JPS61502539A - 被覆支持体 - Google Patents
被覆支持体Info
- Publication number
- JPS61502539A JPS61502539A JP60502515A JP50251585A JPS61502539A JP S61502539 A JPS61502539 A JP S61502539A JP 60502515 A JP60502515 A JP 60502515A JP 50251585 A JP50251585 A JP 50251585A JP S61502539 A JPS61502539 A JP S61502539A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- formula
- coating
- compound
- acrylate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H19/00—Coated paper; Coating material
- D21H19/10—Coatings without pigments
- D21H19/14—Coatings without pigments applied in a form other than the aqueous solution defined in group D21H19/12
- D21H19/16—Coatings without pigments applied in a form other than the aqueous solution defined in group D21H19/12 comprising curable or polymerisable compounds
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
- B29C44/34—Auxiliary operations
- B29C44/3442—Mixing, kneading or conveying the foamable material
- B29C44/3446—Feeding the blowing agent
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D4/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, based on organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond ; Coating compositions, based on monomers of macromolecular compounds of groups C09D183/00 - C09D183/16
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31678—Of metal
- Y10T428/31692—Next to addition polymer from unsaturated monomers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31678—Of metal
- Y10T428/31692—Next to addition polymer from unsaturated monomers
- Y10T428/31699—Ester, halide or nitrile of addition polymer
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31855—Of addition polymer from unsaturated monomers
- Y10T428/3188—Next to cellulosic
- Y10T428/31895—Paper or wood
- Y10T428/31906—Ester, halide or nitrile of addition polymer
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31855—Of addition polymer from unsaturated monomers
- Y10T428/31935—Ester, halide or nitrile of addition polymer
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Formation Of Insulating Films (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
- Transmitters (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
- Dental Preparations (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
被覆支持、体
本発明は支持体の製造法、特に電子ビーム照射により硬化された重合体被膜を担
持するシート状支持体の製造法に関する。
板金、金属箔、プラスチックシート、プラスチックフィルム、紙等のシート状支
持体上に重合体の硬化被膜を形成する場合、「熱硬化性」の重合体組成物つまり
被覆中もしくは被覆直後に硬化するような組成物を該支持体に被覆せしめるか、
または被覆後に硬化させることのできる硬化性組成物を該支持体に被覆せしめら
れる。後者の組成物は化学架橋、熱硬化または照Q’l誘発硬化により硬化可能
なものである。本発明はクロトネート(EB)]の照射曝露による硬化被膜に関
している。重合体をEB硬化させると電子がイオン化によってラジカルイオンを
発生するか、または結合破壊に起因してフリーラジカルを発生するものと考えら
れる。これらの反応性7オンまたはラジカルは被膜組成物間の架橋反応に影響を
及ぼす。従来の代表的な重合硬化被膜として、特に金属支持体に使用されるペイ
ントなどの着色被膜またはラッカーやオーバーラッカーなどの無着色被膜、紙、
木材、プラスチ、ツクシート、プラスチックフィルム等の非金属支持体に使用さ
れるワニス、金属支持体および非金属支持体の双方に使用されるシール剤、充填
剤、表面剥離剤、接着剤または耐摩耗剤としての機能被膜、積層品の配合剤また
はインクとしての機能被膜が挙げられる。顔料濃度を高めても硬化速度は実質的
に低下しない点がEB硬化による利点の一つである。
本発明は、被膜組成物中に一連の半無機化合物、特に有機アクリレートを使用す
れば、被膜組成物をEB前照射曝露した際の硬化速度が高くなり、可撓性、靭性
および引掻耐性に優れた硬化被膜を形成することが可能であるとの発見にM礎を
置いている。これらの化合物は錫、珪素、チタン、ジルコニウムのアルキルおよ
び/またはアリールおよび/またはアクリレートあるいはクロトネートである。
したがって、本発明によれば、少なくとも一表面に重合体の硬化被膜を有する特
にシート状支持体の製造法において、該支持体上に次の一般式
%式%()
で表わされる少なくとも1種の化合物を含む硬化性被膜組成物の層を形成せしめ
、該層mawを電子ビーム照射に曝露してで化せしめることから成る支持体の製
造法が提供される。
上記式中、
R1はそれぞれ独立してアルキル基、必要に応じて1種またはそれ以上のアルコ
キシ基、特にC1からC4のアルコキシ基またはポリオキシアルキレン基、殊に
ジオキシエチレン基またはトリオキシエチレン基で置換された特に01からC2
0%殊にCIからCI2のアルキル基:アルケニル基、特にC2からC3゜、殊
にC2からC直のビニル基ニジクロアルキル基、特にC1からC7のシクロアル
キル基、殊にシクロヘキシル基:アラルキル基、特にC7からCI2のアラルキ
ル基、殊にベンジル基、フェニルエチル基、ジフェニルメチル基:またはアリー
ル基、必要に応じて1種またはそれ以上のアルキル基、特ににCHからCgのア
ルキル基、アルコキシ基、特にC7からCsのアルコキシ基またはハロゲン、特
に塩素原子で置換された特にフェニル基ま′たはナフチル基を示し、
R2はそれぞれ独立して式 −〇−X−GO−CH=CHR1で表わされる基[
式中、Xは単結合;式 −(CH2CHR’ O) l) −1’表ワサレルi
l C式中、R’はCHからC4、特にC1のアルキル基または好ましくは水素
原子を示し、pは1から3、特に1の整数を示す):C2からCps、特にC2
からC6のアルキレン基:または式 −[(CH2)r Cox ] S −(
CH2CHR’ 0)D−で表わされる基(式中、R4およびpは上記定義に同
じであり、rは3から8、特に4または5の整数を示し、Sは1から3、特に2
の整数を示す)を示し:R′はメチル基または好ましくは水素原子を示す」を示
し、
nは1から4、特に2または3の整数を示し、mは(4−n)を示し、
MはTi −(0−)m、Zr −(0−)Illまたは3i −(○−)aI
の基または好ましくは錫原子または珪素原子を示す。
Mに錫原子または珪素原子を結合した化合物の場合に最良の効果が達成された。
この種の錫化合物および珪素化合物として、一般式(I)で表わされる化合物中
の特定の亜属化合物が殊に有効であると知見された。本発明は特定の態様として
上記亜属化゛合物の使用を含むものである。
したがって、本発明によれば、少なくとも一表面に重合体の硬化被膜を有する特
