JPS61502771A - 織機のヨコ糸の測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 織機のヨコ糸の測定装置 本発明は、ジェット織機におけるヨコ入れのためのヨコ糸の測定装置に関するも のである。

ジこット織機の現在の発展においては、高いヨコ入れ出力を達成することが主目 標である。ヨコ糸が測定され、各ヨコ糸が織機の中にヨコ入れされる速度は、高 い回転数の達成のための制限的な判定基準である。

ヨコ糸がドラムの上に巻き取られ、この場合、ドラムがその軸が、本質的にヨコ 入れ方向に横たわっているようにするヨコ糸の測定のための装置は公知となって いる。例えば、この形式のヨコ糸測定装置は、特許公開されたヨーロッパ特許願 第００８０６９２号並びにヨーロッパ特許願第８２９０２０７５．９号の中に記 載されている。

ヨーロッパ特許願第０　０８０６９２号によると、ドラムから引き出されたヨコ 糸は、あらかじめ、ドラムに膨れを形成する。この膨れの効果は、糸に引張り力 を生成し、従って、ヨコ糸がヨコ入れノズルを経てヨコ入れされることができる 速度は、減少される。

、この引張り力は、ヨコ糸をドラムから引き出すために必要とされる引張り方に 加わる。

本発明は、膨れの効果を除去し、従って、それに関係するヨコ糸の中の引張り力 を回避するという課題に基礎を置くものである。追加して、本発明は、ドラムか らヨコ糸を引き出す際に生ずる引張り力を減少させることをも目的とするもので ある。

本発明の一つの特徴によると、ヨコ糸が回りに巻付けられる回転自在なドラムを 有しており、この場合、ドラムは、ヨコ入れの方向に対して垂直な回転軸を有し ているジェット織機におけるヨコ糸に対する測定装置が考慮されている。このド ラムは、一つの推奨実施形態においては、連続的に回転し、この場合、可動の糸 案内が備えられている。糸案内は、それが、一つの線内においてヨコ入れと、ヨ コ糸がドラムから引出されることができることを可能とさせる第一の位置と、そ れが、ドラムの上への糸の巻付けを可能とするために、ドラムの軸と一列に横た わっている第二の位置との間を可動となっている。

本発明の種々の特徴を、以下、添附図面につい゛Ｃ説明す゛る。図は 第１図は、本発明による装置の側面図；第２図は、第１図をこ示す装置の一部切 断平面図；を示すものである。

測定装置は、一般的に１０によって示されており、回転自在なドラム１２を含ん でおり、このドラム１２は、回転自在なボス１４の中に、ローラ軸受の対１６に よって回転自在に軸支されている。ドラム１２は、ヨコ入れノズル３０の背後に 取付けられているが、このノズル６０は、ヨコ糸をヒロを貫通して圧力媒体（通 常は、空気）によって供給するのに役立っている。

図から分かるように、ドラム１２の回転軸は、それがノズルの軸に対して横方向 にある。本明細書において、「横方向」という用語により、ノズルの軸に対して ほぼ直角なドラム１２の軸の位置も、図に示すように、正確にノズルの軸に対し て直角な位置をも考えていることを理解されたい。

軸１８が、ボス１４から、織機（図示されていない）のフレーム部分１９（単に 、部分的に示されているだけである）まで延びており、軸１８は、フレーム部分 １９の中に軸受２０によって取付けられている。かさ歯車２１が、フレーム要素 １９に回転不能に連結されており、軸２４の上に回転自在に軸支されているかさ 歯車２３にかみ合っている。軸２４は、ボス１４に強固に連結されている。かさ 歯車２３は、ドラム１２に回転不能に連結されているかさ歯車２８とかみ合って いる。

軸１８の回転は、ボス１４及びドラム１２の同じ方向の回転を生じさせ、この場 合、ドラム１２は、歯車２１．２３及び２８の大きな歯車比のために、第一の歯 車が回転するよりも、より大きな角速度で回転する。

好適には、ドラム１２は、ボス１４に対［７，２倍の速度で駆動される。

軸１Ｂは、織機の図示されていない主軸により、一定速度で連続的に駆動される 。そのため、ドラム１２も、連続的に且つ定角速度で駆動され、その場合、ドラ ム１２の角速度は、その周速度が、ヨコ糸の必要なヨコ入れ速度と同一の大きさ であるように選択される。

そのため、ドラム１２は、ヨコ糸のヨコ入れ速度の積極的な制御を可能とする。

上述のように、ドラム１２の回転軸は、ヨコ糸のヨコ入れ方向に対して横方向と なっている。ドラム１２は、好適には、ノズル３０の軸が、ドラム１２の周辺に 対して接線状に横たわるように配置されることが望ましい。

ヨコ糸は、ドラム１２へ、ヨコ糸担体（図示されていない）から、軸１８の穴３ ６の中に供給される。ヨコ糸は、ボス１４から離れるように向けられている管５ ７を通過する。

可動の糸案内４０が設けられており、これを介して糸は、ドラム１２と、ノズル ３０との間を滑る。糸案内４０は、第一の位置（実線で示されている）と、第二 の位置（破線で示されている）との間を動くことができるようになっている。第 一の位置においては、糸案内４０は、ヨコ糸のヨコ入れ方向と一列となっており 、ドラム１２からノズル３０へのヨコ糸の輸送を許すようにする。第二の位置に おいては、糸案内４ｏは、ドラム１２の回転軸の上に置かれる。この位置におい ては、ヨコ糸の一つの片が、糸案内４０からドラム１２の周辺まで延び、この場 合、ヨコ糸は、突起４５に掛かる。

