JPS61502508A - 電磁界を遮蔽する金属キヤビネツトのシ−ル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｎ磁界を遮蔽する金属キャビネットのシール装置技術分野 本発明は、ドアの縁に沿って金属製ガスケットを圧縮することのできる、電磁界 に対し遮蔽体として使用される金属キャビネットのシール装置に係る。

電磁界は自然界に存在し、また電気設備や電子設備によっても生じる。この電磁 界はその他の電子設備の機能を阻害することがある。そうした電子設備の使用が 増えるにつれて、障害または妨害の問題が頻発するようになってきている。電磁 界が電子設備に影響を及ぼすのを防ぐこともできるが、これとは別に、そうした 電子設備を閉じられた金属製ケースに組み込むことも行なわれている。

背景技術 電子設備に用いるキャビネット、いわゆる装置キャビネットの構造に関する問題 点は、キャビネットのドアを効果的にシールすることにある。

以前から提案されてきたそうしたシールを形成する方法は、フレーム全体を取り 囲む金属製接触体を用いて、ドアとフレームが互いに当接することができるよう になっている。しかしながらこの方法では、信頼性は製造時の許容誤差に負うと ころが大きい。

他の周知の方法には、ドアの縁に沿って金属製シールストリップを使用するもの がある。しかしながらこの方法には、ドアの掛は止め手段に大きな負担が加わり 、しかもドアを歪める傾向のある問題が生じている。

どの方法を適用するかに関係なく、左右に並列に掛は止められた一対のドアを持 つキャビネットにおいて、当該ドアの間に効果的なシールを構成することにも問 題点がある。

発明の開示 本発明の目的は、ドアとドアフレームとの間のジヨイント装置並びに２つのドア の間のジヨイント装置に使用することのできるシール装置を提供することにある 。

問題点は枢動可能な細長いエレメントにより解消される。この細長いエレメント は、ドアを閉鎖する一方の端部位置に動かされる場合、ドアを歪ませたり当該ド アの掛は止め手段に力をかけ過ぎないで、前述のジヨイント内で金［ガスケット を圧縮することができる。

本発明は、請求の範囲の開示事項に特徴がある。

図面の簡単な説明 添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。第１図は、装置キャビネットを図 示している。第２図から第４図は、断面にして上方から見た、キャビネットの様 々なドアジヨイントを示している。とりわけ第２図は、２つのドアの間のジヨイ ントを示している。第３図は、ドア掛は止め手段の箇所にあるドアとドアフレー ムとの間のジヨイントを示している。また第４図は、１枚ドアのキャビネットの ドアの閉鎖縁とドアフレームとの間のジヨイントを示している。第５図と第６図 は、これらジヨイントに設置することのできるガスケットの具体例を示している 。

発明を実施するための最良の形態 第１図に係る装置キャビネットは２つのドア１および２を備えている。細長いエ レメント３，４および５がドアに取り付けられ、ドアの枢軸に平行に位置してい る。

エレメント３と４は、例えばねじ込みジヨイント等の固定手段によりドアに強固 に取り付けられている。またエレメント５はドアに対し枢動可能であ゛る。保持 手段６を用いて、エレメント５を端部位置に保持することができる。

第２図は細長いエレメント５を断面で図示し、ドア１と２の間をどのようにして 効果的にシールしているかを示している。エレメントは一方の側部を掛は止めさ れ、ピンクの廻りを枢動することができる。これらピンは、ドア２の垂直縁に隣 接して当該ドアの上側′縁部分と下側縁部分に取り付けられていて、比較的長さ が短くなっている。この枢軸の付近に、エレメントは内向きの細長い接触面１ｏ を備えている。エレメントが図示の＠部位置に向けられている場合、接触面１０ はトラフ状の突起１１、の外側に係合しようとする。前記トラフ状の突起はドア ２から突き出し、また金１１１ｊの圧縮可能なガスケット１２を収容している。

ドアを閉じると、このガスケットは１ア１の垂直縁部分にある当接部１３に係合 する。

この垂直縁部分はＵ字形の断面を備えており、エレントを端部位置に動かした場 合、突起１１に圧力が加わり、結果的にガスケット１２に圧力が加わるようにな っている。接触面１０とは反対に向いているエレメントの細長い接触面８は、ド アの縁部分にある第２の当接部９に接触するようになっている。

前述の装置によりガスケット全体に沿い、均一に分散された圧力が加わる。その 結果、両方のドアの間のジヨイントを効果的にシールできる。このシールは、エ レメントのてこ作用により比較的大きな圧力でガスケットが圧縮されることによ る。このシールは、エレメントを掛は止めているピンに力がかかり過ぎずしかも ドアを歪めないで行なわれる。