にシート状支持体の製造法において、該支持体上に次式
%式%()
(式中、R1、IIおよびnは上記定義に同じである)で表わされる少なくとも
1種の錫化合物を含む硬化性被膜組成物の層を形成せしめ、該被膜層を電子ビー
ム照射に曝露して硬化せしめることから成る支持体の製造法もまた提供される。
さらにまた、本発明によれば、少なくとも一表面に重合体の硬化被膜を有する特
にシート状支持体の製造法において、該支持体上に次式
%式%)
(式中、R+ 、(Bおよびnは上記定義に同じであり、×1は単結合でないこ
とを除いて上記定義のXを示す)で表わされる少なくとも1種の珪素化合物を含
む硬化性被膜組成物の層を形成せしめ、該被Il!層を電子ビーム照射に曝露し
て硬化せしめることから成る支持体の製造法が提供される。
一般式(I)の化合物中の何れの化合物または化合物の混合物を本発明の製造法
に適用するかは、被覆硬化した支持体製品の最終用途またはその支持体製品に要
求される物性をはじめとする多種要因に基づいて選択される。EB照射による硬
化の反応性は、MがSnの場合、Mが5i−(0−)++の場合、MがTi−(
0−)nまたはZl”−(0−)iの場合の順位で良好であると判明した。中で
も反応性の最も高い化合物はR1に水素を結合した化合物である。この種の化合
物の活性は一般に0の増加とともに高くなるが、nとして3または4の整数を有
し、かつR” とLTO2C−CH: CH2基を有する化合物は固体になりや
すいので、同化合物を配合して被覆可能な組成物を冑ることは困難である。この
問題を回避または解消せしめる手法については後述する。R1の定義中でアルキ
ル基、特にCIからCI2のアルキル基の場合に勝れた効果が達成された。比較
的長鎖のアルキル基、例えばC8以上のアルキル基は硬化時の活性を若干低下し
、換言すれば分子量の増大(所定の機能に対して)を示すものである。しかしな
がら、このような長鎖アルキル基を使用すれば、多種の重合体物質を含む被膜配
合物とその化合物との混和性が向上し、この点が実用上有利である。
上述したごとく、特に重合性物質を他種成分として含む被膜配合物の配合に際し
ていくつかの問題が発生する。同問題の最も一般的な原因として、式(I)の化
合物は例えば50℃までの周囲温度および中程度の過周囲温度で固体であること
が挙げられ、特にnが3、殊に4であって、かつR2として単結合のXを有する
場合が該当する。事情次第では、式(1)の化合物の溶媒として作用する適切な
反応性単量体または低重合体を選択することにより、および/または必要に応じ
て^瀉下の被覆および硬化に適した被膜配合物を配合することにより上記問題を
解消することができる。もっとも優者の場合、大規模生産においては加熱費の節
減を図り、また加熱に伴う不都合を避けることが望ましい。上記問題を軽減また
は回避する別の手法として、式(I)の化合物を用いて混合のエントロピーを利
用することもできる。しかし、式(I)の化合物中にはジ−n−ブチルスズジア
クリレートやジ−n−ブチルスズクロトネートのように液状樹脂でありながら全
く混和せず、または容易に混和しないものがある。R2 (nが少なくとも2で
ある)の混合基を有する化合物、特にR2の一方が02 C−CH: CH2基
である化合物を合成せしめれば混和性の問題を解消できることが判明した。前記
した混和不能の化合物対に相応する物質の一例はジ−n−ブチルスズアクリレー
トクロトネートである。この種の物質を合成するのに用いた方法は、開始物自と
して式 H−0−XO−CH:CH2([式中、Xは前掲の一般式(I)で定義
したものと同じであるコで表わされる化合物の混合物を使用し、最終生成物が所
定の全組成を有するようにしたものである。したがって、当該生成物つまり「式
(I)の化合物」は、不純物を別にして、生成可能な多様の化合物の統計学的混
合物と考えられる。例えばジ−n−ブチルスズオキシド1モルと、アクリル酸1
モルとクロトン酸1モルとの混合物を反応させれば、多分(反応が完全であると
仮定して)ジーn−ブチルスズジアクリレート約0.25モル、ジーn−ブチル
スズアクリレートクロトネート約0.5モル、ジ−n−ブチル合物であるかのよ
うに十分に反応していることが判明した。
その生成物の特定の物理的状態と物理的性質は、開始物質として使用される混合
成分の性質および相対量によって異なる。
RIJiのmを少なくとも2とした場合も類似の変形が可能である。R2の混合
基を有する化合物を使用すると、R2がすべてアクリレート基またはアクリレー
ト基を含む場合に比べて、反応性の多少低い被膜が形成されやすい。とはいって
も、改良された配合特性を得ることができるので、反応性の多少の低下を償う必
要はない。
本発明の製造法に用いる有機金属化合物、金属エステル化合物または半無機エス
テル化合物は既知の方法によって製造可能である。本発明に使用するエステルお
よびエステルアルコキシドの合成法を以下に例示する。
1、錫化合物
a)有機水酸化錫とカルボン酸の反応、例えば(C4Ht )2 Sn OH2
HO2C’CH:CH2)−(C4Ht )2 Sn (02C−CH:CH2
)2 +Hz O水は蒸留により、例えば反応混合物の連続相としてベンゼンま
たはトルエンを用いた共沸蒸留により便宜的に除去できる。この反応は特にm
−n −2の化合物をwA製するのに適している。
b)有機水酸化錫とカルボン酸の反応
この反応は錫化合物1モル当りの水酸基毎に水1モルを除去する以外、反応a)
と実質的に同じである。この反応はn −1−3の化合物をII製するのに適し
ている。
C)アルコキシド錫とヒドロキシル化合物の反応、例えば(! ) (C4Ht
)* Sn 0CHt +f」0CH2CH202C’ CH: CH2→
(Ca Ht )Sn 0CH2CH20x C−CH:CH2+ CH! O
H
(1りC4Ht 3n (OCHt ) ! +3HOz C−CH:CH2→
C4Ht 3n (02C−CH:CH2)i +1CHiH
アルコキシ基開始物質は通常は短鎖の化合物であるから、反応中に遊離したアル
コールを留去または蒸去できる。
d) <有機)ハロゲン化錫とヒドロキシル化合物の反応2、珪素化合物
a> (有機)ハロゲン化珪素とヒドロキシル化合物の反応、例えば
(! )(CHi )i St Cj!+HO2cmct−+:CH2→
(CHl)St 02 C−OH: CH2+HCf(ii)Si C1+4H
OCH2CH202C−CH:CH2→
S i (OCH20H202CH:CH2)t +4日C1゜
反応は非水溶媒の溶液中、中程度の過周囲温度、例えばジエチルエーテルの還流
下で、生成HCJ!、を脱除するためにトリエチルアミンなどの脱除剤の存在下
で行なわれる。
3、錫化合物およびチタン化合物
a)有機チタネートまたは有機ジルコネートとヒドロキシル化合物の反応、例え
ば
(t C1H20)4TI+2HO2C−CH:CH2−(i −Ci Ht
0)z T! (02C−CH:Chh )2+21 CI Hr OH
開始物質中の有機基がアルコキシ基の場合、反応生成物中でのアルコキシ基はア
リコールとして表わされる。アルコールが揮発性ならば、それを留去することが
至便である。この反応は有′f!s基として短鎖の例えばCIから06アルコキ
シ基を有する化合物の調製に特に適している。
本発明に用いる被膜組成物は反応性単量体として式(I)の1種またはそれ以上
の化合物を含んでいる。被膜組成物は通常は慣用の1種またはそれ以上の硬化性
被膜樹脂を含む。
これらの被膜樹脂とは、EB照射により架橋して硬化被膜を形成するような1種
またはそれ以上のアクリル酸残基またはメタクリル酸残基を有する低重合体(オ
リゴマー)である。
低重合体としてはアクリル酸単量体またはメタクリル酸単m体を主体にしたもの
が使用される。低重合体はアクリル酸残基またはメタクリル酸残基を予め改質し
たウレタン低重合体、ポリエステル等の他系統の低重合体であってもよい。ある
種の不飽和ポリエステルはそれ自体硬化性であるから、アクリル酸残塁またはメ
タクリル酸残基を結合させずどもそのまま使用することができる。被膜樹脂の適
例を挙げれば、トリメチロールプロパントリメタクリレート等の多価アルコール
のアクリル酸エステル、トリプロピレンジアクリレート等のポリアルキレン低重
合体のアクリル酸エステル、[ポリエステルアクリレート55FJの商品名でバ
・ス・)(B、A、S。
F)から市販されている製品等のアクリル酸を末端基とするポリエステル、[ジ
ノキュアー3131 (Synocure 3131)」の商品名でクレー・バ
レー・プロダクツ・リミテッド(Cray V al ley P roduc
ts L td、 )から市販されいてる製品等のアクリル酸ウレタン低重合体
および「ジノキュアー3104Jの商品名でクレー・バレー・プロダクツ・リミ
テッドから市販されている製品等のアクリル酸エポキシ低重合体がある。
被膜配合物は、式(I)の化合物の溶媒または副溶媒とし゛そ作用することので
きる単量体または低分子量の重合性液状樹脂を含むものであってもよい。これら
の物質の適例はヘキサンジオールジアクリレートおよび2−ヒドロキシエチルア
クリレートとしても知られているエチレングリコールモノアクリレート(EGM
A)であって、後者の物質は式(I)のある種の化合物を製造する際の中間体と
しても使用される。
同物質の量は溶媒能および式<I>の化合物の使用量により変動する。
式(I)の化合物と硬化性樹脂および/または反応性重石体く使用した場合)の
相対比率は重量基準で5:1から1:50、好ましくは1:1から1:40であ