糸案内４０は、ヨコ入れの間、その第一の位置に止どまっている。糸案内４０の この位置においては、ヨコ糸５５は、積極的にドラム１２から、その回転により 巻き戻される。ヨコ糸は、ノズル３０まで輸送される。そのために、ヨコ糸がド ラム１２から走り去る時に、何らの膨れの効果も生じない。

ヨコ入れの間、管６７とドラム１２との間における相対速度は、ヨコ糸が連続的 にドラム１２の上に巻取られ、一方、同時に、ヨコ糸は、ノズル３０に供給され るために、巻き戻される。それ故、ヨコ入れの間に、常に、若干のヨコ糸のルー プが、ドラム１２の上にあり、これにより、ドラム１２の上におけるヨコ糸の何 らの滑りも可能でないことが確実とされる。

ヨコ入れの終りにおいて、糸案内４０は、その第二の位置へ動き、その場合、糸 案内４ａの運動はドラム１２の回転と整合される。この運動は、ヨコ入れの間に 、ドラム１２が、糸案内４０がその第二の位置へ動く前に、ある一定数の回転を するように同調される。

糸案内４０がその第二の位置にある時には、更に、ヨコ糸が、次のヨコ入れに対 する準備としてドラム１２の上に巻かれる。

糸案内４０のその第一の位置から、その第二の位置への側部運動の適切な変更に より、簡単に、測定された糸長さを、ドラム１２の周辺に対応してユニットとし て変えることを可能とさせる。１個以上の突起４５がある時は、ヨコ糸の測定さ れた長さが、ドラムの周辺の数分の１にも変えられるように取扱われることがで きる。この調節により、粗い未測定が可能とされる。

好適には、図に示すように、ドラム１２は、扇形片５２から組立てられ、これに より、直径が、速やかに且つ簡単に適合されることができるよう？こすることが 望ましい。直径の適合は、測定される糸長さの、より精密な調節を可能とさせる 。

図示されたドラム１２は、円板状の支持体５０を含んでおり、その上に、多くの 扇形片５２が組立てられる。扇形片５２の個数は、ドラム１２の希望された周辺 輪郭が生ずるように選択される。各扇形片５２の放射方向の位置は、調節自在で あり、これにより、扇形片５２が軸に対してより近く、又は、それから一層離れ で横たわり、従って、ドラムの有効な直径が変更されるようにする。

保護円板５８が扇形片５２の正面側に備えられ、これにより、糸片４２が、跳ね 返ることができないようにする。突起４５は、円板５８に固着されると有利であ る。

国際調査報告 ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　Ｔ’ｉ−Ｅ　ＩトＩτ田’ｕｌＡＴＸＯＮＡｒ−５ＥＡｉＲ ＣＨＲＥＰＯＲＴ　ＯＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ジェット織機のヨコ糸の測定装置において、その上に、ヨコ糸が糸担体によ り巻付け可能となっている回転ドラム（１２）が、移動自在な糸案内（４０）と 一諸に、糸（３５）のために、糸（３５）が、一つの運転位置においては、ドラ ム（１２）の周辺の接線の上に横たわっており、この場合、ヨコ糸は、接線状に ドラム（１２）の表面から導かれ、一方、糸案内（４０）が、他の運転位置にあ る時には、ドラム（１２）の軸（２４）の上に横たわっており、この場合、何ら のヨコ糸（３５）もドラム（１２）から走り出ることができないようにしたこと を特徴とする測定装置。 ２．ドラム（１２）の周辺には、少なくとも１個の突起（４５）が設けられてお り、この突起（４５）の回りに、ヨコ糸（３５）が、糸案内（４０）のドラム（ １２）の軸（２４）の上の作動位置にある場合、ドラム（１２）の周辺から糸案 内（４０）の方向に転向されるようになっている請求の範囲第１項記載の測定装 置。 ３．ドラム（１２）の軸（２４）がヨコ糸のヨコ入れ方向（Ｗ）に対して横方向 に横たわっている請求の範囲第１項記載の測定装置。 ４．ドラム（１２）が、ヒロの中への入口の前にあるヨコ入れノズル（３０）に 対して、ヨコ糸（３５）がドラム（１２）の周辺から接線状に走り出してノズル （３０）の入口の方に直接的に向けられている請求の範囲第１又は２項記載の測 定装置。 ５．ヨコ糸（３５）に対する巻取り要素として役立っている、ドラム（１２）の 回転軸からドラムの周辺まで延びていると共にこの軸（２４）の回りに回転可能 に軸支されている管（３７）が、ドラム（１２）に対して駆動連結を有している 請求の範囲第１項記載の測定装置。 ６．管（３７）と、ドラム（１２）との間の駆動連結が、かさ歯車遊星駆動装置 により、ドラム（１２）が管（３７）と同方向ではあるが、しかしながら、より 高い回転数によって駆動可能であるように具体化されている請求の範囲第１又は ５項記載の測定装置。 ７．ドラム（１２）が、個々の放射方向に調節自在な扇形片（５２）に区分され ており、これらの扇形片（５２）が一諸に支持体（５０）の上に配置されるよう になっている請求の範囲第１項記載の測定装置。 ８．ドラム（１２）が、糸案内（４０）に向かって、その第二の作動位置におい て、保護円板（５８）によって被覆されており、その周辺の上に、少なくとも１ 個の突起（４５）が配置されている請求の範囲第１又は２項記載の測定装置。