JPS6150675A - 車両外板の塗装方法 - Google Patents
車両外板の塗装方法Info
- Publication number
- JPS6150675A JPS6150675A JP17128684A JP17128684A JPS6150675A JP S6150675 A JPS6150675 A JP S6150675A JP 17128684 A JP17128684 A JP 17128684A JP 17128684 A JP17128684 A JP 17128684A JP S6150675 A JPS6150675 A JP S6150675A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- vinyl chloride
- painting
- vehicle
- paint
- Prior art date
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- Granted
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車両外板に対する塗装方法、よシ詳細には、踏
石を受は易い車両の下側部に踏石防錆対策用の塩ビゾル
系プライマを塗布する工程を含む車両外板の塗装方法に
関する。
石を受は易い車両の下側部に踏石防錆対策用の塩ビゾル
系プライマを塗布する工程を含む車両外板の塗装方法に
関する。
車両、特に自動車はその外板を一様に塗装され、車体外
観を良好に保つと共に発錆を防１）、シてい？；３１、
特に自動車の下部、たとえばサイドノル部、フ。
観を良好に保つと共に発錆を防１）、シてい？；３１、
特に自動車の下部、たとえばサイドノル部、フ。
ンダー下部、スカート部下端は跳石を受けて塗膜の剥離
、即ちチッピングを生じ易く、剥離部の発錆対策が必要
とされている。従来、自動車の下部の塗膜剥離を防ぐた
め、中塗や上塗に先立−１てｉ’ＸＡ化ビニルビニル樹
脂とした無溶剤の塩ビゾル糸プライマの塗布を行なって
いる。
、即ちチッピングを生じ易く、剥離部の発錆対策が必要
とされている。従来、自動車の下部の塗膜剥離を防ぐた
め、中塗や上塗に先立−１てｉ’ＸＡ化ビニルビニル樹
脂とした無溶剤の塩ビゾル糸プライマの塗布を行なって
いる。
たとえば、第２図（ａ）、 （ｂ）に示すように自１山
中のサイドシル１の塗装においては前処理ｌとしての脱
脂、被膜化成及び水洗の各処理を周知方法により行ない
、次に下塗としての電着塗装口をデツピング法により行
ない下塗膜２を形成する。この後塗膜温度１６５℃で約
２０分の乾燥処ＦＩ ＩＩＩを６存う。、ここ寸での処
理は車体全体に一様に行なわれ、次に、サイドシル１に
のみ塩ビゾル系プライマのスプレーによる塗布処理■が
なされ、塩ビゾル系プライマ塗膜３を形成し、この塗膜
３の乾燥処理■が塗膜温度１００〜１２０℃で約１５分
行なわねる。
中のサイドシル１の塗装においては前処理ｌとしての脱
脂、被膜化成及び水洗の各処理を周知方法により行ない
、次に下塗としての電着塗装口をデツピング法により行
ない下塗膜２を形成する。この後塗膜温度１６５℃で約
２０分の乾燥処ＦＩ ＩＩＩを６存う。、ここ寸での処
理は車体全体に一様に行なわれ、次に、サイドシル１に
のみ塩ビゾル系プライマのスプレーによる塗布処理■が
なされ、塩ビゾル系プライマ塗膜３を形成し、この塗膜
３の乾燥処理■が塗膜温度１００〜１２０℃で約１５分
行なわねる。
この後再度車体全体に一様にスプレーによる中塗■、続
いてスプレーによる上塗■が行なわれ、中塗膜４及び上
塗膜５を形成する。この後中塗膜４及び上塗膜５の乾燥
処理■が塗膜温度１５０℃で約２０分行なわれ、サイド
シル１の塗装が完了スル。
いてスプレーによる上塗■が行なわれ、中塗膜４及び上
塗膜５を形成する。この後中塗膜４及び上塗膜５の乾燥
処理■が塗膜温度１５０℃で約２０分行なわれ、サイド
シル１の塗装が完了スル。
このような従来塗装方法では塩ビゾル系プライマ塗膜３
を乾燥処理■した後に中塗■や上塗■を行ない、上塗■
後の乾燥処理■と合ゎせて２度の焼付乾燥を必要として
いる。これは、塩ビゾル系プライマ塗膜３がウェットで
ある時中塗や上塗を行なうと、プライマ塗膜３と中塗あ
るいは上塗塗料との相溶性が悪いことによるはじきゃた
れ、あるいはクレタリング現象が生じ、中塗、上塗塗膜