る。経済性の点で硬化性樹脂を比較的多量に使用するのが望ましい。ただし、金
属アクリレートを上記比率以下の量で使用すると、硬化性樹脂自体を用いた場合
と大差のない結果が得られることもある。被膜組成物中に、二酸化チタン等の白
色顔料、着色顔料、カーボンブラック等の黒色顔料、Fe 104等の特殊顔料
などの顔料および染料といった他種成分を配合することもできる。これら他種成
分の比率は所期製品により決まる。有意員の隠蔽顔料を使用せずに明澄な、好ま
しくは透明な無着色の硬化被膜を形成せしめることが実現性のある重要なことで
ある。この被膜は支持体の保護層、ラッカーまたはワニスとして使用できるので
、支持体の表面から透視可能である。同被膜は樹脂含浸積層品や家庭用箔の可視
表面を形成するのに特に有用である。
本発明に用いる支持体はEB硬化による被覆に適したものならば何れの支持体で
もよい。特に本発明はシート状支持体、殊に紙の被覆に適用できるものである。
他の支持体としてプラスチック品、特にプラスチックのシートおよびフィルム、
木材、皮革、ガラス、金属、特に板金がある。E8照射曝露によって不当な損傷
を受けないことが支持体に加えられる主な制限である。
支持体に対する被11iffiは主として被覆硬化支持体の所期最終用途によっ
て決定される。ただし、シート状支持体の場合に見込まれる被覆量は硬化前の被
膜配合物の1から100gm゛′である。紙基材製品の製造に当っての被覆量は
顔料の使用量により変動する。顔料量の少ない場合または顔料無添加の場合の被
膜の被覆量は2から15gF″である。積層品の一部を形成するのに紙支持体を
印刷して被覆せしめる場合、50gm゛″までの被覆量を使用することができる
。被膜を着色した場合、被覆量の一部が、しばしばその大部分が顔料である。
意図とする製品が紙状であれば、顔料被覆量は5がら40u°2であるが、プラ
スチック積層品での同被覆量はそれより高くてもよく、例えば80or’までで
ある。紙以外の支持体における被膜は例えば5から100m=の薄層ラッカーと
して、または100ar’までの厚層ワニスまたは厚層ペイントとして形成でき
る。金属支持体の被覆量は一般に30から8C1a+−2である。EB前照射反
復曝露しても支持体を不当に損傷しないかぎり、多重被覆法により光沢度の高い
被覆囲を達成することができる。必要ならばシート状支持体の両面を同様にして
被覆可能である。ざらに、適切な技法を用いて多重被膜層を単一バスで硬化させ
ることもできる。本発明によって製造されるEB硬化被膜に加えて、必要に応じ
て別の被膜も形成できる。形成技法は各製品に適したU■硬化または熱硬化、溶
媒被覆等である。線量−被覆量の関係を仔細に調べてはいないが、被膜を硬化す
るのに必要な線量は被覆囲に依存することが観察された。線量の標準測定値は実
際上は被硬化被膜に吸収された実線量というよりむしろ照射源出力の尺度である
。被覆支持体にEB前照射輻射するのに用いる方法および装置は慣用のものであ
る。EB装置は単電極または多電極の型式であり、あるいは走査ビームを使用し
てもよい。装置製造業者らは独自の設計を好んで採用している。業者毎にEB装
置が異なっても硬化速度または硬化被膜の物性に有意差は認められなかった。電
子ビームの代表的電圧は50から300 kV、特に約150kvである。ビー
ム電流は所定線量に応じて変動する。EB硬化領域は、酸素を排除するために通
常はガス、特に窒素でシールされる。酸素の存在はビーム強さを著しく低下させ
、および/または硬化反応を急冷もしくは抑制する。
以下に本発明を実施例に基づいて説明する。部およびパーセントは特に定めない
かぎり重量基準である。
実施例S1から367は、本発明に用いる化合物のUA製および物性を示寸合成
例である。実施例S1から813は錫化合物、実施例S20から849は珪素化
合物、実施例S50から856はチタン化合物、実施例S60から367はジル
コニウム化合物をそれぞれ例示する。配合物M1からM2O3に関連した実施例
A1からAlO3は本発明の製造法を例示した応用例と対照である。
便宜上、一般式(I)の化合物中でXが単結合でない化合物を記載する場合、R
2基はアクリレート基として表わされる。例えば −0CR2C8202CG=
CHH1N、EIトキシアクリレート、−[(0(CH2) s Co ) 2
00Hz GHz ()CCH: CH2コ基はシカプリルエトキシアクリレー
トとそれぞれ呼称される。
合成実施例におけるNMRスペクトルのHlはジョーエル・エム・エッチ100
(Joel MHloo)(0分光計により100M1lzで内部基準物質と
してテトラメチルシランを使用して測定した。TRスペクトルはパーキン・エル
マー599 (parkin EIIer 599)の分光光度計により測定し
た。液体試料は薄手フィルムとして、固体試料は従来の炭化水素キャリアー(ヌ
ジョール)により薄手の糊状物として試験に付した。
実施例S1
ジブチルスズ化合物
無水ベンゼン20011!、に酸化ジブチルスズ(24,9g、0.1M>とア
クリル酸(14,l 、0.2M)を加え、水1.8 m! (0,1M)が共
沸留去されるまでその混合物を還流にした。反応混合物を活性炭で脱色し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。ベンゼンを蒸発させて34.10 <理論値の91
%)の粗ジブチルスズを液体として得た。生成物は60℃以上の温度で自然重合
したため、蒸留精製は不能であった。生成物を元素分析(C,H)して次の結果
を得た。
以 比
計算値(%) 44.83 6.45
実測fli(%) 44.97 6.45生成物をTRスペクトルおよびNMR
スペクトル分析して次の結果を得た。
主要信号(am−) : 2961.2930.2875.2865.1730
.1649.1638.1540−1590 (広幅信号)、1405−143
0.1365.1338.1262.1184.1041.983.962.9
15.880.829.719.700−670.630
TRスペクトルは3000から3500011″の領域で広幅信号に欠け、OH
基の存在しないことを示す。17300[lのピークはカルボニル
c=cmとしてそれぞれ指定可能である。
MR
スペクトルの説明:
位 置 性 状 Ht 数 用ニー]L(δ) (積分)
0、7−1,8 1雑多重線 18 ブチルプロトン5、88−6.68 複雑
多重線 6 アクリレ−ドブoトンアクリレート多重線の分析
信号の同定位置(δ)は5.88、5.9、5.98、6。
00、6.09、6.28、6.42、6.48、6.65、6、66、6.6
8、であった。アクリレート基は次のように記載できる。
H′はJH′H”=2HzとJ H − H = 1 0 fizの二重度の1
!11 (δ−6.68、5.98、5.9、5.88)として現われる。
H LJはJH”H−=2HzとJH″H=18Hzの二重度の二重線(δ−6
.68、6.66、6.5、6.48)として現われる。
Hは非対称三重線(δ−6.68、6.28、6.09)として現われる。
元素分析およびスペクトル分析のデータが上記生成物を同定し、また「粗」生成
物が事実上はぼ純粋であることを示している。
実施例S2−38
実施例S1の酸化ジ−n−ブチルスズに代えて二置換酸化スズを使用した以外、
実施例S1に記載の方法に従って次の二置換ジアクリル酸スズを調製した。
S2ニジメチルスズジアクリレート
S3ニジ−〇ープロピルスズジアクリレートS4ニジ−イーツブチルスズジアク
リレートS5ニジオクチルスズジアクリレート
S6:ジデシルスズジアクリレート
S7:ジドデシルスズジアクリレート
S8ニジ−イソペンチルスズジアクリレート得られた化合物のTRスペクトルお
よびNMRスペクトルの分析結果を実施例S1の結果とともに後掲の表81に示
した。
叉1」しLL
トリブチルスズアクリレート
無水ベンゼン(200Illl、)に酸化ビス(トリー〇−ブチルスズ)(11
,7(1,0,0196M)とアクリル酸(2゜82g50.0392M)を加
え、水0.36 nu (0,02M)が共沸留去されるまでその混合物を還流
した。反応混合物を活性炭で脱色し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。ベンゼン
を除去して13.9G(理論値の96%)の固体生成物を得た。
理論値(%) 49.89 8.37
実tlllllff!(%> 50.08 8゜28生成物を実施例S1と同様
にしてIRスペクトルおよびNMRスペクトルの分析に付し、結果を表81に示
した。
実施例S9のアクリル酸に代えてクロトン酸を使用した以外、実施例S9に記載
の方法に従ってジーロープチルスズジクロトネートを合成した。IRスペクトル
およびNMRスペクトルの分析結果を表81に示した。
S10のNMRデータは第三炭素原子上のプロトンを含む(「アクリレート」の
欄)。
実施例S1のアクリル酸に代えてクロトン酸を使用した以外、実施例S1に記載
の方法に従って標題化合物を調製した。
生成物をIRスペクトルおよびNMRスペクトルの分析に付し、結果を表81に
示した。そのNMRスペクトルは実施例810に記載したごときプロトンを含ん
でいる。
実施例S1のアクリル酸に代えて1:1モル比のアクリル酸とクロトン酸の混合
物を使用した以外、実施例S1に記載の方法に従って標題化合物を調製した。生
成物は液体であった。実施例S1と同様にしてIRスペクトルおよびNMRスペ
クトルの分析を行なった。IRスペクトルはOH基倍信号欠け、1730と17
05cr’のピークを示している。両ピークから2個のカルボキシル基が指定で
き、また830CIa′1のピークから炭素−炭素の二重結合が指定できる。別
異のカルボキシル吸収を分明に直接指定することはできない。
MR
スペクトルの説明:
位 置 コニ−a H’ 敗 北−f
5.5−6.3 複雑多重線 3 アクリレートプロトン5.65 二重線 1
クロトネートアルフ?−(J=7Hz> プロトン
6.59−6.93 ’1lfllfi@tlA 1 り0トネ−トヘー1−プ
ロトン
クロトネート基のメチルプロトンおよびビニルプロトンの信号は、アクリレート
プロトンに指定された複雑多重線のパターンであると明確に同定できた。積分値
は完全に符合した。
この実施例で得た生成物は上記説明中では単一化合物であるかのように記載しで
ある。当該生成物は分光分析データに一致して単一化合物つまりジ−n−ブチル
スズアクリレートクロトネートであるが、合成に用いた方法から見て2個の、ビ
ス−カルボキシレートと混合カルボキシレートを含む統計学的混合物ではないか
と考えられる。もしその生成物がこれら3種の予測成分の混合物であるならば、
被膜配合物の配合が混合エントロピーの利用により容易になるものと期待される
。
実施例813
トリブチルスズメトキシド(5o 、0.0155M>と2−とドロキシエチル
アクリレート(1,80,0,0155M)を丸底フラスコ中で混合した。次い
でフラスコを回転型蒸発器に移し、生成するメタノールを0.5時間で抜去した
。
6.5a (理論値の100%)の標題化合物を得た。生成物をIRスペクトル
およびNMRスペクトルの分析に付し、結果を表81に示した。NMRスペクト
ルにおいて ろ=3゜8の小ピークが観測され、このピークがトリブチルスズメ
トキシドの未反応残基と指定された。
実施例814および一施 S15
適切な錫化合物(S14ではトリーハーブチルスズメトキシド、815ではジブ
チルスズメトキシド)と適切なヒドロキシル化合物(S−14では6−ヒドロキ
シエチルアクリレート、815では2−ヒドロキシエチルアクリレート)を錫化
合物中のメトキシド基当りヒドロキシル化合物1モルに対して錫化合物1モルの
モル比で使用した以外、実施例S13に記載の方法に従って次の化合物を調製し
た。
S14:t−ジ−n−ブチルスズへキシロキシアクリレートS15ニジ−n−プ
チルスズエチロキシアクリレート1qられた生成物のNMRスペクトルおよびI
Rスペクトルの分析結果を表81に示した。
実施例S’l 6
n−ブチルスズトリアクリレート
実施例S1の酸化ジ−n−ブチルスズを酸化n−ブチルスズ水酸化塩に代え、ア
クリル酸3モルを使用し、錫化合物の1モル毎に水2モルを共沸留去した以外、
実施例S1に記載の方法に従って標題化合物を調製した。
実施例S20
ジメチルシリコンジー(エトキシアクリレート)2−とドロキシエチルアクリレ
ート(11(J 、0.0974M)、トリエチルアミン(9,6g、0.09
47M)と無水ジエチルエーテル(100mりの水冷混合物にジメチルシリルク
ロリド(6,1a 、0.047M>を徐々に加え、この混合物を2時間還流し
て冷却した。トリエチルアミン塩酸塩の沈澱物を濾去し、濾液から溶媒を脱除し
て6.6g(理論値の81%)の生成物を得た。生成物は加熱により重合したた
め、蒸留精製を試みるも不首尾に終った。IRスベ実施例S20の塩化ジメチル
シリルを塩化珪素化合物に代え、同実施例の2−ヒドロキシエチルアクリレート
に代えて適切なヒドロキシル化合物(S21、S23.338ではアクリル酸、
S22.824−832、S34、S35、S37.840−342では2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート、333では6−ヒドロキシへキシルアクリレート
、S36では12−ヒドロキシドデシルアクリレート、839ではヒドロキシト
リオキシエチレンアクリレート、H(CCH2CH2)102 CCH: CH
2を使用した以外、実施例S20に記載の方法に従って次の化合物を調製した。
S21ニジメチルシリコンジアクリレートS22ニジメチルシリコンジー(エト
キシアクリレート)S23ニドデシルシリコントリアクリレートS24ニドデシ
ルシリコントリー(アクリレート)S25:シリコンテトラ−(エトキシアクリ
レート)826:オクタデシルシリコントリ
ー(エトキシアクリレート)
S27:メチルシリシリコントリ
ー(エトキシアクリレート)
828:メチルフェニルシリコンジ
−(エトキシアクリレート)
S29:ジメチルシリコンジ
=(エトキシアクリレート)
S30 :フェニルシリコントリ
−(エトキシアクリレート)
S31:ベンジルシリコントリ
ー〈エトキシアクリレート)
S32:ビニルシリコントリ
−(エトキシアクリレート)
S33:ビニルシリコントリ
−(ヘキシロキシアクリレート)
S34:メチルビニルシリコンジ
−(エトキシアクリレート)
S35ニジクロヘキシルシリコントリ
ー(エトキシアクリレート)
836:ジメチルシリコンジ
ー(ドデシOキシアクリレート)
S37:アルキルシリコントリー(エトキシアクリレート)838:オクタデシ
ルシリコントリアクリレートS39ニジメチルシリコンジ
ー(トリエトキシアクリレート)
S40 :フェニルー4−メチルフェニルシリコンジー(エトキシアクリレート
)
S41ニジフエニルメチルシリコントリ=(エトキシアクリレート)
$42:フェニルー4−クロロフェニルシリコンジー(エトキシアクリレート)
得られた生成物のIRスペクトルおよびNMRスペクトルの分析結果を表82に
示した。
実施例843−849
実施例820の2−ヒドロキシエチルアクリレートおよび塩化ジメチルシリルを
「トーン100J (Tone 100)の商品名でユニオン・カーバイド((
J n1on Carbide)から市販されているW−ヒドロキシジ力ブリロ
キシエチレンアク!JL/ −トつま’) H[0(CHz)scoコ20CH
2CH202CC: CH2およびトリエチルアミン置換塩化珪素のそれぞれの
適量に代えた以外、実施例S20に記載の方法に従って次の化合物を調製した。
S43:シリコンテトラ
ー(シカプリルエトキシアクリレート)S44ニドデシルシリコントリ
ー(シカプリルエトキシアクリレート)S45:ベンジルシリコントリ
ー(シカプリルエトキシアクリレート)846:フェニルシリコントリ
ー(シカプリルエトキシアクリレート)S47:ビニルシリコントリ
ー(シカプリルエトキシアクリレート)848=メチルシリコントリ
ー〈シカプリルエトキシアクリレート)S49:ジフIニルシリコンジ
ー(シカプリルエトキシアクリレート)得られた物質のIRスペクトルおよびN
M Rスペクトルの分析結果を表82に示した。
実施例350
ジ−イソプロポキシチタンジアクリレート蒸留フラスコ中で氷冷したテトラ−イ
ソプロピルチタネート[〈チタン(IV)イソプロポキシド] (9,55!I
f 、0゜033M)にアクリル酸(4,81J 、0.066M)を加えた。
混合物を回転型蒸発器により37℃、約1mmHa(133Pa)で真空蒸留し
てイソプロパツール約4.4gを除去した。蒸留フラスコ中の生成物はio、I
I;I (理論値の97%)の黄色液体であった。NMRスペクトルの分析結果
を後掲の表83に示した。生成物が急速に加水分解したため、有益なIRスペク
トルを得ることはできなかった。この生成物はNMR分析結果に一致して標題化
合物そのものであるが、実際は多分アクリレートである生成物と多分未反応であ
る開始物質の統計学的混合物ではないかと思われる。得られた生成物は標題化合
物に相応した「平均的」組成を有する。
施例551−856
開始物質のモル比を被調製化合物のそれぞれの理論値に相当するモル比に変更し
、対応量のアルコールを真空留去した以外、実施例S50に記載の方法に従って
次の化合物を調製した。
S51ニジ−イソプロポキシチタンジ
ー(エトキシアクリレート)
S52:チタンテトラ−〈エトキシアクリレート)S53ニジ−(4−ブロモフ
ェノキシ)チタンジー(エトキシアクリレート)
S54ニジ−(3−クロロフェノキシ)チタンジー(エトキシアクリレート)
$55ニジーn−デシロキシチタンジ
ー(エトキシアクリレート)
856:ジベンジロキシチタンジ
ー(エトキシアクリレート)
上記生成物のNMRスペクトルの分析結果を表83に示したく化合物の一部が急
速に加水分解したため、IRスペクトルは有益でない)。
実施例860−867
実施例S50のテトラ−イソプロピルチタネートクロリドおよび2−ヒドロキシ
エチルアクリレートを適正モル比のジルコニウム化合物および適切なヒドロキシ
ル化合物に代えた以外、実施例S50に記載の方法に従って次のジルコニウム化
合物を1iI製した。
$60ニトリ−n−プロポキシジルコニウムアクリレート$61ニトリ−〇−デ
シロキシジルコニウムアクリレートS62ニジ−ローデシロキシジルコニウムジ
アクリレートS63ニジ−〇−オクチロキシジルコニウムジアクリレート
S64:オクタデシロキシジルコニウムジアクリレートS65ニジオクタデシロ
キシジルコイウムジアクリレートS66:n−デシロキシジルコニウムトリアク
リレートS67:ジベンジロキシジルコニウムジアクリレートIRおよびNMR
の分析結果を後掲の表84に示した(化合物S60は加水分解したため、そのI
Rデータは有益でな後続の応用例に用いた物質はつぎの通りである。
物質名/種類 コード/省略形 u’rPRトリプロピレングリコール TPG
DA クレー・バレー・ジアクリレート プロダクツ・
リミテッド
ウレタンアクリレート 3131 クレー・バレー・低重合体 プロダクツ・
(ジノキュアー3131 ) リミテッドエポキシアクリレート 3104 ク
レー・バレー・低重合体 プロダクツ・
(ジノキュアー3104) リミテッドトリメチロールプロパン TMPTA
クレー・バレー・トリアクリレート プロダクツ・
リミテッド
ポリエステルアクリレート PE55F バ・ス・フヘキサンジオール HDD
A クレー・バレージアクリレート プロダクツ・
リミテッド
樹脂配合物 D 070 TPGDA :56.7%、
3131 : 28.5%、
「ガシル・イー・
ビー・エヌ〈Ga5
1f EBN)J:
14.8%含有
*Ga51l EBNはクロスフィルド・リミテッド(Crosfield L
td、 )から入手可能な「艶消」 (非隠蔽)シリカ顔料である。
使用した半無機化合物は対応する合成実施例の番号に合せて「S」番号で表示さ
れる。
線量は基準フィルム線量計を用いて同一照射条件下で測定した数値である。
応用実施例に用いた試験方法を以下に記載する。
111見立二久
被膜組成物試料を紙支持体上に被覆して硬化させる。硬化試料を0.5平方イン
チ(12,5平方■)の機械的布張つまみの下に位置決めし、そのつまみを31
ボンド(1,36ka)の分銅下で1回転させる。布地上のマークを目視評価す
る。硬化度が高くなるにつれて布地のマークは少なくなる。
結果をOから5の数値等級で表わし、0はマーク不存在、3は微マーク、5は即
設マークをそれぞれ意味する。結果は数値の低いほど良好である。
MEK (メチルエチルケトン)綿棒試験被膜組成物試料をホスフェート下塗薄
鋼板上に被覆して硬化させる。MEKに浸漬した綿棒を硬化被膜上に手動により
往復114[させ、被膜を分断するのに要した時間(秒)を測定する。試験を反
復して平均値をめる。硬化度が高くなるにつれて被膜分断時間は長くなる。
アセトンIS!擦試験
被膜組成物試料を紙支持体上に被覆して硬化させる。硬化被膜を機械的アームの
下方に平坦に挟持する。このアームはアセトン浸漬綿棒を紙上に0.5kgの降
下荷重下で「二重摩擦」せしめるものである。被膜を分断するのに要した二重摩
擦回数を測定し、試験を反復して平均値をめる。二重摩擦回数が多くなるにつれ
て硬化度は高くなる。終点の検定を促進するのに試験を中断し、綿棒で摩擦した
領域上に少■の染料溶液(例えばマラカイトグリーンの)を滴下してもよい。
被膜が未分断の状態では染料溶液を残らず拭い去ることができる一方、被膜が分
断している場合には染料は紙支持体を汚染する。
乾式摩耗試験
被膜組成物試料を紙支持体上に被覆して硬化させる。硬化試料を摩擦試験器(「
アセトン摩擦試験」の項で記載したもの)に収容する。微細研磨紙(等級0〇−
英国工業規格871:1962−全粒子が同工業規格の平均砂粒子篩つまり開口
89μmの篩を通過する)で保護したフェルトを試料の硬化面にW!看させ、試
験器の摩擦アームに固定する。試料面の研磨紙を0.5k(Iの降下荷重下で二
重摩擦させる。二重摩擦回数5回毎に研磨紙を取り替え、被膜の摩耗粒子が滑材
として作用するのを防ぎ、また研磨紙の効率低下を防ぐ。少なくとも2回の反復
試験の平均値で結果を表示する。アセトン摩擦試験の場合と同様に、少量の染料
溶液を用いて終点決定を促進することができる。
脆性試験
硬化樹脂層を被覆した紙片を半折させ、折りしわを検査して被膜の破壊度を調べ
る(この破壊度測定を促進するのに少量の染料溶液を使用してもよい)。試料の
順位付けをOから5の脆性増加目盛で行い、Oは無脆化(被膜に現われる破壊皆
無)、5は極端な脆化をそれぞれ示す。
表面接着試験
3インチ(7,6cm)x1インチ(2,5cm)の粘着セロテープ片[セロテ
ープ(3ellotape)−登録商標]を紙支持体上の硬化樹脂層被膜面に均
一に接着させる(気泡が生じないように注意しながら)。粘着テープ片を徐々に
剥離せしめる。テープにより脱除される被1ffiを被膜の支持体に対する接着
性尺度とする。結果をOから5の順位目盛で表わし、0は最良接着つまり被膜脱
除皆無、5は最不良接着をそれぞれ示す。
クロスハツチ(Cross l−1atch)試験クロスハツチ対角線を紙支持
体上の硬化樹脂被膜面に外科用メスを用いて21111間隔に刻設する。切刻溝
部内、特に交点の被膜破片量を調べる。破片Φが多くなるにつれて脆性と接着性
の組合せ物性が低下する。結果を0(最良)から5(最不良)の順位目盛で表わ
す。
鉛筆硬度試験
取り替え自在のQ、5mn+平頭鉛を有する鉛筆ロロトリング(Rotring
)の製品]を縦方向に、水平に展着された紙支持体の樹脂硬化被膜面に鉛が接触
した状態で保持せしめる。紙を鉛の下方に沿って緩かに引っ張る。被膜面の破断
に要した鉛筆鉛の硬度(鉛筆硬度つまりHB、H,2H,3H,>3Hによる表
示)が試験結果である。
上記の大部分の試験における終点の決定は試験に携わった個人の判断に左右され
るものであり、および/または試験結果は格付は目盛つまり相対目盛で表示され
ている。したがって、単一の試験または実験により異種試料を正当に比較できる
とはいっても、別体の実験結果を比較する場合には注意すべきである。
実施例A1
多様の被膜配合物を以下に示すようにして調製した。各配合物を700!l’の
艶消トレーシングペーパーロゲートウエー・ナチュラル・トレーシング(Gat
eway N atural T racing)(GNT)、ウイギンズーフ
イーブ(Wiggins T eaoe>の製品]に被覆させた。被覆はアール
・ケー・プリント・コート<RK Pr1nt Coat )の実験7用コータ
ーを使用して平滑メイヤー(Meyer)ナイフにより、(約)5oi゛’の被
覆量を1と定めた速度で行なった。150kVで作動する実験室用EBB置[エ
ナジー・サイエンスズ・インコーホレーテッド(E nergy 3 cien
ces I nc、 )の製品]を使用し、被膜を変動線間に曝露して硬化させ
た。
被膜配合物の組成、硬化性能および光輝摩擦マークの結果を後掲の表A1に示し
た。配合物M1とM2は対照である。
紙上の被膜は特に定めないかぎり硬化乾燥させたものである。
実施例A2
上述の樹脂配合物DO70を主体として6種の被膜配合物を調製した。その中の
3種は0.5から3%の変動量の化合物S1(ジ−n−ブチルスズジアクリレー
ト)を0070に加えたものであり、伯の3種は類似聞のTPGDAを0070
に加えた対照であった。各配合物を実施例A1の場合と同様にして被覆硬化させ
た。被覆量は約100111’であった。全配合物を5kGyと10kGyの双
方で硬化乾燥させた。前掲のごとくに被覆硬化紙の光輝摩擦マーク試験を行い、
対照と比較した結果を後掲の表A2に示した。
6種の被膜配合物を調製し、実施例A1に記載の700m’の艶消ゲートウェー
・ナチュラル・トレーシングに被覆した。
アール・ケー・プリント・コートの実験7用コーターを使用してM4メイヤーナ
イフにより、速度1で各被膜配合物の試料をホスフェート下塗薄鋼板にも被覆さ
せた。全試料を150 kVで作動するエナジー・サイエンスズの実験至用EB
装置中で硬化した。配合物の組成、被覆硬化綱板のMEK綿棒試験結果および被
覆紙硬化のl1lfiを後掲の表A3に示した。
配合物M9とMloは対照である。
実施例A4
一連のアクリル酸スズ化合物を用いた以外、実施例A3の手順を繰り返した。乾
燥した硬化被膜を紙上に形成するのと同一線量で照射した被膜についてMEK綿
棒試験を行った。
、配合物の組成および得られた結果を後掲の表A4に示した。
実施例A5
アクリル酸スズから成る多様の被膜配合物を調製し、10on−’の支持体ウェ
ブに接着された7Qgn+−”のゲートウェー・ナチュラル・トレーシングに被
覆させた。被覆はデクソンーー1デ/L/164 (Dixon Modell
64)のパイロットプラント用コーターを使用して30m分−1の速度で行っ
た。試料を紙上に流延し、2本の平坦メイヤーナイフにて平滑にした。
引き続き、150kVで作動するニー・ニス・エッチ150(ES)−1150
>の走1[子ビーム装M[オツトー・デュエル(Otto Durr )の製品
]を使用して試料を硬化させた。
配合物の組成および変動線量で硬化した後のサトウ(SATRA)のアセトン摩
擦試験の結果を後掲の表A5に示した。
配合物M23とM24は対照である。
実施例へ6
実施例A5に用いた錫化合物に加えて樹脂または顔料を含む組成とした以外、実
施例A5の手順を繰り返した。3.8kG+/でEB硬化させたアセトン摩擦試
験の結果を後掲の表A6に示した。
実施例A7
実施例A5に用いた錫化合物を種々の珪素化合物とチタン化合物に代えた以外、
実施例A5の手順を繰り返した。結果を後掲の表A7に示した。
実施例へ8
既述の各種化合物を含む被膜配合物試料を調製し、長尺なトレーシングペーパー
(ゲートウェー・ナチュラル・トレーシング)に被覆させた。次いでニー・ニス
・エッチ150EB硬化装置中で、窒素ガスシールにより酸素を脱除して硬化さ
せた。EB硬硬化域域中酸素間は1001)l)III以下、主として30 p
pm以下であった。被膜を行うに当り、10m分−1の速度で移動するトレーシ
ングペーパーウェア上に各配合物を塗工し、塗料を担持したウェブを固定型平坦
均しナイフの下方に通過させて塗料を展延平滑にした。この種の単純塗工法によ
ると、塗工速度および配合物粘度により大きく左右される被膜量を綿密に制御す
ることはできない。被膜量の測定値は1から15u−’であって、個々の試料に
多少のバラツキが生じた。しかし、被膜を硬化するのに必要な線量が被覆量によ
って変動するという形跡は認められなかった。被膜を各種のEB照射線最に曝露
して硬化に要する線量を調べた。被膜の硬化性を指頭摩擦試験により評価した。
この摩擦試験を介し、未硬化の被膜つまり未だ湿潤状態または指頭FJ擦により
地肌汚れが起きる被膜と、硬化被膜つまり乾燥状態で指頭摩擦の地肌汚れを起こ
さない被膜とを識別した。配合物の組成および硬化型線量を後掲の表へ8に示し
た。配合物M40゜M2SとM56は周囲温度で固体であるか、またはその温度
で固体の物質を含むものであったので、被覆を容易にするために約50℃に加熱
した。被覆量の平均測定II(am−’)はM2Sで2.2、M51で7.1、
M53で8であった。配合物M40からM47は85 am−”のトレーシング
ベーパーに、M2SからM2Sは75 u−’のトレーシングベーパーにそれぞ
れ被覆した。
実施例A9
各種樹脂試料を紙ウェブに被覆し平滑化後に2.5から6OkGVの線量でEB
硬化させた。これらの試料の試験結果を後掲の表A9aから表△9rに示した。
樹脂間に見られる被覆石の変動は主に樹脂粘度の変動、結果的には樹脂塗料を展
延する際の延しナイフの効率に起因するものである。
試験結果に示されているように、本発明に基づく被膜(配合物M61からM2O
を用いた被膜)は対照(配合物M59とM2Oを用いた被膜)に比較して、特に
低線量の場合に優れたrlJ擦耐擦合性揮する。本発明の被膜の中で、錫化合物
で形成したものは硬質度および溶媒耐性に秀れる傾向にあり、珪素化合物で形成
したものは靭性に秀れる傾向にあった。珪素化合物で形成した被膜の脆化耐性は
高線量の場合に対照よりも顕著に高いものであった。
ジルコニウム、チタンの両化合物とも硬化可能ではあるが、特にチタン化合物の
活性は錫、珪素の両化合物の活性に比べて相当に低いことが上記結果および実施
例A7の結果から判断できる。
実施例A11
化合物から843から849の試料である配合物M84からM2Oおよび配合’
If!JM82とM2S(対照)を70/75a m Jのゲートウェー・ナチ
ュラル・トレーシングに、塗工速度を20m分−1にした以外は実施例A5と同
様にして被覆させた。次いで各種のEB照射線口を用いて輻射した。硬化被膜シ
ートの試験結果を後掲の表A11aから表11cに示した。アセトンに代えてイ
ソプロパツールとヘキサンを用いた以外、アセトン摩擦試験と同様にしてイソプ
ロパノ−ルーヘキサン摩擦耐性試験を行った。S43から849で形成した被膜
はアセトンなどの極性溶媒に対するよりも非極性溶媒に対して比較的強い耐性を
示した。これらの被膜はまた対照よりも比較的硬く、かつ脆さも低いものであっ
た。
実施例Al2
一般式<I)のMの異なる化合物を組み合わせれば特に優れた結果が得られた。
配合物M92および化合物31(ジブチルスズジアクリレート)とS4[ドデシ
ルシリコントリー(エトキシアクリレート)]の混合物を用いて実施例A5の手
順を繰り返したところ、後掲の表A12に示す結果を得た。
配合物M91はTPODAを用いた対照である。
実施例A13
配合物M93からM2O3を使用、実施例A5と略同様にして別の試料を被覆硬
化した。各配合物に用いた化合物および得られた結果を後掲の表A13に示した
。
表A1
六−八2
= : 少なくとも対照と同程度
+ : 対照より良好
表A3
**マーク付けに綿棒始動
入−ΔA
表A5
* 1.9kGVでは硬化せず
入−Δ旦
*塗工に際して平坦均しナイフ1本とN006ナイフ1本使用表A7
L」旦
表A10
表A12
青−Δ11
国際調査報告
prr<x τ0フ一 :NTERNATIONAL 5EARCS! REP
ORτ Oh
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 〔1〕少なくとも一面に重合体の硬化被膜を有する支持体を製造する方法におい て、該支持体上に次の一般式(I)R′mMR2n…(I) で表わされる少なくとも1種の化合物を含む硬化性被膜組成物の層を形成せしめ 、該層を電子ビーム照射に曝露して硬化せしめることから成る製造法、ただし該 式中においてRlはそれぞれ独立して少なくとも1種のアルコキシ基もしくはポ リオキシアルキレン基で任意に置換されたアルキル基;アルケニル基;シクロア ルキル基;アラルキル基;または少なくともアルキル基もしくはアルコキシ基ま たはハロゲン原子で任意に置換されたアリール基を示し、R2はそれぞれ独立し て次式の基 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Xは単結合;次式の基 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R4はC1からC4のアルキル基を示し、pは1から3の整数を示す) ;C2からC16のアルキレン基;または次式の基 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R4およびpは上記定義に同じであり、rは3から 8の整数を示し、Sは1から3の整数を示す)を示し、Rlは水素原子もしくは メチル基を示す]を示し、nは1から4の整数を示し、 mは(4−n)を示し、 Mは錫原子もしくは珪素原子または▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式 、化学式、表等があります▼もしくは▲数式、化学式、表等があります▼の基を 示す。 (2)Rlがそれぞれ独立してC1からC20のアルキル基;C2からC4のア ルケニル基;C5からC7のシクロアルキル基;ペンジル基、フェニルエチル基 もしくはジフェニルメチル基;または少なくとも1種のC1からC5のアルキル 基もしくはClからC5のアルコキシ基またはハロゲン原子で任意に置換された フェニル基もしくはナフチル基を示す請求の範囲第1項記載の製造法。 (3)Xが単結合、次式の基 ▲数式、化学式、表等があります▼ C2からC■のアルキレン基または次式の基▲数式、化学式、表等があります▼ を示す請求の範囲第1項または第2項記載の製造法。 (4)Mが珪素原子もしくは錫原子を示し、R3とR4のそれぞれが存在する場 合は水素原子を示し、およびnが2もしくは3の整数を示す請求の範囲第1項か ら第3項のいずれか1項記載の製造法。 (5)該硬化性被膜組成物の層が次の一般式(Ia)▲数式、化学式、表等があ ります▼(Ia)(式中、R1、mおよびnは請求の範囲第1項に記載の定義に 同じである)で表わされる少なくとも1種の錫化合物を含み、該層を電子ビーム 照射に曝露して硬化せしめる特許請求の範囲第1項から第4項のいずれか1項記 載の製造法。 (6)該硬化性被膜組成物の層が次の一般式(Ib)▲数式、化学式、表等があ ります▼(Ib)(式中、R1、mおよびnは請求の範囲第1項に記載の定義に 同じであり、Xlは単結合でないこと以外は請求の範囲第1項に記載の定義に同 じである)で表わされる少なくとも1種の珪素化合物を含み、該層を電子ビーム 照射に曝露して硬化せしめる請求の範囲第1項から第4項のいずれか1項記載の 製造法。 (7)請求の範囲第5項に記載の一般式(Ia)で表わされる少なくとも1種の 化合物と、請求の範囲第6項に記載の一般式(Ib)で表わされる少なくとも1 種の化合物との混合物を使用する請求の範囲第1項記載の製造法。 (8)該支持体が紙である請求の範囲第1項から第7項のいずれか1項記載の製 造法。 (9)特許請求の範囲第1項から第8項のいずれか1項記載の製造法によって製 造されたプラスチック積層品または家庭用箔。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8414705 | 1984-06-08 | ||
GB848414705A GB8414705D0 (en) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | Coating substrates |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61502539A true JPS61502539A (ja) | 1986-11-06 |
Family
ID=10562149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60502515A Pending JPS61502539A (ja) | 1984-06-08 | 1985-06-07 | 被覆支持体 |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4748087A (ja) |
EP (1) | EP0183764B1 (ja) |
JP (1) | JPS61502539A (ja) |
CN (1) | CN85106072A (ja) |
AT (1) | ATE30922T1 (ja) |
AU (1) | AU568024B2 (ja) |
DE (1) | DE3561019D1 (ja) |
DK (1) | DK5486D0 (ja) |
FI (1) | FI79546C (ja) |
GB (1) | GB8414705D0 (ja) |
NO (1) | NO860051L (ja) |
WO (1) | WO1986000084A1 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62234088A (ja) * | 1986-03-26 | 1987-10-14 | ダウ・コ−ニング・コ−ポレ−シヨン | 有機ケイ素化合物 |
