP値は
o、oosよυ小さい。
表  41 う、ト皮膚中のA’l’P濃度に及ぼす凍傷の効果とク
リーム状チオリダレンを該箇所に投与することKよるそ
の抑止効果 条 件       ATP (μmoles /に9
湿量)比較例  1063±27(6) 凍     傷        376±54(6)チ
オリダジy       1003±49(5)チオリ
ダジンを表40で述べたように該箇所に投与した。AT
Pを〔方法〕の項で述べたようにして抽出し、定量した
。結果を平均信士標準誤差で示す。括弧内は実験回数で
ある。凍傷対比較例またはチオリダゾン対凍傷のP値は
o、oosより小さい。
表  42 ラット皮膚中の水溶性6−ホスホゲルコネートデヒドロ
ダナーゼ活性に及ぼす凍傷の効果と該箇所にクリーム状
チオリダノンを投与することによるその抑止効果 比  較  例       16.85±0.43(
7)・仁 咲ノ゛   傷      4.84±0.29(6)
チオリダノン     13.69±0.46 (5)
チオリダジンを表40で述べたように該箇所に投与した
。酵素を〔方法〕の項で述べたようにして抽出し、その
活性を測定した。結果を平均値上標準誤差で示す。括弧
内は実験回数である。凍傷対比較例またはチオリダジン
対凍傷のP値は0.005より小さい。
チオリダノンを表40で述べたように該箇所に投与した
。ヘキソキナーゼを〔方法〕の項で述べたようにして抽
出し、定量した。結果を平均値上標準誤差で示す。括弧
内は実験回数である。凍傷対比較例またはチオリダゾン
対凍傷のP値は0.005より小さい。
本発明の実施に当たっては次の構成が用いられる。
軟膏 トリフルオペラノン     8.Oy液状ワセリン 
       5.0g白油     87.0.9 100、Ofi クリーム トリフルオペラノン     8.0gセチルアルコー
ル      8.4gステアリルアルコール    
8.4gラウリル硫酸ナトリウム ゛ 1.4!!白油
     27.69 プロピレングリコール    9.2g100.09 0−シヨン トリフルオペラゾン      8.0gオレー油  
    92.09 トリフルオペラノン      8.0gペース(ロー
ション)     92.0gステアリン酸     
      1.4gトリエタノールアミン     
  0.6gグリセリルモノステアレート    4.
0gラノリン(水分含有)        1.0gセ
チルアルコール         0.4g鉱油   
    2.0y メチルノクラヒドロキシペンゾエー)0.1g蒸留水 
    90.5g 香   水 100.0g 日焼は防止薬 トリフルオペラジン       8.0gパラヒドロ
キシベンゾエート3.1 ベース(ローション)       92.0gI Q
 O,0、!9 日焼は治療薬 トリフルオペラノン        8.0gリドケー
ン(1ldocalne )      2.0pベー
ス(ローション)       92.0.9100.
09 抗感染クリーム トリフルオペラノン        8.09バシトラ
シン(bacitracin )    37.0 g
(40,000単位)セチルアルコール       
  8.4gステアリルアルコール       8.
4Iラウリル硫酸ナトリウム       1.4g白
    油                    
27.6gプロピレングリコール       9.2
.li’     ”10.0.0.9 麻酔/抗感染クリーム トリフルオペラソン       7・Ogパシトラク
ン         37. Ofl (40,000
単位)リドケーン            1.0.i
i’セチルアルコール         8・4gステ
アリルアルコール      8.4gラウリル硫酸ナ
トリウム      1.49白   油      
          2’i、69プロピレングリコー
ル      9.2Iioo、og スfv− トリフルオペラジン        8.0gプロピレ
ングリコール      92.1注射液 トリフルオベラノン              2〜
リンガ−ラクテート(Rlnger Lactate)
溶媒1〇−被曝火傷防止クリーム トリフルオペラジン          8・oog漂
白脱蝋セラック           13.70 g
イングロビルアルコール、99%   28.48 g
7”−r=?tll 、 粘1f、Z −33,50I
Iステアリン酸 トリグルプレス)・(triple pressed 
)  0.15 /1トリエチレングリコール シー2−エチルエキソエート0.80gジエチレングリ
コール モノエチルエーテル         1.10Iに酸
化チタニウム          37.009炭酸水
素ナトリウム          2・25.!9ステ
アリン酸マグネシウム       8.009サリチ
ル酸ノテル           2.50!ff1f
fJ剤(スルホ/化アルコ−#)      0.30
.9酸化鉄(レモン色)            1.
60.!9ミネラルブラック            
0.62g
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の化合物で治療した動物皮膚のへ七グロビ
ンの減少を示すグラフでアル。 図面の浄書(内容に変更なし) 第1図 ヘモグロビン含量 昭和69・9・J118  口 特許庁長官 宇 賀 這 部  殿 1、事件の表示 特願昭60−127029号 2、発明の名称 外傷治療薬 3、補正をする者 事件との関係 特許出1i人 パー響イラン中ユニパージfイー 4、代理人 図面の浄書(内容に変更なし)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カルシウムカルモジュリン錯体の作用を抑制する
    作用を有する化合物を4ないし40重量%含む軟膏、ク
    リーム又はローションからなることを特徴とする外傷治
    療薬。
  2. (2)該化合物の含量が7.5ないし20重量%である
    特許請求の範囲第1項記載の外傷治療薬。
  3. (3)該化合物がフェノチアジン、チオクサンテン、ブ
    チロフェノン、ジフェニルブチルアミン、ジベンゾジア
    ゼピン、ベンゾジアゼピン、ジベンザゼピンおよびナフ
    タレンスルホンアミドから選ばれるものである特許請求
    の範囲第1項記載の外傷治療薬。
  4. (4)該化合物がトリフルオペラジン又はチオリダジン
    である特許請求の範囲第3項記載の外傷治療薬。
  5. (5)有効量の局部麻酔剤とカルシウムカルモジュリン
    錯体の作用を抑制する化合物とを軟膏、クリーム又はロ
    ーション中に含むことを特徴とする火傷、日焼けおよび
    凍傷用治療薬。
  6. (6)該化合物がフェノチアジン、チオクサンテン、ブ
    チロフェノン、ジフェニルブチルアミン、ジベンゾジア
    ゼピン、ベンゾジアゼピン、ジベンザゼピンおよびナフ
    タレンスルホンアミドから選ばれるものである特許請求
    の範囲第5項記載の治療薬。
  7. (7)該化合物がトリフルオペラジン又はチオリダジン
    である特許請求の範囲第6項記載の治療薬。
  8. (8)軟膏、クリーム又はローションが臀部紅斑の治療
    を目的としている特許請求の範囲第1項記載の治療薬。
  9. (9)該化合物がトリフルオペラジンである特許請求の
    範囲第8項記載の治療薬。
  10. (10)該化合物が微粉体に担持されている特許請求の
    範囲第1項記載の治療薬。
  11. (11)微粉体がデン粉、タルクおよびベントナイトか
    ら選ばれるものである特許請求の範囲第10項記載の治
    療薬。
  12. (12)抗感染剤をさらに含む特許請求の範囲第5項又
    は第7項記載の治療薬。
  13. (13)抗感染剤がネオマイシン、バシトラシン、銀ス
    ルファジアジン、ゲンタマイシン、ポリミキシン、酢酸
    マフェニドから選ばれるものである特許請求の範囲第1
    2項記載の治療薬。
  14. (14)有効量の局部麻酔剤を含む特許請求の範囲第1
    2項記載の治療薬。
  15. (15)該化合物が静脈内電解質溶液中に混入されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の治療薬
  16. (16)該化合物がトリフルオペラジン又はチオリダジ
    ンである特許請求の範囲第15項記載の治療薬。
  17. (17)非浸透性バック層と、カルシウムカルモジュリ
    ン錯体の作用を抑制する化合物を含浸した吸収層とを具
    備してなる外傷治療用包帯。
  18. (18)該化合物がトリフルオペラジン又はチオリダジ
    ンてある特許請求の範囲第17項記載の包帯。
JP60127029A 1984-06-11 1985-06-11 外傷治療薬 Pending JPS6150913A (ja)

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US670482 1984-11-13
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US734120 1996-10-21

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63280006A (ja) * 1987-05-12 1988-11-17 Yakult Honsha Co Ltd 皮膚刺激感抑制剤及びこれを配合してなる化粧料

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