４．５に部分的なヘコミａ（第１図（ｂ）中に２点鎖線
で示した）の発生が起るという不具合があるためである
。
を乾燥処理■した後に中塗■や上塗■を行ない、上塗■
後の乾燥処理■と合ゎせて２度の焼付乾燥を必要として
いる。これは、塩ビゾル系プライマ塗膜３がウェットで
ある時中塗や上塗を行なうと、プライマ塗膜３と中塗あ
るいは上塗塗料との相溶性が悪いことによるはじきゃた
れ、あるいはクレタリング現象が生じ、中塗、上塗塗膜
４．５に部分的なヘコミａ（第１図（ｂ）中に２点鎖線
で示した）の発生が起るという不具合があるためである
。
本発明は塩ビゾル系プライマ塗膜がウェットのま捷で中
塗や上塗を行なっても、上述のような中２ 塗、上塗
塗膜にヘコミを生じることのない車両外板の塗装方法を
提供することを目的とする。
塗や上塗を行なっても、上述のような中２ 塗、上塗
塗膜にヘコミを生じることのない車両外板の塗装方法を
提供することを目的とする。
本発明では上記目的を達成させるため、車両外板に対し
、電着塗料との密着性を向上させる付着付与樹脂の他に
中塗塗料との密着性を向上させるポリエステル系可塑剤
を混入した塩ビゾル系プライマの塗布と、中塗及び上塗
を連続して行ない、その後に乾燥が成されることを特徴
としている。
、電着塗料との密着性を向上させる付着付与樹脂の他に
中塗塗料との密着性を向上させるポリエステル系可塑剤
を混入した塩ビゾル系プライマの塗布と、中塗及び上塗
を連続して行ない、その後に乾燥が成されることを特徴
としている。
次に実施例によって本発明を説明する。自動車の車体下
部に位置するサイドシル１は、まず、他の部分と共に前
処理Ｉとしての脱脂、被膜化成及び水洗の各処理を周知
方法により行なわれる（第１図（ａ）参照）。次に、防
錆対策を主目的とした電着塗装■が成され下塗膜２が形
成される（第１図（ｂ）参照）。この後塗膜温度１６５
℃で約２０分の乾燥処理■が行なわれる。この後、サイ
ドシル１のみが塩ビゾル系プライマのスプレーによる塗
布処理■を受ける。ここで用いる塩ビゾル系プライマの
各重量％を下表右側列に示す。なお、表中左側列には従
来品を同様に示した。
部に位置するサイドシル１は、まず、他の部分と共に前
処理Ｉとしての脱脂、被膜化成及び水洗の各処理を周知
方法により行なわれる（第１図（ａ）参照）。次に、防
錆対策を主目的とした電着塗装■が成され下塗膜２が形
成される（第１図（ｂ）参照）。この後塗膜温度１６５
℃で約２０分の乾燥処理■が行なわれる。この後、サイ
ドシル１のみが塩ビゾル系プライマのスプレーによる塗
布処理■を受ける。ここで用いる塩ビゾル系プライマの
各重量％を下表右側列に示す。なお、表中左側列には従
来品を同様に示した。
ここで塩化ビニル樹脂（基体）にはこれを軟化させるフ
タル酸系可塑剤が混入され、更に、中塗塗料との密着性
を向上させる、即ち両者の相溶性を向上させるポリエス
テル系可塑剤も混入される。
タル酸系可塑剤が混入され、更に、中塗塗料との密着性
を向上させる、即ち両者の相溶性を向上させるポリエス
テル系可塑剤も混入される。
塩ビゾル系プライマにはこの他に、充填剤としての炭カ
ル（吸湿性調整のため表面処理のものと無処理のものを
含む）、電着塗料との密着性を向上させる付着付与剤、
塗膜の発泡防止のための添加剤、スプレー使用を良好に
行なうための希釈剤等が混入されている。
ル（吸湿性調整のため表面処理のものと無処理のものを
含む）、電着塗料との密着性を向上させる付着付与剤、
塗膜の発泡防止のための添加剤、スプレー使用を良好に
行なうための希釈剤等が混入されている。
次に塩ビゾル系プライマ塗膜３上には車体の他の部分と
共に、中塗■が行なわれ、中塗膜４が形キッドを塗布す
る。このオイルフリーアルキッドは分子量［ｎが２８０
０〜３４００の間にあり、樹脂成分比率はアクリル：ア
ルキッド−３０： ７０〜７０：３０のものである。中
塗Ｖ後、中塗膜４の乾燥前に上塗■を行ない、スプレー
塗布し、上塗膜５を形成する。このような塩ビゾル系プ
ライマ塗布処理■より上塗■の間乾燥処理は行々われず
、この後に乾燥処理■が塗膜温度１５０℃で約２０分行
なわれ、サイドシル１の塗装が完了する。
共に、中塗■が行なわれ、中塗膜４が形キッドを塗布す
る。このオイルフリーアルキッドは分子量［ｎが２８０
０〜３４００の間にあり、樹脂成分比率はアクリル：ア
ルキッド−３０： ７０〜７０：３０のものである。中
塗Ｖ後、中塗膜４の乾燥前に上塗■を行ない、スプレー