ドアは、第２図には図示されていないが先に述べた保持手段６を持つエレメント により、ｖＩｍ位置に保持されている。前記保持手段は通常のスライドボルトに することもできる。この保持手段により、また接触面８を押圧する図示されてい ない当接部を備え、たドアフレームの水ことができる。

ドアを開く場合、先ずエレメント５を外向きに回転しなくてはならない。この動 作の後にドア２を開き、次いでドア１を開くことができる。

第３図は、どのようにシール装置をドアとドアフレームとの間のジヨイントに用 いるかを図示している。ドアは、第１図に従って細長いエレメント３の取り付け られたドア１に相当している。ドアのヒンジとして礪能するエレメントはドアフ レームに枢動可能に取り付けられ、例えばねじ込みジヨイント等の固定手段１５ によりドアに強固に取り付けられる。このエレメントは保持手段を備えていない 点を除き、前述したエレメントと同じである。ドアが閉じている間、Ｕ字形の断 面をしたドアフレームの縁部分にある当接部１７にガスケット１２は圧縮され、 また接触口８は縁部分の第２の当接部１６に対し圧接される。

またガスケットに沿って均一に分散された比較的大きな圧力によりガスケットは 圧縮され、閉鎖されたドアの効果的なシールが行なわれる。このシールは、エレ メントを掛は止めているビンに力がかかり過ぎずしかもドアを歪めないで行なわ れる。

第４図は、１枚ドアキャビネットのドア１９の閉鎖縁とドアフレームとの間のジ ヨイントにどのようにシールが行なわれるかを図示している。エレメント５と同 じ実施例の細長いエレメント１８は、既に参照番号１４で示したようなドアフレ ームに隣接して、ドアに枢動可能に掛は止めされている。シールは第３図のジヨ イントと同取り付けられていない点で異なっている。第２図の細長いエレメント ５の例と同じように、当接エレメント１８も図示されていない保持手段を備えて いる。この保持手段によりエレメントを図示の端部位置に保持して、ドアを閉じ ておける。

ドアすなわちキャビネットドアの水平縁は、概して垂直縁より大幅に短い。従っ てドアを歪めないで、水平縁に沿ったガスケットを圧縮することができる。

金属製ガスケット１２の様々な具体例が、第５図と第６図に図示されている。第 ５図によれば、金属製ガスケットは丸い断面の細長い弾性コア２１の廻りに金属 製ネット２ｏを編んだものから作られている。

第６図では、ガスケットはくし状プレートから作られている。このくし状プレー トの歯は端部が曲げられていて、また異なったｔ＠斜面を備えている。従ってガ スケットをｖＡ疎い空間に嵌めることができる。

どの程度のシール能力を必要とするかに応じ、ガスケットを製作する種々の金属 を選択することができる。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．電磁界を遮蔽するのに使用される、ドアの縁に沿つて金属製ガスケツトを圧 縮することのできる金属キヤビネツトのシール装置にして、当該シール装置は細 長いエレメント（３、５、１８）を備え、当該エレメントの長さは隣接するドア 縁の長さに少なくとも概ね一致し、またこのエレメントはドアの枢軸に平行な軸 （７）の廻りを枢動することができ、前記軸に隣接してエレメントは第１の細長 い接触面（１０）を備え、エレメントを一方の端部位置枢動る場合、当該エレメ ントはてこ作用によりガスケツト（１２）を圧縮するもので、このエレメントは 、さらに第２の細長い接触面（８）を備え、当該第２の細長い接触面は当接部（ ９、１６）に同時に係合するストリツプエレメント上に配置され、ガスケツトに 加わる圧力によりドアが歪むのを防止していることを特徴とするシール装置。 ２．エレメント（５）にドア（２）の閉鎖縁の位置に掛け止めされ、当接部（９ ）が隣接するドア（１）の閉鎖縁から突き出ている細長い突起を有していること を特徴とする請求の範囲第１項に記載の装置。 ３．エレメント（５）が保持手段（６）を備え、この保持手段によりエレメント を前記端部位置に保持できることを特徴とする請求の範囲第２項に記載の装置。 ４．エレメント（３）はドア｛１）に強固に取り付けられ、ドアをキヤヒネツト のドアフレーム（１４）に掛け止めるためのヒンジを構成していることを特徴と する請求の範囲第１項に記載の装置。 ５．ガスケツト（１２）は、金属製ネツト（２０）により取り囲まれた弾性コア （２１）を有していることを特徴とする請求の範囲第１項から第４項のいずれか 一つの項に記載の装置。 ６．ガスケツト（１２）は金属製のくし状手段を有し、当該くし状手段の歯は端 部が曲げられていて、異なつた傾斜を持つ少なくとも２つのグループを形成して いることを特徴とする請求の範囲第１項から第５項のいずれか一つの項に記載の 装置。