JP2001342381A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-12-14 | Sanyo Chem Ind Ltd | コーティング剤及び塗被物 |
US8211990B2 (en) | 2008-05-16 | 2012-07-03 | Asahi Glass Company, Limited | Polymerizable compound, photocurable composition, optical element and optical head device |
KR20160134505A (ko) * | 2015-05-13 | 2016-11-23 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 피복 물품의 제조 방법, 도료 및 적층체 |
JP2016210749A (ja) * | 2015-05-13 | 2016-12-15 | 信越化学工業株式会社 | 紫外線吸収性有機ケイ素化合物、塗料、及び積層体 |
JP2020070239A (ja) * | 2018-10-29 | 2020-05-07 | 信越化学工業株式会社 | (メタ)アクリロイル基含有オルガノシロキサン |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU584199B2 (en) * | 1985-05-17 | 1986-11-20 | Nippon Paint Co., Ltd. | A hydrolyzable resin composition and an antifouling coating composition containing the same |
NL1000614C2 (nl) * | 1995-06-20 | 1996-12-23 | Leer Koninklijke Emballage | Werkwijze voor het vervaardigen van een gelamineerd produkt. |
US6488993B2 (en) | 1997-07-02 | 2002-12-03 | William V Madigan | Process for applying a coating to sheet metal |
DE19923118A1 (de) * | 1999-05-19 | 2000-11-23 | Henkel Kgaa | Chromfreies Korrosionsschutzmittel und Korrosionsschutzverfahren |
US6399672B1 (en) * | 1999-06-02 | 2002-06-04 | Sartomer Technologies Co., Inc. | Oil soluble metal-containing compounds, compositions and methods |
GB2352718A (en) | 1999-08-04 | 2001-02-07 | Coates Brothers Plc | Photoinitiators |
GB0523340D0 (en) * | 2005-11-16 | 2005-12-28 | Ciba Sc Holding Ag | Manufacture of esters |
KR20140084267A (ko) * | 2011-10-25 | 2014-07-04 | 유니-픽셀 디스플레이스, 인코포레이티드 | 디스플레이 장치를 위한 가요적인 내스크랫치성 필름 |
US9315636B2 (en) * | 2012-12-07 | 2016-04-19 | Az Electronic Materials (Luxembourg) S.A.R.L. | Stable metal compounds, their compositions and methods |
JP6196897B2 (ja) | 2013-12-05 | 2017-09-13 | 東京応化工業株式会社 | ネガ型レジスト組成物、レジストパターン形成方法及び錯体 |
WO2016037871A1 (de) * | 2014-09-08 | 2016-03-17 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Biologisch abbaubare, in der medizintechnik oder in der biologie einsetzbare hybridpolymere, ausgangs-silane hierfür sowie deren herstellungsverfahren und verwendung |
FR3089223B1 (fr) * | 2018-12-03 | 2022-05-06 | Arkema France | Sels métalliques éthyléniquement insaturés à base de zirconium et de lanthane |
TWI719394B (zh) * | 2019-01-25 | 2021-02-21 | 達興材料股份有限公司 | 添加劑及其應用 |
CN111153926A (zh) * | 2020-01-14 | 2020-05-15 | 衢州学院 | 一种紫外光固化超疏水涂层用有机硅化合物及其制备方法 |
US11352452B2 (en) | 2020-08-19 | 2022-06-07 | Akita Innovations Llc | Articles and methods related to labile crosslinking moieties |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB600721A (en) * | 1944-09-25 | 1948-04-16 | Du Pont | Improvements in and relating to the preparation of salts of organic acids |
GB600722A (en) * | 1944-09-25 | 1948-04-16 | Du Pont | Improvements in and relating to the preparation of salts of organic acids |
GB733224A (en) * | 1950-11-29 | 1955-07-06 | Titan Co Inc | Titanium organic compounds |
US3398210A (en) * | 1963-06-17 | 1968-08-20 | Dow Corning | Compositions comprising acryloxyalkylsilanes and unsaturated polyester resins |
GB1153813A (en) * | 1967-06-13 | 1969-05-29 | Hughes Aircraft Co | Photopolymers and the process of making same |
CA952061A (en) * | 1970-11-30 | 1974-07-30 | Lewis S. Miller | Formation of coatings from thixotropic radiation-curable organic coating compositions |
DE2425970A1 (de) * | 1974-05-30 | 1976-01-02 | Basf Ag | Komplexe basischer zirkonium- und aluminiumsalze |
US4084021A (en) * | 1974-10-08 | 1978-04-11 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Method for rendering substrates resistant to abrasion |
CA1103266A (en) * | 1975-05-15 | 1981-06-16 | Salvatore J. Monte | Alkoxy titanate salts useful as coupling agents |
GB1506921A (en) * | 1976-03-24 | 1978-04-12 | Marler Ltd E | Labels |
US4332879A (en) * | 1978-12-01 | 1982-06-01 | Hughes Aircraft Company | Process for depositing a film of controlled composition using a metallo-organic photoresist |
US4303485A (en) * | 1979-08-20 | 1981-12-01 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Ultraviolet polymerization of acrylate monomers using oxidizable tin compounds |