塗布し、上塗膜５を形成する。このような塩ビゾル系プ
ライマ塗布処理■より上塗■の間乾燥処理は行々われず
、この後に乾燥処理■が塗膜温度１５０℃で約２０分行
なわれ、サイドシル１の塗装が完了する。
このようにして得られたサイドシル１の塗装面は、塩ビ
ゾル系ブラ１゛マと中塗料との相溶性が改善されている
ため、中塗料のはじき等に基づくヘコミ等が発生せず、
外観の良好な塗面が得られている。上述の処において車
両外板としてサイドシル１を説明したが、フェンダ下部
、スカート部下部等にも同様に本発明の塗装方法を適用
できる。
ゾル系ブラ１゛マと中塗料との相溶性が改善されている
ため、中塗料のはじき等に基づくヘコミ等が発生せず、
外観の良好な塗面が得られている。上述の処において車
両外板としてサイドシル１を説明したが、フェンダ下部
、スカート部下部等にも同様に本発明の塗装方法を適用
できる。
このように従来の塗装方法では塩ビゾル系ブライマ塗布
後と上塗後の２回の乾燥処理、即ち、３コート２ベーク
処理を必要としたのに対し、本発明による塗装方法では
中塗塗料との相溶性の向上した塩ビゾル系プライマを用
いるため、塗布後の乾燥処理を必要とせず、即ち、３コ
ート１ベーク処理で済み、塗装時間の短縮を計れ、乾燥
設備も上塗後の設備だけで済み、設備の簡素化をも計れ
る。
後と上塗後の２回の乾燥処理、即ち、３コート２ベーク
処理を必要としたのに対し、本発明による塗装方法では
中塗塗料との相溶性の向上した塩ビゾル系プライマを用
いるため、塗布後の乾燥処理を必要とせず、即ち、３コ
ート１ベーク処理で済み、塗装時間の短縮を計れ、乾燥
設備も上塗後の設備だけで済み、設備の簡素化をも計れ
る。
第１図（ａ）、 （ｂ）は本発明の塗装工程図及び塗膜
断面図、第２図（ａ）、（ｂ）は従来の塗装工程図及び
塗膜断面をそれぞれ示している。 １・・サイドンル、３・・・塩ビゾル系プライマ塗膜、
４・・中塗膜、５・・上塗膜
断面図、第２図（ａ）、（ｂ）は従来の塗装工程図及び
塗膜断面をそれぞれ示している。 １・・サイドンル、３・・・塩ビゾル系プライマ塗膜、
４・・中塗膜、５・・上塗膜
Claims (1)
- 車両の外板を電着塗装した後に乾燥し、その後、塩ビゾ
ル系プライマの塗布、中塗及び上塗を順次行なう車両外
板の塗装方法において、上記塩ビゾル系プライマには塩
化ビニル樹脂の電着塗料との密着性を向上させる付着付
与樹脂の他に上記塩化ビニル樹脂の中塗塗料との密着性
を向上させるポリエステル系可塑剤を混入し、上記塩ビ
ゾル系プライマの塗布、中塗及び上塗を連続して行なつ
た後に乾燥処理を行うことを特徴とした車両外板の塗装
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17128684A JPS6150675A (ja) | 1984-08-17 | 1984-08-17 | 車両外板の塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17128684A JPS6150675A (ja) | 1984-08-17 | 1984-08-17 | 車両外板の塗装方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6150675A true JPS6150675A (ja) | 1986-03-12 |
| JPH0338916B2 JPH0338916B2 (ja) | 1991-06-12 |
Family
ID=15920500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17128684A Granted JPS6150675A (ja) | 1984-08-17 | 1984-08-17 | 車両外板の塗装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6150675A (ja) |
-
1984
- 1984-08-17 JP JP17128684A patent/JPS6150675A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0338916B2 (ja) | 1991-06-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |