JPS61502610A - アクリル系星形ポリマーの製法 - Google Patents

アクリル系星形ポリマーの製法

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JPS61502610A JP60502965A JP50296585A JPS61502610A JP S61502610 A JPS61502610 A JP S61502610A JP 60502965 A JP60502965 A JP 60502965A JP 50296585 A JP50296585 A JP 50296585A JP S61502610 A JPS61502610 A JP S61502610A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 名 称 アクリル系星形ポリマー スチレン、ブタジェン及びイソプレンのような不飽和炭化水素モノマーから誘導 される星形ポリマーはアニオン重合によってリチウム末端「リビング」ポリマー 連鎖造し、次に種々の多官能性結合剤と「リビング」ポリマー鎖を反応させるこ とによってそれらをカップリングさせることによシ得られている。このことは通 常比較的わずかの(5〜12)アーム(arm )をもつ炭化水素星形ポリマー を生成する。ジエンモノマー(例えば、ジビニルベンゼン)のモノ官能性モノマ ー(例えば、スチレン)との、又はモノ官能性モノマーとして行動するモノマー (例えばイソプレン)との逐次アニオン重合によって、よシ多数のアーム(例え ば、15〜56)をもつ炭化水素星形ポリマーが得られている。炭化水素星形ポ リマーの両製法はRubber Chem、 and Tecbnol、 (R ubber Reviewsfor1978)5ユ巻、3号、406〜436頁 (1978)中B、J、:ウワー及びり、J、 7エツタースによって記載され ている。
A、アオキらによる米国特許第4,304,881号(i98j)明細書は、例 4においてアニオン重合によってスチレン/ブタジェン「リビング」ポリマーを 製造し、次いで四塩化珪素と反応させることによってそれらをカップリングさせ てシリコンコアを有する4腕星形ポリマーを得ている。
H,T、ベルカラによる米国特許第4,185,042号(1980)明細書は 、例5においてアニオン重合によってポリブタジェン「リビング」ポリマーを製 造し、次にこの「リビング」ポリマーをr−グリシドキシプロビルトリメトキシ シランと反応させることによってシリコン含有3腕星形を製造した。
R,ミルコビツチによる米国特許第4,417,029号(1983)明細書は 、2種類の10のアームを有する炭化水素星形ポリマーを製造した。10のアー ムのうち、5つはポリスチレン(Mn=12,300 )及びポリイソプレン( Mn=52.450)のジブロックコポリマーであった。他の5つのアームはポ リイソプレン(Mn=52.−450 )であった。
この炭化水素星形ポリマーは二級ブチルリチウム、次にスチレン、次に更に二級 ブチルリチウム、次にイソプレ7、次K 5.5 : 1のジビニルベンゼン対 二級ブチルリチウム開始剤のモル比でジビニルベンゼンを仕込むことによって製 造された。次のコアにおける「リビング」リチウム部位の二酸化炭素又は酸化エ チレンとの反応は、例2のコアにおいてそれぞれカルボン酸又はヒドロ曳シル基 を生成した。
T 、E、キオフスキーによる米国特許第4,077.893号(1978)明 細書は、ジエンモノマー(例えば、ブタジェン又はイソプレン)から誘導された リチウム末端「リビング」ポリマーをジビニルベンゼンと反応させて4〜25腕 星形ポリマーを形成させ、次にこの(尚「リビング」である)星形ポリマーを同 じか又は異なったモノマーと反応させてコアから更にポリマー連鎖を°生長させ ることを示唆した。かくして、2種類のアームを有する星形ポリマーが5欄40 〜58行で提案されている。
W、バーチヤード及ヒH,エシュウエイによる米国特許第3,975,339号 (1976)明細書は、トルエン中50チのジビニルベンゼン及び5(11%の エチルビニルベンゼンをn−ブチルリチウムと反応させて、分子あたり270の 活性リチウム−炭素結合を有するポリジビニルベンゼンミクロゲルを得た。例1 中このものを次にスチレンと反応させて270のアームを有する星形ポリマーを 得、各アームは17,500の重量平均分子量を有していたOH,エシュウエ( 、M、L、バレンスレーベン及ヒW、バーチヤードによるDie Makrom olekulare Chemie 、 173巻、235〜°269頁(19 73)は、ブチルリチウムを使用してジビニルベンゼンをアニオン重合させて、 高分子量の可溶性「リビング」ミクロゲルを得ることを記載している。
次にこれらのミクロゲルを他のモノマーの重合を開示させて星形ポリマーを得た 。アームの数は「リビング」ミクロゲル中の活性部位の数によってきまり、これ は次にジビニルベンゼン対ブチルリチウム開始剤のモル比によってきまる。ゲル 化を避けるために、低濃度(例えば、ベンゼン中2.5%)で操作することが必 要であった。
H,エシュウエイ及びW、ブチヤードによる二l二肛16巻、100〜184頁 (1975年3月)は、スチレン、ジビニルベンセン及びインプレンの逐次アニ オン重合によって、67のポリスチレンアーム及び67のポリインプレンアーム を有する星形ポリマーを製造した。低濃度のモノマーを使用してゲル化を防止し た。
2、 アク1ル7、 形ポリマーの製造炭化水素星形ポリマー(それは異なった アームの大きさ、異なったアームの数を有し、同じコアに異なった2種類のアー ムさえ連結されているように製造することができる)と反対に、アクリル系星形 ポリマーは限られた種類の構造のみが可能であった。
G、W、アンドルース及びW、H,ジャーキイによる米国特許第4,351,9 24(1982)明細書は、アセタール末端「リビング」ポリ(メタクリル酸メ チル)を1.5.5− )リス(ブロモメチル)ベンゼン又は1.2.4.5− テトラビス(ブロモメチル)ベンゼンとカップリングさせることによって、6又 は4ヒドロキシ末端アームを有するアクリル系星形ポリマーを製造した。
0、W、ウェブスターによる米国特許第4,417,034号(1983年11 月22E3);並びにW、B、ファーナム及びp、Y、ツガ−による米国特許第 4,414,372号(1983年11月8日)各明細書は、1つより多い反応 性部位を有するキャツピング剤(capping agent )と「リビング 」ポリマーをカップリングさせるか、又は1つより多いポリマー連鎖を開始させ ることができる開始剤を用いて重合を開始させることによって、原子団移動重合 (group transferpolymerization )を用いてア クリル系星形ポリマーを製造することができることを示唆した。3つまでのアー ムを有するアクリル系星形ポリマーを得ることができるキャツピング剤が示唆さ れた。
RlJ、A、エラカートによる米国特許第4,116.91744rC1978 )は、炭化水素星形ポリマーを記載し、少量の他のモノマー(例えば、メタクリ ル酸メチル)を包含させることができること(3欄、22〜28行)、又エチレ ンジメタクリレートをカップリング剤として使用することができること(5欄、 22〜28行)を示唆した。上に引用したT。
E、Φオフスキーによる米国特許第4,077.893号によって同様の示唆が されている。
J、G、ジリオツクス、P、レンゾ及びJ、ノミロッドによるJ、Pol ma r Sci、、C@、Polymer Symposia 22号、145〜1 56頁(19(58)は、アニオン重合によるエチレングリコールジメタクリレ ートのコアに連結されている3〜26のポリメタクリル酸メチルアームを有する 星形ポリマーの混合物の製造を記載している。この混合物は又、線状ポリメタク リル酸メチルを含有していた。この論文は測値の分校の長さは一定であるが、1 星形あたシ分枝の数は「かなり変動」し、きわめて高い多分散性を生じるといっ ている。
3、 星形ポリマーの用途 炭化、水素星形ポリマーは次のものの衝撃強度を改善するために添加剤として使 用されている。ポリフェニレンエーテル樹脂−W、R,ハーフらによる米国特許 第4.373.055号(j 983 )参照;乾燥ナイロン−w、p、ジャー ゲンらによる米国特許第4,242,470号(1980)参照;ゴム変性ポリ スチレン−上に引用したA、アオキらによる米国特許第4,504,881号参 照;並びに塩素化ポリ塩化ビニル樹脂−M、H,レールによる米国特許第4,1 81,644号(1980)。
炭化水素星形ポリマーは又有効寿命を改善するためにアスファルトコンクリート に−C,R,プレツノンによる米国特許第4,217,259号(1980)参 照;所望の性質の全体のバランスを得るためにポリエーテルエステル樹脂に−R lW、サイモアによる米国特許第4,011,286号(1977)参照;そし て粘度係数を改善し、かつ分−散剤として作用するために潤滑油に−T、E、キ オフスキーにLる米国特許第4,077.893号(1976)参照−添加され ている。
炭化水素星形ポリマーは又、それらをメタクリル酸メチル/スチレン/フタジエ ンコホリマー、ポリエステル、ウレタン、エポキシ化物、アクリル系樹脂、ポリ カーボネート、ポリエステル等のような熱可塑性樹脂とブレンドすることによっ て良好な透明度を有する熱可塑性物を製造するために使用されている一E 、L 、ヒリャーによる米国特許第4,048,254号(1977)参照。