GB2089826B (en) * | 1980-12-18 | 1985-01-03 | Gen Electric | Abrasion resistant ultraviolet light curable hard coating compositions |
EP0090556A1 (en) * | 1982-03-22 | 1983-10-05 | The Wiggins Teape Group Limited | Improvements in dimensionally stabilized paper |
US4435461A (en) * | 1982-10-19 | 1984-03-06 | Scott Paper Company | Method of providing a surface effect in a release paper product |
-
1984
- 1984-06-08 GB GB848414705A patent/GB8414705D0/en active Pending
-
1985
- 1985-06-07 EP EP85902617A patent/EP0183764B1/en not_active Expired
- 1985-06-07 WO PCT/GB1985/000250 patent/WO1986000084A1/en active IP Right Grant
- 1985-06-07 AT AT85902617T patent/ATE30922T1/de not_active IP Right Cessation
- 1985-06-07 AU AU44318/85A patent/AU568024B2/en not_active Ceased
- 1985-06-07 DE DE8585902617T patent/DE3561019D1/de not_active Expired
- 1985-06-07 JP JP60502515A patent/JPS61502539A/ja active Pending
- 1985-07-11 CN CN198585106072A patent/CN85106072A/zh active Pending
-
1986
- 1986-01-07 DK DK5486A patent/DK5486D0/da not_active Application Discontinuation
- 1986-01-08 NO NO860051A patent/NO860051L/no unknown
- 1986-01-08 FI FI860082A patent/FI79546C/fi not_active IP Right Cessation
-
1987
- 1987-09-25 US US07/102,266 patent/US4748087A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62234088A (ja) * | 1986-03-26 | 1987-10-14 | ダウ・コ−ニング・コ−ポレ−シヨン | 有機ケイ素化合物 |
JP2001342381A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-12-14 | Sanyo Chem Ind Ltd | コーティング剤及び塗被物 |
US8211990B2 (en) | 2008-05-16 | 2012-07-03 | Asahi Glass Company, Limited | Polymerizable compound, photocurable composition, optical element and optical head device |
KR20160134505A (ko) * | 2015-05-13 | 2016-11-23 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 피복 물품의 제조 방법, 도료 및 적층체 |
JP2016209874A (ja) * | 2015-05-13 | 2016-12-15 | 信越化学工業株式会社 | 被覆物品の製造方法、塗料及び積層体 |
JP2016210749A (ja) * | 2015-05-13 | 2016-12-15 | 信越化学工業株式会社 | 紫外線吸収性有機ケイ素化合物、塗料、及び積層体 |
JP2020070239A (ja) * | 2018-10-29 | 2020-05-07 | 信越化学工業株式会社 | (メタ)アクリロイル基含有オルガノシロキサン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4748087A (en) | 1988-05-31 |
AU568024B2 (en) | 1987-12-10 |
FI79546C (fi) | 1990-01-10 |
CN85106072A (zh) | 1987-01-07 |
AU4431885A (en) | 1986-01-10 |
DK5486A (da) | 1986-01-07 |
GB8414705D0 (en) | 1984-07-11 |
EP0183764A1 (en) | 1986-06-11 |
DK5486D0 (da) | 1986-01-07 |
FI79546B (fi) | 1989-09-29 |
WO1986000084A1 (en) | 1986-01-03 |
FI860082A (fi) | 1986-01-08 |
ATE30922T1 (de) | 1987-12-15 |
FI860082A0 (fi) | 1986-01-08 |
NO860051L (no) | 1986-01-08 |
DE3561019D1 (en) | 1987-12-23 |
EP0183764B1 (en) | 1987-11-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS61502539A (ja) | 被覆支持体 | |
US3551235A (en) | Radiation-curable compositions | |
US4239866A (en) | Curable coating composition | |
JP4675461B2 (ja) | 界面活性光開始剤 | |
TWI244495B (en) | Process for producing coatings siloxane photoinitiators | |
CN109642023B (zh) | 含氟醚化合物的制造方法 | |
JPH0912650A (ja) | 紫外線硬化性エポキシシリコーンブレンド組成物 | |
GB2292740A (en) | Alkoxyphenyl-substituted bisacylphosphine oxides | |
JPS6342674B2 (ja) | ||
ITMI990376A1 (it) | Composizione fotoinduribil3e pigmentata | |
CN107072924B (zh) | 指甲或人工指甲的面漆用光固化性组合物 | |
JP2004515612A (ja) | 界面活性光開始剤 | |
EP1472292B1 (en) | Surface-active siloxane photoinitiators | |
EP0304886A2 (de) | Oligomere Benzilketale und ihre Verwendung als Photoinitiatoren | |
EP0169295B1 (de) | Organopolysiloxane, Verfahren zu ihrer Herstellung und Verwendung dieser Organopolysiloxane | |
JP2015089907A (ja) | ビニルエーテル系樹脂組成物 | |
JPH0148935B2 (ja) | ||
US5436281A (en) | Radiation-curable organopolysiloxane | |
TW445286B (en) | Radiation-polymerizable composition, film produced thereform and method for forming a coating on a substrate using the composition | |
JP6923782B2 (ja) | 爪または人工爪被覆用光硬化性組成物 | |
DE19718634A1 (de) | Strahlungs- oder thermischhärtende Organosiloxanmassen mit (Methyl)styrolgruppen | |
Schroeter | Radiation curing of coatings | |
Huang et al. | Bis (trimethylsilyl) amino modified Type Ⅱ photoinitiators can alleviate oxygen inhibition of near-UV LED photopolymerization due to moisture induced decomposition of initiators | |
JPS6248772A (ja) | 被覆組成物 | |
JP2004010771A (ja) | ラジカル重合性樹脂組成物、繊維強化ラジカル重合性樹脂組成物および土木建築材料用ラジカル重合性樹脂組成物 |