アクリル系星形ポリマーは従来得ることのできる選択性が限定されているので、 それ程多種類の用途に供されa8次のもの 1、少なくとも2つの基  R −Z’−C−C=CH2 を各々有する、1種又はそれ以上のモノマー1〜100重量%、および 11.1つの基 R を各々有する1種又はそれ以上のモノマー0〜99重量%、 よりなる混合物から誘導されるポリマーよりなるコア、b、1つの基 (ただし上記各式において、Rは同−又は異なっていて、H,CR2、CH3C H2、CN又はC02R’ テあり z/はO又はNH4(ただしR′は01〜 4アルキルである)である) を各々有する1種又はそれ以上のモノマーから誘導されるポリマー連鎖よりなり 、かつ該コアに結合されている少なくとも5つのアーム よりなるアクリル系星形ポリマーであって、前記星形ポリマーの分子の少なくと も50%は、少なくとも5から2.000,000までのアーム、好適には少な くとも50、更に好適には少なくとも100のアームを有する)が提供される。
好適な1実施態様においては、前記アームは異なった種類の1つ又はそれ以上の セットであって1、該アームのセットの1つよりなるポリマー連鎖が同じか又は 異なった分子量を有し、他の該アームのセットよりなるポリマー連鎖と同じか又 は異なったモノマーから誘導され、 11、各アームのセットよりなるポリマー連鎖が1.0〜2.0のアーム多分散 性(ただし、該アーム多分散性はそのセットにおける重合体連鎖の重量平均分子 量を数平均分子量で割ったものである)を有し、並びに 11!、コア及び1つ又はそれ以上のセットのコア及びアームの両方よりなる星 形ポリマーそれ自体が、1.0〜2.0の分子多分散性(ただし、該分子多分散 性は分子の重量平均分子量を数平均分子量で割ったものである)を有する を有するものである。このことは、2様相又は多様相のせまい多分散性(ただし 星形ポリマーそれ自体及びアームの各々又はアームの別々のセットがせまい多分 散性を有する)として説明することができる。
又、好適には本発明の星形ポリマーは ai、少なくとも2つの基  R −Z l−C−C=CH2 を各々有する1種又はそれ以上の七ツマー1〜100重景俤、および ii、iつの基 を有する1種又はそれ以上のモノマー0〜99重量%よりなる混合物から誘導さ れるポリマーよりなる交さ結合型のコア、および す、1つの基 (ただし、この各々においてRは同じか又は異なってい−r、H,CN5、CH 3CH2、CN又はC02R’でおり z/は0又はNR’ (ただしR′は0 1〜4アルキルである)である) を各々有する1種又はそれ以上のモノマーカ島ら誘導されるポリマー連鎖よりな り、かつ該コアに結合された少なくとも5つのアーム よりなる可溶性アクリル系星形ポリマーであって、前記星形ポリマーの分子の少 なくとも5,0%は少なくとも5〜2,000,000までのアームを有し、ア ームの数対コア中2官能性アクリル系反復単位の数の比は1:1より小さいか又 は等しい。
前記星形ポリマーは1:1より小さいか又はそれに等しい開始剤対2官能性アク リル系モノマーのモル比の重合開始剤を使用し、交さ結合型のコアを得、反応混 合物をゲル化させないでつくられる。「可溶性」とは17.ODDrpmにおい て30分間遠心分離した際、99%の溶媒(トルエン、グリム及び(又は) T HF )中1重量%の星形の溶液から何も分離されないことを意味する。好適に は、アームはコアを可溶化する。
コーティング、フィルム、繊維及びプラスチックスにおける適用のために有用な 性質を有する種々の型の前記の星形ポリマーが提供される。この星形ポリマーは (1)少なくとも2つの重合可能な2重結合を有する多官能性モノマーから誘導 されるコア、(2)このコ、アに連結されている少なくとも5つのポリマーアー ム及び好適には(3)コア上及び(又は)アーム上「リビング」原子団移動部位 よりなる。
前記「リビング」星形ポリマーは 80次のものよりなる混合物から誘導されるポリマーよりなる交さ結合型のコア ト 原子団移動(group transfer )重合法によって重合可能な 少なくとも2つの炭素−炭素2重結合を有するモノマー1〜100重量%及び場 合により11、原子団移動重合法によって重合可能な1つの炭素−炭素2重結合 を有するモノマー0〜99重量%、b、このコアに連結されて、原子団移動重合 法によって重合可能な1種又はそれ以上のモノマーから誘導されるポリマー連鎖 よりなる少なくとも5つのアーム、並びに C2このコアにか又はこのアームのうち少なくともいく好適には、本発明の星形 ポリマーにおいて、原子団移動重合法によって重合可能な1つの炭素−炭素2重 結合を有するモノマーは 及びそれらの混合物(ただし; Xは−CN、 −CH3CH2(0)X’又は−C(○)X/であシ;Yは−H ,−CH3、−CN又は−C○2Rであるが、Xが各R1は独立して01〜1o アルキル及び06〜10アリール又はアルカリールである; Rは01〜2oアルキル、アルケニル、或いはアルカジェニル;C6〜1oシク ロアルキへ、アリール又はアルカリールであり;該基のいずれもがその脂肪族部 分内に1つ又はそれ以上のエーテル酸素原子を含有している;そして前述した基 のすべてのいずれもが、重合条件下非反応性である1つ又はそれ以上の官能基を 含有している;そしてR′及びR“の各々は独立して01〜4アルキルから選択 される)から選択される。
又好適には、本発明の星形ポリマーの製造の際、「リビング」原子団移動重合部 位は(R”)5M−(ただし;R1は01〜1oアルキル及びC6〜1oアリー ル又はアルカリールから選択され;そしてMはSl、Sn、或いは()eである )である。
更に好適には、本発明の「リビング」星形ポリマーは81次のもの 1、開始剤、QL−Zによって重合可能な少なくとも2つの炭素−炭素2重結合 を有するモノマー1〜100重量%、および場合により 11、開始剤、Q−Zによって重合可能な1つの炭素−炭素2重結合を有するモ ノマー0〜99重量%、よりなるモノマー混合物から誘導されるポリマーよりな るコア b、開始剤、Q−Zによって重合可能な1種又はそれ以上のモノマーから誘導さ れるポリマー鎖よりなる前記コアに結合された少なくとも5つのアーム、並びに C1前記コアにそして(又は)前記アームのうち少なくともいくつかに結合され た基Q−Z“−よりなっていて、基Q−は「リビング」原子団移動重合開始剤中 開始部分でちり、基Z″−は原子団移動重合開始剤、Q−Zの活性化置換分、Z から誘導され、開始剤、Q−Zは炭素−炭素2重結合を有するモノマーと反応し て、「リビング」ポリマー連鎖の一端に結合された基 zll−及び「リビング 」ポリマー連鎖の他端に結合された基、Q−を有する「リビング」ポリマー連鎖 を形成することができ、「リビング」ポリマー連鎖は追加のモノマーの重合を開 始させることができ、これは、この「リビング」ポリマー連鎖を製造するために 使用されたモノマーと同じか又は異なっていてもよく、「リビング」ポリマー連 鎖の一端に結合された基、Z′′−及び「リビング」ポリマー連鎖の他端に結合 された基、Qを有する更に大きな「リビング」ポリマー連鎖を得、基Z“−は基 、2と同じか又はその異性体である。
尚更に好適には、本発明のポリマーにおいて基、Qは上に定義された(R1)3 M−である。
前記のポリマーにおいて、基、Zは 及びそれらの混合物(ただし+ x′は○5i(R”)5、−R,−OR又は− NR’R’でラシ;各R1は、独立して01〜1oアルキル及びC6〜1oアリ ール又はアルカリールから選択され;Rは01〜2oアルキル、アルケニル或い はアルカジェニル;C6〜2oシクロアルキル、アリール、アルカリール又はア ラルキルであり;該基のいずれも文の脂肪族部分内に1つ又はそれ以上のエーテ ル酵素原子を含有し;そして前述した基のすべてのいずれも、重合条件下非反応 性である1つ又はそれ以上の官能性置換分を含有し;そして R′及びR′の各々は独立して01〜4アルキルから選択され、 R2及びR5の各々は独立してH; C1〜1oアルキル及びアルケニル;C6 〜1oアリール、アルカリール、並びにアラルキルから選択され;Hを除いて該 基のいずれもその脂肪族部分内に1つ又はそれ以上のエーテル酸素原子を含有し ;Hを除いて前述したすべての基のいずれも重合条件下非反応性である1つ又は それ以上゛の官能性置換分を含有し;そして Z′はO又はNR’であり; mは2.3又は4であり; nは3.4又は5である) から選択される。
発明の詳細な説明 星形ポリマーの製造の際、[原子団移動J (gr、ouptransfer  )重合が使用される。「原子団移動」重合とは炭素−炭素2重結合を有するモノ マーの重合が、式Q−Z(式中Zは生長するポリマー分子の一端に結合されるよ うになる活性化置換分であり、Qは生長するポリマー分子に更にモノマーが添加 されるに従って、生長するポリマー分子の他端に連続的に移動する基である)の ある種の開始剤によって開始される重合法を意味する。従って、原子団移動開始 剤、Q−Zによって開始されるモノマー、基、Qは従ってより多くのモノマー茄 更に重合するのを開始させることができる。基、Qを有するポリマー分子原子団 移動重合部位と称する。
用語「リビング」とは、ここではその特定の意味を表わし、生物学的意味で生き ている物質と区別するためにコーチ−ジョンマークつきで引用される。
特に、星形ポリマーの製造の際、W、B、ファーナム及びり、Y、ンガーによる 米国特許第4,414,372号によシ、またO、W、ウェブスターによる米国 特許第4,417,034号により、また米国特許第4,508,880号(, 1985年4月2日特許)、並びに同第4,524.196号(1985年6月 18日特許)において部分的に記載されている一般的型の「原子団移動」重合法 が使用されており、それらすべての開示は参考としてここに組入れられる。原子 団移動重合は式(R1)SMZの開始剤を使用して炭素−炭素2重結合を有する モノマーの重合を開始させる場合、「リビングポリマー」を生成する。
この開始剤、(R1)SMZにおいて、Z基は「リビング」ポリマー分子の一端 に結合されるようになる活性化置換分テアル。(R’)3M基は「リビング」ポ リマー分子の他(「リビング」)端に結合されるようになる。次に得られた「リ ビング」ポリマー分子は同じか又は異なったモノマーの重合に対する開始剤とし てそれ自身が作用して、一端にZ活性化置換分及び他(「リビング」)端に(R ’)5M基を有する新しい「リビング」ポリマー分子を生成する。
次にこの「リビング」ポリマーは所望の場合には、それをアルコールのような活 性プロトン源と接触させることによって不活性化されてよい。この点において、 特定の例−特定の原子団移動開始剤(この場合1−トリメチルシロキシ−1−イ ンブトキシ−2−メチルプロパン)を使用する特定のモノマー(この場合、メタ クリル酸メチル)の原子団移動重合を考えると有用であろう。開始剤1モルとモ ノマーnモルとの反応は次のとおり「リビング」ポリマーを生成する: 開始剤 七ツマ− 「リビング」ポリマー分子の左側に示されるれは開始剤中では の形態であった。「リビング」ポリマー父子の右側(「リビング」末端)上の− si (CH3) 5基は(R1)5M基である。この「リビング」ポリマー分 子は開始剤として作用して、同じか支は異なったモノマーの重合を開始させる。
かぐして、上の「リビング」ポリマーをmモルのメタクリル酸ブチルと接触させ る場合には、次の「リビング」ポリマーが得られる: 次に得られた「リビング」ポリマーをメタノールと接触させる場合には、次の不 活性化されたポリマーが得ら本発明の星形ポリマーは5種の異なった方法によっ て製造され、各々上述した原子団移動法を用いる。
(1)アーム−形成法 この方法においては、炭素−炭素2重結合を有するモノマー(4)を原子団移動 開始剤、(R1)SMZと接触させることによって「リビング」ポリマー(アー ム)が製造される。次に得られた「リビング」ポリマーを、結合剤の1分子あた り少なくとも2つの重合可能な2重結合を有する多官能性結合剤(モノマーB) と接触させる。これにより重合したモノマーBの交さ結合型のコアに結合されて いる重合したモノマーAのアームを・有する星形ポリマーを生じる。コア中活性 原子団移動部位をプロトン源と反応させることによって不活性化することができ る。
(2) コアー形成法 この方法においては、結合剤の1分子あたり少なくとも2つの重合可能な2重結 合を有する多官能性結合剤(モノマーB)と原子団移動開始剤、(R1) SM Zを接触させることによって「リビング」コアが製造される。次に得られた「リ ビング」コアをモノマーAと接触させて、重合したモノマーBの交さ結合型のコ アに結合されている、重合したモノマーAのアームを有する星形ポリマーを得る 。アームの末端における活性原子団移動部位は更にモノマーと反応させるか又は プロトン源と反応させることによって不活性化することができる。
(3) アーム−コアーアーム形成法 この方法においては、炭素−炭素2重結合を有するモノマーAを原子団移動開始 剤、(R1)SMZと接触させることによって「リビング」ポリマー(第1アー ム)が製造される。次に得られた「リビング」ポリマーを結合剤の1分子あたり 少なくとも2つの重合可能な2重結合を有する多官能性結合剤(モノマーB)と 接触させる。このことは、重合したモノマーBの交さ結合型のコアに結合されて いる重合したモノマーAのアームを有し、かつコア中「リビング」原子団移動部 位を有する星形ポリマーを生成する。次にこれを第3のモノマーCと接触させて コアからアームを成長させる。モノマーA及びCは同じであるか又は異なってい てよく、A及びCのモル数は同じであるか又は異なっていてもよい。従って、所 望の場合には、2つの型のアームが異なった分子量を有し、また(或いは)異な ったモノマーから誘導することができる。アーム止具なった反応性の官能基を有 し、コア中2つ又はそれ以上の型の「リビング」部位を使用して、2つより多い 異なった型のアームを得ることができる。
上にいう多官能性結合剤は少なくとも2つの重合可能な炭素−炭素2重結合を有 する任意の分子であることもできる。適当な結合剤の例は次のとおシでらる:ジ メタクリル酸エチレン ジメタクリル酸1.3−ブチレン ジメタクリル酸テトラエチレングリコールジメタクリル酸トリエチレングリコー ルトリメタクリル酸トリメチロールプロパンジメタクリル酸1.6−ヘキジレン ジメタクリル酸1.4−ブチレン ジアクリル酸エチレン ジアクリル酸1.3−ブチレン ジアクリル酸テトラエチレングリコールジアクリル酸トリエチレングリコール トリアクリル酸トリメチロールプロパンジアクリル酸1.6−ヘキシレン ジアクリル酸1.4−ブチレン 他の有用な成分及び技術はここに組み入れられた上に挙げた米国特許、特に第4 ,417,034号、2〜9欄に見出されるものである。
実施例の導入 実施例中使用される成分及び操作を本発明の理解を助けるために概説する。
1=トリメチルシロキシ−1−インブトキシ−2−メチルプロはン 分子量:2115.39 0H−ブロック型開始剤 1− (2−トIJメチルシロキシエトキシ)−1−トリメチルシロキシ−2− メチルプロはン分子量:276.52 ビッツ化トリス(ジメチルアミノ)スルホニウムビッツ化テトラブチルアンモニ ウム (C4H9)4βHF2θ BACF クロロ安息香酸テトラブチルアンモニウムCH30CH2CH20CH3 その他 アセトニトリル= C,H3CN メタクリル酸メチル 扉、=100.12  EHMA メタクリル酸2−エチルヘキシル MW=198.29 EM メタクリル酸2−インシアナートエチル○ MW= 155.14 囚仏 メタクリル酸アリル ジメタクリル酸エチレングリコール 耶=198.20 二辺込 ジメタクリル酸テトラエチレングリコールMW=350.34 冷却したポリマー 冷却したポリマー C0星形ポリマーの製造 r Is 、Jは開始剤を表わし、rr」は、ポリマー連鎖の開始において残留 する部分(即ち、を表わし、「S」はポリマー鎖の他(「リビング」)端に移動 し、かつ最終的にメタノールとの反応によって除去される部分を表わすものとす る。
「M」はモノ−メタクリレート(例えばMMA)をわすものとする。
3IS + 15M→3 I −M−M−M−M−M−S最終ポリマーは次のと おりである: この星形は3つのアームを有し、各々は5つのモノマー分子からつくられている 。
(rs)=開始剤のモル数 (M−M)=ジメタクリレートのモル数上の例においては、 最終ポリマーは次のとおり、である: この星形は3つのアームを有し、各アームは5つのモノマー分子からつくられて いる。
ろ 「アーム−成型」及び「コアー成型」法の比較a、計算は同じである。
b、開始剤フラグメン)rIJの結合点を除いて構造は類似している。
(1)「アーム−成型」法においては、「工」はアームの外端に結合されるよう になる〇(2)「コアー成型」法においては、「工」はコアに結合されるように なる。
かぐして、「I」は官能基(例えば、OH−ブロック型開始剤が使用される時は OH基)をもつようにつくることができるので、官能基がアームの外端に結合さ れる(「アーム−成型」法による)か又はコアに結合される(「コアー成型」法 による)星形をつくることが可能である。
リレートのモル数、(工s)=開始剤のモル数)を変化させることによって変え ることができることが注記モル数、(M−M) =ジメタクリレートのモル数) を変化させることによって変えることができることが注きくすると、多数のアー ムが得られる。
従って、ジメタクリレー)、1.00モルと共に開始剤1.05モルが使用され る場合には、得られる星形は21のアームを有する。
本発明の好適な1実施態様におけるように、比−(Is)−(M−M) が1,00に等しいか又はそれより小さい場合には、式は成り立たず、アームの 数は計算することができない。こて多数のアーム(例えば20Q)を有する交さ 結合型のコアが得られる。実施例の大部分はこれらの巨大星形の製造を示す。
それより軽度に交さ結合されているコアが所望される場合には、モノ官能性アク リル系をジ官能性又はより高級な官能性のアクリル系の代りに用いることができ る。
置換の量は少ないが交さ結合の密度を減少させる目的に有効である量から、全ア クリル系の基準で測定して99重量%までのモノ官能性成分の範囲であってよい 。前記の少量とは重量で1%未満、0,1又は0.01%の少量であってさえよ い。請求の範囲で「交さ結合型」と云う時、コアにおける大量から少量の交さ結 合まで、系を設計する際柔軟性があるので、コア中モノ官能性及び多官能性アク リル系の割合によって、請求の範囲は多かれ少なかれ交さ結合していることを意 味する。
実施例その他において、部、百分率及び割合は特記しないかぎり重量によって示 される。
例 1 これはアームポリマーを最初につ〈シ、次にこのアームを合体することによるポ リ(メタクリル酸メチル)星形ポリマーの製造を説明する。
このポリマーはユ二コート及びカラーコート/クリア型両方の高固体Rインドに おいてレオロジーコントロール剤として有用である。
機械攪拌機、還流凝縮器、ゴム隔壁、温度探針及び乾燥窒素雰囲気を保つ手段を 備えた5頚丸底フラスコを反応器として使用した。乾燥窒素でパージして後、次 の初期仕込をフラスコに仕込んだ: 初期仕込 1189.0gのグリム 15.54Fのキシレン 14.0gの1−トリメチルシロキシ−1−インブトキシ−2−メチルプロはン 次にこの初期仕込にシリンジを用いて初期触媒を添加グリム中ビフツ化テトラブ チルアンモニウム(TBAHF 2 )の1.0モル溶液100マイクロリツト ル。
かくして得られた混合物を、次にシリンジポンプを用いて下に示す供給組成物を 一定の速度で添加しながら、乾燥窒素気流中連続攪拌した。最初の供給の初めに 計時を始動させ、この供給その他の工程を追跡した。この供給組成物及び供給組 成物の添加を開始及び完了した時間(分単位)は次のとおシであった。
計時時間(分) I 300 ?イク°す2ト2の1.0MTBAHF’2 o 9゜及び56y のグリム II 844.4&のメタクリル酸メチル 0 40供給物の添加の間、温度は だんだん上昇し、30分の計時時間において最高86℃に達した。
55分の計時時間において、供給物mの添加を開始する前に、反応混合物(試料 1)の1部50gを取り出して試験し、2#Ilのメタノールの添加によってク エンチした。
100分の計時時間において、クエンチャ−の添加によって反応混合物をクエン チした: クエンチャー 20gのメタノール 得られた星形ポリマーの透明な溶液は43.1%の固形含量を有していた(理論 値42.45%に対し)。
アームポリマーは試料1中37.8%の固形含量で存在し、試料を取出した時メ タクリル酸メチルの約94%が重合していたことを示した。ゲル透過クロマトグ ラフィー(GPC)による分析はアームポリマーについて数平均分子量11,9 00 (13,000の理論、値に対し)、重量平均分子量is、ioo及び1 .52の分散度を示した。
類似の星形ポリマーについて光散乱及び粘度測定は約2、7 ミリオンの分子量 を示す。従って、この星形ポリマーは約200のアームを有し、各々は約12, 000の分子量を有する。
例 2 これはヒドロキシル基末端型アームを有するポリ(メタクリル酸メチル)星形ポ リマーの製造を説明する。
このポリマーはレオロジーコントロール剤として使用することができ、エナメル 中特に有用であり、その際ヒドロキシル基によって星形ポリマー分子は交さ結合 型エナメルフィルムを構成するポリマーネットワークの一部分になることができ る。このポリマーはまた、それをポリインシアネート又はメラミン/ホルムアル デヒド樹脂と組合わせることによってエナメル結合剤ポリマーとして使用するこ とができる。このポリマーはまた、更に反応(例3中記載されるメタクリレート 官能性の導入)させるためのプレカーサーとして使用することができる。
例1中記載した反応容器を乾燥窒素でノξ−ジし、次の最初の仕込を行った: 最初の仕込 800.21’のグリム 4.8 gのキシレン 8.349の1−(2−)リメチルシロキシエトキシ)−1−) IJ メチル シロキシ−2−メチルゾロ投ン 次にこの最初の仕込にシリンジを用いて最初の触媒を添加したニ グリム中TBAHF2の1.0モル溶液50マイクロリツトル次にかくして得ら れた混合物をシリンジポンプを用いて下に示す供給組成物を一定の速度で添加し ながら、乾燥窒素気流中連続攪拌した。供給組成物及び添加スケジュールは次の とおりであった: n 310.18gのメタクリル酸メチル 0 30供給物の添加の間、温度は だんだん上昇し、40分において最高62℃に達した。
45分の計時時間において、供給物■の添加を開始する前、反応混合物の一部2 IC試料1)を取り出して試験し、クエンチした。
110分において、反応物をクエンチャ−の添加によってクエンチ、ヒドロキシ ル基を脱ブロックした:クエンチャー 30、09のメタノール テトラヒドロフラン中フン化テトラブチルアンモニウムの1モル溶液3.0g 得られた星形ポリマーを、メタノール中析出させることによって単離し、真空オ ーブン中乾燥した。例1におけるように、この星形は多数のアームを有するが、 この場合には、アームは約10,000の分子量を有し、各アームはヒドロキシ ル基を末端とした。この星形ポリマーは固体分1yあたり0.0852ミヂ当量 のOH(又は約4.78 myK6HのOH数/ポリマーg)を有する。
例 3 これはメタクリル酸2−インシアナートエチルとの例2の星形ポリマーの反応に よる末端メタクリレート基を有する星形ポリマーの製造を説明する。
このポリマーは顔料添加され、例えば水和酸化アルミニウムにより増量されてい るか、或いは透明なポリ(メタクリル酸メチル)成型シートのようなプラスチッ クに対する強化剤として有用である。それはまた、被覆中及び光重合可能な系中 で使用してよい。
例2の乾燥星形ポリマー(150,00F、 0.0128当量のOH)を30 0.02gの乾燥グリムに溶解した。次に2.29g(0,−0148モル)の メタクリル酸2−イソシアナートエチル及びメチルエチルケトン中ジラウリル酸 ジプチルスズの10%溶液2滴を添加し、混合物を攪拌した。週末を通じて放置 した後、反応混合物は2356m””におけるそのIRバンド(NCO)を失っ ていたことが見出され、反応が実質的に完了したことを示した。
得られた星形ポリマーは多数のポリ(メタクリル酸メメタクリレート基を末端と した。
例 4 これはアームがメタクリル酸メチル及びメタクリル酸2−エチルヘキシルのブロ ックコポリマーである星形ポリマーの製造を示す。このポリマーは最初コアをつ 〈シ、次にその上にアームを重合さすることによって製造される。
このポリマーはコーティング又はプラスチック中レオロジーコントロール剤又は 強化剤として使用することができる。
例1中記載された反応容器を乾燥窒素で・ξ−ジし、次いで次の最初の仕込を行 なった: 最初の仕込 88.14Fのグリム 1.16gの1−トリメチルシロキシ−21−イソブトキ次にこの最初の仕込に シリンジを用いて最初の触媒を添グリム中ビフツ化トリス(ジメチルアミン)ス ルホニウムの1.0モル溶液50マイクロリツトル。
次にかくして得られた混合物、を、シリンジボン、プを用いて下に示す供給組成 物を一定の速度で添加しながら、乾燥窒素気流中連続攪拌した。供給組成物及び 添加スケジュールは次のとおりでアッタ: ff 1.02gのジメタクリル酸エチレングリ 0 10コール m 29.57gのメタクリル酸メチル 20 35供給物の添加の間、温度は だんだん上昇し、45分において最高48℃に達した。
90分の計時時間において、クエンチャ−の添加によって反応物をクエンチした : クエンチャ− 2,0gのメタノール 得られた星形ポリマーは約25のアームが連結されているコアを有している。各 アームは約10,700の分子量を有し、次の2つのブロックよシなる:そのコ アに一端で連結されている約5500の分子量を有するポリ(メタクリル酸メチ ル)のブロック及びこのポリ(メタクリル酸メチル)ブロックの他端に一端で連 結されている分子量約5200のポリ(メタクリル酸2−エチル−ヘキシル)こ れは同じ星形ポリマー分子上ポリ(メタクリル酸メチル)アーム及びポリ(メタ クリル酸2−エチルへキシル)アームを共に有している星形ポリマーの製造を説 明する。
このポリマーは、コーティング又はプラスチックにおいてレオロジーコントロー ル剤又は強化剤として使用することができる。
ポリ(メタクリル酸メチル)アームポリマー(a)及びポリ(メタクリル酸2− エチルヘキシル)アームポリマー(b)を別々の反応フラスコ中で同時に製造し 、クエンチャ−することなしに混合した後星形ポリマー(C)を製造した。
A、ポリ(メタクリル酸メチル)アームポリマー例1中記載された反応容器を乾 燥窒素で・ξ−ジし、次に次の最初の仕込を行なった: 最初の仕込 50.25gのグリム 0.651のキシレン 0、559の1−トリメチルシロキシ−1−インブトキシ−2−メチルプロにン この最初の仕込に、次にシリンジを用いて最初の触媒を添加した: 最初の触媒 グリム中ビフツ化トリス(ジメチルアミノ)−スルホニウム(TASHF2 ) の1.0モル溶液50マイクロリツトかくして得られた混合物を、次いでシリン ジポンプを用いて下に示す供給組成物を一定の速度で添加しながら、乾燥窒素気 流中連続攪拌した。供給組成物及び添加スケジュールは次のとおりであった: 50分の計時時間において、反応混合物の一部1g(試料A−1)を取り出し、 メタノール中クエンチした。
例1中記載された反応容器を乾燥窒素で・ξ−ジし、次いで次の最初の仕込を行 なった: 最初の仕込 44.11のグリム 0、52 gのキシレン 1.1616’)1−ト!Jメチルシロキシー1−インブトキグリム中のビッツ 化トリス(ジメチルアミノ)スルホニウムの1.0モル溶液50マイクロリツト ルかくして得られた混合物を、次にシリンジポンプを用いて下に示す供給組成物 を一定の速度で添加しながら、乾燥窒素気流中連続攪拌した。供給組成物及び添 加スケジュールは次のとおりであった: ++ 28.82gのメタクリル酸2−エチルヘキシル28.829 0 20 30分の計時時間において、得られた溶液の一部1gを取り出し、メタノール中 クエンチした(試料B−1)。
C1l呈ヱユニニ 例1中記載された反応容器を乾燥窒素でパージし、次にA及びBに記載したアー ムポリマー溶液の混合物を仕込んだ。最初の仕込は次のとおりである:最初の仕 込 81、97 gのアームポリマー溶液A69、619のアームポリマー溶液3 次にこの最初の仕込を、シリンジポンプを用いて下に示す供給組成物を添加しな がら、乾燥窒素気流中一定の速度で連続攪拌した。供給組成物及び添加スケジュ ールは次のとおりであったニ 70分の計時時間において、クエンチャ−の添加によって反応物をクエンチした : クエンチャ− 2、Ogのメタノール 得られた星形ポリマー溶液の一部分を取り出しく試料C−1)試験した。
A−I MMAアームポリマー 69.3%B−1’2EHMAアームポリマー  98.4%得られた星形ポリマーは次の重量組成を有していた。
8−のコア 49%の醐アーム(Mn=12,000 )43%の2EHMAアーム(Mn= 5,500 )ガーー二五 これは同じ星形ポリマー分子にポリ(メタクリル酸メチル)アーム及びポリ(メ タクリル酸2−エチルヘキシル)ア゛−ムを共に有している星形ポリマーの製造 を説明スル。この場合には、最初ポリ(メタクリル酸メチル)アームをつくシ、 次にそれから星形ポリマーをつくり、最後にこの星形ポリマーからポリ(メタク リル酸2−エチルヘキシル)アームを生長させる。
このポリマーはコーティング及びプラスチックにおいてレオロジーコントロール 剤及び強化剤として使用することができる。
例1中記載された反応容器を乾燥窒素で・ξ−ジし、次いで次の最初の仕込を行 なった: 最初の仕込 176.299のグリム 2.099のキシレン 1、24 gの1−トリメチルシロキシ−1−インブトキシ−2−メチルプロは ン この最初の仕込に次にシリンジを用いて最初の触媒を添グリム中ビフツ化テトラ ブチルアンモニウムの1.0モル溶液50マイクロリツトル かぐして得られた混合物を次にシリンジポンプを用いて下に示す供給組成物を一 定の速度で添加しながら、乾燥窒素気流中連続攪拌した。供給組成物及び添加ス ケジュールは次のとおりであった: 及び2.0gのグリム 0 90 n 62225/のメタクリル酸メチル 0 15添加の間、温度はだんだん上 昇し、15分において最高55℃に達した。
48分の計時時間において、この混合物の一部1,5yを取り出しく試料1)メ タノール中クエンチした。
100分の計時時間において、クエンチャ−の添加によって反応物をクエンチし た: 1乙1−とヱ二二二 2、Oyのメタノール 得られた星形ポリマーの溶液は28.3%の固形分含量を有しく40.72%に 対し)、約70%の変換を示唆した。
この星形ポリマーはほぼ次の組成を有する:3.5%のコア 499%のMMAアーム(Mn=11,000 )46.7%の2EHMAアー ム(Mn=10,000 )例 7B これはアームの末端にアリル官能性を有するポリ(メタクリル酸メチル)星形ポ リマーの製造を説明する。この場合には、最初コアが製造される。
このポリマーはポリ(メタクリル酸メチル)シートのプラスチックシーテイング 、風乾仕上げ及び低ベーク仕上げのための添加剤として有用である。
例1中記載された反応容器を乾燥窒素でパージし、次いで次の最初の仕込を行な った: 最初の仕込 895yのグリム 1.07gのキシレン 1.21の1−トリメチルシロキシ−1−インブトキシ−2−メチルプロはン この最初の仕込に、次いでシリンジを用いて最初の触媒を添加した: 最初の触媒 グリム中ビフツ化トリス(ジメチルアミノ)−スルホニウム(TASHF2)の 1モル溶液50マイクロリツトルかぐして得られた混合物を、次にシリンジポン プを用いて下に示す供給組成物を一定の速度で添加しながら、乾燥窒素気流中連 続攪拌した。供給組成物及び添加スケジュールは次のとおシであった: I 4.47&のジメタクリル酸エチレングリコール 05 ■ 200マイクロリツトルの1.0 M TASHF2 ・及び2.0gのア セトニトリル 0 60[61,06gのメタクリル酸メチル 15 45IV  O,845’のメタクリル酸アリル(AMA) ss 即時添加の間、温度は だんだん上昇し、45分において最高58℃に達した。
45分の計時時間において、反応混合物の一部1gを取り出しく試料1)メタノ ール中クエンチした。
70分の計時時間において、クエンチャ−の添加によって反応物をクエンチした : クエンチャ− 2,0gのメタノール 得られた星形ポリマー溶液の一部分を取り出し、試験した(試料2)。
試料1及び2の高圧液体クロマトグラフ(HPLC)は次のモノマーの変換を示 した: かくして製造された星形ポリマーはほぼ次の組成を有93%のMMA / AM Aアーム(M、=11.0 (10)例 8 これはアームの末端にアクリル酸ブチルブロックを有するポリ(メタクリル酸メ チル)星形ポリマーの製造を説明する。この例においては、最初コアが製造され る。
このポリマーはポリ(メタクリル酸メチル)シートのプラスチックシーテイング 、風乾仕上、低ベーク仕上のための添加剤として有用である。
例1中記載された反応容器を乾燥窒素で・ξ−ジし、次いで次の最初の仕込を行 なった: 最初の仕込 699、6 f!のTHF 5.0gのキシレン 7、0 gの1−トリメチルシロキン−1−メトキシ−2−メチルプロズン この最初の仕込に、次いでシリンジを用いて最初の触媒を添加した: 最初の触媒 グリム中ビフノ化トリス(ジメチルアミノ)−スルホニウム(TASHF2 ) の1.0モル溶液50マイクロリツトルかくして得られた混合物を、次にシリン ジポンプを用いて下に示す供給組成物を一定の速度で添加しながら、乾燥窒素気 流中連続攪拌した。供給組成物及び添加スケジュールは次のとおりであった: Ill 199.5.9のメタクリル酸メチル 40 55IV 255.85 ’のアクリル酸ブチル 85 即時添加の間、温度は上昇し、45分において最 高58℃に達した。
45分の計時時間において、反応混合物の一部1gを取り出しく試料1)、メタ ノール中クエンチリだ。
120分の計時時間において、10.0.fのメタノールの添加によってポリマ ーをクエンチした。
これはポリ(メタクリル酸2−エチルヘキシル)星形ポリマーの製造を説明する 。
このポリマーは低いガラス転移温度を有し、プラスチックの衝撃抵抗又はコーチ ングの強靭性を改善するのに特に有用である。
例1中記載された反応容器を窒素でパージし、次いで次の最初の仕込を行なった : 最初の仕込 112.5!Mのグリム 1.4 gの1−トリメチルシロキシ−1−インブトキシ−2−メチルプロにン この最初の仕込に次いでシリンジを用いて最初の触媒を添加した。
最初の触媒 グリム中ビフツ化トリス(ジメチルアミノ)−スルホニウムの1.0モル溶液5 0マイクロリツトルかくして得られた混合物を、次にシリンジポンプを用いて下 に示す供給組成物を一定の速度で添加しながら、乾燥窒素気流中連続攪拌した。
供給組成物及び添加スケジュールは次のとおりであった: n 4.85.9のメタクリル酸エチレングリコール 05III 58.47 Fのメタクリル酸2−エチルヘキシル 15 45添加の間、温度はだんだん上 昇し、50分で最高41℃に達した。
70分の計時時間において、クエンチャ−の添加によってポリマーをクエンチし た: クエンチャ− 2,0yのメタノール 得られた星形ポリマーの溶液は36.7%の固体分(35,44チの理論値に対 し)を含有している。この星形ポリマーは約8係のコア及び約92%のアームよ りなり、アームは約9000の数平均分子量を有するポリ(メタクリル酸2−エ チルヘキシル)でアル。
例 10 大型コア星形の分散液 これはへキサン中重合を行なうことによる星形ポリマーの分散液の製造を説明す る。比較的大型のコアはメタクリル酸メチル及びジメタクリル酸エチルングリコ ールのコポリマーである。
例1中記載された反応容器を窒素でパージし、次いで次の最初の仕込を行なった : 最初の仕込 72.0gのヘキサン 17.1のテトラヒドロフラン 1、279の1−トリメチルシロキシ−1−インブトキシ−2−メチルプロはン この最初の仕込に、次いでシリンジを用いて最初の触媒を添加した: 最初の触媒 グリム中ビフツ化テトラブチルアンモニウムの1.0モル溶液50マイクロリツ トル かくして得られた混合物を、次にシリンジポンプを用いて下に示す供給組成物を 一定の速度で添加しながら、乾燥窒素気流中連続攪拌した。供給組成物及び添加 スケジュールは次のとおりであった: I IMTBAHF2200マイクロリツトル 0 80n 23.1gのメタ クリル酸2−エチルヘキシル 0 15III 14.15gのメタクリル酸メ チル 30 40■24.Ogのメタクリル酸メチル及び4.42yのジメタク リル酸エチレングリコール 50 6590分の計時時間において、クエンチャ −の添加によって反応物をクエンチした: クエンチャ− 2,0gのメタノール 得られた組成物は多くのアームが連結されているコアよりなる星形ポリマーのヘ キサン分散液である。コアは星形ポリマーの43重量%を占め、16重量%のジ メタクリル酸エチレングリコール及び84%のメタクリル酸メチルの交さ結合型 コポリマーである。アームはこのコポリマーの57重量%を占める。各アームは 約4080の数平均分子量を有するポリ(メタクリル酸2−エチルヘキシル)の 1ブロツク及び約2410の数平均分子量を有するポリ(メタクリル酸メチル) の1ブロツクよりなるブロックコポリマーである。このポリ(メタクリル酸メチ ル)ブロックはコアに連結されている一端を有している。このポリ(メタクリル 酸2−エチルヘキシル)ブロックは一端が自由であり、ポリ(メタクリル酸メチ ル)ブロックの外側の端に連結されている他端を有する。
例 11 小型コア星形の分散液 これはへΦサン中重合を行なうことによる星形ポリマーの分散液の製造を説明す る。この場合には、コアは例10中得られたものより小さい。
例1中記載された反応容器を窒素で・ξ−ジし、次いで次の最初の仕込を行なっ た: 最初の仕込 72、.3 gのへキサン 182gのテトラヒドロフラン 1、249の1−トリメチルシロキシ−1−インブトキシ−2−メチルプロにン この最初の仕込に次いでシリンジを用いて最初の触媒を添加した: 最初の触媒 グリム中ビフツ化テトラブチルアンモニウム、の1,0モル溶液50マイクロリ ツトル かくして得られた混合物を次いでシリンジポンプを用いて下に示す供給組成物を 一定の速度で添加しながら、乾燥窒素気流中連続攪拌した。供給組成物及び添加 スケジュールは次のとおりであった: n 30.7gのメタクリル酸2−エチルヘキシル 0 15III 32.4 gのメタクリル酸メチル 30 45IV 4.1gのジメタクリル酸エチレン グリコール 55 70100分で、クエンチャ−の添加によって反応物をり2 、Ogのメタノール 得られた組成物は多くのアームが連結されているコアよりなる星形ポリマーのヘ キサン分散液である。コアはジメタクリル酸エチレングリコールからつくられ、 星形ポリマーの6.1重量%を占めていた。アームは星形ポリマーの93,9重 量%を占めていた。各アームは約5500の数平均分子量を有するポリ(メタク リル酸2−エチルヘキシル)の1ブロツク及び約5650の数平均分子量を有す るポリ(メタクリル酸メチル)の1ブロツクよりなるブロックコポリマーであっ た。このポリ(メタクリル酸メチル)ブロックはコアに連結されている一端を有 する。このポリ(メタクリル酸2−エチルヘキシル)ブロックは一端において自 由であシ、ポリ(メタクリル酸メチル)ブロックの外側の端に連結されている他 端を有しこの例はモノメタクリレート及びジメタクリレートの同時添加(他の例 における逐次添加の反対)が所望の星形ポリマーではなく、ゲルを生成したこと を示す。
例1中記載された反応容器を窒素で・ぞ−ジし、次いで次の最初の仕込を行なっ た: 最初の仕込 88.74gのグリム 1、25 gの1−トリメチルシロキシ−1−インブトキシ−2−メチルプロR ン この最初の仕込に、次いでシリンジを用いて最初の触媒を添加した: 最初の触媒 グリム中ビフツ化テトラブチルアンモニウムの1.0モル溶液50マイクロリツ トル かくして得られた混合物を、次いでシリンジポンプを用いて下に示す供給組成物 を一定速度で添加しながら、乾燥窒素気流中連続攪拌した。供給組成物及び添加 スケジュールハ次のとおりであった: 約15分の計時時間において、反応溶液はゲル化した。
ゲル化の時、添加されていた成分のモル比は開始剤ニジメタクリレート:モノメ タクリレート1:2:52であった。
比較試験B1 離ラジカルコントロールこれは遊離ラジカル法によって重合され た時モノメタクリレート及びジメタクリレートの混合物がゲル化することを示す 。
反応容器に次の最初の仕込を仕込んだ:最初の仕込 25.0gのトルエン この最初の仕込を加熱還流し、次いでシリンジポンプを用いて供給組成物を一定 の速度で添加しながら、還流状態を保ち、連続攪拌した。供給組成物及び添加ス ケジュールは次のとおりであった: I 25.0gのメタクリル酸メチル 1.4gのジメタクリル酸エチレングリコール0.25gのバゾ(Vazo■) 67 ’ 0 60約30分の計時時間において、反応溶液はゲル化した。
ゲル化の時、添加されていた反応物の比は、開始剤ニジメタクリレート:モノメ タクリレート 1:5.4:192これは他の例中のもの程高度には交さ結合さ れていないコアを有する星形ポリマーの製造を説明する。この例においては最初 コアがつくられる0 例1中記載された反応容器を窒素で・ξ−ジし、次いで次の最初の仕込を行なっ た: 最初の仕込 864gのグリム 121gの1−トリメチルシロキシ−1−インブトキシ−2−メチルプロはン この最初の仕込に、次いでシリンジを用いて最初の触媒を添加した: 最初の触媒 グリム中ビフツ化テトラブチルアンモニウム(TBAHF2)の1モル溶液50 マイクロリツトル かくして得られた混合物を、次にシリンジポンプを用いて下に示す供給組成物を 一定の速度で添加しながら、乾燥窒素気流中連続攪拌した。供給組成物及び添加 スケジュールは次のとおりであった: III 58.93gのメタクリル酸メチル 30 6090分で、クエンチャ −の添加によって反応物をクエンチした: 2、Ogのメタノール 得られた星形ポリマーは約11重量%のコア及び約89重量%のアームよりなる 。どのコアは、約62重量%のジメタクリル酸エチレングリコール及び約38重 量%のメタクリル酸メチルの比からつくられており、ジメタクリル酸エチレング リコール単独からつくられるコア程高度に交さ結合されていない。
例15軽度交さ結合型コア、最初のアームこれは他の例中のもの程高度に交さ結 合されていな、いコアを有する星形ポリマーの製造を説明する。この場合には、 アームポリマーが最初つくられる。
例1中記載された反応容器を窒素でパージし、次いで次の最初の仕込を行なった : 最初の仕込 91、079のグリム この最初の仕込に、次いでシリンジを用いて最初の触媒を添加した: 最初の触媒 グリム中ビフツ化テトラブチルアンモニウム(TBAHF2)の1.0モル溶液 50マイクロリツトルかくして得られた混合物を、次にシリンジポンプを用いて 下に示す供給組成物を一定の速度で添加しながら、乾燥窒素気流中連続攪拌した 。供給組成物及び添加スケジュールは次のとおりであった: n 63.98gのメタクリル酸メチル 0 30ill 4.4&のジメタク リル酸エチレングリコール及び6.6gのメタクリル酸メチル 45 6090 分でクエンチャ−の添加によって反応物をクエン2、Ogのメタノール 得られた星型ポリマーは、約85.5重量%のアームポリマー及び14.5重量 %のコアよりなっていた。このコアは40:60重量比のジメタクリレート対モ ノメタクリレートを有し、ジメタクリル酸エチレングリコール単独からつくられ るコア程密には交さ結合されていなかった。
アームは約11,700の数平均分子量を有するポリメタクリル酸メチルよりな っていた。
これは2種類のアームを有する星形ポリマーの製造を説明する。アームの1種は ポリメタクリル酸メチルである;他の1種はポリメタクリル酸グリシジルのブロ ックでキャップされたポリメタクリル酸メチルである。
例1中記載された反応容器を窒素でパージし、次いで次の最初の仕込を行なった 。
最初の仕込 187.7gのグリム 5.2gのキシレン 1.4gの1−トリメチルシロキシ−1−インブトキシ−2−メチルプロはン この最初の仕込に、次にシリンジを用いて最初の触媒を添加した: 最初の触媒 グリム中ビフッ化テトラブチルアンモニウム(TBAHF2)1.0モル溶液1 00マイクロリツトルかくして得られた混合物を次にシリンジポンプを用いて下 に示す供給組成物を一定の速度で添加しながら、乾燥窒素下に連続攪拌した。供 給組成物及び添加スケジュールは次のとおりであった: n 38.89gのメタクリル酸メチル 0 10III 6.921/のジメ タクリル酸エチレングリコール20 35IV 78.58&のメタクリル酸メ チル 50 70V 3.9gのメタクリル酸グリシジル 83 83供給物V は83分の計時時間において、一度に添加された。115分の計時時間において 、クエンチャ−の添加によって反応物をクエンチした: クエンチャー 6、Oyのメタノール 得られた星形ポリマーは、約5.6重量%のコアよりなり、それに約31.5重 量%のポリメタクリルメチルアーム及び約53.4重量%のブロックコポリマー アームが連結されていた。ポリメタクリル酸メチルアームは約6300の数平均 分子量を有していた。ブロックコポリマーアームは約12,700の数平均分子 量を有し、約12,100の数平均分子量を有するポリメタクリル酸メチルブロ ック及び約600の数平均分子量を有するポリメタクリル酸グリシジルブロック よりなっていた。各ブロックコポリマーアームのポリメタクリル酸メチルブロッ クはコアに連結され、ポリメタクリル酸グリシジルブロック(これは約4モノマ ー単位のメタクリル酸グリシジルよりなっていた)は、ポリメタクリル酸メチル ブロックの外側の末端に連結されていた。数を基にして、アームの50チはグリ シジル基を有しておらず、アームの他の50%はその外側末端に各4つのグリシ ジル基を有していた。
例 152種類のアームをもつ星形ポリマーこれは2つの異なった種類のアーム をもつ星形ポリマーの製造を説明する。
例1中記載された反応容器を窒素でパージし、次いで次の最初の仕込を行なった : 最初の仕込 183.1のグリム 1.969のキシレン 1.31gの1−トリメチルシロキシ−1−インブトキシ−2−メチルプロイン この最初の仕込に、次にシリンジを用いて最初の触媒を添加した: 最初の触媒 グリム中ビフッ化テトラブチルアンモニウム(TBAHF2)01.0モル溶液 50マイクロリツトルかくして得られた混合物を次にシリンジポンプを用いて下 に示す供給組成物を一定の速度で添加しながら、乾燥窒素気流中連続攪拌した。
供給組成物及び添加スケジュールは次のとお夛であった: 100分の計時時間において、クエンチャ−の添加によって反応混合物をクエン チした: クエンチャー 20gのメタノール 得られた星形ポリマーは多くのアームが連結されているコアよりなっていた。組 成は次のとおりであった:4.3%のE()Dl状のコア 23.4%の2EHMAアーム(’Mn=4,700 )72.3%のMMAア ーム(Mn=14,600 )例 16 例1中記載された反応容器を窒素で・ξ−ジし、次いで次の最初の仕込を行なっ た: 最初の仕込 179.371のグリム 4.85gの1−トリメチルシロキシ−1−インブトキシ−2−メチルプロイン 2.4gのキシレン この最初の仕込に、次にシリジンを用いて最初の触媒を添加した: 最初の触媒 グリム中ビフツ化テトラブチルアンモニウムの1.0モル溶液50マイクロリツ トル かくして得られた混合物を次にシリンジポンプを用いて下に示す供給組成物を一 定の速度で添加しなか、ら、乾燥窒素気流中連続攪拌した。供給組成物及び添加 スケジュールは次のとおりであった: II 133.04/のメタクリル酸メチル 0 3[11[113,55gの ジメタクリル酸エチレン 45 6045分の計時時間において、101.’2 8gの試料を分析のために取り出し、2.OFのメタノールの添加によってクエ ンチした。
95分の計時時間において2yのメタノールを添加した。
例 17 例1中記載された反応容器を窒素でパージし、次いで次の最初の仕込を行なった : 最初の仕込 178.32gのグリム 2.34gの1−トリメチルシロキシ−1−インブトキシ−2−メチルプロはン 1、72 Fのキシレン この最初の仕込に、次にシリンジを用いて最初の触媒を添加した: 最初の触媒 グリム中ビフツ化テトラブチルアンモニウムの1.0モル溶液50マイクロリツ トル カくシて得られた混合物を、次にシリンジポンプを用いて下に示す供給組成物を 一定の速度で添加しながら、乾燥窒素気流中連続攪拌した。供給組成物及び添加 スケジュールは次のとおりであった: n 128.391のメタクリル酸メチル 0 30It 6.85gのジメタ クリル酸エチレン 45 6045分の計時時間において、94.09gの試料 を分析のために取り出し、20gのメタノールの添加によってクエンチした。
95分の計時時間において、2gのメタノールヲ添加した。
原子団移動重合によって星形ポリマーをつくる1利点は更に、アーム及び星形両 方の良好な分子量コントロールを与えることである。即ち、これらの成分をゲル 透過クロマトグラフィーによって測定する場合、せまい分子量分散度が得られる 。例えば、この例16の方法によれば、典型的にはGPCによって測定される場 合MN =11,900 ;MW=18,000 i D (Iv1′W/MN )= 1.57を有するアームを生じる。
これらのアームからつくられる星形では、M=31−2,000;耶=455, 000;D=1.46を有する。このことは、メタクリレート星形をつくるため の先きの試みと対照的である。
J、Polymer 5cience : Part C,Polymer S ymposia 22号5.145〜156頁(1968))は、アニオン重合 によってつくられるメタクリレート星形は分枝(連結アーム)の数がかなり変動 するので多分散型であると報告した。
例 18 例1中記載された反応容器を窒素で・ξ−ジし、次いで次の最初の仕込を行なっ た: 最初の仕込 181.41のグリム 4.559の1−トリメチルシロキシ−1−イソブトキシ−2−メチルプロはン 2.21のキシレン この最初の仕込に、次にシリンジを用いて最初の触媒を添加した: 最初の触媒 グリム中ビフツ化テトラブチルアンモニウムの1.0モル溶液50マイクロリツ トル か〈シて得られた混合物を、次にシリンジポンプを用いて下に示す供給組成物を 一定の速度で添加しながら、乾燥窒素気流中連続攪拌した。供給組成物及び添加 スケジュールは次のとおりであった: n 13.99Nのジメタクリル酸エチレン 30 60It 83.63gの メタクリル酸メチル 61 71150分の計時時間において、2gのメタノー ルを添加して「リビング」ポリマーをクエンチした。
例 19 これはオキシアニオン触媒及び溶媒としてのアセトニトリル及び触媒寿命延長剤 を使用するメタクリル酸メチルの重合のための好適な操作を説明するものである 。
例1中記載された反応容器を窒素でパージし、次いで次の最初の仕込を行なった : 最初の仕込 110.09のTHF 1.0gの1−トリメチルシロキシ−1−メトキシ−2−メチルプローン 1.0gのキシレン この最初の仕込に、次にシリンジを用いて最初の触媒を添加した二 最初の触媒 アセトニトリル中m−クロロ酢酸テトラブチルアンモニウムの1.0モル溶液5 0マイクロリツトルかくして得られた混合物を、次にシリンジポンプを用いて下 に示す供給組成物を一定の速度で添加しながら、乾燥窒素気流中連続攪拌した。
供給組成物及び添加スケジュールは次のとおりであった: I 1.OM TBACB 50マイクロリツトル及び3.0gのアセトニトリ ル 0 8030分の計時時間において、34.20gの試料を分析のために取 り出し’、2.OFのメタノールの添加によってクエンチした。
130分の計時時間において、2gのメタノールを添加して「リビング」ポリマ ーをクエンチした。
例 20 例1中記載された反応容器を窒素でパージし、次いで次の最初の仕込を行なった 。
最初の仕込 178.33gのグリム 2.48gの1−トリメチルシロキシ−1−イソブトキシ−2−メチルプロはン 2.00gのキシレン この最初の仕込に、次にシリンジを用いて最初の触媒を添加した: 最初の触媒 グリム中ビフツ化テトラブチルアンモニウムの1.0モル溶液50マイクロリツ トル かくして得られた混合物を、次にシリンジポンプを用いて下に示す供給組成物を 一定の速度で添加しなから、乾燥窒素気流中連続攪拌した。供給組成物及び添加 スケジュールは次のとおりであった: I i、OMTBAHF2500マイクロリツトル及び6.0gのグリム 0  80 It 8.77gのジメタクリル酸エチレン 0 15III 83.92gの メタクリル酸メチル 30 6030分の計時時間において、50.049の試 料を分析のために取り出し、2.09のメタノールの添加によってクエンチした 。
100分の計時時間において、2gのメタノールヲ部側1中記載された反応容器 を窒素でパージし、次いで次の最初の仕込を行なった: 最初の仕込 184.46gのグリム 114yの1−トリメチルシロキシ−1−インブトキシ−2−メチルプロはン 2.31gのキシレン この最初の仕込に、次にシリンジを用いて最初の触媒を添加したニ グリム中ビフノ化テトラブチルアンモニウムの1.0モル溶液50マイクロリツ トル かぐして得られた混合物を、次にシリンジポンプを用いて下に示す供給組成物を 一定速度で添加しながら、乾燥窒素気流中連続攪拌した。供給組成物及び添加ス ケジュールは次のとおりであった: I 1.OMTBAHF2300マイクロリツトル及び3.Oyのグリム 0  80 ■ 5.85.9のジメタクリル酸エチレン 0 15III 87.21のメ タクリル酸メチル 60 6050分の計時時間において、44.90gの試料 を分析のために取り出し、2.0gのメタノールの添加によってクエンチした。
100分の計時時間において、2gのメタノール’に部側1中記載された反応容 器を窒素でパージし、次いで次の最初の仕込を行なった: 最初の仕込 182.1’のグリム 1、329の1−トリメチルシロキシ−1−インブトキシ−2−メチルプロはン 2.02gのキシレン この最初の仕込に、次にシリンジを用いて最初の触媒を添加した: 最初の触媒 グリム中ビフツ化テトラブチルアンモニウムの1.0モル溶液50マイクロリツ トル かくして得られた混合物を、次に下に示す供給組成物をンリンジボンプを用いて 一定の速度で添加しながら、乾燥窒素気流中連続攪拌した。供給組成物及び添加 スケジュールは次のとおりであった: I 1.0MTBAHF2300マイクロリツトル及び3.0gのグリム 0  80 n 119.1.9のメタクリル酸メチル 0 30III 3.15Fのジメ タクリル酸エチレン 45 6045分の計時時間において、75.09の試料 を分析のために取り出し、2.0gのメタノールの添加によってクエンチした。
95分の計時時間において、2gのメタノールを添加上述した星形ポリマーのう ちいくつかを擬弾性レーザー光散乱(QELS )および固有粘度により特性を 調べた。
r QELS 」技術はF、B、マリヒ、T、プロブダー及びM、E、コーラ− 等によるr Journal of C′Oatings Technolog y J55巻、702号、41〜48頁(1983年7月)、並びにB、J、パ ーン及びR,ハコレによるr Dynamic Light Scatteri ngJ、ジョン・ウィリー・アンド・サンズ、ニューヨーク(1976)に記載 され、固有粘度の測定はJ、F、ラベクによるr Experimental  Methods in Polymer C’hemistry J、ジョン・ ウィリー・アンド・サンズ、ニューヨーク(1980)、125〜128頁並び にW、R,ゾレンンン及びT、W、キャンプベルによるr Preparati ve Methods of Polymer ChemistryJ。
第2M、インターサイエンス・パブリツシャーズ、ニューヨーク(1968)  4.4〜50頁に記載されている。
星形ホリマーの分子量は、r qEt、s J技術によって得られる流体力学半 径、RH及び固有粘度、〔η〕から次の式によシ計算された: 式中M=星形ポリマーの分子量 NA=アボガドロ定数= 6.023X1025モル−1RH= r QELS  Jからの流体力学半径〔η〕=固有粘度 すべての測定はメチルエチルケトン中で行なわれた。
星形ポリマー分子についてアームの数は、星形ポリマーの分子量をアームポリマ ーの重量平均分子量(GPCによって決定)で割ることによって計算きれた。こ の計算は星形ポリマーが溶液状態であり、流体力学半径が600オングストロー ムより小さい時にのみ厳密にあてはまるが、比較のため比較的大型星形について も計算を行なった。
結果を下記に表■で示す。
12 19.68 1214 7.17X107 16AO043201314 ,722276,26x10516.goo 38’16 23.87 100 0 3.31XID7 8,035 zH201714,893873,07X 106 I6,600 18518 11.37 4380 5.83x109 8,035 7.26xiO52020,3756001,81X109 16 ,600 t09X10521 21.44 2900 1.55X109 2 ス900 5−56X10422 20.91 155 4.29×105 2 乙900 15これらの結果は、本発明が任意の広い範囲の分子サイズ、アーム の長さ及び分子ろたシのアームの数を有するように設計することができるアクリ ル系星形ポリマーを′提供することを示す。
例 23 次の例は、コーティングにおける星形ポリマーの用途を示す。
次の組成物を製造し、次に合わせてブレン、ドして高固体白色エナメルを形成さ せる。
アクリル系ポリマー溶液 80.0 (常用の遊離ラジカル技術を使用してメチルアミルケトン中75チの固形分で製 造される、スチレン/メタクリル酸メチル/アクリル酸ブチル/アクリル酸ヒド ロキシエチル15/15/、40/30のポリマー)星形ポリマー(例18に記 載) 25゜白色ミルベース (70%の白色顔料、10%のアクリル系ポリマー〔上に記載したアクリル系ポ リマー溶液から〕、羞びに20%のメチルアミルケトンより構成される標準ミル ベースメラミン樹脂 30.O p−トルエンスルホン酸溶液2.8 (177%のp−トルエンスルホン酸、12.5%のジメチルオキサゾリジン、 並びに698%のメタノール)キシレン 40.0 上の組成物を、アルキドプライマーで処理したスチールパネル上にスプレーし、 そして約12(ICにおいて30分間ベークして、良好な外観をもつ、光沢のあ る硬質仕上面を得た。この仕上面は、風化、溶媒、ひっかきに対して抵抗性があ り、すぐれたチップ抵抗を有していた。
上の性質はこのコーティング組成物がカー及びトラックの仕上げに有用であるこ とを示す。
例 24 これはプラスチックのシート製造用強化剤としての星形ポリマーの用途を説明す る。
例2で製造された乾燥星形ポリマー(20,ON)を約3゜分間55℃に加熱す ることによりメタクリル酸メチル75.09に溶解した。この溶液を室温に冷却 し、50. OFのメタクリル酸メチル、ルシドールから入手のル/ξゾール( Lupersol ) 11過酸化物触媒0.8y1並びにデュポンから入手の パゾ(Vazo ) 64アゾビスイソブチロニトリル重合触媒o、 o a  o yの溶液5.0gを添加した。得られた無色の溶液をアスピレータ−を使用 して15分間ガス抜きした。
得られた溶液を0117偏のガスケットによって隔離されている、0.635の の安全ガラスの6.35cm平方からつくられた熱電対型モールド中に注いだ。
このモールドを80℃の水浴中に浸漬して1時間維持した。51分に至った時点 で、92.2℃の最高モールド温度が記録された。
モールドを取り出した時、それを120℃のオーブン中に3[)分間置き、次に 取シ出し、室温に冷却した。
得られた流し込み物は、透明な強いシートであった。
これを2“平方に切り、ガードナー試験ジオメトリ−を備えた衝撃試験機を使用 して、衝撃強度を試験した。4つの試料についてひび割れ開始エネルギーを測定 すると0.28±0.04ジユールであった。星形ポリマーなしの対照試料では 0.23±0.01ジユールという結果が出され、一方市販の透明ポリ(メタク リル酸メチル)シートは0.17±0.06ジユールを示した。
これらの結果は星形ポリマーの添加がプラスチック部分の強度と増大させたこと を示す。
工業応用 コーティングにおいて、またプラスチックシート製造用粘強剤として、並びに上 に示したその他の適用における本発明の星形ポリマーの用途の外に、前記星形ポ リマーは原子団移動重合によってつくられる他の製品同様に、多くの他の潜在的 な用途を有する。これらは、なかんずく繊維、フィルム、シート、複合材料、多 層コーティング、光重合性の材料、フォトレジスト、撥土剤及び生理活性面を含 む表面活性剤、接着剤、接着促進剤及びカップリング剤における流し込み、吹き 込み、紡糸又はスプレー型の適用を含む。用途は分散剤、レオロジーコントロー ル添加剤、熱ひずみ温度調節剤、衝撃調節剤、強化用添加剤、硬化調節剤及びせ まい分子量及び低い2様相多分散性も利用する適用を包含する。適用可能な特性 を利用する最終製品には、ラッカー、エナメル、エレクトロコート仕上げ、高固 体仕上げ、水又は溶媒ベース型仕上げ、自動車及び建築グレージング、並びに照 明ハウジング及び反射体を含む透明又は充てん型アクリル系シート及びコーティ ング、抗くもり剤を含む油及び燃料用添加剤、標識及び広告掲示板差びに交通整 理用機器を含む戸外及び屋内グラフィック、レプログラフィック製品、並びに多 くの他のものが包含されうる。
国際調査報告 Mast:t、To === 1NτERJJAτrONA乙 SEA:’Ic H:(EPORτ CN

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.a.i.少なくとも2つの基 ▲数式、化学式、表等があります▼ を各々有する1種又はそれ以上のモノマー1〜100重量%、および ii.1つの基 ▲数式、化学式、表等があります▼ を各々有する1種又はそれ以上のモノマー0〜99重量%、 よりなる混合物から誘導されるポリマーよりなるコア、および b.1つの基 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし上記各式において、Rは同一又は異なつていて、H、CH3、CH3C H2、CN又はCO2R′であり、Z′はO又はNR′(ただしR′はC1〜4 アルキルである)である) を各々有する1種又はそれ以上のモノマーから誘導されるポリマー連鎖よりなり 、かつ該コアに結合されている少なくとも5つのアーム よりなるアクリル系星形ポリマーであつて、前記星形ポリマーの分子の少なくと も50%は、少なくとも5から2,000,000までのアームを有し、かつ前 記アームは異なつた種類の1つ又はそれ以上のセットであつて、i.該アームの セットの1つよりなるポリマー連鎖が同じか又は異なつた分子量を有し、他の該 アームのセットよりなるポリマー連鎖と同じか又は異なつたモノマーから誘導さ れ、 ii.各アームのセットよりなるポリマー連鎖が1.0〜2.0のアーム多分散 性(ただし、該アーム多分散性はそのセットにおける重合体連鎖の重量平均分子 量を数平均分子量で割つたものである)を有し、並びに iii.コア及び1つ又はそれ以上のセットのコア及びアームの両方よりなる星 形ポリマーそれ自体が1.0〜2.0の分子多分散性(ただし、該分子多分散性 は分子の重量平均分子量を数平均分子量で割つたものである)を有する ことを特徴とする、アクリル系星形ポリマー。
  2. 2.アームの各セットのアーム多分散性が1.3〜1.6の範囲であり、かつ 分子多分散性が1.3〜1.6の範囲である特許請求の範囲第1項記載のアクリ ル系星形ポリマー。
  3. 3.1セットのアームを有する特許請求の範囲第1項記載のアクリル系星形ポリ マー。
  4. 4.2つの異なつたセットのアームを有する特許請求の範囲第1項記載のアクリ ル系星形ポリマー。
  5. 5.a.i.少なくとも2つの基、 ▲数式、化学式、表等があります▼ を各々有する1種又はそれ以上のモノマー1〜100重量%、および ii.1つの基 ▲数式、化学式、表等があります▼ を各々有する1種又はそれ以上のモノマー0〜99重量%、 よりなる混合物から誘導されるポリマーよりなる交さ結合型のコア、および b.1つの基 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、上記各式において、Rは同じか又は異なつていて、H、CH3、CH 3CH2、CN又はCO2R′であり、Z′はO又にはNR′(ただしR′はC 1〜4アルキルである)である) を各々有する1種又はそれ以上のモノマーから誘導されるポリマー連鎖よりなり 、かつ該コアに結合された少なくとも5つのアーム よりなる可溶性アクリル系星形ポリマーであつて、前記星形ポリマーの分子の少 なくとも50%は少なくとも5から2,000,000までのアームを有し、ア ームの数対コアの2官能性アクリル系反復単位の数の比は1:1より小さいか又 は等しい ことを特徴とする、可溶性アクリル系星形ポリマー。
  6. 6.重合開始剤対2官能性アクリル系モノマーのモル比が1:1より小さいか又 は等しい重合開始剤の存在下における重合によつてつくられる特許請求の範囲第 5項記載の可溶性アクリル系星形ポリマー。
  7. 7.a.II.原子団移動重合法によつて重合可能な少なくとも2つの炭素−炭 素2重結合を有するモノマー1〜100重量%、及び場合により II.原子団移動重合法によつて重合可能な1つの炭素−炭素2重結合を有する モノマー0〜99重量%、 よりなる混合物から誘導されるポリマーよりなる交さ結合型のコア、 b.原子団移動重合法によつて重合可能な1種又はそれ以上のモノマーから誘導 されるポリマー連鎖よりなる前記コアに連結された少なくとも5つのアーム、及 び c.前記コアにか又は少なくとも前記アームのうちのいくつかに連結されている 「リビング」原子団移動重合部位 よりなる特許請求の範囲第1又は第5項記載の「リビング」アクリル系星形ポリ マー。
  8. 8.「リビング」原子団移動重合部位を不活性化することができる試薬との反応 により、特許請求の範囲第7項記載の「リビング」星形ポリマーを不活性化する ことによつて得られる星形ポリマー。
  9. 9.a.原子団移動開始剤を原子団移動重合法によつて重合可能である炭素−炭 素2重結合を有する、1種又はそれ以上のモノマーと反応させることによつてリ ビング」ポリマーを製造し、 b.得られた「リビング」ポリマーを、i.原子団移動重合法によつて重合可能 である少なくとも2つの炭素−炭素2重結合を有するモノマー1〜100重量% 、そして場合によりii.原子団移動重合法によつて重合可能である1つの炭素 −炭素2重結合を有するモノマー0〜99重量% よりなる混合物と接触させる ことを特徴とする特許請求の範囲第7項記載のアクリル系星形ポリマーのアーム /コア製法。
  10. 10.a.原子団移動開始剤を、 i.原子団移動重合法によつて重合可能である少なくとも2つの炭素−炭素2重 結合を有するモノマー1〜100重量%、そして場合によりii.原子団移動重 合法によつて重合可能である、1つの炭素−炭素2重結合を有するモノマー0〜 99重量% よりなる混合物と反応させることによつて「リビング」コアを製造し、そして b.得られた「リビング」コアを、原子団移動重合法によつて重合可能である、 1つの炭素−炭素2重結合を有する1種又はそれ以上のモノマーと接触させる ことを特徴とする特許請求の範囲第7項記載のアクリル系星形ポリマーのアーム /コア製法。
  11. 11.a.原子団移動開始剤を原子団移動重合法によつて重合可能である、炭素 −炭素2重結合を有する1種又はそれ以上のモノマー(A)と反応させることに よつて「リビング」ポリマーを製造し、 b.得られた「リビング」ポリマーを、i.原子団移動重合法によつて重合可能 である、少なぐとも2つの炭素−炭素2重結合を有するモノマー1〜100重量 %、そして場合によりii.原子団移動重合法によつて重合可能である、1つの 炭素−炭素2重結合を有するモノマー0〜99重量% よりなる混合物(B)と接触させて、コア中「リビング」原子団移動重合部位を 有する「リビング」星形ポリマーを得、そして c.得られた「リビング」星形ポリマーを、原子団移動重合法によつて重合可能 である、1つの炭素−炭素2重結合を有する1種又はそれ以上のモノマー(c) と接触させる(ただし、モノマー(C)はモノマー(A)と同一であつても又は 異なつていてもよい)ことを特徴とする特許請求の範囲第7項記載のアクリル系 星形ポリマーのアーム/コアの製法。
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